JPH04329900A - ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備 - Google Patents
ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備Info
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- JPH04329900A JPH04329900A JP3100111A JP10011191A JPH04329900A JP H04329900 A JPH04329900 A JP H04329900A JP 3100111 A JP3100111 A JP 3100111A JP 10011191 A JP10011191 A JP 10011191A JP H04329900 A JPH04329900 A JP H04329900A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25F—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
- C25F1/00—Electrolytic cleaning, degreasing, pickling or descaling
- C25F1/02—Pickling; Descaling
- C25F1/04—Pickling; Descaling in solution
- C25F1/06—Iron or steel
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25F—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC REMOVAL OF MATERIALS FROM OBJECTS; APPARATUS THEREFOR
- C25F7/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic removal of material from objects; Servicing or operating
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス鋼帯の連続
焼鈍酸洗設備に関するものである。
焼鈍酸洗設備に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設
備として、たとえば、図４に示すように、ステンレス鋼
帯（以下、鋼帯Ｓという）をカテナリー式連続焼鈍装置
（図示せず）で、焼鈍処理を行い、スプレー式等の水冷
帯１で冷却したのち、前記水冷帯１の出口部２に設けた
ワイパーロール３、エアノズル４からなる水切り手段５
で水切りし、その後、焼鈍処理中に鋼帯Ｓの表面に生成
された酸化スケールを除去するために、中性塩電解処理
槽６で電解処理を行う方法がある。
備として、たとえば、図４に示すように、ステンレス鋼
帯（以下、鋼帯Ｓという）をカテナリー式連続焼鈍装置
（図示せず）で、焼鈍処理を行い、スプレー式等の水冷
帯１で冷却したのち、前記水冷帯１の出口部２に設けた
ワイパーロール３、エアノズル４からなる水切り手段５
で水切りし、その後、焼鈍処理中に鋼帯Ｓの表面に生成
された酸化スケールを除去するために、中性塩電解処理
槽６で電解処理を行う方法がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記中性塩電解処理に
おいては、中性電解溶液Ｗの液温が高くなれば、電流密
度を小さくしても酸洗効果が良好であることが判明して
いる（特開昭６２−１２４２３２号公報）。ところで、
前記中性電解溶液温度を６０〜１００℃に設定した場合
、前記従来設備において、前記水冷帯１出口での鋼帯Ｓ
の温度を６０〜１００℃に設定することになるが、鋼帯
Ｓの長手方向および巾方向で温度差（最高５０℃）が生
じて低温部を形成する。したがって、中性塩電解液Ｗの
温度が低下し、これに伴って酸洗効果が低下するため、
電流密度の向上、すなわち、電力消費が大きくなる。ま
た、鋼帯Ｓは部分によって温度が異なるため、その部分
に接する中性塩電解液の液温が変化し、均一なスケール
除去ができないという問題を有する。
おいては、中性電解溶液Ｗの液温が高くなれば、電流密
度を小さくしても酸洗効果が良好であることが判明して
いる（特開昭６２−１２４２３２号公報）。ところで、
前記中性電解溶液温度を６０〜１００℃に設定した場合
、前記従来設備において、前記水冷帯１出口での鋼帯Ｓ
の温度を６０〜１００℃に設定することになるが、鋼帯
Ｓの長手方向および巾方向で温度差（最高５０℃）が生
じて低温部を形成する。したがって、中性塩電解液Ｗの
温度が低下し、これに伴って酸洗効果が低下するため、
電流密度の向上、すなわち、電力消費が大きくなる。ま
た、鋼帯Ｓは部分によって温度が異なるため、その部分
に接する中性塩電解液の液温が変化し、均一なスケール
除去ができないという問題を有する。
【０００４】さらに、前記水切り手段５で鋼帯Ｓの表面
の水分を水切りするものの完全な水切りはできず、ブラ
