JPH0444392Y2 - - Google Patents

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JPH0444392Y2
JPH0444392Y2 JP9705387U JP9705387U JPH0444392Y2 JP H0444392 Y2 JPH0444392 Y2 JP H0444392Y2 JP 9705387 U JP9705387 U JP 9705387U JP 9705387 U JP9705387 U JP 9705387U JP H0444392 Y2 JPH0444392 Y2 JP H0444392Y2
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JP9705387U
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JPS643490U (ja
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  • Clips For Writing Implements (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、リフイールの先端筆記部が軸先端口
に於て出没し、その筆記部を突出させたままの状
態で衣服のポケツトへ止着して衣服を汚損しない
ような防止機構と、衣服のポケツトへ止着された
状態で誤つてノツクされ筆記部が突出して衣服を
汚損しないようなノツク防止機構を備えたノツク
式筆記具に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種筆記具の一例として、第6図及び
第7図に示すように、クリツプ27の先端部に係
止部28を設け、該係止部28と対向する軸筒2
9の側面に窓孔30を設け、ノツク体31の側面
にも係止部32を設け、リフイール33の先端筆
記部34が軸先端口35から突出した状態に於て
軸筒の窓孔30を通してクリツプの係合部28と
ノツク体の係止部32を係合させ、クリツプの後
端部には軸筒に対する取付基部36よりも後方に
多少突出する押圧板部37を設けて該押圧板部3
7を軸筒方向に押し下げることにより逆にクリツ
プ先端部を上昇させてクリツプの係止部28とノ
ツク体の係止部32の係合を解消することにより
コイルばね38によりリフイール等を後退させて
リフイールの筆記部34を軸内部に没入させるよ
う構成すると共に、ノツク体31にストツパー3
9を装着して、当該ストツパー39をクリツプ2
7の取付基部36の前方位置に配して、ノツク体
31が押圧された場合に当該ストツパー39がポ
ケツトの縁に衝合してノツク体31の前進を阻止
するよう構成されたものが存在する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例は、ノツク機構やストツパー機構が
複雑で、又リフイール33を交換するために軸先
端部に着脱自在な口金40を取り付けねばなら
ず、部品数が多く、組立が煩雑で、安価な製品の
供給が不可能という問題を有していた。そこで本
考案はノツク機構やストツパー機構が簡素化され
て部品点数が減少し又組立も容易化して安価での
提供が可能となり、又、リフイールの交換も極め
て簡便化するノツク式筆記具の提供を目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために案出された本考案
のノツク式筆記具は、軸筒の側面に後端開口縁か
ら所要距離前方位置まで軸方向のスリツトを設
け、先端に係止部を設けたクリツプを軸筒のスリ
ツトと対向する位置に配設し、クリツプの後部又
はクリツプ後部を止着するクリツプ取付台に第2
の係止部を設け、リフイール又はリフイールに装
着して一体的に連動する部品(以下リフイール等
という)の側面にリフイールの先端筆記部が軸先
端口から突出した状態でクリツプ先端の係止部と
係合する係止突起を設けると共に、同じくリフイ
ール等の側面に軸筒後端開口部から突出したリフ
イール等の後端に基端を接続させて側面に沿つて
前方へ突出する弾性片部と当該弾性片部の先端部
にリフイールの筆記部が軸内部に没入した状態で
