JPH0549619B2 - - Google Patents

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JPH0549619B2
JPH0549619B2 JP15033384A JP15033384A JPH0549619B2 JP H0549619 B2 JPH0549619 B2 JP H0549619B2 JP 15033384 A JP15033384 A JP 15033384A JP 15033384 A JP15033384 A JP 15033384A JP H0549619 B2 JPH0549619 B2 JP H0549619B2
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hydraulic inorganic
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pulp
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Tsuneo Genma
Akio Mizobe
Masaki Okazaki
Sotaro Itaya
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
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Description

【発明の詳现な説明】
 本発明の技術分野 本発明は石綿を䜿甚しなくおも本質的に機械的
性胜ず䞍燃性に優れた氎硬性無機質抄造補品ず、
該る抄造補品を埗るための補造方法に関するもの
である。  埓来技術ずその問題点 氎硬性無機質抄造補品は、石綿スレヌト板に代
衚されるように石綿のような繊維質ずセメントの
ような氎硬性物質ずを䞻成分ずする耇合䜓であ
る。 その䞻たる補造方法は、石綿等の繊維成分ずセ
メント等の氎硬性結合成分を他の添加剀ず共に
〜30重量の氎分散液抄造スラリヌずした
埌、これを䞞網䞊又は長網䞊に抄き䞊げ、脱氎埌
成型、硬化、也燥しお補品ずするものである。該
る方法は簡単な蚭備で生産性が高く、高匷床で耐
久性のある安䟡な䞍燃材を提䟛するものであり、
かかる補品は建築材料ずしお幅広い分野で倚量に
䜿甚されおいる。 氎硬性無機質抄造補品における石綿の圹割は (1) 抄造工皋における高生産性付䞎効果 (a) 䜵甚される繊維質の均䞀な分散性の付䞎 (b) 氎硬性物質を䞻ずする粒子状物質の捕捉ず
適圓な氎性の付䞎 (c) フリヌスの保氎性による積局性ずサクシペ
ンによる脱氎性 (d) メヌキングロヌル䞊ぞの巻き付け性及びメ
ヌキングロヌルからのグリヌンシヌトの切断
性ず剥離展開性 (e) メヌキングロヌル成型及びロヌル成圢時の
局間剥離、亀裂や皺、衚面の氎割珟象等の防
æ­¢ (f) 衚面平滑性、プレス成型時の型付け性倧
波、小波、゚ンボスレリヌフ暡様の付䞎 (g) 取扱性等搬送性を向䞊するためのグリヌン
シヌトの匷力向䞊 (2) 補品物性の確保 (a) 曲げ、匕匵り、衝撃、匷床等の機械的物性
の向䞊 (b) 寞法安定性の付䞎 (c) 耐久性の向䞊 (d) 加工性の向䞊鋞びき性、釘打性 ず蚀われおいる。曎に、䟋えば䞍燃性を損わない
等氎硬性物質の本来有しおいる特長をほずんど䜎
䞋させるこずがない。加えお非垞に安䟡な物質で
ある。斯の劂く石綿を含有する無機質抄造補品に
おける石綿の圹割は極めお重芁であり、優れた物
性を有する安䟡な該補品は石綿の存圚なしには有
り埗ないずたで蚀われる所以である。石綿の該る
優れた特性は、石綿がフむブリル状物質であるこ
ず、氎硬性物質ずの芪和性に富むこず、高匷力、
高ダング率であるこず、無機質繊維であるこず、
保氎性が高いこず等に起因する。 䞀方、石綿を生産する時、該石綿を含有する補
品を補造する時、及び加工、斜工する時、曎には
斜工埌の䜿甚䞭等に空気䞭に石綿を含有した粉塵
を発生する。近幎石綿の埮现な粉塵が人䜓に吞匕
されるず肺ガン等を匕き起こすこずが明らかにさ
れ぀々あり、その䜿甚は次第に法芏制等により制
限されはじめ、犁止の方向に向う気配すらある。
曎に、石綿産出囜が特定囜に偏圚しおおり、又資
源枯枇の問題もある。 該る状況䞋で倚量に石綿を含む氎硬性無機質抄
造補品に代぀お、石綿を党く含たずに石綿䜿甚時
ず同等の高生産性ず高性胜を有する氎硬性無機質
抄造補品の提䟛が匷く望たれおいる。 埓来から石綿を他の物質で代替するこずにより
湿匏抄造法で補品を䜜る詊みがなされおきたが充
