JPH04322018A - ボタン接点の製造方法 - Google Patents

ボタン接点の製造方法

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JPH04322018A
JPH04322018A JP11537191A JP11537191A JPH04322018A JP H04322018 A JPH04322018 A JP H04322018A JP 11537191 A JP11537191 A JP 11537191A JP 11537191 A JP11537191 A JP 11537191A JP H04322018 A JPH04322018 A JP H04322018A
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JP11537191A
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Kazuo Ueda
一夫 上田
Kazuo Kikawa
和雄 木川
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリレー用、サーモスタッ
ト用のボタン接点の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボタン接点の製造方法の1つとし
て、接点帯材を、先端面を球面状に突出せしめたパンチ
にて一定間隔に打抜いて、球面状に曲成した円形のボタ
ン接点素材を得、このボタン接点素材をその球面に対応
する凹部を先端面に有する幅広の金型とリング状の溝を
底に備えた凹部を先端面に有する幅広の金型とにより成
形して、該ボタン接点素材の下部外周面に鍔を形成する
と共に下面にリングプロジェクションを形成し、然る後
外周側を切断して鍔を除去する方法がある(先行技術文
献として特公昭63−56011号公報がある)。
【0003】また従来のボタン接点の製造方法の他の1
つとして、接点帯材を間欠的に移送しながら先ず一定間
隔を存して平面鼓形の逃げ穴を穿設し、次に逃げ穴間の
中央部に円形の窪みを成形し、次いで円形の窪みのテー
パ部と対応した同径の内側テーパ部を有した断面尖鋭な
リング状の凹状溝を平坦な先端面に設けた円形の成形パ
ンチにて円形の窪みの外周に断面尖鋭なリング状の突起
を成形すると同時にその外周平面を円形の窪みと同心に
圧延し、然る後平坦な先端面に断面円弧のリング状の溝
を設けた円形の抜きパンチにて前記リング状の突起を断
面円弧状に仕上げ成形すると同時に円形に拡大した逃げ
穴間端部を接点帯材から打抜く方法がある(先行技術文
献として特公昭63−30723号公報がある)。
【0004】ところで、前者のボタン接点の製造方法は
、円形のボタン接点を打抜く金型と、鍔及びプロジェク
ションを形成する金型と、鍔を除去する金型とを必要と
し、これらの金型作業は個々に行なわれる為、生産性が
悪く、寸法精度が不十分であった。
【0005】また後者のボタン接点の製造方法は、接点
帯材を順送りして連続加工するので、生産性が向上し、
またボタン接点部分を二段階に分けて成形するので、大
きな力が要らず、材料が反ることもなく、パンチも傷ま
ないが、ボタン接点部分の成形加工時の材料の伸びを平
面鼓形の逃げ穴にて吸収しているので、この逃げ穴の分
だけボタン接点部分のピッチが長くなり、材料が無駄と
なってコストアップする。また材料が伸びることから成
形圧力を大きくとれず、形状が出にくい。さらに帯材平
面上での成形なので、材料の伸びにより棧部が伸びて、
ピッチ寸法精度及び材料送り精度が悪くなる。従って、
ボタン接点の寸法精度が悪かった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、生産
性に優れて量産に適し、また材料の伸びの影響が殆んど
なく、ピッチ精度、寸法精度が高く、材料の歩留りの良
いボタン接点を製造する方法を提供しようとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のボタン接点の製造方法は、帯材を順送りして
、先ず抜きテーパの付いたダイとパンチにより帯材の下
部までパンチ加工し、次にパンチ加工により生じた穴に
第1パイロットピンを入れ、次いで前記パンチ加工した
部分を抜きテーパの付いた凹部を有するダイと成形パン
チによりダイレベル至近位置までパンチ加工してボタン
接点のボリュームを決め、次にこの部分を製造しようと
する接点の表面と同じ形状の底の凹部を有するダイを帯
材の下面より下方に位置させてプロジェクション成形パ
ンチのパンチ加工により接点表面形状出しとプロジェク
ション形状出しを行い、次いで抜き穴を有するダイと先
端面に同心に凹部を有する抜きパンチとによりボタン接
点を帯材から抜き落とし、然る後帯材の抜き穴に第2パ
イロットピンを入れることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記のように本発明のボタン接点の製造方法で
は、帯材の下部までパンチ加工した部分をダイの凹部内
に拘束してパンチ加工により接点ボリュームを決め、ま
たこの部分を製造しようとする接点の表面と同じ形状の
底の凹部を有するダイを帯材の下面よりも下方に位置さ
せてプロジェクション成形パンチのパンチ加工により接
点表面形状出しとプロジェクション形状出しを行なうの
で、つまりダイレベルより下の所でボタン接点の成形を
行なうので、材料(帯材)の伸びが非常に少なく、ボタ
ン接点のピッチ精度、寸法精度が高くなる。また従来の
ように逃げ穴をあけないので、ボタン接点部分のピッチ
が短くなり、材料の歩留りが向上する。しかも帯材の順
送りのピッチが短くなることにより、成形加工が速くな
