JPH0432406Y2 - - Google Patents

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JPH0432406Y2
JPH0432406Y2 JP13365287U JP13365287U JPH0432406Y2 JP H0432406 Y2 JPH0432406 Y2 JP H0432406Y2 JP 13365287 U JP13365287 U JP 13365287U JP 13365287 U JP13365287 U JP 13365287U JP H0432406 Y2 JPH0432406 Y2 JP H0432406Y2
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JP
Japan
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hole
outside air
outdoor
blind
horizontal
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JP13365287U
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JPS6437812U (ja
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、等圧原理を利用したカーテンウオ
ールの雨仕舞装置に関する。
(従来の技術) 等圧原理を利用したカーテンウオールの雨仕舞
装置として例えば実公昭60−6492号公報に示すよ
うに無目に形成したパネル取付溝と、この溝に装
着されるパネルとで形成した空間を、無目に設け
た外気導入孔兼水抜口を介して外気に連通して外
気と等圧にすると共に、パネル保持部材に一体形
成したフインによつて外気導入孔兼水抜口より浸
入した外気と雨水とを分離する事により雨仕舞を
良好にしたものが知られていた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記の雨仕舞装置は、パネル保持部材に一体に
形成したフインによつても雨水の浸入は完全に防
止する事はできず、空間内に浸入した雨水は排水
口より排水される事になるが、排水口は外気導入
孔と排水口とを兼ねているため、雨水の排出時に
しぶきが発生して前記空間内に雨水によるしぶき
が滞留して良好な雨仕舞が得られない点に問題が
あつた。
この考案は、上記の事情に鑑みなされたもので
あり、その目的は、外気導入孔より外気と共に浸
入した雨水を集めてしぶくことなくすみやかに外
部へ排水する事ができるようにした極めて水密性
の優れたカーテンウオールの雨仕舞装置を提供す
ることである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記目的を達成し、問題点を解決
する為に、無目2,2aに形成したパネル装着溝
22の高低の段差のある底板24の高い位置に排
水口66より大きい透孔63を、またこの透孔6
3より低い位置に透孔63より小さい排水口66
を備えた水溜部65を形成して、外気を導入する
透孔63と雨水を排水する排水口66とをそれぞ
れ別個に形成する事により良好な雨仕舞装置を得
たものである。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
この考案は第2図、第3図に示すように、建物
躯体AにフアスナーBを介して取付けた方立1,
1間に無目2を横架して形成した方形枠3にパネ
ル体4を装着するところのカーテンウオールの雨
仕舞装置である。
方立1は、第4図に示すように、中空形状の室
内側基部10と室外側フランジ11の連結板12
で一体連結して左右両側には開口した凹溝13,
13が形成しており、この凹溝13には横方向パ
ネル装着溝14を有する押縁15が取着され、こ
の押縁15は上下に隣接する無目2,2の下部無
目30と上部無目20との間にあつてその端面に
おいて連結されている。
また無目2は、第1図、第4図に示すように、
上部無目20と下部無目30とからなり、その室
外側には無目カバー40が取付けられている。上
部無目20は中空形状の室内側部21と室外側上
向パネル装着溝22とを有し、このうち室内側部
21の室内側縦板21aには室内側に開口した条
溝23が長手方向に連続して形成してある。ま
た、室内側上向パネル装着溝22は、室内側部2
1の室外側縦板21bと、高低の段差を有する底
板24と、室外側立上り板26とにより上方に開
口して形成してあり、その室外側立上り板26は
横向係止片27を有し、その横向係止片27は底
板24に形成した係止溝25に係合してある。
そして下部無目30は、中空形状の室内側部3
1と室外側下向パネル装着溝32とを有し、この
うち室内側部31の室内側縦板31aには室内側
に開口した条溝33が長手方向に亘つて形成して
ある。また、前記室外側下向パネル装着溝32
は、室内側部31の室外側縦板31bと上板34
と室外側垂下板35とにより下方に開口し、その
上板34には載置片36が長手方向に亘つて一体
形成してあると共に、室外側垂下板35には支持
片37が室外側に向けて一体形成してある。そし
て前記各パネル装着溝14,14,22,32に
は室内側シール材16、室外側シール材17を介
してパネル体4が装着してある。
無目カバー40は、縦板41に上下取付板4
2,43を一体形成したものであり、その上取付
板42は上部無目20の室外側立上り板26と係
合連結し、また下取付板43は下部無目30の支
持片37と連結されて上下部無目20,30の室
外側と無目カバー40との間に第1横空間44を
