JPS5830526B2 - 測点上求心具 - Google Patents

測点上求心具

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JPS5830526B2
JPS5830526B2 JP14581079A JP14581079A JPS5830526B2 JP S5830526 B2 JPS5830526 B2 JP S5830526B2 JP 14581079 A JP14581079 A JP 14581079A JP 14581079 A JP14581079 A JP 14581079A JP S5830526 B2 JPS5830526 B2 JP S5830526B2
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JP
Japan
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centripetal
point
surveying
pole
survey
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JP14581079A
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JPS5667707A (en
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有行 加藤
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、側溝のエツジや擁壁のコーナーのごとき境
界線上に測点がある場合、或は軟弱な地面等のごとく、
三脚台によって測量用ポールを設置することができない
か、又はそうすることができても、該ポールを所望の測
点上に安定した状態で正確に樹立することができない場
合に使用して至便な測点上求心具を提供するものである
上述したような測点を対象とする従来の測量作業におい
ては、第1図に示すごとき反射ミラー1が付いている測
量用ポール2ないしは標識(赤白のカラーマーク)を適
用している同様なポールを三脚台3により所望の測点上
に直接設置することができない状況であったり、又はそ
うすることができても、該ポール2の下端の矢尻状脚部
2aの位置を安定させることができないことから、便宜
的には測量すべき測点から離れた他の点を基準点とし、
これから該測点までの距離を実測によって割り出した後
に、その実測値を加算修正するという作業を行なうのが
一般的である。
例えば、第2図に示すように、コンクリート製の側溝4
のエツジ、特にその突端上の崩れた個所に測点Aがある
ような測量を行なうときには、同図中仮線で示す位置か
ら測量用ポールの脚部2aを該測点A上に当てがうこと
ができないため、そこから離れた他の点A′を新たな基
準点として測量し、然る後両点間の実測値△Sを勘案し
た測量値を定めることが行なわれる。
これと同様な測量方法は、河川等の擁壁の下側コーナー
上に測量すべき測点がある場合(第7図参照)にも適用
されるが、そうした手法によると、測量回数を余分に増
やさなければならないばかりか、余尺等による実測値を
含むことによる誤差を生じ易く、作業時間の延長や測量
精度の低下を招来する。
周知のように、当該産業分野では、前述のような人為的
な地形に限らず、自然地形の測量をなす場合にも、国土
調査法若しくは土地家屋調査士法等の定めにより、通常
1/1000以上の測量精度を得ることが必要とせられ
、このために近年においては、トランシット等の測距機
器の精度を高める様々な工夫がなされている現状にある
けれども、それに止どまらず、それらの各機器と併用さ
れる測量用ポール2ないしは反射□ジー1等について、
同様な工夫がなされなげれば、そのような努力の効果も
半減すると言わざるを得ない。
この発明は、上述した処に鑑み、トランシットと共に使
用する測量用ポール2又は光波距離計に付属の反射ミラ
ー1を所望の測点A上に同軸的に支持することができる
ように、少なくても次の2要素、即ち実質的に平坦な設
置面11及び適当数の取付孔12を設けた構造の台部材
10を具備するとともに、この台部材の取付孔12に取
り付は得る筒状基端部21とこの基端部かも上向きに光
拡がりとなった逆円錐形の内孔24を有する胴部23と
を一体的に形成した構造の求心部材20を具備すること
により、上記の台部材10を、上記の求心部材20の胴
部23の内孔24及び筒状基端部21の中心孔22が所
望の測点A上に同軸的に(同一鉛直線上に)位置するご
とく、該台部材の設置面11を介して測量地点に設置し
て、測量用ポールの脚部2aの下端を上記の求心部材の
胴部の内孔24内に着水させれば、測量用ポール2全体
を安定した状態で正確に測点A上に樹立することができ
るようにしたものである。
以下、その実施例を図面について説明するに、前述した
台部材10は、好ましくは硬質プラスチック、ステンレ
ススチール等の耐食性材料により、その全体形状を長方
形(板状)としたもので、これに適当数の、この実施例
では3個の取付孔12を設けた形態をなしている。
そして、このようにした台部材10上には、好ましくは
真鍮で形成した上記の求心部材20の筒状基端部21を
図示するごとく、ねじ結合によるか、又は打ち込み或は
焼嵌め等の手法によって取り付けてあり、この状態にお
いて、筒状基端部の中心孔22と胴部の内孔24とが正
確に同軸上に位置するようになっている。
従がって、前述のような構成の求心具によると、測量用
ポールの脚部2aの側にある円錐面(この円錐面の形状
並びに大きさは、規格によって定められている)2bを
胴部の内孔24の逆円錐形の内周面に合致させるように
して、測量用ポール2を三脚台3や作業者の手により設
置することが可能となるから、第6図に示すように、側
溝4のエツジ上に測点Aがあるときには、台部材10を
該側溝の上側に設置して、測点Aと求心部材20の内部
を貫通している内孔24及び中心孔22の中心とを合わ
せるようにすれば、測量用ポール2全体を正確に測点A
上に支持することができ、更に又第7図に示すように、
測点Aが河川等の擁壁5の下側コーナー上にある場合で
あっても、該擁壁とこれに対面する垂直壁6の上側に足
