JPH0810116A - 額ぶち - Google Patents
額ぶちInfo
- Publication number
- JPH0810116A JPH0810116A JP14951294A JP14951294A JPH0810116A JP H0810116 A JPH0810116 A JP H0810116A JP 14951294 A JP14951294 A JP 14951294A JP 14951294 A JP14951294 A JP 14951294A JP H0810116 A JPH0810116 A JP H0810116A
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- JP
- Japan
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- frame
- plate
- picture
- fitted
- back plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 収納ケースの表側から絵を嵌め込むことを可
能にし、所望の位置に正確かつ迅速に絵をセットするこ
とを可能にした額ぶちを提供する。 【構成】 額ぶち1は、外枠2、内枠3、保護板4およ
び係止ピン5から構成される。背板7の外周端に絵Pよ
り僅かに大きい程度の枠径をもって装飾枠8が起ち上げ
られる。背板7の板面には、装飾枠8の内周に沿って所
定間隔位置に楕円弧状の貫通穴9が形成されている。内
枠3には、環状の押さえ板10に舌板11が形成され、
舌板11の中央のピン穴14には、係止ピン5が嵌合可
能になっている。額ぶち1に絵Pをセットする場合、ま
ず、外枠2の背板7の上に絵を置き、次いで、保護板4
を載せた後、外枠2に内枠3を嵌め合わせ、貫通穴9に
舌板11を嵌合する。次いで、背板7の背後でピン穴1
4に係止ピン5を挿入して外枠2と内枠3とが外れない
ように保持する。
能にし、所望の位置に正確かつ迅速に絵をセットするこ
とを可能にした額ぶちを提供する。 【構成】 額ぶち1は、外枠2、内枠3、保護板4およ
び係止ピン5から構成される。背板7の外周端に絵Pよ
り僅かに大きい程度の枠径をもって装飾枠8が起ち上げ
られる。背板7の板面には、装飾枠8の内周に沿って所
定間隔位置に楕円弧状の貫通穴9が形成されている。内
枠3には、環状の押さえ板10に舌板11が形成され、
舌板11の中央のピン穴14には、係止ピン5が嵌合可
能になっている。額ぶち1に絵Pをセットする場合、ま
ず、外枠2の背板7の上に絵を置き、次いで、保護板4
を載せた後、外枠2に内枠3を嵌め合わせ、貫通穴9に
舌板11を嵌合する。次いで、背板7の背後でピン穴1
4に係止ピン5を挿入して外枠2と内枠3とが外れない
ように保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絵画、写真、ポスター
等の展示に用いて好適な額ぶちに関する。
等の展示に用いて好適な額ぶちに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、絵画や写真等を壁に展示する際
には額ぶちが用いられる。従来の額ぶちは、例えば、フ
レームとガラス板とが一体になった収納ケースに絵をは
め込み、収納ケースの裏面に蓋板を取り付ける構造にな
っている。
には額ぶちが用いられる。従来の額ぶちは、例えば、フ
レームとガラス板とが一体になった収納ケースに絵をは
め込み、収納ケースの裏面に蓋板を取り付ける構造にな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の額ぶちによると、収納ケースの裏側から絵を
セットするため、セット時に絵の配置等を見ながら操作
することが困難で、絵が逆向きになったり、また、絵が
傾いたままセットされやすいという問題がある。このよ
うな場合、収納ケースから蓋板を外して絵を入れ直すの
は面倒であり、特に、大型サイズの絵を収納する場合に
は、展示作業が煩雑になりやすいものである。
うな従来の額ぶちによると、収納ケースの裏側から絵を
セットするため、セット時に絵の配置等を見ながら操作
