JPH0431299B2 - - Google Patents

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JPH0431299B2
JPH0431299B2 JP11470085A JP11470085A JPH0431299B2 JP H0431299 B2 JPH0431299 B2 JP H0431299B2 JP 11470085 A JP11470085 A JP 11470085A JP 11470085 A JP11470085 A JP 11470085A JP H0431299 B2 JPH0431299 B2 JP H0431299B2
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Description

【発明の詳现な説明】 〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、各皮建築材料、各皮産業分野に甚い
られる、軜量、防火、耐火性を有する暹脂発泡䜓
耇合断熱材に関するものである。
〔埓来の技術〕
珟圚、各皮建築材料、各皮産業分野にりレタン
暹脂系、ポリスチレン系、ポリ゚チレン系、プ
ノヌル暹脂系発泡䜓の軜量断熱材が䜿甚されおい
る。これらの発泡䜓断熱材は軜量で断熱性にすぐ
れ、か぀、機械的匷床も良奜で斜工性に優れおい
るため倚量に䜿甚されおいる。しかしながらこれ
らの断熱材料は、可燃性䜆し、難燃りレタン暹
脂ずプノヌル暹脂系の発泡䜓を陀くであり、
か぀耐熱性も䜎いため耐熱性、耐火性、防火性を
芁求する分野に䜿甚するこずができないのが珟状
である。このなかでも難燃りレタン暹脂、プノ
ヌル暹脂発泡䜓が難燃材料しお䜿甚できるが、耐
熱性に関しおはりレタン暹脂系で〜80℃、プノ
ヌル暹脂系で〜150℃が限床で高床の難燃性で本
栌的な耐熱性を芁求される建材、産業分野にたで
は応甚するこずができない。
〔発明が解決しようずする問題点〕
本発明は䞊述の問題に鑑み、難燃性暹脂発泡䜓
を甚い曎に高い難燃性ず耐熱性を附䞎し200〜600
℃の火熱に耐え、か぀軜量で加工性の良いものを
埗ようずするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、有機発泡䜓のなかでも、比范的耐熱
性難燃性の高いりレタン暹脂系、プノヌル暹脂
系発泡䜓に耐火性、耐薬品性を有する無機質シヌ
トを積局耇合させるこずにより200℃〜600℃の火
熱に察しお耐えうる軜量、防火性、耐火性、断熱
性の高いものを埗ようずするものである。
〔䜜甚〕
本発明のプノヌル暹脂、りレタン暹脂等の有
機発泡䜓は、軜量で断熱性を有し加工性が良奜で
ありこの有機発泡䜓の片面たたは䞡面に結合され
無機質シヌトは、合成暹脂バむンダヌを結合剀ず
しお無機質玠材を無機繊維質織垃たたは䞍織垃に
結合させたため、火熱を受けた堎合に合成暹脂バ
むンダヌが炭化しおカヌボンずなり、酞化珪玠、
酞化ゞルコニりム、酞化チタン等は、酞化鉛、酞
化亜鉛、酞化スズをガラス化圢成助材ずしお織垃
たたは䞍織垃に融着され、生成されたカヌボンブ
ラツクずずもに織垃たたは䞍織垃の衚面に炭化物
を圢成し、有機発泡䜓の衚面に高床の難燃性、耐
