JPH10123223A - 集積回路のテスト用クロック発生方法および回路 - Google Patents

集積回路のテスト用クロック発生方法および回路

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JPH10123223A
JPH10123223A JP9282271A JP28227197A JPH10123223A JP H10123223 A JPH10123223 A JP H10123223A JP 9282271 A JP9282271 A JP 9282271A JP 28227197 A JP28227197 A JP 28227197A JP H10123223 A JPH10123223 A JP H10123223A
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clock
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    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2884Testing of integrated circuits [IC] using dedicated test connectors, test elements or test circuits on the IC under test

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積回路テストに適合したクロックを発生す
ることができる集積回路のテスト用クロック発生方法お
よび回路を提供すること。 【解決手段】 JTAG境界スキャンテスト回路を含む
集積回路110の正常動作のテスト時に、この集積回路
110のテストクロック入力ピンTCK にてJTAG境界
スキャン用のJTAGクロックを入力し、このJTAG
クロックから集積回路110の非境界スキャンテスト用
のテストクロックをテストクロック発生器160で発生
し、このテストクロックを利用して集積回路110のテ
ストを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本特許明細書の一部分は、著
作権に保護される資料を含んでいる。本著作権所有者
は、特許庁の特許ファイルまたは記録により表示するよ
うな場合に、本特許明細書、または、特許公開書の第3
者による複写再生は異議を提議しないが、それ以外はい
ずれの場合にもすべての著作権を行使する。
【0002】本発明は集積回路に係るもので、特に集積
回路の正常(normal)動作用およびテスト動作用のクロッ
クを発生する集積回路のテスト用クロック発生方法およ
び回路に関する。
【0003】
【従来の技術】一部の集積回路は、デバギング(debuggi
ng)および製造時に、容易に回路をテストすることがで
きるテスト回路を含んでいる。このような回路の一例と
しては、JTAG境界スキャン規格としてシ.エム.マ
ンダ(C.M.Maunder)とアル.イ.ツロッス(R.E.Tullos
s)の「テストアクセスポートおよび境界スキャン構
造」(IEEE Computer Society Press,1990)に説明され
ている。
【0004】テストデータは前記回路入力ピンに供給さ
れ、できるだけラッチ内にスキャニングされる。集積回
路またはこの集積回路の一部分には正常動作のシミュレ
ーションのためにクロックが供給される。出力テストデ
ータが出力ピン側から観測される。出力テストデータ
は、正常動作がシミュレーションされたとき、データの
獲得可能なラッチからスキャニングされる。クロック信
号はデータのスキャンおよび正常動作のシミュレーショ
ンのために発生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、集積回路テ
ストに適合したクロックを発生することができる、シン
プルな集積回路のテスト用クロック発生方法および回路
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明により集積回路用
のテスト用クロック発生方法および回路が提供される。
クロック発生回路は正常動作用およびテスト用クロック
を発生することに適合する。テスト用に発生されたクロ
ックはJTAG境界スキャンクロック、および内部(非
境界)機能ブロックをテストすることに使用された、内
部シフトレジスタチェーン用のスキャンクロックを含ん
でいる。また、テスト用に発生されたクロックは正常動
作のシミュレーションに適合したクロックも含んでい
る。
【0007】内部スキャンチェーン用クロックの発生を
簡単化させるためにクロック発生回路は、標準JTAG
テストクロック入力ピンTCK (test clock input)から内
部スキャンクロックの発生を可能にする。テストクロッ
ク入力ピンTCK からのスキャンクロック発生はチップデ
バギング(chip debugging)に便利である。また、内部ス
キャンクロックは別途のテストクロック入力ピンTCK か
ら発生する場合もある。この場合でも、集積回路とこの
集積回路製造環境に使用された既存のテスト装置間のイ
ンタフェースを提供することが容易になる。正常動作の
シミュレーションのためのクロックは、テストクロック
入力ピンTCK から発生する場合もある。テストクロック
入力ピンTCKから発生されたクロックは、このテスト
クロック入力ピンTCK が良好に制御されるので、良好に
制御される。本発明のその他の特徴および利点に関して
は後述する。本発明は上記特許請求の範囲により定義さ
れる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は集積回路(以下、ICとい
う)110のブロック図である。このIC110は、I
Cテストを容易に実行するためのテスト回路を含んでい
る。一部の環境でIC110は、カリフォルニアサンホ
セにある三星半導体インコーポレーテッドで開発したマ
ルチメディア信号プロセッサ(MSPTM)である。このマル
チメディア信号プロセッサは、シ.リーダ(C.Reader)
等の発明者により1996年8月19日付で「ビデオデ
ータ処理方法および装置」を発明の名称として出願され
た、米国特許出願第08/699,303号に説明され
ている。この特許出願は参照文として本明細書に含まれ
ている。MSPテスト回路は本明細書の付録AとBに詳
細に説明されている。特に、付録Bはテスト回路のベリ
ログコード(Verilog code)を含んでいる。
【0009】前記テスト回路はテスト制御回路120を
含んでいる(図1参照)。このテスト制御回路120は
IEEE規格1149.1(ときには、JTAGバージョン
2.0または単にJTAG規格という)により、境界スキャ
ンテスト用制御回路として機能することができる。この
規格は「IEEE規格テストアクセスポートおよび境界
スキャン構造」(IEEE Inc.1993,10,21)に定義されてお
り、これは参照文献として本明細書に含まれている。ま
た、参照文献として本明細書に含まれているシ.エム.
マンダとアル.イ.ツロッスの「テストアクセスポート
および境界スキャン構造」(IEEE COMPUTER SOCIETY PRE
SS,1990)を参照。境界スキャンテスト以外に、テスト制
御回路120は後述する内部テストにも適合する。
【0010】IC110は、テスト制御回路120に接
続されている前記JTAG規格により定義された5個の
ピンを含んでいる。このピンは、テストクロック入力ピ
ンTCK 、テストモードセレクト入力ピンTMS(test mode
select input) 、テストデータ入力ピンTDI(test data
input )、テストデータ出力ピンTDO(test data outpu
t) およびテストリセットアクティブローTRST N(test
reset input,active low)である。テストクロック入力
ピンTCK 側のクロック入力は、前記JTAG境界スキャ
ンテストの途中だけでなく、内部テストの途中にも使用
される。特に、テストクロック入力ピンTCK は内部スキ
ャンチェーン(126.1-126.17)に関するデータスキャン用
のスキャンクロック信号を供給する。
【0011】それぞれのチェーン(126.i)はLSSD(level
sensitive scan design)ラッチの内蔵されたシフトレ
ジスタを含んでいる。LSSDラッチは、たとえばエム.ア
ブラモビシ(M.Abramobici)等の「デジタルシステムテス
トおよびテスト可能設計」(1990)に説明されており、こ
れは参照文献として本明細書に含まれている。IC11
0の一部の実施の形態は17個より多いスキャンチェー
ン、または17個より少ないスキャンチェーンを含んで
いる。1つのMSP実施の形態の場合、これら17個の
スキャンチェーン、およびこのチェーンを含んでいるそ
れぞれのMSP機能ブロックは、チェーン(1-17)に付録
Aの表2に記載されている。チェーン18はMSP境界
スキャンチェーンである。チェーン19はMSPに内蔵
されたARM7プロセッサの境界チェーンである。表2
のそれぞれの内部チェーン126は、付録A、表5にリ
ストされているそれぞれのJTAG専用命令により選択
される、JTAGテストデータレジスタである。
【0012】それぞれの内部チェーン(126.x)はテスト
データをスキャンするために非重畳スキャンクロック(s
ca x, scb x ) を受信する。「単一内部スキャン」動
作ではいくつかのチェーン126の中のいずれか1つの
チェーンのみがスキャニングされる。前記それぞれのク
ロック(sca、scb)は、後述のとおり前記のテストクロッ
ク入力ピンTCK のクロックから得られる。一部のテスト
環境は、テストクロック入力ピンTCK に対して良好な制
御を供給し、それにより良好な制御がクロック(sca、sc
b)に提供される。特に、テストクロック入力ピンTCK の
クロック周波数は良好に制御され、そしてテストクロッ
ク入力ピンTCK のクロックのはいつでも開始および停止
可能である。たとえば、付録Aのセクション1.11に
説明されているテスト環境を参照されたい。したがっ
て、クロック(sca、scb)もまた、単一スキャン動作で良
好に制御される。
【0013】IC110はまた、すべてのチェーン(12
6.1-126.17)が同時にスキャニングされる多重内部スキ
ャンモードになっている。このモードは、多数の標準テ
ストが高速で実行される場合の製造に適する。このモー
ドでクロック(sca、scb)は、テストクロック入力ピンTC
A 、TCB 側に供給される非重畳クロックから得られる。
テストクロック入力ピンTCA 、TCB は一部の実施の形態
では専用テストクロック入力ピンである。
【0014】別個の専用テストクロック入力ピンTCA 、
TCB を使用すると、良好に制御されたクロック(sca、sc
b)が供給され、またIC110とシュルムバーガ(Schlu
mberger)ITS9000のような既存の製造テスト装置
