JPH0432349B2 - - Google Patents
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- JPH0432349B2 JPH0432349B2 JP57027424A JP2742482A JPH0432349B2 JP H0432349 B2 JPH0432349 B2 JP H0432349B2 JP 57027424 A JP57027424 A JP 57027424A JP 2742482 A JP2742482 A JP 2742482A JP H0432349 B2 JPH0432349 B2 JP H0432349B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- lsi
- logic
- switch
- circuit
- Prior art date
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- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 9
- 101100075512 Oryza sativa subsp. japonica LSI2 gene Proteins 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 101100075513 Oryza sativa subsp. japonica LSI3 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は診断用の回路を内蔵した論理回路に関
する。
する。
大規模論理回路の診断性向上のために、既存の
回路にスキヤン・パスを付加し、複雑・大規模な
回路を単純・小規模な回路に分割する方法が従来
用いられてきた。このような例としては、LSSD
(Level Sensitive Scan Desing)方式やランダ
ム・スキヤン方式があげられる。これらのスキヤ
ン方式では、スキヤン・パスを利用することによ
り、分割された部分回路に容易に入力信号をセツ
ト(スキヤン・イン)し、また出力信号を容易に
取り出す(スキヤン・アウト)ことを目的として
いるが、いくつかの問題点を含んでいる。
回路にスキヤン・パスを付加し、複雑・大規模な
回路を単純・小規模な回路に分割する方法が従来
用いられてきた。このような例としては、LSSD
(Level Sensitive Scan Desing)方式やランダ
ム・スキヤン方式があげられる。これらのスキヤ
ン方式では、スキヤン・パスを利用することによ
り、分割された部分回路に容易に入力信号をセツ
ト(スキヤン・イン)し、また出力信号を容易に
取り出す(スキヤン・アウト)ことを目的として
いるが、いくつかの問題点を含んでいる。
(1) スキヤン・パスのために金物量が増加する。
(2) スキヤン・イン/アウトの機能が正常に実行
されることを保証するために、ラツチ間のクロ
ツク制御に工夫を要する。
されることを保証するために、ラツチ間のクロ
ツク制御に工夫を要する。
(3) テスト実行時にスキヤン・イン/アウトのた
めに時間がかかる。
めに時間がかかる。
特に(2)については、複数のクロツクを用いて
回路的により複雑な対策を講じるか、または設
計者が同相転送とならないように回路を設計し
なければならず、スキヤン方式の避けがたい欠
点となつている。
回路的により複雑な対策を講じるか、または設
計者が同相転送とならないように回路を設計し
なければならず、スキヤン方式の避けがたい欠
点となつている。
本発明の目的は、上述のようなスキヤン方式を
用いずに、部分回路制御、観測を容易化し、診断
性を向上させることにより、前述の問題点(2)と(3)
を解決する論理回路を提供することにある。
用いずに、部分回路制御、観測を容易化し、診断
性を向上させることにより、前述の問題点(2)と(3)
を解決する論理回路を提供することにある。
すなわち、論理回路をある基準で分割し、部分
回路単位にアドレスづけする。各部分回路にスイ
ツチ機能とバイパスを組み込み、制御信号に応じ
