JP2512237Y2 - 配管用コイルチュ―ブ - Google Patents

配管用コイルチュ―ブ

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JP2512237Y2
JP2512237Y2 JP1991087556U JP8755691U JP2512237Y2 JP 2512237 Y2 JP2512237 Y2 JP 2512237Y2 JP 1991087556 U JP1991087556 U JP 1991087556U JP 8755691 U JP8755691 U JP 8755691U JP 2512237 Y2 JP2512237 Y2 JP 2512237Y2
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JP
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piping
coil
metal wire
tube
coil tube
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JP1991087556U
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本 順 平
藤 弘 之 加
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、流体機器に圧力流体を
供給するための配管用コイルチューブに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すような、複数本の合成樹脂製
チューブ1,・・をコイル状に巻き、これらのチューブ
の接触部を接合して一体とした配管用コイルチューブ2
は、既に知られている。この配管用コイルチューブ2
は、コイル状に巻いた複数本のチューブ1,・・が一体
にされているために、配管が容易でかつ長さ方向に伸縮
できるという利点を有するが、合成樹脂製チューブの復
元力が弱いために、繰返して伸縮させたり伸ばした状態
で長時間放置したりすると、塑性変形して元の状態に戻
らなくなってたるみを生じ、特にコイルチューブ2を水
平方向に設けた場合にたるみが著しい。このコイルチュ
ーブのたるみは、作業の邪魔になるばかりでなく、伸縮
動作中に装置の一部に引っ掛かって運転を阻害すること
があるので、たるみをなくすことが望ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、多数回伸縮を繰返してもたるみが生じにく
い配管用コイルチューブを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、複数本の合成樹脂製チューブをコイル状
に巻き、これらのチューブの接触部を接合して一体とし
た配管用コイルチューブにおいて、上記コイルチューブ
の復元力を大きくするために、コイル状に成形した金属
線を、上記チューブの接合により形成された凹部に密に
巻き付けたことを特徴としている。
【0005】
【作用】コイルチューブの凹部に密に巻き付けた金属線
の弾性力によって、コイルチューブの復元力を大きく
し、多数回伸縮の繰返しでもたるみを生じにくくする。
この場合、金属線を、チューブの接合によって形成され
る凹部に密に巻き付けたので、金属線の巻付けが容易で
かつ予め金属線を一体に成形したチューブを使用する必
要がなく、しかもコイルチューブが伸縮を繰返しても、
凹部に巻付けた金属線がコイルチューブから離脱するこ
とがない。
【0006】
【実施例】図1及び図2は本考案の実施例を示し、この
配管用コイルチューブ10は、複数本(図においては5
本)の合成樹脂製チューブ11,・・を、両端部分を除
いてコイル状に巻いて、各チューブ11,・・の接触部
を接合一体化した従来と同等のチューブ束12と、本考
案コイル状に成形した金属線13とを備え、金属線13
は、チューブ11,・・の接合によって形成されたコイ
ル状の凹部14に沿わせて密に巻き付けられている。図
中の符号16は、コイルチューブ束12両端の非接合部
に取付けた、ばらけ防止の金具である。上記金属線13
は、コイルチューブ束12の外周凹部へ密着するコイル
状の寸法形状に成形し、その弾性力によりチューブ束1
2の復元力を助勢してたるみを防止するためのもので、
線径、材質等を適宜なものとすることによって、復元力
を調整することができる。
【0007】上記コイルチューブ10は、金属線13の
弾性力によって復元力が助勢されるので、多数回伸縮を
繰返してもたるむことが少ない。また、金属線13を凹
部14に沿わせて密に巻き付けたことにより、チューブ
束12との間に滑りがないので、互いに曲げの影響を受
けることがなく、コイルチューブ10が伸縮を繰返して
も金属線13が脱離することはない。なお、上記実施例
は、配管用コイルチューブ10の外側の凹部14に金属
線13を巻き付けているが、内側の凹部に巻き付けても
よい。また、図3に示す変形例のようにように、コイル
成形途中において金属線13を結束バンド17で固定し
てもよい。
【0008】
【考案の効果】本考案は、配管用コイルチューブの凹部
に巻き付けた金属線によって、コイルチューブの復元力
大きくなるので、多数回伸縮を繰返しても、たるむこ
とが少ない。また、複数本のチューブの接合により形成
された凹部に金属線を密に巻き付けたことにより、金属
線の巻付けが容易でかつ予め金属線を一体に成形したチ
ューブを使用する必要がなく、しかもコイルチューブが
伸縮を繰返しても、凹部に巻付けた金属線がコイルチュ
ーブから離脱することがない。 また、金属線がコイルチ
ューブと一体に伸縮するので、作業性の向上と円滑な動
作が得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図である。
【図2】要部の断面図である。
【図3】変形例の要部正面図である。
【図4】従来のコイルチューブの正面図である。
【符号の説明】
10 配管用コイルチューブ 11 合成樹脂製チューブ 13 金属線 14 凹部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−24188(JP,U) 実開 昭50−106118(JP,U) 実開 昭63−18690(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の合成樹脂製チューブをコイル状
    に巻き、これらのチューブの接触部を接合して一体とし
    た配管用コイルチューブにおいて、上記コイルチューブの復元力を大きくするために、 コイ
    ル状に成形した金属線を、上記チューブの接合により形
    成された凹部に密に巻き付けた、 ことを特徴とする配管用コイルチューブ。
JP1991087556U 1991-09-30 1991-09-30 配管用コイルチュ―ブ Expired - Lifetime JP2512237Y2 (ja)

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JPH0540686U JPH0540686U (ja) 1993-06-01
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JPH0224188U (ja) * 1988-08-02 1990-02-16

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