JPH0431643Y2 - - Google Patents

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JPH0431643Y2
JPH0431643Y2 JP1985173597U JP17359785U JPH0431643Y2 JP H0431643 Y2 JPH0431643 Y2 JP H0431643Y2 JP 1985173597 U JP1985173597 U JP 1985173597U JP 17359785 U JP17359785 U JP 17359785U JP H0431643 Y2 JPH0431643 Y2 JP H0431643Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は装置本体の内部に機構部を保守点検
時に前面に引出し可能に設けたCRTデイスプレ
イ付自動入出金取引装置に関する。
〔従来の技術〕
自動入出金取引装置では、最近顧客の操作を案
内するのにCRTデイスプレイを用いるものが多
くなつてきている。このようなCRTデイスプレ
イ付の自動入出金取引装置の中には後方に内部に
収納されている機構部を引き出すために十分な空
間を持てないような場所に設置されるものがあ
る。
このため、保守点検の際、装置内部の機構部を
装置前面側から引き出す構成とされているものも
ある。
こうした前面運用型の自動入出金取引装置で
は、上記のように内部の機構部を引き出す場合、
上記顧客操作案内用のCRTデイスプレイが邪魔
になる。
すなわち、第2図に従来例を示す構成図であ
り、1はCRTデイスプレイ、2は装置に対して
上方に開けることが可能な接客パネルで、この接
客パネル2に直接前記CRTデイスプレイ1が取
り付けられている。100は装置前面側に開閉可
能に設けられた扉、101は第1機構部、102
は第2機構部で装置内に左右並設して収納されて
おり、装置前面側から独立して引き出し可能であ
る。
ここで、CRTデイスプレイ1は扉100と第
1機構部101および第2機構部102との間に
形成される空間に設けられ、顧客が見やすいよう
に装置前面側から見て中央部寄りに位置してお
り、CRTデイスプレイ1の一部が第1機構部1
01の前面側に入り込んで、このCRTデイスプ
レイ1が第1機構部101の装置前面側からの引
き出し経路を塞いでいる。このためCRTデイス
プレイ1を接客パネル2に直接取り付けて、第1
機構部101の保守点検時には扉100を開ける
とともに接客パネル2を上方に持ち上げること
で、CRTデイスプレイ1も上方に上がり、第1
機構部101の装置前面側からの引き出し経路を
CRTデイスプレイ1が塞がなくなる。
第3図は他の従来例を示す構成図で、1は
CRTデイスプレイ、2は装置に対して上方に開
けることが可能な接客パネルで、前記CRTデイ
スプレイ1は下側に回転するようになつている。
3はCRTデイスプレイ1移動の際の重量軽減の
ために設けられたガススプリングである。
100は装置前面側に開閉可能に設けられた
扉、101は第1機構部、102は第2機構部で
装置内に左右並設して収納されており、装置前面
側から独立して引き出し可能である。
ここで、CRTデイスプレイ1は扉100と第
1機構部101および第2機構部102との間に
形成される空間に設けられ、顧客が見やすいよう
に装置前面側から見て中央部寄りに位置してお
り、CRTデイスプレイ1の一部が第1機構部1
01の前面側に入り込んで、このCRTデイスプ
レイ1が第1機構部101の装置前面側からの引
き出し経路を塞いでいる。このため、CRTデイ
スプレイ1を下側に回転可能として、第1機構部
101の保守点検時には扉100や接客パネル2
を開けるとともに、CRTデイスプレイ1を下側
に回転させることで、第1機構部101の装置前
面側からの引き出し経路をCRTデイスプレイ1
が塞がなくなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記前者の構成では、開閉を行う接客
パネル2に重量のあるCRTデイスプレイ1を固
定しているので、保守点検の際に接客パネル2を
開ける時、CRTデイスプレイ1の重量を人手で
支持しながら開ける必要があり、多くの労力を必
要とするとともに、接客パネル2の開閉による
CRTデイスプレイ1の移動経路は長く、重心が
大幅に移動するという問題点があつた。
また、保守点検時には接客パネル2が上方に開
