JPH0415860Y2 - - Google Patents

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JPH0415860Y2
JPH0415860Y2 JP10445587U JP10445587U JPH0415860Y2 JP H0415860 Y2 JPH0415860 Y2 JP H0415860Y2 JP 10445587 U JP10445587 U JP 10445587U JP 10445587 U JP10445587 U JP 10445587U JP H0415860 Y2 JPH0415860 Y2 JP H0415860Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、カーテンウオールの方立と面材との
間の縦空間に浸入した雨水や、結露水などの水を
排水する装置に関する。
〔従来の技術〕
カーテンウオールとしては、例えば方立間に無
目を横架して方形枠を形成し、この方形枠に面材
を装着したものが知られている。
この様なカーテンウオールにおいては方立と面
材との間に縦空間が形成され、この縦空間に雨水
が浸入したり、結露水が溜つたりするので、その
水を外部に排水する必要がある。
そこで、実開昭55−22407号公報に示すように、
方立の面材嵌め溝にキヤツチパンを取付け、面材
嵌め溝と面材との間に形成された縦空間内の水を
キヤツチパンで集水し、その集水した水をキヤツ
チパンより排水するようにした排水装置が知られ
ている。
なお、面材とは押縁、シール材、パネル等より
成り、通常は方立の面材嵌め溝に押縁を取付けて
パネル取付溝を形成し、そのパネル取付溝にパネ
ルをシール材を介して装着することで面材を方立
に装着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる排水装置であると、キヤツチパンを方立
の面材嵌め溝に取付けるので、その作業が非常に
面倒であると共に、面材嵌め溝の形状、大きさに
合せてキヤツチパンを製作せねばならずキヤツチ
パンの製作が面倒で、しかも汎用性がないので製
作コストが高くなつてカーテンウオール自体の価
格が高いものとなつてしまう。
そこで、本考案はキヤツチパンを用いずに方立
と押縁との間の縦空間の水をスムーズに排水でき
るようにしたカーテンウオールの排水装置を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
基部12とフランジ13を連結壁14で連結し
て面材嵌め溝15を有する方立本体10と、この
方立本体10のフランジ13に取付けられるカバ
ー材11とで方立1を形成し、上向凹部53と下
向凹部54を有する無目本体30と、この無目本
体30の室外側部に取付けられる無目カバー31
とで両者間に横空間を有する無目2を形成すると
共に、前記方立本体10の面材嵌め溝15に無目
本体30の端部を嵌入して連結し、その無目本体
10の端部にパネル取付溝24を有する押縁5を
取付けることで方立本体10の面材嵌め溝15と
押縁5との間に縦空間を形成すると共に、前記無
目本体30の上向凹部53、下向凹部54と押縁
5のパネル取付溝24にパネル6を室内外側シー
ル材を介して装着して連続した横空間と縦空間を
構成し、前記無目カバー31の端部を押縁5の室
外側板23とカバー材11との間に臨ませ、前記
無目本体30の端部と方立本体10の面材嵌め溝
15との間にシール材39を室内側より室外側に
向けて下向に傾斜して装着して両者間を閉塞する
と共に、このシール材39と連続し上面が下向き
に傾斜した乾式シール材40を無目本体30の室
外側部と方立本体10のフランジ13との間に設
けて前記無目2の横空間に臨ませ、さらに前記無
目2の横空間下部を下向きの孔50で外気に連通
し、その無目2の横空間上部を前記無目本体30
の上向凹部53とパネル6との間の横空間に連通
して、面材嵌め溝と押縁との間の縦空間に浸入し
た雨水や結露水を、シール材及び乾式シール材に
沿つて横空間に流入させた後に孔より落下排水す
るようにしたものである。
〔実施例〕
第4図に示すように方立1と無目2とで方形枠
3を形成し、この方形枠3内に面材4が装着され
ていると共に、該面材4は押縁5にパネル6を室
内側シール材7と室外側シール材8を介して装着
して形成してある。
前記方立1は第4図に示すように、方立本体1
0とカバー材11とより成り、その方立本体10
