JPH04316619A - 二重撚糸スピンドル - Google Patents
二重撚糸スピンドルInfo
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- JPH04316619A JPH04316619A JP4017463A JP1746392A JPH04316619A JP H04316619 A JPH04316619 A JP H04316619A JP 4017463 A JP4017463 A JP 4017463A JP 1746392 A JP1746392 A JP 1746392A JP H04316619 A JPH04316619 A JP H04316619A
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- Japan
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- spindle
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 2
- 239000002775 capsule Substances 0.000 abstract description 5
- 238000013022 venting Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H15/00—Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing
- D01H15/007—Piecing arrangements ; Automatic end-finding, e.g. by suction and reverse package rotation; Devices for temporarily storing yarn during piecing for two-for-one twisting machines
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H13/00—Other common constructional features, details or accessories
- D01H13/10—Tension devices
- D01H13/104—Regulating tension by devices acting on running yarn and not associated with supply or take-up devices
- D01H13/106—Regulating tension by devices acting on running yarn and not associated with supply or take-up devices for double-twist spindle
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/86—Multiple-twist arrangements, e.g. two-for-one twisting devices ; Threading of yarn; Devices in hollow spindles for imparting false twist
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の前提部に記
載された二重撚糸スピンドルに関するものである。二重
撚糸スピンドルでは、原則として糸は静止したボビンか
ら上方に引き出され、糸通し管の上端部に導かれ、下方
に向かって転向され、糸案内管を通ってスピンドルロー
タに案内される。次に、糸は半径方向に糸貯蔵板の糸案
内路または糸排出路を通ってスピンドルロータから出る
。糸は出口からボビンの回りを回転するバルーニングの
形で上方に案内される。糸のバルーニングは糸案内部材
すなわち糸案内環により上方が制限される。糸はさらに
オーバーフィードローラを介してトラバースガイドに達
し、そこから巻取ボビンに送られる。巻取ボビンは原則
としてフリクションローラによって駆動される。
載された二重撚糸スピンドルに関するものである。二重
撚糸スピンドルでは、原則として糸は静止したボビンか
ら上方に引き出され、糸通し管の上端部に導かれ、下方
に向かって転向され、糸案内管を通ってスピンドルロー
タに案内される。次に、糸は半径方向に糸貯蔵板の糸案
内路または糸排出路を通ってスピンドルロータから出る
。糸は出口からボビンの回りを回転するバルーニングの
形で上方に案内される。糸のバルーニングは糸案内部材
すなわち糸案内環により上方が制限される。糸はさらに
オーバーフィードローラを介してトラバースガイドに達
し、そこから巻取ボビンに送られる。巻取ボビンは原則
としてフリクションローラによって駆動される。