て、回路本来の動作をするモード(通常モード)
と途中の論理をバイパスするモード(スルー・モ
ード)を選択可能とする。被診断部分回路のみ通
常モード、それ以外の部分回路をスルー・モード
で動作させることにより、被診断部分回路の制
御、観測を容易に可能としている。
回路単位にアドレスづけする。各部分回路にスイ
ツチ機能とバイパスを組み込み、制御信号に応じ
て、回路本来の動作をするモード(通常モード)
と途中の論理をバイパスするモード(スルー・モ
ード)を選択可能とする。被診断部分回路のみ通
常モード、それ以外の部分回路をスルー・モード
で動作させることにより、被診断部分回路の制
御、観測を容易に可能としている。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を用
いて説明する。
いて説明する。
第1図は回路全体の構成を示している。ここで
は例として、LSIから構成されているパツケージ
を考える。つまり、1はパツケージを2〜4は
LSIを表わしている。6はLSI選択のためのアド
レスを格納するためのレジスタであり、制御ピン
5より値をセツトできる。7はデコーダであり、
指定されたアドレスに応じて、信号線8〜10を
介してLSI2〜4が選択される。11〜20はパ
ツケージの入力エツジ・ピン、31〜40は出力
エツジ・ピンである。5〜10が診断性向上のた
めに付加された論理である。
は例として、LSIから構成されているパツケージ
を考える。つまり、1はパツケージを2〜4は
LSIを表わしている。6はLSI選択のためのアド
レスを格納するためのレジスタであり、制御ピン
5より値をセツトできる。7はデコーダであり、
指定されたアドレスに応じて、信号線8〜10を
介してLSI2〜4が選択される。11〜20はパ
ツケージの入力エツジ・ピン、31〜40は出力
エツジ・ピンである。5〜10が診断性向上のた
めに付加された論理である。
第2図はLSIの構成を示す一例であり、第1図
中のLSI3を示している。入力エツジ・ピンの5
3,54と出力エツジ・ピン71,72と論理ブ
ロツク3′が従来のLSI構成部であり、それ以外
の部分が診断性向上のために付加されている。制
御ピン52は信号線9につながつている。出力エ
ツジ・ピン71の直前にあるSWG83は論理ブ
ロツク3′の出力信号60か、入力エツジ・ピン
53より論理ブロツク3′をバイパスしてきた信
号81のいずれかを制御信号9に応じて選択する
機能を有するスイツチ・ゲートである。同様に出
力エツジ・ピン72の直前にあるSWG84は論
理ブロツク3′の出力信号61か、入力エツジ・
ピン54より論理ブロツク3′をバイパスしてき
た信号82のいずれから制御信号9に応じて選択
する機能を有するスイツチ・ゲートである。
中のLSI3を示している。入力エツジ・ピンの5
3,54と出力エツジ・ピン71,72と論理ブ
ロツク3′が従来のLSI構成部であり、それ以外
の部分が診断性向上のために付加されている。制
御ピン52は信号線9につながつている。出力エ
ツジ・ピン71の直前にあるSWG83は論理ブ
ロツク3′の出力信号60か、入力エツジ・ピン
53より論理ブロツク3′をバイパスしてきた信
号81のいずれかを制御信号9に応じて選択する
機能を有するスイツチ・ゲートである。同様に出
力エツジ・ピン72の直前にあるSWG84は論
理ブロツク3′の出力信号61か、入力エツジ・
ピン54より論理ブロツク3′をバイパスしてき
た信号82のいずれから制御信号9に応じて選択
する機能を有するスイツチ・ゲートである。
第3図にスイツチ・ゲート(SWG)の詳細を
示した。制御線9の信号が1か0に応じて、出力
線60またはバイパス線81のいずれかの信号が
選択されて、線71に出力される。
示した。制御線9の信号が1か0に応じて、出力
線60またはバイパス線81のいずれかの信号が
選択されて、線71に出力される。
このような付加論理を有するLSIでは制御信号
が1のときは従来論理と全く同様の動作をし(こ
れを通常モードと呼ぶ)、制御信号が0のときは
LSI内の論理を動作させることなく容易に入力側
の信号を出力側に伝えることが可能(これをスル
ー・モードと呼ぶ)である。
