JP2550317Y2 - 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器 - Google Patents

敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器

Info

Publication number
JP2550317Y2
JP2550317Y2 JP1989067767U JP6776789U JP2550317Y2 JP 2550317 Y2 JP2550317 Y2 JP 2550317Y2 JP 1989067767 U JP1989067767 U JP 1989067767U JP 6776789 U JP6776789 U JP 6776789U JP 2550317 Y2 JP2550317 Y2 JP 2550317Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
horizontal frame
laid
scale
height
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989067767U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH038704U (ja
Inventor
清隆 伊藤
Original Assignee
清隆 伊藤
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 清隆 伊藤 filed Critical 清隆 伊藤
Priority to JP1989067767U priority Critical patent/JP2550317Y2/ja
Publication of JPH038704U publication Critical patent/JPH038704U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550317Y2 publication Critical patent/JP2550317Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は下水道パイプ等を敷設する際もしくは敷設
パイプを修理する際に、敷設パイプの管芯の割り出しと
高さ測定とを、敷設パイプの外径や内径に応じて一度に
行なうことができる敷設パイプの管芯割り出しおよび高
さ測定器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、下水道パイプなどの敷設パイプの高さは、敷設
パイプの長さ方向に沿って水糸を張り渡し、この水糸か
らの敷設パイプの管頂もしくは管底までの距離をスケー
ル等で測定しており、これに基づいて敷設パイプの敷設
角度を割り出していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来例においては、敷設パイプの管
芯を把握することができないので正確な敷設パイプの水
平方向の位置(曲がり)がつかめず、水糸から敷設パイ
プの管頂もしくは管底までの正確な高さを測定すること
はできなかった。
例えば敷設パイプの上端から測定しようとする場合、
どの位置が敷設パイプの最上端、すなわち管頂かを見な
ければならず、管芯を把握して敷設パイプの最上端を決
定することが不可欠である。これは敷設パイプの流路の
最下端、すなわち管底から測定しようとする場合にも、
同様である。
この考案は、従来例の上記欠点を解消したもので、敷
設パイプの外径や内径に応じて管芯を簡単に割り出すこ
とができ、したがって水糸からの敷設パイプの管頂もし
くは管底までの距離、すなわち敷設パイプの高さを正確
に測定することができる、新規な敷設パイプの管芯割り
出しおよび高さ測定器を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この考案の敷設パイプの管芯割り出しおよ
び高さ測定器は、敷設パイプの長さ方向に直角に設置し
た横枠と、横枠に対して直角かつ昇降可能に取りつけら
れ、横枠の中心に片面が位置するとともに、横枠を交差
して上下方向に垂直に伸びるスケール、横枠の中心から
その両側に左右対称に取り付けられ、敷設パイプの管径
に応じて横枠の長さ方向に移動可能な一対の管径ガイド
と、横枠に取り付けた水準器とを有することを特徴とす
るものである。
〔実施例〕
以下図面に基いて、この考案の敷設パイプの管芯割り
出しおよび高さ測定器の一実施例につき詳細に説明す
る。
第1図において、1は測定される対象の敷設パイプ
で、例えばヒューム管、塩化ビニール管、陶管等の下水
道用の管が主にその対象となる。2は、この敷設パイプ
1の長さ方向に直角に、かつ水平に伸びる横枠で、その
底面には所定の間隔で複数のボルト孔3が開設されてい
る。また、横枠2のほぼ中央には、この横枠2に対して
直角をなし、横枠2を交差して横枠2の上下に垂直に伸
びるようスケール4が取り付けられている。したがっ
て、上記ボルト孔3は横枠2のスケール4の取付位置の
両側に左右対称に配設されている。
上記スケール4は、重りのついた下げ振り等を水糸11
からこのスケール4に沿って下ろすことによって敷設パ
イプ1の管芯を割り出すことができるだけでなく、その
長さ方向に目盛5を備えているので水糸11からの敷設パ
イプ1の管頂までの距離、すなわち敷設パイプ1の高さ
の測定が行なえるようになっている。
横枠2の上記ボルト孔3には、一対の管径ガイド6が
中心の目印12から等間隔に、かつ敷設パイプ1の長さ方
向に平行に取り付けられている。したがって管径ガイド
6は、ボルト孔3への取付位置を変えることにより、敷
設パイプ1の外径に応じて横枠2の長さ方向に移動可能
である。
上記横枠2および管径ガイド6には、それぞれ水準器
7が内蔵してあり、横枠2および管径ガイド6の水準が
計測できるようになっている。
第2図は、上記測定器を敷設パイプ1の内部にセット