【0002】
【従来の技術】糸をスピンドルに導入または貫通させる
ために、スピンドル中空軸の領域に配置された、圧縮空
気で操作する糸通し装置が知られている。この糸通し装
置では、糸がインゼクタ効果によってスピンドル中空軸
に吸引され、圧縮空気噴流によって糸貯蔵板の糸案内路
を通して搬送される。糸通し装置を作動させるために、
圧縮空気案内路を通してインゼクタノズルに圧縮空気を
供給することが必要である。たとえば、西独特許第24
61796号により、圧縮空気を定置したスピンドル部
分を通すことが公知である。この場合、圧縮空気通路は
定置ボビンケースの構成部分としてその外周からインゼ
クタノズルに通じている。圧縮空気通路はボビンケース
底部で半径方向に延びる部分を有している。この部分に
はボビンケース中空ハブを通る部分が接続している。西
独特許第2035025号または西独特許第30124
27号により、インゼクタノズルを糸貯蔵板の領域の中
央に配置することも公知である。この場合、圧縮空気案
内路または圧縮空気通路は弾み車の中央を貫通している
。このような構成では、圧縮空気案内路の領域で固定部
と回転部との間に連結具が必要である。
ために、スピンドル中空軸の領域に配置された、圧縮空
気で操作する糸通し装置が知られている。この糸通し装
置では、糸がインゼクタ効果によってスピンドル中空軸
に吸引され、圧縮空気噴流によって糸貯蔵板の糸案内路
を通して搬送される。糸通し装置を作動させるために、
圧縮空気案内路を通してインゼクタノズルに圧縮空気を
供給することが必要である。たとえば、西独特許第24
61796号により、圧縮空気を定置したスピンドル部
分を通すことが公知である。この場合、圧縮空気通路は
定置ボビンケースの構成部分としてその外周からインゼ
クタノズルに通じている。圧縮空気通路はボビンケース
底部で半径方向に延びる部分を有している。この部分に
はボビンケース中空ハブを通る部分が接続している。西
独特許第2035025号または西独特許第30124
27号により、インゼクタノズルを糸貯蔵板の領域の中
央に配置することも公知である。この場合、圧縮空気案
内路または圧縮空気通路は弾み車の中央を貫通している
。このような構成では、圧縮空気案内路の領域で固定部
と回転部との間に連結具が必要である。
【0003】請求項1の前提部に記載された二重撚糸ス
ピンドルにおいては、糸をスピンドル中空軸および糸貯
蔵板に空気圧によって導入または貫通させるため、撚糸
工程の安定に必要な制動装置の領域に自由な糸通路を作
ることが必要である。これは、たとえば制動カプセルの
場合、制動子がこれを支持している制動リングによって
解除されることによって行われる。それによって、2つ
の制動リング路が解放される。
ピンドルにおいては、糸をスピンドル中空軸および糸貯
蔵板に空気圧によって導入または貫通させるため、撚糸
工程の安定に必要な制動装置の領域に自由な糸通路を作
ることが必要である。これは、たとえば制動カプセルの
場合、制動子がこれを支持している制動リングによって
解除されることによって行われる。それによって、2つ
の制動リング路が解放される。
【0004】請求項1の前提部に従う配置構成が、西独
特許第2830265号(図6および7)に記載されて
いる。与えられた製作寸法の対応する制動装置において
、インゼクタ効果によって作られる吸引力または負圧は
比較的小さいため、制動リングを包含するピストンは、
制動子を解除するために負圧によって作られた力で調節
され、シリンダ壁に対して可能最小限の摩擦力で支持さ
れることができる。実際の例では、ピストンを戻すリセ
ット部材は,カプセルの所定の調節力またはばね力に正
確に調整されていなければならない。しかしながら、こ
こではインゼクタによって最大限達成できる負圧によっ
て制限されている。下部制動リングを有するピストンに
対する復元力は、カプセルの力より大きくなければなら
ない。
特許第2830265号(図6および7)に記載されて
いる。与えられた製作寸法の対応する制動装置において
、インゼクタ効果によって作られる吸引力または負圧は
比較的小さいため、制動リングを包含するピストンは、
制動子を解除するために負圧によって作られた力で調節
され、シリンダ壁に対して可能最小限の摩擦力で支持さ
れることができる。実際の例では、ピストンを戻すリセ
ット部材は,カプセルの所定の調節力またはばね力に正
確に調整されていなければならない。しかしながら、こ
こではインゼクタによって最大限達成できる負圧によっ
て制限されている。下部制動リングを有するピストンに
対する復元力は、カプセルの力より大きくなければなら
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、請求
項1の前提部に記載された二重撚糸スピンドルを、制動
装置の通気または開放に十分な負圧がインセクタ効果に
よって確実に発生するように形成することである。
項1の前提部に記載された二重撚糸スピンドルを、制動
