JP2605428Y2 - 測量機 - Google Patents
測量機Info
- Publication number
- JP2605428Y2 JP2605428Y2 JP1992011027U JP1102792U JP2605428Y2 JP 2605428 Y2 JP2605428 Y2 JP 2605428Y2 JP 1992011027 U JP1992011027 U JP 1992011027U JP 1102792 U JP1102792 U JP 1102792U JP 2605428 Y2 JP2605428 Y2 JP 2605428Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surveying instrument
- height
- length measuring
- instrument
- scale
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光波距離計等の測量
機、特に機械高を容易に測定できる様にした測量機に関
するものである。
機、特に機械高を容易に測定できる様にした測量機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】測量機による距離測定に於いて、測量機
の望遠鏡までの高さ等、即ち測定の基準となる機械高の
高さを知ることが不可欠となる。従来、測量機の機械高
を測定する場合、巻尺等を用い地表からの距離を測定し
ていた。
の望遠鏡までの高さ等、即ち測定の基準となる機械高の
高さを知ることが不可欠となる。従来、測量機の機械高
を測定する場合、巻尺等を用い地表からの距離を測定し
ていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の測量機に於いて
は、機械高の測定の基準となるものがなく、測定の基準
については測定者の勘に頼る外はなく、機械高の測定は
曖昧なものとなっていた。又、巻尺の両端を作業者が保
持しなければならない為、作業性が悪く、機械高の高さ
によっては2人作業となることもあった。
は、機械高の測定の基準となるものがなく、測定の基準
については測定者の勘に頼る外はなく、機械高の測定は
曖昧なものとなっていた。又、巻尺の両端を作業者が保
持しなければならない為、作業性が悪く、機械高の高さ
によっては2人作業となることもあった。
【0004】本考案は斯かる実情に鑑み、簡単に而も精
度良く測量機の機械高を測定し得る様にしたものであ
る。
度良く測量機の機械高を測定し得る様にしたものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、測量機本体の
所要位置に、測長器具が係合可能で測長器具の係合位置
が測量機本体機械高の基準点に基づいた位置となってい
る係止金具を設けたことを特徴とするものである。
所要位置に、測長器具が係合可能で測長器具の係合位置
が測量機本体機械高の基準点に基づいた位置となってい
る係止金具を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】測長器具の一端を係止金具に係着させ、他端を
地表に当接させ、前記係止金具と地表間の距離を測定す
る。前記係止金具は、測量機の機械高高さに一致してい
るか、或は機械高高さから既知の位置に有り、前記測長
器具による前記係止金具と地表間の距離測定で容易に機
械高が測定できる。
地表に当接させ、前記係止金具と地表間の距離を測定す
る。前記係止金具は、測量機の機械高高さに一致してい
るか、或は機械高高さから既知の位置に有り、前記測長
器具による前記係止金具と地表間の距離測定で容易に機
械高が測定できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明
する。
する。
【0008】図1に於いて、1は測量機本体であり、該
測量機本体1は基盤2を介して3脚3に設けられてい
る。
測量機本体1は基盤2を介して3脚3に設けられてい
る。
【0009】前記測量機本体1の側面に、逆L字状の係
止金具4が固着されている。該係止金具4の上面は前記
測量機本体1の望遠鏡5の光軸の高さ(機械高)と一致
している。
止金具4が固着されている。該係止金具4の上面は前記
測量機本体1の望遠鏡5の光軸の高さ(機械高)と一致
している。
【0010】図2は、前記係止金具4の詳細を示す斜視
図であり、該係止金具4の垂直部6を介して前記測量機
本体1へ取付けられる様になっており、水平部7には図
示される様に、保持孔8と前記垂直部6と平行なスリッ
ト孔9が穿設されている。
図であり、該係止金具4の垂直部6を介して前記測量機
本体1へ取付けられる様になっており、水平部7には図
示される様に、保持孔8と前記垂直部6と平行なスリッ
ト孔9が穿設されている。
【0011】尚、図2では抜加工を容易にする為、保持
孔8とスリット孔9とが連続する形状になっているが、
それぞれ独立した孔であっても良い。
孔8とスリット孔9とが連続する形状になっているが、
それぞれ独立した孔であっても良い。
【0012】次に、図3により本実施例に用いられる巻
尺13の一例を説明する。
尺13の一例を説明する。
【0013】巻尺のケース10のスケール11引出し方
向と平行な側面に、フックプレート12を固着する、該
フックプレート12の上端は鉤状に折返されており、該
フックプレート12の上端が前記スリット孔9に係合す
る様になっている。
向と平行な側面に、フックプレート12を固着する、該
フックプレート12の上端は鉤状に折返されており、該
フックプレート12の上端が前記スリット孔9に係合す
る様になっている。
【0014】この巻尺13による機械高測定を、図4に
より説明する。
より説明する。
【0015】前記フックプレート12の上端を前記係止
金具4のスリット孔9に係合させ、スケール11を下方
に引出し、該スケール11の下端を地面に接触させる。
この時のケース10の長さを含めたスケール長さが機械
高となる。尚、巻尺13がストッパ機能を有し、引出し
たスケール11を保持するものであれば、機械高の測定
は更に容易となる。
金具4のスリット孔9に係合させ、スケール11を下方
に引出し、該スケール11の下端を地面に接触させる。
この時のケース10の長さを含めたスケール長さが機械
高となる。尚、巻尺13がストッパ機能を有し、引出し
たスケール11を保持するものであれば、機械高の測定
は更に容易となる。
【0016】又、図5は他の巻尺14を示しており、該
巻尺14ではスケール11の下端に設けられる先端金具
15をフック形状にしたものである。
巻尺14ではスケール11の下端に設けられる先端金具
15をフック形状にしたものである。
【0017】該巻尺14による機械高測定を図6により
説明する。
説明する。
【0018】前記先端金具15を前記巻尺14のスリッ
ト孔9に係合させ、前記ケース10を下方に引下ろし、
地面に当接させる。この時のケース10の長さを含めた
スケール長さが機械高となる。
ト孔9に係合させ、前記ケース10を下方に引下ろし、
地面に当接させる。この時のケース10の長さを含めた
スケール長さが機械高となる。
【0019】上記測定の2例は巻尺を使用した例を説明