間のインターフェースが簡単になる。また、別個の専用
テストクロック入力ピンTCA 、TCB は、カリフォルニア
サンホセのビューロジック(Viewlogic)社のATPG(A
utomatic Test Pattern Generator)ソフトウェアの、S
unriseTMのようなATPGを容易に使用できるよ
うにする。
【0015】それぞれのチェーン(126.x)はまた、スキ
ャン−イン(scan-in)データ入力(si x)と、スキャン
アウト(scan-out)データ出力(so x)を含んでいる。前
記の単一スキャン動作で入力(si x)はJTAGピンTD
I からデータを受信する。重要なことは単一スキャンモ
ードで、1つのチェーン(126.i)のみがスキャニングさ
れる。スキャンアウトデータ出力(so x)は、データを
JTAGテストデータ出力ピンTDO 側に供給する。
【0016】多重内部スキャン動作で、入力(si x)は
MSPピン130からデータを受信し、スキャンアウト
データ出力(so x)はデータをMSPピン132側に供
給する。正常(非テスト)動作でMPSピン130、1
32は双方向性ピンである。
【0017】付録Aのセクション1.6.5を参照。前
記の単一内部スキャンモードと多重内部スキャンモード
は、本出願と同日付でエス.ベク(S.Baek)の名義で出願
された米国特許出願として、発明の名称が「デバギング
および製造テスト用の適応型スキャンチェーン」で、代
理人管理番号がM−4416USである米国特許出願に
説明されており、この出願の内容が参照文献として本明
細書に含まれている。
【0018】テストの途中でチェーン126を含んでい
る機能ブロックには、正常動作のシミュレーションのた
めにクロックが供給される。前記の機能ブロックには、
正常動作がテストの途中でシミュレーションされると
き、そして正常動作が実際に行われるとき、クロック(C
LKOUT)によりクロックが供給される。テストの途中でク
ロック(CLKOUT)はテストクロック入力ピンTCK のクロッ
クから得られる。また、このクロックは、入力140に
提供され正常動作に使用された正常システムクロック(C
LKIN)から得られる。テストクロック入力ピンTCK から
クロック(CLKOUT)を入力すると、クロック(CLKOUT)に対
して良好に制御することができる。注意すべきは、一部
の実施の形態で前記の正常システムクロック(CLKIN)は
自由に発生する(したがって、制御が容易でない)。
【0019】一部のテストで、クロック(CLKOUT)は、そ
れぞれのピン(AD05 MT5 、AD04 MT4)側のテストクロッ
ク(mult clk1、mult clk2) から求められる。正常モ
ードでこのピンはその他の用途のために双方向性ピンで
ある。
【0020】内部テストではJTAG制御器144(TAP
制御器)、JTAG命令レジスタ148、JTAG命令
デコーダー152、およびJTAGブロック156内の
その他のJTAG回路を使用している。内部テストのた
めに境界スキャンJTAG回路を使用し、また内部テス
トのためにクロックを発生するが、JTAGテストクロ
ック入力ピンTCK を使用すると、内部テスト回路が簡単
になり、テストクロック入力ピンの個数が減少される。
【0021】テストクロック入力ピンTCK のクロック
は、従来から公知のとおり、JTAG回路動作の制御の
ためにJTAGブロック156側に供給される。テスト
クロック入力ピンTCK はまたテストクロック発生器16
0側に接続されている。テストクロック発生器160
は、テストクロック入力ピンTCK のクロックと同一な周
波数である2つの非重畳クロック(jsca 、jscb) をテス
トクロック入力ピンTCK クロックから発生させる。クロ
ック/データマルチプレクサ164はクロック(jsca 、
jscb) を受信し、またそれぞれの専用テストクロック入
力ピンTCA 、TCB からクロック信号psca、pscbを受信す
る。一部の製造テストで、クロック(psca 、pscb)は、
同一な周波数の非重畳クロックである。
【0022】前記単一内部スキャン動作で、クロック/
データマルチプレクサ164は、JTAGブロック15
6により選択されたチェーン(126.x)のそれぞれの出力
(sca x, scb x)側にクロック(jsca 、jscb) を供給す
る。残りのクロック(sca i, scb i)はVSS 側のローに
維持される。前記多重スキャン動作でクロック/データ
マルチプレクサ164は、それぞれの出力(sca x,scb
x)側のクロック(psca 、pscb)をすべてのチェーン1
26側に供給する。
【0023】前記単一スキャン動作で、クロック/デー
タマルチプレクサ164はJTAGブロック156から
ライン166を通してテストデータ入力ピンTDI のデー
タを受信し、このデータをそれぞれの出力(si x)側の
選択されたチェーン側に供給する。チェーン126のす
べてのスキャンアウトデータ出力(so i)の出力側はJ
TAGブロック156でマルチプレクサ168のそれぞ
れの入力側に接続されている。マルチプレクサ168の
出力側はJTAG出力ピン(TDO)に接続されている。前
記単一スキャン動作で、選択されたチェーン126のス
キャンアウトデータ出力(so x)側にスキャニングされ
たデータはマルチプレクサ168側に伝達されてからJ
TAGテストデータ出力ピン(TDO)側に提供される。
【0024】多重内部スキャン動作で、クロック/デー
タマルチプレクサ164はMPSピン130からデータ
を受信する。一部の実施の形態では10個のみのMPS
ピン130である。チェーン126は10個のチェーン
(このチェーンの中の一部は組合されている)の提供の
ために再構成されている。このチェーンの再構成は前述
した特許出願「デバギングおよび製造用の適応型スキャ
ンチェーン」(代理人管理番号M−4416US)に説
明されている。クロック/データマルチプレクサ164
はMPSピン130からのデータを、多数個の出力(si
x)の中の10個の出力側に提供する。10個の再構成
されたチェーンの10個のチェーン出力(so y)はそれ
ぞれの10個のMPSピン132側に供給される。
【0025】クロック/データマルチプレクサ164は
JTAGブロック156からの信号(INSS)により制御さ
れる。
【0026】クロック(jsca 、jscb)もまた、システム
クロック発生器174側に供給される。システムクロッ
ク発生器174はまた、(1)入力140から正常モー
ドクロック;(2)ピン(AD05 MT5)からクロック(mu
lt clk1);およびピン(AD04 MT4)からクロック(mu
lt clk2)を受信する。正常動作で、システムクロック
発生器174は、正常クロック入力(140)からクロ
ック(CLKOUT)を発生する。非スキャンテスト動作で(た
とえばBISTで)、システムクロック発生器174は後述
のとおり、正常クロック入力(140)、スキャンクロ
ック(jsca 、jscb)、およびまたはクロック(mult cl
k1、mult clk2) から出力クロック(CLKOUT)を発生する。
システムクロック発生器174は、JTAGブロック1
56からの信号により制御される。
【0027】図2は、テストクロック発生器160の一
実施の形態の回路図である。テストクロック入力ピンTC
K はインバータ204の入力側に接続されている。イン
バータ204の出力はインバータ208の入力側に、そ
してNANDゲート214の二入力の中の一入力側に接
続されている。インバータ208の出力はNANDゲー
ト214の他の入力側に接続されている。NANDゲー
ト214の出力はデータフリップフロップ220のセッ
ト(S)入力側に接続されている。データフリップフロッ
プ220はポジティブエッジトリガされる。このセット
入力がローであれば、データフリップフロップ出力(Q)
はハイとなる。
【0028】テストクロック入力ピンTCK はデータフリ
ップフロップ220のクロック入力側に接続されてい
る。データフリップフロップ220のデータ入力(D)は
VSS (一部の実施の形態で接地である)に接続されてい
る。データフリップフロップ220のデータ出力(Q)は
CMOSバッファ230に接続されている。CMOSバ
ッファ230の出力はNORゲート240の二入力の中
の一入力側に接続されている。NORゲート240の他
の入力はインバータ246の出力側に接続されており、
このインバータの入力はテストクロック入力ピン入力TC
K に接続されている。NORゲート240の出力はバッ
ファ250の入力側に接続されている。バッファ250
の出力は前記の信号(jscb)を供給する。
【0029】テストクロック入力ピンTCK はまたインバ
ータ260の入力側に接続されている。インバータ26
0の出力はNANDゲート264の二入力の中の一入力
側に接続されている。NANDゲート264の他の出力
はテストクロック入力ピンTCK に接続されている。NA
NDゲート264の他の出力はデータフリップフロップ
220と同一なデータフリップフロップ270のセット
入力側に接続されている。テストクロック入力ピンTCK
は、インバータ274の入力側に接続されており、この
インバータの出力はデータフリップフロップ270のク
ロック入力側に接続されている。データフリップフロッ
プ270のデータ入力はVSS に接続されている。データ
フリップフロップ270の直接出力(Q)はバッファ28
0の入力側に接続されており、このバッファの出力はN
ORゲート284の二入力の中の一入力側に接続されて
いる。NORゲート284の他の入力はインバータ28
8の出力側に接続されており、このインバータ288の
入力はインバータ274の出力側に接続されている。N
ORゲート284の出力はバッファ292の入力側に接
続されている。バッファ292の出力は前記の信号(jsc
a)を供給する。
【0030】一部の実施の形態でインバータ208は直
列に接続された9個のCMOSインバータである。イン
バータ260はまた、直列に接続された9個のCMOS
インバータである。それぞれのCMOSバッファ23
0、280は直列に接続された24個のCMOSインバ
ータである。
【0031】クロック/データマルチプレクサ164は
それぞれのチェーン(126.x)の別個のマルチプレクサ(1
64.x)(図3)を含んでいる。マルチプレクサ(164.x)
において、データ出力(si x)はマルチプレクサ310
の出力である。マルチプレクサ310のデータ入力(D0
、D1)はそれぞれの信号(psi x 、jsi)を受信する。
【0032】信号(jsi)は単一内部スキャンモードで、
ライン166(図1)を通してテストデータ入力ピンTD
I から受信されたデータ信号である。入力(psi x)は多
重内部スキャン動作で多数個のピン130の中のいずれ
か一ピンからまたは、他のチェーン(126.i)のスキャン
出力からデータを受信する(前述したとおり、多重内部
スキャンモードで多数個のチェーン126は組み合わさ
れて単一チェーンになる。)。マルチプレクサ310の