形成しており、そして縦板41の上下には室外側
から装飾カバー45が係止されている。
上部無目20の室内側部21の下横板21cの
室外側には室外側水密材46が装着され、この室
外側水密材46は下部無目30の室内側部31の
上横板31cにおける上面に圧着し、またその上
横板31cの室内側には室内側水密材47が装着
され、下横板21cの下面に圧着している。
上部無目20および下部無目30の長手方向両
端部は、その条溝23,33に収納配設された頭
付きボルト52と締結用ナツト53より成る固定
具51で方立1の室内側基部10に取着したL字
状の連結ブラケツト50に固定されている。
ところで、第1図に示すように、第1横空間4
4は下部無目30の支持片37と無目カバー40
の下取付板43とに形成した外気導入孔61によ
り外気に開口し、かつ下部無目30の載置片36
の透孔62を通して室外側水密材46まで連通し
ていると共に、上部無目20の底板24の透孔6
3を通して室外側上向パネル装着溝22とパネル
体4との間に形成した第2横空間64に連通し
て、第2横空間64を外気と等圧として室内・室
外側シール材16,17のシール性能を優れたも
のとしている。
また、上部無目20の底板24には透孔63よ
り低い位置に水溜部65が形成され、この水溜部
65は室外側立上り板26の横向係止片27及び
底板24に、前記透孔63と離れ、かつ透孔63
より小さく低い位置に形成した排水口66により
第1横空間44に開口しているので、外気導入孔
61を通つて入つてきた外気は、大きい方の抵抗
の少い透孔63を通つて第2横空間64に入つて
等圧空間を形成し、外気と共に第2横空間64に
入つたしぶきは水滴となつて水溜部65に集めら
れ、集められた水滴は透孔63より小さくし、低
い位置に設置して外気の侵入を少くした排水口6
6よりしぶかせることなく速やかに排水させて、
第2横空間64内に滞留するしぶきや水滴を極力
少くして、枠構成部材とパネルとの水密性を良好
にするようにしたものである。
第5図は、この考案の変形例を示すもので、無
目2aは無目本体70からなり、その室外側には
無目カバー80が取付けられていて、無目本体7
0の補強用中空部71の室内側上面に透孔63よ
り低い位置に水溜部65を形成し、水溜部65に
集めた雨水を透孔63より小さくて低い位置に設
けた外気の侵入の少い排水口66を介してしぶか
せずに排水できるようにすると共に、無目本体7
0と無目カバー80との上下における係合部に透
孔63および外気導入孔61を設けて第2横空間
64に外気を導入して等圧空間を形成するように
したものである。
(考案の効果) この考案は、実用新案登録請求の範囲に記載し
た構成により、無目の室外側上向パネル装着溝内
に設けた水溜部より高い位置で、排水口より大き
い透孔から第2横空間に外気を導入し、またこの
透孔より低い位置の水溜部に前記透孔と別個の、
透孔より小さくして外気の侵入を少くした排水口
を形成して第2横空間に浸入した雨水等を排水す
るようにしたため、雨水を第2横空間内にしぶか
せることなく排水口から速やかに排水することが
でき、これにより第2横空間内に滞留するしぶき
や水滴を極力少くして等圧原理により枠構成部材
とパネルとの間の水密性を向上させたものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を示す縦断面図、
第2図は、カーテンウオールの正面姿図、第3図
は、その縦断面図、第4図は要部を示した斜視
図、第5図は、この考案の変形例を示す縦断面図
である。 1……方立、2,2a……無目、20……上部
無目、22……上向パネル装着溝、24……底
板、30……下部無目、40,80……無目カバ
ー、44……第1横空間、61……外気導入孔、
63……透孔、64……第2横空間、65……水
溜部、66……排水口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 左右に立設した方立1,1間に無目2,2aを
    横架連結して方形枠3とし、この方形枠3にパネ
    ル4を装着したカーテンウオールの雨仕舞装置に
    おいて、前記無目2,2aと室外側の無目カバー
    40,80との間に第1横空間44を、また無目
    の室外側上向パネル装着溝22とパネル4との間
    に第2横空間64をそれぞれ形成すると共に、前
    記室外側上向パネル装着溝22に高低の段差のあ
    る底板24を設け、 その高い位置に排水口66より大きい透孔63
    を、またこの透孔63より低い位置に透孔63よ
    り小さい排水口66を備えた水溜部65をそれぞ
    れ形成して、前記第1横空間44と第2横空間6
    4とを透孔63により連通し、かつ前記無目2,
    2aと室外側の無目カバー40,80との間の下
    方に形成した外気導入孔61を介してこれらの横
    空間44,64を外気に連通した事を特徴とする
    カーテンウオールの雨仕舞装置。
JP13365287U 1987-09-01 1987-09-01 Expired JPH0432406Y2 (ja)

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JP13365287U JPH0432406Y2 (ja) 1987-09-01 1987-09-01

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JP2017025591A (ja) * 2015-07-22 2017-02-02 三協立山株式会社 カーテンウォール

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