が1のときは従来論理と全く同様の動作をし(こ
れを通常モードと呼ぶ)、制御信号が0のときは
LSI内の論理を動作させることなく容易に入力側
の信号を出力側に伝えることが可能(これをスル
ー・モードと呼ぶ)である。
第2図に示した例では入力エツジ・ピンの数と
出力エツジ・ピンの数が等しい。入力エツジ・ピ
ンの数が多い場合には第4図に示したようにスイ
ツチ・ゲート94の直前で複数のバイパス信号の
論理和をとる。逆に、出力エツジ・ピンの数が多
い場合には第5図に示したようにスイツチ・ゲー
ト94の直前でバイパス信号を分岐させ複数のス
イツチ・ゲート94とつなぐ(第4図、5図とも
付加論理のみ示した)。
出力エツジ・ピンの数が等しい。入力エツジ・ピ
ンの数が多い場合には第4図に示したようにスイ
ツチ・ゲート94の直前で複数のバイパス信号の
論理和をとる。逆に、出力エツジ・ピンの数が多
い場合には第5図に示したようにスイツチ・ゲー
ト94の直前でバイパス信号を分岐させ複数のス
イツチ・ゲート94とつなぐ(第4図、5図とも
付加論理のみ示した)。
以上、スイツチ・ゲートを用いた例を示した
が、スイツチ・ゲートのデイレイが回路動作に悪
影響を及ぼすような場合にはこの方法を用いれな
い。
が、スイツチ・ゲートのデイレイが回路動作に悪
影響を及ぼすような場合にはこの方法を用いれな
い。
以下にこの問題点解決のためにスイツチ・ラツ
チを用いる方法を説明する。第6図はLSI3に対
して、スイツチ・ゲートの代りにスイツチ・ラツ
チ85と86を用いた例である。従来のLSI論理
はL2′とL3″の2つの部分に分割されている。こ
の分割は以下のようにしてなされる。出力エツ
ジ・ピン71と72より、入力エツジ側にラツチ
あるいは入力エツジにつきあたるまで逆トレース
する。このようにして切り出された部分回路にお
いて、ラツチをスイツチ・ラツチ(SWL)で置
きかえた残りの論理ブロツク(組合せ回路)が
L2″である。つまり、この例ではL2″は2つのス
イツチ・ラツチ85,86と出力エツジ・71,
72で囲まれた部分回路である。スイツチ・ラツ
チ85は論理ブロツクL2′を経由してきた信号6
2〜65によつて通常のラツチ動作をするか、入
力エツジ・ピン53により論理ブロツクL2′をバ
イパスしてきた信号81によつてセツト/リセツ
ト動作のみ行うかを制御信号9に応じて選択する
機能がある。スイツチ・ラツチ86も同様の動作
をする。
チを用いる方法を説明する。第6図はLSI3に対
して、スイツチ・ゲートの代りにスイツチ・ラツ
チ85と86を用いた例である。従来のLSI論理
はL2′とL3″の2つの部分に分割されている。こ
の分割は以下のようにしてなされる。出力エツ
ジ・ピン71と72より、入力エツジ側にラツチ
あるいは入力エツジにつきあたるまで逆トレース
する。このようにして切り出された部分回路にお
いて、ラツチをスイツチ・ラツチ(SWL)で置
きかえた残りの論理ブロツク(組合せ回路)が
L2″である。つまり、この例ではL2″は2つのス
イツチ・ラツチ85,86と出力エツジ・71,
72で囲まれた部分回路である。スイツチ・ラツ
チ85は論理ブロツクL2′を経由してきた信号6
2〜65によつて通常のラツチ動作をするか、入
力エツジ・ピン53により論理ブロツクL2′をバ
イパスしてきた信号81によつてセツト/リセツ
ト動作のみ行うかを制御信号9に応じて選択する
機能がある。スイツチ・ラツチ86も同様の動作
をする。
第7図にスイツチ・ラツチ85の詳細を示し
た。114はセツト/リセツト優先のDタイプの
フリツプ・フロツプである。入力線62はトリガ
信号Tを、63はデータ信号Dを与える。スイツ
チ・ゲート112と113は制御線9の信号が1
か0かに応じて、入力線64上のリセツト信号R
と65上のセツト信号Sとの組か、線81上のバ
イパス信号とインバータ125によるその反転信
号との組かを選択し、それぞれ信号線123と1
24に出力する。つまり、通常モード(制御線9
が1)ではスイツチ・ラツチ85はラツチ114
そのものとして動作し、スルー・モード(制御線
9が0)ではセツト/リセツト動作のみ行い、バ
イパス線81の信号とその反転信号が線121,
