JPH0432824Y2 - - Google Patents

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JPH0432824Y2
JPH0432824Y2 JP1986060199U JP6019986U JPH0432824Y2 JP H0432824 Y2 JPH0432824 Y2 JP H0432824Y2 JP 1986060199 U JP1986060199 U JP 1986060199U JP 6019986 U JP6019986 U JP 6019986U JP H0432824 Y2 JPH0432824 Y2 JP H0432824Y2
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signal
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は1:nのデマルチプレクサ回路に関す
るものである。
(従来の技術) 従来のデマルチプレクサ回路は、文献、電子通
信学会技術研究報告ED85−155(1986年1月22日)
第97頁〜第104頁に開示され、第2図aに示す
1:4デマルチプレクサ回路について述べられて
いる。第2図aに示すように、このデマルチプレ
クサ回路は、フリツプフロツプ(以下FFという)
30とFF31で1/4分周回路を構成し、FF32
〜FF35がシフトレジスタを構成し、FF36〜
FF39がデータ出力用回路を構成している。こ
の動作は、まずデータ端子DAから入力された外
部データ入力信号d(第2図b参照)がFF32〜
FF35のシフトレジスタに読み込まれる。この
シフトレジスタに出力Qは、データ出力用回路の
FF36〜39のデータ入力Dに接続され、また
FF36〜39のクロツク入力Cには1/4分周回路
の出力Qが接続されているためシフトレジスタか
らデータ出力用回路へのデータの転送は外部クロ
ツク入力信号c(第2図b参照)の周期の4倍の
周期で行われる。そのためFF36〜39からは、
第2図bに示すように、外部データ入力信号dの
うち外部クロツク入力信号cの4クロツクごとに
対応し、かつそれぞれ1クロツク分だけずれた部
分のデータ出力信号36q〜39qを出力するこ
とによつて、外部データ入力信号dの〜にそ
れぞれ対応する出力信号36q〜39qを出力し
デマルチプレクサ回路の動作を行つている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記構成のデマルチプレクサ回
路では、構成するFFのうち一部のFF(第2図a
の例ではFF32〜FF35)のクロツク入力及び
データ入力に、共に高速信号である外部クロツク
入力信号及び外部データ入力信号が入力されるた
め、これらのFFによつてデマルチプレクサ回路
の動作速度が制限され且つ安定な動作をしないと
いう問題点があつた。さらに、異なるタイミング
で出力されるクロツク信号で動作するFF間で転
送する部分(第2図aの例ではFF32とFF3
6、FF33とFF37、FF34とFF38、FF3
5とFF39の各組合わせ)がありタイミングの
調整が難しいという問題点があつた。
そこでこの発明の目的は、動作速度が速く且つ
安定に動作するデマルチプレクサ回路を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、1:n
のデマルチプレクサ回路において、複数のフリツ
プフロツプから成り、クロツク信号を1/n(n
は2以上の整数)に分周した分周信号を出力した
分周回路と複数のフリツプフロツプ、好ましくは
n+1個のフリツプフロツプから成り、前記分周
信号と前記クロツク信号とが入力され前記分周信
号をシフトしたシフト信号を出力するシフト回路
と、n個のフリツプフロツプから成り、データ信
号を前記シフト信号に応じて取り込みこの取り込
み信号を出力するデータ取り込み回路と、n個の
フリツプフロツプから成り、前記取り込み信号を
前記シフト信号に応じて出力するデータ出力回路
とを設けたものである。
(作用) 本考案によれば、以上説明したようにデマルチ
プレクサ回路を構成する全てのFFにおいて、同
一のFFのクロツク入力及びデータ入力の両方に
高速信号である外部クロツク入力信号及び外部デ
ータ入力信号が入力されることがなく、かつ異な
るタイミングで出力されるクロツク信号で動作す
るFF間でのデータを転送する部分がなく一部の
FFに動作速度が制限されることなく安定な動作
を行うデマルチプレクサ回路を得ることができ
る。
(実施例) 第1図aは、本考案の実施例を説明するための
1:4デマルチプレクサの回路図であり、第1図
bは第1図aに示したデマルチプレクサ回路の動
作を説明するためのタイムチヤートである。以
下、図面を用いて説明する。
まず、第1図aに示すように、本考案のデマル
チプレクサ回路は、FF101とFF102とで構
成される1/4分周回路と、FF103〜FF10
7で構成されるシフトレジスタと、FF108
〜FF111で構成されるデータ取り込み回路
と、FF112〜FF115で構成されるデータ出