イドルロール７でスリップが生じ、ブライドルロール７
表面の異常摩耗や鋼帯Ｓの張力変動が生じ、種々のトラ
ブルの原因になるという問題があった。本発明は、前記
水冷帯と中性塩電解処理槽との間に、簡単な装置を設け
ることにより、前記課題を解決することのできるステン
レス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備を提供することを目的とす
る。
の水分を水切りするものの完全な水切りはできず、ブラ
イドルロール７でスリップが生じ、ブライドルロール７
表面の異常摩耗や鋼帯Ｓの張力変動が生じ、種々のトラ
ブルの原因になるという問題があった。本発明は、前記
水冷帯と中性塩電解処理槽との間に、簡単な装置を設け
ることにより、前記課題を解決することのできるステン
レス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備にお
いて、水冷帯と中性塩電解処理槽との間に、熱風温度あ
るいは熱風量を制御して、水冷後のステンレス鋼帯の乾
燥と材料温度の均一化とを行う熱風吹き付け手段からな
る乾燥兼温度調節帯を設けた構成としたものである。
成するために、ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備にお
いて、水冷帯と中性塩電解処理槽との間に、熱風温度あ
るいは熱風量を制御して、水冷後のステンレス鋼帯の乾
燥と材料温度の均一化とを行う熱風吹き付け手段からな
る乾燥兼温度調節帯を設けた構成としたものである。
【０００６】
【実施例】つぎに、本発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。本発明は、図から明らかなように、従来の
ステンレス鋼帯Ｓの連続焼鈍酸洗設備において、スプレ
ー式水冷帯１と中性塩電解処理槽６との間に、乾燥兼温
度調節帯１０を設けたものである。前記乾燥兼温度調節
帯１０は、ケーシング１１内のパスラインを挟んで複数
のノズルヘッダ１２が互いに対向して配設され、対向面
に設けた多数のノズル（図示せず）から熱風を噴出する
ようになっている。そして、前記熱風は、前記ケーシン
グ１１内の雰囲気をヒータ１３で所定温度に加熱したの
ち、循環ファン１４により熱風供給ダクト１６を介して
前記ノズルヘッダ１２に供給されている。なお、１５は
流量調節弁である。
て説明する。本発明は、図から明らかなように、従来の
ステンレス鋼帯Ｓの連続焼鈍酸洗設備において、スプレ
ー式水冷帯１と中性塩電解処理槽６との間に、乾燥兼温
度調節帯１０を設けたものである。前記乾燥兼温度調節
帯１０は、ケーシング１１内のパスラインを挟んで複数
のノズルヘッダ１２が互いに対向して配設され、対向面
に設けた多数のノズル（図示せず）から熱風を噴出する
ようになっている。そして、前記熱風は、前記ケーシン
グ１１内の雰囲気をヒータ１３で所定温度に加熱したの
ち、循環ファン１４により熱風供給ダクト１６を介して
前記ノズルヘッダ１２に供給されている。なお、１５は
流量調節弁である。
【０００７】したがって、水冷帯１で冷却された鋼帯Ｓ
は水切り手段５で水切りされ、前記ノズルヘッダ１２の
ノズルからの熱風により、その付着する水分を乾燥され
、かつ、鋼帯Ｓを所定温度（８０℃±５℃）とする。 つまり、綱帯Ｓの温度は中性塩電解溶液温度と同一温度
となる。この場合、鋼帯Ｓの材質、厚み等により、ヒー
タ１３の温度および／または流量調節弁１５の開度を調
節することにより綱帯Ｓの温度を調節する。前記のよう
にして、所定温度に均一化された鋼帯Ｓは、前記中性塩
電解槽７の中性塩電解溶液Ｗに浸漬し、スケールを除去
されることになる。前記説明では、連続焼鈍装置の水冷
帯１の先端部分に水切り手段５を設けたものを示したが
、この水切り手段５は必ずしも必要でない。
は水切り手段５で水切りされ、前記ノズルヘッダ１２の
ノズルからの熱風により、その付着する水分を乾燥され
、かつ、鋼帯Ｓを所定温度（８０℃±５℃）とする。 つまり、綱帯Ｓの温度は中性塩電解溶液温度と同一温度
となる。この場合、鋼帯Ｓの材質、厚み等により、ヒー
タ１３の温度および／または流量調節弁１５の開度を調
節することにより綱帯Ｓの温度を調節する。前記のよう
にして、所定温度に均一化された鋼帯Ｓは、前記中性塩
電解槽７の中性塩電解溶液Ｗに浸漬し、スケールを除去
されることになる。前記説明では、連続焼鈍装置の水冷
帯１の先端部分に水切り手段５を設けたものを示したが
、この水切り手段５は必ずしも必要でない。
【０００８】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、連続焼鈍装置の水冷帯から抽出されたステンレ
ス鋼帯は、乾燥兼温度調節帯での熱風吹き付けにより長
手方向および巾方向において所定温度に均熱化され、し
かも、鋼帯表面に付着した水分は除去されて中性塩電解
槽の中性塩電解溶液中に至る。したがって、中性塩電解
溶液の液温変動がなく電力消費量が少なく、かつ、スケ
ールを均一に除去することができる。しかも、鋼帯は充
分に乾燥しているため、ブライドロールでのスリップは
なく、ブライドロールの損傷もないばかりか張力変動も
生じない。
