JP2509892B2 - 床 材 - Google Patents

床 材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床材に関し、更に詳しく
は地下鉄、鉄道、バス等の車両の床材等に使用した場
合、耐シガレット性及び難燃性に優れたノンハロゲン床
材に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の都市交通として、地下鉄の発展が
著しく、又、道路や鉄道も地形的関係からトンネルが増
えて、車両やバスが坑内を走行する機会が多くなって来
ており、その為これらの地下坑道は一層深くなり、又、
トンネルも一層長くなって来ている。この為に、万一、
坑内で車両事故等により火災が発生した場合、床材の燃
焼によって発生する有毒ガスや煙の為に、乗客が安全な
場所に無事に避難することが困難となり、大惨事になる
可能性が大きい。又、乗客が車内で煙草を踏み消した時
には、床材の表面に焼けや黒灰色の消し跡がポット状に
付き、車内の美観を損なうので好ましくない。そこで、
坑内火災に際しても難燃性であり且つ有毒ガスの発生が
なく、更に煙草の踏み消しによる損傷や汚染のない車両
用の床材が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとしている問題点】しかしながら、
一般に広く使用されている塩化ビニル樹脂系床材は難燃
性であり、その表層を過酸化物等で架橋するか、非架橋
の表層上にエポキシ系やウレタン系等の紫外線硬化塗膜
層を設けることによって、耐シガレット性を付与するこ
とが出来、床材として優れているが、燃焼時に有毒な塩
化水素ガスを発生するという問題がある。又、ゴム系床
材は架橋されている為に、耐シガレット性に優れている
が、難燃化の為にハロゲン化合物を添加しているので、
燃焼時に有害なハロゲン化水素が発生し、更にニトリル
ゴム系は燃焼時に有害なシアン化水素を発生するという
問題がある。従って本発明の目的は、上記欠点に鑑み、
煙草の踏み消し時に焼けや黒灰色等の損傷や汚染がな
く、難燃性であって燃焼時にハロゲン化水素やシアン化
水素等の有害なガスを発生しない耐シガレット性及び難
燃性に優れた床材を提供することである。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、裏打層と中間層
と表面層とからなる床材において、裏打層、中間層及び
表面層を形成する樹脂が、ハロゲン及び窒素を含まない
ビニルモノマーの含有率が5〜25重量%であるエチレ
ン系共重合樹脂からなり、上記中間層が無機物の難燃材
を含有し、上記表面層がゲル分率80重量%以上の架橋
密度を有することを特徴とする床材である。
【0005】
【作用】床材を構成する各樹脂層を、ハロゲン及び窒素
を含まないビニルモノマーの含有率が5〜25重量%で
あるエチレン系共重合樹脂から形成し、中間層に水酸化
マグネシウム等の無機物難燃材を含有させ、且つ表面層
をゲル分率80重量%以上に架橋させることによって、
耐シガレット性及び難燃性に優れ、燃焼時に発煙量が少
なく且つ有害なガス発生がない床材を提供することが出
来る。又、好ましい実施態様では表面層を透明とし、中
間層に各種のデザインを施すことによって意匠性に優れ
た床材とすることが出来る。
【0006】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。本発明の床材の基本構造
は、図1にその断面を図解的に示す様に、裏打層11、
難燃性の中間層12及び耐シガレット性の表面層13の
3層構造からなる。裏打層11は、通常は、ポリエステ
ル、ビニロン、麻等の繊維からなる平織、不織布等の基
材14上に樹脂層15を設けたものである。本発明では
かかる樹脂層15は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂
(EVA)、エチレン−メチルアクリレート共重合樹脂
(EMA)、エチレン−エチルアクリレート共重合樹脂
(EEA)、Cが3〜5のエチレン−アルキルアクリレ
ート共重合樹脂、エチレン−メチルメタクリレート共重
合樹脂(EMMA)等のオレフィン系共重合樹脂を使用
して形成されるが、好ましくは酢酸ビニル、メチルアク
リレート、エチルアクリレート等のハロゲン及び窒素を
含まないビニルモノマー含有率が5〜25重量%のEV
A、EMA及びEEAが好ましい。 又、樹脂層15は
下地材である基材14との接着性を良好にする為に、酢
酸ビニルの含有率が10〜25重量%、好ましくは15
〜25重量%のEVAは適するが、このEVAを主体と
してEMAやEEAを混合して使用してもよい。これら
の樹脂は、燃焼時にハロゲン化水素、シアン化水素、ア
ンモニア等の有害ガスを発生することがない。
【0007】上記樹脂層15は、基材14上に上記樹脂
を押出加工やカレンダー加工等の方法でシート状に成形
及び積層するので、それらの樹脂のMIは0.5〜7、
好ましくは0.5〜5、中でもカレンダー加工では0.