火性の局を圢成し、有機発泡䜓の耐熱性、軜量
性、易加工性ず無機質シヌトの高床の難燃性ず耐
火性が耇合されるものである。
〔発明の構成〕
本発明品の構造の実斜䟋を第図ないし第図
に぀いお説明する。
第図においおは有機発泡䜓で、プノヌル
暹脂発泡䜓、倉性プノヌル暹脂発泡䜓、りレタ
ン暹脂発泡䜓、倉性りレタン暹脂発泡䜓の䜕れか
よりなる。は無機質シヌトでその構成に぀いお
は埌述する。
第図においおは、有機発泡䜓の䞡面に無機
質シヌトが圢成されたものである。
第図は無機質シヌトの倖面に曎に熱反射局
が圢成されたものである。熱反射局は、アル
ミニりム箔、アルミニりム箔ず合成暹脂フむルム
積局シヌト、アルミニりム箔ずクラフト玙積局
玙、アルミニりム箔ずガラス織垃積局シヌトの䜕
れかによ぀お圢成されおいる。
第図ないし第図は䜕れも積局材の断面圢状
を瀺したが、党䜓の圢状は円筒状、ボツクス状、
板状等目的に応じお任意の圢状に圢成されおい
る。
有機発泡䜓、無機質シヌト、熱反射局の
積局に際しお、有機発泡䜓ず無機質シヌト
は、発泡䜓成型時の自己接着性、あるいは氎ガラ
ス、モルタル、゚チルシリケヌト等の無機接着
剀、酢酞ビニル、スチレンブタゞ゚ンラバヌ、ポ
リビニルアルコヌル、ポリりレタン、アクリル暹
脂の熱可塑性合成暹脂、SBR、NBR、クロロプ
レン等の合成ゎム、プノヌル暹脂、メラミン暹
脂、゚ポキシ暹脂、ポリアミド、ポリむミド等の
耐熱合成暹脂のうち無機物配合あるいは難燃剀配
合あるいはそれ自身で難燃性胜を有する接着剀を
䜿甚しお積局耇合するこずができる。
無機質シヌトず熱反射局の接着も䞊蚘ず同
様である。
次に材料に぀いお詳述する。
有機発泡䜓ずしおは、む゜シアネヌトずポリ゚
ヌテルポリオヌル、ポリ゚ステルポリオヌルから
なる硬質、半硬質、軟質で、しかも䞀般タむプ、
難燃タむプのりレタン暹脂発泡䜓あるいは、プ
ノヌルプレポリマヌ、シリコヌン暹脂等で倉性し
た倉性タむプのりレタン暹脂発泡䜓、プノヌル
類ずホルムアルデヒド類から成るノボラツクタむ
プ、レゟヌルタむプのプノヌル暹脂発泡䜓ある
いはメラミン、む゜シアネヌト、゚ポシキプレポ
リマヌ等で倉性しおなる倉性タむプのプノヌル
暹脂発泡䜓が甚いられる。
なお、難燃性、コストダりン、発泡䜓の機械的
匷床改善を目的に䞊蚘発泡䜓にガラス繊維、セラ
ミツク繊維、チタン酞カリりム繊維、ロツクりヌ
ル、ワラストナむト、セピオラむト石綿等の無機
繊維や氎酞化アルミニりム、炭酞カルシりム、珪
酞マグネシナりム、タルク、クレむ、マむカ、石
コり、䞉酞化アンチモン、氎酞化マグネシナり
ム、パヌラむト、シラスバルヌン、ガラスバルヌ
ル等の䞍燃、補匷甚の無機充填機やシリコヌン暹
脂、䞀般液状高分子、有機難燃剀等が、撥氎生、
難燃性、機械的特性改良のために少量添加される
こずはさし぀かえない。䞊蚘発泡䜓の比重は甚途
にもよるが䞀般に比重20Kgm3以䞊が奜たしい。
次に無機質シヌトに぀いお説明する。
合成暹脂バむンダヌ15〜70wtず、コロむド
状無氎珪酞配合型酞化珪玠、酞化ゞルコニりム、
酞化チタン及びコロむド状アルミナの少くずも䜕
れか䞀皮が30〜85wt以䞊䜕れも固圢物換算
からなる組成物に、少量の酞化鉛、酞化亜鉛ある
いは酞化スズの少くさも䜕れか䞀皮を配合した玠
材を無機繊維質織垃あるいは䞍織垃に配合させた
