JPH0431253A - インナーシール材 - Google Patents

インナーシール材

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JPH0431253A
JPH0431253A JP2128236A JP12823690A JPH0431253A JP H0431253 A JPH0431253 A JP H0431253A JP 2128236 A JP2128236 A JP 2128236A JP 12823690 A JP12823690 A JP 12823690A JP H0431253 A JPH0431253 A JP H0431253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
sealant layer
glass sealant
container
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2128236A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Kanekawa
金川 豊
Yasukazu Yamashita
山下 康和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAISHIITO KOGYO KK
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
HAISHIITO KOGYO KK
Nippon Foil Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HAISHIITO KOGYO KK, Nippon Foil Manufacturing Co Ltd filed Critical HAISHIITO KOGYO KK
Priority to JP2128236A priority Critical patent/JPH0431253A/ja
Publication of JPH0431253A publication Critical patent/JPH0431253A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はインスタントコーヒー、ミルクパウダー、コ
コア等の粉体やその固形物或いは液体等を収容したガラ
ス容器の口端を密封するインナーシール材に関するもの
である。
〔従来の技術〕
一般に、インナーシール材は第6図示の如く、外表面に
ガラスシーラント層42を形成したアルミメンプレム4
1を、板紙aからなる基材44の樹脂コーテイング膜4
4′が施された面に、ワックス等の仮接着材43を介し
て接着するか、または第7図示の如く、外表面にガラス
シーラント層42を形成したアルミメンブレム41を、
板紙aとプラスチックシートbとの複合品からなる基材
44のプラスチックシート5面に、ワックス等の仮接着
材43を介して接着してなり、これを第8図(a)の如
くガラス容器45のキャップ46の内項面に、その形状
、大きさに合わせて打抜いてガラスシーラント層42を
外側(基材を内側)にして装填する。
キャップ46内に装填されたインナーシール材は、第8
図(b)の如く、キャップ46をガラス容器45に所定
のように螺合し、その丹頂面から電磁波を利用した誘導
加熱装置47にて電磁波を与えると、アルミメンブレム
41が約110℃ぐらいに加熱され、この熱より融点の
低いガラスシーラント層42が溶けてガラス容器45の
目端に接着する。この状態でガラス容器45の内容物は
密封され、流通過程を経て消費者に渡る。
この容器からキャップ46を、螺子を緩めるように廻し
ながら第8図(C)の如く外すと、アルミメンブレム4
1はシーラント層42を介して容器45の口端に接着さ
れた状態で残り、基材44は仮接着材43から剥離して
キャップ46内に保持されることとなる。
キャップ内に保持された基材44は、容器の口端を密封
しているアルミメンブレム41を取り除いた後は第8図
(d)の如く残りの内容物のバッキングとして機能し、
容器内に残る内容物の溢れや容器外からの湿気の進入を
阻止する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のインナーシール材は上述の如く、
基材44が板紙aの単独品か、板紙aとプラスチックシ
ートbとの複合品であった。
板紙は柔軟性、密封性が低く、従って、内容物を使い切
る前にバッキングとしての機能を失うことがあった。
また、板紙は自重の7%は水分であり、透湿性が大きい
のでアルミメンプレム41が開封された後の防湿効果に
欠けた。
更に、板紙は耐水性、耐油性も劣るために内容物が液体
や水分を多く含んだ物の場合には適用できなかった。
更にまた、板紙は基材の一部が粉塵となって内容物内に
混入し、食品衛生上の安全性や耐薬品性にも問題があっ
た。
上記の問題は、基材44が板紙とプラスチックシートと
の複合品である場合には改善されるとしても、キャップ
の開は締めが繰り返し行われると、プラスチックシート
が捩じられて剥離し、板紙を露出させることがあった。
また、複合品ではキャップの外頂面から電磁波を与えて
ガラスシーラント層42を溶かして容器口端に接着させ
る際に、プラスチックシートが溶は出して、基材とアル
ミメンプレムとの仮接着部を固着させてしまうことがあ
り、かかる場合にはキャップを外したときに基材がキャ
ップ内から脱落し、アルミメンブレムとともに容器口端
に接着したままの状態になってしまう虞れがあった。
この発明は上記種々の問題点を一挙に解消するためのも
ので、構造簡単であって容器口部の密封性、防湿性及び
バッキング性に優れ、食品衛生上の安全性や耐薬品性の
問題もないインナーシール材を提供することを目的とし
ている。
また、他の目的はキャップの開は締めが繰り返し行われ
る場合のりシール性を向上させ、バッキング効果や防湿
性等を失うことのないインナーシール材を提供すること
にある。
更に、他の目的は電磁波による誘導加熱でガラスシーラ
ント層を溶かしてアルミメンブレムを容器口端に接着さ
せる際に、基材として使用する熱可塑性樹脂組成物から
なる発泡シート層が溶けてアルミメンブレムとの仮接着
部を固着させないようにし、キャップを容器から外した
ときにキャップから基材が脱落しないようにしたインナ
ーシール材を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この発明は外表面にガラス
シーラント層を形成したアルミメンブレムを、前記ガラ
スシーラント層より高い融点を持つ熱可塑性樹脂組成物