5〜3が好ましい。又、樹脂層15を基材14に良好に
接着させる為に、必要に応じてEVA、エチレン−アル
キルアクリレート共重合体等のオレフィン系共重合樹脂
及びオレフイン樹脂等の接着剤を予め基材14又は樹脂
層15に塗布しておくことが出来る。裏打層11の層構
造は、非発泡層でもよいし、又、クッション性をよくす
る為に発泡層でもよい。発泡層の場合、発泡剤はアゾジ
カルボンアミド、ジニトロソペンタメチレンテトラミン
等の発泡剤を使用することが出来、添加量は樹脂100
重量部当たり2〜5重量部の範囲であり、その発泡倍率
は1.5〜3倍程度が好ましい。
【0008】裏打層11を形成する好ましい方法は、裏
打層が非発泡層の場合は、ロール温度が160〜165
℃のカレンダーで、厚みが0.5〜0.7mmにシート
出ししながら、該樹脂シート15を基材14と貼り合わ
せる方法が挙げられる。一方、裏打層が発泡層の場合
は、ロール温度が140〜150℃のカレンダーで、厚
みが0.3〜0.4mmにシート出ししながら、該樹脂
シート5を基材14と貼り合わせた後、炉温度が180
〜190℃の加熱炉で発泡させて形成する方法が挙げら
れる。中間層12は、上記の裏打層と同様な樹脂から形
成し、この層12には無機物の難燃材を含有させる。該
難燃材としては、燃焼時に有害ガスは発生しない水酸化
マグネシウムや水酸化アルミニウム等の結晶水を含有し
た無機の水酸化物が好ましく使用出来、特に水酸化マグ
ネシウムが最も適している。これらの難燃材の添加量
は、中間層形成用樹脂100重量部当たり15〜100
重量部の範囲が好ましい。中間層12の形成に使用する
樹脂として特に好ましいものは、ハロゲン又は窒素を含
有しないビニルモノマーの含有率が5〜25重量%のE
VA、EMA及びEEA等のオレフィン系共重合樹脂で
ある。この中間層樹脂には前記の水酸化マグネシウ等の
無機物難燃材を15〜100重量%添加する。この際、
水酸化マグネシウムを15〜30重量%含む様にして、
残りは炭酸カルシウム等の充填材を混合して使用しても
よい。水酸化マグネシウムの添加量が15重量%以下で
は難燃性が不足し好ましくない。中間層12の層構造
は、着色非発泡シート層でも、多色ペレットを熱溶着し
たシート層でもよい。
【0009】中間層12を積層する方法は、該中間層が
非発泡の着色シートの場合、ロール温度が160〜16
5℃のカレンダーで、厚みが1〜1.3mmにシート出
ししながら、該着色シート12を裏打層11と積層する
方法が好ましい。一方、中間層12が多色ペレットの溶
着シートの場合は、着色ペレットを押出機で適当なサイ
ズの着色ペレットにし、これらの2〜3色のペレットを
混合して、裏打層11上に散布しながらローラで押圧し
て厚みを調整後、180〜210℃の温度で加熱押圧し
ながら、混合した着色ペレットを融着及び積層する方法
が好ましい。この際使用する着色ペレットのMIが0.
