JPH04312556A - アミノニトリル類またはジアミン類の精製 - Google Patents

アミノニトリル類またはジアミン類の精製

Info

Publication number
JPH04312556A
JPH04312556A JP4034032A JP3403292A JPH04312556A JP H04312556 A JPH04312556 A JP H04312556A JP 4034032 A JP4034032 A JP 4034032A JP 3403292 A JP3403292 A JP 3403292A JP H04312556 A JPH04312556 A JP H04312556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tha
mixture
weight
fraction
diamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4034032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3027467B2 (ja
Inventor
James B Sieja
ジエイムズ・バーナード・シージヤ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPH04312556A publication Critical patent/JPH04312556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027467B2 publication Critical patent/JP3027467B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C253/00Preparation of carboxylic acid nitriles
    • C07C253/32Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C253/34Separation; Purification
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/82Purification; Separation; Stabilisation; Use of additives
    • C07C209/86Separation
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/82Purification; Separation; Stabilisation; Use of additives
    • C07C209/84Purification
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S203/00Distillation: processes, separatory
    • Y10S203/06Reactor-distillation

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【先行出願に対する参照】本出願は、1991年1月3
0日出願の米国特許出願連続番号07/648,002
の部分継続出願である。
【0002】
【発明の分野】本発明は、環状脂肪族モノ不飽和アミン
を含有している混合物から蒸留することによる、脂肪族
アミノニトリルまたは脂肪族ジアミンの精製に関する。 その後、このアミノニトリルまたはジアミンは、良好色
および低いゲル含有量を有する高分子量ナイロンを製造
するための重合に充分な純度を有している。
【0003】
【発明の背景】ナイロン重合体を製造するための6−ア
ミノカプロニトリルの重合は、Greenwaltの米
国特許番号2,245,129およびCuratolo
他の米国特許番号4,568,736に記述されている
【0004】6−アミノカプロニトリルをアジポニトリ
ルの部分水添で製造する場合、ヘキサメチレンジアミン
と環状脂肪族モノ不飽和アミン、テトラヒドロアゼピン
、即ち式
【0005】
【化1】
【0006】で表される後者の化合物、もまた共に生じ
る。このテトラヒドロアゼピン(以降時にはTHAと呼
ぶ)は容易には分離されない。重合すべき6−アミノカ
プロニトリル(以降時には6−ACNと呼ぶ)中にTH
Aが存在していると、この重合体の分子量を制限し、そ
してこの重合体に色および分枝を生じさせる。従って、
重合する前に該6−ACNからTHAを除去することが
重要である。
【0007】アジポニトリルのC4、C5、C7〜C1
2類似物を部分水添してC4アミノ脂肪族ニトリル、C
5アミノ脂肪族ニトリル、およびC7〜C12アミノ脂
肪族ニトリルを生じさせるとき、そしてC4〜C12脂
肪族ジニトリル類を充分に水添して相当する脂肪族ジア
ミン類を生じさせるとき、相当する環状脂肪族モノ不飽
和アミンが生じる。
【0008】本発明の目的は、相当する数の炭素原子を
有する環状脂肪族モノ不飽和アミンを含有していていな
いC4〜C12脂肪族アミノニトリルまたはC4〜C1
2脂肪族ジアミン類を得るための簡潔で効率良い方法を
提供することにある。
【0009】
【発明の要約】本発明は、混合物に苛性化合物を添加し
た後、該混合物からアミノニトリルまたはジアミンを蒸
留することによる、相当する数の炭素原子を有する環状
脂肪族モノ不飽和アミンも含有している混合物からC4
〜C12脂肪族アミノニトリル類または相当するジアミ
ン類を分離するための方法である。
【0010】混合物への苛性の添加は、明らかに、該モ
ノ不飽和アミンを巻き込む平衡をシフトさせ、そして脂
肪族アミノニトリルまたは該ジアミンよりも相当に高い
沸点を有するモノ不飽和アミン反応生成物を生じさせ、
従って蒸留により該脂肪族アミノニトリルまたは該ジア
ミンがここに分離できる。
【0011】
【詳細な記述】本方法で用いる苛性化合物は、種々の塩
基の1つ、例えばアルカリ金属の水酸化物、いくつかの