したが、他の測長器具を使用することも可能である。
したが、他の測長器具を使用することも可能である。
【0020】図7は他の測長器具として伸縮自在な棒状
スケール16を示している。
スケール16を示している。
【0021】該棒状スケール16により機械高を測定す
る場合は、前記係止金具4の保持孔8に該棒状スケール
16を挿通せしめ、該棒状スケール16の下端を接地さ
せた状態で前記係止金具4の上面の位置を該棒状スケー
ル16で読めば、直ちに機械高を測定することができ
る。
る場合は、前記係止金具4の保持孔8に該棒状スケール
16を挿通せしめ、該棒状スケール16の下端を接地さ
せた状態で前記係止金具4の上面の位置を該棒状スケー
ル16で読めば、直ちに機械高を測定することができ
る。
【0022】尚、上記実施例に於いて、係止金具4の上
面を機械高の基準点と一致させたが、更に正確とする
為、巻尺を係止金具に係合させた状態で巻尺の0位置が
機械高基準位置に合致する様に係止金具4の取付け位置
をずらせても良く、更に係止金具がデザイン上、或は他
の部品からの制約より機械高基準位置と合致させて取付
けることができない場合は、測定者の目に付く所に機械
高基準位置とのずれ量を明記しておけば良い。
面を機械高の基準点と一致させたが、更に正確とする
為、巻尺を係止金具に係合させた状態で巻尺の0位置が
機械高基準位置に合致する様に係止金具4の取付け位置
をずらせても良く、更に係止金具がデザイン上、或は他
の部品からの制約より機械高基準位置と合致させて取付
けることができない場合は、測定者の目に付く所に機械
高基準位置とのずれ量を明記しておけば良い。
【0023】更に又、前記係止金具4の形状は上記実施
例に限定されるものではなく、用いられる測長器具と係
合が容易な形状とすれば良いことは言う迄もない。
例に限定されるものではなく、用いられる測長器具と係
合が容易な形状とすれば良いことは言う迄もない。
【0024】又、測量機としては光波距離計の他、G.
P.S(Global Position Syste
m;衛星利用位置測定システム)測量機等の測量機にも
実施可能であることは勿論である。
P.S(Global Position Syste
m;衛星利用位置測定システム)測量機等の測量機にも
実施可能であることは勿論である。
【0025】
【考案の効果】以上述べた如く本考案によれば、測量機
の機械高を簡単に精度良く且迅速に測定することがで
き、作業開始時の段取り時間を大幅に短縮することがで
きる。
の機械高を簡単に精度良く且迅速に測定することがで
き、作業開始時の段取り時間を大幅に短縮することがで
きる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例に係る係止金具の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】本実施例に用いられる測長器具の一例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】該測長器具による機械高測定を示す説明図であ
る。
る。
【図5】本実施例に用いられる測長器具の他の例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】該他の測長器具による機械高測定を示す説明図
である。
である。
【図7】本実施例に用いられる測長器具の更に他の例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 測量機本体 4 係止金具 12 フックプレート 14 巻尺 15 先端金具 16 棒状スケール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 1/02,5/00,15/00
Claims (1)
- 【請求項1】 測量機本体の所要位置に、測長器具が係
合可能で測長器具の係合位置が測量機本体機械高の基準
点に基づいた位置となっている係止金具を設けたことを
特徴とする測量機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011027U JP2605428Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 測量機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011027U JP2605428Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 測量機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0564720U JPH0564720U (ja) | 1993-08-27 |
JP2605428Y2 true JP2605428Y2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=11766616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992011027U Expired - Lifetime JP2605428Y2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 測量機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605428Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023149252A (ja) | 2022-03-30 | 2023-10-13 | 株式会社トプコン | 測量機 |
JP2023149251A (ja) | 2022-03-30 | 2023-10-13 | 株式会社トプコン | 測量機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6090603U (ja) * | 1983-11-28 | 1985-06-21 | 株式会社長谷川工務店 | 巻尺 |
JP2587237B2 (ja) * | 1987-05-12 | 1997-03-05 | 株式会社ソキア | 同軸視準の測距儀の機械中心高さの測定方法 |
JPH0610247Y2 (ja) * | 1988-01-30 | 1994-03-16 | 株式会社ソキア | 求心望遠鏡付測量機 |
JPH0738873Y2 (ja) * | 1988-03-07 | 1995-09-06 | 株式会社ソキア | 反射鏡装置における機械高調整機構 |
JPH02141803U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-29 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1992011027U patent/JP2605428Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0564720U (ja) | 1993-08-27 |
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