力回路とで構成されている。その動作は、クロ
ツク端子CKから1/4分周回路に入力される外部
クロツク入力信号c(第1図b参照)がこの1/4分
周回路において1/4分周され、次段のシフトレ
ジスタにおいて1クロツクずつシフトした信号
が出力され、データ取り込み回路においてこの
シフトした信号をクロツク入力としてデータ端子
DAからの外部データ入力信号d(第1図b参照)
を読み込み、データ出力回路において、1/4分
周されたクロツク信号をクロツク入力としてデー
タ取り込み回路からの出力を読み込むことによ
り、各データが同一タイミングで出力されるよう
にしている。
第1図bにおいて、cは外部クロツク入力信
号、dは外部データ入力信号、101q〜115
qはそれぞれFF101〜FF115の出力信号を
示している。第1図bに示すように、シフトレジ
スタへの入力は、ランダム信号ではなく外部ク
ロツク入力信号cを1/4分周した信号102qを
考慮すればよく、シフトレジスタの最適化、高
速化が行いやすい。また、データ取り込み回路
の読み込み動作としては、FF108〜FF111
のデータ入力に入力される外部データ入力信号d
とクロツク入力Cに入力される信号103q〜1
06qのタイミングが問題であるが、本構成の場
合、FF108〜FF111のクロツク入力Cに入
力される信号は、FF103〜FF107で構成さ
れるシフトレジスタからの出力信号であるので
タイミングを変えることはできないが、データ入
力Dに入力される信号は外部からの信号であるの
でタイミングを調整することが可能である。その
ためFF108〜FF111のデータ入力Dとクロ
ツク入力Cに入力される信号のタイミングを調整
することが可能となり高速でかつ安定な読み込み
動作をさせることが可能となる。また、本考案の
実施例ではFF101,FF102で構成される分
周回路の出力信号102qあるいはF103〜
F107で構成されるシフトレジスタの各段の
出力信号103q〜106qのフアンアウトを同
一にするためにFF107の出力信号107qを
データ出力回路のクロツク入力として用いてい
るが、フアンアウトが無視できる場合、分周回路
の出力信号101q,102qあるいはFF1
03〜FF106の出力信号103q〜106q
のうちの1つを用いても良い。この場合当然なが
らフリツプフロツプFF107は不要となる。
一般に、FFの動作として問題となるのは、FF
のデータ入力Dに入力される信号とクロツク入力
Cに入力される信号とのタイミング及びそれらの
周期である。第2図aに示す従来の回路ではシフ
トレジスタを構成するFF32〜FF35のクロツ
ク入力Cに入力される信号cの周期とデータ入力
Dに入力される信号dの幅が同一であり最も厳し
い条件となる。これに対して第1図aに示す本考
案の構成ではFF101〜FF107のクロツク入
力Cには第1図bに示すように外部クロツク入力
信号cが入力されるがデータ入力Dには外部クロ
ツク信号cの4倍の周期の信号が入力される。ま
たFF108〜FF111のデータ入力Dには外部
クロツク入力信号cの周期と同じ幅の信号が入力
されるがクロツク入力Cにはその4倍の周期の信
号が入力される。またFF112〜FF115に
は、データ入力Dにもクロツク入力Cにも周期の
長い信号が入力される。以上のように、本考案の
実施例によれば各FFは最適化しやすくなる。
また、第2図aに示す従来の回路では、データ
取り込み回路のシフトレジスタ(FF32〜
35)からの各出力信号32q〜35qと、デー
タ出力用のFF36〜FF39のクロツク入力Cに
入力される分周回路の出力信号31qとのタイ
ミングが動作に大きく影響する。ところで、第1
のFFの出力Qを次段の第2のFFのデータ入力D
に入力する場合、この2つのFFのクロツク入力
Cに共通のクロツク信号が印加されている場合に
は、シフトレジスタの構成からもわかるように第
2のFFのデータ入力Dに入る信号とクロツク信
号のタイミングは自動的に良好なタイミングとな
る。ところが第1のFFと第2のFFのクロツク信
号が共通でない場合には、第2のFFのクロツク
信号とデータ信号のタイミングは自動的には良好
ではない。そのためそこを最適化しなければなら
ない。従来の回路ではFF36〜FF39のデータ
入力DにはFF32〜FF35の出力Qが接続され
ているが、FF32〜FF35のクロツク信号と
FF36〜FF39のクロツク信号は別のものを用
いている。(FF32〜FF35のクロツク信号に
対してFF36〜FF39に入力されるクロツク信
号はFF30とFF31の遅延分だけのずれがあ
る)そのため、FF36〜FF39のデータ入力D
とクロツク入力Cに入力される信号のタイミング
は最適になるように調整しなければならない。し
かもこの部分は前述したようにデマルチプレクサ
回路の動作に大きく影響する部分である。
一方、第1図aに示す本考案の回路では分周回
路からシフトレジスタの部分でQ出力とD入
力の接続があるが、これらのFFは同一のクロツ
クで動作している。またFF103〜107のシ
フトレジスタからの信号103q〜107qは同
一のタイミングで出力されておりFF108〜FF
111とFF112〜115は同じタイミングで
