JPH04315726A - 電磁継電器用コイルアセンブリの製造方法 - Google Patents

電磁継電器用コイルアセンブリの製造方法

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JPH04315726A
JPH04315726A JP3080049A JP8004991A JPH04315726A JP H04315726 A JPH04315726 A JP H04315726A JP 3080049 A JP3080049 A JP 3080049A JP 8004991 A JP8004991 A JP 8004991A JP H04315726 A JPH04315726 A JP H04315726A
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JP
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coil
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lead
winding frame
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Hisao Ozawa
小沢 久男
Takeshi Shibusawa
渋澤 毅志
Atsuhito Kobayashi
篤人 小林
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Takamisawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型の電磁継電器用コイ
ルアセンブリの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電磁継電器のコイルアセンブリ
の製造は、図4に示すごとく、コイル端子1を巻枠(コ
イルボビン)2に最終位置まで圧入して固定し、その後
、コイル3を巻枠2の本体に巻回し、さらに、コイル3
の延長部分であるコイル引出用電線4をコイル端子1の
先端部1aにからげて半田付けにより固定する。なお、
一点鎖線はコイルアセンブリを密封封止するための箱の
大きさを示し、従って、コイル端子1の先端部1aが巻
枠2の端面に対して垂直となっていなければならない。
【0003】上述の巻線処理はノズルからの電線を巻枠
2を回転させることにより行い、その後のからげ処理は
上記ノズルをコイル端子1の先端部1aの周辺部に回転
させることにより行い、さらに、からげ処理されたコイ
ル端子1の先端部1aを半田ディップ槽に浸透させるこ
とにより行う。しかしながら、電磁継電器が小型化する
と、コイル端子1の先端部1aの周辺部の空間が小さく
なるので、ノズルがコイル端子1の先端部1aを回動で
きず、また、コイル端子1のコイル先端部1aも半田デ
ィップ槽に浸透できない。そこで、小型電磁継電器の場
合には、図5に示すごとく、コイル端子1の先端部1a
を外側に直角もしくは斜め目に予め折り曲げておき、ノ
ズル5によりコイル引出用電線4のからげ処理を行い、
半田ディップ槽に浸透させることにより半田付けを行っ
た後に、コイル端子1の先端部1aを図4の位置に戻す
ようにしていた。
【0004】
【発明を解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すごとく、コイル端子1の先端部1aを外側に折り曲
げておくと、巻線機の機構が複雑となり、また、コイル
端子1の先端部1aの折曲処理が複雑となり、この結果
、自動化処理に不適となり、製造コストが高くなるとい
う課題がある。
【0005】また、特に、コイル端子1の先端部1aを
外側に斜め目に折り曲げた場合には、電線のからげ処理
がコイル端子1の先端部1aの根元からできないために
、コイル端子1を長くしなければならず、また、半田付
け処理において半田ディップ槽への浸透も困難であると
いう課題がある。さらに、上述のごとく、コイル端子1
の先端部1aを垂直に戻すと、図4のコイル3とコイル
引出用電線4との間の電線に余長(たわみ)が生じ、こ
の結果、電磁継電器の完成品をプリント基板に実装後の
超音波洗浄時に断線したり、また、その後の加振動、加
衝撃によっても断線するという課題もある。
【0006】従って、本発明の目的は、自動化処理に適
した小型電磁継電器用コイルアセンブリの製造方法を提
供することにある。また、他の目的は、実装後の超音波
洗浄、加振動、加衝撃等による断線を防止した小型電磁
継電器用コイルアセンブリの製造方法を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めの第1の手段は、コイル端子を巻枠に対して中間位置
にて仮固定してコイル端子の先端部の周辺部の空間を確
保し、その状態で、電線のからげ処理及び半田付け処理
を行い、その後、コイル端子を最終位置に本固定する。
【0008】また、第2の手段は、第1の手段において
、コイル端子の仮固定位置での巻枠の電線引出溝からコ
イル端子のコイル引出用電線からげ部分のからげ開始点
までの距離がコイル端子の本固定位置での巻枠の電線引
出溝からコイル端子のコイル引出用電線からげ部分のか
らげ開始点までの距離とほぼ等しくする。さらに、第3
の手段は、第1の手段において、コイル引出用電線の半
田付けをコイル引出用電線のからげ開始部分を除いて行
う。
【0009】
