JP3677352B2 - 測量用gpsアンテナの機械高測定装置 - Google Patents
測量用gpsアンテナの機械高測定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3677352B2 JP3677352B2 JP14854696A JP14854696A JP3677352B2 JP 3677352 B2 JP3677352 B2 JP 3677352B2 JP 14854696 A JP14854696 A JP 14854696A JP 14854696 A JP14854696 A JP 14854696A JP 3677352 B2 JP3677352 B2 JP 3677352B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surveying
- gps antenna
- antenna
- pole
- connecting member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は測量用GPSアンテナの機械高測定装置に係り、特に三脚等によって保持された固定局測量用GPSアンテナにおいて、アンテナ機械高を測定する測量用GPSアンテナの機械高測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来よりGPS衛星を用いた測量方法の1つとして、測量用GPSアンテナと受信機を2組用意して、1組は固定局として既知点上に三脚を介して測量用GPSアンテナを設置し、もう1組は移動局として未知点にポールを介して測量用GPSアンテナを設置し、それぞれ4つ以上のGPS衛星から電波を受信することで未知点の座標値を求める方法がある。
【0003】
この場合、未知点の座標値を算出する上で測点から測量用GPSアンテナまでの距離即ちアンテナ機械高を補正値として入力する必要がある。従来アンテナ機械高の測定は、移動局については、ポールに設けられたアンテナ機械高を示す目盛を読み取ることで行っており、その作業はそれ程面倒ではない。
【0004】
しかし、固定局の方は、図11に示すように、測量用GPSアンテナ110は、三脚120に固定された整準台130で支持された状態にして使用されており、このとき測量用GPSアンテナ110は、整準台130によって水平状態に固定され、かつ求心望遠鏡140によって地上の測点Mの鉛直上方に測量用GPSアンテナ110の機械中心Cが位置するように位置決めされている。
【0005】
そして、測量用GPSアンテナ110の機械中心Cは、測量用GPSアンテナ110の外周に設けられているフランジ状のグランドプレーン110aの高さに一致している。
従来において、測量用GPSアンテナ110のアンテナ機械高Hの測定、即ち測量用GPSアンテナ110の機械中心Cから地上の測点Mまでの高さを測定するには、グランドプレーン110aから地上までの鉛直距離Hを巻尺で測定し、この値Hをアンテナ機械高としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし巻き尺による測定方法は、測量用GPSアンテナ110から測点Mまでの空隙があるために、巻き尺が曲がったりして測定精度が悪いという問題があった。また、通常測点Mは杭上の測標の上面にあり、地上より数センチ上にあるため、グランドプレーン110aの周縁から地表に向けて巻き尺を伸ばしたときはこの分誤差がでてしまうという問題があった。
【0007】
さらに巻き尺の一方をグランドプレーン110aの周縁に固定して、地表まで巻き尺を伸ばしそこで目盛を読み取るという作業は、一人で行うには大変骨の折れる作業であった。
【0008】
そして、従来の測定方法では、測量用GPSアンテナ110の機械中心Cから地上の測点Mまでの距離を直接測定しているわけではなく、グランドプレーン110aから地上までの鉛直距離Hを測ることで近似させており、アンテナ機械高の正確な値を測ることは不可能であった。
【0009】
そこで正確な値を知るためには測定具が必要となるが、測定システムの器具が大がかりになると、巻き尺に比して持ち運びに不都合がある。このためアンテナ機械高の正確な値を測ると共に、持ち運びが便利なアンテナ機械高測定装置への要請がある。
【0010】
本発明の目的は、測量機用の三脚に載置される測量用GPSアンテナにおいて、測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置する点から測点までの距離を直接測定することにより、正確なアンテナ機械高を得ることができ、持ち運びが便利で、且つ1人でもアンテナの機械高測定作業を容易に行うことを可能にする、測量用GPSアンテナの機械高測定装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に係る測量用GPSアンテナの機械高測定装置は、測量機用の三脚に載置されて機械中心が測点の真上となるように支持された測量用GPSアンテナの機械高を求める測量用GPSアンテナの機械高測定装置であって、摺動可能な外筒と内筒からなる