アルカリ土類金属水酸化物、水酸化テトラアルキルアン
モニウム、アルカリ金属のアルコキサイドおよびアルカ
リ土類金属のアルコキサイドであってもよい。有益な特
定の塩基には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化リチウム、水酸化バリウム、水酸化テトラブチルア
ンモニウム、ナトリウムメトキサイド、カリウムエトキ
サイド、およびカリウム第三ブトキサイドが含まれる。 この苛性化合物は無水固体としてか、或はシリカの如き
不活性な基質に分散させるか、或は水溶液として、脂肪
族アミノニトリルまたは該ジアミンおよび脂肪族環状モ
ノ不飽和アミンを含有している混合物に添加されてもよ
い。大規模に行う場合水溶液が好適である。
【0012】添加する苛性化合物の量は幅広く変化させ
得る。この苛性化合物は、明らかに、該モノ不飽和アミ
ンとの反応における触媒として作用し、そのため、化学
量論的量よりも少ない量で有効である。しかしながら、
いくらか過剰量の苛性化合物も有害ではなく、例えば該
モノ不飽和アミンの約5%過剰の量も有害ではない。大
過剰(化学量論的量の4倍以上)の苛性化合物は、6−
アミノカプロアミドの如き副生成物を生じさせる傾向に
ある。C4〜C12ジニトリルの水添によって通常得ら
れる混合物のための好適な範囲の苛性化合物は、該アミ
ノニトリルまたはジアミンを基準にして約0.025〜
約0.5重量%である。
【0013】該苛性化合物を含有している混合物からの
該脂肪族アミノニトリルまたはジアミンの蒸留は、約1
70℃未満の温度で行うべきである。従って、この蒸留
圧力は調整される必要がある、即ち大気圧以下に減圧さ
れる必要がある。100mm水銀の高さの圧力が実施可
能であるが、80mm水銀未満の圧力で行うのが好適で
ある。良好な結果が10〜60mm水銀の範囲の圧力で
得られ、0.25mm水銀のように低い圧力は満足でき
るものであるが、しかし大規模の実施に関しては魅力の
あるものではない。
【0014】本発明の方法は、該4〜12個の炭素原子
を有する脂肪族アミノニトリルまたはジアミンが4−ア
ミノブチロニトリル、5−アミノバレロニトリル、2−
メチル−5−アミノバレロニトリル、6−アミノカプロ
ニトリル、12−アミノドデカンニトリル、1,4−テ
トラメチレンジアミン、1,5−ペンタメチレンジアミ
ン、2−メチル−1,5−ペンタメチレンジアミン、1
,6−ヘキサメチレンジアミン、1,12−ドデカンジ
アミンから成る群から選択され、そして該相当する数の
炭素原子を有する環状脂肪族モノ不飽和アミンがジヒド
ロピロール、テトラヒドロピリジン、3−メチルテトラ
ヒドロピリジン、テトラヒドロアゼピンおよびモノ不飽
和シクロドデシルアミンから成る群から選択されるとき
、特に有効である。
【0015】
【実施例】実施例1 0.23%のTHAを含有している6−ACN 50m
L(約43g)と水酸化ナトリウム50%水溶液1mL
とから成る混合物を80℃で30分間加熱した。この6
−ACNを、0.25mmHg、容器温度約75℃、ヘ
ッド温度約60℃で蒸留した。2つの溜分を取り出し、
このとき、この容器内にはいかなる実質的量の後溜分も
残存していなかった。この第一溜分の重量は27gで0
%のTHAを含有しており、そして第二溜分の重量は1
6gで0.039%のTHAを含有していた。
【0016】実施例2 0.017%のTHAを含有している6−ACN 50
mL(約43g)と水酸化ナトリウム50%水溶液1m
Lとから成る混合物を80℃で30分間加熱した。この
6−ACNを、0.25mmHgで蒸留し、2つの溜分
を取り出した。この第一溜分の重量は21gで0%のT
HAを含有しており、そして第二溜分の重量は23.6
gで0%のTHAを含有していた。
【0017】実施例3 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと50%の水酸化ナトリウム1gとから成る混合物を
40mmHg、容器温度144℃、ヘッド温度139℃
で蒸留した。第一溜分の重量は67gで0%のTHAを
含有しており、第二溜分の重量は66gで0%のTHA
を含有しており、そして第三溜分の重量は12gで0.
065%のTHAを含有していた。
【0018】実施例3の対照 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと水1gとから成る混合物(苛性化合物の添加無し)
を40mmHgで蒸留した。第一溜分の重量は72gで
0.19%のTHAを含有しており、第二溜分の重量は
66gで0.25%のTHAを含有していた。釜残の重
量は12.3gで0.62%のTHAを含有していた。
【0019】実施例4 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと粉末水酸化ナトリウム0.25gとから成る混合物
を20mmHgで蒸留した。溜分1の重量は44.8g
で0%のTHAを含有しており、溜分2の重量は45.
6gで0%のTHAを含有しており、溜分3の重量は4
6gで<0.005%のTHAを含有しており、溜分4
の重量は8.6gで0.063%のTHAを含有してい
た。
【0020】実施例5 0.22%のTHAを含有している6−ACN 250
gと50%水酸化ナトリウム水溶液0.5gとを、50
0ccの蒸留用容器に入れた。この蒸留用容器に取り付
けた漏斗に、0.22%のTHAを含有している6−A
CN 1100gを入れた。蒸留するのと同じ速度で6
−ACNを仕込むことで、始めに存在していたのと同じ
レベルの6−ACNが該容器内に存在するように維持し
ながら、該6−ACNを50mmで蒸留した。第一溜分
の重量は430gで0%のTHAを含有しており、第二
溜分の重量は416gで0%のTHAを含有しており、
そして第三溜分の重量は260gで0.01%のTHA
を含有していた。全体で1106gの6−ACNが該0
.5gの苛性(全体で0.022重量%のNaOH)か
ら蒸留された。
【0021】実施例6 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと50%の水酸化カリウム水溶液0.5gとから成る
