JP2010536019A - 測量用標尺 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザー水準測定システムのレーザー検知器または光学測量システムの照準用マーカーを、定まった位置に保持することができる第1の細長い部材(12)と、第1の部材(12)に対し、伸縮自在に延伸及び引き込みが可能な第2の細長い部材(13)と、第1の部材(12)に対する第2の部材(13)の延伸または引き込みの量を表示する、第1の部材(13)上の目盛付きスケール(18)及び第2の部材上のポインター(17)と、第1の部材(11)から外の方へ第2の部材(13)を付勢するためのばね(20)とから成り、第2の部材(13)は第1の部材と選択的に固定可能になっている、上方部分(11)と、上方部分の下方端にあって、そこから延伸可能な、延伸部分(14、15)とを有する測量用標尺(10)。
【選択図】図1
Description
−第1の細長い部材と、前記第1の細長い部材に対して、延伸または引き込みが可能な第2の細長い部材とを有する上方部分、
−照準用表示器(sighting indicator)を、前記第1の部材の途中に設置し、前記水準決定機構で決定された基準平面を用いて、第1の部材の適切な位置に整準(align)して位置決めするような状態で、選択的に、第1の部材と第2の部材を固定するための手段、
−前記第1の部材上で、長さ方向に延伸する目盛付きスケール、
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対して延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分
−第1の細長い部材と、前記第1の細長い部材に対して延伸及び引き込み可能な第2の細長い部材を有する上方部分、
−レーザー検知器を、前記第1の部材の途中に設置し、基準水準を決定するための前記水準測定システムのレーザー光を用いて、第1の部材の適切な位置に整準して位置決めするような状態で、選択的に、第1の部材と第2の部材を固定するための手段、
−前記第1の部材上で、その長さ方向に延伸する目盛付きスケール
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対して延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分
−第1の細長い部材と、第1の細長い部材の下方の端部から延伸可能で、その端部に引き込み可能な、第2の細長い部材を有する上方部分、
−前記第1の部材を前記第2の部材に選択的に固定するための手段、
−前記第1の部材上で、その長さ方向に延伸する目盛付きスケール
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対する延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分
11 上方部分
12 外側部材
13 内側部材
14 中間部材
15 足部材
16 溝穴
17 ポインター
18 目盛付きスケール
19 ゼロポジション
20 圧縮ばね
Claims (26)
- 水準決定機構とターゲットを有する水準測定システムと共に使用される測量用標尺であって、
−第1の細長い部材と、前記第1の細長い部材に対して延伸または引き込みが可能な第2の細長い部材とを有する上方部分、
−照準用表示器を、前記第1の部材の途中に設置し、前記水準決定機構で決定された基準平面を用いて、第1の部材の適切な位置に整準して位置決めするような状態で、選択的に、第1の部材と第2の部材を固定するための手段、
−前記第1の部材上で、長さ方向に延伸する目盛付きスケール、
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対して延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分
から成る測量用標尺。 - 請求項1記載の測量用標尺であって、第2の部材が前記固定手段で第1の部材に固定されていないときに、第1の部材に対して延伸した位置へ、前記第2の細長い部材を付勢する手段を含む測量用標尺。
- 請求項2に記載の測量用標尺であって、第1及び第2の部材が互いに伸縮自在にかみ合わされ、かつ、前記付勢手段が第1及び第2の部材の間のばねから成る、測量用標尺。
- 請求項3に記載の測量用標尺であって、前記第2の部材が前記第1の部材から延伸可能で、かつ、前記第1の部材に引き込み可能な、測量用標尺。
- 請求項4に記載の測量用標尺であって、前記ばねが、前記第2の部材へ前記第1の部材を引き込むときに、弾性で圧縮されるように、前記第1の部材内部で、前記第1及び第2の部材の近接する端部の間に置かれる、測量用標尺。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記第1の部材が、前記目盛付きスケールの近傍に、長さ方向に延伸する溝穴を有し、かつ、前記表示手段が、前記溝穴を貫通して前記第2の部材と結合して前記溝穴の長さ方向に前記第2の部材とともに動きうる、ポインタまたは表示具を含む、測量用標尺。
- これまでの請求項のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記ターゲットが前記基準平面に整準されたときに、前記第1及び第2の部材が前記目盛付きスケールに沿って中央またはゼロポジションに前記表示手段を位置させるために、相互に移動可能なようになされ、かつ、使用に際し、前記中央またはゼロポジションからの前記測定値を提供するために前記第2の部材を前記第1の部材に対して延伸または引き込みがなされる場合に、前記表示手段が、前記目盛付きスケールに沿って、前記中央またはゼロポジションから両方の向きに動かされる、測量用標尺。
- 請求項7に記載の測量用標尺であって、前記目盛付きスケールが、前記中央またはゼロポジションから上方及び下方に延伸する一対のスケールからなり、かつ、前記ゼロポジションから上方及び下方にリニアに増加する示度を提供するために、前記一対のスケールがマークを付される、測量用標尺。
