JPH0432545Y2 - - Google Patents

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JPH0432545Y2
JPH0432545Y2 JP1986111777U JP11177786U JPH0432545Y2 JP H0432545 Y2 JPH0432545 Y2 JP H0432545Y2 JP 1986111777 U JP1986111777 U JP 1986111777U JP 11177786 U JP11177786 U JP 11177786U JP H0432545 Y2 JPH0432545 Y2 JP H0432545Y2
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tube
coil
tubes
diameter
springiness
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JP1986111777U
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ゴム・プラスチツク等よりなる三
本のチユーブ並置が結合されコイル状に成形され
た三心のコイルチユーブに関する。
〔従来の技術〕
一般に、移動部材間あるいは固定部材と移動部
材の間における流体の授受のため、コイル加工さ
れたチユーブないしはホースが各種産業分野で広
く用いられている。
ところで、例えば流体の授受の系統が三系統で
ある場合にはコイルチユーブが三本用いられる
が、使用中にこれらのコイルチユーブが相互に係
合し合つて絡まり合い、事故につながることがあ
り、この傾向はコイルチユーブのバネ性が低い場
合や、産業用ロボツトなどのように複雑な動きを
する機器に用いられた場合などに高い。
〔考案が解決しようとする課題〕
この考案は、上記した従来技術の欠点に鑑みな
されたもので、三本のコイルチユーブを一体と
し、バネ性がよく、しかもコンパクトな三心のコ
イルチユーブの提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案によるコイ
ルチユーブは、隣接する同一外径の二本の並列チ
ユーブ間の谷部に沿つて該並列チユーブより大径
の一本のチユーブが配設され整列状態でコイル状
に一体成形した構成とする。
〔作用〕
この考案によれば、三本のコイルチユーブが整
列状態でコンパクトに一体結合されるので、コイ
ルチユーブ同志が絡まり合つて事故を誘発するよ
うな不都合がなくなるばかりか、配管スペースを
小さくすることができるので、機器の小形化に有
効なものとなる。
特に、この考案においては、一本の大径チユー
ブが他の二本の小径チユーブに接合し、それぞれ
のチユーブが外周面の二個所で相互に接合して一
本化されている。この場合、大径のチユーブと小
径のチユーブとでは伸縮特性に差があるから、伸
縮時における歪が同一外径のチユーブを集合した
ものに比べて大きくなる。これにより、バネ性が
著しく増大してコイルの復帰能力が大幅に向上す
るので、例えば高速の自動化機器、あるいは産業
用ロボツトなどのように、伸縮サイクルが短く、
あるいは複雑な動きをするような装置の配管材と
して用いると好都合である。さらに、三本のチユ
ーブは撚らずに整列状態でコイル状に一体成形さ
れるから、異なる外径のチユーブを組み合わせた
ものであつてもコイル部分の全長においては伸縮
特性が均一であり、このため円滑な伸縮性を示
す。
〔実施例〕
図はこの考案によるコイルチユーブの一実施例
を示す一部断面側面図である。図示のコイルチユ
ーブ1は、二本の小径のチユーブ2aと2bを密
接させてコイル状に巻装し、さらにチユーブ2a
とチユーブ2bとによつて形成される外側の谷部
3に沿つて該チユーブ2a,2bよりも大径で且
つ肉厚の厚いチユーブ4を配設し、これらを熱セ
ツトすることにより、各チユーブ間の溶着とコイ
ル状の成形とを同時に達成して得られたものであ
る。
この場合、コイルチユーブ1の終端の直線部分
は、熱セツトする際にチユーブ2a,2bとチユ
ーブ4とが接合しないようにあらかじめ配する
か、あるいは接合したものを分離するかして相互
に独立して配管接合できるようになつている。な
お、図示はしないが、必要に応じてコイル終端部
に三本のチユーブの外面を包持するように、例え
ば熱収縮チユーブを被せれば、使用条件の厳しい
場合にもチユーブの分離がなく、信頼性の高いも
のとなる。
この実施例においては、三本のチユーブ2a,
2b,4が相互に二個所ずつ結合されあたかも一
本のコイルチユーブのように作用し、且つ内側の
小径チユーブ2a,2bに対して外側の大径チユ
ーブ4の伸縮特性に差があるため伸縮時に大きな
歪が生じるのでバネ性が大きいのであるが、コイ
ルの右端と左端とを入れ替えてコイル層の接合面
を逆にすれば、さらにバネ性を増大させることが
できる。(特許第701980号) また、大径のチユーブ4を小径のチユーブ2
a,2bの内側の谷部に配置すれば、大径のチユ
ーブ4のバネ性が増すため全体のバネ性をさらに
向上する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、二本
の小径のチユーブと一本の大径のチユーブを撚り
合わせずに互いに接するように並置結合してコイ
ル状に形成してなるものであるから、円滑な伸縮
特性を保持しながらバネ性が著しく増大する。こ
れにより従来のような不都合がなくなるばかり
か、高速の自動化装置や産業用ロボツトにおける
配管材として好適なものとなり、さらに機器の小
形化に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案によるコイルチユーブの一実施例
を示す部分断面側面図である。 1……コイルチユーブ、2a,2b,4……チ
ユーブ、3……谷部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣接する同一外径の二本の並列チユーブ間の谷
    部に沿つて該並列チユーブより大径の一本のチユ
    ーブが配設され整列状態でコイル状に一体成形し
    てなるコイルチユーブ。
JP1986111777U 1986-07-21 1986-07-21 Expired JPH0432545Y2 (ja)

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JP1986111777U JPH0432545Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JP1986111777U JPH0432545Y2 (ja) 1986-07-21 1986-07-21

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JPS6318690U JPS6318690U (ja) 1988-02-06
JPH0432545Y2 true JPH0432545Y2 (ja) 1992-08-05

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ID=30992019

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JPS6318690U (ja) 1988-02-06

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