5〜5の範囲で着色ペレットの融着性はいずれも良好で
あるが、MIが3以上ではペレットが流れる傾向にあ
り、好ましいMIは1〜3である。表面層13は、前記
樹脂から形成し、その表面の耐シガレット性を良好にす
る為には、電子線を10〜30Mrad、好ましくは1
5〜25Mradの照射量で照射して、樹脂のゲル分率
を80重量%以上にすることにより、煙草の踏み消し時
の焼けや黒灰色の汚れが付かなくなり、耐シガレット性
が良好な床材が得られる。
【0010】電子線照射量が10Mrad未満では、ゲ
ル分率が60重量%以下となり、耐シガレット性が不十
分で、一方、30Mradを越えると樹脂の分子鎖が切
断して、分解ガスの発生による表面層13の膨れが生じ
好ましくない。電子線照射量が15〜25Mradの範
囲内であれば、共重合のハロゲン又は窒素を含まないビ
ニルモノマーの含有率の影響は少なく、上記ビニルモノ
マー含有率が5〜25重量%のこれらオレフィン系共重
合樹脂のいずれもが、ゲル分率が80重量%以上の架橋
を示して良好である。表面層13の難燃性を考慮する
と、上記ビニルモノマーの含有率が多いほど優れた自己
消化性を有するので、上記ビニルモノマーの含有率が1
5〜25重量%のEVA、EEA及びEMAが特に好ま
しい。更に、表面層が透明である場合には、上記ビニル
モノマーの含有率は20〜25重量%が好ましく、樹脂
としてはEVA、EEA又はEMAを単独で使用しても
よいが、EEA又はEMAにEVAを20〜50重量%
混合した方がより透明性がよくなるので好ましい。
【0011】これら樹脂に、電子線照射で架橋するネオ
ペンチルグリコールジメタクリレート、トリメチロール
プロパントリメタクリレート等の多官能性モノマー、オ
リゴーを0〜10重量%添加することによって架橋性を
向上させることも出来る。更に表面層13は、無充填の
ほうが燃焼時の発煙量が少なく好ましい。上記表面層1
3を形成する方法としては、該表面層が着色不透明層で
中間層が着色シートの場合は、ロール温度が160〜1
65℃のカレンダーで、厚みが1〜1.2mmにシート
出ししながら、基材上4に裏打樹脂層15及び中間層1
2を積層した積層体の表面に積層後、積層体の表面に電
子線を照射して表面層を架橋して、耐シガレット性及び
難燃性を有する本発明のノンハロゲン床材が得られる。
一方、表面層13が透明で、中間層12がペレット融着
シート又は表面に印刷したシートの場合は、透明シート
13をロール温度が160〜165℃のカレンダーでシ
ート出し後、該シート13の表面に電子線を照射して、
シートの表面から4分の3程度の深さ迄をゲル分率80
重量%以上に架橋させ、深さ方向に部分架橋したシート
とし、該シートの非架橋裏面側と上記中間層迄の積層体
とを180〜210℃の温度下で熱圧着して、意匠性の
ある耐シガレット性及び難燃性を有するノンハロゲン床
とすることが出来る。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例を図解的に示す図面を参
照して本発明を更に具体的に説明する。尚、文中の部又
は%は特に断りのない限り重量基準である。実施例1〜
3で使用する材料の配合は、下記表1の通りである。
【表1】 配 合 表 ADCA=アゾジカルボアミド
【0013】実施例1 図2は実施例1のインレイド調ノンハロゲン床材の断面
を図解的に説明する図である。上記表1に記載の裏打層
用樹脂組成物をロール温度が160℃のカレンダーで
0.7mm厚にシート出ししながら、該シート25を基
材である麻布24と積層して裏打層21を形成した。次
に、表1の白系及び茶系の各色に着色した中間層用樹脂
組成物を押出機で2mmの棒状に押し出した後、粉砕し
て粒径が1.5〜2mmの着色チップとし、これを適当
に混合して、上記裏打層21の表面に散布し、ロールで
押圧しながら約1.5mmの厚みに調整しながら加熱し
てチップを部分融着させて着色中間層22とした。次に
表1の表面層用樹脂組成物を、予めロール温度が160
℃のカレンダーで厚み1mmにシート出しをし、該シー
ト23の表面に20Mradの電子線を照射して、シー
トを深さ方向に対して部分的に架橋した中間層と積層す
る裏面は非架橋のシートとした。その裏面を、予備加熱
した上記融着着色チップ層22の表面に載置した後、2
00℃の温度に加熱押圧しながらチップ同士を融着し、
着色中間層22を厚み1.3mmのシート状にすると共
に、着色チップ層22と表面シート23とを積層して、
耐シガレット性及び難燃性を有する本発明のインレイド
調床材を得た。
【0014】実施例2 図3は実施例2の模様付きノンハロゲン床材の断面を図
解的に説明する図である。前記表1に記載の裏打層用樹
脂組成物を、ロール温度が160℃のカレンダーで0.