混合物を50mmHgで蒸留した。第一溜分の重量は4
5.5gで0%のTHAを含有しており、第二溜分の重
量は44.6gで0.01%のTHAを含有しており、
第三溜分の重量は44.7gで0.05%のTHAを含
有していた。
【0022】実施例7 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと50%の水酸化ナトリウム水溶液1.5gとから成
る混合物を100mmHgで蒸留した。容器温度は17
0℃であり、ヘッド温度は160℃であった。第一溜分
の重量は66.4gで0.018%のTHAを含有して
おり、第二溜分の重量は49gで0.067%のTHA
を含有しており、第三溜分の重量は17.4gで0.6
4%のTHAを含有していた。
【0023】実施例8 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと50%の水酸化ナトリウム水溶液0.5gとから成
る混合物を20mmHgで蒸留した。容器温度は133
℃であり、ヘッド温度は129℃であった。第一溜分の
重量は40.9gで0%のTHAを含有しており、第二
溜分の重量は46.5gで0%のTHAを含有しており
、第三溜分の重量は37.2gで0%のTHAを含有し
ており、第四溜分の重量は15.6gで0.025%の
THAを含有していた。
【0024】実施例8の対照 0.22%のTHAを含有している6−ACN 150
gと水0.25g(苛性化合物の添加無し)とから成る
混合物を20mmHgで蒸留した。第一溜分の重量は4
3.5gでありそして0.15%のTHAを含有してい
ると分析され、第二溜分の重量は43.9gでありそし
て0.20%のTHAを含有していると分析され、第三
溜分の重量は42.3gでありそして0.22%のTH
Aを含有していると分析され、第四溜分の重量は13.
67gでありそして0.27%のTHAを含有している
と分析され、第五溜分の重量は4.0gでありそして0
.4%のTHAを含有していると分析された。
【0025】実施例9 ヘキサメチレンジアミン(HMD)からのTHAの除去
4回蒸留を行った。全て、100%HMD基準で530
ppmのTHAを含有している90%のHMD(蒸留の
ためこのHMDに10%の水を添加した)100gを用
いて蒸留を行った。実験1および2は、簡単なプープ(
poop)蒸留ヘッドを用いて行った。実験3および4
では、7インチのVigreaxカラムを用いた。全て
の材料は頭頂から取り出した、即ち、還流を該容器に戻
さなかった。各場合共4つの溜分を取り出した。実験1
および3ではいかなる苛性も含有させなかった。実験2
および4では、0.1gの50%NaOH(100%H
MDを基準にして555ppmのNaOH)を含有させ
た。
【0026】
【表1】       圧力  ヘッド            
     重量     THA実験  (mm)  
温度(℃)   溜分温度     (g)     
 (ppm)    添加苛性 1     20  
   99          1         
20       痕跡量     無し      
                    2    
     19       痕跡量        
                  3      
   18       80           
               4         
24       110             
          後溜分       6.6  
    2530 2     20     99 
         1         23    
   nil        有り         
                 2       
  20       nil           
               3         
16       nil             
             4         19
       nil               
        後溜分       10     
  2140 3    100    135   
       1         31      
 50         無し           
               2         
21       50              
            3         19 
      90                 
         4         15    
   200                   
    後溜分       5        73
60 4    100    135       
   1         29       nil
        有り               
           2         31  
     nil                 
         3         14    
   nil                   
       4         17      
 nil                     
    後溜分     3.7    利用できずn
il=この検出限界は約20ppmのTHAであり、そ
してTHAに割り当てる積分は約50ppmで開始する
【0027】実施例10 2−メチルペンタメチレンジアミン(MPMD)からの
メチルテトラヒドロピリジン(MTHP)の除去190
0ppmのMTHPを含有している70gのMPMDを
用いて実験を2回行った。1つの実験で、50%水酸化
ナトリウム(MPMDを基準にして715ppmのNa
OH)を添加し、そしてこの混合物を90℃で30分間
加熱した。その後、上記HMDの実験の場合と同様にし
て蒸留を行った。対照実験(実験1)にはいかなる苛性
も含有させなかった。
【0028】
【表2】       圧力  ヘッド            