装置の通気または開放に十分な負圧がインセクタ効果に
よって確実に発生するように形成することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において、前記の
課題は、請求項1の特徴部に記載された特徴によって解
決される。糸通し装置に、すなわち糸通し装置のインゼ
クタパイプまたはインゼクタノズルに圧縮空気が供給さ
れると、インゼクタノズルまたはインゼクタパイプの上
方で負圧が発生する。この負圧は下部制動リングの下方
の空間に進み、(制動ケーシングまたは制動子室は大気
圧下にあるので)圧力差のため下部制動リングを包含し
ているピストンはインゼクタ方向に引かれる。ピストン
が一定程度下方に移動した後、制動リングと制動カプセ
ルすなわち制動子との間が分離する。それによって、制
動子の周りを通って、制動ケーシングに外気が流入する
。外気は、一方では好ましい糸通し空気として通すべき
糸を運ぶが、他方ではそれによって、ピストンに作用す
る負圧または吸引力が減少する。
課題は、請求項1の特徴部に記載された特徴によって解
決される。糸通し装置に、すなわち糸通し装置のインゼ
クタパイプまたはインゼクタノズルに圧縮空気が供給さ
れると、インゼクタノズルまたはインゼクタパイプの上
方で負圧が発生する。この負圧は下部制動リングの下方
の空間に進み、(制動ケーシングまたは制動子室は大気
圧下にあるので)圧力差のため下部制動リングを包含し
ているピストンはインゼクタ方向に引かれる。ピストン
が一定程度下方に移動した後、制動リングと制動カプセ
ルすなわち制動子との間が分離する。それによって、制
動子の周りを通って、制動ケーシングに外気が流入する
。外気は、一方では好ましい糸通し空気として通すべき
糸を運ぶが、他方ではそれによって、ピストンに作用す
る負圧または吸引力が減少する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。本発明による二重撚糸スピンドルは、弾
み車1と、糸貯蔵板3を有する回転プレート2と、ボビ
ン5を有する定置ボビンケースとからなる。ボビンケー
ス4はボビンケース側壁6と、ボビンケース底部7と図
2および図4に示すボビンケース中空ハブ8とからなる
。ボビンケースは、図示されない磁石を装備している。 これらの磁石は、スピンドルの外側に定置された磁石と
協働して、ボビンケース4を停止させる。ボビンケース
4は軸受9(図2)または10,11(図4)によりス
ピンドルロータ12に支持されている。
細に説明する。本発明による二重撚糸スピンドルは、弾
み車1と、糸貯蔵板3を有する回転プレート2と、ボビ
ン5を有する定置ボビンケースとからなる。ボビンケー
ス4はボビンケース側壁6と、ボビンケース底部7と図
2および図4に示すボビンケース中空ハブ8とからなる
。ボビンケースは、図示されない磁石を装備している。 これらの磁石は、スピンドルの外側に定置された磁石と
協働して、ボビンケース4を停止させる。ボビンケース
4は軸受9(図2)または10,11(図4)によりス
ピンドルロータ12に支持されている。
【0008】図2による構成において、ボビンケース底
部7は半径方向に延びた圧縮空気通路13を有している
。圧縮空気通路13の側方に、スイッチボックス15を
介して図式的に示す圧縮空気源16と接続された圧縮空
気管14を取り付けることができる。
部7は半径方向に延びた圧縮空気通路13を有している
。圧縮空気通路13の側方に、スイッチボックス15を
介して図式的に示す圧縮空気源16と接続された圧縮空
気管14を取り付けることができる。
【0009】半径方向に延びている圧縮空気通路13の
内端部には、リング状の圧縮空気通路17が接続してい
る。圧縮空気通路17はボビンケース中空ハブ8を貫通
し、インゼクタノズル19に続いている。インゼクタノ
ズル19はスピンドルロータ12のすぐ上に配置され、
糸貯蔵板3方向に向けられている。インゼクタノズル1
9は、ボビンケース中空ハブ8の中央に装入された管部
22からなる。管部22は一方では圧縮空気通路17に
接続されており、他方では下方のスピンドルロータ12
に向けられている。管部22には環状路を解放するパイ
プスリーブ20が上方から突き出している。パイプスリ
ーブ20は、糸通し管21またはスピンドル中空軸の固
定部の下方延長線上にある。
内端部には、リング状の圧縮空気通路17が接続してい
る。圧縮空気通路17はボビンケース中空ハブ8を貫通
し、インゼクタノズル19に続いている。インゼクタノ
ズル19はスピンドルロータ12のすぐ上に配置され、
糸貯蔵板3方向に向けられている。インゼクタノズル1
9は、ボビンケース中空ハブ8の中央に装入された管部
22からなる。管部22は一方では圧縮空気通路17に
接続されており、他方では下方のスピンドルロータ12
に向けられている。管部22には環状路を解放するパイ
プスリーブ20が上方から突き出している。パイプスリ