いてCRTデイスプレイ1が頭上に位置する状態
で保守点検作業を行うことになり、CRTデイス
プレイ1にぶつかるおそれがあるとともに、接客
パネル2はその重量がCRTデイスプレイ1によ
り重くなるため、落下して装置を損傷したり保守
点検中の人にぶつかる危険性があつた。
また、上記後者の構成では、CRTデイスプレ
イ1の重量軽減のため、ガススプリング3等を用
いてCRTデイスプレイ1の移動を図つているが、
仕掛けが大がかりとなりコストアツプにつながる
という問題点があつた。
そこで、この考案は前記問題点に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは装置本体の
内部の第1機構部を引き出す時に、その引き出し
経路を塞がないようにCRTデイスプレイを移動
させる際、簡単な構造で重量のあるCRTデイス
プレイを容易かつ大幅な重心移動を起こすことな
く移動可能となるように支持して、操作性と安全
性を向上させた自動入出金取引装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成するこの考案の構成は、装置前
面側に開閉可能に設けられた扉と、装置前面側
で、前記扉の上側に設けられた接客パネルと、装
置前面側から見て中央部よりに位置して前記接客
パネルに設けられた表示窓と、装置内に装置前面
側から見て左右に並設し、保守点検時に前記扉を
開けて装置前面側からそれぞれ独立して引き出し
可能とした第1および第2機構部と、前記扉と第
1および第2機構部前面側との間に形成される空
間に設けられ、装置前面側から見て中央部寄りに
あつて一部が第1機構部の前面側まで入り込み、
装置前面側からの第1機構部の引き出し経路を塞
ぐ位置で前記表示窓と対向して、この表示窓を通
して顧客に対して情報を提供するCRTデイスプ
レイとを有する自動入出金取引装置において、前
記第2機構部の前面側に設けられたレール部材
と、前記CRTデイスプレイの後面側に設けられ、
前記レール部材と嵌合して、装置の通常使用時に
はCRTデイスプレイが装置前面側から見て中央
部寄りにあつて表示窓と対向するとともに、第1
機構部の引き出し経路を塞ぐ位置から、保守点検
時にはCRTデイスプレイが表示窓と対向せずに
装置前面側からの第1機構部の引き出し経路を塞
がない位置まで、第2機構部の前面側にCRTデ
イスプレイを装置前面側から見て左右方向に移動
可能に支持するスライド部材とを有することを特
徴とする。
〔作用〕
前記構成において、CRTデイスプレイは装置
前面側に設けられた扉と、第1および第2機構部
前面側との悪の空間に位置し、第2機構部の前面
にレール部材とスライド部材との嵌合により左右
方向に移動可能に取り付けられている。
そして、装置の通常使用時においてCRTデイ
スプレイは接客パネルの表示窓に対向する位置に
あり、このとき、表示窓が装着中央部よりに設け
られているので、CRTデイスプレイは装置前面
側からの第1機構部の引き出し経路を塞ぐ状態と
なつている。
このため、保守点検に際しては、装置前面側の
扉を開けて、まずCRTデイスプレイを表示窓と
は対向せず、第1機構部の引き出し経路を塞がな
い状態まで移動した後、第1機構部を装置前面側
から引き出す。
また、第2機構部は、前面にCRTデイスプレ
イが取り付けられており、CRTデイスプレイご
と装置前面側から引き出すことになる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図、第4図〜第10図は、この考案の自動
入出金取引装置に係る実施例を示す構成図であ
る。
第4図は自動入出金取引装置の一例を示す外観
図で、6は装置本体の前面の接客パネルで、上下
方向に開閉可能に取り付けられ、その顧客操作部
7に表示窓8が形成されている。この表示窓8
は、顧客が見やすいように装置の中央部よりに位
置するように接客パネル6の顧客操作部7に形成
されている。
第5図に示すように装置本体の内部には、装置
前面側から見て右側に、保守点検時に装置前面側
から引き出し可能な第1機構部9が設けられ、左
側に第1機構部9と並んで第2機構部10が、第
1機構部9と同様、保守点検時に装置前面側から
引き出し可能に設けられている。
9aは第1機構部9の側面から第2機構部10
側へ突出している突出部である。
11はCRTデイスプレイで、第1機構部9お
よび第2機構部10前面側と装置前面側に水平方
向に開閉可能に設けられた前扉34との間に形成
される空間に設けられる。この空間は、前後方向
