JPH0447609Y2 - - Google Patents

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JPH0447609Y2
JPH0447609Y2 JP1984171069U JP17106984U JPH0447609Y2 JP H0447609 Y2 JPH0447609 Y2 JP H0447609Y2 JP 1984171069 U JP1984171069 U JP 1984171069U JP 17106984 U JP17106984 U JP 17106984U JP H0447609 Y2 JPH0447609 Y2 JP H0447609Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主に建築物の壁面に突設したスイ
ツチ、分電盤等のボツクス類のコンクリート打設
前の建込時、打込み後、仕上げプレート取付後等
において上記ボツクス類の曲りや倒れ等のチエツ
クに使用するスイツチ、コンセントボツクス類等
の取付精度測定器に関する。
〔従来の技術〕
従来建物壁面への埋込ボツクス類の施工上の精
度保証を考える時、左右への片寄り又は傾斜は、
約3°位まではこの上に重ねる塗代カバーで修正可
能であるが、それをこえる場合はカバーの特注加
工か壁面をけずつてボツクス類の位置を直す斫り
補修を必要とする。故にボツクス類のコンクリー
ト打設前の建込時、打込み後、仕上げプレート取
付後等の各段階において許容値をこえないための
管理が必要である。そこで従来ボツクス類の中心
箇所からさげふりを下げ、巻尺や折尺等のスケー
ルにて測定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながらこれらのさげふりとスケールを使
用した測定は手間がかかりかつ測定上の誤差が生
じ易い。従つてスケールを使わずさげふりのみを
使用し、目見当で測定している場合が多い。それ
故ボツクス類の取付時の精度チエツクが正確にな
されず、施工後の検査時に修正作業を行う場合が
多数有り、余計な手間を要していた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこでこの考案はボツクス類のコンクリート打
設前の建込時、打込み後、仕上げプレート取付後
等の各段階において極めて容易にボツクス類の前
後、左右の曲りや倒れの確認ができ、かつその曲
りや倒れ度合が数値で確認できる取付精度測定器
を提供するものである。
そしてこの考案の構成はアングル状の本体の一
片を基板、他片を側板とし、これらの基板と側板
とにより突部を成す面を外面とし、この基板の外
面に、当該外面と直角でかつ基板と側板との外面
の稜線に対して直角な水平板を有する鍵片を設
け、この鍵片の水平板上であつて基板の外面から
一定長はなれ、かつ当該外面と平行な直線上に設
けた複数の円形溝のうちの、当該本体を被測定物
の一側に当てた際の被測定物の中央に近い円形溝
に上端部を着脱自在に嵌めて当該円形溝から、下
端に重錘を有する重錘紐を垂らし、上記基板の外
面には、基板と側板との外面の稜線に対して直角
に左右傾斜測定基線を設け、この測定基線上に、
上記稜線と平行に垂下した重錘紐の位置を0目盛
とする左右傾斜測定用目盛を設け、また基板の外
面には、上記稜線と直角方向に摺動自在でかつ基
板外面と直角をなす水平片を設け、この水平片の
一側縁又はこれと平行な前後傾斜測定基線上に、
上記稜線と平行に垂下した重錘紐の位置を0目盛
とする前後傾斜測定用目盛を設け、上記基板の内
面上部に、当該基板の内面と直角でかつ稜線に直
角な下面を有するストツパー片を設けたものであ
る。
〔作用〕
この測定器を使用するには例えばコンクリート
打設後の壁面に埋め込まれた被測定物たる中型の
アウトレツトボツクスの正面及び一側面にこの測
定器の基板及び側板を夫々密着させ、さらに当該
アウトレツトボツクスの頂面にこの測定器のスト
ツパー片下面を当てて被測定物に本体を当てる。
そして当該アウトレツトボツクスの中央に近いこ
の測定器の鍵片の水平板の円形溝に重錘紐の上端
部を嵌めて重錘紐を垂下せしめ、基板外面の左右
傾斜測定基線上の重錘紐位置の左右傾斜測定用目
盛を読む。重錘紐が0目盛に位置していれば被測
定物の左右方向の傾きや曲りがないことが分り、
0目盛を外れていれば左右いずれかに傾いている
ことが分る。またその際重錘紐の脇に水平片を動
かし、重錘紐が前後傾斜測定用目盛の0目盛に位
置していれば被測定物の前後方向の傾きや曲りが
ないことが分り、0目盛を外れていれば前後いず
れかの方向に傾いていることが分る。
〔実施例〕
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。一定の長さを有するアングル材状の本体1を