     重量     THA実験  (mm)  
温度(℃)  溜分温度     (g)      
(ppm)    添加苛性 1     20   
  85          1         2
4       1880      無し     
                     2   
      22       2080      
                    3    
     21       1890       
                   4     
    2        1290        
               後溜分       
1        1180 2     20   
  85          1         1
4       50        有り     
                     2   
      16       30        
                  3      
   17       nil          
                4        
 13       90             
          後溜分       2    
  利用できずMTHPは式
【0029】
【化2】
【0030】を有する。
【0031】実施例11 1,12−ドデカンジアミンからのモノ不飽和シクロド
デシルアミン(CDDI)の除去 MTHP/MPMDの場合と同じ方法をここでも用いた
。出発ドデカンジアミンは340ppmのCDDIを含
有していた。
【0032】
【表3】       圧力  ヘッド            
     重量     THA実験  (mm)  
温度(℃)  溜分温度     (g)      
(ppm)    添加苛性 1     0.3  
   110        1         2
1       40        有り     
                     2   
      16       10        
                  3      
   17       20           
               4         
2        20              
         後溜分       6     
 利用できず 2     0.3     110 
       1         17      
 50        無し            
              2         1
3       20               
           3         15  
     50                  
        4         12     
  100                    
   後溜分       8        490 CDDIは式
【0033】
【化3】
【0034】を有する。
【0035】本発明の特徴および態様は以下のとうりで
ある。
【0036】1.  混合物中の環状脂肪族モノ不飽和
アミンの約0.025重量%から化学量論的量の約5%
過剰量の範囲で、該混合物に苛性化合物を添加した後、
約170℃未満の温度および大気圧以下の圧力で該混合
物から脂肪族アミノニトリル/ジアミンを蒸留すること
から成る、4〜12個の炭素原子を有する脂肪族アミノ
ニトリルまたはジアミンを、相当する数の炭素原子を有
する環状脂肪族モノ不飽和アミンを含有している混合物
から分離する方法。
【0037】2.  該苛性化合物がアルカリ金属の水
酸化物、水酸化テトラアルキルアンモニウム、アルカリ
土類金属の水酸化物、アルカリ金属のアルコキサイドお
よびアルカリ土類金属のアルコキサイドから成る群から
選択される第1項の方法。
【0038】3.  該4〜12個の炭素原子を有する
脂肪族アミノニトリルまたはジアミンが4−アミノブチ
ロニトリル、5−アミノバレロニトリル、2−メチル−
5−アミノバレロニトリル、6−アミノカプロニトリル
、12−アミノドデカンニトリル、1,4−テトラメチ
レンジアミン、1,5−ペンタメチレンジアミン、2−
メチル−1,5−ペンタメチレンジアミン、1,6−ヘ
キサメチレンジアミン、1,12−ドデカンジアミンか
ら成る群から選択され、そして該相当する数の炭素原子
を有する環状脂肪族モノ不飽和アミンがジヒドロピロー
ル、テトラヒドロピリジン、3−メチルテトラヒドロピ
リジン、テトラヒドロアゼピンおよびモノ不飽和シクロ
ドデシルアミンから成る群から選択される第1項の方法
【0039】4.  該蒸留で用いる圧力が約100m
m水銀未満である第1項の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  混合物中の環状脂肪族モノ不飽和アミ
    ンの約0.025重量%から化学量論的量の約5%過剰
    量の範囲で、該混合物に苛性化合物を添加した後、約1
    70℃未満の温度および大気圧以下の圧力で該混合物か
    ら脂肪族アミノニトリル/ジアミンを蒸留することから
    成る、4〜12個の炭素原子を有する脂肪族アミノニト
    リルまたはジアミンを、相当する数の炭素原子を有する
    環状脂肪族モノ不飽和アミンを含有している混合物から
    分離する方法。
JP4034032A 1991-01-30 1992-01-27 アミノニトリル類またはジアミン類の精製 Expired - Fee Related JP3027467B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US648002 1984-09-05
US64800291A 1991-01-30 1991-01-30
US757287 1991-09-10
US07/757,287 US5192399A (en) 1991-01-30 1991-09-10 Purification of aminonitriles or diamines