においては、第2機構部10の前面上部および第
1機構部9の突出部9a前面と、前記前扉34と
の間、左右方向においては、第1機構部9の突出
部9aより前方の第2機構部10側の側面と、装
置前面から見て左内側面との間、そして、上下方
向においては、閉じた状態の接客パネル6と、第
2機構部10の前面下部から突出した部分の上平
面との間に形成される。
前記CRTデイスプレイ11は、後述するよう
に第2機構部10の前面上部側に、前記空間内を
装置前面側から見て左右方向にスライド可能に取
り付けられる。
このCRTデイスプレイ11は、装置の通常使
用時では、接客パネル6の表示窓8と対向する位
置にある。この状態ではCRTデイスプレイ11
は装置前面側から見て中央部寄りにあつて、一部
が第1機構部9の突出部9aの前面側まで入り込
み、第1機構部9の装置前面側からの引き出し経
路を塞いでいる。
このため保守点検時に第1機構部9を装置前面
側から引き出す時に突出部9aの前面側がCRT
デイスプレイ11に突き当たらない位置に、この
CRTデイスプレイ11を前記空間内でスライド
させることができるようになつている。
以下に、第1図を用いてCRTデイスプレイ1
1を第2機構部前面上部にスライド可能支持する
構成を説明すると、第2機構部10の前面の上部
側には、図示省略の取付ピンが設けられ、この取
付ピンとかぎ穴状あるいは凸状の取付穴12との
嵌合によつて固定板13が固定され、その上下縁
にそれぞれレール14が形成されている。
この固定板13には、スライド板15が固定板
13の前記レール14とスライド板15のスライ
ド部16との嵌合より左右方向にスライド可能に
取り付けられており、スライド部16のローラ1
7がレール14に当接することで、固定板13に
対しスライド板15が円滑にスライドできるよう
になつている。
スライド板15には、CRTデイスプレイ11
がねじ18で固定され、これにより、CRTデイ
スプレイ11が第2機構部10に対して左右方向
にスライド可能に支持されることになる。
そして、装置の通常使用時は、CRTデイスプ
レイ11を表示窓8と対向する位置でスライドで
きないようにロツクし、保守点検のとき、CRT
デイスプレイ11を前記ロツクを解除してスライ
ドさせ、第1機構部9を装置前面側から引き出す
場合にCRTデイスプレイ11に第1機構部9の
突出部9aの前面が当たらない位置でロツクでき
るようになつている。
すなわち、固定板13にはロツクピン19がス
ライド板15側に突起しており、このロツクピン
19に係脱自在に係合する凹部20aを有するロ
ツク部20がスライド板15に回動自在に取り付
けられており、凹部20aとロツクピン19が係
合した状態で、CRTデイスプレイ11は表示窓
8と対向する位置でスライドできないようにロツ
クされる。
19aは左側のロツクピンで、凹部20aとこ
のロツクピン19aが係合した状態で、CRTデ
イスプレイ11は、第1機構部9の突出部9aの
前面に当たらない位置でスライドできないように
ロツクされる。
21はレバーで、CRTデイスプレイ11の側
面に回動自在に取り付けられ、一端側が前記ロツ
ク部20の凹部20bに係合しており、このレバ
ー21の押下によつてロツク部20が回動し、凹
部20aとロツクピン19との係合、もしくは凹
部20aとロツクピン19aとの係合を解除でき
るようになつている。
また、CRTデイスプレイ11をスライド可能
とした時に、CRTデイスプレイ11が他の機構
部等に当たつて損傷することがないようにストツ
パが設けられており、以下にその説明を行う。
保守点検のために、CRTデイスプレイ11を
スライドできるようにしたとき、CRTデイスプ
レイ11が左右方向にスライドし、第1機構部9
等に当たつて損傷を受けることがないように、第
1,9,10図に示すように、固定板13には、
スライドストローク右端に第1ストツパ22が、
スライドストローク左端に第2ストツパ23がそ
れぞれ取り付けられている。
第5図および第6図に示すように、CRTデイ
スプレイ11の装置前面側から見て右側の第2機
構部10側の角部には、第3ストツパ24が取り
付けられ、CRTデイスプレイ11をスライドさ
せる前に誤つて第1機構部9を引き出したとき
に、CRTデイスプレイ11に突出部9aが当た
つて損傷することを防止できるようになつてい
る。
第5図および第8図に示すように、接客パネル
6の装置前面側から見て左側の角部には、第4ス
トツパ25が取り付けられ、接客パネル6を閉じ