選択信号(S)は、マルチプレクサ(164.x)の入力(mult
n)側に接続されている。なお、信号名で接尾語「n」
は、信号がアクティブローであることを表す。すなわ
ち、信号(mult n)は多重内部スキャンモードを表すた
めにブロック156により発生される(ローに駆動され
る)。
【0033】前記多重内部スキャンモードにおけるスキ
ャン動作は、正常動作で双方向性ピンであるMSPピン
(AD03 MT3)(図示されていない)側の信号「mult
_scan_mode」により表示されている。付録A
の表17を参照。mult_nが(ロー)に発生される
と、mult_scan_modeは、前記スキャン動
作の機能ブロックが構成されるように発生される。マル
チプレクサ310の選択信号(S)がローであれば、この
マルチプレクサ310は自分の入力(D0)、すなわちps
i_xを選択する。この選択信号(S)がハイであれば、
マルチプレクサ310はD1(jsi)を選択する。
【0034】信号(mult n)はマルチプレクサ314、
318の選択信号(S)を選択するように接続されてい
る。mult_nがローであれば、マルチプレクサ31
4は、専用テストクロック入力ピンTCA に接続されてい
る入力(psca)を選択し(図1)、マルチプレクサ318
は専用テストクロック入力ピンTCB に接続されているp
scbを選択する。mult_nがハイであれば、マル
チプレクサ314はクロック発生器160からの入力(j
sca)を選択し、マルチプレクサ318はクロック発生器
160からの入力(jscb)を選択する。
【0035】マルチプレクサ314の出力はマルチプレ
クサ322の入力(D1)側に接続されている。マルチプレ
クサ318の出力はマルチプレクサ326の入力(D1)側
に接続されている。マルチプレクサ314、318、3
22、326はマルチプレクサ310と同一である。マ
ルチプレクサ322の出力は信号(sca x)を供給する。
マルチプレクサ326の出力は信号(scb x)を供給す
る。
【0036】マルチプレクサ322の入力(D0)はVSS に
接続されている。マルチプレクサ322の選択信号(S)
はORゲート330の出力側に接続されている。ORゲ
ート330はORゲート334の出力とNORゲート3
38の出力を論理和演算する。ORゲート334の二入
力の中の一入力はインバータ348の出力側に接続され
ており、その入力は入力(mult n)側に接続されてい
る。ORゲート324の他入力はインバータ352の出
力側に接続されており、その入力はシステムリセット信
号(mrst-n)側に接続されている。
【0037】NORゲート338の二入力の中の一入力
はマルチプレクサ(164.x)の入力(bist cnt)側に接続
されている。NORゲート338の他の入力はNAND
ゲート356の出力側に接続されている。NANDゲー
ト356の二入力の中の一入力はJTAGブロック15
6から信号(shiftdr)を受信する。信号(shiftdr)はJ
TAG制御器が状態(Shift DR)であることを指示する
標準JTAG信号である。前述した文献「テストアクセ
スポートおよび境界スキャン構造」の41頁(図4−
8)参照。NANDゲート356の他の入力は入力(dr
x)側に接続されている。
【0038】マルチプレクサ326の選択信号(S)はO
Rゲート360の出力側に接続されている。ORゲート
360の二入力の中の一入力はORゲート334の出力
側に接続されている。ORゲート360の他の出力はN
ORゲート364の出力側に接続されている。NORゲ
ート364の二入力の中の一入力は入力(bist cnt)側
に接続されている。NORゲート364の他の入力はN
ORゲート368の出力側に接続されている。NAND
ゲート368の二入力はそれぞれの入力(dr x 、cors
dr)側に接続されている。
【0039】入力(mrst n 、mult n 、shiftdr 、dr
x 、corsdr、bist cnt)はJTAGブロック156の
出力側に接続されている。入力(mrst n)はシステムリ
セット信号を受信する。正常動作またはテスト途中のこ
の信号はハイである。信号(mult n)はJTAG命令デ
コーダ152により発生する。この信号はJTAG制御
器114が多重スキャンチェーン命令(付録Aの表6に
説明された専用命令)を受信し、前記のJTAG制御器
がランテスト/アイドル(Run-Test/Idle)状態であると
きに発生する。mult nがローであれば、マルチプ
レクサ322、326は自分の入力(D1)を選択し、TC
A、TCB側のクロックが出力(sca x 、scb x)側に
提供する。
【0040】mult nがハイであれば、マルチプレ
クサ322、326の入力(D1)はそれぞれの信号(jsca
、jscb)を受信する。マルチプレクサ322、326
の選択信号(S)は信号(shiftdr、dr x 、corsdr、bist
cnt)により変化する信号を受信する。JTAG命令デ
コーダ152により発生された信号(bist cnt)はJT
AG制御器144が付録Aの表9に示した命令(BIST ま
たはGBIST)、または表4の最後命令「ARM7 int
est/BIST」を受信すると、ハイである。これは
BIST専用命令である。ハイのbist cntによ
りマルチプレクサ322、326はそれぞれの出力(sca
x 、scb x)側にクロック信号(jsca、jscb)を提供
することができる。
【0041】信号(corsdr)は、前記のJTAG制御器が
状態(Shift-DR 、Capture-DR)で、JTAGブロック1
56によりハイに駆動される。信号(dr x)は対応チェ
ーン(126.x)がJTAG制御器144によりテストデー
タレジスタとして選択されるとき、JTAGブロック1
56によりハイに駆動される。dr xがハイであれ
ば、それぞれの信号(shiftdr、corsdr)がハイの場合、
jsca、jscbをそれぞれ選択できるように、マル
チプレクサ322、326がイネーブルされる。したが
って、dr xがハイであれば、それぞれのチェーン(1
26.x)は単一スキャンモードでスキャンされるか、また
はデータを獲得することができる。
【0042】図4には、システムクロック発生器174
の一部分が例示されている。システムクロック発生器1
74は、クロックライン(CLKOUT)側のそれぞれの単一ビ
ット出力のためマルチプレクサ410を含んでいる。図
4には、非重畳システムクロック(clk1i、clk2i)を発生
するマルチプレクサ(410.1、410.2)が例示されている。
それぞれのクロック(clk1i、clk2i)はそれぞれマルチプ
レクサ410の出力(CLKOUT)側で現れる。それぞれマル
チプレクサ410は3個のクロック入力(TCLK 、CLKIN
、jm clk)を備えている。3個のクロックの中の一ク
ロック、すなわちゼロは、選択入力(ck bypass、ck
jtag cntl、clk cnt 、mf mode) によって、マルチ
プレクサ出力(CLKOUT)側に供給される。入力(syn clk)
は同期信号を受信する。前記の選択入力が変動される
と、この変動は同期信号の上昇エッジに影響を及ぼす
(すなわち、CLKOUTは相異したクロックをスイッチング
する)。
【0043】それぞれのマルチプレクサ410は次の規
則を満足している。mf mode=1であれば、マル
チプレクサ410はTCLKを選択する。
【0044】CLKOUT=TCLK; mf mode=0、ck bypass=0であれ
ば、CLKOUT=CLKIN; mf mode=0、ck bypass=1、ck
jtag cntrl=1であれば、CLKOUT=j
clk; mf mode=0、ck bypass=1、ck
jtag cntrl=0、clk cnt=0であれ
ば、CLKOUT=0; mf mode=0、ck bypass=1、ck
jtag cntrl=0、clk cnt=1であれ
ば、CLKOUT=CLKIN; CLKOUTがCLKINに変動すると、この変動はC
LKINがローの場合常に発生する。
【0045】すべてマルチプレクサ410の入力(mf
mode)は、JTAG命令デコーダ152から信号(mf
mode i)(manufacturing mode internal) を受信する。
信号(mf mode i)は、前記のJTAG命令デコーダが
多重スキャン命令(付録A、表6)をデコーディングす
ると、JTAG命令デコーダ152によりハイに駆動さ
れる。マルチプレクサ410は前記の入力(TCLK)を選択
する。入力(TCLK)は付録B、ラインB28−B43に示
したとおり接続されている。ラインB28−B43のそ
れぞれの式で、左側はそれぞれマルチプレクサ410に
よりその出力(CLKOUT)から発生された信号である。
【0046】したがって、ラインB28、B29で、左
側(clk1i、clk2i)はそれぞれマルチプレクサ(410.1、41
0.2)により発生する。右側はそれぞれマルチプレクサ4
10の入力(TCLK)側に伝達されたクロック信号である。
これにより、マルチプレクサ(410.1)の入力(TCLK)は信
号(test sys clk1)を受信し、マルチプレクサ(41
0.2)の入力は信号test sys clk2を受信
する。信号(test sys clk1、test sys clk2) は
信号(mult clk1、mult clk2) である(図1)。この
二信号は同一周波数を有している非重畳クロックであ
る。
【0047】付録BのラインB39−B43に対応する
マルチプレクサ410の前記のTCLKの入力は正常モ
ードクロック入力140に接続されている(図1参
照)。
【0048】すべてマルチプレクサ410の入力(ck
bypass)は信号(ck bypass i)を受信する。mf
ode i=0でありck bypass i=0であ
れば、マルチプレクサ410は正常モード入力(CLKIN)
を選択する。この入力は付録BのラインB45−B60
の記載のとおり接続されている。特に、ラインB45、
B46の記載のとおり、マルチプレクサ(410.1、410.2)
は、ピン(MSPCK)側に供給されたシステムクロック(sys
clk)からクロック発生器430により発生された、それ
ぞれのクロック(clk1 、clk2)を入力(CLKIN)側に受信
する。
【0049】前記のピン(MSPCK)は複数の入力140中
の一つの入力である(図1参照)。
【0050】ライン(B48)の図示のとおり、クロック
(arm7 clk)を発生するマルチチプレクサ410は、ク
ロック(clk1/2)(2で割ったクロック(clk1))を自分の
入力(CLKIN)側に受信する。ライン(B49)と対応するマ
ルチプレクサ410は前記クロックの反転信号を受信す
る。残りマルチプレクサ410は付録Bに記載されたと
おり信号を受信する。
【0051】信号(ck bypass i)は付録Aの表12に
説明されているMCR(memory control register)のビ
ット11を受信する。MCRはJTAG設計特定データ
レジスタの中のいずれか1つである。すべてのマルチチ
