JPH0686019U - 光波距離計用リフレクター台座 - Google Patents

光波距離計用リフレクター台座

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JPH0686019U
JPH0686019U JP3320893U JP3320893U JPH0686019U JP H0686019 U JPH0686019 U JP H0686019U JP 3320893 U JP3320893 U JP 3320893U JP 3320893 U JP3320893 U JP 3320893U JP H0686019 U JPH0686019 U JP H0686019U
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英也 河内
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株式会社ソキア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、実際の測点が直視でき、測
点へのセッティングが早く、精度を向上させることので
きる光波距離計用リフレクター台座の提供にある。 【構成】 光波距離計用リフレクター台座10は、貫通
口11aを備えた基部11と、基部11と一体に形成さ
れて貫通口11aの上方位置を貫通空間とした直立柱部
12と、直立柱部12の貫通空間に配設される中空支柱
13と、中空支柱13に取着されたリフレクターRを取
付けるチルトアーム20を備えたステージ本体14と、
中空支柱13に摺動自在に配設される指示部15と、を
備え、指示部15は、下端部が石突15aとなっている
と共に、中空支柱13からの脱落防止手段が施されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は光波距離計用リフレクター台座に係り、特に測点へのセッティングが 早く、精度を向上させた光波距離計用リフレクター台座に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から光波距離計によって測定するときに使用するリフレクターは、先ず図 9で示すように、三脚91を概略測点の近傍に配置して、ポール92にリフレク ターRを固定し、リフレクターRの仮想反射面が測点に正確に一致するように、 三脚91全体を移動したり、三脚上部が水平移動ができるように構成された支持 台等によってリフレクターRを移動させていた。
【0003】 しかし上記のように、三脚によって、測定点上に、リフレクターの仮想反射面 を正確に一致させる作業には多大の時間と労力が必要であり、作業効率を著しく 損なっていた。
【0004】 そこで上記問題点を解決するために、光波距離計のリフレクター用台座が提案 されている。この提案技術は、図6乃至図8で示すように、台座61が、リフレ クターRの支柱部62に設けられた雄ねじ63と螺合する雌ねじ64を有する直 立支柱部65と、この直立支柱部65の中心線上に交点を有する外周部に設けら れた十字目盛67を有する座板部66とから構成されて、上記リフレクターRの 仮想反射面と光軸との交点が上記座板部66の十字目盛67の中心の鉛直上方に あるように構成している(例えば実公平3−55053号公報参照)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、測点の鉛直上と、リフレクターの光軸と仮想反斜面 との交点が一致するが、座板部及び支柱によって測点が見えないため、測点と台 座の中心とを一致させるためには、座板部の外周部に設けられた十字目盛と、ポ イントくい或は壁等の中心線とを合わせて行なう必要がある。
【0006】 このように測点が見えないため、台座の中心と測点とを一致させるための作業 である、測点の十字線に合わせるのに手間がかかるだけでなく、測点の十字線が 、台座より小さいときには、台座の中心と合わせることが困難である。
【0007】 本考案の目的は、実際の測点が直視でき、測点へのセッティングが早く、精度 を向上させることのできる光波距離計用リフレクター台座の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る光波距離計用リフレクター台座は、貫通口を備えた基部と、該基 部と一体に形成されて前記貫通口の上方位置を貫通空間とした直立柱部と、該直 立柱部の貫通空間に配設される中空支柱と、該中空支柱に取着されたリフレクタ ーを取付けるチルトアームを備えたステージ本体と、前記中空支柱に摺動自在に 配設される指示部と、を備え、前記指示部は、下端部が石突となっていると共に 、前記中空支柱からの脱落防止手段が施されてなることを特徴とする。
【0009】 また前記指示部が基部側に付勢され、測点に配置前に、前記貫通口から延出す るように構成すると好適である。さらに、前記指示部を中空支柱の上方に延出可 能に配設すると、好適である。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。
【0011】 図1乃至図3は本考案に係る光波距離計用リフレクター台座の第1実施例を示 すものであり、図1は設置前の状態を示す要部断面図、図2は設置後の状態を示 す要部断面図、図3は図1の平面図である。