た状態でCRTデイスプレイ11をスライドさせ
た時、CRTデイスプレイ11の左側部に取り付
けた当板26がこの第4ストツパ25に突き当た
ることになり、CRTデイスプレイ11の損傷を
防止できるようになつている。
第5図および第7図に示すように、装置本体の
内側壁に取り付けられている支持プレート27の
長穴28に一端側に設けられたピン29を遊挿さ
せ、他端側を接客パネル6に回動可能に固定し
て、接客パネル6を開の状態に保持するステー3
0が装置本体と接客パネル6との間に設けられて
いる。
CRTデイスプレイ11の左側部には、第5図
において、2点鎖線で示すように、CRTデイス
プレイ11がスライドストロークの左端に位置し
たとき、ステー30の回動を阻止する第5ストツ
パ31が取り付けられ、保守点検中に開状態の接
客パネル6が不意に閉じて各部に破損が生じるの
を防止している。
なお、32は第1機構部9を装置前面側に引き
出すために第1機構部9に設けられた把手、33
は第2機構部10を引き出すために、第2機構部
10の前面に取り付けられたCRTデイスプレイ
11に設けられた把手、そして、34は上述した
ように装置本体の前面側に水平方向に開閉可能に
設けられた前扉である。
次に、この装置の保守点検手順を説明する。
前記構成において、保守点検に際しては、ま
ず、前扉34を開けるとともに、接客パネル6を
開けてステー30で開状態に保持する。
次いで、レバー21を下に押すと、ロツク部2
0の凹部20aがロツクピン19から外れてロツ
クが解除されるので、CRTデイスプレイ11は
第2機構部10に対し、レール14とスライド部
16とが嵌合していることにより左右方向にスラ
イド自在となる。そこで、第5図に示すように手
でCRTデイスプレイ11を、第1機構部9を装
置前面側から引き出す時に、第1機構部9の突出
部9aの前面がCRTデイスプレイ11に当たら
ない位置までスライドさせて、レバー21の操作
によつてロツク部20の凹部20aをロツクピン
19aに係合し、CRTデイスプレイ11のスラ
イドをロツクする。
このとき、第7図に示すように、第5ストツパ
31によつてステー30の回動を阻止できるの
で、開状態にある接客パネル6が不意に閉じるよ
うなことがない。
そして、前記したCRTデイスプレイ11のス
ライドにより、第1機構部9の突出部9aの前面
をCRTデイスプレイ11により塞がなくなり、
スペースができるので、把手32で第1機構部9
を装置前面側に引き出すことができる。
CRTデイスプレイ11をスライドする際に、
第9図および第10図に示すように、スライドス
トロークの両端に位置する第1、第2ストツパ2
2,23により、CRTデイスプレイ11を装置
本体の側部、あるいは第1機構部9にぶつけるこ
とがない。
第8図に示すように、接客パネル6の第4スト
ツパ25およびCRTデイスプレイ11の側部に
取り付けた当板26により、閉状態の接客パネル
6の側部にCRTデイスプレイ11を衝突させる
ことがない。さらに、第6図に示すようにCRT
デイスプレイ11の角部の第3ストツパ24によ
り、CRTデイスプレイ11をスライドさせない
うちに第1機構部9を誤つて引き出して、第1機
構部9の突出部9aをCRTデイスプレイ11に
衝突させることがない。
ここで、第2の機構部10はCRTデイスプレ
イ11に設けられた把手33を用いて、CRTデ
イスプレイ11ごと装置前面側から引き出して保
守点検を行う。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、装置前面側に開閉可能に設けられた扉と、
装置前面側で、前記扉の上側に設けられた接客パ
ネルと、装置内に装置前面側から見て左右に並設
し、保守点検時に前記扉を開けて装置前面側から
それぞれ独立して引き出し可能とした第1および
第2機構部と、前記扉と第1および第2機構部前
面側との間の空間に設けられ、前記接客パネルの
中央部よりに位置する表示窓を通して顧客に対し
て情報を提供するCRTデイスプレイとを有する
自動入出金取引装置において、前記第2機構部の
前面側に設けられたレール部材と、前記CRTデ
イスプレイの後面側に設けられ、第2機構部の前
面側に設けられた前記レール部材と嵌合して
CRTデイスプレイを第2機構部前面側において
左右方向に移動可能となるように支持し、装置の
通常使用時にはCRTデイスプレイが表示窓に対
向するとともに、第1機構部の引き出し経路を塞
ぐ第1の位置に移動させ、保守点検時には表示窓
