JPH0432311Y2 - - Google Patents

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JPH0432311Y2
JPH0432311Y2 JP8032487U JP8032487U JPH0432311Y2 JP H0432311 Y2 JPH0432311 Y2 JP H0432311Y2 JP 8032487 U JP8032487 U JP 8032487U JP 8032487 U JP8032487 U JP 8032487U JP H0432311 Y2 JPH0432311 Y2 JP H0432311Y2
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JP
Japan
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stopper
rear end
shaft
clip
locking protrusion
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JP8032487U
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JPS63188179U (ja
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  • Clips For Writing Implements (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ポケツトへの止着時に誤つてノツク
部が押圧されて筆記部が軸先端口から突出して衣
服を汚損することのないよう防止機構を備えたノ
ツク式筆記具に関する。
(従来の技術) 従来のかかる防止機構として、第4図及び第5
図に示すようにノツク体24に装着したストツパ
ー25をクリツプ26の取付基部27の前方位置
に配して、ノツク体24が押圧された場合に当該
ストツパー25がポケツトの縁に衝合してノツク
体24の前進を阻止するよう構成されたものが存
在する。そしてこの種のストツパー25は軸筒2
8に穿設された窓孔29から貫出してクリツプ2
6の取付基部27の前方に位置するよう構成され
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来例には、ノツク体24に装着したス
トツパー25を軸筒28の窓孔29から貫出させ
ねばならぬ等組付が困難であること、ストツパ
ー25が軸筒28の内部に装着されているのでリ
フイール30の長さに制約を生じてリフイール3
0を長くすることができずインク貯蔵量が少なく
筆記寿命が短かいこと、等の問題がある。
本考案はかかる問題点を解決したノツク式筆記
具の提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために案出された本考案の
ノツク式筆記具は、クリツプの取付基部の前方に
位置するストツパー本体部とその両端に連設して
クリツプの取付基部の側面に沿つて後方へ向かい
その後端部を軸筒の後端口から突出したノツク部
に一体的に止着する腕部とから成るストツパーを
装着したことを特徴として構成されたものであ
る。
(実施例) 図示した実施例は、先端玉部1に係止段部2を
設けたクリツプ3を一体成形して当該クリツプ3
の係止段部2と対向する側面に窓孔4を設けた樹
脂製の軸筒5と、側面にコ字状のスリツト6に囲
まれた弾性板部7を設けて該弾性板部7に係止突
起8を設けると共に後端鍔部9の上面に取付孔1
0を設けて軸筒5の内部に係止突起8を窓孔4か
ら貫出させ又後端鍔部9を軸後端口11から突出
させた状態で軸方向に所要ストローク移動自在に
装着される筒状のノツク体12と、後端部をノツ
ク体12の後端部まで挿入した状態で軸筒5内に
収納されるリフイール13と、リフイール13の
前端部の外面段部14と軸筒5の前端部の内面段
部15との間に介装されてリフイール13を後方
へ弾発するコイルばね16と、ストツパー本体部
17の両端に垂直に腕部18を連設して腕部18
の先端部に更に接合用突起19を設けストツパー
本体部17をクリツプ3の取付基部20の前方に
位置せしめると共に腕部18を取付基部20の側
面に沿つて後方へ向かわせてその先端の接合用突
起19をノツク体12の鍔部9の取付孔10に嵌
着してノツク体12と一体化するストツパー21
とを備え、ノツク体12の後端鍔部9をノツク部
として前方へ押圧することによりリフイール13
の先端筆記部22を軸先端口23から突出させた
状態でノツク体12の係止突起8がクリツプ3の
玉部1を持ち上げてその前方に移動して係止段部
2と係合し、逆にクリツプ3の先端部を横方向又
は上方へ所要距離弾性変位させることによりクリ
ツプ3の係止段部2とノツク体12の係止突起8
の係合を解消してコイルばね16の弾発力により
リフイール13とノツク体12が後退して係止突
起8が窓孔4の後縁に衝止した状態でリフイール
13の先端筆記部22が軸先端口23の内部に没
入するよう寸法設定されて構成されたものであ
る。
尚、上記の実施例で、リフイール13とノツク
体12は共に樹脂製で弾性変形可能なためノツク
体12の係止突起8を軸筒5の窓孔4に貫出させ