プレクサ410の入力(ck jtag cntl) は、JTAG
ブロック156から前記の信号(ck jtag cntl i)を
受信する。ck jtag cntl iはMCRビット
12である。ck jtag cntl i=1(ハ
イ)であり、mf mode i=0、ck bypa
ss=1であれば、前記マルチプレクサ410は自分の
入力(jm clk)を受信する。
【0052】この入力は、付録BのラインB62−B7
7の記載のとおり接続されている。
【0053】特に、マルチプレクサ(410.1、410.2)で、
この信号は、VSS (ラインB62、B63)に接続されてい
る。前記のクロック(clk e)(ラインB64)を発生する
マルチプレクサで、入力(jm clk)はjscaのバージ
ョンである信号(jtag mem clk1)を受信する(図
1)。正常モードで、clk1 eはclk1iと類似
するが、clk1iより若干先立っている(「e」は
「先立つ」ことを意味する)。
【0054】arm7 clk(ラインB65)を発生する
マルチプレクサ410で、入力(jm clk)はjscaのバ
ージョンである信号(jtag arm clk)を受信する。残
りマルチプレクサ410で入力(jm clk)はVSS を受信
する。すべてマルチプレクサ410の入力(clk cnt)は
信号(clk cnt i)を受信する。信号(clk cnti)はJ
TAGブロック156でクロックカウンタ420(図
4)により発生される。この信号は、メインシステムク
ロック(sysclk)の特定個数のサイクルのために、正常ク
ロックによりクロックが供給される1つ以上の機能ブロ
ックを必要とする内部テストに使用される。メインシス
テムクロック(sysclk)はクロックカウンタ420側に伝
達される。このクロックカウンタ420はMCRヒット
(1-10)のクロックカウント(clk cnt 0-clk cnt 9)
を維持する。所定個数のsysclkサイクルがカウン
トされる場合、JTAGブロック156はJTAGテス
トデータレジスタとしてMCRを選択し、サイクル個数
をMCR側にシフトさせる。前記のテストが開始される
と、クロックカウンタ420はsysclkのサイクル
の特定個数に対してclk cnt iをハイに駆動す
る。
【0055】mf mode i=0、ck bypa
ss i=1、ck jtag cntl=0、clk
cnt=1であれば、マルチプレクサ410は正常モ
ード時のように入力(CLKIN)を選択する。付録Bのライ
ンB78−B93参照されたい。mf mode i=
0、ck bypass i=1、ck jtag
ntl=0、clk cnt=1であれば、すべてマル
チプレクサ410は、自己の出力(CLKOUT)を0に駆動す
る(付録BのラインB94−B109)。
【0056】マルチプレクサ(410.1, 410.2)で入力(syn
clk)は信号(clk1)を受信する。これと同様に、正常モ
ードで1対の非重畳クロックを受信する他のマルチプレ
クサ対で、入力(syn clk)はこの対の入力(CLKIN)に接
続されている2クロックの中の1クロックに接続されて
いる。たとえば、これはクロック(PCICK1 , PCICK2)を
発生するマルチプレクサ410に対しても同じである。
残りのマルチプレクサ410で、入力(syn clk)は入力
(CLKIN)側に接続されている。
【0057】図5は、単一マルチプレクサ410のブロ
ック図である(すべてマルチプレクサ410は相互に同
一である)。入力(ck bypass, ck jtag cntl,clk
cnt,mf mode, sys n clk )は、制御回路510のそ
れぞれの入力(ck bypass,ck jtag cntl,clk cnt,m
f mode, synclk)に接続されており、これに関しては
図6に図示されている。マツチプレクサ410の入力(T
CLK , CLKIN , jm clk , mf mode) は、回路520の
それぞれの入力(D0 , D1, D2, S0)に接続されており、
これに対しては図7に図示されている。制御回路510
の出力(ctrl2, sctrl0, sctrl0n , sctrl1, sctrl1n ,
sctrl2, sctrl2n)は回路520のそれぞれの入力(S2 ま
たはSYNS0 , SYNSON, SYNS1 ,SYNS1N , SYNS2 , SYNS2
N)に接続されている。回路520の出力(CLKOUTN)は
並列に接続されている8個のインバータから構成された
回路530に接続されている。回路530の出力は出力
信号(CLKOUT)を供給する。
【0058】図6の図示のとおり、制御回路510の入
力(synclk)はポジティブエッジトリガデータフリップフ
ロップ(610,620 ,630)のクロック入力側に接続されて
いる。3個のポジティブエッジトリガデータフリップフ
ロップのQ出力はそれぞれの信号(sctrl0 、sctrl1、sc
trl2)を供給する。3個のポジティブエッジトリガデー
タフリップフロップの相補型出力(DN)はそれぞれの相補
型信号(sctrl0n、sctrl1n 、sctrl2n)を供給する。ポジ
ティブエッジトリガデータフリップフロップ(610、620
、630)は相互に同一である。
【0059】回路520の入力(mf mode)は、ポジテ
ィブエッジトリガデータフリップフロップ610のデー
タ入力(D)に、そしてNORゲート640の二入力の中
の一入力側に接続されている。NORゲート640の出
力はポジティブエッジトリガデータフリップフロップ6
20のデータ入力側に接続されている。NORゲート6
40の第2入力はANDゲート644の出力側に接続さ
れている。ANDゲート644の二入力の中の一入力は
回路510の入力(ck bypass)側に接続されている。
ANDゲート644の他入力はNANDゲート650の
出力側に接続されている。NANDゲート650の二入
力の中の一入力はインバータ654の出力側に接続され
ている。インバータ654の入力は回路510の入力
(ck jtag cntl)に接続されている。NAND回路6
50の他の入力は回路510の入力(clk cnt)に接続さ
れている。
【0060】入力(mf mode)はインバータ660の入
力側に接続されており、この出力はNANDゲート66
4の3個入力の中の一入力に接続されている。NAND
ゲート664の他の二入力は回路510の入力(ck by
pass)に、そしてNANDゲート650の出力にそれぞ
れ接続されている。NANDゲート664の出力はイン
バータ670の入力側に接続されている。
【0061】インバータ670の出力はポジティブエッ
ジトリガデータフリップフロップ630のデータ入力
(D)側に、そして制御回路510の出力(ctrl2)側に接
続されている。
【0062】図7の図示のとおり、回路520の入力(S
YNS0、SYSN0N)は、伝達ゲート710のNMOSとPM
OSゲートにそれぞれ接続されている。(伝達ゲート7
10は、並列に接続されているNMOSとPMOSトラ
ンジスタとを有している)。
【0063】伝達ゲート710の入力(D)はインバータ
714の出力側に接続されている。
【0064】インバータ714の入力はANDゲート7
18の出力側に接続されている。ANDゲート718の
二入力は回路520のそれぞれの入力(S0 、D0)側に接
続されている。回路520の入力(SYNS1、SYNS1N)は、
伝達ゲート710と同一な伝達ゲート730のNMOS
とPMOSゲートにそれぞれ接続されている。伝達ゲー
ト730の入力(D)は、インバータ734の出力側に接
続されている。インバータ734の入力は回路520の
入力(D1)側に接続されている。
【0065】入力(SYNS2、SYSN2N)は伝達ゲート730
のNMOSとPMOSゲートにそれぞれ接続されてい
る。伝達ゲート740は伝達ゲート710と同一であ
る。伝達ゲート740のデータ入力はインバータ744
の出力側に接続されている。インバータ744の入力は
ANDゲート748の出力側に接続されている。NAN
Dゲート748の二入力は回路520のそれぞれの入力
(S2 、D2)側に接続されている。
【0066】伝達ゲート710,730,740のデー
タ出力はインバータ754の入力側とインバータ760
の出力側に接続されている。インバータ754の出力は
インバータ760の入力側に接続されている。インバー
タ754の出力はまた、インバータ764、768の入
力側に接続されている。インバータ764、768の出
力は回路520の出力(CLKOUTN)側に接続されている。
【0067】以上本発明の好ましい実施の形態を図面を
参照して説明したが、本発明は特にこれに限定されず、
特許請求の範囲に記載された本発明の内容から逸脱する
こと無く当業者が可能な変形および修正は本発明の範囲
に含まれる。
【0068】[付 録 A]この章では、MSPのテス
トモードおよび正常モードに関して説明する。このモー
ドのすべては5個のJTAGピンのみを使用してJTA
G制御器により制御される。
【0069】1.2適用および仮定 次の節で説明するすべてのテスト機構は、基本的なデバ
ギングと製造テスト過程の間のMSPハードウェアテス
トを支援するために具現されたものである。
【0070】この資料は、使用者がIEEE 114
9.1JTAGプロトコルとLSSD型のスキャン特性
が分かっていると仮定したものである。LSSD、JT
AG、MSPに関するより詳細な情報は下記を参照せ
よ。
【0071】*テストコンパイラ参照マニュアルバージ
ョン3.2a(Synopsys 株式会社1994) *IEEE標準1149.1−1990:IEEE標準
テストアクセスポートと境界スキャン構造、1990年 *予備MSP−1EXシステム明細書、三星半導体イン
コーポレーテッド。1996年。
【0072】1.3特徴 *LSSD型スキャン設計 *それぞれの機能ブロックのための独立されたスキャン
動作 *製造テストのための水平スキャン動作 *MSPとARM7のための2個の初期スキャンチェー
ン *すべてのJTAGの基本構造、内部テスト、外部テス
ト、サンプル/プリロード *メモリアクセス動作 *BISTクロック発生器。
【0073】1.4テスト方法要約 MSPテスト方法は、LSSD(Level Sensitive Scan
Design)タイプのスキャン設計、JTAG制御器、およ
びメモリテスト用DFT(Design For Testability)とB
IST(Built In Self Test)の混合された技術を含む多
様なテスト機構を利用することにより円滑に実行され
る。MSPで制御ブロックは十分にスキャン可能に製造
され、データ経路ブロックはハードウェア故障(penalt
y)を減少たせるために、部分的にスキャニングされ
る。スキャンチェーンはデバギングを支援するための機
能ブロックにより分割される。
【0074】2個の境界スキャンチェーンはMSPとA
RM7のためのものであり、1つのJTAG制御器によ
り制御される、JTAG制御論理は内部スキャンチェー
