JPH0432575Y2 - - Google Patents

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JPH0432575Y2
JPH0432575Y2 JP1987030321U JP3032187U JPH0432575Y2 JP H0432575 Y2 JPH0432575 Y2 JP H0432575Y2 JP 1987030321 U JP1987030321 U JP 1987030321U JP 3032187 U JP3032187 U JP 3032187U JP H0432575 Y2 JPH0432575 Y2 JP H0432575Y2
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prism
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pole
vertical
holder
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、光波距離計による距離測定におい
て、測点に設置して光波を反射するためのコーナ
ーキユーブプリズムの光波距離計用プリズムホル
ダーに関するものである。
「従来の技術」 一般に、光波距離計によつて距離測定する場
合、コーナーキユーブプリズムを設置する測点の
状況は様々で、例えば地面或いは床面の平面上に
設置したり、その上に所定高さ位置に設置した
り、或いは構造物の壁面や隅角部に設置するな
ど、それぞれの状況に応じて設置する必要があ
る。
そこで、従来のコーナーキユーブプリズムのホ
ルダーは、例えば、実開昭59−34312号公報に記
載のように、前面にプリズム本体を着脱自在に交
換して装着するプリズム受部を具備すると共に後
面に該プリズム本体の測点を指し示す先鋭状エツ
ジを具備する垂直型のプリズムホルダーを、測点
が構造物の隅角部に位置する状況に設置する構成
のものや、また、実開昭60−82282号公報に記載
のように、前部にプリズム本体を着脱自在に交換
して装着するプリズム受部を具備すると共に、前
記前部に装着したプリズム本体の測点を指し示す
ポールを挿通して固定するポール挿通固着部を中
央部に具備する水平型のプリズムホルダーを、周
囲の開けた測点上に三脚等により直立させたポー
ルに装着して使用する構成のもの等、それぞれ設
置状況に応じた専用のものが用意されていて、
様々な測点の状況に対応してプリズムホルダーを
取り替えて使用していた。
「考案が解決せんとする問題点」 即ち、前記垂直型のプリズムホルダーでは、構
造物の壁面や隅角部に測点が位置する場合のみに
使用可能で、周囲の開けた測点上に設置すること
ができず、また、水平型のプリズムホルダーで
は、周囲が開けている場合にのみ直立したポール
に装着して使用可能で、隅角部にある測点に設置
することができないから、測量技術者は少なくと
も前記2種類のプリズムホルダーを測量現場に携
帯し、その都度、測点の状況に対応してプリズム
ホルダーを取り替えて使用しなければならず、従
つて、その交換に手間がかかる問題があると共
に、紛失や忘失することも多々あり、測量に困難
を来たすことが少なくなかつた。
更に、前記従来のプリズムホルダーは、ホルダ
ー自体がプリズムを装着した状態で、地面や床面
上に安定して設置することができず、従つて、プ
リズムを地面や床面に直接設置して簡単に測量す
ることができない問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 そこで、この考案は前記従来の課題を解決する
ために、前部にプリズム本体1を着脱自在に交換
して装着する水平プリズム受部8を具備すると共
に、前記前部に装着したプリズム本体1の測点P
を指し示すポール9を挿通して固定するポール挿
通固着部10を中央部に具備する水平部4aと、
前面にプリズム本体1を着脱自在に交換して装着
する垂直プリズム受部8′を具備すると共に後面
に該プリズム本体1の測点Pを指し示す先鋭状エ
ツジ5を具備する垂直部4bとからなるプリズム
ホルダー4において、前記水平部4aが前記垂直
部4bと一体にL字状をなし、且つ、前記プリズ
ム本体1を装着した垂直部4bを後部に立上げた
状態で地面又は床面等の平面上に水平部4aを密
着して載置し平面上の測点Pに該プリズム本体1
を設置可能にしたことを特徴とする光波距離計用
プリズムホルダーを提供しようとするものであ
る。