することが困難で、絵が逆向きになったり、また、絵が
傾いたままセットされやすいという問題がある。このよ
うな場合、収納ケースから蓋板を外して絵を入れ直すの
は面倒であり、特に、大型サイズの絵を収納する場合に
は、展示作業が煩雑になりやすいものである。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、収納ケースの表側から絵を嵌め込
むことを可能にし、所望の位置に正確かつ迅速に絵をセ
ットすることを可能にした額ぶちを提供することを目的
とする。
めになされたもので、収納ケースの表側から絵を嵌め込
むことを可能にし、所望の位置に正確かつ迅速に絵をセ
ットすることを可能にした額ぶちを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】そのために本発明の額
ぶちは、所定形状に形成される背板の外周部に装飾枠を
起ち上げ、前記背板の板面に前記装飾枠の内周に沿って
所定間隔で貫通穴を形成してなる外枠と、前記装飾枠の
内周部に嵌合可能な押さえ板を有し、この押さえ板の外
周端に、前記貫通穴に嵌合可能な舌板を形成してなる内
枠と、前記舌板のピン穴に嵌合可能に形成され、前記貫
通穴に前記舌板を係止可能な係止ピンとを備えたことを
特徴とする。また、本発明の額ぶちは、所定形状に形成
される背板の外周部に装飾枠を起ち上げ、前記背板の板
面に前記装飾枠の内周に沿って所定間隔で貫通穴を形成
してなる外枠と、前記装飾枠の内周部に嵌合可能な押さ
え板を有し、この押さえ板の外周端に、前記貫通穴に嵌
合可能な弾性ピンを形成してなる内枠とを備えたことを
特徴とする。
ぶちは、所定形状に形成される背板の外周部に装飾枠を
起ち上げ、前記背板の板面に前記装飾枠の内周に沿って
所定間隔で貫通穴を形成してなる外枠と、前記装飾枠の
内周部に嵌合可能な押さえ板を有し、この押さえ板の外
周端に、前記貫通穴に嵌合可能な舌板を形成してなる内
枠と、前記舌板のピン穴に嵌合可能に形成され、前記貫
通穴に前記舌板を係止可能な係止ピンとを備えたことを
特徴とする。また、本発明の額ぶちは、所定形状に形成
される背板の外周部に装飾枠を起ち上げ、前記背板の板
面に前記装飾枠の内周に沿って所定間隔で貫通穴を形成
してなる外枠と、前記装飾枠の内周部に嵌合可能な押さ
え板を有し、この押さえ板の外周端に、前記貫通穴に嵌
合可能な弾性ピンを形成してなる内枠とを備えたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の額ぶちによると、絵をセットする場
合、まず、外枠の背板上に絵の裏面を置く。このとき、
絵の表側を見ながら位置の調整を行う。次いで、背板の
貫通穴に内枠の舌板または弾性ピンを嵌合し、絵の周端
部を押さえ板と背板で挟持した状態で外枠と内枠とを固
定する。必要に応じて、押さえ板と絵との間にガラス板
等の保護板を嵌めることも可能である。
合、まず、外枠の背板上に絵の裏面を置く。このとき、
絵の表側を見ながら位置の調整を行う。次いで、背板の
貫通穴に内枠の舌板または弾性ピンを嵌合し、絵の周端
部を押さえ板と背板で挟持した状態で外枠と内枠とを固
定する。必要に応じて、押さえ板と絵との間にガラス板
等の保護板を嵌めることも可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の第1実施例による額ぶちを図1〜図5に
示す。図1に示すように、額ぶち1は、外枠2、内枠
3、保護板4および係止ピン5から構成される。外枠2
と内枠3との間に絵Pおよび保護板4をセットして、各
枠を係止ピン5で止めるようになっている。額ぶち1お
よび絵Pの形状は、壁に飾る絵の装飾性を高めるように
楕円形になっている。額ぶち1を壁に飾る場合、例え
ば、外枠2の背面にフック等を設けて、壁に掛けるよう
にする。
する。本発明の第1実施例による額ぶちを図1〜図5に
示す。図1に示すように、額ぶち1は、外枠2、内枠
3、保護板4および係止ピン5から構成される。外枠2
と内枠3との間に絵Pおよび保護板4をセットして、各
枠を係止ピン5で止めるようになっている。額ぶち1お
よび絵Pの形状は、壁に飾る絵の装飾性を高めるように