ーブ20は、糸通し管21またはスピンドル中空軸の固
定部の下方延長線上にある。
【0010】上端部でシリンダ室8.1を形成するボビ
ンケース中空ハブ8には、ソケット23が接続している
。ソケット23の上端部は、中央のシリンダ端壁24に
よって閉じられている。ソケット23の上端部には、横
方向の空気穴25が設けられている。空気穴25はシリ
ンダ室8.1につながっている。シリンダ部首24.1
を付けたシリンダ端壁24には、シリンダケーシング2
6が接続している。シリンダケーシング26は、制動ケ
ーシングを形成する他のシリンダ室26.1を限定して
いる。このシリンダケーシング26には、概ねカプセル
状の制動子27が収容されている。制動子27は固定さ
れた上部制動リング28と、軸方向に移動可能な下部制
動リング29とに接している。上部制動リング28は、
糸通し管21の下端部に取り付けられたシリンダ部首2
1.1に装入されている。下部制動リング29は、段階
的な内孔を有するピストン30に装入されている。 ピストン30は、シールリング31によりシリンダ室2
6.1内を密封状態で案内されている。ピストン30は
図2に示す制動装置の有効な運転位置において、たとえ
ばコイルばね32によって生じる復元力により上方位置
に保持される。このばねは、ピストン30の下側とシリ
ンダ端壁24の上側との間に支持されている。
ンケース中空ハブ8には、ソケット23が接続している
。ソケット23の上端部は、中央のシリンダ端壁24に
よって閉じられている。ソケット23の上端部には、横
方向の空気穴25が設けられている。空気穴25はシリ
ンダ室8.1につながっている。シリンダ部首24.1
を付けたシリンダ端壁24には、シリンダケーシング2
6が接続している。シリンダケーシング26は、制動ケ
ーシングを形成する他のシリンダ室26.1を限定して
いる。このシリンダケーシング26には、概ねカプセル
状の制動子27が収容されている。制動子27は固定さ
れた上部制動リング28と、軸方向に移動可能な下部制
動リング29とに接している。上部制動リング28は、
糸通し管21の下端部に取り付けられたシリンダ部首2
1.1に装入されている。下部制動リング29は、段階
的な内孔を有するピストン30に装入されている。 ピストン30は、シールリング31によりシリンダ室2
6.1内を密封状態で案内されている。ピストン30は
図2に示す制動装置の有効な運転位置において、たとえ
ばコイルばね32によって生じる復元力により上方位置
に保持される。このばねは、ピストン30の下側とシリ
ンダ端壁24の上側との間に支持されている。
【0011】ピストン30には、下部制動リング29の
延長上にある管33が接続している。管33は、少なく
とも1つの側方開口部33.1を介してシリンダ室26
.1と連通している。管33はシリンダ端壁24の中央
開口部に送入されて少なくとも1つのパッキン34によ
り、シリンダ端壁24を密封状態で貫通し、下端部領域
において第2のピストン35を付けている。第2のピス
トン35は、パッキン36により下部シリンダ室8.1
を密封状態で案内されている。
延長上にある管33が接続している。管33は、少なく
とも1つの側方開口部33.1を介してシリンダ室26
.1と連通している。管33はシリンダ端壁24の中央
開口部に送入されて少なくとも1つのパッキン34によ
り、シリンダ端壁24を密封状態で貫通し、下端部領域
において第2のピストン35を付けている。第2のピス
トン35は、パッキン36により下部シリンダ室8.1
を密封状態で案内されている。
【0012】糸通しの目的で、インゼクタに圧縮空気通
路13および17を通って圧縮空気が送られる。この圧
縮空気は矢印f1 , f2 およびf3 の方向に送
られる。 すると、インゼクタ上方の室および通路システムには、
負圧または吸引空気流が発生する。一方では第2のピス
トン35の下側に作用し、他方では管33および側方開
口部33.1を通って第1のピストン30の下側に作用
する負圧または吸引力によって、2つのピストンは管3
3と一緒に下方の図3に示す位置に引っ張られる。それ
によって、制動子27と制動リング28および29から
解放される。
路13および17を通って圧縮空気が送られる。この圧
縮空気は矢印f1 , f2 およびf3 の方向に送
られる。 すると、インゼクタ上方の室および通路システムには、
負圧または吸引空気流が発生する。一方では第2のピス
トン35の下側に作用し、他方では管33および側方開
口部33.1を通って第1のピストン30の下側に作用
する負圧または吸引力によって、2つのピストンは管3
3と一緒に下方の図3に示す位置に引っ張られる。それ
によって、制動子27と制動リング28および29から
解放される。
【0013】制動ケーシングを形成するシリンダ室26
.1に、半径方向内側に向いた少なくとも3つの支えカ
ム37として形成された保持装置または把促装置が装入
されていることが好都合である。これらのカラーは、半