「作用」 上記の構成からなるプリズムホルダー4によれ
ば、水平部4aのポール挿通固着部10により、
ポール9を測点P上に垂直に立ててプリズム本体
1を所定高さの水平部4aの前部に支持し設置す
ることができる。そのとき、垂直部4bが、ポー
ル9を中心としてプリズム本体1と重量を相殺し
て釣り合うバランサーとして作用する。また、垂
直部4bの上端にプリズム本体1を装着し、先鋭
状エツジ5を測点P上において支持し設置するこ
とができる。そのとき、垂直部4bの下端にポー
ル9′を取り付けて測点P上に先鋭状エツジ5が
くるように所定高さに設置することができるのみ
ならず、水平部4aを地面に密着した状態で垂直
部4bでプリズム本体1を支持し地面や床面上に
直接設置することができる作用がある。
「実施例」 以下この考案を図面に示す実施例について説明
すると、プリズム本体1はその内部にコーナーキ
ユーブプリズム2がセツトされ、その後端には本
体取付ネジ3が設けられている。
プリズム本体1を着脱自在に交換して保持する
本考案に係るプリズムホルダー4は、水平部4a
とその後部に立ち上げた垂直部4bとからなり、
一体にL字状に形成されている。
水平部4aには、その側面にL型のチルトアー
ム6がその基端部をアーム固定ネジ7によつて回
転角度を調節自在に取付けられ、基端部から直角
に折曲された先端部には、着脱自在に前記プリズ
ム本体1の本体取付ネジ3を装着するネジ穴等か
らなる水平プリズム受部8が設けられている。
また、水平部4aの中央部には、これに垂直に
プリズム本体1の測点Pを指し示すポール9を挿
通して固定するポール挿通固着部10が設けてあ
る。11は、ポール固定ネジである。また、水平
部4aの中央後部の上面には水平設定用の気泡管
12が設けられている。
他方、垂直部4bの上部前面には、プリズム本
体1の本体取付ネジ3などを着脱自在に装着する
ネジ穴等からなる垂直プリズム受部8′が設けら
れている。垂直部4bの後面には、プリズム本体
1の測点Pを指し示す横断面山型等の先鋭状のエ
ツジ5が垂直に形成されている。
更に底面にはポール9′の先端ネジをねじ込ん
で取付けるためのネジ穴13が設けられている。
なお、プリズム本体1をプリズムホルダー4に
着脱自在に装着する水平又は垂直プリズム受部
8,8′の構成としては、必ずしも本体取付ネジ
3とそのネジ穴である必要はなく、簡単に着脱で
きる取付手段であればよい。
以下に上記のように構成された本考案に係るプ
リズムホルダー4を用いて、プリズム本体1を測
点Pの各種状況に応じて設置する使用態様を説明
する。
先ず、第3図はポール9に支持して地上から任
意の高さに設置する場合を示したもので、三脚1
4等に下部を支持して測点P上に垂直に立てたポ
ール9をホルダー4のポール挿通固着部10に通
して、所定高さに調節した後ポール固定ネジ11
により固定し、プリズム本体1はチルトアーム6
のネジ穴からなる水平プリズム受部8にねじ込ん
で取付け、チルトアーム6の角度を調節してアー
ム固定ネジ7で固定すると、プリズム本体1を測
点Pの上方に設置することができる。
第4,5図はポール9′の先端に支持して構造
物等の隅角部の内側に所定高さに設定する場合を
示したもので、ホルダー4のネジ穴13にポール
9′の先端のネジ軸をねじ込み、プリズム本体1
は垂直部4bのネジ穴からなる垂直プリズム受部
8′にねじ込んで取付け、ホルダー4をポール
9′で支持しながら測点Pの隅角部に垂直部4b
の先鋭状エツジ5を嵌合させて支持することがで
きる。
第6図は地面や床面等の平面上に直接設置する
場合を示したもので、プリズム本体1は垂直部4
bの垂直プリズム受部8′にねじ込んで取付け、
プリズムホルダー4の水平部4aを地面や床面に
置いて、垂直部4bの先鋭状エツジ5の下端を測
点Pに合せて直接設置することができる。
「効果」 以上の通り、本考案に係るの光波距離計用プリ
ズムホルダーによれば、前部にプリズム本体1を
着脱自在に交換して装着する水平プリズム受部8
を具備すると共に、前記前部に装着したプリズム
本体1の測点Pを指し示すポール9を挿通して固
定するポール挿通固着部10を中央部に具備する
水平部4aと、前面にプリズム本体1を着脱自在
に交換して装着する垂直プリズム受部8′を具備
すると共に後面に該プリズム本体1の測点Pを指
し示す先鋭状エツジ5を具備する垂直部4bとか
らなるプリズムホルダー4において、前記水平部
4aが前記垂直部4bと一体にL字状をなし、且
つ、前記プリズム本体1を装着した垂直部4bを