ンだけでなく、境界スキャンチェーンもスキャニングす
ることができる。シリコンでのデバッグとテストはキャ
ッシュメモリのためにハイブリッドDFT方法を利用す
る。これはDFT、JTAGおよびBIST方法を並行
したものである。自動比較機構はMARCH Cアルゴ
リズムが実行される間、テスト時間を短縮させるために
キャッシュ内に内蔵される。そのメモリはJTAG制御
器内に位置したメモリ制御レジスタにより制御される。
【0075】1.5概念的なJTAG要件 以下では、JTAG制御器が備えなければならない一般
的な要件を、広範囲なレベルテスティングでない機能的
なデバギングの観点で詳細に記述する。 *MSPとARM7コアに対する境界スキャン:任意の
機能ベクトルがスキャンチェーンに供給されるべきであ
る。任意の機能ベクトルがスキャンチェーンに提供され
ることによって、クロックパッドでクロックパルスがス
キャンチェーンを通してエミュレーションされ得る。3
状態制御と両方向制御がデータバスのような連関された
信号群で実行可能でなければならない。オフチップと内
部論理の任意のパターンが捕捉され、TDOピンでシフ
トされる。相互結合テストと内部論理テスティングのた
めに、境界スキャンセルを通して外部チップおよび内部
論理を駆動させる必要がある。境界スキャン動作が有す
る1つの利点は、境界スキャンセルがJTAG制御器に
より交信されるまで、すべての内部状態機構がその当時
の状態を維持するようにすることである。
【0076】*機能ブロックのスキャン入/出力テス
ト:スキャンチェーンは機能ブロック単位で分割され
る。もし1ブロックが他のブロックに比して非常に少な
いスキャンセルを有している場合は、例外が発生され
る。任意の入/出力値に対するスキャンはすべてのスキ
ャンセルに対して可能でなければならない。機能ブロッ
クがスキャンされる間、選択されたチェーンを除外した
すべての内部フリップフロップ/ラッチ、境界スキャン
セル、キャッシュ、およびレジスタはその以前値を維持
しなければならない。これは効率的なシリコンデバギン
グ作業において非常に重要である。すなわち、すべての
データレジスタ、境界スキャン、ARM7境界スキャン
は、独立的に制御可能でなければならない。
【0077】*テストモードのシステムクロック発生:
MSPチップは、使用者の要求により多いシステムクロ
ックサイクルで実行される。これはクロックパルスの発
生観点で2つの方法により遂行される。第1方法では、
クロックポートに指定された境界スキャンセルによりク
ロックパルスが発生される。しかし、境界スキャンセル
の利用は、パルスを生成するために、すべての境界スキ
ャンセルを3回スキャニングすべきであるので非常に遅
い(0-1-0)。システムクロックにおいて、このような減
少は要らない。ただ捕捉された境界スキャンセルのみが
利用される。TCKが20MHzの場合約24Khzク
ロックが、MSPで境界スキャンチェーンによりシミュ
レーションされ得る。MSPの境界スキャンの長さは2
70ビットであることに留意しなければならない。また
上述したこととは相異に、クロックパルスはJTAGク
ロックにより発生され得る。JTAGクロックの中の1
パルスであるTCKは、1システムのクロックパルスと
同一であるので、上述したクロックパルス発生に比して
非常に早い。クロックパルスを発生させる第2の方法は
メインシステムクロックの発生のために具現されたもの
である。他のクロックは境界スキャンチェーンによりエ
ミュレートされる。
【0078】*JTAGを通したメモリアクセス:メモ
リ、IDCおよびMSP内のレジスタファイルは、テス
トモードでJTAGインターフェースを通して制御され
る。
【0079】任意の位置で読み出しおよび書き込み動作
が提供される。1RAMにおける読み出しおよび書き込
み動作は他のRAMに貯蔵された内容に影響を及ぼさな
い。
【0080】*多重独立スキャン:多数のスキャンチェ
ーンは、機能ブロックよりはスキャンセル個数によって
構成され、同時にスキャニングされる。JTAG制御器
は、スキャンチェーン構造をさらに構成すべきであり、
再構成された構造を有する回路を提供しなければならな
い。
【0081】*JTAG命令:すべての基本的なJTA
G命令は、本節の前記の項目で記述された事項で、具体
化された機能を提供するための命令とともに遂行されな
ければならない。JTAG命令が変更される間は、すべ
ての境界スキャンセルが変更されず、すべてのフリップ
フロップ/ラッチはその状態を維持し、メモリは現在の
内容を保存する。これは基本デバギング過程の間、現在
の状態を予想することができるようにする。
【0082】1.6 分類されたJTAG動作 この節は、以前の節で説明したJTAGの必要条件を満
足した場合に関して論議する。MSP設計のJTAG動
作は、6個の異なるカテゴリから分類される。
【0083】それぞれのカテゴリは、その応用によって
若干の多様性を有する。使用者はJTAG細部設計部分
で、そのカテゴリのためのマッチング命令を見ることが
できる。6個の異なるカテゴリは、正常動作、境界スキ
ャン動作、単一内部スキャン動作、メモリアクセス動
作、多数の内部スキャン動作、疑似システムクロック動
作モードであり、これは次のサブセクションで前記の動
作を論議する。
【0084】1.6.1 正常動作 すべての機能的メモリブロックは、そのブロックに規定
された仮定により動作する。共有されたすべての入/出
力ピンとテスト論理はこのモードで規則的な信号を提供
するために適正に再調整される。JTAG標準信号TR
ST_N(=0)をイネーブルさせることによって、前
記のモードに転換され得る。
【0085】1.6.2 境界スキャン動作 2個の境界スキャンチェーンが実現され、このチェーン
はMSPとARM7コアである。MSPとARM7のす
べてのI/Oポートは、5個のJTAG関連ピンを除外
した、それの適当な境界スキャンセルを有している。ス
キャンチェーンの特定な境界スキャンセルは、MSP境
界スキャンとARM7境界スキャン節で探すことができ
る。その2境界スキャンチェーンは1つのJTAG制御
器を共有し、独立的にスキャニングされなければならな
い。この2個のスキャンチェーンのための内部テスト、
外部テスト、サンプル/プリロード命令が実現される。
【0086】1.6.3 単一内部スキャン動作 このモードでは、JTAGがMSP内でデータ変換の観
点でハードウェア制御を遂行する。スキャンチェーンを
有するすべての機能ブロックは独立的にスキャン入/出
力し得る。「独立的」とは、選択されないスキャンチェ
ーンはその状態が変更されないことを意味する。ただ選
択されたブロックのみがTDIポートからスキャン入力
され、スキャンチェーンを更新し得る。前記のスキャン
モードは、優先的にチップデバギングに使用される。使
用者はいつでもスキャンチェーン値を設定し観察するこ
とができる。単に1回に1つのスキャンチェーンのみが
アクセスされるので、テスト時間からみると、単一のス
キャンチェーンだけが存在するようであり、よって、前
記の目的に適合するように使用されるとしても、製品テ
ストには適合しない。
【0087】1.6.4 メモリアクセス動作 IDC(Instruction Data Cache)のvd_ramとta
g_ramは、同時に選択されアクセスされる。RAM
のいずれのアドレスもこのモードでは独立的に読み出し
または書き込みが可能である。メモリ動作は、スキャン
チェーンとJTAG制御器により連続的にアクセスされ
る。読み出しおよび書き込み動作のために1メモリがア
クセスされるとき、他のメモリの内容を変更させない。
以下、メモリのアクセス方法を説明する。
【0088】1.単一スキャンモードに変更し、RAM
ブロックを選択する。必要なデータでスキャンする。こ
の場合、住所カウンタと書き込まれるデータを設定する
ことができ、これはスキャンモードであるので、いずれ
の書き込み動作も実行されない。 2.単一スキャンモードからメモリアクセス動作に転換
する。このモードでテストされるメモリの選択が可能で
ある。JTAG制御器は各メモリ用選択信号のdata
ram test en、vt ram test
en、およびregist file test en
を供給する。この信号は1回に1つのみが使用される。 3.1つのメモリが選択されると、メモリと住所カウン
タ制御信号はJTAGを使用して制御される。制御名は
mem we、mem hwd、mem compar
e、mem add u/d、mem add cn
t、mem add reaet、mem add
etである。その利用はJTAGインタフェース信号に
関する節で説明する。
【0089】1.6.5 多重内部スキャン動作 単一スキャンモードだけでなく、10個の相異なスキャ
ンチェーンがMSPI/Oポートから同時にアクセスさ
れる多数のスキャンモードがある。10個の相異なスキ
ャンチェーンは基本的にスキャンフリップフロップ/ラ
ッチカウントに基づいて、現存するスキャンチェーンか
ら再組織される。多重スキャンチェーン動作は製品テス
トに使用される。10スキャンフリップフロップはすべ
てのクロックサイクルでアクセスされ得る。その上に、
JTAG命令スイッチングは、単一スキャンモード時の
ように、スキャニングされる特定機能ブロックを備える
必要がない。
【0090】10個のスキャン入力は正常的な機能的両
方向ピンと共有される。その名称は、ad06 si
0、ad07 si1、ad08 si2、ad09
si3、ad10 ai4、ad11 si5、ad1
si6、ad13 si7、ad14 si8、a
d15 si9などである。10個のテストピンは、正
常的な両方向ピン、ad16 so0、ad17 so
1、ad18 so2、ad19 so3、ad20
so4、ad21 so5、ad22 so6、ad2
so7、ad24 so8、ad25 so9とに
連結される。
【0091】2個の入力ポート(tca、tcb)はスキャンク
ロックピン(stimulus)に使用される。2個のポートはテ
ストに利用されるので、テスト発生には何等の制限も与
えない。2個のポートはJTAG制御器でなく、テスタ
装置のポートであることが分かるべきである。製造時の
テスト装置において、MSPは多数スキャンモードに設
定し、境界スキャンセルは透過モードに設定する。した
がって、正常ポートのすべてのテストベクトルは境界ス
キャンセルを通して応用され得る。JTAGが多数の状
態であることを表す信号は、両方向I/Oセルを調整す
ることには使用され得る。両方向ピンを調整するための
先行処理段階を避けることが好ましい。
【0092】1.6.6 疑似システムクロック動作 スキャンチェーンがロードされてから、MSPの一部分
は基本デバギングが実行される間、単一または多重クロ
ックで実行される必要がある。JTAG制御器は、2個
のシステムクロック( clk1、clk2) と内部的に混合され
る2個の非重畳されたクロック(jsca 、jscb) を発生す
る。前記の動作は正常モードとは異なるクロックソース
を有している。このモードでは、クロックはシステムク
ロックの代わりにJTAG制御器から発生されたもので