は中空形状の基部12とフランジ13を連結壁1
4で一体形成して両側に開口した左右一対の面材
嵌め溝15,15を有する形状となり、カバー材
11は基部16の両側に左右一対の内向板17,
17と左右一対の脚片18,18を一体形成した
形状で、第2図仮想線で示すように、その左右一
対の脚片18,18がフランジ13の内向片13
a,13aにビス止めしてある。
前記方立本体10の面材嵌め溝15には押縁5
が取着され、この押縁5は連結板21に中空部2
2と室外側板23を一体形成してパネル取付溝2
4を有し、連結板21の背面には係合板25と突
出板26とが一体形成され、そのパネル取付溝2
4にパネル6の縦縁が室内側シール材7と室外側
シール材8を介して装着されている。前記面材4
を形成する押縁5と方立本体10の面材嵌め溝1
5との間には縦空間Aが形成され、この縦空間A
は突出板26と係合板25とで第1、第2、第3
縦空間A1,A2,A3に区分され、かつ透孔で連通
している。さらに、室外側板23の鉤片23aに
装着したパツキング27がフランジ13の内向片
13aに押圧して押縁5は室内側に押されシール
材28が方立本体10の基部12に押しつけられ
ている。なお、パネル取付溝24とパネル6との
間のパネル側縦空間29は透孔で第2縦空間A2
に連通している。
前記無目2は第4図に示すように無目本体30
と無目カバー31とより成り、無目本体30の室
内側壁30aには結露受け片32と凹状溝33と
が一体形成され、室外側壁30bの上部は着脱自
在となつて押え片34となり、第2図に示すよう
に結露受け片32と凹状溝33の端部を切欠き3
5して無目本体30の端部を方立本体10の面材
嵌め溝15に嵌入し、切欠き35をシール材28
に当接すると共に、室外側壁30bの下部が方立
本体10のフランジ13と対向し、方立本体10
の基部12に取着した支持金具36にボルト・ナ
ツト37で固着されていると共に、第1図、第2
図、第3図のように、無目本体30の端面30′
には縦板38が取着され、この縦板38と方立本
体10の連結板14との間に湿式又は乾式のシー
ル材39が室内側より室外側に向けて下向に傾斜
して装着してあると共に、このシール材39の室
外側端部と連続して乾式シール材40が方立本体
10のフランジ13内面と無目本体30の室外側
壁30b下部との間に亘つて装着され前記縦空間
Aを閉塞している。この乾式シール材40の上面
は下向きに傾斜していると共に、前記シール材3
9との継目を良好とするために湿式シール材41
が装着され、さらに乾式シール材40の端部には
水切片42が一体形成してあり、この乾式シール
材40の端部は第4図に示すように、方立本体1
0のフランジ13の内向片13aと押縁5の室外
側板23の鉤片23aとに亘つて形成した切欠開
口部43より側方に突出して無目本体30の室外
側30bと無目カバー31との間に形成した第1
横空間B1内に臨んでいる。
つまり、前記無目カバー31は上板44と縦板
45とより成り、その上板44の係止片46が無
目本体30の室外側上部の係止部47に係合し、
縦板45の連結片48と無目本体30の室外側壁
下部に一体形成した連結片49とがビスで連結さ
れ、無目本体30の室外側壁30bと無目カバー
31との間に第1横空間B1を形成していると共
に、この第1横空間B1は連結片48,49に形
成した外気導入兼排水用の孔50で外気に開口
し、無目本体30の室外側壁30bの端面は押縁
5の室外側板23の端面に突き当り、無目カバー
31は無目本体30よりも側方に突出して前記切
欠開口部43と相対向するように前記室外側板2
3とカバー材11との間に嵌入して縦板45が内
向片17と接していると共に、カバー材11に取
付けた乾式シール材51が無目カバー31の上板
44、縦板45、つまり無目カバー31の外表面
に圧接している。
つまり、カバー材11の脚片18には無目カバ
ー31と対向する切欠部18aが形成され、この
切欠部18a部分における脚片18と内向板17
との間の嵌合溝52に乾式シール材51が接着剤
で取着され、この乾式シール材51の当り面51
aは無目カバー31の外表面と同一形状となり、
カバー体11を取付けることで乾式シール材51
の当り面51aが無目カバー31の外表面に圧接
して方立本体10と無目カバー31の接合部をシ
ールできるようにしてあると共に、脚片18の切
欠部18aが前記乾式シール材41の水切片42
に嵌入し、かつ乾式シール材41の上部がシール
材27に圧接し、さらに乾式シール材41の水切