前述の第2の係止部と係合する係止部を有するス
トツパーを突設したことを特徴とするものであ
る。
〔実施例〕
第1図乃至第4図に示した実施例は、後端を開
口した樹脂製の軸筒1の側面に後端開口縁から所
要距離前方位置まで軸方向のスリツト2を設ける
と共に先端側面部には中央部にスリツト2を連通
する軸方向に開通した溝3を有し当該溝3の上方
位置には同様に溝3と連通して軸方向に開通した
取付孔4を有するクリツプ取付台5を一体成形に
より突設し、又、係止部6を有する玉部7を先端
部に固着すると共に後端に下面側へ屈曲した取付
基部8を有して当該取付基部8の前端縁の段部を
第2の係止部9となした弾性のクリツプ10を形
成して当該クリツプ10をその先端玉部7を軸筒
1のスリツト2の前端部と対向する位置に配して
その後端取付基部8をクリツプ取付台5の取付孔
4に挿入して圧着し、又、リフイール11にはそ
の後端近傍の側面に一体的に係止突起12を突設
し、又、外径がリフイール11の外径と略同一の
筒状でその後端側面部に後端を接続して素面に沿
つて前方へ突出した弾性片部13と当該弾性片部
13の先端上面部に突設した係止部14と弾性片
部13の前端下面部に突出したリブ15とからな
るストツパー16を一体的に設けたノツク筒17
を形成し、リフイール11の後端にノツク筒17
の前端を当接させた状態で両者を軸筒1の内部に
その後端開口部から挿入してリフイール11の係
止突起12とノツク筒17のストツパー16のリ
ブ15をスリツト2に嵌入させると共にストツパ
ー16の係止部14を弾性片部13の変形によつ
てクリツプ10の第2の係止部9より前方に位置
せしめ更にノツク筒17及びストツパー16の弾
性片部13の後端部が軸筒1の後端開口部から突
出する状態に装着し、リフイール11の前端外面
段部18と軸筒1の前端内面段部19との間には
コイルばね20を介装してリフイール11及びノ
ツク筒17を後方へ附勢状態となし、リフイール
11の係止突起12とクリツプ玉部7の係合部6
が係合している状態で第2図に示すようにリフイ
ール先端筆記部21が軸先端口22から突出する
と共に第1図に示すように筆記部21が軸筒内部
に没入した状態でノツク筒17のストツパー16
の係止部14がクリツプ10の第2の係止部9と
係合するよう寸法を設定して構成されたものであ
る。尚、ノツク筒17にはリブ15と対向する側
面に弾性片部13が撓んだ際にリブ15が没入可
能な孔23が設けてある。また、クリツプ10の
玉部7の両横側面上端部には第4図に示すように
指掛片24が突設されている。
次に第5図は第2実施例を示したもので、上記
第1実施例との相違はリフイール11に係止突起
12とストツパー16を一体的に併設し、更にス
トツパー16の僅か前方位置にガイド突起25を
設け、リフイール11の後端を軸筒1の後端開口
部から突出してそのままノツク部26となし、従
つてノツク筒を不要とした点である。その他の点
は上記第1実施例と同一構造である。
上記の第1実施例では係止突起12をリフイー
ル11に又ストツパー16をノツク筒17に設
け、又、第2実施例では係止突起12及びストツ
パー16を共にリフイール11に設けているが、
係止突起12及びストツパー16を共にノツク筒
17に設ける実施例も可能である。
又、上記各実施例ではクリツプ10に別体の玉
部7を固着しているが玉部7をクリツプ10に一
体成形してもよい。又、クリツプ10をクリツプ
取付台5に固着する構造としているがクリツプ1
0と軸筒1を一体成形してもよい。又、クリツプ
10に第2の係止部9を設けているがこの係止部
9をクリツプ取付台5に設けてもよい。
〔作用〕
上記の第1実施例に基づき作用を説明する。先
ず第2図のように筆記部21を軸先端口22から
突出した状態で筆記を終了した後は、クリツプ玉
部7の指掛片24に指を掛けて上方に持ち上げク
リツプ10を弾性変形させて係止部6とリフイー
ル11の係止突起12の係合を解消すればコイル
ばね20の弾発力でリフイール11とノツク筒1
7がノツク筒17の係止部14がクリツプ10の
第2の係止部9に衝合するまで後退して第1図に
示すように筆記部21が軸内部に没入する。もし
筆記部21を突出させたままの状態で胸ポケツト
等へ止着しようとしてもクリツプ玉部の係止部6