ある。これを疑似システムクロックという。その出力の
クロックはシステム動作に影響を及ぼす。一般的に、疑
似システムクロックはIDCブロックに表れる。そのク
ロックは応用されると、他のシステムクロックはその状
態を維持する。
【0093】このモードでは、使用者が指定した数のク
ロックサイクルの間、JTAG生成クロックを応用する
ことができる。しかし、クロックカウンティングはJT
AG制御器で実行されない。それはproTEST_P
CとAVL(「ハードウェアテスト環境」を参照)を通
して供給される。
【0094】1.7 テストモードの信号概要 図8は概要図である。6個の異なるモードは、すべてJ
TAG命令を通して転換可能である。これはモード間へ
の転換のためのI/Oピンがないことを意味する。JT
AG命令が要望するモードに伝達されるためには、ま
ず、JTAG命令がロードされなければならない。
【0095】表1は、6個の異なるモードの重要信号の
一般的な特性を示している。3種類のクロック、システ
ムクロック、スキャンクロック、疑似システムクロック
は他のテストモードを支援することに使用される。MS
Pのクロックは図9に図示されている。システムクロッ
クはシステムクロックから発生された2個の非重畳クロ
ック(clk1、clk2)を表す。その中の1つは、その用途
によって、スキャンフリップフロップとスキャンラッチ
の正常クロックポートに連結される。
【0096】スキャンクロックはスキャン動作のための
2個の非重畳されたクロックであり、すべてのスキャン
フリップフロップとスキャンラッチのスキャンクロック
ポートに連結される。スキャンクロックはJTAG制御
器またはMSP入力パッド(tca、tcb)により生成され
る。それはテストモードによって適切に選択される。単
一スキャンモードで2個のスキャンクロック(jsca 、js
cb) は選択された機能ブロックに対してパルスを発生さ
せ、2個のクロックポート、tsa,tsbは論理0に
維持される。多数のスキャンモードで、jscaとjs
cbとはロジック0に維持され、tsaとtsbとはイ
ネーブルされる。
【0097】疑似システムクロックはまた、JTAG制
御器により発生される2個の非重畳クロックである。そ
れは、スキャンクロック(jsca,jscb) のような信号であ
る。
【0098】しかし、疑似システムクロックはこのとき
他の位置で、スキャンクロックポートの代わりに正常ク
ロックポートを利用する。単一スキャンモードと疑似シ
ステムクロックモードは同時に発生されないことに注視
せよ。前記のクロックは、スキャン動作よりはシステム
実行のために使用されるので、疑似システムクロックと
呼ばれる。このクロックはpsca、pscbに表示さ
れる。
【0099】表1の機能ブロックは、MSP設計のハー
ドウェアモジュールに関する。このモジュールは倍率
器、FALUの場合もある。メモリブロックはIDCま
たはレジスタファイルである。入力ピンはJTAG入力
ピンを除いたMSP入力または入出力パッドに関する。
出力ピンはTDOピンを除いたMSP出力または入出力
パッドに関する。
【0100】
【表1】
【0101】正常モードで、システムクロック、システ
ムクロック(clk1 、clk2) はパルスを発生させ、MSP
明細書で記述したとおり、基本的にMSPを遂行する。
スキャンクロック(sca、scb)は非活性状態である(sca=0
sca=0)。もし、活性状態であれば、MSP内のスキャン
フリップフロップとラッチとは未知の状態に転換され
る。疑似システムクロックは非活性状態である。したが
って、すべての連続的な要素を遂行するクロックは、J
TAG制御器でなくシステムクロックピン(mclk)から発
生される。すべてのテスト論理は正常機能に影響を及ぼ
さない。
【0102】境界スキャンモードですべてのクロックは
非活性状態となる。境界スキャンチェーンは、JTAG
生成クロックを通してその値をシフトする。すべての機
能ブロックはスキャン動作の間その状態を維持する。単
一スキャンモードでは1つのブロックのみが選択され得
ることができ、スキャンクロックを利用して入出力をス
キャニングすることができる。この期間の間、5個のJ
TAGピンのみが使用され、他のI/Oピンは意味がな
い。同じ理由で、正常モードでシステムブロックは非活
性状態となる。この期間の間すべてのメモリ書き込み動
作はディスエーブルされなければならない。
【0103】メモリテストで、疑似システムクロック
は、メモリ読み出しおよび書き込み動作に使用される。
処理されるすべてのデータがメモリブロックのスキャン
チェーン内にあるので、このモードでも入出力は意味は
ない。すべてのメモリ制御は、JTAG制御論理に常駐
するメモリ制御レジスタにより調整される。多数のスキ
ャンモードは、入力パッド(tca、tcb)から発生されるス
キャンクロックを使用する。10個のスキャン入力ポー
トと10個のスキャン出力ポートは、JTAGポートT
DIの代わりにスキャンデータを供給することに使用さ
れる。疑似正常モードはJTAGからMSPの遂行まで
のクロックを使用する。このモードでMSP I/Oの
境界スキャンセルは透明でなく、内部テスト状態であ
る。したがって、入力はこのモードで安定される。
【0104】1.8 JTAG制御器を通したクロック
制御機構 クロック制御機構は円形デバギングを助けるために含ま
れている。前記の機構はクロック停止、命令によるクロ
ック生成、クロック再始動を遂行する。制御信号として
特別な制御レジスタは1.10.4に言及される。MS
Pクロック用のクロック仕様を調べよう。 クロック停止:クロック停止要求がJTAG制御器から
クロック生成器まで発生された場合、MSPクロック、
システムクロック、pciクロックおよびコードクロッ
クは、クロック停止要求が発生されたときの各クロック
の最初の上昇エッジで停止する。
【0105】クロック停止要求は2つの方法で発生され
る。第1番目の簡単な方法は、システム状態に関係なく
要求を発行するものである。第2番目の方法はMSPが
クロックを停止させる準備ができたときに要求すること
である。JTAG制御器はMSPに注視してクロック停
止を放送し、MSPからアイドル状態を認識してからク
ロック生成器に停止を要求する。一般的に、ベクトルコ
アのみがJTAG制御器のアイドル状態を表す。 要求されたクロック発生:1024までの任意のクロッ
クサイクル数がJTAG制御器で制御レジスタを通すク
ロック生成を要求する。そのクロック数はシステムクロ
ック用である。他のクロックはシステムクロックに比例
して生成される。必要によって生成されたクロックは現
存のクロックと同じである。要求はクロックが停止して
から生成される。 クロック再開:クロック再開が要求されると、すべての
クロックは最初の上昇エッジ以降で開始される。
【0106】1.9 全体リセット動作 システムリセットはMSPチップ中のスキャンチェーン
を使用して実行され得る。この動作で、マスタリセット
信号は、ロー状態(アクティブロー)状態となり、リセ
ット動作範囲の間前記の状態を維持する。JTAGクロ
ック、TCKは正常状態では作動されないので、システ
ムクロックはスキャンチェーンでデータをシフトするこ
とに利用される。このとき、TCKが作動されないの
で、これは1つのJTAG命令として見なされない。こ
の技術の機能性は、マスタリセットがローの場合、論理
「0」値がすべてのスキャンフリップフロップ/ラッチ
にシフトされる。リセット動作を満足する条件は下記の
とおりである。
【0107】*システムクロック「clk1」と「cl
k2」、そしてスキャンフリップフロップ/ラッチに影
響を及ぼすすべての他のクロックは、ディスエーブルさ
れる必要がある(clk=0、clk=0 )。これは一種類のクロ
ックがスキャンクロックであり、スキャンフリップフロ
ップ/ラッチに応用されることを保障する。これは制御
論理がクロックポートに付加されることを要求する。 *システムクロックはスキャンクロックとsca、sc
bを発生することに利用される。スキャン動作は遅い速
度を要求するので、正常フリーランニング(free runnin
g)クロックは使用されない。システムクロックは2分周
される。 *マスタリセットは、スキャンフリップフロップ/ラッ
チにリセット値をシフトする程度に十分に遅い必要があ
る。これを満足させないと、不適合した動作を誘発す
る。前記の動作はJTAG制御器の内部で具現されてい
る。しかし、MSPがこの動作を具現するかはまだ決定
されていない。
【0108】1.10 JTAG設計細部説明 本節は、MSP JTAG設計結果、命令および使用可
能なコードに関して説明する。以前の節で説明したすべ
ての機能は、本節で説明する命令を使用して達成され得
る。JTAG制御器の命令解読器はできるだけ38修理
の命令からなっている。一般的に1個の命令は更に多い
応用を含んでいる。36個の中の17個の命令は、連合
された内部データレジスタを有する。
【0109】それぞれのデータレジスタと命令レジスタ
の連続出力TDOピンに連結される。命令によりTDI
ピンでデータが選択されると、選択されたデータレジス
タまたは命令レジスタ、TDOピンで観察された場所に
連続的にシフトされる。
【0110】すべてのJTAG回路でMSBは左側の最
上位ビットであり、「DATA[N:0]」のような典
型的な信号名である。他の回路に含まれる場合はこの標
準方式にしたがうべきであり、これは信号の相互連結を
調整するためのものである。
【0111】1.10.1 要求条件 JTAG制御器を正常的に動作させようとすると、下記
の項目を必ず満足させねばならない。
【0112】*入力ピン:TDI、TMSピンはオンチ
ップフールアップレジスタを備えるべきである。もしこ
のピンが使用者により連結されていない状態であれば、
まだ論理ハイである。すべてのJTAG入力ピンはJT
AG制御器の好ましい動作のために、すべての動作条件
で論理ハイまたは論理ローレベルに連結されなければな
らない。 *クロックスキュー(skew):約270ビット長さのクロ
ックドライバは、境界スキャンレジスタがビット0クロ
ック入力からビット270クロック入力間の曲がりが最
小化されるように設計、レイアウトされなければならな
い。JTAG制御器は、最大40MHzのクロック周波
数で動作するように設計されている。 *クロック状態:以下で内部スキャン動作の間に観察さ
れるクロック状態を列挙する。
【0113】1.スキャンラッチの正常クロックポート
に伝達されるクロックはディスエーブルされなければな
らない。 2.スキャンフリップフロップの正常クロックポートに
伝達されるクロックはディスエーブルされなければなら
ない。
【0114】1.10.2 MSPの内部スキャンチェ
ーン JTAG制御器用の内部スキャンチェーンは、影響力の
あるチップデバギングを目的として、機能ブロック単位
で組織される。すべての内部スキャンチェーンは表2の
とおりである。現在のスキャンチェーン部分は、製造工
程時に、最終テスト時間に影響を及ぼさない。それは、
スキャンチェーンがチェーン当たりのスキャン数に基づ