片42がシール材27に圧接するようにしてあ
る。
なお、パネル6の下部と上部は無目本体30の
上向凹部53、下向凹部54に室内側シール材5
5と室外側シール材56を介して装着されて第2
横空間B2を形成し、この第2横空間B2は透孔で
第1横空間B1に連通している。
このようであるから、方立本体10の面材嵌め
溝15と面材4との間に形成された縦空間A内の
雨水や結露水などの水は、シール材39及び乾式
シール材40上の湿式シール材41の沿つて無目
2の第1横空間B1に流れ、外気導入兼排水用の
孔50より落下排水される。
また、各横空間と各縦空間は外気と等圧となつ
て等圧原理による優れたシール性能が得られる。
〔考案の効果〕
方立本体10の面材嵌め溝15と押縁5との間
の縦空間に浸入した雨水や結露水はシール材3
9、乾式シール材40に沿つて無目2の横空間に
流入し、その横空間下部の孔より落下排水され
る。
また、無目本体30と面材嵌め溝15との間に
シール材39を装着すると共に、乾式シール材4
0を取付ければ良いので、その作業が簡単となる
と共に、カーテンウオールの施工現場で面材嵌め
溝15の形状、大きさに合せてシール材39、乾
式シール材40を装着でき、汎用性に優れたもの
となつて製作コストを安くできる。
また、無目2の横空間下部に形成した下向きの
孔50より排水されるので前記縦空間に雨水が吹
き込むことがない。
また、パネル6と無目本体30、押縁5との間
の横空間、縦空間は無目2の横空間上部に連通し
て外気と等圧になるし、この横空間・縦空間は前
記方立本体10の面材嵌め溝15と押縁5との間
の縦空間とは直接連通せずに無目2の横空間で連
通するので、前述のように縦空間の雨水や結露水
が無目2の横空間下部より排水されることと相俟
つて前記縦空間の雨水や結露水がパネル6と無目
本体30、押縁5との間の横空間、縦空間に流れ
ることがなく、パネル6の装着部のシール性が優
れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は方立本
体と無目本体の連結部の斜視図、第2図は平面
図、第3図は第2図の−線断面図、第4図は
方立と無目の連結部の斜視図である。 1は方立、2は無目、3は方形枠、4は面材、
10は方立本体、11はカバー材、15は面材嵌
め溝、30は無目本体、31は無目カバー、39
はシール材、40は乾式シール材、50は孔、A
は縦空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基部12とフランジ13を連結壁14で連結し
    て面材嵌め溝15を有する方立本体10とこの方
    立本体10のフランジ13に取付けられるカバー
    材11とで方立1を形成し、上向凹部53と下向
    凹部54を有する無目本体30とこの無目本体3
    0の室外側部に取付けれらる無目カバー31とで
    両者間に横空間を有する無目2を形成すると共
    に、前記方立本体10の面材嵌め溝15に無目本
    体30の端部を嵌入して連結し、その無目本体1
    0の端部にパネル取付溝24を有する押縁5を取
    付けることで方立本体10の面材嵌め溝15と押
    縁5との間に縦空間を形成すると共に、前記無目
    本体30の上向凹部53、下向凹部54と押縁5
    のパネル取付溝24にパネル6を室内外側シール
    材を介して装着して連続した横空間と縦空間を構
    成し、前記無目カバー31の端部を押縁5の室外
    側板23とカバー材11との間に臨ませ、前記無
    目本体30の端部と方立本体10の面材嵌め溝1
    5との間にシール材39を室内側より室外側に向
    けて下向に傾斜して装着して両者間を閉塞すると
    共に、このシール材39と連続し上面が下向きに
    傾斜した乾式シール材40を無目本体30の室外
    側部と方立本体10のフランジ13との間に設け
    て前記無目2の横空間に臨ませ、さらに前記無目
    2の横空間下部を下向きの孔50で外気に連通
    し、その無目2の横空間上部を前記無目本体30
    の上向凹部53とパネル6との間の横空間に連通
    したことを特徴とするカーテンウオールの排水構
    造。
JP10445587U 1987-07-09 1987-07-09 Expired JPH0415860Y2 (ja)

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