後部に立上げた状態で地面又は床面等の平面上に
水平部4aを密着して載置し平面上の測点Pに該
プリズム本体1を設置可能にしたことを特徴とす
る構成を有するから、 (1) 測点Pの周囲が開けている場合には、測量用
三脚等により測点P上に直立したポール9を中
央部のポール挿通固着部10に挿通し固定し、
プリズムホルダー4の水平部4aの前部にプリ
ズム本体1を装着して使用することができ、ま
た、構造物等の壁面や隅角部を測点Pとする場
合には、プリズムホルダー4の垂直部4bにプ
リズム本体1を装着しその後面の先鋭状エツジ
5を壁面や隅角部に接合せさて使用することが
でき、従つて、本考案に係る水平部4aと垂直
部4bが一体にL字状をなすプリズムホルダー
4においては、プリズム本体1を1個のプリズ
ムホルダー4の水平プリズム受部8と垂直プリ
ズム受部8′との間で着脱して交換使用するこ
とにより、測点Pの前記状況に対応して容易に
プリズム本体1を測点P上の所定高さに設置す
ることができる効果がある。
(2) 従つて、従来のように、2種類のプリズムホ
ルダーを測量現場に携帯し、その都度、測点の
状況に対応して水平型と垂直型のプリズムホル
ダーを取り替えて使用しなければならない面倒
な問題は解決すると共に、紛失や忘失すること
もなくなる効果がある。
(3) 前記の測点P上に直立したポール9を中央部
のポール挿通固着部10に挿通し固定し、プリ
ズムホルダー4の水平部4aの前部にプリズム
本体1を装着して使用する場合、後部の垂直部
4bが、ポール9を中心としてプリズム本体1
と重量を相殺して釣り合うバランサーとして作
用し、プリズムホルダー4のポール9への取付
状態が安定するから、水平部4aの水平状態の
維持を補助すると共に、ポール9に沿つての位
置決め調整を円滑化する効果がある。
(4) プリズム本体1を装着した垂直部4bを後部
に立上げた状態で地面又は床面等の平面上に水
平部4aを密着して載置し平面上の測点Pに該
プリズム本体1を設置可能にしたことから、測
点Pが地面や床面等の平面上にある場合には、
測点Pの設置状況が周囲の開けた場所又は隅角
部等の環境にかかわりなく即座に対応してプリ
ズム本体1を確実かつ正確に平面上の測点Pに
直接設置することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、
第2図は同横断平面図、第3図は測点上の任意の
高さに設置する場合の使用例を示す側面図、第4
図は隅角部内側に設置する場合の使用例を示す側
面図、第5図は同平面図、第6図は地面や床面に
直接設置する場合の使用例を示す側面図である。 1……プリズム本体、2……コーナーキユーブ
プリズム、3……本体取付ネジ、4……プリズム
ホルダー、4a……水平部、4b……垂直部、5
……先鋭状エツジ、6……チルトアーム、7……
アーム固定ネジ、8……水平プリズム受部、8′
……垂直プリズム受部、9,9′……ポール、1
0……ポール挿通固着部、11……ポール固定ネ
ジ、12……気泡管、13……ネジ穴、P……測
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前部にプリズム本体1を着脱自在に交換して装
    着する水平プリズム受部8を具備すると共に、前
    記前部に装着したプリズム本体1の測点Pを指し
    示すポール9を挿通して固定するポール挿通固着
    部10を中央部に具備する水平部4aと、前面に
    プリズム本体1を着脱自在に交換して装着する垂
    直プリズム受部8′を具備すると共に後面に該プ
    リズム本体1の測点Pを指し示す先鋭状エツジ5
    を具備する垂直部4bとからなるプリズムホルダ
    ー4において、前記水平部4aが前記垂直部4b
    と一体にL字状をなし、且つ、前記プリズム本体
    1を装着した垂直部4bを後部に立上げた状態で
    地面又は床面等の平面上に水平部4aを密着して
    載置し平面上の測点Pに該プリズム本体1を設置
    可能にしたことを特徴とする光波距離計用プリズ
    ムホルダー。
JP1987030321U 1987-03-02 1987-03-02 Expired JPH0432575Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS63137816U JPS63137816U (ja) 1988-09-12
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