JP2558550B2 - アイボルトの仕上げ加工方法 - Google Patents

アイボルトの仕上げ加工方法

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JP2558550B2
JP2558550B2 JP2277191A JP27719190A JP2558550B2 JP 2558550 B2 JP2558550 B2 JP 2558550B2 JP 2277191 A JP2277191 A JP 2277191A JP 27719190 A JP27719190 A JP 27719190A JP 2558550 B2 JP2558550 B2 JP 2558550B2
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康純 松井
弘良 新妻
克己 金田
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 =発明の目的= 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば自動車の懸架装置等に使用されるア
イボルトの仕上げ加工方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のアイボルトの製造方法としては、特公昭57−60
095号がある。また、鍛造品の内バリのピアシングと外
形形状コイニング(サイジング)とを同時に行うこと
は、実開昭59−34830号がある。その他成形品の内周に
できた内バリと、成形品の外周にできた外バリとを一工
程で打ち抜く(ピアシングする)ことは、実開昭57−37
543号に示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
第3図に示く如く、鍛造成形にて、リング部22aの内
周に内バリ24a、リング部22aの外周に外バリ25aを設け
て成形したバリ付きアイボルト21aを仕上げ加工する場
合、前述の如きアイボルトの製造方法によると、予備形
状である球状頭部を平打ちする際には柄部をプランジャ
にて支持するため、柄部の曲がりを防止できる。ところ
が、このように平打ちされた部分に円形貫通孔を穿孔
(内バリのピアシング)する際には、柄部26aの矯正
(サイジング)は行わないため、矯正が必要な場合に
は、別途矯正(サイジング)工程を設けなくてはならな
い。
また、実開昭59−34830号に示される装置によると、
内バリのピアシングと外形形状のコイニング(サイジン
グ)とを同時に行うため、外バリは予め前工程で除去し
ておかなくてはならない。
また、前述の、内バリと外バリとを一工程で打ち抜く
方法によれば、成形品本体部分を金型に密着させずに支
持するため、バリ取りの圧力により成形品が変形するお
それがある。
従って本発明の課題は、鍛造成形にてリング部の内外
周に内バリ及び外バリを設けて成形したバリ付きアイボ
ルトの仕上げにおいて、内バリのピアシングと外バリの
トリミングと、柄部の矯正(サイジング)とをアイボル
ト本体を変形させることなく一工程で行うことのできる
方法を提供することにある。
=発明の構成= 〔課題を解決するための手段〕 内側に貫通孔を有するリング部と、リング部と連結さ
れた柄部とを有するアイボルトの製造方法において、リ
ング部と柄部とが鍛造成形され、リング部の内側に円盤
状の内バリを有しかつリング部の外周に周状の外バリを
有するバリ付きアイボルトを下型にセットした後、上型
及びストリッパーを下降させて内バリのピアシングと、
外バリのトリミングと、柄部のサイジングとを同時に行
う。
〔実施例及び作用〕
以下、本発明の実施例の構成を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は、本発明の実施例によるアイボル
トの仕上げ加工工程を表す。第1図は加工前の状態、第
2図は加工中の状態である。また、第3図は鍛造成形に
て形成された、リング部22aと柄部26aとを有し、リング
部22aの内周に円盤状の内バリ24a,リング部22aの外周に
周状の外バリ25aを有するバリ付きアイボルト21aであ
る。第4図は、本発明による仕上げ方法により内バリ24
a及び外バリ25aを除去(ピアシング)すると共に柄部26
aをリング部22aの端面23aに対して芯を出す矯正(サイ
ジング)した後のアイボルト21である。
第1図,第2図において、2は軸線方向に貫通する孔
3を有する下型で、この孔3はその開口周縁部にバリ付
きアイボルト21aのリング部22a端面23aが支持される大
きさの内径を有している。また、下型2の上面のうち、
バリ付きアイボルト21aの柄部26aを支持する部分は、仕
上げられるアイボルトの柄部26の外形形状に対応する型
彫部4となっている。また、バリ付きアイボルト21aの
外バリ25aのうち、柄部26aと反対側の部分に相当する部
分には、外バリ25aを切断するための外バリ切断刃5が
形成されている。6はストリッパーであり、仕上げ加工
時、下型2上に設置されたバリ付きアイボルト21aのリ
ング部22a端面23aと柄部26aとを押圧する。7は上型で
ある。ストリッパー6と上型7とは互いに嵌合してい
る。ストリッパー6の上方にはパンチホルダー8が配置
