JPH04315880A - 光ディスクの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの製造方法
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、光ディスクメディアにハブ付けを
施す場合、基板に紫外線硬化樹脂を塗布しその上にハブ
を置き紫外線を照射し樹脂を硬化させハブを接着する方
法、あるいは超音波発振器によりハブを溶着していた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし前途の従来技術
では、紫外線硬化樹脂が紫外線を照射されて凝固する際
に体積の収縮が起こる。このため基板に歪みが生じ、光
学特性及び機械特性を悪化させるという問題点を有する
。そこで本発明は、このような問題点を解決するもので
、その目的となるところは光学特性及び機械特性の良い
信頼性の高い光ディスクを提供することを目的とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために本発明は、光ディスクメディアにハブつけを
する際に両面粘着テープを用いて接着することを特徴と
する。

【０００５】

【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。

【０００６】（実施例１）図１は、本発明の実施例にお
ける３．５インチ光ディスクメディア用ハブの上視図（
ａ）と断面図（ｂ）である。ハブ１０１には、予め両面
粘着テープ１０２が形成されている。

【０００７】図７には、光ディスクメディアの断面図を
示す。ポリカーボネート（ＰＣ）基板７０３に、基板表
面を保護するためのハードコート層７０４が形成されて
おり、その反対側の面に光磁気記録層７０２、さらに記
録層７０２を保護するための紫外線硬化樹脂等からなる
保護層７０１が形成されている。

【０００８】図２に、上記の光ディスクメディアにハブ
を接着した図を示す。光ディスクメディア２０１は図７
に示した構造になっており、その上面が保護層７０１側
である。アライメント装置によってハブ１０１は、両面
粘着テープ１０２をかいして光ディスクメディア２０１
に接着される。

【０００９】ここでアライメント装置の概略図を図８に
示す。治具８０１にハブ１０１をセットする。光ディス
クメディア２０１は、回転シャフト８０３に固定し、回
転する。光ディスクメディア２０１のトラックが光学ヘ
ッド８０２で正しくトレースされるように回転シャフト
８０３を移動すると、光ディスクメディア２０１の中心
とハブ１０１の中心が一致する。光ディスクメディア２
０１とハブ１０１の中心が一致した後、回転を停止し治
具８０１を降下させ光ディスクメディア２０１とハブ１
０１を接着する。このように接着されたハブは、接着剤
のはみ出しもなく、基板に歪みを生じさせることもない
。また単に両面粘着テープ付きハブを光ディスクメディ
アに貼るという簡単な方法で製造される。

【００１０】（実施例２）図３は、本発明の実施例２に
おける３．５インチ光ディスクメディアの上視図（ａ）
と断面図（ｂ）である。光ディスクメディア２０１に予
め両面粘着テープ１０２を接着させてある。光ディスク
メディア２０１の構造は図７に示した構造と同じである
。図８のアライメント装置により、実施例１の時と同様
に図２のように光ディスクメディア２０１とハブ１０１
が接着される。このように接着されたハブは、接着剤の
はみ出しもなく、基板に歪みを生じさせることもない。 また単に両面粘着テープを光ディスクメディアに貼ると
いう簡単な方法で製造される。

【００１１】（実施例３）図４は、本発明の実施例３に
おける５インチ光ディスクメディア用ハブの上視図（ａ
）と断面図（ｂ）である。ハブ４０１にあらかじめ両面
粘着テープ４０２が形成されている。図５に５インチ光
ディスクメディアにハブを接着した図を示す。光ディス
クメディア５０１の構造は、図７と同様な構造の光ディ
スクメディア２枚を保護層７０１側で貼り合わせた構造
である。図８のアライメント装置により、実施例１の時
と同様に図５のように光ディスクメディア５０１とハブ
４０１が接着される。このように接着されたハブは、接
着剤のはみ出しもなく、光デ基板に歪みを生じさせるこ
ともない。また単に両面粘着テープ付きハブを光ディス
クメディアに貼るという簡単な方法で製造される。（実
施例４）図６は、本発明の実施例における５インチ光デ
ィスクメディアの上視図（ａ）と断面図（ｂ）である。 光ディスクメディア５０１は、あらかじめ両面粘着テー
プ４０２を接着させてある。光ディスクメディア５０１
の構造は、図７と同様な構造の光ディスクメディア２枚
を保護層７０１側で貼り合わせた構造である。 図８のアライメント装置により、実施例１の時と同様に
図５のように光ディスクメディア５０１とハブ４０１が
接着される。このように接着されたハブは、接着剤のは
み出しもなく、基板に歪みを生じさせることもない。ま
た単に光ディスクメディアに両面粘着テープを貼るとい
う簡単な方法で製造される。

【００１２】表１に本発明の実施例に基づいて製造した
光ディスクメディアと、従来技術により製造した光ディ
スクメディアの典型的な機械特性の結果を示す。

【００１３】

【表１】

【００１４】この結果は、明らかに本発明の製造方法が
優れていることを示している。

【００１５】以上、本発明をある特定の実施例において
説明したが、本発明はそれらに限定されるものと考えら
れるべきではなく、本発明の主旨を逸脱しない限り種々
の変更は可能である。

【００１６】

【発明の効果】以上述べたように発明によれば、光ディ
スクメディアの表面にハブ付けをする際に両面粘着テー
プを用いて接着するという簡単な方法により、生産性が
著しく向上し、接着剤のはみ出しもなく、また基板に歪
みが生じないため光学特性および機械特性の良い信頼性
の高い光ディスクを提供できるという効果を得た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１における３．５インチ光ディ
スクメディア用ハブの上視図（ａ）と断面図（ｂ）。

【図２】本発明の実施例１、実施例２に基づいて製造し
た３．５インチ光ディスクの断面図。

【図３】本発明の実施例２における３．５インチ光ディ
スクメディアの上視図（ａ）と断面図（ｂ）。

【図４】本発明の実施例３における５インチ光ディスク
メディア用ハブの上視図（ａ）と断面図（ｂ）。

【図５】本発明の実施例３、実施例４に基づいて製造し
た５インチ光ディスクメディアの断面図。

【図６】本発明の実施例４における５インチ光ディスク
メディアの上視図（ａ）と断面図（ｂ）。

【図７】光ディスクメディアの基本構造図。

【図８】アライメント装置の概略図。

【符号の説明】

１０１　　ハブ １０２　　両面粘着テープ ２０１　　光ディスクメディア ４０１　　ハブ ４０２　　両面粘着テープ ５０１　　光ディスクメディア ７０１　　保護層 ７０２　　記録層 ７０３　　基板 ７０４　　ハードコート層 ８０１　　治具 ８０２　　光学ヘッド ８０３　　回転シャフト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　光ディスクメディアにハブ付けをする
   際に、両面粘着テープを用いて接着することを特徴とす
   る光ディスクの製造方法。