して使用する場合を示すもので、横枠2の下面には複数
のボルト孔3を介して管径ガイド6が取り付けられてい
る。そして、横枠2のほぼ中央には、この横枠2に対し
て直角をなし、横枠2を交差して横枠2の上下に垂直に
伸びるようスケール4が取り付けられている。したがっ
て管径ガイド6を敷設パイプ1内にセットし、水準器7
によって横枠2を水平に保持するとともに、水糸11から
下ろした下げ振り等に沿ってスケール4を合わせながら
敷設パイプ1を移動させれば、所定の内径に応じて容易
に管芯が割り出され、同時にスケール4の目盛5を読む
だけで管頂からの高さ、ひいては水糸から管底までの高
さ、すなわち敷設パイプ1の高さが一挙に測定すること
ができる。
(敷設パイプの管芯の割り出し) この考案の敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定
器の使用に際しては、第1図のように敷設パイプ1の上
方に水糸11を張り、一対の管径ガイド6で敷設パイプ1
を挟むようにして、横枠2を敷設パイプ1の上部にセッ
トする。そして、横枠2と管径ガイド6とを、水準器7
で水平位置にセットすると、スケール4の下端は自動的
に管芯を指すようになる。したがって水糸11から下ろし
た下げ振り等に沿ってスケール4を合わせながら敷設パ
イプ1を移動させれば、所定の内径に応じて容易に管芯
を割り出すことができる。
なお敷設パイプ1の径が大きいとき等は、第2図のよ
うに一対の管径ガイド6を敷設パイプ1内に搭載して、
横枠2を敷設パイプ1の内部にセットする。その上で、
水糸11から下ろした重りのついた下げ振り等に沿ってス
ケール4を合わせながら敷設パイプ1を移動させれば、
簡単に管芯を割り出すことができる。その際、管頂にお
いて下げ振り等が指し示す位置に印を付しておけば、そ
の後の敷設パイプ1の高さの測定を簡単に行なうことが
できる。
(敷設パイプの高さの測定) 当初から敷設パイプ1の上部にセットした測定器、も
しくは敷設パイプの内部に設置して管芯を割り出した
後、敷設パイプ1の上部にセットした測定器は、スケー
ル4の上端が水糸11を横切って伸びている。その状態に
おいてスケール4の目盛5を読むことにより、敷設パイ
プ1の管頂からの高さ、すなわち敷設パイプ1の設置さ
れた高さが測定でき、したがって敷設パイプ1の敷設角
度を割り出すことができる。
もちろん、管頂からの高さではなく、管底からの高さ
を測定することにより、敷設パイプ1内の流路の高さを
正確に測定することも可能である。
上記説明においては、水糸11を基準として高さを測定
する場合について説明したが、レーザー光等を水平に照
射し、スケールに設けた照準装置に合わせることにより
測定してもよい。
〔作用〕 この考案の敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定
器は、スケール4を難なく垂直に立てることができる。
したがって敷設パイプ1の高さを測定するうえで必要な
管芯を、横枠2と管径ガイド6とを水準器7で水平位置
にセットするだけで容易に割り出すことができる。
したがって、その後はスケール4の目盛5を読むだけ
で正確に敷設パイプ1の高さを測定することが可能であ
る。
〔考案の効果〕
この考案の敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定
器は、スケールを横枠を交差して上下方向に垂直に伸び
るよう構成したので、スケールの端部を管頂に突き当て
るだけで、スケールを容易かつ正確に管芯から立ち上ら
せることができ、管径の如何にかかわらず管頂からの、
または管底からの距離、ひいては敷設パイプの設置高さ
を簡単に測定することができる。
もちろん、この考案の敷設パイプの管芯割り出しおよ
び高さ測定器は、管径ガイドをスケールの両側において
左右対称の位置に移動させることができる、したがって
管径に応じて管径ガイドを移動させれば、いかなる管径
の敷設パイプにも迅速に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の敷設パイプの管芯割り出しおよび高
さ測定器の一実施例を示す斜視図、第2図は敷設パイプ
の内部において測定する場合の側面図である。 1……敷設パイプ 2……横枠 3……ボルト孔 4……スケール 5……目盛 6……管径ガイド 7……水準器 8……水平器 11……水糸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】敷設パイプの長さ方向に直角に設置した横
    枠と、横枠に対して直角かつ昇降可能に取りつけられ、
    横枠の中心に片面が位置するとともに、横枠を交差して
    上下方向に垂直に伸びるスケールと、横枠の中心からそ
    の両側に左右対称に取り付けられ、敷設パイプの管径に
    応じて横枠の長さ方向に移動可能な一対の管径ガイド
    と、横枠に取り付けた水準器と有することを特徴とする
    敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器。
JP1989067767U 1989-06-09 1989-06-09 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器 Expired - Lifetime JP2550317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989067767U JP2550317Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989067767U JP2550317Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH038704U JPH038704U (ja) 1991-01-28
JP2550317Y2 true JP2550317Y2 (ja) 1997-10-08