楕円形になっている。額ぶち1を壁に飾る場合、例え
ば、外枠2の背面にフック等を設けて、壁に掛けるよう
にする。
【0010】図2〜図4に示すように、外枠2は、背板
7および装飾枠8からなる。背板7の外周端に絵Pより
僅かに大きい程度の枠径をもって装飾枠8が起ち上げら
れている。背板7の板面には、装飾枠8の内周に沿って
所定間隔位置に長穴状の貫通穴9が形成され、後述する
内枠3の舌板11が嵌合可能になっている。背板7の中
央に設けられる楕円形の覗き穴Hは、外枠2の軽量化を
図るとともに、絵Pの取り付けおよび取り外し操作を行
いやすくするものである。
7および装飾枠8からなる。背板7の外周端に絵Pより
僅かに大きい程度の枠径をもって装飾枠8が起ち上げら
れている。背板7の板面には、装飾枠8の内周に沿って
所定間隔位置に長穴状の貫通穴9が形成され、後述する
内枠3の舌板11が嵌合可能になっている。背板7の中
央に設けられる楕円形の覗き穴Hは、外枠2の軽量化を
図るとともに、絵Pの取り付けおよび取り外し操作を行
いやすくするものである。
【0011】図5に示すように、装飾枠8は、横断面が
アーチ形に形成されており、その外周端部に曲げ加工が
施される。円筒形に折曲げられる曲げ部8aは、背板7
の板面よりも後方に延び、壁掛け時に背板7が壁面に直
接接触しないようになっている。外枠2を形成する場
合、例えば、鉄、アルミ等の鋼板をプレス成形し、背板
7および装飾枠8を一体に形成するとよい。プレス時に
貫通穴9および覗き穴Hを同時に形成することも可能で
ある。また、外枠2を塩化ビニル鋼板により形成する
と、比較的容易に製造することができ、美観に優れたも
のとなる。
アーチ形に形成されており、その外周端部に曲げ加工が
施される。円筒形に折曲げられる曲げ部8aは、背板7
の板面よりも後方に延び、壁掛け時に背板7が壁面に直
接接触しないようになっている。外枠2を形成する場
合、例えば、鉄、アルミ等の鋼板をプレス成形し、背板
7および装飾枠8を一体に形成するとよい。プレス時に
貫通穴9および覗き穴Hを同時に形成することも可能で
ある。また、外枠2を塩化ビニル鋼板により形成する
と、比較的容易に製造することができ、美観に優れたも
のとなる。
【0012】図1および図2に示すように、内枠3は、
環状の押さえ板10に舌板11が形成されてなる。背板
7と対向して取り付けられる押さえ板面に嵌合板面が直
交して形成され、嵌合板面に連なるように舌板11が形
成されている。舌板11の位置は、装飾枠8に押さえ板
10を取り付けたときに、貫通穴9に舌板11が挿入さ
れるように配置されている。また、舌板11の嵌合方向
の長さについては、貫通穴9への挿入時に舌板11の先
端が壁面に接触しないように、装飾枠8の先端よりも内
側になるように設定されている。
環状の押さえ板10に舌板11が形成されてなる。背板
7と対向して取り付けられる押さえ板面に嵌合板面が直
交して形成され、嵌合板面に連なるように舌板11が形
成されている。舌板11の位置は、装飾枠8に押さえ板
10を取り付けたときに、貫通穴9に舌板11が挿入さ
れるように配置されている。また、舌板11の嵌合方向
の長さについては、貫通穴9への挿入時に舌板11の先
端が壁面に接触しないように、装飾枠8の先端よりも内
側になるように設定されている。
【0013】舌板11の中央に形成されるピン穴14に
は、係止ピン5が嵌合可能になっている。係止ピン5
は、プラスチック等からなるもので、ピン穴14に押し
込んで保持される。係止ピン5の位置については、外枠
2と内枠3との嵌合時に背板7のわずかに後方にピン穴
14が覗くように形成されている。
は、係止ピン5が嵌合可能になっている。係止ピン5
は、プラスチック等からなるもので、ピン穴14に押し
込んで保持される。係止ピン5の位置については、外枠
2と内枠3との嵌合時に背板7のわずかに後方にピン穴
14が覗くように形成されている。
【0014】ガラス、アクリル等からなる透明な保護板
4は、外枠2および内枠3の間に収納可能に楕円状にカ
ットされる。保護板4の板厚については、ピン穴14に
係止ピン5がスムーズに挿入されるように、絵Pの厚さ
に応じて適当な板厚のものが用いられる。
4は、外枠2および内枠3の間に収納可能に楕円状にカ