径方向外側に突き出した制動子27のカラー27.1を
、制動子外周の部分領域を介して支持する働きをする。 このとき、下部制動リング29は下方に移動し、制動子
27は重力の作用で落下している。図3に示す制動装置
の開放または通気状態において、糸Fは糸通し管21と
、スピンドルロータ12を通って糸貯蔵板に至る通路と
の間を自由に通ることができる。それゆえ、糸通し管の
上端部に保持された糸Fは吸引され、インゼクタの後方
で作用する圧縮空気噴流により矢印f4 の方向へ糸貯
蔵板の糸案内路を通って搬送される。
.1に、半径方向内側に向いた少なくとも3つの支えカ
ム37として形成された保持装置または把促装置が装入
されていることが好都合である。これらのカラーは、半
径方向外側に突き出した制動子27のカラー27.1を
、制動子外周の部分領域を介して支持する働きをする。 このとき、下部制動リング29は下方に移動し、制動子
27は重力の作用で落下している。図3に示す制動装置
の開放または通気状態において、糸Fは糸通し管21と
、スピンドルロータ12を通って糸貯蔵板に至る通路と
の間を自由に通ることができる。それゆえ、糸通し管の
上端部に保持された糸Fは吸引され、インゼクタの後方
で作用する圧縮空気噴流により矢印f4 の方向へ糸貯
蔵板の糸案内路を通って搬送される。
【0014】糸通しが終了した後に圧縮空気流が中断さ
れると、ピストンシステムと、したがって下部制動リン
グ29とは戻しばね32によって、再び図2に示す運転
位置に戻される。図4に示す二重撚糸スピンドルにおい
て、インゼクタノズル40は糸貯蔵板3中央に配置され
ている。このインゼクタノズル40に、弾み車1を貫通
している圧縮空気通路1.1により図式的に示す圧縮空
気源41から圧縮空気が、たとえば西独特許第2035
025号または第3012427号に記載された方法で
送られる。インゼクタノズルは、圧縮空気が送られると
圧縮空気噴流が半径方向に向いた糸貯蔵板3の糸案内路
3.1に進入するように配置されている。その際、スピ
ンドルロータ12を軸方向に貫通している通路12.1
内に上方の制動装置にまで作用する負圧または吸引空気
流が発生し、制動装置を図4に示す方法で開放または通
気する。
れると、ピストンシステムと、したがって下部制動リン
グ29とは戻しばね32によって、再び図2に示す運転
位置に戻される。図4に示す二重撚糸スピンドルにおい
て、インゼクタノズル40は糸貯蔵板3中央に配置され
ている。このインゼクタノズル40に、弾み車1を貫通
している圧縮空気通路1.1により図式的に示す圧縮空
気源41から圧縮空気が、たとえば西独特許第2035
025号または第3012427号に記載された方法で
送られる。インゼクタノズルは、圧縮空気が送られると
圧縮空気噴流が半径方向に向いた糸貯蔵板3の糸案内路
3.1に進入するように配置されている。その際、スピ
ンドルロータ12を軸方向に貫通している通路12.1
内に上方の制動装置にまで作用する負圧または吸引空気
流が発生し、制動装置を図4に示す方法で開放または通
気する。
【0015】図4に示す構成において、ピストンシステ
ムは三重システムとして形成されている。この目的のた
めに、管33は第2のピストン35を貫通してもう1つ
の管部分33.2だけ長くされている。管部分33.2
はピストン35の下方の少なくとも側方開口部33.3
を介して、このピストン35を収容しているシリンダ室
42と連通している。この管部分33.2はシリンダ端
壁43内を密封状態で通されている。管部分33.2は
その下端部に第3のピストン44を付けている。第3の
ピストン44は、第3のシリンダ室45内を密封状態で
移動できる。シリンダ室45には、第3のピストン44
の上方で少なくとも空気穴46が開いている。
ムは三重システムとして形成されている。この目的のた
めに、管33は第2のピストン35を貫通してもう1つ
の管部分33.2だけ長くされている。管部分33.2
はピストン35の下方の少なくとも側方開口部33.3
を介して、このピストン35を収容しているシリンダ室
42と連通している。この管部分33.2はシリンダ端
壁43内を密封状態で通されている。管部分33.2は
その下端部に第3のピストン44を付けている。第3の
ピストン44は、第3のシリンダ室45内を密封状態で
移動できる。シリンダ室45には、第3のピストン44
の上方で少なくとも空気穴46が開いている。
【0016】下部シリンダ室45の底部は、中央開口部
を有しており、管33はスピンドルロータ12の軸方向
通路12.1と連通している。糸通しの目的で、インゼ
クタノズル40に圧縮空気が送られると、スピンドル中
空軸内に矢印f5 方向に作用する負圧または吸引空気
流が発生し、三重ピストン30,35および44と、し
たがって下部制動リング29が下方に移動する。その結
果、図2および3との関連で記載した方法で、糸通し管
21の上端部に保持された糸Fはスピンドルを通って搬