こずにより、火熱を受けたずき無機繊維質織垃あ
るいは䞍織垃の衚面に耐火性、耐薬品性の炭化物
を圢成するようにしたものである。たた合成暹脂
バむンダヌを15〜70wt、酞化珪玠、酞化ゞル
コニりム、酞化チタン及びコロむド状アルミナの
少くずも䜕れか䞀皮が30〜85wtにし、合成暹
脂バむンダヌの結合力を䜎䞋させずか぀炭化物の
圢成にも䞍足しない範囲ずしたものである。
さらに、合成暹脂バむンダヌに10wt以䞋の
カヌボンブラツクを配合するこずは生成される炭
化物の圢成にカヌボンが䞍足しないようにしたも
のである。
無機質シヌトは合成暹脂バむンダヌを結合剀ず
しお無機質玠材を無機繊維質織垃又は䞍織垃に結
合させるずずもに火熱を受けた堎合合成暹脂バむ
ンダヌが炭化しおカヌボン源ずなり酞化珪玠、酞
化ゞルコニりム、酞化チタン等は酞化鉛、酞化亜
鉛あるいは酞化スズをガラス化圢成助剀ずしお融
着されカヌボンブラツクずずもに無機繊維質織垃
又は䞍織垃の衚面に炭化物を圢成するものであ
る。
無機質シヌトを構成する䞍燃性で耐火性、耐薬
品性を附䞎するコロむド状無氎珪酞配合型酞化珪
玠、酞化ゞルコニりム、酞化チタン、コロむド状
アルミナ、酞化鉛、酞化亜鉛あるいは酞化スズよ
りなる無機質玠材、合成暹脂バむンダヌ、無機繊
維質織垃及び䞍織垃無機質充填材、有機質材料に
぀いお詳述する。
無機質玠材ずしおの酞化チタン、酞化ゞルコニ
りム、酞化珪玠はチタン化合物、ゞルコニりム化
合物、珪玠化合物のそれぞれが本発明の無機質シ
ヌトの補造工皋の途䞭の200〜300℃の也燥枩床あ
るいは加熱分解によ぀お生成されるものも含たれ
る。そしお、チタン化合物系では酞化チタン、チ
タン酞、硫酞第二チタン、塩化第二チタン、チタ
ニりムオキシアセチルアセトネヌト、チタニり
ムアルコキサむドの劂き酞化物、酞、無機塩、塩
化物、有機チタン化合物、ゞルコニりム化合物系
では酞化ゞルコニりム、ゞルコン酞、硫酞ゞルコ
ニりム、硝酞ゞルコニル、酢酞ゞルコニル、オキ
シ塩化ゞルコニりム、オキシ硝酞ゞルコニル、炭
酞ゞルコニルアンモニりム、塩化ゞルコニル、ゞ
ルコニりムアセチルアセトネヌト、ゞルコニり
ムアルコキサむドの劂き、酞化物、酞、無機塩、
塩化物、有機ゞルコニりム化合物、コロむド状ゞ
ルコニりム化合物、珪玠化合物系では酞化珪玠、
コロむド状無氎珪玠、四塩化珪玠、有機珪玠アン
モニりムの劂き酞化物、酞、無機塩、塩化物、有
機珪玠化合物をあげるこずができる。
さらに無機質玠材ずしおの酞化鉛、酞化亜鉛、
酞化スズは、鉛化合物、スズ化合物が本発明の無
機質シヌトの補造工皋の途䞭の200〜300℃の也燥
枩床あるいは加熱分解によ぀お生成されるものも
含たれる。具䜓䟋ずしお酞化鉛系では酢酞鉛、安
息銙酞鉛、蓚酞鉛、オクチル酞鉛、ク゚ン酞鉛、
硝酞鉛、クロム酞鉛、炭酞鉛、鉛䞹四䞉酞化
鉛二酞化鉛、酞化鉛、メタホり酞鉛、氎酞化
鉛、モリブデン酞鉛、珪酞鉛、酞化スズ系では、
酞化スズ、氎酞化スズ、酞化第䞀スズ、硫酞第䞀
スズ、酢酞第䞀スズ、蓚酞スズ、酞化亜鉛系で
は、酞化亜鉛、炭酞亜鉛、ホり酞亜鉛、酢酞亜
鉛、臭化亜鉛、ケむ酞亜鉛、蓚酞亜鉛、安息銙酞
亜鉛、硝酞亜鉛、氎酞化亜鉛等をあげるこずがで
きる。
たた無機質玠材は以䞊の他に曎に耐熱性向䞊の
ためにコロむド状アルミナの添加配合が効果的で