ットされる。保護板4の板厚については、ピン穴14に
係止ピン5がスムーズに挿入されるように、絵Pの厚さ
に応じて適当な板厚のものが用いられる。
【0015】額ぶち1に絵Pをセットする場合、図5に
示すように、まず、外枠2の背板7の上に絵を置き、次
いで、保護板4を載せた後、外枠2に内枠3を嵌め合わ
せ、貫通穴9に舌板11を嵌合し、背板7の背後でピン
穴14に係止ピン5を挿入して外枠2と内枠3とが外れ
ないように保持する。その後、壁等の所定位置に額ぶち
1を取り付けて絵Pを展示する。
示すように、まず、外枠2の背板7の上に絵を置き、次
いで、保護板4を載せた後、外枠2に内枠3を嵌め合わ
せ、貫通穴9に舌板11を嵌合し、背板7の背後でピン
穴14に係止ピン5を挿入して外枠2と内枠3とが外れ
ないように保持する。その後、壁等の所定位置に額ぶち
1を取り付けて絵Pを展示する。
【0016】このように前記額ぶち1によると、外枠2
の正面から絵Pをセットすることができるため、セット
時に絵Pの表面を見ながら位置調整を行うことができ
る。従って、一回のセットで正確に絵Pをセットするこ
とができ、展示後に額ぶち1に絵を嵌め直す必要なく、
展示作業を効率よく行うことができる。また、前記額ぶ
ち1は、プレス等により一体成形することが可能である
ため、比較的製造しやすく、量産等に適したものとな
る。
の正面から絵Pをセットすることができるため、セット
時に絵Pの表面を見ながら位置調整を行うことができ
る。従って、一回のセットで正確に絵Pをセットするこ
とができ、展示後に額ぶち1に絵を嵌め直す必要なく、
展示作業を効率よく行うことができる。また、前記額ぶ
ち1は、プレス等により一体成形することが可能である
ため、比較的製造しやすく、量産等に適したものとな
る。
【0017】次に、本発明の第2実施例を図6および図
7に示す。第2実施例は、額ぶちの形状を方形にしたも
のである。図6に示すように、額ぶち21は、方形の外
枠22および内枠23を有し、背板27と押さえ板30
との間に絵を保持可能になっている。図7に示すよう
に、ガイド28の内周には、背板27の板面に貫通穴2
9が形成され、内枠23の舌板26が嵌合される。な
お、その他の構成については、前記第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略す
る。第2実施例の場合、写真、ポスター、絵画等の展示
に用いて好適である。また、背板27に覗き穴を形成す
ることなく平板状に形成し、ジグソーバズルのフレーム
として用いることも可能である。
7に示す。第2実施例は、額ぶちの形状を方形にしたも
のである。図6に示すように、額ぶち21は、方形の外
枠22および内枠23を有し、背板27と押さえ板30
との間に絵を保持可能になっている。図7に示すよう
に、ガイド28の内周には、背板27の板面に貫通穴2
9が形成され、内枠23の舌板26が嵌合される。な
お、その他の構成については、前記第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略す
る。第2実施例の場合、写真、ポスター、絵画等の展示
に用いて好適である。また、背板27に覗き穴を形成す
ることなく平板状に形成し、ジグソーバズルのフレーム
として用いることも可能である。
【0018】次に、本発明の第3実施例を図8に示す。
第3実施例は、前記舌板に代えて、内枠33に弾性ピン
34を設けたものである。弾性ピン34は、内枠33の
嵌合方向に起ち上げられており、傾斜部34aおよび係
止部34bを有する。係止部34b、34bの間隔は、
背板に設ける貫通穴の穴長さよりも大きく形成されてい
る。貫通穴に弾性ピン34を挿入すると、貫通穴の穴面
が傾斜34aを幅方向内側に押して係止部34bを乗り
超え、弾性ピン34が貫通穴に係止される。第3実施例
によると、絵をセットする場合、外枠に内枠を押し込む
と、弾性ピン34が貫通穴に嵌合する。また、絵を取り
外す場合は、弾性ピン34の係止部34b、34bを内
側に押し込んだ状態で内枠を取り外せばよい。従って、
絵をセットする操作がさらに容易になる。
第3実施例は、前記舌板に代えて、内枠33に弾性ピン