伸縮ポール部を有し、前記内外筒の一方の筒の一方の端部には前記測量用GPSアンテナを取付ける取付部を有し、他方の筒の一方の端部には石突きを備えて、前記伸縮ポール部に前記測定装置の全長表示部が設けられた移動局測量用GPSアンテナのアンテナポールと、該アンテナポールの取付部に前記測量用GPSアンテナに代えて装着され、三脚に載置固定された固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁所定位置に揺動可能に連結される連結部材と、から構成され、該連結部材は、アンテナポールの取付部に装着される装着部を有する本体と、前記本体にピン連結又は玉継手を介し連結されて固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁に係合する係合部が形成された連結部と、から構成され、前記石突きを測点に位置させると共に、前記グランドプレーンの外周縁に連結部材の連結部に形成された係合部を係合させて、連結部材のグランドプレーンに対する揺動支点を前記測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置させたことを特徴とする。
【0012】
本願請求項2に係る測量用GPSアンテナの機械高測定装置は、測量機用の三脚に載置されて機械中心が測点の真上となるように支持された測量用GPSアンテナの機械高を求める測量用GPSアンテナの機械高測定装置であって、摺動可能な外筒と内筒からなる伸縮ポール部を有し、前記内外筒の一方の筒の一方の端部には前記測量用GPSアンテナを取付ける取付部を有し、他方の筒の一方の端部には石突きを備えて、前記伸縮ポール部に前記測定装置の全長表示部が設けられた移動局測量用GPSアンテナのアンテナポールと、前記アンテナポールの取付部に前記測量用GPSアンテナに代えて装着され、三脚に載置固定された固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁所定位置に揺動可能に連結される連結部材とから構成され、該連結部材は、アンテナポールの取付部に装着される装着部を有する本体と、前記本体の端部に設けられて固定局測量用測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁に形成された係合切欠部に係合する係合部が形成された連結部と、から構成され、前記石突きを測点に位置させると共に、前記係合切欠部に連結部材の連結部に形成された係合部を係合させて、連結部材のグランドプレーンに対する揺動支点を前記測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置させたことを特徴とする。
【0013】
なお、前記伸縮ポール部は、外筒の一方の端部に雄ねじ部を有し、該雄ねじ部には締着部材が螺合されて、該締着部材により外筒と内筒を固定すると好適である。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明に係る測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sは、測量機用の三脚20に載置されている測量用GPSアンテナ10の機械高H1を求めるための装置である。この測量用GPSアンテナ10は、機械中心Cが測点Mの真上となるように三脚20上に支持されている。
【0015】
測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sは、移動局測量用GPSアンテナのアンテナポール60と、連結部材70とから形成されている。アンテナポール60は、伸縮ポール部61を有し、伸縮ポール部61は、摺動可能な外筒61bと内筒61aから構成されている。
【0016】
内筒61a或いは外筒61bのうち、一方の筒の一方の端部には、測量用GPSアンテナ10を取付けるための取付部62が設けられている。また、他方の筒の一方の端部には石突き64を備えている。そして、伸縮ポール部61には測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sの全長を表示する表示部66が設けられている。
【0017】
アンテナポール60の取付部62に測量用GPSアンテナ10に代えて、連結部材70を装着する。この連結部材70は、固定局において三脚20に載置固定された測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12の外周縁所定位置に揺動可能に連結されるものである。
【0018】
連結部材70は、本体72と、連結部71とから構成されており、本体72には装着部73が設けられており、この装着部73を介して本体72をアンテナポール60の取付部62に装着させる。
【0019】
また本体72には、ピン連結又は玉継手を介して、連結部71が連結されており、この連結部71には、固定局測量用のGPSアンテナ10のグランドプレーン12の外周縁に係合する係合部71bが形成されている。
【0020】