ある。たたコストダりン等のため、必芁に応じ
お、クレむ、マむカ、タルク、ガラス粉末、岩綿
埮现繊維、氎酞化マグネシナりム、氎酞化アルミ
ニりム等の無機充填材や、ポリリン酞アンモニり
ム、臭化アンモン、りん酞グアニゞン、リン酞シ
リカ、䞉酞化アンチモンの劂き、有機、無機難燃
剀を、耐火性、耐薬品性を損なわない範囲で添加
配合するこずは䜕ら差し぀かえない。
さらに、無機質玠材ずしおのカヌボンブラツク
は、黒色埮粉末で通垞、フアヌネス法によ぀お補
造されるフアヌネスブラツク、アセチレンブラツ
ク、サヌマルブラツクや衝撃法によ぀お補造され
るチダンネルブラツク、デむスクブラツク、ドむ
ツナフタリンブラツクの劂き垂販品を䜿甚するこ
ずができるし、無機繊維を高枩還元性雰囲気䞭、
カヌボンで凊理しお成るカヌボンブラツクを無機
繊維衚面に固着䞀䜓化せしめたタむプのものも䜿
甚するこずができる。このタむプの䟋ずしおカヌ
ボンブラツク固着チタン酞カリりム繊維をあげる
こずができるし、たたカヌボンフアむバヌの劂き
炭化質埮现繊維も䜿甚するこずができる。さら
に、無機繊維質䜓䞭に含有されるパルプ、暹脂等
が補造工皋䞭で加熱によ぀お炭化されるのを促進
する難燃剀をカヌボンブラツクの䞀郚たたは党郚
ず眮換させおもよい。
合成暹脂バむンダヌずしおは、酢酞ビニル暹
脂、゚チレン・酢酞ビニル暹脂、アクリル暹脂、
SBR、NBR等の合成ゎム、ポリビニルアルコヌ
ル、デンプン、ポリアミド暹脂、ポリむミド暹脂
等の゚マルゞペンタむプ、氎溶液タむプ、有機溶
媒に溶解しお成る溶液タむプの劂き、熱可塑性暹
脂、メラミン暹脂、プノヌル暹脂、゚ポキシ暹
脂、ポリ゚ステル暹脂、フラン暹脂等の゚マルゞ
ペンタむプ、氎溶液タむプ、有機溶媒に溶解しお
成る溶液タむプの劂き熱硬化性暹脂の単独あるい
は混合物の圢でバむンダヌずしお䜿甚するこずが
できるが、火灜の危険性から氎溶性タむプ、゚マ
ルゞペンタむプのバむンダヌを䜿甚するこずが奜
たしい。
無機繊維質織垃及び䞍織垃は䞋蚘のものから成
るものを䜿甚する事が出来る。
無機繊維質織垃ずは、ガラス、鉛ガラス、
ガラス、ガラス組成系にあ぀お、繊維埄15Ό以
䞋のガラス繊維の織垃、あるいはガラス繊維系ず
スチヌルフアむバヌ・セラミツクフアむバヌの混
玡糞から成る亀織垃、ガラス繊維・スチヌルフア
むバヌ・セラミツクフアむバヌの混玡糞、ガラス
繊維・スチヌルフアむバヌ・セラミツクフアむバ
ヌ・有機繊維混玡糞からなる織垃、あるいはこれ
らの混玡糞ずガラス繊維ずの亀織垃、ガラス繊維
ず有機繊維ずの混玡糞による織垃で難燃性〜䞍燃
性の織垃を䜿甚する事が出来る。䜆し難燃性の面
から有機繊維の混玡、亀織割合は50wt以䞋ず
するこずが奜たしい。混玡糞ずは䟋えば、ガラス
繊維ず有機繊維等異なる繊維を混合しお玡糞し、
この混玡糞瞊、暪䞡方を䜿甚しお織垃ずした
ものをいう。亀織垃ずは䟋えばガラス繊維、有機
繊維倫々単独で玡糞し、この玡糞を瞊又は暪に適
圓な割合で入れお織垃ずしたものをいう。
無機繊維質䞍織垃ずは、ガラス繊維、岩綿埮现
繊維、セラミツク繊維の少なくずも皮の無機質
繊維ず無機質充填剀よりなる無機質材料50〜90重
量、パルプ、有機質結合剀、結合助剀よりなる
有機質材料10〜50重量から成る混合物を抄玙原
料組成物ずしお抄玙成型しお埗られる難燃性、䞍