34を設けたものである。弾性ピン34は、内枠33の
嵌合方向に起ち上げられており、傾斜部34aおよび係
止部34bを有する。係止部34b、34bの間隔は、
背板に設ける貫通穴の穴長さよりも大きく形成されてい
る。貫通穴に弾性ピン34を挿入すると、貫通穴の穴面
が傾斜34aを幅方向内側に押して係止部34bを乗り
超え、弾性ピン34が貫通穴に係止される。第3実施例
によると、絵をセットする場合、外枠に内枠を押し込む
と、弾性ピン34が貫通穴に嵌合する。また、絵を取り
外す場合は、弾性ピン34の係止部34b、34bを内
側に押し込んだ状態で内枠を取り外せばよい。従って、
絵をセットする操作がさらに容易になる。
【0019】図9に示す第4実施例は、弾性ピンの変形
例である。内枠43の嵌合方向に延びる弾性ピン44
は、波形に延びる係止部44bに傾斜部44aが連なっ
ている。係止部44b、44bのピン幅は、背板に設け
られる貫通穴の穴長さとほぼ等しく、係止部44b、4
4bの山部および谷部が幅方向に対向して形成されてい
る。貫通穴に弾性ピン44を押し込むと、係止部44
b、44bが撓んで貫通穴の穴面が山部を乗り超え、谷
部に係止される。第4実施例によると、係止部44bが
波形に形成されるため、弾性ピン44の挿入深さを調節
することができ、外枠と内枠との取り付け位置を調整す
ることができる。このため、種々の板厚の絵および保護
板に対し、ガタ付くことなく、外枠と内枠とを保持する
ことができる。
例である。内枠43の嵌合方向に延びる弾性ピン44
は、波形に延びる係止部44bに傾斜部44aが連なっ
ている。係止部44b、44bのピン幅は、背板に設け
られる貫通穴の穴長さとほぼ等しく、係止部44b、4
4bの山部および谷部が幅方向に対向して形成されてい
る。貫通穴に弾性ピン44を押し込むと、係止部44
b、44bが撓んで貫通穴の穴面が山部を乗り超え、谷
部に係止される。第4実施例によると、係止部44bが
波形に形成されるため、弾性ピン44の挿入深さを調節
することができ、外枠と内枠との取り付け位置を調整す
ることができる。このため、種々の板厚の絵および保護
板に対し、ガタ付くことなく、外枠と内枠とを保持する
ことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の額ぶちに
よれば、外枠の背板に絵を配置して内枠を嵌め込み、係
止ピンまたは弾性ピンで止める構成としたため、絵画、
写真等の展示物を額ぶちの正面から挿入することがで
き、位置ズレ等を伴うことなく、展示作業を簡単かつ迅
速に行うことができる。また、本発明によれば、外枠お
よび内枠をプレス等により成形することができるため、
円形、楕円形等のフレーム形状の額ぶちの製造が比較的
容易になる。さらに、外枠および内枠が比較的軽量に形
成されるため、展示、持ち運び等の際の額ぶちの取扱い
が容易になるという効果がある。
よれば、外枠の背板に絵を配置して内枠を嵌め込み、係
止ピンまたは弾性ピンで止める構成としたため、絵画、
写真等の展示物を額ぶちの正面から挿入することがで
き、位置ズレ等を伴うことなく、展示作業を簡単かつ迅
速に行うことができる。また、本発明によれば、外枠お
よび内枠をプレス等により成形することができるため、
円形、楕円形等のフレーム形状の額ぶちの製造が比較的
容易になる。さらに、外枠および内枠が比較的軽量に形
成されるため、展示、持ち運び等の際の額ぶちの取扱い
が容易になるという効果がある。
【図1】本発明の第1実施例による額ぶちを示す組立分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図2】図1に示す額ぶちの部分拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例による額ぶちの使用状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】本発明の第1実施例による額ぶちの外枠を示す
平面図である。
平面図である。
【図5】本発明の第1実施例による額ぶちを示す部分断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の第2実施例による額ぶちを示す平面図
