JPH04318284A - エンジンの点火装置 - Google Patents

エンジンの点火装置

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Publication number
JPH04318284A
JPH04318284A JP8687291A JP8687291A JPH04318284A JP H04318284 A JPH04318284 A JP H04318284A JP 8687291 A JP8687291 A JP 8687291A JP 8687291 A JP8687291 A JP 8687291A JP H04318284 A JPH04318284 A JP H04318284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
main switch
circuit
ignition
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP8687291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kurano
倉野 義明
Norio Hayashi
典男 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP8687291A priority Critical patent/JPH04318284A/ja
Publication of JPH04318284A publication Critical patent/JPH04318284A/ja
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  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電源とイグニションコ
イルを結ぶ電源回路が不正な行為により導通された際に
、点火機能が働かないようにしたエンジンの点火装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に用いられるエンジンの点火
装置は、電源とイグニションコイルを接続する電源回路
に、専用の鍵によって開閉されるメインスイッチを備え
ている。そして、この点火装置では、メインスイッチを
閉じることにより、イグニションコイルの1次側にバッ
テリの電流を流して点火を可能にするものと、メインス
イッチの特定の回路を開くことで点火を可能にするもの
が一般的となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
点火装置では、メインスイッチに導かれている配線を切
断したり、この切断した配線の中から特定のものを選択
して直結すると、イグニションコイルの1次側にバッテ
リの電流が流れ、エンジンが始動可能な状態となる虞れ
があり得る。このため、メインスイッチを開閉する鍵が
なくとも、エンジンを始動させることが可能となり、自
動二輪車の盗難の要因となるといった問題がある。
【0004】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、電源回路が不正な行為により導通された
場合には点火機能が働かず、エンジンを始動不能な状態
に保てる点火装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、電源に接続されたイグニションコイルと、このイグ
ニションコイルの2次側に高電圧を発生させ、点火プラ
グに電気火花を飛ばすためのコイル駆動回路と、上記電
源とイグニションコイルとを接続する電源回路を開閉す
るためのメインスイッチと、このメインスイッチに接続
され、電源電圧が印加される抵抗を有する検出回路と、
この検出回路により検出される電圧値が予め設定された
範囲内にある時に、上記コイル駆動回路を駆動し、上記
検出回路により検出される電圧値が予め設定された範囲
を外れた時に、上記コイル駆動回路の駆動を禁止する制
御手段とを具備したことを特徴としている。
【0006】
【作用】この構成によれば、エンジンを始動させるに当
り、メインスイッチを閉じると、イグニションコイルの
1次側に電源から電流が流れる。そして、メインスイッ
チが閉じられていれば、検出回路に電源電圧が印加され
るので、制御手段は検出回路により検出された電圧値が
予め設定された範囲内にあると判断し、コイル駆動回路
を駆動する。このため、適性な点火時期にイグニション
コイルの2次側に高電圧が発生され、点火プラグに電気
火花が飛ぶことになる。
【0007】これに対し、メインスイッチに接続された
配線を切断したり、あるいは切断した配線の特定部分を
直結する等の不正な行為によって、電源回路が閉じられ
た場合は、メインスイッチは開いたままであるので、検
出回路には電源電圧が印加されなくなる。このため、検
出回路により検出される電圧値が変化し、この電圧値が
予め設定された範囲を外れるので、制御手段はこの電圧
値の変化からからメインスイッチ回りに異常が生じて電
源回路が不正に閉じられたと判断し、コイル駆動回路の
駆動を禁止する。したがって、電源回路が不正に閉じら
れても、イグニションコイルの2次側に高電圧を発生さ
せることはできず、エンジンの始動が不可能な状態に保
たれる。
【0008】
【実施例】以下本発明を、自動二輪車用エンジンの点火
装置に適用した図面にもとづいて説明する。
【0009】図1において、符号1は電源としてのバッ
テリを示す。このバッテリ1は、ヒューズ2を介してイ