測量用GPSアンテナ10の機械高H1を測定するためには、石突き64を測点Mに位置させると共に、グランドプレーン12の外周縁に連結部材70の連結部71に形成された係合部71bを係合させて、連結部材70のグランドプレーン12に対する揺動支点80を測量用GPSアンテナ10の機械中心Cを通る水平線上に位置させる。
【0021】
上記のように、固定局における三脚20に載置される測量用GPSアンテナ10において、移動局測量用のアンテナポール60に連結部材70を装着させた測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sを使用することにより、測量用GPSアンテナの機械中心Cを通る水平線上に位置する点から測点Mまでの距離を直接測定して正確なアンテナ機械高を得ることができ、持ち運びが便利で、且つ1人でもアンテナの機械高測定作業を容易に行うことができる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
【0023】
図1乃至図3は本発明の一実施例を示すものであり、図1は移動局における測量用GPSアンテナのアンテナポールの側面図、図2は固定局において測量用GPSアンテナの機械高測定を説明する側面図、図3は連結部材の斜視図である。
【0024】
本例における測量用GPSアンテナ10は、図1及び図2で示すように、マイクロストリップ型のアンテナ本体11と、このアンテナ本体11の外周に一体化された円盤型のグランドプレーン12とから構成されている。このグランドプレーン12は、金属板で形成されており、アンテナ本体11が、地面で反射した電波の影響を受けにくくするためのものである。
【0025】
また測量用GPSアンテナ10には、係合突起13が形成されている。この係合突起13は、V溝が周設された円筒状の突起であり、測量用GPSアンテナ10の底面において、前記係合突起13の中心13aが、測量用GPSアンテナ10の機械中心Cの鉛直線上にくるように配置されている。
【0026】
移動局における測量用GPSアンテナ10は、図1で示すように、アンテナポール60によって支持されている。
【0027】
このアンテナポール60は、伸縮ポール部61と、この伸縮ポール部61から連続して形成される取付部62と、表示部66とを主要構成要素としている。
【0028】
前記伸縮ポール部61は、内筒61aと外筒61bとから構成される伸縮可能な長尺部材である。
【0029】
前記内筒61aは円筒状の長尺部材であり、下端に石突き64が形成されて、測定地点に対して垂直に配設されている。
【0030】
前記外筒61bは前記内筒61bの上方に位置しており、中空円筒状の長尺部材であり、外筒61bの内径は内筒61aの径よりも若干大きめに形成されており、外筒61bへ内筒61aが挿入して、摺動可能に形成されている。
【0031】
また本例の内筒61aの側面には直線目盛61cが付されている。
【0032】
外筒61bの下端部には雄ねじ部61dが形成されると共に、外筒61bの下端部には縦スリ割り61eが形成され、雄ねじ部61dに螺合された締着部材としてのロックナット65を締め付けることで外筒61bと内筒61aを緊締し、伸縮ポール部61の長さを所定の長さに保持する。
【0033】
外筒61bの側面には、直線目盛61cが露呈する表示部66が設けられている。表示部66には凸レンズ67が設けられて、直線目盛61cが拡大されて見えるようになっている。凸レンズ67には指標67aが設けられており、この指標67a上の直線目盛61cは、測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sの全長h1と、測量用GPSアンテナの底部から機械中心Cまでの距離h2を加えた値を示すように構成されている。
【0034】
本例のアンテナポール60の取付部62は、中空円筒状で、前記外筒61bの上端部に連続して形成されている。
【0035】
係合部62は上方に向いて開口しており、係合部62の側面にはねじ63が形成されている。このねじ63のねじ係合部が、係合部62の側面に設けられた孔に螺合して配設されている。
【0036】
次に移動局測量用GPSアンテナ10におけるアンテナ機械高測定作業について説明する。
【0037】
まず、測量用GPSアンテナ10の底面に設けられた係合突起13へ、アンテナポール60の取付部62を係合させる。このとき、取付部62の開口部を係合突起13へ被せるようにして取付部62を測量用GPSアンテナ10の底部に接合させる。
【0038】
このとき係合突起13の中心13aと、アンテナポール60の石突き64を結ぶ線が直線になるように、アンテナポール60の取付部62と係合突起13を連結させる。
【0039】
なお、係合突起13にはV溝が周設されているので、取付部62に設けられたねじ63を締めることにより、ねじ63のねじ係合部を係合突起13のV溝に一致させ、ねじ63を係合突起13に係止させる。これにより、取付部62と測量用GPSアンテナ10は連結され、アンテナポール60によって測量用GPSアンテナ10が支持される。
【0040】
上記のように、アンテナポール60を、測量用GPSアンテナ10に連結して、外筒61bを保持することにより、内筒61aは自重で下方に懸吊状態となる。