【0012】 本例における光波距離計用リフレクター台座10は、基部11と、直立柱部1 2と、中空支柱13と、ステージ本体14と、指示部15と、を主たる構成要素 としている。
【0013】 本例の基部11は、下面が平坦な板体から形成され、測点Pに配置されるもの であり、基部11の略中央位置には、貫通口(窓)11aが形成されている。
【0014】 本例の直立柱部12は、上記基部11と一体に形成されるものであり、本例で は貫通口11aの縁から垂直上方に延出しており、上方所定位置には中空円筒状 部12aが形成されている。そして、この中空円筒状部12aは前記貫通口11 aの上方位置を貫通空間として上面が開口部12bとなっている。また、中空円 筒状部12aの内周には連結溝12cが形成され、この連結溝12cの上部の所 定位置には、後述する中空支柱13のガイド16aが嵌入できるように装着口( 図示せず)が形成されている。
【0015】 本例の中空支柱13は、後述する指示部15が摺動できるように指示部15の 外径より僅かに大きな内径をした案内中空部13aと、この案内中空部13aに 連続して案内中空部13aより内径が大きな連結中空部13bとから形成されて いる。
【0016】 また中空支柱13は、上記直立柱部12の貫通空間に配設されるものであり、 ガイド部16と、支柱係止部17と、固定ねじ部18と、を主たる構成要素とし ている。
【0017】 本例のガイド部16は、上記直立柱部12の中空円筒状部12aに配設される ものであり、中空支柱13の一端側で、且つ外周にはガイド16aが形成され、 このガイド16aは上記中空円筒状部12aの装着口から装着され、中空支柱1 3を回転させて連結溝12cと嵌合するように形成されている。またガイド部1 6の外周部には、支柱係止部17が形成され、中空円筒状部12aの上面と当接 して、中空支柱13が直立柱部12に係止できるように構成されている。
【0018】 また中空支柱13の他端側(反ガイド部16側)の内径側には、固定ねじ部1 8が形成されている。本例の固定ねじ部18は、固定ねじ19と螺合するもので ある。
【0019】 また中空支柱13の上部外周には、ステージ本体14が取付けられている。本 例のステージ本体14には、チルトアーム20が取付けられており、このチルト アーム20にはリフレクターRが取付けるものである。またステージ本体14の 上面で、中空支柱13を介して反チルトアーム20側には、円形気泡管21が設 けられている。上記のチルトアーム20及び円形気泡管21等については、公知 の技術を用いることができる。
【0020】 本例の指示部15は、前記中空支柱13に摺動自在に配設されるものであり、 一端側には、先端が尖った石突15aが形成され、他端側には係合部15bが形 成されている。本例の係合部15bは前記中空支柱13の連結中空部13bの内 径内を摺動できるように、前記案内中空部13aより大径で、連結中空部13b の内径より僅かに小径に形成されている。
【0021】 また中空支柱13の端部に形成された固定ねじ部18には固定ねじ19が配設 されるが、本例の固定ねじ19は、螺合部19aと、ガイド延出部19bとから 構成されている。螺合部19aは固定ねじ19の端部側に形成されており、ガイ ド延出部19bは螺合部19aより小径に形成されて、中空支柱13の連結中空 部13b内に配置される。
【0022】 本例では、上記固定ねじ19,指示部15の係合部15b,連結中空部13b の端部により、指示部15の脱落防止手段を構成している。
【0023】 そして、上記固定ねじ19と指示部15との間には圧縮コイルスプリング22 が配設されている。このコイルスプリング22は固定ねじ19のガイド延出部1 9bに外装されて、常時指示部15を基部11側に付勢している。
【0024】 次に上記実施例の組付及び作用について説明する。 組付は、先ずステージ本体14が取着された中空支柱13の中空内部に、指示 部15を挿入する。次にコイルスプリング22を挿入して固定ねじ19によって 指示部15とコイルスプリング22を中空支柱13内に装着する。これにより指 示部15は、図1で示すように、常時には付勢されて、配置前の状態で、基部1 1の貫通口11aから延出した状態となっている。
【0025】 次にチルトアーム20にリフレクターRを取付ける。そして、基部11の貫通 口11aから延出した指示部15の石突15aを測点Pに合わせて、測点P上に 石突15a合わせたままで、光波距離計用リフレクター台座10を置く。これに より指示部15はコイルスプリング22に抗して、測点P上に石突15aを合わ せたままで中空支柱13内に収容される。このようにリフレクター及び直立柱部 12の自重により、スプリング22が伸縮し、指示部15が摺動し、先端が測点 Pを指示しておける。
【0026】 なお、上記実施例においては、ガイド部16のガイド16aが上記中空円筒状 部12aの装着口から装着され、中空支柱13を回転させて連結溝12cと嵌合 するように形成したが、ガイド部16と中空円筒状部12aとは、ねじ等による 螺着であってもよい。
【0027】 図4及び図5は本考案の第2実施例を示すものであり、図4は図1と同様な要 部断面図、図5は図2と同様な要部断面図である。なお本例において、前記実施 例と同一部材等には同一符号を付してその説明を省略する。