燃性の䞍織垃である。
無機質繊維ずしおは䞋蚘のガラス繊維、セラミ
ツク繊維、岩綿埮现繊維の単独又は混合物を䜿甚
するこずが出来る。
ガラス繊維は、その組成がSiO255〜65、
PbO0〜60、Al2O3〜15、Na2O0〜15、
B2O3〜12、BaO0〜、ZnO0〜、
CaO1〜18、MgO1〜、K2O0〜、
TiO2、FeO等の埮量成分以䞋䜕れも重量
のいわゆる、鉛、、ガラス組成からな
るガラス繊維を䜿甚するこずができるが、その適
性繊維長ずしお、限定するものでないが250〜
7000ÎŒmにあるこずが奜たしい。
セラミツク繊維は、その組成がSiO2〜49、
Al2O394〜50、CaO、MgO、B2O3、Na2、
K2、TiO2、FeO等の埮量成分が以䞋䜕
れも重量からなるセラミツク繊維を䜿甚する
こずができるが、前蚘ガラス繊維の堎合ず同様そ
の繊維長ずしお、250〜7000ÎŒmの範囲のものを䜿
甚するこずが奜たしい。これに適合するセラミツ
ク繊維ずしおは、垂販セラミツク繊維を切断凊理
しお、繊維長を調敎したものを䜿甚するか、䟋え
ばゞペンスマンビル瀟補テンプストランフアむバ
ヌ等を䜿甚するこずが出来る。
岩綿埮现繊維は、その組成がSiO235〜50、
Al2O310〜15、CaO20〜40、MgO5〜25、
TiO2、MnO、FeO等の埮量成分が䜕れも
重量であ぀お、実質的に非繊維粒子を含有し
ない繊維長70〜700ÎŒmの範囲にあるものを䜿甚す
るこずができる。
パルプずしおは、サラシ、未ザラシ、NL型ク
ラフトパルプ、リンタパルプ、再生パルプ等で繊
維長500〜2000ÎŒm、叩解床シペツパヌリグラ
ヌ30〜60皋床の䞀般パルプが䜿甚できるこずは
補玙の堎合ず同様である。
又、パルプ以倖の有機繊維ずしおはレヌペン、
芳銙族あるいは脂肪族ポリアミド繊維、アクリル
繊維、ポバヌル繊維、ポリ゚チレン繊維、ポリプ
ロピレン繊維、塩化ビニリデン繊維等パルプの郚
分眮換の圢で䜿甚するこずが出来る。
有機質結合剀ずしおは、アクリル暹脂、スチレ
ン・ブタゞ゚ンゎム、アクリロニトリル・ブタゞ
゚ンゎム、塩化ビニリデン暹脂、゚チレン・酢酞
ビニル暹脂等の゚マルゞペン、ポリアミド暹脂等
の熱可塑性暹脂や、プノヌル暹脂、゚ポキシ暹
脂、シリコン暹脂等の熱硬化性暹脂を添加配合す
るこずが可胜であるが、これら有機質結合剀を抄
玙原料組成物に添加する堎合、有機質結合剀をり
゚ツトシヌトに効果的に固着させるために、結合
助剀ずしおのアニオン系の凝集剀、又はカチオン
系の凝集剀を少量添加するこずが望たしい。䟋え
ばアニオン凝集剀たるポリアクリルアミド、又は
ポリアクリル酞゜ヌダ0.1〜1.0重量に硫酞バン
ド0.5〜1.5重量の範囲で添加すず、有機質結合
剀がほが100り゚ツトシヌトに固着する。又カ
チオン系凝集剀ずしおは、ポリアミド・ポリアミ
ン゚ピクロルヒドリン暹脂0.1〜1.0重量添加す
るず、前蚘アニオン系凝集剀ず同様な硬化が埗ら
れる。曎に有機質結合剀ずしお、シヌト玠材に撥
氎性を附䞎する堎合少量のニカワ、アルキルケツ
テンダむマヌ、ロゞンサむズ、怍物サむズ、ワツ
クス゚マルゞペン等のサむズ剀を䜵甚するこずは
可胜である。
なお有機質結合剀を内添しない堎合、抄玙埌こ
れをシヌトに塗垃する堎合もある。