【0041】
次に、基準点である測点M上に、内筒61aに設けられた石突き64を一致させる。
【0042】
内筒61aと、外筒61bとは摺動自在に形成されているので、内筒61aと外筒61bとを摺動させて、伸縮ポール部61が測量用GPSアンテナ10の機械中心Cと測点Mとを結ぶ鉛直線上にくるように調整する。この際アンテナポール60に設けられた気泡管(図示せず)を見ながら作業を行う。
【0043】
そして、ロックナット65を締めて、伸縮ポール部61を固定する。このとき、外筒61bの表示部66に表示された指標67a上の直線目盛61cがアンテナ機械高H1となる。
【0044】
このようにして、測量用GPSアンテナ10のアンテナポール60を連結させることにより、測量用GPSアンテナ10を移動局において支持すると共に、測量用GPSアンテナのアンテナ機械高H1を得ることができる。
【0045】
次に、固定局における測量用GPSアンテナ10について説明する。固定局における測量用GPSアンテナ10は、図2で示すように、架台としての測量用の三脚20によって支持されている。なお、本例において前記実施例と同様部材等には同一符号を付してその説明を省略する。
【0046】
本例の架台としての測量用の三脚20は、図2で示すように、脚頭21に整準台30が載置固定されている。この整準台30の上部には連結部31を介して、中空円筒状の係合部32が設けられている。
【0047】
また係合部32は上方に向けて開口しており、係合部32の側面にはねじ33が形成されている。このねじ33のねじ係合部が、係合部32の側面に設けられた孔に螺合して配設されている。
【0048】
また、上記整準台30の側部には測量用GPSアンテナ10を測点M上に位置決めするために、求心望遠鏡40が設けられている。
そしてアンテナ本体11の受信位置(機械中心C)と求心望遠鏡の視準中心は一致させるように構成されている。
【0049】
固定局における測量用GPSアンテナ10は、前記三脚20における整準台30の係合部32の開口部を、測量用GPSアンテナ10の底面に設けられた係合突起13へ被せるようにして係合させることにより、三脚20上に載置されている。
【0050】
そして係合突起13にはV溝が周設されており、係合部32に設けられたねじ33を締めることにより、ねじ33のねじ係合部をV溝に一致させて、ねじ33をを係合突起13に係止させて、係合部32と測量用GPSアンテナ10を連結させている。
【0051】
そして測量用GPSアンテナ10を測点M上に設置する。三脚20の整準台30には求心望遠鏡40が設けられているので、この求心望遠鏡40を使って、測量用GPSアンテナ10の機械中心Cが測点Mの真上(即ち測点Mの鉛直線上)にくるようする。
【0052】
固定局における測量用GPSアンテナの機械高の測定は、図2で示すように、測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sを用いて行なう。固定局における測量用GPSアンテナ10の機械高測定装置Sは、移動局における測量用GPSアンテナ10を支持するアンテナポール60を用いて構成されるもので、伸縮可能な長尺部材60と、この長尺部材60に装着される連結部材70と、を構成要素とする。
【0053】
連結部材70は、図3で示すように、連結部71と、本体72と、装着部としての係合突起73と、を主要構成要素としている。
【0054】
前記連結部71は、一方の端部には二股に分かれた壁部74,74が形成されており、この壁部74,74と反対側の端部には、水平方向に水平スリット71bが形成されている。この水平スリット71bは測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12との係合部としてのスリットであり、測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12と係合できるように形成されている。
【0055】
前記壁部74,74には、貫通孔71aが形成されている。この孔71aは、後述するように前記水平スリット71bを測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12に係合したときに、孔71aからグランドプレーン12と面一の面までの距離h4が、測量用GPSアンテナ10の機械中心Cからグランドプレーン12の表面までの距離に等しくなるように形成される。
【0056】
即ち前記壁部74,74における孔71aは、測量用GPSアンテナ10の機械中心Cを通る水平線上に位置するように形成される。
【0057】
本例の連結部材70の本体72は、円筒状に形成されており、上端にピン連結部75が形成されている。このピン連結部75は前記壁部74,74に位置して、揺動可能に係合できるように形成されている。
【0058】
即ち上記ピン連結部75には、ピン連結部75を貫通する孔(図示せず)が設けられており、該孔の中心線が、本体72の長手方向の中心線と交差するように形成されている。そしてこのピン連結部75に形成された孔は、壁部74,74に設けられた孔71aと整合するように形成されている。