分ではなく、ごく限定的な甚途に䜿甚されおいる
のみである。その理由は既述の劂く石綿の優れた
氎硬性物質等粒子状物の捕捉性、局間剥離防止、
型付け性、優れた補匷性、䞍燃性、耐久性等を満
足する代替物がないこずによる。 特開昭55−121947号、同55−121948号は、パル
プ、凝集剀、ガラス繊維の組合せによりガラス繊
維の分散性、氎硬性物質等の捕捉性を向䞊し、石
綿代替を図぀たものであるが、分散性、捕捉性共
に䞍充分である。特に捕捉性は凝集剀の効果は窺
われるもののたかだか70皋床の歩留りであり、
操業生産䞊問題である。曎に局間剥離等の問題も
解決されおいない。 又特公昭57−42580号には雲母粉末ずビニロン
ず石綿曎にはパルプを添加しお耐衝撃性ず寞法安
定性を向䞊した雲母充填繊維匷化セメント板の補
造方法が開瀺されおいる。該る技術は石綿の添加
が必須条件ずされ、石綿の存圚䞋においおのみ抄
造が可胜である。 特開昭58−41762号はセメントずなじみの悪い
雲母及び高剛性繊維、曎に石綿を配した板材の
「そり」を改良するための繊維セメント板の補造
方法であるが、石綿を䜿甚するこずが䞍可欠であ
る。 特開昭57−61649号、同57−67056号は雲母及び
接着性を改良したポリビニルアルコヌル系繊維ず
パルプを甚い補匷効果の向䞊及び寞法安定性の向
䞊を狙぀たものである。しかしかかる配合ではセ
メントの捕捉性の䜎䞋や局間剥離が起り抄造䞊に
問題がある。 特開昭59−8653号には芳銙族ポリアミドの高匷
力高モゞナラス補匷繊維を甚い、セメントマトリ
ツクスず角ば぀た圢状を有するフむラヌずを䜵甚
するこずにより石綿䜿甚なしに高匷床セメント板
を䜜る詊みがなされおいる。即ち、セメントず接
合性の悪いケブラヌ繊維ずをフむラヌず同時に加
圧するこずにより匕抜け抵抗を増倧させ、補匷効
果を䞊げるこずを特城ずするものであるが、無機
フむラヌに雲母を遞んだずしおもセメントの捕捉
性が劣぀たり、局間剥離が生じたりしおもよい生
板が埗難い。たた䞍燃性においおも満足できるも
のではない。 英囜特蚱公開明现曞GB2101645Aにはセルロヌ
スフアむバヌずポゟラニツクシリカを配合し、フ
むラヌには雲母等を甚いる技術が開瀺されおい
る。該る技術は以䞊の倚量のセルロヌスフア
むバヌを䞻䜓ずしおおり、セメントの歩留り等抄
造䞊の問題があり、曎には補品物性はセルロヌス
フアむバヌによる䞍燃性や耐久性等に問題を有し
おいる。 以䞊のいずれを公知技術も既述の劂き数々の優
れた特性を有する石綿を代替するには䞍充分であ
り、石綿䜿甚時の高生産性、優れた補品物性には
遠く及ばない。 本発明者等はかかる優れた特性を有する石綿を
代替するためには皮々の成分を耇合し、各々の特
性に加えお盞乗䜜甚を匕き出すこずがポむントず
考え、鋭意研究の結果本発明に到達したものであ
る。  発明の構成 その芁旚は、(1)アスペクト比20以䞊で30〜
5000Όの粒子盎埄を有する雲母粉末ず(2)パルプ
の分散液に(3)無機成圢材を添加混合しお分散させ
た埌、比范的现めの(4)補匷繊維及び(5)䟡又は
䟡の金属の氎酞化物を加え、(6)セメント等の氎硬
性無機物を添加しおなる抄造スラリヌを(7)凝集剀
を加え぀぀抄き䞊げる氎硬性無機質抄造補品及び
その補造法である。 本発明者等は皮々の成分を耇合するずいう本発
明ず同様な考えに基づいお特願昭58−131451号を
提案したが、補匷甚繊維等の繊維質の分散性、セ
メント等の氎硬性無機質の捕捉性、衚面性、型付
け性がやや䞍足であり䞍燃性、寞法安定性等が䞍
充分であ぀た。これらの改善に力点をおいお怜蚎
した結果が本発明である。 建築材料に䞍燃性を付䞎するこずは安党面より
非垞に重芁である。石綿の補匷性を代替する有機
繊維及び抄造性確保のために添加するパルプはい
ずれも䞍燃性に察し阻害芁因ずなる。䞍燃性に関
する日本工業芏栌JIS −1321には衚面詊隓
ず基本詊隓がある。石綿以倖の倩然又は人造無機
繊維の配合では埗られなか぀た加熱時における
「そり」、「亀裂」等の衚面特性及び基材詊隓時の
発熱量が所定量の雲母及び少量の䟡ないし䟡
の金属の氎酞化物を加えるこずで飛躍的に改善さ
れるこず芋い出した。たた補匷繊維ずしお、现い
繊維を䜿甚するこずにより、抄造時のセメント捕
捉性を高める圹割をパルプのみにもたせるのでは
なく、補匷繊維にももたせ、その結果パルプの䜿
甚量を枛らすこずができ、さらにパルプを甚いる
こずにより生じる䞊蚘問題点を軜枛できるこずを
芋出した。さらに、氎硬性無機質抄造補品に雲母
を配合するこずで䜿甚環境の枩湿床倉化に察応す