122に出力される。診断性向上のために従来の
ラツチ以外に付加された回路は、スイツチ・ゲー
ト112,113とインバータ125と信号線
9,81である。
た。114はセツト/リセツト優先のDタイプの
フリツプ・フロツプである。入力線62はトリガ
信号Tを、63はデータ信号Dを与える。スイツ
チ・ゲート112と113は制御線9の信号が1
か0かに応じて、入力線64上のリセツト信号R
と65上のセツト信号Sとの組か、線81上のバ
イパス信号とインバータ125によるその反転信
号との組かを選択し、それぞれ信号線123と1
24に出力する。つまり、通常モード(制御線9
が1)ではスイツチ・ラツチ85はラツチ114
そのものとして動作し、スルー・モード(制御線
9が0)ではセツト/リセツト動作のみ行い、バ
イパス線81の信号とその反転信号が線121,
122に出力される。診断性向上のために従来の
ラツチ以外に付加された回路は、スイツチ・ゲー
ト112,113とインバータ125と信号線
9,81である。
このような付加論理を有するLSIでは制御信号
が1のとき(通常モード)は従来論理と全く同様
の動作をし、制御信号が0のとき(スルー・モー
ド)はLSI内の大部分の論理(ブロツクL2′)を
動作させることなく、容易に入力側の信号を出力
側に伝えることができる。
が1のとき(通常モード)は従来論理と全く同様
の動作をし、制御信号が0のとき(スルー・モー
ド)はLSI内の大部分の論理(ブロツクL2′)を
動作させることなく、容易に入力側の信号を出力
側に伝えることができる。
次に第1図を用いて、本発明の一実施例の動作
概要を説明する。ここで、パツケージ中に含まれ
るLSI2〜4に対して、アドレス1〜3を各々割
り当てる。まず、制御ピン5より、いずれのLSI
も選択しないように“00”のパタンをレジスタ6
にセツトする。このときデコーダ7を介して、制
御線8〜10はすべて“0”となり、つまりすべ
てのLSIはスルー状態となる。このような状態の
もとでパツケージ基板、LSIの入出力エツジ・ピ
ンの接合部、LSI内のバイパス線、スイツチ論理
に関連する故障を検査することができる。このた
めのテスト・パタン生成においては、LSIの論理
ブロツクを対象とする必要はなく、バイパス線と
スイツチ・ゲート、スイツチ・ラツチと組合せ回
路L2″のみを考慮すればよく、作成が容易であ
る。
概要を説明する。ここで、パツケージ中に含まれ
るLSI2〜4に対して、アドレス1〜3を各々割
り当てる。まず、制御ピン5より、いずれのLSI
も選択しないように“00”のパタンをレジスタ6
にセツトする。このときデコーダ7を介して、制
御線8〜10はすべて“0”となり、つまりすべ
てのLSIはスルー状態となる。このような状態の
もとでパツケージ基板、LSIの入出力エツジ・ピ
ンの接合部、LSI内のバイパス線、スイツチ論理
に関連する故障を検査することができる。このた
めのテスト・パタン生成においては、LSIの論理
ブロツクを対象とする必要はなく、バイパス線と
スイツチ・ゲート、スイツチ・ラツチと組合せ回
路L2″のみを考慮すればよく、作成が容易であ
る。
LSI内部に故障がないことを前もつて保証でき
る場合はこれで、このパツケージの検査を終了で
きるが、そうでない場合には順次各LSIの診断を
行う。まず、LSI2診断を行うために、制御ピン
5より、“01”のパタンをレジスタ6にセツトす
る。このときデコーダ7により制御線8は“1”,
9と10は“0”となる。つまり、LSI2のみ通
常モード、LSI3,4はスルー・モードとなり
LSI2の内部の故障を検査することができる。こ
のためのテスト・パタン生成においては、LSI2
の論理ブロツクのあとはLSI3と4のバイパス信
号とスイツチ・ゲートあるいは、LSI3又は4に
スイツチラツチを用いる場合は、そのラツチおよ
びそのLSIの出力エツジとスイツチ・ラツチの間
にある組合せ回路とがLSI2の後段につながつて
いるものとしてLSI2のテストパターンを決めれ
ばよく、LSI2単体に対するパタン生成とあまり
かわらない処理時間でほぼ同等の検出率を有する
パタンの生成が容易に可能となる。同様に制御ピ
ン5よりアドレスをセツトし直すことによりLSI