グニションコイル3の1次コイル3aに接続されている
。イグニションコイル3の2次コイル3bは、エンジン
の点火プラグ4に接続されている。
【0010】バッテリ1とイグニションコイル3とを接
続する電源回路5には、この電源回路5を開閉するメイ
ンスイッチ6が設けられている。メインスイッチ6は、
図示しない鍵によってOFF位置とON位置とに亘って
回動操作される可動接点6aと、この可動接点6aをO
FF位置からON位置に回動させた時に、可動接点6a
に接する固定接点6bを備えている。
【0011】また、電源回路5には、点火ユニット7が
並列に接続されている。点火ユニット7は、図2に示す
ようにトランジスタを用いたコイル駆動回路8を備えて
おり、このコイル駆動回路8は、電源回路5のメインス
イッチ6とイグニションコイル3との間に接続されてい
る。このため、メインスイッチ6の可動接点6aを固定
接点6bに接触させ、このメインスイッチ6を閉じると
、バッテリ1からの電流がイグニションコイル3の1次
コイル3aを介してコイル駆動回路8に流れるようにな
っている。
【0012】点火ユニット7には、コイル駆動回路8の
駆動を制御するための中央演算処理装置9が設けられて
いる。中央演算処理装置9には、入力用のインターフェ
イス回路10を介して点火時期を決定するピックアップ
コイル11が接続されている。ピックアップコイル11
は、エンジンのクランク軸と一体に回転するリラクター
12と対向しており、このリラクター12が点火位置に
回されると、ピックアップコイル11に電流が発生し、
この電流が点火信号となって中央演算処理装置9に入力
される。点火信号が中央演算処理装置9に送られると、
この中央演算処理装置9はコイル駆動回路8に制御信号
を送出し、このコイル駆動回路8を駆動する。コイル駆
動回路8が駆動されると、イグニションコイル3の1次
コイル3aに流れていた電流が遮断され、イグニション
コイル3の2次コイル3bに高電圧が発生する。このた
め、点火プラグ4の電極に電気火花が飛び、エンジンが
始動可能となる。
【0013】ところで、中央演算処理装置9には、入力
用のインターフェイス回路14を介して検出抵抗15を
有する検出回路16が接続されている。検出回路16は
、抵抗17を介してメインスイッチ6の可動接点6aに
接続されている。このため、メインスイッチ6を閉じる
と、検出回路16にバッテリ1の基準電圧Vが印加され
、この検出回路16にバッテリ1からの電流が検出信号
として流れるようになっており、この検出信号がインタ
ーフェイス回路14を介して上記中央演算処理装置9に
入力される。そして、インターフェイス回路14は、上
記検出回路16に電流が流れた時に、その抵抗15に発
生する電圧値V1 を読み取るための変換回路を含んで
おり、上記中央演算処理装置9は、この読み取った電圧
値V1 にもとづいてコイル駆動回路8を制御するよう
になっている。
【0014】この制御方法について図3を参照して説明
すると、中央演算処理装置9は、最初のステップS1 
でメインスイッチ6がONされているか否かについて判
断する。メインスイッチ6がONされている場合は、次
のステップS2 に進む。このステップS2 では、検
出回路16により検出される電圧値V1 を判断するた
めの前処理として、電圧値V1 のチェック回数を表す
初期値nを0にセットする。初期値nの設定が完了した
ならば、インターフェイス回路14内の変換回路で読み
取った検出回路16の電圧値V1 にもとづいて、この
電圧値V1 が予め設定された範囲内にあるか否かにつ
いて判断するステップS3 に進む。このステップS3
 では、上記検出抵抗15の抵抗値をRsw、抵抗17
の抵抗値をR1 とした時、検出回路16の電圧値V1
 がバッテリ1の基準電圧Vに対し、Rsw/(R1 
+Rsw)倍であるか否かについての判断がなされる。 このRsw/(R1 +Rsw)の値が予め設定された
範囲内にあれば、中央演算処理装置9は電源回路5が正
規に閉じられたものと判断し、コイル駆動回路8に駆動
用制御信号を送出して通常の点火制御を行うステップS
4 に進む。
【0015】また、このRsw/(R1 +Rsw)の
値が設定範囲を外れていた場合には、上記電圧値のチェ
ック回数が何回目かを判断するステップS5 に進む。 本実施例の場合は、電圧値を5回チェックするようにし
ているので、上記初期値nが5であるか否かについて判
断する。 初期値nが5又はそれ以下の場合は、待ち時間0.3秒
を設定するステップS6 を経て初期値nの値に1を加
算する次のステップS7に進み、初期値nの書き換えを
行う。初期値nの書き換えが完了したならば、再びステ
ップS3 に戻り、上記と同様の処理を繰り返し行う。 この繰り返しにより、ステップS5 で初期値nが5を
上回った時、中央演算処理装置9はコイル駆動回路8へ
の駆動用制御信号の送出を停止して点火を禁止するステ
ップS8 に進むことになる。
【0016】このような構成において、エンジンを始動
させるに当り、メインスイッチ6を閉じると、コイル駆
動回路8にバッテリ1から電流が流れ、イグニションコ
イル3の1次コイル3aにバッテリ1の電流が流れる。 メインスイッチ6が閉じられると、このメインスイッチ
6を介して検出回路16にバッテリ1の基準電圧Vが印
加されるので、ステップS3 で検出回路16により検
出される電圧値V1 が予め設定された範囲内にあると
判断され、中央演算処理装置9は電源回路5が正規の方
法で閉じられたと判断する。
【0017】したがって、中央演算処理装置9からコイ
ル駆動回路8に駆動用制御信号が送出され、適性な点火
タイミングの時にイグニションコイル3の1次コイル3
aに流れていたバッテリ3の電流が遮断される。この結
果、イグニションコイル3の2次コイル3bに高電圧が
発生して、点火プラグ4の電極に電気火花が飛び、エン
ジンの始動が可能となる。
【0018】これに対し、メインスイッチ6を操作する
ことなく、不正な行為で電源回路5を導通させた場合は
、メインスイッチ6の可動接点6aが固定接点6bから
離れ、このメインスイッチ6が開いたままであるので、
検出回路15にはバッテリ1の基準電圧Vが印加されな
くなる。すると、検出回路15により検出される電圧値
V1 が変化するので、ステップS3 で検出回路15
の電圧値V1 が設定値の範囲外にあると判断され、こ
の電圧値のチェックを5回繰り返した後、点火を禁止す
るステップS8 に進む。
【0019】したがって、中央演算処理装置9は、電源
回路5が導通状態にあっても、コイル駆動回路8への駆
動用制御信号の送出を停止し、点火機能が働かなくなる
。よって、不正な行為によるエンジンの始動が不可能と
なり、電源回路5の直結等による自動二輪車の盗難を未
然に防止することができる。
【0020】なお、上記実施例では、ステップS5 で
検出回路の電圧値のチェックを5回繰り返すようにした
が、このチェック回数は5回に制約されないとともに、
ステップS6 で設定した待ち時間もO.3秒に制約さ
れず、場合によってはステップS6 を省略しても良い
【0021】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、メインス
イッチに接続された検出回路に電源電圧が印加されない
限り、制御手段はコイル駆動回路の点火動作を禁止する
ので、不正な行為によって電源回路が不所望に導通され
た場合は、点火プラグに電気火花を飛ばすことができな
くなり、エンジンの始動を未然に防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における点火装置の回路図。
【図2】点火信号を発する点火ユニットのブロック図。
【図3】中央演算処理装置の処理内容を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1…電源(バッテリ)、4…点火プラグ、5…電源回路
、6…メインスイッチ、8…コイル駆動回路、9…制御
手段(中央演算処理装置)、15…検出抵抗、16…検
出回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電源に接続されたイグニションコイル
    と、このイグニションコイルの2次側に高電圧を発生さ
    せ、点火プラグに電気火花を飛ばすためのコイル駆動回
    路と、上記電源とイグニションコイルとを接続する電源
    回路を開閉するためのメインスイッチと、このメインス
    イッチに接続され、電源電圧が印加される抵抗を有する
    検出回路と、この検出回路により検出される電圧値が予
    め設定された範囲内にある時に、上記コイル駆動回路を
    駆動し、上記検出回路により検出される電圧値が予め設
    定された範囲を外れた時に、上記コイル駆動回路の駆動
    を禁止する制御手段と、を具備したことを特徴とするエ
    ンジンの点火装置。
JP8687291A 1991-04-18 1991-04-18 エンジンの点火装置 Pending JPH04318284A (ja)

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JP8687291A JPH04318284A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 エンジンの点火装置

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JPH04318284A true JPH04318284A (ja) 1992-11-09

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ID=13898918

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JP (1) JPH04318284A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653771U (ja) * 1992-12-24 1994-07-22 日本電装株式会社 車両用盗難防止装置
FR2732077A1 (fr) * 1995-03-24 1996-09-27 Honda Motor Co Ltd Circuit d'allumage pour moteur de vehicule
EP0842833A3 (en) * 1996-11-18 2000-07-12 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Ignition control system
US6564786B2 (en) * 2000-10-03 2003-05-20 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Apparatus and method for controlling ignition of an internal combustion engine

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