の発泡シートからなる基材に、仮接着材を介して接着し
、基材の構成から板紙を排除し、防湿性能やバッキング
効果等を向上させるようにしたこと、基材となる熱可塑
性樹脂組成物の発泡シートがシーラント層の溶ける前に
は溶けないように構成したものである。
〔実施例] 次に、この発明を第1図〜第5図に示す実施例に基づい
て説明する。
図において、1は本願インナーシール材で、該本願イン
ナーシール材1は、外表面にガラスシーラント層2を形
成したアルミメンプレム3を、熱可塑性樹脂組成物の発
泡シートからなる基材4にワックス、PP、PE等の仮
接着材5を介して接着してなる。該基材4を構成する熱
可塑性樹脂組成物の発泡シートは、その発泡倍率が1.
2〜30倍、好ましくは1.5〜5倍位が良い。また、
厚みはガラス容器6の口径にもよるが、500〜120
0μm厚、好ましく700μ−厚位が良い。
熱可塑性樹脂組成物としてはガラスシーラント層2の融
点(約90°C)より高い融点を有するもの、具体的に
はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリエ
ステルの単独又はこれらの重合体が好ましいが、上記温
度条件を満足させる限り、他の組成物でも良い。即ち、
本願インナーシール材1をガラス容器6のキャップ7の
内項面の形状、大きさに合わせて打抜き、該キャップ7
内にガラスシーラント層2を外側(基材を内側)にして
装填し、第2図(a)の如(ガラス容器6に螺合し、そ
の丹頂面から電磁波誘導加熱装置8にて電磁波を与え、
アルミメンブレム3を加熱させてガラスシーラント層2
を溶かして容器6の口端に接着させた場合に、基材4と
なる発泡シートが溶は出してアルミメンブレム3との仮
接着部を固着させないようにしている。従って、基材4
はキャップを外したときに該キャップ7内に確実に保持
され、ガラスシーラント層2を介して容器6の口端に接
着したアルミメンブレム3が取り除かれた後は第2図(
ロ)の如くバッキングとして機能する。
〔試験例〕
上記バッキング効果を、従来品と比較して試験した。
■サンプル 本願品 基材:PP発泡シート(2倍、0.7■厚)仮接着材:
PP50μ アルミメンブレム/ガラスシーラント層従来品 基材:板紙(0,7■厚) 仮接着材:PE50μ アルミメンブレ入/ガラスシーラント層■試験方法 本願品と従来品を、仮接着材層でアルミメンブレムを剥
離し、その基材のみをキャップに装填し、容器内に水分
測定用塩化カルシウムを適量入れ、締付トルク値、20
kg−c−と、30kgC−でシールした後、40℃×
90%RHの雰囲気中に放置し、経時による重量増加を
測定する。
■評価方法 重量増加による水分吸湿量の変化率を、の式により求め
たところ、表1、 表2の結果を得 た (第4図及び第5図に示すグラフ参照)(表1) (表2) 上記結果は、本願の発泡シートからなる基材4のバッキ
ング性能が安定していることを示す、即ち、基材自身の
弾力性が安定していること、永久歪が小さく、ヘタリが
ない上に適当な剛性も得られ、繰り返しの着脱時にもバ
ッキング効果を維持することができる。従って、アルミ
メンブレム開封後の容器内の密封性に優れた機能を果た
すものである。
なお、上記実施例では示していないが、アルミメンプレ
ム3のガラスシーラント層を形成しなし面(基材4との
仮着面)には適当な文字や絵柄傳がプリントされること
もある。このプリントのために、アルミメンプレム3の
基材4に仮着する面にはアンカーコート層を設けること
もある。
第3図は他の実施例を示す部分断面図であり、前記発泡
シート(基材)の外面に、OPPフィルム4aを貼合し
、該シートが備える耐水性、耐電性と密封性を更に強化
したものである。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は外表面にガラスシーラント層を
形成したアルミメンブレムを、前記ガラスシーラント層
より高い融点を持つ熱可塑性樹脂組成物の発泡シートか
らなる基材に、仮接着材を介して接着したことを特徴と
しているから、インナーシール材の基材が樹脂のみで構
成され、最終商品が流通している期間中の防湿乃至保香
に優れているとともに、消費者がアルミメンブレム開封
後、繰り返し行うシール性にも優れる。
また、板紙の粉塵混入や臭気などがなく、食品衛生上の
安全性や耐薬品性も向上する。
更に、電磁波による誘導加熱でガラスシーラント層を溶
かしてアルミメンブレムを容器口端に接着させる際に、
基材として使用する熱可塑性樹脂組成物からなる発泡シ
ート層が溶けてアルミメンプレムとの仮接着部を固着さ
せず、キャップを容器から外したときにキャップから基
材が脱落することが一切無いなど、各種の優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のインナーシール材の一実施例を示す
部分拡大断面図、第2図(a)、(ロ)は使用状態を示
す説明図、第3図は別実施例を示す部分拡大断面図、第
4図、第5図は熱可塑性樹脂組成物の発泡シートからな
る本願基材のバッキング効果を従来品と比較して示すグ
ラフ、第6図〜第7図は従来例のインナーシール材を示
す部分拡大断面図、第8図(a)〜(6)は従来例のイ
ンナーシール材の使用状態を示す説明図である。 1・・−本願インナーシール材 2−ガラスシーラント層 3−アルミメンブレム 4・・−基材 4a・−OP Pフィルム 5−・・仮接着材 6−・−ガラス容器 7−・キャップ 8・・・電磁波誘導加熱装置 第 図 糸ト翳(日) 第 図 経苛(日) 第 図 第 図 第 図(0) 5i=i=iヨ 第 図(C) 第 8図(b) 箆 8図(d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 外表面にガラスシーラント層を形成したアルミメンブレ
    ムを、前記ガラスシーラント層より高い融点を持つ熱可
    塑性樹脂組成物の発泡シートからなる基材に、仮接着材
    を介して接着したことを特徴とするインナーシール材。
JP2128236A 1990-05-18 1990-05-18 インナーシール材 Pending JPH0431253A (ja)

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JP2128236A JPH0431253A (ja) 1990-05-18 1990-05-18 インナーシール材

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Cited By (3)

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