- 請求項8に記載の測量用標尺であって、前記一対の前記目盛付きスケールが、相互に識別可能なように特徴付けられる、測量用標尺。
- これまでの請求項のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記下方延伸部分が、前記第2の部材からの前記下方延伸部分の延伸量を表示するためのスケールを含む、測量用標尺。
- 請求項10に記載の測量用標尺であって、前記下方延伸部分が伸縮自在に前記第2の部材の下方端の中へ収納される、測量用標尺。
- 請求項11に記載の測量用標尺であって、前記下方延伸部分が、少なくとも1の延伸及び引き込み可能な細長い部材と、前記少なくとも1の細長い部材に沿って延伸している前記スケールと、前記第2の部材に対しての動きに抗して前記少なくとも1の細長い部材を選択的に固定する手段とを含む、測量用標尺。
- 請求項11または請求項12のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記下方延伸部分が、複数のれんがまたはブロックの高さの印を付されている、細長い延伸及び引き込み可能な足を含む、測量用標尺。
- これまでの請求項のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記第1及び第2の部材と前記下方延伸部分の、前記マーカーまたは表示具と反対側に目盛付きスケールを設け、それにより、前記標尺が、使用する際に、前記第2の部材と延伸部分が第1の部材から上方に延伸するように上下逆転することができる、測量用標尺。
- これまでの請求項のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記水準測定システムが、レーザー水準測定システムまたは光学測量システムのいずれか1つからなり、前記ターゲットがそれぞれ、レーザー検知器または照準用マーカーからなる、測量用標尺。
- レーザー検知器を含む水準測定システムとともに使用される測量用標尺であって、
−第1の細長い部材と、前記第1の細長い部材に対して延伸及び引き込み可能な第2の細長い部材を有する上方部分、
−レーザー検知器を、前記第1の部材の途中に設置し、基準水準を決定するための前記水準測定システムのレーザー光を用いて、第1の部材の適切な位置に整準して位置決めするような状態で、選択的に、第1の部材と第2の部材を固定するための手段、
−前記第1の部材上で、その長さ方向に延伸されている目盛付きスケール
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対して延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分
から成る測量用標尺。 - 請求項16に記載の測量用標尺であって、第2の部材が第1の部材に固定されていないときに、第1の部材に対して延伸した位置へ、前記第2の細長い部材を付勢する手段を含む測量用標尺。
- 請求項17に記載の測量用標尺であって、第1及び第2の部材が互いに伸縮自在にかみ合わされ、かつ、前記付勢手段が第1及び第2の部材の間のばねから成る、測量用標尺。
- 請求項18に記載の測量用標尺であって、前記第1の部材が、前記目盛付きスケールの近傍に、長さ方向に延伸する溝穴を有し、かつ、前記表示手段が、前記溝穴を貫通して前記第2の部材と結合して前記溝穴の長さ方向に前記第2の部材とともに動きうる、ポインタまたはマーカーを含む、測量用標尺。
- 請求項16から請求項19のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記レーザー検知器が前記レーザー光に整準されたときに、前記第1及び第2の部材が前記目盛付きスケールに沿って中央またはゼロポジションに前記表示手段を位置させるために、相互に移動可能なようになされ、かつ、使用に際し、前記中央またはゼロポジションからの前記測定値を提供するために前記第2の部材を前記第1の部材に対して延伸または引き込みがなされる場合に、前記表示手段が、前記目盛付きスケールに沿って、前記中央またはゼロポジションから両方の向きに動かされる、測量用標尺。
- 測量用標尺であって、
−第1の細長い部材と、第1の細長い部材の下方の端部から延伸可能で、その端部に引き込み可能な、第2の細長い部材を有する上方部分、
−前記第1の部材を前記第2の部材に選択的に結合するための手段、
−前記第1の部材上で、その長さ方向に延伸する目盛付きスケール
−前記第2の部材とともに移動可能で、前記第2の細長い部材の第1の細長い部材に対する延伸または引き込みの際に前記目盛付きスケール上で前記基準面水準の上または下の水準の測定値を提供するために前記目盛付きスケールと協働するようになされた表示手段、
−前記上方部分から延伸が可能で、選択的に固定が可能な、下方延伸部分 - 請求項21に記載の測量用標尺であって、第2の部材が前記固定手段によって第1の部材に固定されていないときに、第1の部材に対して延伸した位置へ、前記第2の細長い部材を付勢する手段を含む測量用標尺。
- 請求項22に記載の測量用標尺であって、第1及び第2の部材が互いに伸縮自在にかみ合わされ、かつ、前記付勢手段が第1及び第2の部材の間のばねから成る、測量用標尺。
- 請求項23に記載の測量用標尺であって、前記第2の部材が、前記第1の部材から延伸可能で、かつ、前記第1の部材に引き込み可能である、測量用標尺。
- 請求項24に記載の測量用標尺であって、前記ばねが、前記第2の部材へ前記第1の部材を引き込むときに、弾性で圧縮されるように、前記第1の部材内部で、前記第1及び第2の部材の近接する端部の間に置かれる、測量用標尺。
- 請求項21から請求項25のいずれかに記載の測量用標尺であって、前記第1の部材が、前記目盛付きスケールの近傍に、長さ方向に延伸する溝穴を有し、かつ、前記表示手段が、前記溝穴を貫通して前記第2の部材と結合して前記溝穴の長さ方向に前記第2の部材とともに動きうる、ポインタまたは表示具を含む、測量用標尺。
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