設け、この一片を基板2、他片を側板3とし、こ
れらの基板2と側板3とにより突部を形成する側
を夫々外面とする。この基板2の外面上部に水平
板4aを有する鍵片4をネジ5により固定し、こ
の水平片4aには、外辺の二個所から夫々切欠溝
6を有し、これらの各切欠溝6につづいて円形溝
7を夫々有する。これらの円形溝7,7は夫々本
体1を被測定物たるスイツチの中型ボツクス又は
大型ボツクスに当てた際夫々のボツクスの中心に
位置するよう予め定める。細巾の板を折り曲げて
成る把手片8の一端に小管9を貫通せしめて小管
9の下部を把手片8の一端から垂下せしめて固定
し、この小管9の中心から、下端に分銅10を有
する重錘紐11を垂らす。そしてこの把手片8を
もつて重錘紐11を上記任意の一方の切欠溝6に
通して円形溝7に上から小管9にはめると、重錘
紐11の支持根部は基板2の外面から一定間隔を
あけて上記鍵片4に支持される。基板2の外面略
中央には、基板2と側板3との外面が突き合つた
稜線12に対して直角に左右傾斜測定基線13が
設けられ、この左右傾斜測定基線13上には、稜
線12と上記重錘紐11が平行となつた際の重錘
紐11に相応する位置が0となる如く等間隔に左
右傾斜測定用目盛13aが設けられている。また
この左右傾斜測定基線13に近接平行してもう一
本補助左右傾斜測定基線14が設けられ、この補
助左右傾斜測定基線14上には、上記他方の円形
溝7に把手片8の小管9をはめて重錘紐11を垂
らし、上記稜線12と重錘紐11とが平行となつ
た際の重錘紐11に相応する位置が0となる如く
等間隔に補助左右傾斜測定用目盛14aが設けら
れている。即ち左右傾斜測定基線13はスイツチ
の中型ボツクス用であり、補助左右傾斜測定基線
14は大型ボツクス用である。またこれらの測定
基線13,14の下方の基板2の外面には鏡15
が設けられ、この鏡15には上記左右傾斜測定基
線13及び補助左右傾斜測定基線14の各0目盛
に相応して上記稜線12と平行に夫々ガイド線1
5a,15bが設けられている。また鏡15の下
方の基板2の外面には左右傾斜用角度目盛16,
17が夫々設けられ、上記左右傾斜測定基線13
及び補助左右傾斜測定基線14の各0目盛に相応
してこれらの左右傾斜用角度目盛16,17の0
目盛が設けられ、上記鍵片4の各円形溝7に上記
管体9をはめた際の各重錘紐11の支持点を基点
として角度目盛が印されている。さらに上記基板
2の下端には、上記稜線12に対して直角に長溝
18が設けられ、この長溝18には長手方向に摺
動自在な可動片19が設けられている。この可動
片19は、稜線12に直角な基板2の下端縁に下
端鍵部19bを係止し、可動片19の中央を貫通
したピン20を上記長溝18内に遊通し、基板2
の裏面に突出したピン20先端にナツト21を固
定したもので、この可動片20上端から、基板2
の外面に直角な水平片22を突出せしめたもので
ある。この水平片22の一側片には前後傾斜測定
用目盛23が設けられ、この目盛23は、重錘紐
11が上記稜線12と平行になつた際の重錘紐1
1の位置を0目盛として等間隔につけられてい
る。基板2の内面上部、上記鍵片4に相応する位
置にストツパー片24が設けられ、このストツパ
ー片24の下端面は上記稜線12及び基板2の内
面と直角をなしている。なお25は基板2に穿つ
たくり抜き窓、26は基板2と側板1との上端間
にわたした三角形の補強板である。
第5図はこの実施例の使用状態を示し、スイツ
チ用の中型のアウトレツトボツクス27の取付精
度をチエツクする場合、上記把手片8をもつて管
体9を鍵片4の一方、即ち中型アウトレツトボツ
クス用の円形溝7に入れる。そして本体1の基板
2と側板3とをアウトレツトボツクス27の正面
及び側面に当て、本体1の内側コーナーがアウト
レツトボツクス27の稜線にほぼ当るまで押し当
てる。そしてストツパー片24の下端面をアウト
レツトボツクス27の上面に当てる。これにより
アウトレツトボツクス27の中心に重錘紐11の
支持点が位置する。そしてこの際の重錘紐11の
位置を左右傾斜測定用目盛13aと前後傾斜測定
用目盛23で読みとる。この際前後傾斜測定に際
しては可動円19を長溝18内で移動せしめて水
平片22を重錘紐11の脇に位置させる。また左
右傾斜測定用目盛13aを読みとる際は、鏡15
に映つた重錘紐11の虚像と実像とが一致した位
置で目視すると正確な傾斜度合が測れる。そして
ガイド線15aと重錘紐11とが一致すればこの
被測定物たるアウトレツドボツクス27は左右方
向に傾斜していないことが直ちに分る。
またスイツチ用の大型のアウトレツトボツクス
の取付精度をチエツクする場合、上記把手片8を
もつて、鍵片4の他方、即ち大型アウトレツトボ
ツクス用の円形溝7に管体9を入れると、大型ア
ウトレツトボツクス(図示せず)に上記と同様に
