JPS625608Y2 - - Google Patents

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JPS625608Y2
JPS625608Y2 JP1981120161U JP12016181U JPS625608Y2 JP S625608 Y2 JPS625608 Y2 JP S625608Y2 JP 1981120161 U JP1981120161 U JP 1981120161U JP 12016181 U JP12016181 U JP 12016181U JP S625608 Y2 JPS625608 Y2 JP S625608Y2
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JP
Japan
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hole
pointer
jig
plumb bob
positioning hole
Prior art date
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Application number
JP1981120161U
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JPS5826613U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は構造物の据え付け時に、その倒れを検
知する垂直検知器に関する。
従来、構造物の倒れを修正するには、第6図に
示ように先端に下げ振りd′を取付けた棒13を構
造物A′の上面に載置固定し、該下げ振りd′を垂下
させて構造物A′の上端部と下端部から下げ振り
d′の糸3′までの距離を夫々測定して構造物A′の
倒れ具合を検知すると共に、その面14と隣り合
う面15についても同様に行い、前後及び左右方
向の倒れ具合を検知して構造物A′の倒れを修正
していた。
しかしこの方法では修正する際にどの程度、構
造物A′が垂直に近づいたかわからないので、修
正後、更に測定しなければならず、修正と測定を
数回繰り返す必要があり、手間がかかるという欠
点があつた。
そこで、構造物の倒れ具合を目視により検知し
得る様にした実開昭54−66565号公報の下げ振り
が存在している。斯る下げ振りは支柱下端の腕に
腕方向の長孔を開穿し、該長孔に脚部分を介して
摺動駒を摺動自在に係合させて設けると共に、該
摺動駒に上記長孔と直交する第2の長孔を開穿し
て該長孔に支柱上端の腕に上端を止着して垂り下
げた糸(垂下条体)を挿通させ、上記長孔の孔縁
上面及び第2の長孔の両端に指標(目標)を夫々
設けて、長孔孔縁上面の指標(目盛)に対する摺
動駒の指標の位置関係から構造物の倒れ具合(垂
直度合)を測定できる様にしたものである。
しかし乍ら、この方法では構造物の一方向のみ
の倒れ具合しか測定することができない、即ち構
造物の倒れ具合に対応して摺動する様に支柱下端
の腕に設けた摺動駒の摺動方向における例えば構
造物の前後方向の倒れ具合しか測定することがで
きず、そのため構造物の左右方向の倒れ具合を測
定するためには支柱の構造物に対する付設位置を
変えなければならないといつた構造物の前後、左
右方向を同時に測定することはできないものであ
つた。
本考案は上記従来の問題を解決し、倒れ具合を
目視により検知し得る様にすることは勿論、被測
定物の前後及び左右方向の倒れ具合を同時に検知
しながら両方向の修正作業を同時に行ない得る様
にすると共に、不使用時等にはコンパクトな状態
で収納保管できる様にすることである。
上記問題を解決するために本考案が講じる技術
的手段は、固定具を設けて被測定物の上部に固定
される吊り下げ治具と、固定具を設けて被測定物
の下部に固定されるガイド用治具との夫々別体と
する両治具の組合せからなり、上記吊り下げ治具
には下方に垂下する下げ振りを設け、ガイド用治
具にはその取付状態で上記下げ振りが挿通する円
形状の穴を開穿し、該穴の上方に上記下げ振りが
挿通する長孔状若しくはスリツト状の位置決め孔
を開穿した指針を回動自在に設けると共に、上記
穴の周縁部及び位置決め孔の周縁部上面に夫々指
標を施したことである。
而して、被測定物の上部に、下げ振りを有する
吊り下げ治具を、下部に下げ振りが挿通する穴及
び同下げ振りが挿通する位置決め孔を有する指針
を回動自在に設けたガイド用治具を夫々固定具で
固定することにより、下げ振りと位置決め孔周縁
部の指標との関係及び指針と穴周縁部の指標との
関係から被測定物の前後及び左右方向の倒れ具合
を検知する。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
この実施例は第1図に示すように被測定物とし
てユニツトバスAの場合を示し、該ユニツトバス
Aに対して四角形状に突出形成したドア枠1の上
方角部に吊り下げ治具aを、下方角部にガイド用
治具bを夫々鉛直方向に位置させて固定したもの
である。
吊り下げ治具aは平板状に形成され、後部をド
ア枠1の上横枠1a下面に沿つて差し込んで、そ
の上面に設けた固定具cにより固定されている。
固定具cは図面においてはドア枠1を挾持する
クリツプであるが、ドア枠1の所定位置に固定で
きれば、マグネツトでも単に差し込み等でも何ん
でも良い。
また吊り下げ治具aの前端部は幅挾状に形成し
た巻き取り部2が設けられており、該部2に下げ
振りdを構成する糸3が巻かれてその長さを調整
可能にすると共に、外側の端縁(図面では右側の
端縁)にドア枠1より所定間隔をおいて案内切欠
部4が形成されており、該部4より糸3を垂下し
てその下端に円すい形のおもり5を取付けてい
る。
ガイド用治具bは外側即ち右側を突出する平板
状に形成され、後部をドア枠1の下横枠1b上面
に沿つて差し込んで、その下面に設けた固定具c
により固定されている。
また、ガイド用治具bは上記案内切欠部4の下
方に位置して円形状の穴6が開穿され、該穴6の
上方には帯板状の指針7が設けられている。
指針7は上記穴6の中心を通つてドア枠1と平
行に載置され、その一端を穴6の周縁部に枢軸8
を介して回動自在に固定すると共に、他端を針先
状に形成して尖頭部9が形成されている。
また指針7には上下に貫通する長孔状若しくは
スリツト状の位置決め孔10が開穿されており、
該孔10を介して上記下げ振りdの糸3が穴6に
挿通するようになつている。