3,4に対しても検査をすることができる。この
場合もテスト・パタン生成はスルー・モードとな
つた他のLSIを通して制御、観測が容易であり、
LSI単体でのパタン生成と同程度の処理時間を検
出率が可能である。
る場合はこれで、このパツケージの検査を終了で
きるが、そうでない場合には順次各LSIの診断を
行う。まず、LSI2診断を行うために、制御ピン
5より、“01”のパタンをレジスタ6にセツトす
る。このときデコーダ7により制御線8は“1”,
9と10は“0”となる。つまり、LSI2のみ通
常モード、LSI3,4はスルー・モードとなり
LSI2の内部の故障を検査することができる。こ
のためのテスト・パタン生成においては、LSI2
の論理ブロツクのあとはLSI3と4のバイパス信
号とスイツチ・ゲートあるいは、LSI3又は4に
スイツチラツチを用いる場合は、そのラツチおよ
びそのLSIの出力エツジとスイツチ・ラツチの間
にある組合せ回路とがLSI2の後段につながつて
いるものとしてLSI2のテストパターンを決めれ
ばよく、LSI2単体に対するパタン生成とあまり
かわらない処理時間でほぼ同等の検出率を有する
パタンの生成が容易に可能となる。同様に制御ピ
ン5よりアドレスをセツトし直すことによりLSI
3,4に対しても検査をすることができる。この
場合もテスト・パタン生成はスルー・モードとな
つた他のLSIを通して制御、観測が容易であり、
LSI単体でのパタン生成と同程度の処理時間を検
出率が可能である。
以上、説明したように本発明であるバイパス方
式では従来のスキヤン方式で必要となる、テスト
ごとにパタンを部分回路にセツト(スキヤン・イ
ン)し、その後1クロツク進めて部分回路の出力
をラツチし、その値を取り出す(スキヤン・アウ
ト)という動作を必要としない。このため、スキ
ヤンイン/アウトの機能が正常に実行されること
を保証するためのラツチ間のクロツク制御を考慮
する必要がない。また、テストごとのスキヤン・
イン、アウトガ不要であるのでテスト時間も短縮
できる。
式では従来のスキヤン方式で必要となる、テスト
ごとにパタンを部分回路にセツト(スキヤン・イ
ン)し、その後1クロツク進めて部分回路の出力
をラツチし、その値を取り出す(スキヤン・アウ
ト)という動作を必要としない。このため、スキ
ヤンイン/アウトの機能が正常に実行されること
を保証するためのラツチ間のクロツク制御を考慮
する必要がない。また、テストごとのスキヤン・
イン、アウトガ不要であるのでテスト時間も短縮
できる。
以上で本発明をその一実施例により具体的に説
明したが、本発明はこの実施例に現定されること
なく例えば次のような場合にも適用できる。(1)対
象回路の故障はパツケージ、LSIに限らず上下に
拡張できる。例えばLSI内をさらにブロツクに分
割し、ブロツク単位で選択することもできる。こ
のときLSI内にレジスタやデコーダが必要とな
る。(2)通常モードを選択する際の対象は1つの部
分回路に限定せずに、複数についても同時に行う
ことができる。このとき、必要に応じてレジスタ
とデコーダの構成を変更する必要がある。
明したが、本発明はこの実施例に現定されること
なく例えば次のような場合にも適用できる。(1)対
象回路の故障はパツケージ、LSIに限らず上下に
拡張できる。例えばLSI内をさらにブロツクに分
割し、ブロツク単位で選択することもできる。こ
のときLSI内にレジスタやデコーダが必要とな
る。(2)通常モードを選択する際の対象は1つの部
分回路に限定せずに、複数についても同時に行う
ことができる。このとき、必要に応じてレジスタ
とデコーダの構成を変更する必要がある。
以上で本発明の構成および動作について説明し
たが、本発明の効果はスキヤン・イン/アウトを
用いずにバイパス機能を用いることにより診断性
の向上が可能であり、スキヤン方式に伴うクロツ
ク制御の複雑さを回避できると共に、テスト時間
を減少できる効果がある。
たが、本発明の効果はスキヤン・イン/アウトを
用いずにバイパス機能を用いることにより診断性
の向上が可能であり、スキヤン方式に伴うクロツ
ク制御の複雑さを回避できると共に、テスト時間
を減少できる効果がある。