よれば、連続焼鈍装置の水冷帯から抽出されたステンレ
ス鋼帯は、乾燥兼温度調節帯での熱風吹き付けにより長
手方向および巾方向において所定温度に均熱化され、し
かも、鋼帯表面に付着した水分は除去されて中性塩電解
槽の中性塩電解溶液中に至る。したがって、中性塩電解
溶液の液温変動がなく電力消費量が少なく、かつ、スケ
ールを均一に除去することができる。しかも、鋼帯は充
分に乾燥しているため、ブライドロールでのスリップは
なく、ブライドロールの損傷もないばかりか張力変動も
生じない。
【図１】 本発明の要部を示す正面図である。
【図２】 図１のＩＩ−ＩＩ線断面図である。
【図３】 図１の平面図である。
【図４】 従来のステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備
の概略図である。
の概略図である。
１…水冷帯、 ５…水切り手段、 ６…中性塩電解
処理槽、７…ブライドルロール、 １０…乾燥兼温度
調節帯、 １１…ケーシング、 １２…ノズル
ヘッダ、 １３…ヒータ、 １４…循環フ
ァン、 １５…流量調節弁、１６…熱風供給ダク
ト、 Ｓ…ステンレス鋼帯、 Ｗ…中性塩
電解液。
処理槽、７…ブライドルロール、 １０…乾燥兼温度
調節帯、 １１…ケーシング、 １２…ノズル
ヘッダ、 １３…ヒータ、 １４…循環フ
ァン、 １５…流量調節弁、１６…熱風供給ダク
ト、 Ｓ…ステンレス鋼帯、 Ｗ…中性塩
電解液。
Claims (1)
- 【請求項１】 ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備に
おいて、水冷帯と中性塩電解処理槽との間に、熱風温度
あるいは熱風量を制御して、水冷後のステンレス鋼帯の
乾燥と材料温度の均一化とを行う熱風吹き付け手段から
なる乾燥兼温度調節帯を設けたことを特徴とするステン
レス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3100111A JPH0774480B2 (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備 |
| ES92104100T ES2069922T3 (es) | 1991-05-01 | 1992-03-10 | Linea para el recocido y decapado continuos de banda de acero inoxidable. |
| DE69201213T DE69201213T2 (de) | 1991-05-01 | 1992-03-10 | Strasse zum Glühen und Beizen von Rostfreistahlbändern in Durchlaufverfahren. |
| EP92104100A EP0511478B1 (en) | 1991-05-01 | 1992-03-10 | Line for continuously annealing and pickling stainless steel strip |
| KR1019920004274A KR100188047B1 (ko) | 1991-05-01 | 1992-03-16 | 스테인레스 강대의 연속 어니일링 및 산세척 설비 |
| US07/854,005 US5182002A (en) | 1991-05-01 | 1992-03-19 | Line for continuously annealing and pickling stainless steel strip |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3100111A JPH0774480B2 (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329900A true JPH04329900A (ja) | 1992-11-18 |
| JPH0774480B2 JPH0774480B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=14265262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3100111A Expired - Lifetime JPH0774480B2 (ja) | 1991-05-01 | 1991-05-01 | ステンレス鋼帯の連続焼鈍酸洗設備 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5182002A (ja) |
| EP (1) | EP0511478B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0774480B2 (ja) |
| KR (1) | KR100188047B1 (ja) |
| DE (1) | DE69201213T2 (ja) |
| ES (1) | ES2069922T3 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109652639B (zh) * | 2018-12-29 | 2024-02-09 | 佛山市诚德新材料有限公司 | 一种不锈钢带的退火炉 |