【作用】上述の第1の手段によれば、コイル引出用電線
のからげ処理及び半田付け処理の空間が確保される。第
2の手段及び第3の手段によれば、コイル部分とコイル
引出用電線部分との間の電線の余長(たわみ)が適切と
なる。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明する
。図1は本発明に係るコイル端子を示す斜視図である。 すなわち、コイル端子1には、巻枠2への圧入強度を保
持するために2つのつぶし1b,1cを設けてある。つ
ぶし1b,1cは図示のごとく互いに直交位置に配置し
てある。ここで、つぶし1bはコイル端子1の巻枠2に
対する仮固定(圧入)位置を決定するためのものであり
、つぶし1cはコイル端子1の巻枠2に対する本固定(
本圧入)位置を決定するためのものである。
【0011】なお、つぶし1b,1cは、コイル端子1
の円周上に設けてもよく、この場合、つぶし1bの直径
よりつぶし1cの直径を大きくすればよい。図2はコイ
ル端子1を巻枠2に仮固定した状態を示し、(A)は斜
視図、(B)は側面図である。すなわち、コイル端子1
は巻枠2に圧入され、つぶし1bによって圧入強度が保
持されている。この状態で、コイル3が巻枠2に巻回さ
れ、さらに、コイル3の延長部分であるコイル引出用電
線4がノズル(図示せず)によりからげられる。この場
合、巻線処理及びからげ処理は、コイル端子1の先端部
1aの周辺部の空間が大きいので容易にされる。
【0012】図3はコイル端子1を巻枠2に本固定した
状態を示し、(A)は斜視図、(B)は側面図である。 すなわち、コイル端子1巻枠2にさらに圧入され、つぶ
し1cによって圧入強度が保持されている。この結果、
図1の一点鎖線に示す箱により密封することができる。 図2,図3に示すように、仮固定位置での巻枠2の電線
引出溝2aからコイル端子1のコイル引出用電線からげ
部分のからげ開始点までの距離l1 (図2)は本固定
位置での巻枠2の電線引出溝2aからコイル端子1のコ
イル引出用電線からげ部分のからげ開始点までの距離l
2 (図3)とほぼ等しくなるようにする。これにより
、電線の余長(たわみ)がなくなる。
【0013】また、図2、図3に示すように、コイル引
出用電線からげ部分を半田付け処理をする際には、1な
いし2ターン分については半田付けをしないようにする
。これにより、電線が極度に引張られることがなくなり
、その余長(たわみ)が適切となる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
イル端子の固定(圧入)を2段階にしてコイル引出用電
線のからげ処理及び半田付け処理のための空間を確保し
、また、コイル端子の折り曲げ処理を不要にしたので、
自動化処理に役立つことができ、従って、製造コストを
低減できる。
【0015】また、電線の余長(たわみ)を適切とした
ので、実装後の超音波洗浄処理、加振動、加衝撃等によ
る電線の断線をも防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコイル端子を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るコイル端子を巻枠に仮固定したコ
イルアセンブリの製造状態を示す図であって、(A)は
斜視図、(B)は側面図である。
【図3】本発明に係るコイル端子を巻枠に本固定したコ
イルアセンブリの製造状態を示す図であって、(A)は
斜視図、(B)は側面図である。
【図4】一般的なコイルアセンブリを示す側面図である
【図5】従来のコイル引出用電線のからげ処理を説明す
るコイルアセンブリの側面図である。
【符号の説明】
1…コイル端子 2…巻枠 3…コイル 4…コイル引出用電線 5…ノズル 1a…コイル端子の先端部 1b…仮固定用つぶし 1c…本固定用つぶし

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コイル端子(1)を、該コイル端子の
    コイル引出用電線からげ部分周辺が十分空間となるよう
    な位置で巻枠(2)に仮固定し、コイルを前記巻枠に巻
    回し、前記コイルの延長部分であるコイル引出用電線を
    前記コイル端子のコイル引出用電線からげ部分にからげ
    、前記コイル引出用電線を半田付けし、前記コイル端子
    を前記巻枠の所定位置で本固定するようにした電磁継電
    器用コイルアセンブリの製造方法。
  2. 【請求項2】  前記コイル端子の仮固定位置での前記
    巻枠の電線引出溝から前記コイル端子のコイル引出用電
    線からげ部分のからげ開始点までの距離が前記コイル端
    子の本固定位置での前記巻枠の電線引出溝から前記コイ
    ル端子のコイル引出用電線からげ部分のからげ開始点ま
    での距離とほぼ等しい請求項1に記載の電磁継電器用コ
    イルアセンブリの製造方法。
  3. 【請求項3】  前記コイル引出用電線の半田付けを該
    コイル引出用電線のからげ開始部分を除いて行う請求項
    1に記載の電磁継電器用コイルアセンブリの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013218882A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Omron Corp コイル端子

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