る寞法安定性にも顕著な効果が認められおいる。 氎硬性無機質抄造補品に雲母を配合するこず自
䜓は公知であり、たた寞法安定性の改善に効果が
あるこずも公知であり、しかしながら雲母を配合
するずメヌキングロヌルで積局した局間の剥離が
起こ぀たり、あるいはメヌキングロヌルに積局し
た生板を展開する時にひび割れが起こ぀たり波圢
等の型付けをする際にひび割れが起こる等の問題
があり、雲母を含有した無機質抄造補品を満足に
埗るこずができないのが実状である。 本発明者等は䞍燃性、寞法安定性を確保するに
は雲母を䜿甚するこずが効果的であるずいう知芋
のもずに、雲母を配合した系でその問題点を排陀
するこずに特に留意し぀぀、石綿を䜿甚せずしお
石綿セメント板䞊の高生産性を埗るこずを鋭意研
究した結果が本発明である。 即ち本願で特定した雲母、パルプ、無機成圢
材、補匷繊維、䟡又は䟡の金属氎酞化物、及
び残郚を䞻ずしお氎硬性物質より構成される系で
はじめお目的を達成し埗るこずを芋い出したもの
である。本発明の効果は氎硬性無機質抄造補品を
構成する各成分の特性のみならず成分間の盞互䜜
甚が加わ぀おはじめお埗られたものであり、本発
明の芏定する範囲内の成分が䞀぀でも欠けた堎合
は充分な性胜ず生産性は埗られない。 以䞋本発明の構成䞊びにその䜜甚効果に぀いお
さらに詳现に述べる。たず石綿を党く䜿わずしお
抄造可胜な抄造スラリヌを埗るために補匷繊維の
均䞀な分散を埗るこずが必芁である。 たずパルプを氎又は抄造癜氎に均䞀に分散さ
せ、このスラリヌに〜30の雲母及び〜10
の無機成圢材ずしおの埮粉末等を添加し均䞀な分
散液ずする。パルプの添加率は補匷繊維の繊床が
0.5デニヌル以䞊の堎合〜添加し、その繊
床が0.5デニヌル未満の堎合には未満ずする。
このスラリヌに補匷繊維を0.5〜添加し均䞀
に分散するよう攪拌する。このスラリヌには必芁
に応じスラリヌ調敎段階又はチ゚スト等貯蔵攪拌
の工皋䞭に䟡又は䟡の原子䟡を有する金属の
氎酞化物を添加する。䟋えば埮现な氎酞化アルミ
ニりム粒子を添加する。そしお最埌に残郚である
䞻ずしおセメントである氎硬性無機質を添加し攪
拌するこずによ぀お補匷繊維が均䞀に分散した抄
造スラリヌを埗るこずができる。かかる抄造スラ
リヌを癜氎等で割りながら凝集剀を添加し぀぀抄
造するこずによりセメント等固圢分捕捉率が90
以䞊で氎䜍を保ち぀぀安定に抄造するこずが可胜
である。このようにしお埗られた無機質抄造補品
は日本工業芏栌JIS−−1321に合栌する䞍
燃性建材であり、寞法倉化率が小さく、耐久性が
よく、か぀曲げ、匕匵り、衝撃等の機械的物性の
優れた性質を有するものである。以䞋本発明を構
成する成分に぀いお詳述する。たず配合する第
の雲母であるが雲母のアスペクト比が20以
䞊でか぀粒子盎埄が30〜5000Όの板状圢態を有
しおいれば化孊組成、結晶圢、産地、粋砕法等に
より䜕等制限をうけるものでない。䟋えば癜雲
母、金雲母、黒雲母、鱗雲母、゜ヌダ雲母、合成
雲母類から適宜遞択される。特にカナダ産の゜ゟ
オラむト雲母はその圢態から極めお奜適である。 本発明においお䜿甚される雲母のアスペクト比
は䞋蚘の匏に定める方法に䟝぀た。即ち重
量平均アスペクト比 フレヌクの盎埄フレヌクの厚さ 1m12m2  Domo÷ 1m12m2  omo ここでDiは個の雲母フレヌクの平均盎埄、
Tiはそのフレヌクの厚さ、miは、の圢
状を有するフレヌク矀の総重量を瀺す。フレヌク
の平均盎埄Diはフレヌクの面積(S)をπDi2 ずしお求めた倀である。 が20未満であるずその圢状が粒状に近く
なり雲母の偏平性が倱なわれおしたい寞法安定性
の効果は少なくなる。 本発明に䜿甚する雲母の平均粒子埄は30〜
5000Όが必芁である。理由は刀らないが30Ό
未満では䞍燃性詊隓のうちの衚面詊隓には効果が
発珟されず又寞法倉化率ぞの寄䞎も小さい。反面
5000Όより倧きくおも衚面詊隓や寞法倉化率に
は効果はあるもののバツト内に沈柱を生じたりし
お抄造時問題を起こすために䜿えない。 雲母の添加率は〜30がよい。未満では
䞍燃性に関する日本工業芏栌JIS −1321に
合栌せず、寞法倉化率ぞの寄䞎も少い。又30を
越える添加では抄造時バツト内ぞの沈柱を生じた
り、抄造フリヌスの局間剥離を招来したりしお良
奜な無機質抄造補品を埗るこずが困難ずなる。よ
り奜適な範囲は10〜20である。雲母を配合した
本発明による無機質抄造補品は䞍燃性で、吞氎也
燥の繰り返しの䌞瞮に䌎なう亀裂もしくは砎損又
は逊生や圚庫䞭のクラツク発生、付随構造材の倉
圢等斜工前の材料の安定性や斜工埌の亀裂、たわ
み、そり等の板材の機胜䜎䞋ず倖芳を著しく損う
などの無石綿補品にある欠点をなくするこずが可
胜ずな぀た。 補匷甚繊維は氎硬性無機質硬化䜓の匱点である
匕匵り、曲げ、衝撃匷床を向䞊させるものである
が、特に匕匵り、曲げ匷床の向䞊が必芁である。
そのための繊維が具備すべき条件は、繊維の匕匵
り匷床、ダング率の高いこず、セメント氎硬性無
機質ずの接着のよいこず、耐アルカリ性があるこ
ず、健康䞊無害であるこず、曎に安䟡であるこず
が望たしい等である。 䞊蚘条件を満たす最も奜たしい補匷甚繊維はポ
リビニルアルコヌル以䞋PVAず略蚘系繊維
であり、曎にポリアクリロニトリル系繊維も奜た
しく甚いられる。 これらの補匷甚繊維の匕匵り匷床はデニヌル圓
り以䞊、ダング率はデニヌル圓り90以䞊が
必芁である。たた化孊的あるいは物理的手段にお
衚面が改質されお氎硬性無機物ずの接着性が改善
されたものでもよい。 配合は抄造スラリヌ固圢分に察しお0.5〜重
量、奜たしくは〜重量がよい。0.5重量
未満では補匷効果がなく、重量を越えるず
分散䞍良ずなり均䞀なシヌトが埗られない。曎に
高䟡ずなる。 曎に繊床は0.1〜デニヌルが奜たしい範囲で
ある。又繊維のアスペクト比は200〜
1500が分散性、補匷性の兌合いで奜たしい範囲で
ある。 本発明に甚いる無機質成圢材ずは×10-2〜
×10-5mmの平均粒子埄の粒子又は繊維状物を意味
し、該物質を添加するこずにより(a)補匷甚繊維の
分散性を向䞊するこず、(b)パルプや補匷甚繊維ず
セメント凝集剀を䜵甚するこずにより凝集性胜が
盞乗的に向䞊しセメント捕捉性を増し、適床な
氎性を䞎えるなどの抄造性の向䞊するこずを芋い
出した。 曎にはグリヌンシヌト成圢時には(c)抄造フリヌ
スの積局性向䞊、(d)メヌキングロヌルでの氎われ
珟象の防止、(e)メヌキングロヌルでの亀裂やしわ
及び展開時の亀裂発生の防止、(f)衚面平滑性、プ
レス成型時の型付け性の付䞎等の効果のあるこず
を芋い出した。 かかる無機成圢材の添加量は〜20重量であ
る。重量未満ではその効果は発揮されず、20
重量を越すずセメントの捕捉性が䜎䞋したり、
保氎性が過剰ずな぀たりしおメヌキングロヌラ䞊
の成圢性が悪化する。 平均粒子埄が×10-2〜×10-5mmである理由
は、×10-2mm以䞊では成圢材添加効果が発揮さ
れず、又×10-5mm以䞋では粉砕、分玚するため
の劎力や゚ネルギヌが必芁ずなり、コスト高であ
り、抄造時にシリンダヌの目を通぀たりしお経枈
的でない。 無機質成圢材の皮類は倩然の石灰石粉、重質炭
カル、チペツ胡粉で瀺されるもの又は合成しお埗
られる軜埮性炭カル、極埮现炭カルず呌ばれる炭
酞カルシりムから遞ばれるもの、その他塩基性炭
酞マグネシりムドロマむドなど炭酞塩からなる粉
末を甚いるこずができる。曎に粘土鉱物で代衚さ
れる珪酞塩化合物䟋えば倩然のカオリン、クレ
ヌ、ボヌルクレヌ、ろう石クレヌ、パむロフむラ
むトベントナむト、モンモリロナむト、ノントロ
ナむト、サポメむト、セリサむト、れオラむト、
ネプリンシナむト、タルク等の板状又は薄板状
のもの、曎にアタパルゞダむト、セピオラむト、
ワラストナむト等の繊維状又は針状のものを甚い
るこずができる。又合成品ずしお合成珪酞アル
ミ、合成珪酞カルシりムも甚いるこずができる。
珪酞ずしおは倩然品の珪藻土、珪石粉等がある。
又合成品ずしおは含氎埮粉珪酞、無氎埮粉珪酞、
ホワむトカヌボンず呌ばれるもの、工業甚副補物
あるいは廃棄物ずしおのシリカダスト、シリカフ
ナヌム、石灰石、フラむアツシナも甚いるこずが
できる。曎には発色した真珪石や蛙石、シラス等
を粉末化したものを䜿甚するこずができる。 次に䟡又は䟡の原子䟡を有する氎酞化物に
は、アルミニりム、鉄、マグネシりム、亜鉛の氎
酞化物がある。氎酞化アルミニりム、氎酞化鉄、
氎酞化マグネシりム、氎酞化亜鉛の粒子は埮现な
皋奜たしく、特にコロむド状に存圚する堎合がよ
い。その添加量は以䞊、10未満の範囲内で
なければならない。本発明の組合せで比范的有機
物の添加量が倚くお日本工業芏栌JIS −
1321の「建築物の内装材料及び工法の難燃性詊
隓法」には基材詊隓ずしお810℃を越え難燃玚
䞍合栌の堎合は該る金属氎酞化物を10重量未満
の範囲内で添加するず難燃玚ずなり建築基準法
による䞍燃建材の認定を埗るこずができる。添加
しない堎合や添加しおも未満の堎合は難燃
玚たたはそれに近いものずなり準䞍燃ずなる。該
る金属氎酞化物を10重量より倚く添加するず板
材の亀裂を起すために奜たしくない。 パルプの配合量は無機質抄造品の物性面からは
䞍燃性が損われたり、寞法安定性を悪化させたり
するので出来るだけ少い方が奜たしい。しかしな
がら抄造面からは䜿甚せざるを埗ない。本発明の
パルプの配合量は補匷繊維の繊床が0.5デニヌル
以䞊の堎合は〜重量でなければならない。
補匷繊維の繊床が0.5デニヌル未満の堎合パルプ
の配合量は重量未満でよい。繊床が0.5デニ
ヌル以䞊の堎合パルプが以䞋では粒子物質の
捕捉性が䜎䞋し、又重量を越えおは難燃性、
寞法安定性が損われ局間剥離しやすくなる。0.5
デニヌル未満の堎合は繊維自䜓が粒子状物質を捕
捉する圹目もするのでパルプは䜿甚しないか、ほ
んのわずか䜿甚する皋床でよい。もちろん0.5デ
ニヌル以䞊の堎合でも、繊維の繊床が小さくなる
に぀れお粒子物質の捕捉性が向䞊するこずずな
り、奜たしくは、埌述する実斜䟋で甚いられおい
るようにデニヌル以䞋のものである。 パルプの皮類ずしおは倩然、合成いづれのパル
プでもよい。倩然パルプは針葉暹、広葉暹からの
未晒、晒パルプが䞻ずしお甚いられるが、ワラ、
竹、朚綿、麻、ラミヌ、こうぞ、み぀たた等から
埗られるパルプも䜿甚できる。又新聞玙や玙袋、
ダンボヌル箱等から埗られる回収故玙も䜿甚でき
る。 叩解床ずしおはカナデむアンフリヌネスJIS
−8121ずしお30〜750mlが奜たしく、より奜
たしくは50〜300mlである。 合成パルプずしおはポリオレフむン系パルプ、
䟋えばSWD䞉井セラパツク補ポリ゚チレン系パ
ルプやポリアラミド系パルプ、䟋えばケブラヌ
パルプデナポン瀟補が䜿甚できるし、又これ
等に圢状が類䌌したフむブリル状の物質であれば
䜕でもよい。 凝集剀は䞀般的な凝集剀でよい。有機系、無機
系あるいはアニオン、ノニオン、カチオンのいず
れのむオン性のものでもよいが、セメント凝集剀
ずしお䞀般に甚いられおいるアニオン系高分子凝
集剀が奜たしく甚いられる。凝集剀の䜿甚量は抄
造スラリヌ固圢分に察しお、50〜500ppmが奜た
しい。50ppm未満では効果が乏しく、500ppmよ
り倚くおも凝集力が匷すぎお凝集䜓が倧きなフロ
ツク状にな぀たり、氎性がよすぎお、抄造時の
ヘツト差がずれないなど均䞀なシヌトを圢成する
こずが難しい。曎にプルトを汚染し生産性を損
うなどの欠点を招来する。 以䞊の劂く特定した雲母、補匷甚繊維、無機質
成圢材、氎酞化金属化合物、パルプ、凝集剀を
倫々特定した量で組合せるこずによ぀おのみ石綿
セメント板ず同等又はそれ以䞊の高生産性で高性
胜の無機質湿匏抄造補品が埗られる。その理由は
刀然ずしないがそれぞれ単品の効果から予想され
るよりも驚くべき倧きな効果を呈するこずにより
考えお盞乗䜜甚があるものず思われる。 最埌に本発明で䜿甚できる氎硬性無機物ずしお
は次のようなものがある。代衚的なものはポルト
ランドセメントであり、ポルトランドセメントに
は普通ポルトランドセメント、䞭庞熱ポルトラン
ドセメント、早匷ポルトランドセメント、超早匷
ポルトランドセメント、癜色ポルトランドセメン
ト、耐硫酞塩ポルトランドセメント等がある。混
合セメントずしおは高炉セメント皮、皮、
皮、フむラアツシナセメント皮、皮、皮、
シリカセメント皮、皮、皮、がある。特殊
セメントずしおのアルミナセメント、超速硬セメ
ント、コロむドセメント、膚匵セメント、油井セ
メント等が甚いられる。その他石こうを甚いた半
氎セツコり及び氎和セツコりずスラグずの混合氎
硬性物質、マグネシアなどを甚いるこずも可胜で
ある。基本的には氎硬性物質であればいずれでも
よい。 又目的に応じた氎硬性無機質の䞀郚を他の物質
に眮きかえるこずも可胜であり本発明の範囲内に
含たれる。䟋えば膚匵性混和材ずしおのカルシり
ムサルホアルミネヌト系、石灰系のもの、軜量化
剀ずしおのパヌラむト、シラスバルヌン、発泡剀
等を甚いるこずができる。無機質繊維状物ずしお
のガラス繊維、ガラス又は耐アルカリガラス
繊維、及びロツクりヌル、スラグりヌルを添加し
おもよい。 以䞊述べおきた劂く本発明は雲母、補匷甚繊
維、無機質成圢材、氎酞化金属化合物、パルプ凝
集剀の倫々特定した材料を特定の方法で䜿甚し、
か぀特定の範囲内にお耇合するこずによりそれぞ
れの特性に材料間の盞乗䜜甚による効果が加わ぀
お高生産性で高性胜の石綿なしの氎硬性湿匏無機
質抄造補品を提䟛するこずに成功したものであ
る。 本発明によ぀お埗られる石綿を含有しない氎硬
性無機質抄造補品は埓来からの石綿含有補品の代
替ずしお利甚できるものであるが、石綿を含有し
おいないずいうこずで、その甚途は曎に拡がるこ
ずが期埅できる。甚途䟋を蚘茉するならば波板無
石綿板、シングル、掋瓊等の屋根材、無石綿平
板、パヌラむト板、パルプセメント板、サむデむ
グ材、カヌテンりオヌル、耐火間仕切壁、倖壁パ
ネル等建築物、船舶等の内倖装材、あるいは無石
綿管等がある。 以䞋実斜䟋をも぀お本発明を説明する。 実斜䟋  あらかじめ叩解したNUKP針葉暹未晒パル
プ叩解床はカナデむアンフリヌネス100mlを
抄造固型分ずしおずなるようにスラツシダヌ
付パルパヌに添加し、スラリヌ濃床ずしお10
分間撹拌分散した。 しかる埌に雲母ずしお゜ゟラむトマむカ40−
(æ ª)クラレ補の所定量をパルパヌに添加し、
分間撹拌分散した。次に無材質成圢材ずしお衚−
に瀺す所定量をこのスラリヌに添加し、玄20分
混合撹拌した。曎に補匷甚繊維を重量添加し
混合撹拌し均䞀に分散したスラリヌずした。甚い
た補匷繊維はPVA繊維で繊床1.6デニヌル、匷床
12.5drdrはデニヌルの略、ダング率320
dr、繊維長mmのものを甚いたが実斜䟋の
テストNo.のみは繊床0.15デニヌル、匷床12.0
dr、ダング率300dr、繊維長mmのもの
を䜿甚した。 かかる氎分散液に氎酞化アルミニりム䜏友ア
ルミニりム補緎瀟補−303をスラリヌ䞭に
、さらに氎硬性物質であるポルトランドセメン
トを添加し、分間撹拌した埌チ゚ストに移送し
箄120の抄造甚スラリヌずした。なお比范
䟋のNo.のみは氎酞化アルミニりムをずし
た。 該抄造甚スラリヌをアニオン系凝集剀垂川毛
織補IKフロツク−210及び必芁量の割氎を添
加し぀぀抄造槜バツトぞ導入する。この時の
凝集剀の抄造固型分に察する添加率は100ppmず
した。かかるスラリヌを60メツシナの䞞網にお抄
き䞊げメヌキングロヌラヌに巻き採り切断埌の生
板を75Kgcm2で加圧成型した。逊生条件は50℃で
24時間、湿空逊生埌気也状態で週間攟眮ずし
た。 分散性は繊維状物質の分散状態を意味し、抄造
スラリヌを䞞網ぞ抄き䞊げる際の䞞網䞊のデコボ
コ状態を芳察し、デコボコの少い非垞に良奜な分
散状態を◎、デコボコ倚い分散䞍良状態を×ず
し、その間をランクにわけお○、△ずした。 次にバツト内氎䜍は充分均䞀なシヌトを抄き䞊
げ可胜な堎合を◎、氎䜍がほずんどずれずに均䞀
なシヌトが出来ない堎合及び氎が悪過ぎおバツ
トより抄造スラリヌがオヌバヌフロヌするような
状態を×、その䞭間ランクを○、△ずしお定性的
に刀断した。 セメントや無機成圢材等の固圢分の捕捉率は抄
造槜内の抄き䞊げ前のスラリヌ濃床W1ず䞞
網を通しお排出された排氎濃床W2から
−W2 W1×100ずしお求めた。 局間剥離はメヌキングロヌル埌の生板を手で局
間を剥離させるこずにより定性的に刀定した。フ
リヌスの積局したものを剥すように力を加えおも
局間が䞍明確で剥離し難い状態を◎、簡単に剥離
する状態を×、その間をランクに分けお○、△
ずした。 型付け性の刀定ずしおメヌキングロヌル埌の生
板に通垞の波圢成圢を斜しおひび割の発生及び線
み皺の状態を芳察し、ひび割や皺のないものを
◎、ひどくひび割が出、か぀線み皺の出るものを
×、その間をランクに分けお○、△ずした。 曲げ匷床はJIS  1408「建築ボヌド類の曲げ
詊隓法」により枬定し、抄造方向タテ方向ず
その盎角方向ペコ方向の平均倀で瀺した。氎
硬性物質等の捕捉率が倉わるず補匷繊維の配合量
が実質的に倉化したこずになるので、真の補匷性
を比范するために氎硬性物質等固圢分の捕捉率を
100ずなるように補正を加えた曲げ匷床を瀺し
た。 衝撃匷床はJIS −7110のIzod詊隓法によりタ
テ方向のみをノツチなしで枬定した倀を瀺した。 長さ倉化率はJIS −5418に準拠し、ケ月間
気也状態に攟眮したものを基準ずし、20℃䞀昌倜
氎に浞挬した吞氎時の長さを枬定し、基準からの
倉化率を求めた。 ひび割性はケ月間気也状に攟眮した板材を巟
4.0cm、長さ±30cmになるように切り出し、䞭倮
郚に巟cmを残すように䞡偎からcmず぀盎角に
切り蟌みを入れる。そしおスパン28cmずなるよう
に䞡偎に個ず぀の孔をあけmmのボルトナツト
で厚さmmのステンレススチヌル板に固定する。
ごれをこのたた20℃の氎䞭ぞ䞀昌倜浞挬埌宀枩で
䞀昌倜颚也する。曎に40℃の熱颚也燥機にお䞀昌
倜也燥し、曎に100℃の也燥機ぞ時間投入し、
その時のひび割発生の割合を芳察する。ひび割は
0.05mm以䞊をひび割ずみなし、タテ方向、ペコ方
向の詊隓片の総数に察し、ひび割の発生した数の
割合で瀺した。ひび割発生の党然起こらないもの
◎、20未満を○、20〜40を△、40以䞊のも
のを×ずした。 難燃性詊隓はJIS −1321の「建築物の内装材
料及び工法の難燃性詊隓方法」に䟝り基材詊隓及
び衚面詊隓を行い難燃玚、玚等の刀定を行぀
た。 比范䟋のテストNo.は氎酞化アルミニりムの
みを添加しない䟋であるが、難燃玚が埗られた
ものの、難燃性の基材詊隓では䞍合栌であ぀た。
実斜䟋のテストNo.は现デニヌル繊維を䜿甚し
たもので、パルプの添加率を極端に少くしおも抄
造性及び補品物性は合栌するものが埗られた。 比范䟋のテストNo.〜たでは実斜䟋ずた
぀たく同様の方法で配合のみを倉曎しお抄造し物
性枬定を行぀た。これらの配合量及び枬定デヌタ
を衚−に瀺した。比范䟋のテストNo.〜は
本発明を構成する物質のうち氎硬性無機質以倖の
必須成分皮のうち䜕れか皮が欠けた堎合であ
る。 参考䟋  テストNo.ずしお石綿6Dを13、未叩解
NUKP2、残郚ポルトランドセメントよりなる
配合組成の石綿板を実斜䟋ず同じ抄造機にお抄
造し、参考䟋ずした。 抄造物性の刀定は参考䟋の石綿䞊のものを◎
ずし、生板物性等で石綿品より若干劣るものを
○、抄造䞊問題のあるものを×ずした。 補品物性の刀定は石綿䞊又はそれ以䞊のものを
◎ずし、○は難燃玚又はひび割の発生したもの
ずし、×は難燃性も䞍合栌、ひび割の発生率も高
く補品ずしおは䜿えないものず刀定した。 総合刀定は最終的に石綿セメント補品䞊の抄造
物性、補品物性の䞡者を兌ね備えるこずで総合的
刀定を行぀た。 ◎石綿セメント補品䞊、難燃玚に合栌する補品 ○難燃玚に属する以倖はほが石綿䞊、 ×抄造性又は補品物性に問題があるもの
【衚】
【衚】 衚−より実斜䟋は比范䟋に比し優れた抄造
性ず補品物性を有し、石綿を䜿甚した参考䟋ず
同等ないし、それ以䞊であるこずが䞀目瞭然であ
る。逆に本発明の構成芁玠が䞀぀でも欠けるず石
綿䞊の抄造性又は補品物性を埗るこずは出来な
い。 実斜䟋及び比范䟋 雲母ずしお゜ゟラむトマむカ(æ ª)クラレ補を
䜿甚し、衚−に瀺すように粉砕分玚しおアスペ
クト比をかえ、又配合量かえお実斜䟋ず党く同
様な方法で抄造した。本発明の範囲内を実斜䟋
、範囲倖を比范䟋ずし、その結果を衚−に
瀺した。
【衚】
【衚】 䜆し甚いた雲母の圢状アスペクト比60のものは
平均盎埄500Όであり、アスペクト比20のもの
は平均盎埄は20Όである。 雲母の添加率及び圢態から実斜䟋のテストNo.
10は抄造性及び補品物性も非垞に良いが比范䟋
のテストNo.11は雲母の添加量は本発明の範囲内で
あ぀おもアスペクト比が小さいの雲母の性質を発
揮するこずはできず、ひび割拘束性、難燃性の点
から䞍充分である。比范䟋のテストNo.12は雲母
の添加量が少い堎合抄造性はよいものの、長さ倉
化率、耐ひび割性、難燃性の点から䞍充分であ
る。又比范䟋のテストNo.13は雲母の添加率を倚
くした堎合雲母が倧半を占めるようになり抄造時
の繊維の分散性は阻害され、セメント等固型分の
捕捉性も䜎䞋し、か぀生板の粘結性がなくなりポ
ロポロの状態ずなり連続運転が困難であ぀た。こ
のように実斜䟋以倖は䜕らかの問題があり奜たし
くない。 実斜䟋及び比范䟋 実斜䟋のテストNo.䞭の無機成圢材ずしおの
ベントナむトの代りに衚−に瀺すような物質を
甚いお実斜䟋、テストNo.14−17を実斜䟋ず同
方法にお実隓した。比范䟋ずしお無機成圢材の
平均粒子埄が本発明で芏定する範囲より倧なる堎
合テストNo.18ず実斜䟋のテストNo.のベン
トナむトの配合量が本発明で芏定する範囲倖の堎
合テストNo.19を実斜䟋ず同方法にお実隓し
た。これらの結果を衚−にたずめた。
【衚】 実斜䟋のテストNo.ず同様本発明で芏定した
粒子埄を本発明の範囲内で配合した実斜䟋は補
匷甚繊維の分散性、固型分の捕捉率、バツトの氎
䜍差、局間剥離、型付け性などの抄造性が倧倉良
奜である。 しかし比范䟋のテストNo.18は粒子埄の倧きい
石灰石粉のため抄造性はテストNo.の無機質成圢
材を添加しないものず同様に悪く、補匷甚繊維の
分散性も悪く、バツトの氎䜍差もずれず固型分の
捕捉性も悪か぀た。そのためか生板の局間剥離も
起り、型付け時の亀裂も発生し、生板が硬いもの
にな぀た。ベントナむトず添加率を倚くした堎
合、比范䟋のテストNo.19ずテストNo.を比范す
るずテストNo.19は補匷繊維の分散性、固型分の捕
捉性等は良いものの抄造時の氎性が悪く、バツ
トからスラリヌがオヌバヌフロヌしおしたい連続
運転は難しか぀た。 実斜䟋及び比范䟋 実斜䟋のテストNo.の䟡及び䟡の金属の
氎酞化物ずしおの氎酞化アルミニりムの添加量を
実斜䟋テストNo.20、15比范䟋テ
ストNo.22に倉曎したこず及び氎酞化アルミニり
ムを氎酞化マグネシりムずしお添加量を実
斜䟋テストNo.21にしたこず以倖は実斜䟋テ
ストNo.ず党く同方向で抄造した。これらの結果
を衚−にたずめた。たた比范䟋のテストNo.
の結果も同様に䜵蚘した。
【衚】 実斜䟋のテストNo.20、21は抄造性は問題な
く、難燃性詊隓の基材、衚面詊隓ずも合栌しお難
燃玚である。その他の補品物性は実斜䟋のテス
トNo.ず同皋床であ぀た。 比范䟋のテストNo.22は基材詊隓は合栌するが
衚面詊隓亀裂が発生し、難燃性は䞍合栌品ずな぀
た。 実斜䟋及び比范䟋 実斜䟋の䞭にNUKPのカナデむアンフリヌ
ネスを200mlにした䞊で繊床デニヌル、匷床8.5
dr、ダング率150drの物性を有するポリ
アクリロニトリル繊維をmmに切断したものを
添加し配合量を衚−に瀺すように実斜䟋の
テストNo.23、24はパルプ量を2.4、及び比范䟋
ずしおテストNo.25、26はパルプ量を0.5、10
ずし、氎酞化アルミニりムの添加量ずし、た
たテストNo.27は、補匷繊維ずしお、繊床25デニヌ
ル、匷床dr、ダング率275dr、繊維長
mmのPVA繊維を甚いた以倖は党お実斜䟋の
テストNo.ず同䞀方法で抄造した。その結果を衚
−にたずめた。
【衚】 実斜䟋はいずれも満足すべき結果であるが、比
范䟋は䜕らかの問題がある。比范䟋のテストNo.
25はパルプの量が少いために分散性が悪く、固型
分の捕捉性が倧倉䜎く抄造性が悪い。又テストNo.
26は抄造埌の局間剥離が起り、曲げ匷床も悪く、
か぀寞法倉化率も高く、難燃性の衚面詊隓も亀裂
が入り問題である。たたNo.27は、捕捉性が十分で
はなく、その結果抄造性が悪く、たた曲げ匷床も
満足できるものではない。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  アスペクト比雲母の盎埄ずその厚さの比を
    蚀う。以䞋ず略蚘するが20を越える倀で
    ある雲母が抄造スラリヌ固圢分に察しお〜30重
    量以䞋特にこずわらない限り抄造スラリヌ固
    型分に察する重量、パルプを〜、0.1〜
    デニヌルのポリビニルアルコヌル系又はポリア
    クリロニトリル系の補匷繊維が0.5〜、平均
    粒子盎埄䜆し、圢状が繊維状の堎合には平均長
    さが×10-2〜×10-5mmである無機質成圢材
    が〜20、䟡又は䟡の原子䟡を有する金属
    の氎酞化物が〜10、凝集剀が50〜500ppm、
    残郚が䞻ずしお氎硬性無機質よりなる氎硬性無機
    質抄造補品。  補匷繊維の繊床が0.5デニヌル未満であり、
    パルプの配合量が未満である特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の氎硬性無機質抄造補品。  雲母のアスペクト比が20を越える
    倀で、粒子盎埄が30〜5000Όである特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の氎硬性無機質抄造補品。  補匷甚繊維のアスペクト比繊維の長さずそ
    の盎埄の比を蚀う。以埌ず略蚘す。が200
    〜1500、匕匵り匷床がデニヌル圓り以䞊、ダ
    ング率がデニヌル圓り90以䞊である特蚱請求の
    範囲第項蚘茉の氎硬性無機質抄造補品。  無機質成圢材が、珪酞、珪酞塩、炭酞塩のう
    ちいずれか又は皮以䞊の組合せの無機粉末であ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質抄造
    補品。  䟡又は䟡の原子䟡を有する化合物がアル
    ミニりム、鉄、マグネシりム、亜鉛の氎酞化物で
    ある特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質抄
    造補品。  パルプのカナデむアンフリネスが30〜750ml
    である特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質
    抄造補品。  〜のパルプを添加した分散液にアスペ
    クト比が20を越える倀である雲母を
    〜30添加しお攪拌分散した氎又は癜氎分散液に
    平均粒子盎埄䜆し、圢状が繊維状の堎合には平
    均長さが×10-2〜×10-5mmである無機質成
    圢材を〜20添加混合し、該スラリヌに0.1〜
    デニヌルのポリビニルアルコヌル系又はポリア
    クリロニトリル系の補匷繊維0.5〜を添加し、
    曎に䟡又は䟡の原子䟡を有する金属の氎酞化
    物が該スラリヌ䞭に〜10に存圚するように添
    加し、残郚の䞻ずしお氎硬性無機物を添加しお抄
    造スラリヌを぀くり、該抄造スラリヌに50〜
    500ppmの凝集剀を添加し぀぀抄造するこずを特
    城ずする氎硬性無機質補品の湿匏抄造法。  パルプの添加量が未満であり、補匷繊維
    の繊床が0.5デニヌル未満である特蚱請求の範囲
    第項蚘茉の氎硬性無機質補品の湿匏抄造法。  雲母の粒子埄が30〜500Όである特蚱請
    求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質補品の湿匏抄
    造法。  補匷甚繊維の繊床が0.5〜デニヌル、
    が200〜1500、匕匵り匷床がデニヌル圓り
    以䞊、ダング率がデニヌル圓り90以䞊であ
    る特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機質補品
    の湿匏抄造法。  無機質成圢材が珪酞又は珪酞塩、又は炭酞
    塩からなる無機粉末である特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の氎硬性無機質補品の湿匏抄造法。  䟡又は䟡の原子䟡を有する化合物が、
    アルミニりム、鉄、マグネシりム、亜鉛の氎酞化
    物である特蚱請求の範囲第項蚘茉の氎硬性無機
    質補品の湿匏抄造法。
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