本体をコーナー部を押し当てた際大型アウトレツ
トボツクスの中心に重錘紐11の支持点が位置す
るようになつている。
〔考案の効果〕
この考案は以上の構成であり、被測定物のコー
ナー、即ち正面壁及び側面壁にこの考案のアング
ル材状の本体の基板及び側板を当て、さらに被測
定物の頂面壁にこの考案のストツパー片下面を当
て、被測定物の中央に近いこの考案の鍵片の水平
板の円形溝に重錘紐の上端部を嵌め、この状態で
重錘紐の位置を左右傾斜測定用目盛と前後傾斜測
定用目盛で読めば、直ちに被測定物の前後左右の
傾斜度合が分り、測定そのものの作業が極めて簡
単である。しかもこの傾斜度合を上記目盛によつ
て数値で知ることができ正確につかめる。また、
被測定物の大きさによつて中央部が異なるが、こ
の考案では鍵片の水平板に複数個の円形溝を設
け、これらのうちの任意の円形溝に重錘紐の上端
部を着脱自在に嵌めることができるため、被測定
物の大きさに合わせてその中央部に近い円形溝を
選べは、常に被測定物の中央に近いところで前後
左右の傾斜度合を測ることができ、より正確な測
定ができる。その際前後傾斜測定基線を有する水
平片は、基板と側板との外面の稜線に対して直角
方向に摺動自在であるため、重錘紐の位置によつ
て水平片を適宜移動させることができ、常に重錘
紐の脇に水平片を接近させて正確に前後傾斜度合
を測定することができるものである。それ故熟練
を要せず誰れにでも容易かつ正確に測定でき、埋
込ボツクス類の取付施工の各段階において手軽に
測定しつつ仕上げることができ、従来の如くコン
クリート打込後や仕上げ後の修正を回避できる。
またこの考案の測定できる被測定物は上記のボ
ツクス類に限らず、立方体、直方体等コーナー部
を有するものであれば広く種々のものに利用でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の正面斜視図、第2図はこの
考案の重錘紐の側面図、第3図はこの考案の本体
の平面図、第4図はこの考案の背面斜視図、第5
図はこの考案の使用状態を示す斜視図である。 なお図中1は本体、2は基板、3は側板、4は
鍵片、7は円形溝、9は管体、10は分銅、11
は重錘紐、12は稜線、13は左右傾斜測定基
線、13aは左右傾斜測定用目盛、18は長溝、
19は可動片、22は水平片、23は前後傾斜測
定用目盛である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アングル状の本体の一片を基板、他片を側板と
    し、これらの基板と側板とにより突部を成す面を
    外面とし、この基板の外面に、当該外面と直角で
    かつ基板と側板との外面の稜線に対して直角な水
    平板を有する鍵片を設け、この鍵片の水平板上で
    あつて基板の外面から一定長はなれ、かつ当該基
    板の外面と平行な直線上に設けた複数の円形溝の
    うち、当該本体を被測定物の一側に当てた際の被
    測定物の中央に近い円形溝に上端部を着脱自在に
    嵌めて当該円形溝から、下端に重錘を有する重錘
    紐を垂らし、上記基板の外面には、上記稜線に対
    して直角に左右傾斜測定基線を設け、この測定基
    線上に、上記稜線と平行に垂下した重錘紐の位置
    を0目盛とする左右傾斜測定用目盛を設け、また
    基板の外面には上記稜線と直角方向に摺動自在で
    かつ基板外面と直角をなす水平片を設け、この水
    平片の一側縁又はこれと平行な前後傾斜測定基線
    上に、上記稜線と平行に垂下した重錘紐の位置を
    0目盛とする前後傾斜測定用目盛を設け、上記基
    板の内面上部に、当該基板の内面と直角でかつ稜
    線に直角な下面を有するストツパー片を設けたこ
    とを特徴とする、ボツクス類の取付精度測定器。
JP1984171069U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH0447609Y2 (ja)

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JPS6187317U JPS6187317U (ja) 1986-06-07
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826613B2 (ja) * 1975-11-05 1983-06-03 松下電器産業株式会社 ユウキフイルムタ−ゲツトガタソウサヘンカンカンソウチ

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JPS6187317U (ja) 1986-06-07

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