とは対向せず、第1機構部の引き出し経路を塞が
ない第2の位置まで移動させるスライド部材とを
有することとしたものである。
したがつて、第1機構部を装置から引き出して
保守点検を行うために、CRTデイスプレイを第
1機構部の引き出し経路を塞がないように移動す
る必要があるが、その移動はCRTデイスプレイ
が第2機構部の前面にレール部材とスライド部材
との嵌合により左右方向に移動可能に支持されて
いるので、CRTデイスプレイを第1機構部の引
き出し経路を塞ぐ位置から、重心の大幅な移動を
起こすことなく、第1機構部の引き出し経路を塞
がない位置に容易に移動できる。
これにより、CRTデイスプレイを上下方向に
開閉可能な接客パネルに固定して、その開放によ
り機構部の引き出し経路を塞がない位置に移動さ
せる場合のように、保守点検作業時に頭上に
CRTデイスプレイが位置して頭等をぶつけたり、
開いた状態の接客パネルがCRTデイスプレイの
重量により落下してしまうというような危険はな
いという効果を得られる。
また、CRTデイスプレイの移動は、CRTデイ
スプレイの重量をレール部材とスライド部材の嵌
合により支持しており、その移動方向は左右方向
なので、人手でCRTデイスプレイの重量を支持
することなく容易に行え、結果的に第1機構部の
引き出しが容易に行えるという効果を得られる。
さらに、CRTデイスプレイは第2機構部の前
面にレール部材とスライド部材との嵌合により支
持されているので、その構造は簡単であり、コス
トアツプにつながることはないという効果を得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例に係る自動入出金取
引装置を示す分解斜視図、第2図は従来例を示す
構成図、第3図は他の実施例を示す構成図、第4
図は自動入出金取引装置の外観を示す斜視図、第
5図は装置本体の内部構造を示す斜視図、第6図
は第3ストツパを示す詳細図、第7図は第5スト
ツパを示す詳細図、第8図は第4ストツパを示す
詳細図、第9図は第1ストツパを示す詳細図、第
10図は第2ストツパを示す詳細図である。 6……接客パネル、8……表示窓、9……第1
機構部、10……第2機構部、11……CRTデ
イスプレイ、13……固定板、14……レール、
15……スライド板、16……スライド部、17
……ローラ、19,19a……ロツクピン、20
……ロツク部、21……レバー、22……第1ス
トツパ、23……第2ストツパ、24……第3ス
トツパ、25……第4ストツパ、26……当板、
30……ステー、31……第5ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 装置前面側に開閉可能に設けられた扉と、 装置前面側で、前記扉の上側に設けられた接客
    パネルと、 装置前面側から見て中央部よりに位置して前記
    接客パネルに設けられた表示窓と、 装置内に装置前面側から見て左右に並設し、保
    守点検時に前記扉を開けて装置前面側からそれぞ
    れ独立して引き出し可能とした第1および第2機
    構部と、 前記扉と第1および第2機構部前面側との間に
    形成される空間に設けられ、装置前面側から見て
    中央部寄りにあつて一部が第1機構部の前面側ま
    で入り込み、装置前面側からの第1機構部の引き
    出し経路を塞ぐ位置で前記表示窓と対向して、こ
    の表示窓を通して顧客に対して情報を提供する
    CRTデイスプレイとを有する自動入出金取引装
    置において、 前記第2機構部の前面側に設けられたレール部
    材と、 前記CRTデイスプレイの後面側に設けられ、
    前記レール部材と嵌合して、装置の通常使用時に
    はCRTデイスプレイが装置前面側から見て中央
    部寄りにあつて表示窓と対向するとともに、第1
    機構部の引き出し経路を塞ぐ位置から、保守点検
    時にはCRTデイスプレイが表示窓と対向せずに
    装置前面側からの第1機構部の引き出し経路を塞
    がない位置まで、第2機構部の前面側にCRTデ
    イスプレイを装置前面側から見て左右方向に移動
    可能に支持するスライド部材とを有することを特
    徴とする自動入出金取引装置。
JP1985173597U 1985-11-13 1985-11-13 Expired JPH0431643Y2 (ja)

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