とリフイール11の係止突起12が係合している
ので止着は阻止され、無理に止着した場合は係止
部6と係止突起12の係合が結果として解消され
ることになるので筆記部21は軸内部に没入す
る。従つて胸ポケツト等への止着時に筆記部21
による衣服の汚損が防止される。第1図に示した
ように筆記部21を没入させた状態で胸ポケツト
等へ止着した場合、ポケツトの縁はクリツプ10
と軸筒1の側面との間を通つてストツパー16の
前方位置に対置するので、誤つてノツク筒17の
後端が押圧された場合でもストツパー16がポケ
ツトの縁に衝合して前進を阻止されるので筆記部
21が軸先端口22から突出することはなく、ポ
ケツトへの止着時における衣服の汚損も防止され
る。リフイール11を交換する場合は、軸筒後端
開口部から突出したストツパー16の弾性片部1
3を第1図の矢印の方向に押圧すればよい。弾性
片部13の変形によつてストツパー16の係止部
14とクリツプ10の第2の係止部9との係合が
解消されてコイルばね20の弾発力によつてノツ
ク筒17とリフイール11が軸筒後端開口部から
脱出する。
〔考案の効果〕
本考案は以上の通りであり、従来例に比べてノ
ツク機構やストツパー機構が極めて簡素化して部
品点数が減少し組立も容易化するので安価な製品
の提供が可能となり、又、リフイールの交換もス
トツパーの弾性片部を押圧するだけでよく極めて
簡便化する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は第1実施例に係り、第1図
は筆記部が没入した状態の縦断面図、第2図は筆
記部が突出した状態の縦断面図、第3図は後端面
図、第4図はクリツプ先端の斜視図である。第5
図は第2実施例の筆記部没入状態の縦断面図であ
る。第6図及び第7図は従来例に係り、第6図は
筆記部突出状態の半縦断面図、第7図は筆記部没
入状態の縦断面図である。 1……軸筒、2……スリツト、3……溝、4…
…取付孔、5……クリツプ取付台、6……係止
部、7……玉部、8……取付基部、9……係止
部、10……クリツプ、11……リフイール、1
2……係止突起、13……弾性片部、14……係
止部、15……リブ、16……ストツパー、17
……ノツク筒、18……外面段部、19……内面
段部、20……コイルばね、21……筆記部、2
2……軸先端口、23……孔、24……指掛片、
25……ガイド突起、26……ノツク部、27…
…クリツプ、28……係止部、29……軸筒、3
0……窓孔、31……ノツク体、32……係止
部、33……リフイール、34……筆記部、35
……軸先端口、36……取付基部、37……押圧
板部、38……コイルばね、39……ストツパ
ー、40……口金。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸筒の側面に後端開口縁から所要距離前方位置
    まで軸方向のスリツトを設け、先端に係止部を設
    けたクリツプを軸筒のスリツトと対向する位置に
    配設し、クリツプの後部又はクリツプ後部を止着
    するクリツプ取付台に第2の係止部を設け、リフ
    イール又はリフイールに装着して一体的に連動す
    る部品(以下リフイール等という)の側面にリフ
    イールの先端筆記部が軸先端口から突出した状態
    でクリツプ先端の係止部と係合する係止突起を設
    けると共に、同じくリフイール等の側面に軸筒後
    端開口部から突出したリフイール等の後端に基端
    を接続させて側面に沿つて前方へ突出する弾性片
    部と当該弾性片部の先端部にリフイールの筆記部
    が軸内部に没入した状態で前述の第2の係止部と
    係合する係止部を有するストツパーを突設したこ
    とを特徴とするノツク式筆記具。
JP9705387U 1987-06-24 1987-06-24 Expired JPH0444392Y2 (ja)

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JPS643490U JPS643490U (ja) 1989-01-10
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