【0028】 前記実施例においては、コイルスプリング22を用いた例を示したが、本例で は、コイルスプリング22を用いない例を示すものである。即ち、本例の指示部 25は、前記実施例と同様なガイド部16内で摺動する外径の本体部25aと、 本体部25aの両端部に形成された石突25bと、本体部25aの略中央位置に 指示部25を構成する本体部25aの部分より外径の大きい係止部25cが形成 されている。
【0029】 また、前記固定ねじ部18には、リング状ナット26を用いて螺合する。この リング状ナット26の内径は、前記指示部25の本体部25aより僅かに大きく 、係止部25cより小さく形成されており、本体部25aが上方に延出すること ができると共に、指示部25の脱落を防止している。このように構成すると、前 記指示部25の上部が、中空支柱13の上方に延出可能に配設される。従って、 中空支柱13内で指示部25が摺動可能となっており、指示部25の先端が尖っ た石突25bを形成されるため、測点Pに石突25bを添えると、指示部25が リフレクターR,中空支柱13及び直立柱部12の自重で上方へ摺動し、リフレ クターRの上方に延出した指示部25の本体部25aの部分がポールとなる。
【0030】 このように指示部25の外周に、所定間隔で着色してポールとしての役割を持 たせることができる。またこのポール部にターゲット等を取着するように構成す ると、遠方に配置してもリフレクターの目印にもなる。さらに、上記図4及び図 5で示す実施例においては、指示部25は係止部25cを中心に本体部25aが ほぼ同じ長さに形成されているが、連結中空部13bの長さに応じて、異なる長 さに形成することができる。そして、石突に関しては、指示部25の両端で異な る形状に形成し、ガイド部16側に装着する石突を変えることにより、異なる測 点に対応することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係る光波距離計用リフレクター台座は、基部に貫通口 が形成され、この貫通口から指示部の先端に形成された石突が延出ているので、 測点が直視でき、測点に直接指示部の石突を当てることができるので、迅速且つ 容易に測点へのセッティングができると共に、精度が向上する。
【0032】 また指示部が基部側に常時付勢するように構成すると、指示部と測点との位置 ずれを好適に防止できる。さらに指示部を中空支柱の上方に延出可能に配設する と、ポールとしての役割を果すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る光波距離計用リフレクター台座の
設置前の状態を示す第1実施例を示す要部断面図であ
る。
【図2】本考案に係る光波距離計用リフレクター台座の
設置後の状態を示す第1実施例を示す要部断面図であ
る。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本考案の第2実施例を示す図1と同様な要部断
面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示す図2と同様な要部断
面図である。
【図6】従来例を示す平面図である。
【図7】従来例を示す縦断面図である。
【図8】従来例を示すポイントの上面と台座との関係を
示す平面図である。
【図9】他の従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 光波距離計用リフレクター台座 11 基部 11a 貫通口(窓) 12 直立柱部 12a 中空円筒状部 12b 開口部 12c 連結溝 13 中空支柱 13a 案内中空部 14 ステージ本体 15 指示部 15a 石突 15b 係合部 16a ガイド 13b 連結中空部 16 ガイド部 17 支柱係止部 18 固定ねじ部 19 固定ねじ 19a 螺合部 19b ガイド延出部 20 チルトアーム P 測点 R リフレクター 21 円形気泡管 22 コイルスプリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通口を備えた基部と、該基部と一体に
    形成されて前記貫通口の上方位置を貫通空間とした直立
    柱部と、該直立柱部の貫通空間に配設される中空支柱
    と、該中空支柱に取着されたリフレクターを取付けるチ
    ルトアームを備えたステージ本体と、前記中空支柱に摺
    動自在に配設される指示部と、を備え、前記指示部は、
    下端部が石突となっていると共に、前記中空支柱からの
    脱落防止手段が施されてなることを特徴とする光波距離
    計用リフレクター台座。
  2. 【請求項2】 前記指示部は基部側に付勢されて測点に
    配置前に、前記貫通口から延出してなる請求項1記載の
    光波距離計用リフレクター台座。
  3. 【請求項3】 前記指示部は中空支柱の上方に延出可能
    に配設されてなる請求項1記載の光波距離計用リフレク
    ター台座。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010536019A (ja) * 2007-08-06 2010-11-25 ステフコ ピーティーワイ エルテーディ 測量用標尺

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