場7を掛は渡して後、この足場に設けた隙間から公知の
乗法8を垂らし、そうした乗法の吊下げ紐8aが足場7
上に三脚台3と共に設置した求心具の求心部材20の中
心を通るようにすることによって、測量用ポール2の軸
線を測点Aを通る鉛直線と一致させ、測量用ポール2つ
まりは測点A迄の水平距離を測量することができるよう
になる。
尚、この後者の測量方法によるときは、乗法の吊下げ紐
8aの長さを測ることによって、該求心具における求心
部材20の中心点(この点を該測点に対しては天場とい
う)と測点A間の垂直距離を知ることができるが、そう
すること自体は周知である。
このように、この発明においては、測量すべき測点A上
に求心部材20の中心を一致させて設置した状態の求心
具を用い、これを介して前述した標識のみを適用してい
る測量用ポール2ないしは反射ミラー1を取着した該ポ
ールを支持するようにしたものであるので、次のように
した場合は、該ポールのみならず、反射ミラー1そのも
のを該求心具によって測点A上に同軸的に支持すること
が可能である。
即ち、第4図及び第5図に示すごとく、上端部に、反射
ミラー1に対して連結することが可能な連結部分31、
例えば該ミラーの取付具1aの底部にねじ孔1bがあり
、これによって反射ミラー1が第1図のように、測量用
ポール2にねじ止めされている場合には、そのようなね
じ孔1bに適合するねじ31aを有する該連結部分を設
け、かつ下端部に、求心部材の頂端部分23a、好まし
くは円筒形状となした該頂端部分に対して外嵌せしめぬ
に適した大きさの円筒状凹部32を設げて成る反射ミラ
ー用脚体30を形成して、これを第4図に図示するよう
に用いるならば、第8図に示すごとく、地面が軟弱であ
るときでも(このような状況下では、該ポールの高さが
一定せず、不安定となる)、台部材の設置面11を該地
面上に設置し、前述の例と同様に、測点Aと求心部材2
0の中心点とを一致させることにより、測点A上に反射
ミラー1の軸線を正確に合致させるとともに、それを確
実にしかも安定させて支持することができることとなる
この場合、市販の反射□ラー1の取付部材がその底部に
嵌合い式の単純な内周円筒面を備えた形態のものである
ときには、上記の連結部分31に対しては当然のこと乍
も、ねじ31aではなく、該円筒面に適合する外周円筒
を設けることを要する。
第5図において、符号40で示す連結カップリングは、
そのような外周円筒面とするための円筒面41を設けた
もので、この実施例では、反射ミラー用脚体30と一体
とすることなく、随時に着脱し、又は交換することが可
能な構造となしたことにより、取付部材1aに対するサ
イズ上の適応性やねじ31aの保護効果を得ることがで
きるようになっている。
このため、上記の反射ミラー1による測量方法を採用す
るときは、軟弱な地面上における測点A迄の水平距離の
測量は勿論のこと、求心具全体の設置状態が安定(特に
高さレベルにおいて安定)していることによって、複数
の地点間の相対的な高さ位置を三角函数の計算により比
較することができるという特殊な測量方法を実施するこ
とも可能である。
以上に述べたように、この発明は、測量用ポールを所望
の測点上に設置することができないか、又は困難である
状況の下で使用して至便な新規な求心具を得たものであ
るから、冒頭で明らかにしたようないくつかの問題点を
解消し、測量に要する作業時間の短縮並びに測量精度の
向上を図るとともに、熟練者でなくても正確な測量作業
をなすことができるという利益を生じ、この分野に多大
な貢献をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な測量用ポールを示す正面図、第2図は
側溝のエツジ上に測点がある場合の従来の測量方法を示
す説明図、第3図はこの発明による求心具の実施例を示
す部分断面図、第4図はこの発明の応用例に係る反射ミ
ラー用脚体の使用状態を示す側面図、第5図は前記脚体
についての使用例を示す側面図、第6図は側溝のエツジ
上に測点がある場合のこの発明による測量方法を示す説
明図、第7図は擁壁のコーナー上に測点がある場合のこ
の発明による測量方法を示す説明図、第8図は軟弱な地
面上に測点がある場合のこの発明による測量方法を示す
説明図である。 1・・・・・・反射□ラー 2・・・・・・測量用ポー
ル、10・・・・・・台部材、11・・・・・・設置面
、12・・・・・・取付孔、20・・・・・・求心部材
、21・・・・・・筒状基端部、23・・・・・・胴部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測量用ポール2又は反射ミラー1を測点上に同軸的
    に支持することができるように、少なくとも次の2要素
    a、bを具備して成る測点上求心具。 a 実質的に平坦な設置面11及び適当数の取付孔12
    を設けた構造の台部材10゜ b 前記台部材上の取付孔12に取り付は得る筒状基端
    部21とこの基端部から上向きに光拡がりとなった逆円
    錐形の内孔24を有する胴部乙とを一体的に形成した構
    造の求心部材20゜2 前記求心部材における胴部の頂
    端部分23aを円筒形状となしたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の求心具。 3 前記台部材10を硬質プラスチック、ステンレスス
    チール等の耐食性材料によって形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の求心具。 4 前記求心部材20を真鍮によって形成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記
    載の求心具。
JP14581079A 1979-11-08 1979-11-08 測点上求心具 Expired JPS5830526B2 (ja)

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JPS5667707A JPS5667707A (en) 1981-06-08
JPS5830526B2 true JPS5830526B2 (ja) 1983-06-29

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