Family

ID=31601635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989067767U Expired - Lifetime JP2550317Y2 (ja) 1989-06-09 1989-06-09 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550317Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6389749B2 (ja) * 2014-12-03 2018-09-12 積水化学工業株式会社 配管の歪み検査装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4866553U (ja) * 1971-11-25 1973-08-23
JPS5826334U (ja) * 1981-08-18 1983-02-19 砂山 博 携帯用ヘア−ブラシ
JPS6017408U (ja) * 1983-07-14 1985-02-06 坂本 邦男 敷設管のレベル出し器
JPS60120304U (ja) * 1984-01-24 1985-08-14 石川島播磨重工業株式会社 パイプ芯出し装置
JPS6271505U (ja) * 1985-10-23 1987-05-07
JPH0447611Y2 (ja) * 1987-09-05 1992-11-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPH038704U (ja) 1991-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108663021B (zh) 建筑墙体垂直度检测装置及使用该装置的检测方法
CN106705871B (zh) 整车轴距激光定位测量装置及其定位测量方法
JP2550317Y2 (ja) 敷設パイプの管芯割り出しおよび高さ測定器
CN113607190A (zh) 一种建筑施工水平构件尺寸测量校验方法
JP2578559Y2 (ja) マンホール等の角度測定機構
CN212482495U (zh) 一种建筑工程用垂直度检测装置
CN211060834U (zh) 一种模板拼接位移监测装置
US6305092B1 (en) Level with plumb alignment features
JP2555400Y2 (ja) レーザ測定器の照準機構
GB2263973A (en) Level monitoring of building components
JPS625608Y2 (ja)
CN107462230B (zh) 塔尺扶正装置及其使用方法
JPH083808Y2 (ja) 敷設パイプの管芯および高さ測定器
CN214951337U (zh) 一种施工测量可固定便捷式激光靶
JP2530183Y2 (ja) 建築限界測定器
JP3368251B2 (ja) 墨出し用装置
CN218270775U (zh) 一种建筑工地墙、柱模板垂直度检测装置
JPS5813688Y2 (ja) 傾斜計
CN220583403U (zh) 一种快速测量模板垂直度实测实量工具
JP2574334Y2 (ja) 鉄塔脚据付用の脚転び度計測装置
CN220203461U (zh) 一种可拆装可周转的楼板厚度控制装置
RU216529U1 (ru) Регулируемая нивелирная стойка
JPH0425615Y2 (ja)
JPH062091Y2 (ja) 勾配測定装置
CN217953474U (zh) 一种用于高墩垂直度的检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term