り、生産性が向上する。
【0009】
【実施例】本発明のボタン接点の製造方法の一実施例を
図によって説明すると、図1のA部に示すように厚さ0
.85mm、幅 4.5mmのAg/NSP(洋白)の
帯材1を 4.5mmピッチに順送して、先ず開口径 
3.2mmで10度の抜きテーパ2の付いたダイ3と先
端部外径 3.2mm、高さ 0.9mm、先端面6m
mRの円弧の加工部4を有するパンチ5とにより帯材1
の下部まで0.85mmパンチ加工し、次にB部に示す
ようにパンチ加工により生じた内径 3.2mm、深さ
0.85mmの穴6に第1パイロットピン7を入れ、次
いでC部に示すように前記のパンチ加工した部分8を開
口径 3.2mm、深さ0.85mm、10度の抜きテ
ーパの付いた、底面が 6.5mmRの円弧の凹部9を
有するダイ10と外径 3.2mmの成形パンチ11と
によりダイレベル至近位置までパンチ加工してボタン接
点のボリュームを決め、次にこの部分9をD部に示すよ
うに製造しようとする接点の表面と同じオーバル形状の
底の開口径 3.2mm、深さ 0.5mmの凹部12
を有するダイ13を帯材1の下面より 0.8mmだけ
下方に位置させてプロジェクション成形パンチ14のパ
ンチ加工により接点表面形状出し15と外径2mm、内
径 1.2mm、高さ0.15mmのプロジェクション
形状出し16を行い且つ材料の一部を帯材1の下面とダ
イ13の上面との間に逃すと共にダイ13の損傷を防止
し、次いでE部に示すように内径 3.1mmの抜き穴
17を有するダイ18と先端面に内径 2.2mm、深
さ 0.5mmの凹部19を同心に有する抜きパンチ2
0とにボタン接点21を帯材1から抜き落とし、然る後
F部に示すように帯材1の抜き穴22に第2パイロット
ピン23を入れて、前記第1パイロットピン7とにより
帯材1の順送りの位置決めを行なう。以後前記工程が順
送りに連続的に行なわれる。
【0010】このようにして製造された図2に示す外径
 3.5mm、高さ 0.8mm、プロジェクションの
外径2mm、その高さ0.15mmのボタン接点21と
、従来の特公昭63−30723号公報に示されるボタ
ン接点方法により実施例と同一帯材から 6.0mmピ
ッチで製造された同様のボタン接点との材料ピッチのず
れを測定した処、下記の表1に示すような結果を得た。 またボタン接点を 100個について寸法精度を測定し
た処、下記の表2に示すような結果を得た。
【0011】
【表1】
【0012】
【表2】
【0013】上記の表1で明らかなように従来例のボタ
ン接点の製造方法では材料ピッチのずれが大きいのに対
し、実施例のボタン接点の製造方法では材料ピッチのず
れが小さく、材料(帯材)の伸びが非常に少ないことが
判る。また上記の表2で明らかなように従来の製造方法
により得たボタン接点は、成形時材料が逃げ、成形圧力
を大きくとれない為、接点形状になりにくく、寸法精度
が低いのに対し、実施例の製造方法により得たボタン接
点は、成形時材料を拘束している部分が大きいので、接
点形状になり易く、寸法精度が高いことが判る。
【0014】尚、上記実施例は製造するボタン接点の接
点表面が球面状の場合であるが、これに限らずフラット
でも凹凸状でも良いものである。またプロジェクション
はリング状に限らず一点プロジェクション、多点プロジ
ェクション、角錐プロジェクションなどでも良いもので
ある。
【0015】
【発明の効果】以上の説明で判るように本発明のボタン
接点の製造方法は、ダイレベルより下の所でボタン接点
の成形を行なうので、材料の伸びの影響が殆んどなく、
ピッチ精度、寸法精度の高いボタン接点を得ることがで
きる。また従来のように逃げ穴をあけないので、ボタン
接点部分のピッチが短くなり、材料の歩留りが向上する
。しかも帯材の順送りのピッチが短くなることにより、
成形加工が速くなり、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボタン接点の製造方法を示す断面図で
ある。
【図2】本発明の製造方法により得たボタン接点を示す
断面図である。
【符号の説明】
1  帯材 2  抜きテーパ 3  ダイ 5  パンチ 6  穴 7  第1パイロットピン 8  パンチ加工した部分 9  凹部 10  ダイ 11  成形パンチ 12  凹部 13  ダイ 14  プロジェクション成形パンチ 15  接点表面形状出し 16  プロジェクション形状出し 17  抜き穴 18  ダイ 19  凹部 20  抜きパンチ 21  ボタン接点 22  抜き穴 23  第2パイロットピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  帯材を順送りして、先ず抜きテーパの
    付いたダイとパンチにより帯材の下部までパンチ加工し
    、次にパンチ加工により生じた穴に第1パイロットピン
    を入れ、次いで前記パンチ加工した部分を抜きテーパの
    付いた凹部を有するダイと成形パンチによりダイレベル
    至近位置までパンチ加工してボタン接点のボリュームを
    決め、次にこの部分を製造しようとする接点の表面と同
    じ形状の底の凹部を有するダイを帯材の下面より下方に
    位置させてプロジェクション成形パンチのパンチ加工に
    より接点表面形状出しとプロジェクション形状出しを行
    い、次いで抜き穴を有するダイと先端面に同心に凹部を
    有する抜きパンチとによりボタン接点を帯材から抜き落
    とし、然る後帯材の抜き穴に第2パイロットピンを入れ
    ることを特徴とするボタン接点の製造方法。
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