である。
である。
【図7】本発明の第2実施例による額ぶちを示す部分拡
大斜視図である。
大斜視図である。
【図8】本発明の第3実施例による内枠の弾性ピンを示
すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
【図9】本発明の第4実施例による内枠の弾性ピンを示
すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
すもので、(A)は平面図、(B)は側面図である。
1 額ぶち 2 外枠 3 内枠 5 係止ピン 7 背板 8 装飾枠 9 貫通穴 10 押さえ板 11 舌板 14 ピン穴 34、34 弾性ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 所定形状に形成される背板の外周部に装
飾枠を起ち上げ、前記背板の板面に前記装飾枠の内周に
沿って所定間隔で貫通穴を形成してなる外枠と、 前記装飾枠の内周部に嵌合可能な押さえ板を有し、この
押さえ板の外周端に、前記貫通穴に嵌合可能な舌板を形
成してなる内枠と、 前記舌板のピン穴に嵌合可能に形成され、前記貫通穴に
前記舌板を係止可能な係止ピンとを備えたことを特徴と
する額ぶち。 - 【請求項2】 所定形状に形成される背板の外周部に装
飾枠を起ち上げ、前記背板の板面に前記装飾枠の内周に
沿って所定間隔で貫通穴を形成してなる外枠と、 前記装飾枠の内周部に嵌合可能な押さえ板を有し、この
押さえ板の外周端に、前記貫通穴に嵌合可能な弾性ピン
を形成してなる内枠とを備えたことを特徴とする額ぶ
ち。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14951294A JPH0810116A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 額ぶち |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14951294A JPH0810116A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 額ぶち |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810116A true JPH0810116A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15476769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14951294A Pending JPH0810116A (ja) | 1994-06-30 | 1994-06-30 | 額ぶち |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810116A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09314513A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-09 | Hokuetsu Denken Kk | 木材乾燥方法 |
JP2011190936A (ja) * | 2011-06-21 | 2011-09-29 | Teruaki Matsushita | 連結構築物 |
-
1994
- 1994-06-30 JP JP14951294A patent/JPH0810116A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09314513A (ja) * | 1996-05-27 | 1997-12-09 | Hokuetsu Denken Kk | 木材乾燥方法 |
JP2011190936A (ja) * | 2011-06-21 | 2011-09-29 | Teruaki Matsushita | 連結構築物 |
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