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04312556A true JPH04312556A (ja) 1992-11-04
JP3027467B2 JP3027467B2 (ja) 2000-04-04

Family

ID=27095292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4034032A Expired - Fee Related JP3027467B2 (ja) 1991-01-30 1992-01-27 アミノニトリル類またはジアミン類の精製

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5192399A (ja)
EP (1) EP0497333A3 (ja)
JP (1) JP3027467B2 (ja)
KR (1) KR100211913B1 (ja)
CA (1) CA2059987C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505912A (ja) * 2003-09-15 2007-03-15 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ヘキサメチレンジアミンが200ppm未満のテトラヒドロアゼピンを含有するヘキサメチレンジアミンおよびアミノカプロニトリルのアジポニトリルからの生成方法
JP2008512466A (ja) * 2004-09-10 2008-04-24 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ヘキサメチレンジアミン、6−アミノカプロニトリルおよびテトラヒドロアゼピンを含む混合物からの6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの分離
WO2010113736A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 東レ株式会社 ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂組成物およびこれらからなる成形品
JP2018501308A (ja) * 2014-12-17 2018-01-18 キャセイ アールアンドディー センター カンパニー、 リミテッド 1,5−ペンタンジアミンの精製方法及び1,5−ペンタンジアミン

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19517823A1 (de) 1995-05-18 1996-11-21 Basf Ag Verfahren zur Herstellung von Caprolactam
FR2735471B1 (fr) * 1995-06-16 1997-08-22 Rhone Poulenc Chimie Procede de preparation de lactames
KR100480409B1 (ko) * 1996-09-10 2005-04-06 바스프 악티엔게젤샤프트 헥사메틸렌디아민 및 2-아미노메틸시클로펜틸아민 함유 혼합물로 부터 2-아미노메틸시클로펜틸아민의 분리 방법
DE19704613A1 (de) * 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung von 6-Aminocapronsäurenitril aus Mischungen, die 6-Aminocapronsäurenitril und ein Imin enthalten
DE19704615A1 (de) * 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Hydrierung von Verbindungen aus der Gruppe der Imine oder Enamine
DE19704620A1 (de) * 1997-02-07 1998-08-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung von 6-Aminocapronitril aus Mischungen, die 6-Aminocapronitril und ein Imin enthalten
DE19830598A1 (de) 1998-07-09 2000-01-13 Basf Ag Verfahren zur Reduzierung des Gehalts an einem ungesättigten cyclischen Imin in einer Mischung enthaltend Hexamethylendiamin und dieses Imin
US5961788A (en) * 1998-10-09 1999-10-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Sequential distillation process for removing tetrahydroazepine from aminocapronitrile and/or hexamethylenediamine
DE10010825A1 (de) * 2000-03-08 2001-09-13 Basf Ag Verfahren zur Abtrennung eines Azepin-Derivats aus einer Mischung enthaltend ein Amin und ein Azepin-Derivat
DE10059716A1 (de) * 2000-11-30 2002-06-06 Basf Ag Verfahren zur Reduzierung des Gehalts an einem ungesättigten Amin in einer Mischung enthaltend ein Amin und ein Nitril
DE10153410A1 (de) * 2001-10-30 2003-05-15 Basf Ag Verfahren zur Auftrennung von wasserhaltigen Rohamingemischen aus der Aminsynthese
DE10153411A1 (de) * 2001-10-30 2003-05-15 Basf Ag Verfahren zur Auftrennung von wasserhaltigen Rohamingemischen aus der Aminsynthese