無機質充填剀ずしは結晶氎の脱氎により難燃性
を附䞎する成分ずしおの氎酞化アルミニりムの配
合が効果的、その他のものずしおクレむ、マむ
カ、タルク、䞉酞化アンチモン、炭酞カルシり
ム、シリカ、ガラス粉末、氎酞化マグネシりム、
石コり等があり、これらを氎酞化アルミニりムず
䜵甚するこずにより、難燃性を曎に高めるのに効
果的である。䞊蚘無機繊維質䞍織垃に斌いお、有
機物成分、即ちパルプ、有機繊維、有機質結合
剀、結合助剀の合蚈は䞍織垃シヌトの満足すべき
機械的匷床及び難燃性を埗るために、特に限定す
るものでないが、10〜50wtの範囲にする事が
奜たしい。
補造に際しおは前述の無機質玠材を前述の合成
暹脂液に分散垌釈させ、この分散液を前述の無機
繊維質織垃又は䞍織垃に浞挬、吹付け、あるいは
塗垃等の方法により吞収させお也燥し、続いお加
圧䞋たたは無圧䞋で加熱硬化させ、さらに必芁に
応じお熱凊理を斜すこずにより前蚘無機繊維質織
垃又は䞍織垃に無機質玠材を結合させお埗られ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プノヌル暹脂、倉性プノ
ヌル暹脂、りレタン暹脂、倉性りレタン暹脂の䜕
れか䞀皮よりなる有機発泡䜓の䞡面たたは片方に
無機質シヌトを積局耇合させおなり、無機質シヌ
トが、合成暹脂バむンダヌが15〜70wtず、コ
ロむド状無氎珪酞配合型酞化珪玠、酞化ゞルコニ
りム、酞化チタン及びコロむド状アルミナの少く
ずも䜕れか䞀皮が30〜85wt以䞊䜕れも固圢
物換算からなる組成物に、少量の酞化鉛、酞化
亜鉛、酞化スズの少なくずも䜕れか䞀皮を配合し
た玠材を、ガラス繊維織垃又はガラス繊維を取材
ずする織垃よりなる無機繊維質織垃に、結合させ
たものであるため、難燃性で断熱性の優れた有機
発泡䜓の倖面に䞍燃性の無機質シヌトが耇合され
るから、軜量で断熱性に優れ加工性も良い有機発
泡䜓の倖面に極く薄く無機質シヌトを圢成するこ
ずにより高い難燃性ず耐火性を附䞎するこずがで
きるから建築材料、産業甚材料ずしお軜量で断熱
性に富みしかも難燃性、耐火性の高い材料を提䟛
するこずができる。たたガラス繊維織垃に代え
お、ガラス繊維、岩綿埮现繊維セラミツク繊維の
少なくずも䞀皮の無機繊維ず無機質充填剀より成
る無機質材料50〜90wtずパルプ、有機繊維、
有機結合剀、結合助剀より成る有機質材料10〜
50wtずの混合物を抄玙成型しお埗られた無機
繊維質䞍織垃を甚いた堎合も同様な効果をあげる
こずができる。
実斜䟋 次に以䞋の条件で行぀た本発明品の防火、耐火
実隓を説明する。
詊料 第図に瀺す断面構造を有し有機発泡䜓厚さ
20mmの䞡面に接着剀ずしお垂販の氎ガラス接着
剀厚さ80gm2を介しお無機質シヌト厚さ
0.2mmを接着した。
有機発泡䜓は、垂販のプノヌル暹脂発泡䜓で
密床は40Kgm3である。
無機質シヌトは、アクリル暹脂30郚、含リン含
窒玠系難燃剀15郚、コロむダルシリカ40郚、酢酞
鉛郚䜕れも固圢分配合比からなる玠材をガ
ラス繊維織垃平織180gm2に100gm2固
圢分塗垃し也燥固化させたものである。
詊隓方法 建蚭省告瀺「高分子耇合材防火詊隓法−ボツク
ステスト法1984幎月告瀺」による防火、耐
火詊隓。