出力されるクロツク信号により動作することにな
り、FF108〜FF111とFF112〜FF11
5の間のデータの転送は、自動的に良好なタイミ
ングで行われる。このように本考案では、異なる
タイミングで出力されるクロツク信号で動作する
FF間でのデータの転送がないため安定に動作す
るデマルチプレクサ回路が得られる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように本考案によれば、
1:nデマルチプレクサ回路を動作させる際に問
題となる信号間のタイミングにおいて大きなマー
ジンを有しているので、高速で安定なデマルチプ
レクサ回路が構成できる。また、その動作速度に
ついては、FFの動作限界周波数近くで動作可能
なデマルチプレクサ回路が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは、本考案の実施例を説明するための
1:4デマルチプレクサの回路図であり、第1図
bはその動作を説明するためのタイムチヤートで
あり、第2図aは従来の1:4デマルチプレクサ
回路図であり、第2図bはその動作を説明するた
めのタイムチヤートである。 ……分周回路、……シフトレジスタ、…
…データ取り込み回路、……データ出力回路、
DA……データ端子、CK……クロツク端子、1
01〜115,30〜39……FF、D……デー
タ入力、C……クロツク入力、Q,……出力、
c……外部クロツク入力信号、101q〜115
q,30〜39q……出力信号、d……外部デー
タ入力信号、〜……各対応の出力信号。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数のフリツプフロツプからなり、クロツク
    信号を1/n(nは2以上の整数)に分周した
    信号を出力する分周回路と、 n個またはn+1個のフリツプフロツプから
    なり、前記分周信号と前記クロツク信号とが入
    力され、初段から最終段のフリツプフロツプに
    わたり順次1クロツクずつシフトしたシフト信
    号を出力するシフト回路と、 n個のフリツプフロツプからなり、各段のフ
    リツプフロツプに前記1クロツクずつシフトし
    たシフト信号がクロツク信号として順次入力さ
    れ、前記シフト信号に応じてデータ信号を取り
    込み該取り込み信号を出力するデータ取り込み
    回路と、 n個のフリツプフロツプからなり、前記1ク
    ロツクずつシフトしたシフト信号のうちの1つ
    がクロツク信号として入力され、前記取り込み
    信号を前記シフト信号に応じて出力するデータ
    出力回路と を備えてなることを特徴とするデマルチプレク
    サ回路。 (2) 前記シフト回路がn+1個のフリツプフロツ
    プからなり、その最終段のフリツプフロツプか
    ら出力される前記シフト信号が、クロツク信号
    として前記データ出力回路に入力されることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のデマルチプレクサ回路。
JP1986060199U 1986-04-23 1986-04-23 Expired JPH0432824Y2 (ja)

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JP1986060199U JPH0432824Y2 (ja) 1986-04-23 1986-04-23

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JPS62173831U JPS62173831U (ja) 1987-11-05
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952914A (ja) * 1982-08-12 1984-03-27 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト デマルチプレクサ
JPS5972227A (ja) * 1982-10-18 1984-04-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直並列変換回路

Patent Citations (2)

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JPS5952914A (ja) * 1982-08-12 1984-03-27 ジ−メンス・アクチエンゲゼルシヤフト デマルチプレクサ
JPS5972227A (ja) * 1982-10-18 1984-04-24 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直並列変換回路

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JPS62173831U (ja) 1987-11-05

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