いて、製造テストの目的で再組織するからである。しか
し、MSPチップがデバグされる方法には影響を及ぼ
す。
【0115】
【表2】
【0116】1.10.3 JTAG命令 JTAG命令は表4から表10まで説明されている。そ
れは、分類されたJTAG動作部分で説明したJTAG
動作種類によって分類される。「テスト名」は各命令の
名称とその応用を含む。命令コードは、特定データレジ
スタにアクセスされる前、JTAG制御器の命令レジス
タにシフトされなければならない。選択されたレジスタ
は各命令でアクセスされ得るデータレジスタを表す。
【0117】表4は、MSPの境界スキャンチェーンの
ための命令を示している。その中の8個は、MSP境界
スキャンチェーン用である。それは、MSP境界スキャ
ンチェーンまたはその応用に依存するバイパスレジスタ
の中から選択する。境界スキャンチェーンが選択される
と、ベクトルはスキャンチェーンにロードされ得る。
【0118】その反面、MSP境界スキャンチェーンは
アクセスされ得ない。表4の3個の命令は、ARM7境
界スキャンチェーン用である。それはARM7境界スキ
ャンチェーンを選択する。
【0119】
【表3】
【0120】表3は、境界スキャンセルとシステムクロ
ックバイパス信号のための制御信号を示している。MS
PおよびARM7の2境界スキャンチェーンを制御する
ための4種類のモード信号があるが、下記に詳細に記述
されている。他の制御信号の説明は次の節のJTAG
I/O信号表を参照せよ。
【0121】MSP bs disable、ARM
bs disableおよびsys clk bypas
s。 *MSP Mode I:MSP境界スキャン入力セル
モード信号 *MSP Mode 0:MSP境界スキャン出力セル
モード信号 *MSP Mode C:MSP境界スキャン制御セル
モード信号 *ARM7 Mode I:ARM7境界スキャン入力
セルモード信号 *ARM7 Mode 0:ARM7境界スキャン出力
セルモード信号 すべての信号がローの場合、境界スキャンセルは、正常
入力ポートから入力されるために透明になる。入力がハ
イの場合、境界スキャンセルの出力は、境界スキャンセ
ルの最近ラッチに依存する(境界スキャンセルの詳細な
事項に関しては、KGL75データブックを参照せ
よ。)。
【0122】表5は、JTAG制御器によりアクセスさ
れ得るすべての機能ブロックのための内部スキャンチェ
ーンを示している。表6では、多数のスキャンモード用
のただ1つの命令がある。表7は、メモリアクセス命令
を示している。IDCブロック内の3メモリはJTAG
制御器により制御可能である。データRAMとレジスタ
ファイルはその自分の命令を有する。Vd RAMとT
ag RAMとは同時にアクセスされる。
【0123】未来に使用可能なまた1つの命令がある。
ROMまたは他の埋入されたRAMである場合もある。
MCRはJTAG制御器に位置したメモリ制御レジスタ
である。
【0124】表8は、システムが強くなった場合のデフ
ォルト命令を示している。表9は、事実上でなく、JT
AGピンTCKか発生される生成疑似システムクロック
のための命令を示している。したがって、使用者はJT
AGインターフェースでクロックサイクル数を制御する
ことができる。表10は未来応用のために利用可能な命
令を示している。
【0125】
【表4】
【0126】
【表5】
【0127】
【表6】
【0128】
【表7】
【0129】
【表8】
【0130】
【表9】
【0131】
【表10】
【0132】
【表11】
【0133】1.10.4 特殊制御レジスタ 2個の特殊レジスタは、JTAG制御器により制御され
る。この2個のレジスタは、内部の論理を制御するか、
またはMSPシステムの状態を観察するために利用さ
れ、2個のレジスタ名は、MCR(モード制御レジス
タ)に与えられる。
【0134】各レジスタに対する制御信号は、下記の表
12〜16に記すとおりである。
【0135】
【表12】
【0136】
【表13】
【0137】
【表14】
【0138】
【表15】
【0139】
【表16】
【0140】1.10.5 JTAG命令を利用したテ
ストシナリオ 1.10.5.1 デバギング段階 MSPのデバギング段階は、すでに定義され反復される
2個の段階を含む。後に続く簡単な段階は下記で説明す
る。これが段階の途中でJTAG命令の使用方法であ
る。
【0141】*段階0:クロック停止要求発行:MSP
がその動作を遂行する途中で、或る理由でクロックを停
止させようとする場合、まずクロック停止表示が生成さ
れる必要がある。これはJTAG制御論理を通して発生
される。それから、その表示は、必要なすべての機能ブ
ロックに知られる。JTAG命令MCR/BIST1ま
たはMCR/BIST2は、その信号を発生することに
使用され得る。
【0142】*段階1:内部状態観察:次の段階は、正
常モードからJTAG制御モードに転換する時期を把握
することである。このモードでは、内部状態がOCR
(Observation Control Register)を通して観察され得
る。クロック停止はJTAGがすべての機能ブロックか
らすべての信号を観察するときまで実行されない。MS
Pがその動作を遂行する間、その状態はTDOピンを通
して観察され得る。使用される命令はモニタに表れる。
【0143】*段階2:クロック停止:クロックを中止
させる必要がある状態が観察されると、システムがアイ
ドル状態の場合、使用者は全種類のクロックを停止し得
る。
【0144】クロック停止は適当なスキャンレジスタを
スキャンしなければならない。使用者はMCR値をどの
ように設定したかによって選択的にクロックを停止させ
得る。
【0145】正常クロックを駆動するためのブロックセ
ルをスキャンしてはいけない。クロック停止信号はMS
Pがシステムクロックに伝達されているときに発生す
る。4命令MCR/ BIST1 、MCR/ BIST2 、
MCR/ BIST3 、MCR/ BIST4 の命令の中の
いずれも、クロック停止信号を発生させることに使用さ
れ得る。MCR/BIST1とMCR/BIST2とは
境界スキャンセルが透明モードにある場合信号を発生さ
せ得る。残りの2個はすべての入力信号が遮断されると
き、クロック中止信号を発生させる。
【0146】*段階3:内部状態スキャン:これからす
べてのクロックはバイパスされ、不自由に作動するクロ
ックが存在しなくなった。使用者は適当なブロックをス
キャニングし得る。ARM7ブロックの境界スキャンの
ために、命令9−10を使用することができる。命令1
2から命令28までは、機能ブロックをスキャンするた
めに使用することができる。命令35と36は、テスト
クロック入力ピンTCKから発生される速いクロックを
生成することに利用され得る。前記のクロックが再開始
される前、使用者はMSPで必要な事項を設定する。た
とえば、ARMクロックのような1/2クロックを発生
させる状態機構に留意する必要がある。
【0147】*段階4:クロックの再開:これからシス
テムクロックはMCR値が決定されることにより再開さ
れ得る。段階2のような命令がこの段階でも使用され得
る。
【0148】クロックがさらに開始される前、クロック
停止表示は論理「0」にリセットされる。
【0149】1.10.5.2 製造テスト動作 製造テストモードは多数スキャン命令に入ることができ
る。一応、このモードがデコードされると、MSPは下
記のように配列される。
【0150】*10個の両方向ピンが入力ポートに配列
される。 *10個の両方向ピンが出力ポートに配列される。 *1個の両方向ピンがclk1の入力ポートに配列され
る。 *1個の両方向ピンがclk2の入力ポートに配列され
る。 *1個の両方向ピンがscan_modeの入力ポート
に配列される。 *他の両方向ピンが正常モードでのように制御される。 *I/OクロックのようなARM7クロックは、clk
2に応用される。 *PCIクロックがclk1、clk2を使用する。 *スキャンクロックは2個の入力ピン(tca、tcb)により
発生される。 *すべてのコーデッククロックは、コーデッククロック
ポートから供給される。
【0151】1.10.5.3 ARM7実行 ARM7は、ARM7内部テスト命令を使用して実行さ
れる。ARM7境界スキャンセルは透明でない。ARM
7の入出力は境界スキャンチェーンを通して印加され観
察される。クロックは、クロックの応用を向上させるた
めに、TCKから発生される。3個の入力(prog32 、da
ta32 bigend)は、mclkがハイの場合、この信号を変
更しなければならない。そうするために、最近信号が他
の境界スキャンセルの最近信号から分離される。mcl
kは、I/Oクロックと共有されることに注視しなけれ
ばならない。ARM7クロックがトリガ状態であれば、
他のブロックの状態は変更中である。
【0152】1.10.5.4 キャッシュとレジスタ
ファイルアクセス MCR/BIST4命令を呼び出してデータレジスタで
MCRを選択し、入出力信号を遮断せよ。bistクロ
ックは動作速度を向上させるためにこのモードで生成さ
れる。MCRを制御することにより、読み出しおよび書
き込みが遂行され得る。キャッシュとレジスタファイル
に入るクロックは、テストクロックとmuxされる。メ
モリ動作は他の論理ブロックの状態を変更しない。
【0153】1.10.5.5 ベクトル専用実行 ベクトルのみを実行するためには、ARM7ブロックの
出力をVPブロックの入力として見なす。そのためのA
RM7境界スキャンアクセス命令を使用せよ。
【0154】1.10.5.6 内部テスト、外部テス
内部テスト命令、外部テスト命令を使用せよ。
【0155】1.10.6 JTAGインターフェース
信号
【0156】
【表17】
【0157】
【表18】
【0158】
【表19】
【0159】
【表20】
【0160】
【表21】
【0161】
【表22】
【0162】
【表23】
【0163】すべてのJTAGインターフェース信号が
表11に列挙されている。
【0164】1.11 ハードウェアテスト環境 ハードウェアテスト環境は図10に図示されている。A
VL(ASCII Vector Language)は、境界スキャンテスト
のために特別に考案された言語であり、境界スキャンテ
ストツールである。この言語は、IEEE標準114
9.1により定義された連続境界スキャンが可能な、伝
統的な平行ベクトル偏向自動テスト装置を含む。pro
TEST−PCはコンポーネント、ボードおよびシステ
ムをテストするためのIEEE標準1149.1信号を
生成、受信することができる、PCに基づいたテスト制
御器ボードである。AVLとproTEST−PCは、
AIS(Alpine Image System、Inc.)の製品である。
【0165】テスト過程の間、MSPのすべてのテスト
ベクトルは、ALU言語により連続的にフォーマットさ
れ、proTEST−PCボードを通してMSPに印加
される。テストベクトルは、MSP I/Oまたはスキ
ャンチェーンに印加されるベクトルである。すべての機
能ブロックのためのテストベクトルの応用を容易にする
ためにAVLマクロは、スキャンチェーンの特別な位置
をアクセスするために開発される必要がある。通信はJ
TAG5ピンのみを通して遂行される。より詳細な情報
は、下記の資料を参照せよ。
【0166】*AVL使用者ガイド、V1.80、Al
pine Image System,Inc.199
5 *proTEST−PC用使用者ガイド、V3.01、
Alpine Image System,Inc.1
9951.12 内蔵型RAMテスト技術 1.12.1 IDC 図11には、IDCブロック用のテスト機構が図示され
ている。テスト論理はCCUおよびIDCに含まれてい
る。すべてのドットラインは、正常モードの信号を表
す。CCUブロックはテスト上の住所とノーマルモード
の住所を加えた論理を供給する。住所はセット、リセッ
ト、増加/減少およびカウントイネーブル機能を有する
9ビットカウンタから生成される。すべてのカウンタ動
作はシステムクロック、clk1と同期されるべきであ
る。4個のカウンタ制御信号(mem add ud、mem add
cnt 、mem add reset 、mem add set)はJT
AG制御器により供給される。MSP側の最初の2ビッ
トはキャッシュ選択のために連結される必要がある。
【0167】32ビットben idc信号はメモリテ
ストの間論理1にセットされる。テスト信号と正常信号
の中から2個の信号を選択することができる。Vt
am test enは、Vd ramとtag ram
とをテストするためのもので、data ram te
st enはdata ramテストのためのものであ
る。もし信号が論理ハイ状態であれば、テストデータが
選択される。IDCブロックは、MARCH Cアルゴ
リズムが応用される間、自動比較のための埋入された比
較器を備える。またJTAG制御器により供給される6
個のメモリ制御信号がある。Mem compare
は、入出力レジスタ間の比較をイネーブルする。エラー
が発生されると、比較器の出力は論理0を発生する。そ
うでなければ論理1である。すべての入出力レジスタ
は、スキャンチェーンの中で、入出力アクセスを製造が
可能である。
【0168】Mem hwd信号は、論理1の場合、書
き込みレジスタにデータの維持をイネーブルする。他の
メモリ制御信号、mem we、mem data
s、mem vt cs、mem vclearに対し
ては、MSPスペックを参照せよ。名称は、それが「m
em」から始まることを除いては正常モード信号と同一
である。
【0169】1.12.2 レジスタファイル レジスタファイルのためにテスト機構は、テストモード
でレジスタファイルを容易にアクセスすることにその目
的がある。IDCのような埋入された比較器論理がない
ので、MARCHタイプのアルゴリズムをこのメモリに
応用させることは実用的でない。
【0170】図12(レジスタファイルテスト機構)
は、テスト環境のための全体の機構を図示している。ド
ットラインは正常信号を表す。そこには、data path 、
reg file、EXE ブロックの3部分がある。太い線の右側
のすべての論理は、reg fileブロックを除いたE
XEブロックに属する。EXEブロックは住所を選択
し、テストと正常モードとの間で信号を制御するため
に、論理を供給する。テストモード選択信号、reg
file testと、3個のメモリ制御信号mem
we1、mem we2、mem cexは、JTAG
制御論理により供給される。もしreg file
est enがハイ状態であれば、テストデータが選択
される。
【0171】住所はセット、リセット、増加/減少、カ
ウントイネーブルの6ビットカウンタにより発生され
る。すべてのカウント動作はシステムクロックclk1
と同期される。入出力レジスタは、図12のとおり、デ
ータ経路ブロックに位置する。
【0172】すべてのI/Oレジスタはスキャンされる
必要がある。32ビットベン(ben)信号はテストモード
で論理1状態を維持している。自由に動作するクロック
は、レジスタファイルに供給される。捕捉したスキャン
レジスタは、レジスタファイルの出力にしたがう。
【0173】1.13 MSP境界スキャン MSPのすべてのI/Oパッドは適当な境界スキャンセ
ルを有する。270個の境界スキャンセルが1スキャン
チェーンに連結される。シーケンスとセルは表13に列
挙されている。
【0174】1.13.1 境界スキャンセルの選択 KGL75で現在に利用可能なJTAGセルは、下記の
とおりである。それに符合するJTAG標準セルは、表
24のとおりである。MSPの境界スキャンチェーンは
LSSDタイプのスキャンセルを使用する。KGL75
との差異点は、境界スキャンチェーンにシフトするため
に二つの重畳しないクロックを使用することである。K
GL75境界スキャンセルはARM7の境界スキャンに
使用される。
【0175】*JTBI1:両方向I/O境界スキャン
セル。 *JTCK:クロック入力のような特別な入力境界スキ
ャンセル。 *JTIN1:入力境界スキャンセル。 *JTINT1:3状態制御境界スキャンセル。 *JTOUT1:出力境界スキャンセル。 適当な境界スキャンセルを選択する規則は、下記のとお
りである。
【0176】
【表24】
【0177】*GND、VDD、VCCピンを除外した
クロック入力を含むすべての入力セルには、JTIN1
を使用。 *すべての両方向セルにはJTBI1を使用。 *すべての出力セルにはJTOUT1を使用。 *3状態ピンにはJTINT1を追加。AD[31:
0]のような信号グループのための1つの3状態制御セ
ルのみを使用。 *o/d(open drain)を備えたピンは、JTINT1セ
ルを使用。 *s/t/s(strained tri-state)を備えたピンは、境
界スキャンセル選択の観点でt/sと同様である。
【0178】1.13.2 境界スキャンセルシーケン
*境界スキャンは、TDI入力の反時計方向に連結され
る。詳細な事項はレイアウトを参照せよ。 *両方向ピンから入力セルは第1番目に来る。 *3状態ピンが存在すれば、3状態制御境界スキャンセ
ルとJTINT1が前記のセルより先に伝達される。 *シーケンスで多数の3状態ピンが存在すれば、ただ1
つの3状態制御セルのみが前記シーケンスで第1番目の
3状態ピンの前に挿入される。
【0179】1.13.3 詳細な設計情報 すべてのADxx信号は同一な3状態イネーブル信号を
有する。それで、ただ1つの制御境界スキャンセルのみ
が32ビットAD信号を制御することに十分である。し
かし、多数のスキャンモードで信号を適切に制御するた
めに、4個以上の制御境界スキャンセルが挿入されてい
る。その結果、総5個の制御境界スキャンセルがADバ
ス用に利用される。5個の制御境界スキャンセルはMS
Pコアから1つの正常制御信号を取り、5個の制御信号
を生成する。
【0180】
【表25】
【0181】
【表26】
【0182】
【表27】
【0183】
【表28】
【0184】
【表29】
【0185】
【表30】
【0186】
【表31】
【0187】
【表32】
【0188】
【表33】
【0189】
【表34】
【0190】1.14 ARM7境界スキャン 境界スキャンセル選択における方法のとおり境界スキャ
ンセル選択を取り扱っている。例示のものより情報が多
い場合は、前記のような選択を参照せよ。名称とスキャ
ン順序は表14に記述されている。
【0191】
【表35】
【0192】
【表36】
【0193】
【表37】
【0194】
【表38】
【0195】
【表39】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテスト回路を有する集積回路のブ
ロック図。
【図2】図1の集積回路に使用されるテストクロック発
生器のブロック図。
【図3】図1の集積回路に使用されるクロック/データ
マルチプレクサを示すブロック図。
【図4】図1の集積回路に使用されるシステムクロック
発生器の一部分の構成を示すブロック図。
【図5】図4に示すシステムクロック発生器の一部の構
成を示すブロック図。
【図6】図5における制御回路の構成を示すブロック
図。
【図7】図5における回路520の構成を示すブロック
図。
【図8】図1の集積回路のJTAGの命令を通して入力
され得るモードを示す説明図。
【図9】図1におけるテスト回路の構成を示すブロック
図。
【図10】図1におけるテスト回路に対するハードウェ
アテスト環境のブロック図。
【図11】図1におけるテスト回路に適用するIDCブ
ロック用のテスト機構を示す説明図。
【図12】図1におけるテスタ回路に適用するレジスタ
ファイルテスト機構を示す説明図。
【符号の説明】
110 IC 120 テスト制御回路 126 チェーン 130 132:MSPピン 144 JTAG制御器 148 JTAG命令レジスタ 152 JTAG命令デコーダ 156 JTAGブロック 160 テストクロック発生器 164 クロック/データマルチプレクサ 168,310,314,318,322,326,4
10,410,410.1,410.2 マルチプレ
クサ 174 システムクロック発生器 204,208,246,250,274,288,2
92,348,352,654,660,670,71
4,734,744,754,760,764 イン
バータ 214,264,650,664,718,748
NANDゲート 240,284,640 NORゲート 356,368,644 ANDゲート 420 クロックカウンタ 430 クロック発生器 510 制御回路 610,620,630 ポジティブエッジトリガデ
ータフリップフロップ 710,730,740 伝達ゲート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 JTAG境界スキャンテスト回路を含ん
    でいる集積回路のテスト用クロック信号発生方法におい
    て、 境界スキャンテスト用のJTAGクロック入力を行なう
    前記集積回路のテストクロック入力ピンTCK の入力側に
    第1クロック信号を受信する段階;前記テストクロック
    入力ピンTCK の入力側の前記第1クロック信号から前記
    集積回路の非境界スキャンテスト用の第2クロック信号
    を発生する段階;および前記第2クロック信号を利用
    し、前記集積回路をテストする段階とを含むことを特徴
    とする集積回路のテスト用クロック発生方法。
  2. 【請求項2】 前記非境界スキャンテストは、組込み自
    己試験(Build-In Self Test)であることを特徴とする請
    求項1記載の集積回路のテスト用クロック発生方法。
  3. 【請求項3】 集積回路において、 テストクロック入力ピンTCK を含むJTAG境界スキャ
    ン回路;および非境界スキャンテスト時に、前記集積回
    路にクロックを供給するために、前記テストクロック入
    力ピンTCK からテストクロック信号を発生する回路とを
    備えていることを特徴とする集積回路。
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