詊隓結果 耐熱速床 箄90KJsec 瞜発熱量 31000〜32000KJ 箱内の最高到達枩床 480℃ 詊隓埌、詊料はオリゞナルの圢状を維持し、有
害な倉圢や貫通孔は発生しなか぀た。たたボツク
スの枠組の朚材には燃焌による炭化は党く芋られ
ず防火、耐火性胜が優れおいるこずが刀぀た。し
たが぀おボツクステストには合栌である。
比范䟋 前述の詊料に甚いたプノヌル暹脂発泡䜓単独
で䞊述の詊隓方法を斜した結果は、発熱速床玄
320KJsec、瞜発熱量100000KJ以䞊でスケヌ
ルオヌバヌ、箱内の最高到達枩床は材料のフラツ
シナオヌバヌにより玄1000℃か぀、枠組の朚材が
発火した。
【図面の簡単な説明】
第図ないし第図は倫々本発明の異なる実斜
䟋を瀺す断熱材の瞊断正面図である。   有機発泡䜓、  無機質シヌト。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  プノヌル暹脂、倉性プノヌル暹脂、りレ
    タン暹脂、倉性りレタン暹脂の䜕れか䞀皮よりな
    る有機発泡䜓の䞡面たたは片面に無機質シヌトを
    積局耇合させおなり、無機質シヌトが、  合成暹脂バむンダヌが15〜70wtず、コロ
    むド状無氎珪酞配合型酞化珪玠、酞化ゞルコニ
    りム、酞化チタン及びコロむド状アルミナの少
    くずも䜕れか䞀皮が30〜85wt以䞊䜕れも
    固圢物換算からなる組成物に、少量の酞化
    鉛、酞化亜鉛、酞化スズの少なくずも䜕れか䞀
    皮を配合した玠材を、  ガラス繊維織垃又はガラス繊維を䞻材ずする
    織垃よりなる無機繊維質織垃に、 結合させお成るものであるこずを特城ずする暹脂
    発泡䜓耇合断熱材。  プノヌル暹脂、倉性プノヌル暹脂、りレ
    タン暹脂、倉性りレタン暹脂の䜕れか䞀皮よりな
    る有機発泡䜓の䞡面たたは片面に無機質シヌトを
    積局耇合させおなり、無機質シヌトが、  合成暹脂バむンダヌが15〜70wtず、コロ
    むド状無氎珪酞配合型酞化珪玠、酞化ゞルコニ
    りム、酞化チタン及びコロむド状アルミナの少
    くずも䜕れか䞀皮が30〜85wt以䞊䜕れも
    固圢物換算からなる組成物に、少量の酞化
    鉛、酞化亜鉛、酞化スズの少なくずも䜕れか䞀
    皮を配合した玠材を、  ガラス繊維、岩綿埮现繊維セラミツク繊維の
    少なくずも䞀皮の無機繊維ず無機質充填剀より
    成る無機質材料50〜90wtずパルプ、有機繊
    維、有機結合剀、結合助剀より成る有機質材料
    10〜50wtずの混合物を抄玙成型しお埗られ
    た無機繊維質䞍織垃に、 結合させお成るものであるこずを特城ずする暹脂
    発泡䜓耇合断熱材。  無機質シヌトの合成暹脂バむンダヌが10wt
    以䞋のカヌボンブラツクを含むこずを特城ずす
    る特蚱請求の範囲第項又は第項蚘茉の暹脂発
    泡䜓耇合断熱材。  無機質シヌトに結合される組成物に配合され
    る酞化鉛、酞化亜鉛、酞化スズの少くずも䜕れか
    䞀皮の重合量が0.05〜15wtであるこずを特城ず
    する特蚱請求の範囲第項ないし第項の䜕れか
    に蚘茉の暹脂発泡䜓耇合断熱材。
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