DE10223827A1 (de) * 2002-05-28 2003-12-11 Basf Ag Verfahren zur Reduzierung des Gehalts an einem ungesättigten Amin in einer Mischung enthaltend ein Aminonitril, ein Diamin, ein Dinitril oder deren Gemische
US6858728B2 (en) * 2003-06-17 2005-02-22 Invista North America S.A.R.L. Method for making caprolactam from impure ACN in which THA is not removed until after caprolactam is produced
FR2856682B1 (fr) * 2003-06-27 2005-08-26 Rhodia Polyamide Intermediates Procede de purification de diamines
US7049471B2 (en) * 2003-10-10 2006-05-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Separation of amine from a phenolic compound
US7468119B2 (en) * 2004-09-10 2008-12-23 Invista North America S.A.R.L. Separation of 6-aminocapronitrile and hexamethylenediamine from a mixture comprising hexamethylenediamine, 6-aminocapronitrile and tetrahydroazepine
FR2922207B1 (fr) * 2007-10-11 2009-12-04 Rhodia Operations Procede de purification d'hexamethylene diamine

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA562335A (en) * 1958-08-26 Bewley Thomas Production of acrylonitrile suitable for polymerization purposes
US2242309A (en) * 1938-03-23 1941-05-20 Du Pont Process for purifying nitriles
US2351157A (en) * 1943-10-30 1944-06-13 Goodrich Co B F Purification of nitriles
DE848194C (de) * 1944-06-04 1952-09-01 Basf Ag Verfahren zur Reinigung von gesaettigten Diaminen
US2770645A (en) * 1954-12-29 1956-11-13 Monsanto Chemicals Purification of acrylonitrile
US2987452A (en) * 1959-06-26 1961-06-06 Chemstrand Corp Method for the purification of hexamethylenediamine
NL6601722A (ja) * 1965-02-10 1966-08-11
GB1174601A (en) * 1966-07-01 1969-12-17 Ici Ltd Process for the Purification of Adiponitrile
US3442771A (en) * 1967-08-16 1969-05-06 Standard Oil Co Extractive distillation process for separating nitrites,peroxides and precursors thereof from crude unsaturated nitriles saturated with water by alkaline addition
GB1238351A (ja) * 1968-01-17 1971-07-07
GB1203874A (en) * 1968-03-14 1970-09-03 Ucb Union Chemische Bedrijven Process for the regeneration of alkanolamines
US3536593A (en) * 1968-09-25 1970-10-27 Gulf Research Development Co Process for separating hydrocarbons from amines by conversion to amine salts and azeotrope distillation
US3647054A (en) * 1970-04-02 1972-03-07 Japan Gas Chemical Co Process for purifying xylylenediamine by alkaline agent addition and distillation
US3983011A (en) * 1974-07-11 1976-09-28 E. I. Du Pont De Nemours And Company Removal of chloride impurities from an adiponitrile feed by distillation in the presence of a high boiling amine
US3972940A (en) * 1974-12-19 1976-08-03 Monsanto Company Catalyst suspension foaming inhibition
DE2534399A1 (de) * 1975-08-01 1977-02-17 Basf Ag Verfahren zum reinigen von acrylnitril fuer die herstellung von acrylnitrilpolymerisaten
US4601859A (en) * 1984-05-04 1986-07-22 Allied Corporation Selective hydrogenation of aliphatic dinitriles to omega-aminonitriles in ammonia with supported, finely dispersed rhodium-containing catalyst
ATE70823T1 (de) * 1986-08-13 1992-01-15 Lubrizol Corp Verfahren zur gewinnung und reinigung von nicht umgesetztem acrylnitril.