第1図は本発明による診断容易な論理回路の一
実施例を示す構成図で、第2図と第6図は第1図
に含まれる部分回路の構成を示し、第3図は第2
図で用いられるスイツチ・ゲートの構成をそれぞ
れ示している。第7図は第6図で用いられるスイ
ツチ・ラツチの構成を示している。第4図と第5
図は入力エツジと出力エツジ間のバイパス線のつ
なぎ方を示している。 1……パツケージ、2〜4……LSI、6……レ
ジスタ、7……デコーダ、81〜82……バイパ
ス、83,84,112,113……スイツチ・
ゲート、83,86……スイツチ・ラツチ、5,
52……制御ピン、11〜20……入力エツジ・
ピン、31〜40……出力エツジ・ピン。
実施例を示す構成図で、第2図と第6図は第1図
に含まれる部分回路の構成を示し、第3図は第2
図で用いられるスイツチ・ゲートの構成をそれぞ
れ示している。第7図は第6図で用いられるスイ
ツチ・ラツチの構成を示している。第4図と第5
図は入力エツジと出力エツジ間のバイパス線のつ
なぎ方を示している。 1……パツケージ、2〜4……LSI、6……レ
ジスタ、7……デコーダ、81〜82……バイパ
ス、83,84,112,113……スイツチ・
ゲート、83,86……スイツチ・ラツチ、5,
52……制御ピン、11〜20……入力エツジ・
ピン、31〜40……出力エツジ・ピン。
Claims (1)
- 1 互いに接続された複数個の部分回路と、外部
からの信号に従つてそれぞれの前記部分回路を通
常モード又はスルー・モードのいずれかに設定す
る選択回路とからなり、前記部分回路は、通常モ
ードでは前段論理からの信号を、スルー・モード
では前段論理をバイパスしてきた信号を切り替え
るスイツチ回路と、通常モードでは前段論理から
の信号のラツチ動作を行ない、スルー・モードで
は前段論理をバイパスしてきた信号によりセツト
又はリセツト動作を行なうラツチとを備えた診断
用回路つき論理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57027424A JPS58145233A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | 診断用回路つき論理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57027424A JPS58145233A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | 診断用回路つき論理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145233A JPS58145233A (ja) | 1983-08-30 |
JPH0432349B2 true JPH0432349B2 (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=12220719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57027424A Granted JPS58145233A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | 診断用回路つき論理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145233A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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1982
- 1982-02-24 JP JP57027424A patent/JPS58145233A/ja active Granted
Patent Citations (2)
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JPS58145233A (ja) | 1983-08-30 |
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