送される。三重ピストンと、したがって下部制動リング
29は、戻しばね32によって運転位置に戻される。
を有しており、管33はスピンドルロータ12の軸方向
通路12.1と連通している。糸通しの目的で、インゼ
クタノズル40に圧縮空気が送られると、スピンドル中
空軸内に矢印f5 方向に作用する負圧または吸引空気
流が発生し、三重ピストン30,35および44と、し
たがって下部制動リング29が下方に移動する。その結
果、図2および3との関連で記載した方法で、糸通し管
21の上端部に保持された糸Fはスピンドルを通って搬
送される。三重ピストンと、したがって下部制動リング
29は、戻しばね32によって運転位置に戻される。
【0017】
【発明の効果】本発明において用いられる多重ピストン
システム、つまり請求項2による二重ピストンまたは請
求項3による三重ピストンに基づき、ピストンシステム
に作用する力は倍加される。そのため、糸通し装置に圧
縮空気を供給する間、制動装置の確実な開放または通気
が保証される。
システム、つまり請求項2による二重ピストンまたは請
求項3による三重ピストンに基づき、ピストンシステム
に作用する力は倍加される。そのため、糸通し装置に圧
縮空気を供給する間、制動装置の確実な開放または通気
が保証される。
【図1】本発明による二重撚糸スピンドルの略示側面図
である。
である。
【図2】制動装置が作動位置にあるスピンドル中空軸の
軸方向断面図である。
軸方向断面図である。
【図3】制動装置が開いた、または通気されたスピンド
ル中空軸の軸方向断面図である。
ル中空軸の軸方向断面図である。
【図4】別様に形成された制動装置と糸通し装置を有す
るスピンドル中空軸の軸方向断面図である。
るスピンドル中空軸の軸方向断面図である。
1…弾み車
1.1…圧縮空気通路
3…糸貯蔵板
3.1…糸貯蔵板通路
7…ボビンケース底部
8…ボビンケース中空ハブ
8.1,26.1,42,45…シリンダ室12…スピ
ンドルロータ 13,17…圧縮空気通路部分 19,40…インゼクタノズル 24,43…シリンダ端壁 25,46,47…空気穴 26…シリンダケーシング 27…制動子 27.1…カラー 29…制動リング 30,35,44…ピストン 33…管 33.1,33.3…開口部 33.2…管部分 37…支えカム
ンドルロータ 13,17…圧縮空気通路部分 19,40…インゼクタノズル 24,43…シリンダ端壁 25,46,47…空気穴 26…シリンダケーシング 27…制動子 27.1…カラー 29…制動リング 30,35,44…ピストン 33…管 33.1,33.3…開口部 33.2…管部分 37…支えカム
Claims (6)
- 【請求項1】 圧縮空気で操作する糸通し装置を有し
、この糸通し装置から糸がインゼクタ効果によって糸通
し管に吸引され、圧縮空気噴流によって糸貯蔵板の糸案
内路を通して送られ、スピンドル中空軸の領域に配置さ
れた制御装置を有し、制動ケーシング内に概ねカプセル
状の制動子が上部および下部制動リングに接し、これら
の制動リングのうち下部制動リングがピストンの一部を
なし、このピストンがインゼクタ効果によって生じた負
圧または吸引空気流の作用により、シリンダ室を形成す
る制動ケーシング内部で復元力に抗し密封状態で軸方向
に移動して、制動子の動作を解除し、さらに、この制動
子を制動リング路が開いた中間位置に保持するための保
持装置が制動子に付随している二重撚糸スピンドルにお
いて、下部制動リング(29)にこれと同軸に、シリン
ダ室(8.1,42,45)に案内されており、圧縮空
気が当たる少なくとももう1つのピストン(35,44
)が接続していることを特徴とする二重撚糸スピンドル
。 - 【請求項2】 圧縮空気で操作する糸通し装置を有し
、この糸通し装置から糸がインゼクタ効果によって糸通
し管に吸引され、圧縮空気噴流によって糸貯蔵板の糸案
内路を通して送られ、スピンドル中空軸の領域に配置さ
れた制動装置を有し、制動ケーシング内に概ねカプセル
状の制動子が上部および下部制動リングに接し、これら
の制動リングのうち下部制動リングがピストンの一部を
なし、このピストンがインゼクタ効果によって生じた負
圧または吸引空気流の作用により、シリンダ室を形成す
る制動ケーシング内部で復元力に抗し密封状態で軸方向
に移動して、制動子の動作を解除し、さらに、この制動
子を制動リング路が開いた中間位置に保持するための保
持装置が制動子に付随している二重撚糸スピンドルにお
いて、ピストン(30)に、下部制動リング(29)の
延長上に位置する管(33)が接続しており、この管(
33)が少なくとも1つの側方開口部(33.1)を介
してピストン(30)を収容しているシリンダ室(26
.1)と連通しており、シリンダ室(26.1)のシリ
ンダ端壁(24)において密封状態で案内されており、
また、管(33)が第2のピストン(35)を支持し、
第2のピストン(35)が密封状態で第2のシリンダ室
(8.1または42)内で移動でき、このシリンダ室に