されており、ピアスパンチ10がパンチホルダー8とスト
リッパー6とを貫通して配されている。さらに、パンチ
ホルダー8にはアイドルピン11も貫通している。これら
パンチホルダー8とストリッパー6とはホルダー9で外
周を囲繞されている。ストリッパー6及びアイドルピン
11は、ピアスパンチ10,パンチホルダー8,ホルダー9及
び上型7に対して相対的に変位可能である。
次に本発明によるアイボルトの仕上げ加工方法を説明
する。
まず、鍛造成形された第3図に示すバリ付きアイボル
ト21aを第1図に示す如く、下型2上にセットする。こ
の時、上型7,ストリッパー6,ピアスパンチ10,アイドル
ピン11,パンチホルダー8,ホルダー9は上方に引き上げ
られ、下型2及びバリ付きアイボルト21aから離れてい
る。また、パンチホルダー8とストリッパー6とは、離
間した状態にある。
次に、上型7,ストリッパー6,ピアスパンチ10,アイド
ルピン11,パンチホルダー8,ホルダー9を下降させる。
すると、ピアスパンチ10が内バリ24aをピアスし、上型
7が外バリ25aをトリミングする。また、ストリッパー
6の下端面がリング部22aの端面23aと柄部26aとを押圧
するので、リング部22a端面23aと柄部26aとは、上型7
と下型2とで挾まれることになり、リング部22aの端面2
3aに対して柄部26aを芯出しする矯正(サイジング)が
行われる。
ピアスされた内バリスクラップ24は第2図に示す如く
下型2の孔3内に落下し、トリミングされた周状の外バ
リスクラップ25は、前述の外バリ切断刃5によって中央
部付近を切断され、第4図に示す様な2片の外バリスク
ラップ25,25となった後、第2図に示す如く、下型2か
ら排除される。
このように以上の一工程終了後のアイボルト21は、第
4図に示す如く、リング部22の内側には貫通孔27が形成
され、かつリング部22の外周の外バリは完全に除去され
ている。また、リング部22の端面に対する柄部26の芯出
しがされている。
=効果= 以上のように本発明によれば、内側に貫通孔を有する
リング部と、リング部と連結された柄部とを有するアイ
ボルトの製造方法において、リング部と柄部とが鍛造成
形され、リング部の内側に円盤状の内バリを有しかつ該
リング部の外周に周状の外バリを有するバリ付きアイボ
ルトを下型にセットした後、上型及びストリッパーを下
降させて前記内バリのピアシングと、前記外バリのトリ
ミングと、前記柄部のサイジングとを同時に行うので、
鍛造成形にてリング部の内外周にバリ及び外バリを設け
て成形したバリ付きアイボルトの仕上げにおいて、内バ
リのピアシングと、外バリのトリミングと、柄部のサイ
ジングとを、アイボルト本体を変形させることなく一工
程で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の実施例によるアイボルト
の仕上げ加工方法の工程図で、第1図は加工前、第2図
は加工中の部分断面図、第3図は仕上げ加工前のバリ付
きアイボルトの平面図、第4図は仕上げ加工後のアイボ
ルトの平面図である。 (記号の説明) 6……ストリッパー。7……上型。 21……アイボルト。21a……バリ付きアイボルト。 22,22a……リング部。24a……内バリ。 25a……外バリ。26,26a……柄部。 27……貫通孔。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に貫通孔27を有するリング部22と、該
    リング部22と連結された柄部26とを有するアイボルト21
    の仕上げ加工方法において、リング部22aと柄部26aとが
    鍛造成形され、前記リング部22aの内側に円盤状の内バ
    リ24aを有しかつ該リング部22aの外周に周状の外バリ25
    aを有するバリ付きアイボルト21aを下型にセットした
    後、上型7及びストリッパー6を下降させて前記内バリ
    24aのピアシングと、前記外バリ25aのトリミングと、前
    記柄部26aのサイジングとを同時に行うことを特徴とす
    るアイボルトの仕上げ加工方法。
JP2277191A 1990-10-15 1990-10-15 アイボルトの仕上げ加工方法 Expired - Lifetime JP2558550B2 (ja)

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JPH04157037A JPH04157037A (ja) 1992-05-29
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101209393B1 (ko) 2010-07-23 2012-12-06 이현석 트랙터용 클러치 단조 가공방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101209393B1 (ko) 2010-07-23 2012-12-06 이현석 트랙터용 클러치 단조 가공방법

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JPH04157037A (ja) 1992-05-29

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