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007505912A (ja) * 2003-09-15 2007-03-15 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ヘキサメチレンジアミンが200ppm未満のテトラヒドロアゼピンを含有するヘキサメチレンジアミンおよびアミノカプロニトリルのアジポニトリルからの生成方法
JP2008512466A (ja) * 2004-09-10 2008-04-24 インヴィスタ テクノロジー エスアエルエル ヘキサメチレンジアミン、6−アミノカプロニトリルおよびテトラヒドロアゼピンを含む混合物からの6−アミノカプロニトリルおよびヘキサメチレンジアミンの分離
WO2010113736A1 (ja) * 2009-03-30 2010-10-07 東レ株式会社 ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂組成物およびこれらからなる成形品
JPWO2010113736A1 (ja) * 2009-03-30 2012-10-11 東レ株式会社 ポリアミド樹脂、ポリアミド樹脂組成物およびこれらからなる成形品
JP2018501308A (ja) * 2014-12-17 2018-01-18 キャセイ アールアンドディー センター カンパニー、 リミテッド 1,5−ペンタンジアミンの精製方法及び1,5−ペンタンジアミン
US10538481B2 (en) 2014-12-17 2020-01-21 Cathay Biotech Inc. Method for purifying 1,5-pentanediamine and 1,5-pentanediamine
US11008279B2 (en) 2014-12-17 2021-05-18 Cathay Biotech Inc. Method for purifying 1,5-pentanediamine and the 1,5-pentanediamine prepared thereby

Also Published As

Publication number Publication date
KR100211913B1 (ko) 1999-08-02
JP3027467B2 (ja) 2000-04-04
CA2059987A1 (en) 1992-08-01
EP0497333A2 (en) 1992-08-05
US5192399A (en) 1993-03-09
EP0497333A3 (en) 1993-01-13
CA2059987C (en) 2002-08-06
KR920014760A (ko) 1992-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04312556A (ja) アミノニトリル類またはジアミン類の精製
KR101474562B1 (ko) 카르복실산의 연속적 탈카르복실화 방법
EP0502439B1 (en) Purification of 6-Aminocapronitrile
JP5312046B2 (ja) 純粋なキシリレンジアミン(xda)の製造方法
US4086276A (en) Isomerization of cyclohexanebis(methylamine) stereoisomers
JPH07502746A (ja) 反応性メチレン化合物と反応させることによる6−アミノカプロニトリルからのテトラヒドロアゼピン(tha)除去
US6169199B1 (en) Method for separating 6-aminocaproic acid nitrile from mixtures containing 6-aminocaproic acid nitrile and an imine
US4792630A (en) Process for preparing aminoacetaldehyde dialkyl acetals
KR100515226B1 (ko) 6-아미노카프로니트릴 및 이민을 함유하는 혼합물로부터6-아미노카프로니트릴의 분리 방법
CA2485077C (en) Method for reducing the content of an unsaturated amine in a mixture containing an amino nitrile, a diamine, a dinitrile or mixtures thereof
JP2011506282A (ja) ラクトン不含のピロリドンからのn−ビニルピロリドンの製造方法
CN100460380C (zh) 氨基组合物的制备方法
JP4059319B2 (ja) アミンとニトリルを含む混合物における不飽和アミン含量の減少方法
JP3128902B2 (ja) N−ビニルホルムアミドの回収法
JP4851668B2 (ja) ジアルデヒドモノエチレンアセタールアミノニトリルの製造方法
JPH11180922A (ja) ジエチレングリコール又はトリエチレングリコールのジビニルエーテルと相応するオリゴエチレングリコールのモノビニルエーテルとを分離する方法
JPH07103051B2 (ja) ネオフィルハライド類の蒸留精製方法
Kisanga Synthesis of proazaphosphatranes and their applications in organic synthesis
JPH082888B2 (ja) 溶剤の精製方法
JPH09316042A (ja) N−ビニルカルボン酸アミドの安定化方法
JPS63159361A (ja) メチレンイミン化合物の製造法
JPS6016954A (ja) 置換基含有脂環式エナミンの製造法
MXPA99006690A (en) Method for separating 6-aminocapronitrile from mixtures containing 6-aminocapronitrile and an imine

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees