JPH04312892A - ステイプラ装置を備えたソータ - Google Patents

ステイプラ装置を備えたソータ

Info

Publication number
JPH04312892A
JPH04312892A JP3080064A JP8006491A JPH04312892A JP H04312892 A JPH04312892 A JP H04312892A JP 3080064 A JP3080064 A JP 3080064A JP 8006491 A JP8006491 A JP 8006491A JP H04312892 A JPH04312892 A JP H04312892A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bin
sorter
stapler device
paper
bins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3080064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2890072B2 (ja
Inventor
Koji Yoshie
幸二 吉江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP3080064A priority Critical patent/JP2890072B2/ja
Priority to US07/815,080 priority patent/US5259605A/en
Priority to EP19920100206 priority patent/EP0499021A3/en
Publication of JPH04312892A publication Critical patent/JPH04312892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2890072B2 publication Critical patent/JP2890072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、印刷機ある
いはレーザービームプリンタ等の画像形成装置に付設さ
れて該画像形成装置から排出されるシートを分類・収納
するソータに係り、詳しくは多数のビンを備え、該ビン
上に収納されたシートを整合して綴じ止めするステイプ
ラ装置を具備したソータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等から排出されたシートを
綴じ止めするステイプラ装置を備えたシート後処理装置
としては、循環式自動原稿搬送装置(RDH)等の機械
と共に用い、シートごとにステイプラ止めするシート後
処理装置(フィニッシャ)が存在するが機構が複雑で高
価となる欠点がある。
【0003】(1)比較的簡便なビン移動型のソータに
ステイプラ装置を付設した装置(特開昭64−4345
7号公報)が開示されている。この装置はビンに収納し
たシートを綴じ止めするステイプラ装置をビンに対して
進退自在に配置したソータである。
【0004】(2)他のソータでは多数の用紙束にそれ
ぞれステイプルを打ち込む場合、固定したステイプラ装
置を各ビンごとに設け、各ビンをステイプル位置まで移
動させて用紙束にステイプルを打ち込む形式がある。
【0005】(3)特開昭62−244869号公報に
開示されたソータは、ステイプル打ち込み可能な位置ま
で用紙を載せたビンを移動し、ステイプルを打ち込み、
他のビンの打ち込みに際しては当該ステイプラ装置を上
下方向に移動して行なうものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したステイプラ装
置付ソータのうち、第1のステイプラ装置を進退させる
形式は、シートのサイズによって進入行程が異なり、各
ビンの上下間隔をすべて広くとるとソータが大型化し、
ステイプラ装置が進入する該当ビンの間隔のみを拡げる
動作を行なうと機構が複雑になるという問題点があった
【0007】第2のソータでは、ソータ全体の構成が複
雑化し、またビン間隔が狭い場合においては、特殊なス
テイプラ装置が必要となるといった問題点があった。
【0008】第3のソータでは、用紙を堆積した各ビン
を適時ビンガイドに沿って直進させてステイプル位置ま
で水平に移動させるものであり、装置の構造が複雑とな
る欠点がある。
【0009】一般に、移動体を垂直方向に昇降させる手
段として、次の二つが使用されている。
【0010】■移動体を2本のワイヤで支持して吊り下
げ、該ワイヤを駆動手段に接続して水平に昇降駆動させ
る手段。
【0011】■移動体に回転自在なコロを設け、該コロ
を固定レール面上を摺動可能に配置し、該移動体を1本
のチェーンで吊り上げて駆動させる手段。
【0012】本発明の出願人は、先にビン揺動方式のス
テイプラ装置を備えたソータを提案した。この方式は、
複数のビンを固定軸に回転可能に支持し、別に設けたビ
ン揺動手段のアームの駆動回転により前記各ビンの突当
面を押圧して該ビンを個々に揺動させてステイプル位置
に移動させるものである。
【0013】前記ビン揺動装置はステイプラ装置ととも
に、ユニット体に構成されている。該ユニット体は前記
複数のビンの各ビンのステイプル位置に昇降駆動されて
停止してステイプルを打ち込み、順次下段のビン位置へ
移動される。
【0014】このようなステイプラ装置付ソータでは、
前記ユニット体(移動体)の昇降動作が頻繁で、かつ一
往復の移動距離が長く(例えば20ビンソータの場合の
移動距離は約800mm)、昇降速度が速く、かつ停止
位置精度が正確であることが必要である。
【0015】前記従来技術の移動体の昇降手段を、上記
ステイプラ装置付ユニット体の昇降手段に用いようとす
る場合には、次のような問題点がある。
【0016】■の2本のワイヤ吊り方式ではユニット体
のガタが大きく、揺動して、停止位置が安定せず、シー
トへのステイプル打ち込み位置がばらついてしまう。
【0017】■のコロとレールによる移動方式でも、ユ
ニット体のガタが大きくステイプル打ち込み位置のばら
つきが大きい欠点がある。
【0018】■■いずれの方式を用いてもユニット体の
ガタが問題であるが、このガタを取り除くために案内レ
ール等を装備すると、昇降動作時の摺動摩擦を発生し、
このため大トルクのモータが必要になってくるという不
具合が生じる。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、簡単な構造で
ガタが少なく動作も確実で、低コストを可能にするステ
イプラ昇降駆動装置を提供し、これによってステイプル
位置が正確かつ一定するステイプラ装置を備えたソータ
を実現することを目的とするものである。
【0020】この目的を達成する本発明のステイプラ装
置を備えたソータは、シートを分類・収納する複数のビ
ンと、前記ビンに収納したシートを綴じ止めするステイ
プラ装置とを備えたソータにおいて、前記ソータ本体の
筐体内に一定間隔に保ち保持された複数のビンの各ビン
のステイプル位置にステイプラ装置を昇降駆動させる昇
降装置が、前記ソータ本体内に垂直支持された一体の中
空パイプ部材と、該中空パイプ部材と平行配置された一
本のガイドレール部材とにより上下移動可能に保持され
るとともに、駆動手段に接続されたワイヤに締結されて
上下駆動されることを特徴とするものである。
【0021】また、本発明のステイプラ装置を備えたソ
ータは、前記駆動手段がソータ本体の上部に配設されて
いることを特徴とするものである。
【0022】さらに、前記駆動手段に接続されたワイヤ
の一部に、カウンターバランス用の重鍾板を固定したこ
とを特徴とする。
【0023】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
【0024】図1は画像形成装置(例えば複写機)本体
1に接続されたソータの構成図である。本発明のソータ
は、基台部10と、下り搬送部20と、上り搬送部30
と、ビン移動部40とから構成されている。
【0025】基台部10は、画像形成装置本体1と接続
手段12により連結され、キャスタ11Aおよび脚11
Bにより床上に設置される。該基台部10の上面側には
、前記下り搬送部20と上り搬送部30が固設され、ビ
ン移動部40が紙面直交方向に移動可能である。また、
該基台部10内には、搬送ベルト13、従動ローラ14
、ガイド板15、シート搬送駆動手段およびビン移動部
駆動手段が設けてある。
【0026】前記基台部(中間搬送部)10には、図1
の紙面直交方向にステー部材16Aが固設されている。 該ステー部材16Aの上面側には、ラックギヤRGが固
定されている。
【0027】ビン移動部40の筐体内には、筐体移動用
のコロ17A,17Bが軸支されていて、該コロ17A
,17Bは前記基台部10のレール16B上を滑走して
、ビン移動部40の筐体を紙面直交方向に移動可能にし
ている。
【0028】上記ビン移動部40の筐体内には駆動用モ
ータM1が設置されていて、ウオームギヤG1、減速歯
車列G2,G3,G4を介してピニオンギヤPGを駆動
回転させる。該ピニオンギヤPGは、前記ステー部材1
6Aに固定されたラックギヤRGに歯合しているから、
モータM1の駆動回転により、ビン移動部40の筐体が
紙面直交方向に移動する。なお、18は前記ピニオンギ
ヤPGと同軸に設けた回転自在なコロであり、該コロ1
8は前記ステー部材16Aに転接してガイドする。
【0029】次に、下り搬送部20は、画像形成装置本
体1の排紙ローラ2、排紙口3に接続し、排紙されたシ
ートPをガイド板21で受けて下方に搬送して、前記基
台部10内の搬送ベルト13に送り込むための搬送ベル
ト22と従動ローラ23等から成る。また、この搬送路
から分岐して、ADFおよびソータ内でジャムが発生し
たとき、画像形成装置本体1内の先行シートを排出する
搬送手段24とトレイ25が備えている。
【0030】図2はソータ上部および下部の部分断面図
である。
【0031】上り搬送部30は、支持フレームの下部の
駆動プーリ32と上部の従動プーリ33には、数条の無
端条の搬送ベルト31が張設されている。該搬送ベルト
31の内側には、後述のビンの挿入口に対応する複数個
のローラ34が回転自在に転接している。該ローラ34
に対向して搬送ベルト31の外側には、複数個の搬送ロ
ーラ35が転接して従動回転する。
【0032】また、該搬送ローラ35の中間で、ビンの
入り口にはそれぞれ分岐ガイド36が位置して揺動する
。これらの分岐ガイド36は、前記支持フレームに架設
された回転自在な回転軸37と一体をなし、該軸37の
軸端に設けられた揺動レバー38およびソレノイドSO
Lによって揺動される。従って該分岐ガイド36を時計
方向に回動させることによって、分岐ガイド36の下端
爪部を搬送ベルト31と搬送ローラ35とで構成される
用紙搬送路に交差させて、用紙の垂直方向上方への進行
を遮り、分岐ガイド36は用紙の受け入れ姿勢を整える
。そこへ用紙Pが搬送されてくると、該用紙Pは分岐ガ
イド36の内側曲面に沿ってほぼ直角方向に偏向されて
ビン41内に受け入れられる。
【0033】すなわち、ソータの上り搬送部30に高速
搬入された用紙P(図示一点鎖線)は、搬送ベルト31
と搬送ローラ35に挟持されて上昇し、ソレノイドによ
り作動され時計方向に揺動された分岐ガイド36により
右方に偏向されて(図示一点鎖線)、前記ビン41の直
立したストッパ壁41Sの上方を通過して、ビン41の
傾斜面に沿って右上昇し、用紙Pの後端が前記ストッパ
壁41Sの上方通過したのちには、用紙Pは上昇から下
降に転じ、用紙Pの自重によりビン41の面上を滑落し
、用紙Pの後端がストッパ壁41Sに突き当たって停止
する。
【0034】図3はビン41の斜視図、図4はビンとビ
ン揺動装置の平面図である。
【0035】ビン移動部40には、等間隔に配置された
複数のビン(例えば20ビン)41が揺動自在に支持さ
れている。すなわち、ビン41の底部(図2、図4の左
方)はビン移動部40に固設されたガイド板48上に摺
動自在に支持されている。
【0036】ビン移動部40のフレームの上下に固設さ
れた支持部材42A,42Bに支持され直立する固定軸
43には、スライド駒44が嵌合しピン45により位置
決めされている。該スライド駒44は前記ビン41の一
方の端部(図2,図4の右上方)の穴部に嵌入され、ビ
ン41を回転自在にする。また固定軸43に等間隔に打
ち込まれたピン45はスライド駒44に係合し、ビン4
1の端部を等間隔に平行配列保持する。
【0037】前記ビン41の他方の端部は、ビン移動部
40のフレームの一部に植設されて回転自在なコロ39
に支持されている。このようにして、ビン41はガイド
板48、スライド駒44、コロ39によって支持され、
固定軸43を中心にして揺動自在になっている。なお、
41Aは前記ガイド板48の切欠部に係合する底面側に
設けた3箇所の爪部である。また、41Bはビン41の
上面側の用紙導入側に設けた5箇所の後方ストッパであ
り、その直立面上端は湾曲した爪状をなし、用紙後端の
浮き上りによる用紙ビン外脱出を防止するためのもので
ある。
【0038】ステイプラ装置を備えたソータは、ビン4
1は積載する用紙Pをステイプラ装置に挿入させるため
、全ビン41は図1に示すようにビン移動部40ととも
にモータM1により用紙サイズに対応して前後退運動さ
れ、更に各ビン41は後述のビン揺動装置70により個
々に固定軸43を中心にして揺動される。
【0039】上り搬送部30の固定フレームの一部には
、画像形成装置本体1からビン41上に排出される用紙
Pの側縁を揃える整合装置50が設けられている。
【0040】整合装置50は、前記固定フレームの上下
部に垂直支持され、パルスモータM2の駆動力から歯車
伝達系を経て回転する回転軸51に係合して揺動回転自
在な上アーム52Aと下アーム52Bが、整合棒54の
上下軸の調心軸受によって支持して揺動させる。
【0041】前記整合棒54の外周に被覆された弾性部
材は、ビン上に排出されて収納される用紙Pの側端に軽
圧接して、ビン41の側面に設けたストッパ壁41Dに
用紙Pを押し当てて幅揃えを行なう。
【0042】前記上アーム52Aおよび下アーム52B
は、排出される用紙Pのサイズに対応して幅揃えするよ
う前記パルスモータM2の設定パルス数によって揺動角
度が変えられる。
【0043】前記ストッパ壁41Dの外側面には、紙押
え装置60が装着されている。ストッパ壁41Dの外側
面に植設した軸62に、レバー61が揺動自在に支持さ
れている。 該レバー61の一方の先端には、紙押え部材63が設け
てある。前記レバー61の他端はビン揺動装置70のア
ーム71の先端のローラ72によって押圧される。この
押圧によってレバー61が揺動されて、ビン41上の用
紙Pの上面を加圧して紙押えする。
【0044】ビン揺動装置70は基板73に取り付けら
れている。該基板73に固設された正逆転モータM3は
ウオームギヤG5と中間歯車G6,G7の動力伝達系を
経て、扇形歯車G8とこれと一体をなす回転軸74とを
図示時計方向に回転させる。
【0045】前記回転軸74は同軸上に第1のアーム7
1Aが取り付けられている。該第1のアーム71Aには
、長穴を有する第2のアーム71Bがばね付勢されて半
径方向に摺動自在になっている。該第2のアーム71B
の先端部にはゴム被覆されたローラ72が回転自在に取
り付けられている。
【0046】前記第1のアーム71Aが図4の破線で示
す右回転駆動されると、第2のアーム71Bの先端のロ
ーラ72が紙押え装置60の板ばね64を介してビン4
1の突当面41Cを押圧して、ビン41を固定軸43を
中心にして揺動させる。第1のアーム71Aの駆動が停
止されると、ビン41はステイプル可能な所定位置で停
止する。
【0047】また、前記ビン揺動装置70の基板73は
、ステイプラ装置80の基板81とともに、共通の枠体
82に取り付けられていて、前記ビン移動部40のフレ
ーム上で上下方向に駆動され、各ビン毎に停止し、前記
紙押え部材63に押えられながら前記揺動されたビン4
1上に堆積された用紙束が、ステイプラ装置80の綴じ
部間隙に進入してステイプルが打ち込まれる。
【0048】ステイプル打ち込み後は、第2のアーム7
1Bが戻り揺動し、ビン41がばね付勢されて揺動して
最初の排紙位置に戻る。
【0049】図5は上記ビン揺動装置70とステイプラ
装置80とを一体にしたユニット体の昇降装置90の斜
視図である。
【0050】前記ユニット体の枠体82の一側端には、
ガイドホルダ91が一体化されている。該ガイドホルダ
91は中空パイプ状のガイドポスト92に摺動して上下
動可能である。該ガイドポスト92はビン移動部40の
筐体の上下のフレーム901,902に直立支持されて
いる。すなわち、上フレーム901に固定した保持板9
03に穿設された穴部にガイドポスト92の上端部が嵌
入されて、ガイドポスト92の上端部が位置決めされる
。なお、904はガイドポスト92が上方へ脱出するの
を防止する保持板905によって位置決め固定される。
【0051】前記ユニット体のガイドポスト92の反対
側には、フォーク状をなす樹脂製のガイド部材906が
固定されている。一方、ソータ本体の垂直方向には、ソ
ータの骨格の一部をなす摺動部907を形成している。 前記ガイド部材906のフォーク状溝部が前記摺動部9
07の両面に摺動することにより、前記ユニット体は上
下に垂直移動可能である。
【0052】一方、ソータ本体の垂直方向には、中空角
柱908が固設されている。該中空角柱908にはスラ
イダ909が垂直方向に摺動可能になっている。該スラ
イダ909には重鍾板910が固定され一体となってい
る。該重鍾板910の図示左側に、前記ワイヤ93Aが
締付具911によって固定されている。該重鍾板910
とスライダ909の合計重量は、前記ビン揺動装置70
とステイプラ装置80とを一体化したユニット体の重量
より少なく、具体的にはステイプラ装置への外力負荷等
を考慮してその1/5ないし1/2に設定され、カウン
ターバランスの役割をなす。
【0053】前記ユニット体が後述の駆動手段により引
き上げられる上昇過程では、前記ワイヤ93Aに固定さ
れた重鍾板910がスライダ909とともにその自重に
より、ユニット体の重量負荷を軽減し、低トルクで上昇
可能にする。また、ユニット体の下降過程でも、前記カ
ウンターバランス効果により、軽作業にて各ビン毎の停
止位置に正確に停止しステイプルが行なわれる。
【0054】なお、前記ユニット体はソータ上部に設置
された駆動手段のワイヤ93Bにより吊り下げられた形
式としたから、ステイプラ装置のステイプル(はり)を
補充時等に、前記ユニット体に操作者による外力が加え
られても、カウンターバランスを有するユニット体の重
量により、ワイヤ93Bが弛むことは少なく、ワイヤ9
3B,93Aの各プーリからの脱出は防止される。
【0055】前記ガイドポスト92の上部には、ビン揺
動装置70とステイプラ装置80とを一体にしたユニッ
ト体を昇降させる駆動手段がソータ本体に固設されてい
る。前記ガイドホルダ91の下端付近には、可撓性のワ
イヤ93Aの一端が係止されている。該ワイヤ93Aは
、ビン移動部40の下端付近に設けたプーリ94から同
上端付近に設けたプーリ95間に上下張設され、更に幅
広プーリ96に数回巻回されたのち、一端が係止されて
いる。前記幅広プーリ96には、他の可撓性ワイヤ93
Bの一端が係止され数回巻回されたのち、プーリ97を
経て下降し、再び前記枠体82の他端の上部に係止され
ている。従ってステイプラ装置80に両端固定されたワ
イヤ93A,93Bは閉ループを形成している。
【0056】前記幅広プーリ96の下面には、4分割型
ゼネバストップ98が同軸固定され一体回転可能になっ
ている。該4分割型ゼネバストップ98は、ホイール9
9の2個のピン99Aによって間欠駆動される。ホイー
ル99の外周には、歯形(ウオームホイール)WWが形
成されていて、モータM4の回転軸上に固定されたウオ
ームギヤWGに歯合して駆動回転される。
【0057】モータM4の駆動回転によって、ウオーム
ギヤWG、ウオームホイールWWを介してホイール99
が0.5回転されると、4分割型ゼネバストップ98お
よび幅広プーリ96は、1/4回転して停止する。該幅
広プーリ96の外周の有効直径を例えば160mmに設
定すると、上記1/4回転により、該幅広プーリ96に
巻回するワイヤ93は40mm巻きとられて、前記ガイ
ドホルダ91を40mm昇降させる。従って前記ビン4
1の上下間隔を40mmに設定すれば、ビン揺動装置7
0とステイプラ装置80とを一体にしたユニット体は間
欠駆動されて40mm毎に停止して、各ビン41上の用
紙束を整合して綴じ止めする。
【0058】次に、ビン41に排出された用紙束のステ
イプル動作を以下に説明する。
【0059】画像形成装置本体1のプラテンガラス上に
載置する原稿の載置位置決め基準にはセンターライン基
準と、片側面揃え基準とがある。
【0060】以下、センターラインCLで排紙される用
紙束Pのステイプル動作について図6、図7により説明
する。
【0061】(1) 画像形成装置本体1から排出され
る用紙(複写紙)Pのサイズがマニュアル設定または自
動判別されると、ソータのビン移動部40は電動駆動さ
れ、上記用紙サイズに対応した所定の位置に達したら位
置検出センサの信号により停止され待機状態となる。ビ
ン移動部40の最大移動量xは、用紙最大サイズ(例え
ば17インチ)から最小サイズ(例えばB5判、257
mm)を引いた半分(例えば87.4mm)に設定され
ている。また、この待機位置ではビン41のストッパ壁
41Dは、進入する用紙Pの幅方向側縁よりδ(例えば
約10mm)だけ離間した位置にある。
【0062】(2) この状態で用紙Pが図示左方から
進入して最上段のビン41の斜面に沿って上昇し、その
後、自重で滑落してビン41の後方ストッパ41Sに当
接して停止する。 (3) 用紙Pが停止したのち、整合棒54が揺動して
用紙Pの一方の側縁を押圧して、片寄せ量δだけ手前側
に片寄せ、用紙Pの他方の側縁をストッパ壁41Dに当
接させる。この片寄せ量δはサイズの異なる他の用紙(
例えばA4判、B4判、A3判等)においてもほぼ等し
く設定してある。
【0063】(4) 引続き後続の用紙Pが分岐ガイド
36の切り換えにより下段の第2ビン41内に排出され
て同様にして前記整合棒54が揺動して用紙Pの側縁を
押圧して、用紙Pをストッパ壁41Dに当接させて紙揃
えする。
【0064】(5) 以下同様にして原稿枚数に相当す
る数のビン41内に次々に収容堆積される。 (6) 最上段のビン41内に設定枚数の用紙Pが収容
されたことをCPU制御の計数手段が検出し、更に該ビ
ン41に収容される最終の用紙Pの後端通過が、光検出
手段の光路の開通状態になったことを検出されると、第
1段のビン41への排出完了となる。
【0065】(7) 同様にして第2段のビン41への
用紙排出完了が検出されると直ちに、または所定時間経
過後、前記最上段のビン41は、前記ビン揺動装置70
により揺動される。
【0066】(8) 図7はステイプル動作を示すビン
揺動過程を示す平面図である。前記停止状態のビン移動
部40にステイプル信号が入力されると、先ず前記ビン
揺動装置70が駆動され、アーム71Bが揺動して先端
のローラ72が前記紙押え装置60の下端の板ばね64
を押圧して、更に上方の板ばね65のばね付勢力に抗し
て、レバー61を軸62を中心にして反時計方向に揺動
させることにより、紙押え部材63はビン41上のシー
トの上面を押圧する。
【0067】(9) 引続きアーム71Bの先端のロー
ラ72は更にスライド駒44を中心にして揺動して、(
例えばθ=12°)ビン41のシートを押圧したままビ
ン41を揺動させる。
【0068】(10)ビン揺動装置70がホトセンサに
より位置検知されて駆動を停止しビン41の揺動は停止
される。
【0069】(11)この停止位置では、用紙束の後端
コーナ部はステイプラ装置80の綴じ部間隙に挿入され
、ステイプラ装置80の駆動によりステイプル83が打
ち込まれ綴じられる。
【0070】(12)ステイプル終了後には、アーム7
1Bが駆動されて元に戻ることにより、ビン41がばね
59により付勢されて原位置に復帰するとともに、紙押
え部材63は用紙束面から離間して、用紙束はビン41
上から取り出し可能になる。
【0071】(13)上記ビン41のうち最上部のビン
41中に収容された用紙束のステイプルが終了すると、
ステイプラ装置80とビン揺動装置70とを一体に形成
したユニット体は昇降装置90により下降され、殆んど
同時に一段下方のビン41が揺動され、前記同様にステ
イプル動作が行なわれる。この間、更に一段または二段
下のビン41に排紙動作が行なわれている。
【0072】(14)すべての用紙束にステイプル打ち
込みが終了したら、前記ビン揺動装置70とステイプラ
装置80とを一体化したユニット体は、前記昇降装置9
0の駆動により引き上げられて最上段のビン位置に戻る
とともに、ビン移動部40はホームポジションにまで戻
り待機状態になる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイテプラ止めするためにシートを堆積・収容するビン
を揺動させるビン揺動装置とステイプラ装置とを一体構
造のユニット体になし、該ユニットを各ビン位置に昇降
手段により昇降駆動させるとともに、ビンを揺動させて
シートを綴じ止めするものであり、前記ユニット体の昇
降ガイド装置が簡単な構造となり、特に昇降および停止
時のガタが少なく動作が円滑・確実である。またシート
へのステイプル位置が正確で一定している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置本体に接続されたソータの
構成図。
【図2】図2はソータ上部および下部の部分断面図。
【図3】図3はビンの斜視図。
【図4】図4はビンとビン揺動装置の平面図。
【図5】図5はユニット体の昇降装置の斜視図。
【図6】図6はビンの直進移動を示す平面図。
【図7】図7はビンの揺動過程を示す平面図。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体(複写機本体)10…基台部20
…下り搬送部                   
 30…上り搬送部40…ビン移動部        
            41…ビン43…固定軸  
                      50…
整合装置54…整合棒               
         60…紙押え装置70…ビン揺動装
置                  72…ローラ
74…回転軸                   
     80…ステイプラ装置 83…ステイプル                 
   90…昇降装置901,902…フレーム   
              903,905…保持板
906…ガイド部材                
   907…摺動部908…中空角柱       
              909…スライダ910
…重鍾板                     
  911…締付具91…ガイドホルダ       
           92…ガイドポスト(中空パイ
プ部材) 93A,93B…ワイヤ              
   94,95,96,97…プーリ 98…ゼネバストップ               
 99…ホイールM1,M2,M3,M4…モータ  
     P…用紙(シート)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを分類・収納する複数のビンと、前
    記ビンに収納したシートを綴じ止めするステイプラ装置
    とを備えたソータにおいて、前記ソータ本体の筐体内に
    一定間隔に保ち保持された複数のビンの各ビンのステイ
    プル位置にステイプラ装置を昇降駆動させる昇降装置が
    、前記ソータ本体内に垂直支持された一体の中空パイプ
    部材と、該中空パイプ部材と平行配置された一本のガイ
    ドレール部材とにより上下移動可能に保持されるととも
    に、駆動手段に接続されたワイヤに締結されて上下駆動
    されることを特徴とするステイプラ装置を備えたソータ
  2. 【請求項2】前記駆動手段がソータ本体の上部に配設さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のステイプラ
    装置を備えたソータ。
  3. 【請求項3】前記駆動手段に接続されたワイヤの一部に
    、カウンターバランス用の重鍾板を固定したことを特徴
    とする請求項1または2に記載のステイプラ装置を備え
    たソータ。
JP3080064A 1991-01-14 1991-04-12 ステイプラ装置を備えたソータ Expired - Lifetime JP2890072B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080064A JP2890072B2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ステイプラ装置を備えたソータ
US07/815,080 US5259605A (en) 1991-01-14 1991-12-27 Sorter with trays having guide plates and return springs
EP19920100206 EP0499021A3 (en) 1991-01-14 1992-01-08 Sorter with a stapler device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3080064A JP2890072B2 (ja) 1991-04-12 1991-04-12 ステイプラ装置を備えたソータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04312892A true JPH04312892A (ja) 1992-11-04
JP2890072B2 JP2890072B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=13707803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3080064A Expired - Lifetime JP2890072B2 (ja) 1991-01-14 1991-04-12 ステイプラ装置を備えたソータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2890072B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2890072B2 (ja) 1999-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2890072B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
US5259605A (en) Sorter with trays having guide plates and return springs
US5192065A (en) Sorter with trays rotatable into a stapling position
JP2992704B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2920424B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH04241998A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2867078B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP3013109B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP3041727B2 (ja) ソータ
JP2604804Y2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2916712B2 (ja) ソータ
JP2001278531A (ja) 紙葉類搬送装置
JPH04235859A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2920425B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH06166461A (ja) シート後処理装置
JP3451532B2 (ja) シート集積処理装置におけるシート排出用開口部遮蔽装置
JPH04276495A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP2916710B2 (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH04292370A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JP3273462B2 (ja) シート処理装置及びこれを備える画像形成装置
JPH04312893A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH04234697A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH04121964U (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH04329196A (ja) ステイプラ装置を備えたソータ
JPH0977328A (ja) シート束スタック装置を備えるシート分類装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100226

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110226

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120226

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120226

Year of fee payment: 13