【0059】
また、連結部材70の本体72の底部から前記ピン連結部75に設けられた孔までの距離h3は、測量用GPSアンテナ10の底部から機械中心Cまでの距離h2と等しくなるように形成されている。
【0060】
上記本体72の下端部には、連続して装着部としての係合突起73が形成されている。この係合突起73の径は、前記本体72の径よりも小さめの円筒形に形成され、周囲にはV溝が設けられている。
【0061】
次に連結部材70の連結部71と、本体72との組付けについて説明する。まず、ピン連結部75を二股に分かれた壁部74,74に位置させる。
【0062】
そしてピンを、壁部74,74に設けられた孔71aとピン連結部75に設けられた孔へ挿通する。このようにして、連結部71と本体72が揺動可能に連結される。よってこのピンは、連結部71と、本体72との揺動支点80となる。
【0063】
次にアンテナポール60に連結部材70を装着して、固定局における測量用GPSアンテナ機械高の測定装置Sを形成する方法について説明する。まず、連結部材70の係合突起73へ、アンテナポール60の取付部62の開口部を被せるようにして係合する。
【0064】
このとき係合突起73の底部73aの中心と、アンテナポール60の石突き64を結ぶ線が直線になるように、アンテナポール60と連結部材70を連結させる。
【0065】
係合突起73にはV溝が周設されているので、取付部62に設けられたねじ63を締めることにより、ねじ63のねじ係合部をV溝に一致させて、ねじ63を係合突起73に係止させて、取付部62と連結部材70を連結させる。
【0066】
次に前記測量用GPSアンテナ機械高の測定装置Sを使って固定局におけるアンテナ機械高H1を測定する方法について説明する。
【0067】
まず、測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sにおける、アンテナポール60の下端部に設けられた石突き64を、基準点である測点M上に一致させる。
【0068】
そしてアンテナポール60の伸縮ポール部61において、内筒61aと外筒61bとを摺動させて、伸縮ポール部61の長さを自由に調節し、連結部材70の連結部71に設けた水平スリット71bを、測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12の外周縁部に近づけて係合させる。そして、ロックナット65を締めて、伸縮ポール部61を固定する。
【0069】
図2に示すように、連結部材70の本体72底部から揺動支点80までの距離h3は、測量用GPSアンテナ10の底部から機械中心Cまでの距離h2に等しく形成されているから、表示部66に示される数値は、アンテナポール60の全長h1に上記距離h2を加えた値、即ちアンテナポール60の全長h1に距離h3を加えた値であり、これは石突き64から揺動支点80までの長さL1を示していることとなる。
【0070】
また、連結部71の水平スリット71bの始点71cから揺動支点80までの長さL22は既知の値であり、グランドプレーン20の半径L21も同じく既知の値である。よって機械中心Cから揺動支点80までの距離L2はL2=L21+L22として求められる。
【0071】
上記算出された値より、次の式によりアンテナ機械高H1を求めることができる。
【0072】
【式1】
【0073】
なお、予め長さL1に対応するアンテナ機械高H1を表に記載しておくことで、この表により、斜辺の長さL1を測るだけで、アンテナ機械高H1を求めることができる。
【0074】
図4及び図5は連結部材70の他の例を示す斜視図であり、連結部71及び本体72における他の形状を示している。
【0075】
図3で示す実施例では、連結部材70の本体72に形成されるピン連結部75を連結部71の壁部74,74で挟持するとともに、ピンで揺動可能にピン連結した例を示したが、図4に示す連結部材70は、連結部71に円弧状の切欠きが形成され、この切欠きに、本体72の上部に連続して形成された玉連結部78を圧入して揺動可能に連結する。
【0076】
図5で示す連結部材70は、ピン連結部75は連結部71に連続して形成されており、本体72に二股に分かれた壁部74,74が形成されている。この壁部74,74にピン連結部75を位置させて、ピンによって連結部71と本体72とを揺動可能に連結する。
【0077】
図6は連結部材70のさらに他の例を示す斜視図であり、測量用GPSアンテナ10のグランドプレーン12の周縁部に係合する連結部の他の形状を示している。
【0078】
本例における連結部材70は、本体72の上端部に、くびれ部76と、玉部77とが一体に形成されて、連結部71を形成した構成となっている。
【0079】
また、本体72の下端部には、連続して係合突起73が形成されている。この係合突起73の径は、前記本体72の径よりも小さめに形成されており、係合突起73は本体72よりも小さめの円筒形に形成され、周囲にはV溝が設けられている。
【0080】
一方、図7で示すようにグランドプレーン20の外周縁には、周方向等間隔に切欠き22が形成される。この切欠き22は、前記くびれ部76を係合させるためのものであり、円弧状に形成されている。