シリンダ端壁(24)と第2のピストン(35)の上側
との間に少なくとも1つの空気穴(25,46,47)
が開いていることを特徴とする二重撚糸スピンドル。 - 【請求項3】 管(33)が第2のピストン(35)
を越えてもう1つの管部分(33.2)を有し、この管
部分(33.2)が少なくとも1つの側方開口部(33
.3)を介して第2のシリンダ室(42)と連通して、
密封状態でシリンダ端壁(43)に案内されており、ま
た、管部分(33.2)が下方端部で第3のピストン(
44)を支持し、このピストン(44)が第3のシリン
ダ室(45)内を密封状態で移動でき、このシリンダ室
には第3のピストン(45)の上方で少なくとも1つの
空気穴(46)が開いている請求項2記載の二重撚糸ス
ピンドル。 - 【請求項4】 糸通し装置がスピンドルロータ(12
)の上方で定置されたスピンドル中空軸の領域に配置さ
れていること、および糸通し装置のインゼクタノズル(
19)に通じた、圧縮空気源に接続できる圧縮空気通路
が設けられており、この圧縮空気通路が二重撚糸スピン
ドルのボビンケース底部(7)を半径方向に貫通した圧
縮空気通路部分(13)を有し、これにボビンケース中
空ハブ(8)を貫通した圧縮空気通路部分(17)が接
続していること、を特徴とする請求項2または3に記載
の装置。 - 【請求項5】 糸通し装置が糸貯蔵板(3)の中央に
配置されており、その排出口が半径方向に延びた糸貯蔵
板案内路(3.1)に向けられていること、およびイン
ゼクタノズル(40)に通じる圧縮空気通路(1.1)
が下方から弾み車(1)の中央を貫通していることを特
徴とする請求項2または3記載の装置。 - 【請求項6】 制動子保持装置が制動ケーシングを形
成するシリンダケーシング(26)に装入されており、
また、半径方向外方に突き出したカラー(27.1)有
する制動子(27)を支持するための、半径方向内方に
向けられた支えカム(37)を包含している請求項2ま
たは3に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE41032861 | 1991-02-04 | ||
DE4103286A DE4103286C2 (de) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | Doppeldraht-Zwirnspindel |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3108175B2 JP3108175B2 (ja) | 2000-11-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP04017463A Expired - Fee Related JP3108175B2 (ja) | 1991-02-04 | 1992-02-03 | 二重撚糸スピンドル |
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DE4342244A1 (de) * | 1993-12-10 | 1995-06-14 | Lim Jin Tae | Nadeleinsetzvorrichtung für ein Garneinhaken in einer Zwei-Vier-Eins-Garnzwirnmaschine |
DE19540790C1 (de) * | 1995-11-02 | 1996-12-05 | Palitex Project Co Gmbh | Zwirnspindel, insbesondere für eine mehrere Zwirnspindeln aufweisende Doppeldraht-Zwirnmaschine |
DE19955399C2 (de) * | 1999-11-18 | 2001-10-04 | Volkmann Gmbh | Kablier- und Doppeldrahtzwirn-Spindel |
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DE10032140A1 (de) * | 2000-07-01 | 2002-01-17 | Volkmann Gmbh | Fadenbremse und mit einer solchen Fadenbremse ausgerüstete Spindeln, Doppeldraht-Zwirnspindeln und Doppeldraht-Zwirnmaschinen |
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DE102009058979A1 (de) * | 2009-12-18 | 2011-06-22 | Oerlikon Textile GmbH & Co. KG, 42897 | Fadenbremse für eine Doppeldrahtzwirnspindel |
CN103243421B (zh) * | 2013-04-19 | 2015-12-02 | 徐州斯尔克纤维科技股份有限公司 | 一种倍捻机的气动控制系统 |
DE102015014299A1 (de) * | 2015-11-06 | 2017-05-11 | Saurer Germany Gmbh & Co. Kg | Außenfadenbremse, Kordier- oder Kabliermaschine mit einer Außenfadenbremse und Verfahren zum Betreiben einer solchen Kordier- oder Kabliermaschine |
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---|---|---|---|---|
DE2830265C2 (de) * | 1978-07-10 | 1983-01-13 | Palitex Project-Company Gmbh, 4150 Krefeld | Doppeldraht-Zwirnspindel |
DE2914656C2 (de) * | 1979-04-11 | 1982-04-22 | Palitex Project-Company Gmbh, 4150 Krefeld | Fadenbremse insbesondere für Doppeldraht-Zwirnspindeln |
DE3012427A1 (de) * | 1980-03-31 | 1981-04-16 | Saurer-Allma Gmbh, 8960 Kempten | Doppeldrahtzwirnspindel mit druckluftbetaetigter einfaedelvorrichtung |
DE3104748C2 (de) * | 1981-02-11 | 1984-11-08 | Palitex Project-Company Gmbh, 4150 Krefeld | Pneumatisch durchfädelbare Fadenbremse, insbesondere für eine Doppeldraht-Zwirnspindel |
DE3243147C2 (de) * | 1982-11-22 | 1989-11-02 | Kraftwerk Union AG, 4330 Mülheim | Verfahren zur Meerwasseraufbereitung |
DE3243157C2 (de) * | 1982-11-23 | 1985-01-24 | Palitex Project-Company Gmbh, 4150 Krefeld | Fadenbremse mit zugeordneter druckluftbetätigter Einfädelvorrichtung, insbesondere für Doppeldraht-Zwirnspindeln |
-
1991
- 1991-02-04 DE DE4103286A patent/DE4103286C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-12-27 EP EP91122255A patent/EP0498077B1/de not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-01-24 CZ CS92212A patent/CZ281953B6/cs unknown
- 1992-02-03 JP JP04017463A patent/JP3108175B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-02-04 US US07/830,598 patent/US5155988A/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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CZ281953B6 (cs) | 1997-04-16 |
JP3108175B2 (ja) | 2000-11-13 |
US5155988A (en) | 1992-10-20 |
DE4103286C2 (de) | 1993-10-28 |
CS21292A3 (en) | 1992-08-12 |
DE4103286A1 (de) | 1992-08-06 |
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EP0498077A3 (en) | 1992-09-09 |
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