7mm厚にシート出ししながら、このシート35を基材
である麻布34と積層して裏打層31とした。その後、
同様に表1の中間層用樹脂組成物をカレンダーで1.3
mm厚にシート出しをしながら、該シート32を上記裏
打層31上に積層し、更に中間層32の表面に石目調等
の任意の印刷36を施して積層体とした。次に、実施例
1と同様にして、表1の表面層用樹脂組成物をカレンダ
ーで厚さ1mmにシート出し後、電子線を照射して部分
架橋したシート33とした。このシート33の裏面と上
記積層体とを加熱押圧して積層し、耐シガレット性及び
難燃性を有する本発明の模様付きノンハロゲン床材を得
た。
【0015】実施例3 図4は実施例3のクッション性のノンハロゲン床材の断
面を図解的に説明する図である。前記表1に記載の裏打
層用樹脂組成物を、ロール温度が140℃のカレンダー
で0.3mm厚にシート出ししながら、該シート45を
基材である麻布44と積層し、次いで185℃で2分間
加熱して厚みが0.7mmの発泡裏打層41を形成し
た。次に、上記発泡裏打層41の表面にオレフィン系接
着剤(不図示)を30μmの厚みに塗布及び乾燥後、そ
の上にロール温度が160℃のカレンダーで、表1の中
間層用樹脂組成物を用いて1.3mm厚に着色中間シー
ト42を出しながら接着積層し、その上に上記と同様に
表1の表面層用樹脂組成物から厚さ1mmに着色表面シ
ート43を出しながら積層し積層体を得た。次に上記積
層体の表面から20Mradの電子線を照射して表面層
43を架橋して、耐シガレット性及び難燃性を有する本
発明のクッション性に優れたノンハロゲン床材を得た。
【0016】比較例1 実施例3で積層体の表面に電子線を照射しない以外は実
施例3と同様にして床材を得た。
【0017】比較例2 実施例1の積層体の表面に8Mradの電子線を照射す
る以外は実施例1と同様にして床材を得た。
【0018】比較例3 中間層及び裏打層は実施例1と同じ樹脂組成物を使用
し、表面層はEEA(EA:5% 、 MI:1.0)
70部/LDPE (MI:2.0) 30部/顔料
適量/滑剤 0.5部からなる樹脂組成物を使用する
以外は実施例1と同様にして積層体を得た。次に上記積
層体の表面から20Mradの電子線を照射して表面層
を架橋させた。
【0019】床材の評価 「ゲル分率(%)」は、積層体の表面層(採取重量をA
とする)を120℃に加熱したキシレン中に10時間浸
漬した後の不溶解分(乾燥重量をBとする)を採取重量
Aに対する割合で示したものであり、(B/A)×10
0で求めた値である。「耐シガレット性」は、床材の表
面に火の着いた煙草をおいて、ヘラで踏み消して、床材
の表面に焼けや黒灰色等の損傷、汚染があるかどうか外
観的に評価した。○は焼け、損傷及び汚染がないこと
を、×は焼け、損傷及び汚染があることを表す。又、
「難燃性」は、旧日本国有鉄道「車両用塩化ビニル樹脂
床仕上げ材」の難燃性の試験に準じて評価した。○は難
燃性であることを、×は緩燃性であることを表す。以上
の評価結果を表2に示す。
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】上述した様に、本発明によれば、本発明
のノンハロゲン床材は、中間層を水酸化マグネシウムの
如き無機難燃材で難燃化し、表面層を無充填で電子線で
架橋させることにより、耐シガレット性及び難燃性に優
れ、燃焼時に発煙量が少なく且つ有害なガス発生がない
床材である。又、表面層を透明にすることにより、模様
付きの意匠性に優れた床材とすることが出来るので、車
両やバス用の他に建物用にも有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のノンハロゲン床材の断面を図解的に説
明する図。
【図2】実施例1のノンハロゲン床材の断面を図解的に
説明する図。
【図3】実施例2のノンハロゲン床材の断面を図解的に
説明する図。
【図4】実施例3のノンハロゲン床材の断面を図解的に
説明する図。
【符号の説明】
11,21,31,41:裏打層 12,22,32,42:中間層 13,23,33,43:表面層 14,24,34,44:基材 15,25,35,45:樹脂層 36:印刷層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/10 104 8702−2E E04F 15/10 104 15/16 8702−2E 15/16 A (56)参考文献 特開 平2−175242(JP,A) 特開 平2−18434(JP,A) 特開 平2−298535(JP,A) 特開 平2−301434(JP,A) 特開 昭63−8445(JP,A) 実公 昭63−18690(JP,Y2) 実公 昭61−31237(JP,Y2) 実公 平1−37412(JP,Y2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 裏打層と中間層と表面層とからなる床材
    において、裏打層、中間層及び表面層を形成する樹脂
    が、ハロゲン及び窒素を含まないビニルモノマーの含有
    率が5〜25重量%であるエチレン系共重合樹脂からな
    り、上記中間層が無機物の難燃材を含有し、上記表面層
    がゲル分率80重量%以上の架橋密度を有することを特
    徴とする床材。
  2. 【請求項2】 樹脂のメルトインデックス(190℃、
    g/10min.)が0.5〜5である請求項1に記載
    の床材。
  3. 【請求項3】 難燃材が、樹脂100重量部当たり15
    〜100重量部の水酸化マグネシウムである請求項1に
    記載の床材。
  4. 【請求項4】 表面層が透明であり、中間層が意匠性を
    有する請求項1に記載の床材。
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