【0081】
また本体72の底部から玉部77の揺動中心80までの距離h3は前記実施例と同様に測量用GPSアンテナ10の底部から機械中心Cまでの距離h2と等しく形成されている。
【0082】
次に測量用GPSアンテナ10のアンテナ機械高測定作業について説明する。図6で示した連結部材70を用いて、測量用GPSアンテナ10のアンテナ機械高H1を測定する場合においても、前記実施例と同様に、アンテナポール60に連結部材70を装着して、測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sを構成して行なう。
【0083】
まず、測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sの伸縮ポール部61における内筒61aの下端部に設けられた石突き64を、基準点である測点M上に一致させる。
【0084】
そして内筒61aと外筒61bとを摺動させて、伸縮ポール部61の長さを自由に調節し、連結部材70のくびれ部76をグランドプレーン12の切欠き22に係合する。
【0085】
このとき、くびれ部76が切欠き22に係合されるとともに、玉部77が切欠き22に対し抜け止めされて、連結部材70と、グランドプレーン12が固定される。このようにして測量用GPSアンテナの機械高測定装置Sは、切欠き22に対して、揺動中心80を支点として揺動可能に保持される。そして、ロックナット65を締めて、伸縮ポール部61を固定する。
【0086】
連結部材70の本体72底部から揺動支点80までの距離h3は、測量用GPSアンテナ10の底部から機械中心Cまでの距離h2に等しく形成されているから、表示部66に示される数値は、アンテナポール60の全長h1に上記距離h2を加えた値、即ちアンテナポール60の全長h1に距離h3を加えた値であり、これは石突き64から揺動支点80までの長さL1を示していることとなる。。
【0087】
上記長さL1は、揺動支点80が機械中心Cを通る水平線上に位置しているときには、この値はアンテナ機械高H1を求めるための斜辺の長さL1を示すことになるが、揺動支点80が機械中心Cを通る水平線上に位置していないときには、オフセットとしてずれ量分だけ加えて計算して斜辺L1を求めれば良い。
【0088】
また、切欠き22の半径αは既知の値であり、グランドプレーン12の半径L21も同じく既知の値である。よって、機械中心Cから揺動中心80までの距離L2はL2=L21−αとして求められる。この算出された値より、次の式によりアンテナ機械高H1を求めることができる。
【0089】
【式1】
【0090】
上記実施例では、グランドプレーン12の切欠き22の形状を円弧状に形成して、この切欠き22にくびれ部76を係合させて玉部77で抜け止めする構成としたが、図8及び図9で示すように、連結部材70とグランドプレーン12の切欠き22の形状を他の形状に形成しても良い。
【0091】
図10はアンテナポール60について他の実施例を示したものである。前記実施例では、アンテナポール60の伸縮ポール部61において、上部に配置した外筒61bへ内筒61aが摺動可能に係合されている例を示したが、図10で示すように、上端に取付部62を有する内筒61aの下方に、石突き64を備えた外筒61bを配置する構成にしても良い。
【0092】
以上のように、移動局における測量用GPSアンテナ10のアンテナポール60を利用して、このアンテナポール60に連結部材70を装着することにより、固定局における測量用GPSアンテナ10の正確なアンテナ機械高を測定することができる。
【0093】
また固定局におけるアンテナ機械高は1度測定すれば良く、そのときだけ連結部材70を装着した移動局用のアンテナポール60を利用すれば良いため、新たな装置を持ち運ぶ必要がなく、効率よく作業を進めることができる。
【0094】
【発明の効果】
本発明によれば、固定局における三脚に載置される測量用GPSアンテナの機械高を測定するために、測量用GPSアンテナの機械高測定装置として移動局用の測量機用アンテナポールに連結部材を装着させて使用することにより、測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置する点から測点までの距離を直接測定することにより、正確なアンテナ機械高を得ることができ、持ち運びが便利で、且つ1人でも測量用GPSアンテナの機械高測定作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動局における測量用GPSアンテナとアンテナポールの説明図である。
【図2】本発明に係る固定局における測量用GPSアンテナの機械高測定装置の側面説明図である。
【図3】本発明に係る連結部材の斜視図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す連結部材の斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す連結部材の斜視図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す連結部材の斜視図である。