位置決め孔10の幅は上記下げ振りdの糸3よ
り若干大きくした位の幅で、該孔10の周面に糸
3を当接させることにより、摩擦で糸3の静止ま
での時間を短かくするようにしている。
そして、穴6の周縁部と位置決め孔10の周縁
部には、ユニツトバスAが垂直状に起立している
状態で、指針7の尖頭部9が示す位置と下げ振り
dの糸3が挿通する位置に夫々指標11a,11
bが施されている。
従つて、指針7の尖頭部9が穴6の周縁部に施
した指標11aより前か後を指しているときはユ
ニツトバスAが前後方向に倒れていることを示
し、下げ振りdの糸3が位置決め孔10の周縁部
に施した指標11bより右か左を挿通していると
きはユニツトバスAが左右方向に倒れていること
を示している。
尚、両指標11a,11bの周囲には必要に応
じて図面に示すように所定間隔毎に目盛り12を
設けてユニツトバスAの倒れ具合を目視により容
易に判断できるようにしても良い。
また前記実施例においては指針7をドア枠1と
平行に取付けたが、これに限定されるものではな
く、例えばドア枠1と直交する方向に取付けても
良い。
この場合、ユニツトバスAの左右方向の倒れが
指針7によつて示され、前後方向の倒れが下げ振
りdの糸3と位置決め孔10によつて示される。
而して斯る垂直検知器は、ドア枠1の上方角部
に吊り下げ治具aを、下方角部にガイド用治具b
を夫々外側に寄せて固定具cにより固定し、吊り
下げ治具a先端に設けた下げ振りdの糸3を案内
切欠部4より垂下させ、ガイド用治具bに取付け
た指針7の位置決め孔10を挿通しておもり5を
取付ければ、指針7の尖頭部9と指針11a及び
糸の挿通位置と指標11bの相互位置関係で、ユ
ニツトバスAの前後及び左右方向への倒れ具合が
検知される。
本考案の垂直検知器は叙上の如く構成したので
下記の効果を奏する。
被測定物の上部に下方に垂下する下げ振りを
有する吊り下げ治具を、下部に下げ振りが挿通
する穴及び同下げ振りが挿通する位置決め孔を
有する指針を回動自在に設けたガイド用治具を
夫々固定具で固定して、下げ振りと位置決め孔
の周縁部に施した指針との関係及び指針と穴の
周縁部に施した指標との関係から被測定物の倒
れ具合を検知する様にしたから、目視により検
知し得ることは勿論、被測定物の前後方向の倒
れ具合のみならず左右方向の倒れ具合も同時に
検知して両方向の倒れの修正作業を同時に行う
ことが出来る。よつて、被測定物の前後及び左
右方向の修正作業を短時間で行なうことができ
る垂直検知器を提供出来た。
固定具を設けて被測定物の上部に固定される
吊り下げ治具と、固定具を設けて被測定物の下
部に固定されるガイド用治具との夫々別体とす
る両治具の組合せからなるので、不使用時等に
は工具箱等に収納してコンパクトに保管出来
る。よつて携行に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す垂直検知器の
斜視図、第2図及び第3図は要部を拡大して示す
斜視図、第4図はガイド用治具の平面図、第5図
は第4図の−線に沿える拡大断面図、第6図
は従来の構造物の垂直を検知する方法の一例を示
す斜視図である。 A……被測定物、a……吊り下げ治具、b……
ガイド用治具、c……固定具、d……下げ振り、
7……指針、10……位置決め孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定具を設けて被測定物の上部に固定される吊
    り下げ治具と、固定具を設けて被測定物の下部に
    固定されるガイド用治具との夫々別体とする両治
    具の組合せからなり、上記吊り下げ治具には下方
    に垂下する下げ振りを設け、ガイド用治具には、
    その取付状態で上記下げ振りが挿通する円形状の
    穴を開穿し、該穴の上方に上記下げ振りが挿通す
    る長孔状若しくはスリツト状の位置決め孔を開穿
    した指針を回動自在に設けると共に、上記穴の周
    縁部及び位置決め孔の周縁部上面に夫々指標を施
    したことを特徴とする垂直検知器。
JP12016181U 1981-08-12 1981-08-12 垂直検知器 Granted JPS5826613U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12016181U JPS5826613U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 垂直検知器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12016181U JPS5826613U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 垂直検知器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5826613U JPS5826613U (ja) 1983-02-21
JPS625608Y2 true JPS625608Y2 (ja) 1987-02-09

Family

ID=29914189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12016181U Granted JPS5826613U (ja) 1981-08-12 1981-08-12 垂直検知器

Country Status (1)

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JP (1) JPS5826613U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0447609Y2 (ja) * 1984-11-13 1992-11-10
JPS6252468U (ja) * 1985-09-19 1987-04-01
JPH0432573Y2 (ja) * 1986-06-11 1992-08-05

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5716086Y2 (ja) * 1977-10-19 1982-04-05

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5826613U (ja) 1983-02-21

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