ることが可能であるが、リフイール13のチユー
ブが金属製で剛性が大きい場合は弾性変形により
係止突起8を窓孔4に貫出させるのが困難となる
のでそのような場合は軸筒5の前端部に着脱自在
な口金を設けてその口金を外した状態でリフイー
ル13挿入したり、又はノツク体12の後端を開
口してそこに尾栓を取り付けてその尾栓を外すこ
とによりリフイール13を挿入したりする構造と
すればよい。又、上記の実施例では、リフイール
13に対してノツク体12を別体として設けその
ノツク体12に係止突起8を設け又ストツパー2
1を止着しているが、リフイール自体に係止突起
8を設け又リフイール自体の後端部をそのままノ
ツク部となしてストツパー21を止着してノツク
体12を不要とする構造となしてもよい。又、ノ
ツク体12の係止突起8はクリツプに設けた係止
段部2と係合させているが、軸筒5の前後2箇所
に係止窓を設けると共に係止突起8を弾性変形可
能となして、係止突起が前方の係止窓に嵌入して
係止した状態で筆記部22が軸先端口23から突
出すると共にクリツプ3の先端部を押圧して係止
突起を弾性変形させることにより前方の係止窓か
ら外して後方の係止窓に嵌入係止した状態で筆記
部22が軸内部に没入するように構成してもよ
い。然しながら係止突起を弾性変形可能とする場
合はその変形がリフイール13に干渉しない構造
としなければならない。
(作用及び効果) 本考案の構成は以上の通りであり、先ず、軸筒
にストツパーを貫出させる窓孔を設ける必要がな
いので軸筒が簡素化してストツパーの組付が容易
化し又見映も良い。次にストツパーはその腕部に
よつて軸後端口から突出したノツク部に止着する
ことによりストツパーの存在によつてリフイール
の長さが制約されることがなくなり実施例の如く
リフイールをノツク体の後端部まで伸すことも可
能となりインク貯蔵量を増やして筆記寿命を延ば
すことができる。尚、ストツパーはポケツトへ止
着した状態での筆記部の突出を阻止して衣服の汚
損を防止するものであるが、実施例の如く筆記部
が軸先端口から突出した状態でクリツプの係止段
部とノツク体又はリフイールに設ける係止突起と
を係合させこの係合を解消するとコイルばねの弾
発力によつて筆記部が軸内部に没入するよう構成
すれば、ポケツトへ止着する場合は必ずクリツプ
の係止段部とノツク体又はリフイールに設ける係
止突起との係合を解消させねばらなぬので確実に
筆記部が没入し筆記部を突出させたままでポケツ
トへ止着して衣服を汚損する事故を未然に防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示した
もので、第1図は要部斜視図、第2図は全体の半
縦断面図、第3図は全体の分解斜視図である。
又、第4図及び第5図は従来例を示したもので、
第4図は筆記部を突出した状態の半縦断面図、第
5図は筆記部を没入した状態の縦断面図である。 1……玉部、2……係止段部、3……クリツ
プ、4……窓孔、5……軸筒、6……スリツト、
7……弾性板部、8……係止突起、9……鍔部、
10……取付孔、11……軸後端口、12……ノ
ツク体、13……リフイール、14……リフイー
ルの外面段部、15……軸筒の内面段部、16…
…コイルばね、17……ストツパー本体部、18
……腕部、19……突起、20……クリツプの取
付基部、21……ストツパー、22……筆記部、
23……軸先端口、24……ノツク体、25……
ストツパー、26……クリツプ、27……取付基
部、28……軸筒、29……窓孔、30……リフ
イール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クリツプの取付基部の前方に位置するストツパ
    ー本体部とその両端に連設してクリツプの取付基
    部の側面に沿つて後方へ向かいその後端部を軸筒
    の後端口から突出したノツク部に止着する腕部と
    から成るストツパーを装着したことを特徴とする
    ノツク式筆記具。
JP8032487U 1987-05-27 1987-05-27 Expired JPH0432311Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8032487U JPH0432311Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JP8032487U JPH0432311Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188179U JPS63188179U (ja) 1988-12-02
JPH0432311Y2 true JPH0432311Y2 (ja) 1992-08-03

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JP8032487U Expired JPH0432311Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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JPS63188179U (ja) 1988-12-02

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