【図7】図6の実施例におけるグランドプレーンの斜視図である。
【図8】本発明の他の実施例を示す連結部材の斜視図である。
【図9】図8の実施例におけるグランドプレーンの斜視図である。
【図10】本発明の他の実施例を示すアンテナポールの説明図である。
【図11】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 測量用GPSアンテナ
11 アンテナ本体
12 グランドプレーン
13 係合突起
20 三脚
21 脚頭
22 切欠き
30 整準台
31 連結部
32 係合部
33 ねじ
40 求心望遠鏡
60 アンテナポール
61 伸縮ポール部
61a 内筒
61b 外筒
61c 直線目盛
61d 雄ねじ部
61e 縦スリ割り
62 取付部
63 ねじ
64 石突き
65 ロックナット
66 表示部
70 連結部材
71 連結部
71a 孔
71b 水平スリット
72 本体
73 係合突起
74 壁部
75 ピン連結部
76 くびれ部
77 玉部
78 玉連結部
80 揺動支点
H1 機械高
M 測点
S 測量用GPSアンテナ機械高測定装置
Claims (3)
- 測量機用の三脚に載置されて機械中心が測点の真上となるように支持された測量用GPSアンテナの機械高を求める測量用GPSアンテナの機械高測定装置であって、摺動可能な外筒と内筒からなる伸縮ポール部を有し、前記内外筒の一方の筒の一方の端部には前記測量用GPSアンテナを取付ける取付部を有し、他方の筒の一方の端部には石突きを備えて、前記伸縮ポール部に前記測定装置の全長表示部が設けられた移動局測量用GPSアンテナのアンテナポールと、該アンテナポールの取付部に前記測量用GPSアンテナに代えて装着され、三脚に載置固定された固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁所定位置に揺動可能に連結される連結部材と、から構成され、該連結部材は、アンテナポールの取付部に装着される装着部を有する本体と、前記本体にピン連結又は玉継手を介し連結されて固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁に係合する係合部が形成された連結部と、から構成され、前記石突きを測点に位置させると共に、前記グランドプレーンの外周縁に連結部材の連結部に形成された係合部を係合させて、連結部材のグランドプレーンに対する揺動支点を前記測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置させたことを特徴とする測量用GPSアンテナの機械高測定装置。
- 測量機用の三脚に載置されて機械中心が測点の真上となるように支持された測量用GPSアンテナの機械高を求める測量用GPSアンテナの機械高測定装置であって、摺動可能な外筒と内筒からなる伸縮ポール部を有し、前記内外筒の一方の筒の一方の端部には前記測量用GPSアンテナを取付ける取付部を有し、他方の筒の一方の端部には石突きを備えて、前記伸縮ポール部に前記測定装置の全長表示部が設けられた移動局測量用GPSアンテナのアンテナポールと、前記アンテナポールの取付部に前記測量用GPSアンテナに代えて装着され、三脚に載置固定された固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁所定位置に揺動可能に連結される連結部材とから構成され、該連結部材は、アンテナポールの取付部に装着される装着部を有する本体と、前記本体の端部に設けられて固定局測量用GPSアンテナのグランドプレーンの外周縁に形成された係合切欠部に係合する係合部が形成された連結部と、から構成され、前記石突きを測点に位置させると共に、前記係合切欠部に連結部材の連結部に形成された係合部を係合させて、連結部材のグランドプレーンに対する揺動支点を前記測量用GPSアンテナの機械中心を通る水平線上に位置させたことを特徴とする測量用GPSアンテナの機械高測定装置。
- 前記伸縮ポール部は、外筒の一方の端部に雄ねじ部を有し、該雄ねじ部には締着部材が螺合されて、該締着部材により外筒と内筒を固定することを特徴とする請求項1,2いずれか記載の測量用GPSアンテナの機械高測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854696A JP3677352B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 測量用gpsアンテナの機械高測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854696A JP3677352B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 測量用gpsアンテナの機械高測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09304075A JPH09304075A (ja) | 1997-11-28 |