| CN111876582A (zh) * | 2020-06-28 | 2020-11-03 | 中北大学 | 铁铝铬合金热卷连续退火酸洗方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109778A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電動機の制動回路 |
| JPS60177137A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-11 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼帯の焼鈍酸洗設備 |
| JPS6324098A (ja) * | 1986-02-28 | 1988-02-01 | Chem Yamamoto:Kk | 合金鋼の溶接に伴なうスケ−ルの除去方法 |
| JPH02107800A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-04-19 | Mas Fab Andritz Ag | 特殊鋼の細長片の電解酸洗い方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4713154A (en) * | 1985-08-08 | 1987-12-15 | Kawasaki Steel Corporation | Continuous annealing and pickling method and apparatus for steel strips |
| JPH01252781A (ja) * | 1988-03-31 | 1989-10-09 | Joshin Uramoto | 圧力勾配型放電によるプラズマｃｖｄ装置 |
| JPH0759759B2 (ja) * | 1988-10-29 | 1995-06-28 | 株式会社日立製作所 | 焼鈍されたステンレス鋼帯の脱スケール方法及び装置 |
-
1991
- 1991-05-01 JP JP3100111A patent/JPH0774480B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-03-10 DE DE69201213T patent/DE69201213T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1992-03-10 EP EP92104100A patent/EP0511478B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-10 ES ES92104100T patent/ES2069922T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-16 KR KR1019920004274A patent/KR100188047B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-03-19 US US07/854,005 patent/US5182002A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60109778A (ja) * | 1983-11-18 | 1985-06-15 | Oki Electric Ind Co Ltd | 電動機の制動回路 |
| JPS60177137A (ja) * | 1984-02-22 | 1985-09-11 | Nisshin Steel Co Ltd | ステンレス鋼帯の焼鈍酸洗設備 |
| JPS6324098A (ja) * | 1986-02-28 | 1988-02-01 | Chem Yamamoto:Kk | 合金鋼の溶接に伴なうスケ−ルの除去方法 |
| JPH02107800A (ja) * | 1988-09-14 | 1990-04-19 | Mas Fab Andritz Ag | 特殊鋼の細長片の電解酸洗い方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0511478B1 (en) | 1995-01-18 |
| DE69201213D1 (de) | 1995-03-02 |
| KR100188047B1 (ko) | 1999-06-01 |
| KR920021721A (ko) | 1992-12-18 |
| DE69201213T2 (de) | 1995-09-07 |
| EP0511478A1 (en) | 1992-11-04 |
| US5182002A (en) | 1993-01-26 |
| ES2069922T3 (es) | 1995-05-16 |
| JPH0774480B2 (ja) | 1995-08-09 |
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