JP3677352B2 true JP3677352B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=15455189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14854696A Expired - Fee Related JP3677352B2 (ja) | 1996-05-21 | 1996-05-21 | 測量用gpsアンテナの機械高測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677352B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104295869B (zh) * | 2014-08-15 | 2017-01-25 | 湖北三江航天万峰科技发展有限公司 | 一种快速调平三角架 |
JP6867687B2 (ja) * | 2017-11-29 | 2021-05-12 | 創伸建設株式会社 | 杭芯測位装置並びに場所打ち杭用ケーシングの埋設方法及び場所打ち杭の形成方法 |
CN114838644A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-02 | 湖南联智智能科技有限公司 | 一种狭小空间内工具夹片外露量测量工具 |
-
1996
- 1996-05-21 JP JP14854696A patent/JP3677352B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09304075A (ja) | 1997-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101876828B1 (ko) | 교량용 탄성받침의 변형량 측정 및 점검장치 | |
US5749549A (en) | Satellite positioning system antenna supporting tripod | |
US4803784A (en) | Portable stand for a surveyor's rod | |
US4270721A (en) | Instrument support | |
US4926561A (en) | Tripod stand for a surveyor's rod | |
CN207636077U (zh) | 一种用于全站仪测量的棱镜调平装置 | |
US11719537B2 (en) | Leveling base, surveying instrument and surveying system | |
KR101087683B1 (ko) | 다용도 측량기 | |
JPH04220514A (ja) | 所定の地面測点に対して測地器具を求心するための装置 | |
KR100928662B1 (ko) | 다용도 측량기 | |
JP3677352B2 (ja) | 測量用gpsアンテナの機械高測定装置 | |
US3427724A (en) | Indicating device | |
KR101910433B1 (ko) | 정밀 수준측량용 장비와 삼각 받침대 고정장치 | |
CN211550976U (zh) | 一种计量仪器的安装工具 | |
US5309644A (en) | Sewer invert elevation measuring instrument | |
CA2250597C (en) | Surveying probe and method for computing the spatial coordinates of a point | |
JP3481324B2 (ja) | 測量機の機械高測定方法および測定器 | |
JP2605428Y2 (ja) | 測量機 | |
JPS5919195Y2 (ja) | 測量用ポ−ルの三脚台 | |
JPH0355053Y2 (ja) | ||
JPH0886646A (ja) | 傾斜測定器 | |
JPH0432575Y2 (ja) | ||
JPH0686019U (ja) | 光波距離計用リフレクター台座 | |
JPS6336289Y2 (ja) | ||
KR101063332B1 (ko) | 수평계측기 및 이를 이용한 계측장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050104 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050301 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050509 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130513 Year of fee payment: 8 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |