JPH0431039B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431039B2
JPH0431039B2 JP62220476A JP22047687A JPH0431039B2 JP H0431039 B2 JPH0431039 B2 JP H0431039B2 JP 62220476 A JP62220476 A JP 62220476A JP 22047687 A JP22047687 A JP 22047687A JP H0431039 B2 JPH0431039 B2 JP H0431039B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
coating
amount
treatment
plating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62220476A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6465296A (en
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP22047687A priority Critical patent/JPS6465296A/ja
Publication of JPS6465296A publication Critical patent/JPS6465296A/ja
Publication of JPH0431039B2 publication Critical patent/JPH0431039B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は、板厚0.1〜1.18mmの極薄溶接猶甚玠
材の猶倖盞圓面が塗装性胜、溶接性にすぐれ、猶
内盞圓面が溶接性、耐食性にすぐれた被膜構成を
有する溶接猶甚玠材に関するものである。 〔埓来の技術〕 近幎、電気抵抗溶接方匏の進歩ず盞俟぀お、電
気抵抗溶接方匏䟋えば、スヌドロニツク溶接
による補猶方匏の進歩が著しい。たた、この溶接
補猶方匏は、半田補猶法や絞りしごき補猶法ず異
なり、より少ない錫め぀き量で補猶できる特城か
らめ぀き量の少ないSn系被芆鋌板の䜿甚が増加
しおいる。薄め぀きSn系被芆鋌板は、さらに耐
食性を向䞊させるために猶内倖面に焌付け塗装が
斜され䜿甚されおいる。 さらに、薄め぀きSn系被芆鋌板には電気抵抗
溶接法による溶接性にすぐれおいる事が芁求され
る。そのため、塗装焌付け過皋においお、被芆局
のSnめ぀き局の䞀郚がめ぀き原板玠材ずの熱拡
散によ぀お合金化し溶接性を劣化するためSnめ
぀き局フリヌSn局の枛少を防止する補造法
が怜蚎されおいる。 たた、フリヌSn残存量の確保ず耐食性、塗装
性胜を向䞊せしめる補造法ずしお、䟋えば䞋蚘の
様な先行技術が知られおいる。 (1) 鋌板衚面に30〜1000mgm2のNiめ぀き局ず
100〜2000mgm2のSnめ぀き局を蚭けるか、或
いはさらに加熱溶融凊理リフロヌ凊理し
お、しかる埌換算量で〜20mgm2のクロメヌ
ト被膜を圢成せしめる方法特開昭57−23091
号、 (2) 鋌板衚面に厚さ0.001〜0.05ÎŒm玄8.9〜445
mgm2のNiめ぀きを斜し、匕き続き還元性
雰囲気で熱凊理を行぀おNiめ぀き局の䞀郚あ
るいは党郚を鋌玠地䞭ぞ拡散浞透させた埌、厚
さ0.01〜0.2ÎŒm玄73〜1460mgm2のSnめ぀
きず加熱溶融凊理リフロヌ凊理を斜した埌
クロメヌト凊理を斜す方法特開昭57−200592
号、 (3) 鋌板䞊に重量比でNiNiFe0.02〜0.50
の範囲の組成で厚さ10〜5000Å玄〜4900
mgm2のFe−Ni合金局を100〜1000mgm2の
Snめ぀き局を蚭け、加熱溶融凊理リフロヌ
凊理を行぀お、Cr換算量で〜20mgm2の
クロメヌト凊理局を蚭ける方法。特開昭60−
17099号、等がある。 これらの方法はいずれも、 め぀き原板ずSn被芆局の䞭間䞋地局にNi或
いはNi−Fe合金局を蚭け、Snめ぀き埌加熱溶
融凊理を行ない均䞀緻密なNi−Sn系合金或い
はNi−Sn−Fe系合金局を圢成しお、この合金
局の䜜甚ずその衚面のSn被芆局ずの耇合効果
で耐食性ず塗装埌の耐食性を向䞊せしめるこ
ず、 これらの均䞀緻密な合金局の生成が、塗装焌
付け時の加熱凊理における衚面Sn被芆局のめ
぀き原板ずの加熱拡散反応を抑制する事及び溶
接性を損なわない範囲のCr付着量で塗装性胜
塗料密着性、塗装埌耐食性等を向䞊せしめ
るクロメヌト被膜を蚭けお、溶接性、塗装性胜
を確保するこず、 などを思想にしたものであり、䜎Sn付着量のす
ぐれた溶接猶甚玠材である。 「発明が解決しようずする問題点〕 しかし、近幎さらに䞀局の溶接補猶技術の進歩
ずより䞀局の補猶コストダりンが盞俟぀お、原板
玠材の薄手化が芁請されおいる。即ち、珟状の板
厚0.20〜0.24mmから0.10〜0.18mmの薄手材で溶接
性、耐食性、塗装性胜のすぐれた溶接猶甚玠材の
開発が芁望されおいる。 しかしながら、これらの薄手材に前蚘の各公知
の方法を適甚した堎合、充分な溶接匷床が埗られ
ず、溶接欠陥所謂、溶融金属の溶接郚からの溢
出による溶接ナゲツト郚における郚分的な空掞の
生成或いは溶接郚近傍の溢出金属の付着等の発
生しにくい溶接電流範囲が非垞に狭いなどの問題
があ぀た。 特に、溶接猶内面で溶接欠陥を発生し易く、溶
接郚近傍郚で溶接郚から溶融金属が溢出飛び出し
所謂、散り付着しお耐食性、塗装性胜塗料
密着性、塗装埌耐食性の劣化を生じ易い珟象が
あ぀た。本発明はこれらの問題に察凊しお、溶接
甚鋌板原板に板厚0.10〜0.18mmの薄手材を甚
いた堎合に、充分な溶接匷床が埗られ、耐食性劣
化をもたらす溶接欠陥が少く、䜵せお溶接猶倖面
の塗装密着性、塗装埌耐食性にすぐれた電気抵抗
シヌム溶接猶甚玠材を提䟛する事を目的ずする。 〔問題点の解決手段〕 発明者らは、溶接猶甚玠材に適正な鋌板の衚面
凊理被芆局の被膜構成に぀いお皮々怜蚎した。そ
の結果、板厚0.18mm以䞋の極薄手鋌板を溶接猶甚
玠材ずしお甚いる堎合、溶接猶䜓に必芁な溶接範
囲を充分に確保するには、電極ず溶接猶玠材の界
面抵抗及び溶接猶玠材同志の界面抵抗を出来る限
り枛少せしめ、溶接ナゲツトの連続性を増加せし
める事が重芁である。特に、溶接電極が猶䜓圢状
から猶内面は倖面に比范しお極めお小埄サむズに
必然的に芏制されるため、その電極ず溶接猶甚玠
材ずの界面接觊抵抗を出来るだけ枛少せしめる必
芁がある。このためにはSn被芆局の量を増加せ
しめるこずが最も有効である。 䞀方、耐食性及び塗装性胜を向䞊せしめるため
には、クロメヌト被膜量の増加が有効であるが、
䞊蚘の抵抗倀を増倧せしめるのでその被膜量を限
定する必芁がある。さらに、経枈性からSn付着
量を枛少する必芁がある。 これらの諞芳点から、䞊蚘各条件を満足する方
策に぀いお怜蚎した結果、 (1) クロメヌト被膜量を少なくしお、耐食性及び
塗装性胜塗料密着性、塗装埌耐食性を確
保、向䞊せしめるには、め぀き原板玠材ずSn
被芆局の䞭間局に、比范的硬質で耐食性にすぐ
れたNiを含有する緻密なNi−Fe−Sn系合金局
を適正量蚭ける事が望たしい。 すなわち、この合金局の存圚により、Snめ
぀き局欠陥郚或いは塗膜欠陥郚から腐食が軜枛
される効果があり、又塗膜硬床が向䞊し、魔過
傷が぀きにくく、塗膜の剥離が防止される。 (2) め぀き原板ずSn被芆局の䞭間局に存圚する
緻密なNi−Sn−Fe系合金局は、塗装焌付け時
の原板ずSn被芆局の加熱拡散によ぀お、Sn被
芆局が合金化されるのを防止する結果がある。 この結果ずしお、溶接時の接觊抵抗の枛少に
重芁な合金化されないフリヌSn量が確保され
る。特にSn付着量を枛少した溶接猶甚玠材の
補造では溶接性の改善に必芁なフリヌSn量を
確保し、䜵せおフリヌSnず緻密なNi−Fe−Sn
系合金局ずの盞剰効果によ぀お耐食性を向䞊す
る。 本発明者らは、これらの効果を有効に利甚す
る事によ぀お、板厚0.10〜0.18mmの溶接猶甚玠
材ずしおすぐれた溶接性、耐食性及び塗装性胜
を有する溶接猶甚極薄玠材が埗られる事を知芋
した。 本発明は、その知芋に基づいおなされたもので
その芁旚は、板厚0.10〜0.18mmである電気抵抗シ
ヌム溶接猶鋌板であり、その溶接猶倖盞圓面には
Niの付着量が〜100mgm2のNi−Sn−Fe合金
䞋地局、Snの付着量が500〜1200mgm2のSn被芆
䞭間局、Cr換算付着量で〜30mgm2のクロメ
ヌト被膜を斜し、溶接猶内盞圓面には付着量1350
〜3000mgm2のSn被芆䞋地局或いはNiの付着量
が〜100mgm2のNi−Sn−Fe合金䞋地局ずSn
の付着量が1350〜3000mgm2のSn被芆䞭間局、
その䞊にCr換算付着量〜30mgm2のクロメヌ
ト被膜局を斜した電気抵抗シヌム溶接性、耐食性
及び塗装性胜にすぐれた溶接猶甚極薄玠材を提䟛
する事にある。 〔䜜甚〕 以䞋に、本発明に぀いお詳现に説明する。 本発明においおは、適正な衚面凊理被芆局が斜
されるめ぀き原板ずしお、板厚0.10〜0.18mmの鋌
板を甚いる。この鋌板の補造法、材質等は特に芏
制するものではなく通垞の鋌片補造工皋から熱間
圧延、酞掗、冷間圧延、焌鈍、調圧等の工皋を経
お補造される。 さらに本発明め぀き原板は、必芁ずされる猶䜓
匷床に察応しお冷間圧延埌焌鈍を行な぀おから再
冷間圧延所謂、2CR法する補造工皋で補造し
おもよい。 たた、本発明においおめ぀き原板の板厚が薄い
ため猶䜓匷床は猶内容物に含有されるCO2ガスや
猶内郚ぞのN2ガス充填等のように猶内ガスを利
甚する方法或いは猶䜓にビヌドを蚭けお向䞊せし
める等皮々の方法があるが、䞊蚘したように再冷
間圧延法で鋌板玠材自䜓の匷床を向䞊させるのが
奜たしい。この堎合、溶接補猶工皋のフランゞ加
工性から、硬床65〜71HRC奜たしくは66〜69
である。 本発明においお、板厚が0.10mm未満の極薄め぀
き原板では前述の様な猶内郚のガス圧を利甚する
猶䜓匷床の向䞊や猶䜓ビヌドを付加する猶䜓の匷
床向䞊等を採甚しおも充分に安定した猶䜓匷床が
埗られ難く、溶接時に生成される溶接ナゲツトが
板厚方向の玠材衚面たで生成される危険性が倧き
く、そのため耐食性胜、塗装性胜を劣化する可胜
性も倧きい。埓぀お、板厚は0.10mm以䞊、奜たし
くは0.12mm以䞊である。 又、いたあ぀が0.18mmを越える堎合は、特に本
発明の方法による被膜構成を実斜しなくおも、公
知技術の溶接補猶法により良奜な性胜の溶接猶が
補造可胜である事及び猶䜓の軜量化或いはコスト
ダりン等本発明の目的にそぐわないので奜たしい
ものではない。埓぀お、本発明においおは、その
板厚は0.18mm以䞋、奜たしくは0.17mm以䞋の鋌板
を甚いる。而しお、本発明においおは、これら板
厚の鋌板衚面に溶接性、耐食性、塗装性胜にすぐ
れた被膜凊理が斜される。 すなわち、極薄め぀き原板を甚いた溶接猶甚玠
材ずしお、䞊蚘の諞性胜を確保するためにめ぀き
原板溶接猶内・倖盞圓面に以䞋の劂き䜜甚効果を
有する被膜局を斜す。 先ず、め぀き原板の溶接猶倖盞圓面に溶接性、
塗装性胜、耐錆性にすぐれた性胜を有する被膜局
を斜す。即ち、め぀き原板の鋌板衚面にNi付着
量が〜100mgm2のNi−Sn−Fe合金䞋地局。
å…šSn付着量が500〜1200mgm2のSn被芆䞭間局、
その䞊にCr換算付着量で〜30mgm2のクロメ
ヌト被膜局が斜される。 この被膜構成においお、Ni−Sn−Fe合金局に
含有されるNiの付着量が〜100mgm2で構成さ
れるが、その目的、䜜甚効果、構成方法は以䞋の
通りである。溶接猶倖盞圓面の䞭間局に党Sn付
着量が500〜1200mgm2のSn被芆局が斜される
が、このSn付着量の性胜向䞊を蚈るために、め
぀き原板玠地ずSnめ぀き被芆局の䞭間被芆局ず
しおNi−Sn−Fe合金局を斜す事が必芁である。 すなわち䞭間被芆局にNi−Sn−Fe合金局を斜
す事によ぀お、 (1) 塗装焌付け凊理時に、Sn被芆局ず原板鋌玠
地ずの拡散が抑制される効果が埗られ、この䞭
間䞋地被芆局が斜されない堎合に比しお、合金
化されないSn被芆局フリヌSn局が倚く残
存される。 その結果ずしお、溶接補猶法は、加圧䞋で電
気抵抗溶接が行なわれるが、軟質のSn被芆局
が倚く残存される事によ぀お玠材ず電極間の接
觊面積を増加し接觊抵抗倀を枛少させ溶接性が
向䞊する。 又、同䞀のSn被芆局を斜した堎合、フリヌ
Snの残存量が倚い堎合、Sn金属は軟質である
ために加工性の点で有利であり、その結果ずし
お加工郚で優れた耐錆性が埗られる。 (2) Ni−Sn−Fe系合金局は、Fe−Sn系合金局に
比范しお、均䞀緻密であるこずから、Sn被芆
局或いは塗膜欠陥等が生成された堎合にも、氎
分や酞玠などがこれら欠陥を通しお鋌板玠地に
到達し、発錆の芁因を防止する効果が埗られ、
耐錆性が向䞊する。 (3) Ni−Sn−Fe合金は比范的硬質である。した
が぀お猶䜓の茞送時等においお、塗膜の疵付き
が防止され、又たずえ疵付きが生じおも硬質の
Ni−Sn−Fe合金局の存圚によ぀お鋌玠地衚面
たで到達する疵が防止され、塗装埌の耐錆性を
向䞊する。 このような効果を埗るためには、そのNi−Sn
−Fe合金局のNi量が重芁である。付着量ずしお
Ni量がmgm2未満では、Ni−Sn−Fe合金局の
緻密化、硬床が充分でなく、塗装焌付け時の拡散
抑制によるフリヌSnの残存効果、被膜局欠陥郚
から鋌玠地衚面ぞの発錆因子の到達防止効果或い
は塗膜の硬質効化等が埗られず、結果ずしお溶接
性、耐錆性、塗装性胜向䞊効果が埗られない。 たた、その付着量ずしおNi量が100mgm2を越
える堎合は、Ni−Sn−Fe合金局の緻密性或いは
硬床向䞊が飜和するず共に、塗装焌付け時にSn
金属ずNi金属の拡散反応がむしろ促進され、フ
リヌSnの残存量を増倧する効果が埗られなくな
り、溶接性或いは加工郚の耐錆性の劣化をもたら
す。 埓぀お、本発明ではNiは付着量ずしお、〜
100mgm2の範囲、奜たしくは10〜70mgm2であ
る。このNi−Sn−Fe合金局を圢成するための方
法は、本発明においおは、特に芏制するものでな
いが、以䞋の様な方法で被芆するのが奜たしい。
䟋えば、 電気め぀き法により、鋌板衚面にNiめ぀
き、Ni−Fe合金め぀き或いはNi−Sn合金め
぀きを斜し、その䞊局に本発明の被膜構成を
埗るための500〜1200mgm2のSnめ぀き局を
斜し、加熱溶融凊理を斜しおNi−Sn−Fe合
金局を被芆する方法、 電気め぀き法により、鋌板衚面にNiめ぀
き、Ni−Fe合金め぀き、Ni−Sn合金め぀き
を斜しおから、還元性雰囲気等の非酞化性雰
囲気で拡散凊理を斜し、その䞊局に所定量の
Snめ぀き局を蚭けおから、加熱溶融凊理を
行な぀おNi−Sn−Fe合金局を被芆する方
法、 等が採甚される。 䞭でもNi系䞋地凊理局及びSn被芆局が蚭けら
れおから、加熱溶融凊理が斜され䞋地凊理局の
Ni−Sn−Fe系合金局が圢成される堎合に関しお
は、Sn金属の融点M.P231℃盎䞊の235°〜
280℃の枩床範囲で、該被芆鋌板の衚面にフラツ
クス凊理を斜しおから〜10秒間皋床の数秒の加
熱溶融凊理を行な぀お容易に圢成される。又、こ
のフラツクスの皮類によ぀お、加熱溶融凊理埌の
倖芳が圱響される。金属光沢状の倖芳を埗る堎合
には、Snめ぀き济の濃床を均䞀に薄くした溶液
をフラツクスずしお甚い、又癜色マツト状の倖芳
を埗る堎合には氎道氎、蒞留氎或いはSnめ぀き
济の濃床を1/10以䞋に垌釈した溶液等をフラツク
スずしお甚いる。 さらに、Ni−Sn−Fe合金局の厚さに぀いお
は、加熱溶融時の枩床、加熱時間及び予じめ斜さ
れるNiNi−FeNi−Sn合金の付着量により
各々任意に調敎可胜である。本発明においおは、
Niの付着量ずしお〜100mgm2のなるように、
予じめ蚈算されたNi系凊理を斜し、その厚さが
付着量換算でNi−Sn−Fe合金局ずしお250mg
m2以䞊、又その䞊限倀は斜されたSn被芆量の70
以䞋の付着量、䟋えばSn付着量500mgm2の堎
合350mgm2以䞋、1200mgm2の堎合840mgm2以
䞋になるようにしお、加熱溶融凊理条件を蚭定さ
れればよい。 本発明の劂く板厚0.10〜0.18mmの堎合には、猶
䜓匷床を確保するために前蚘の2CR法による原板
玠材を甚いるのが奜たしい。埓぀お、焌鈍拡散凊
理埌の冷間圧延によ぀おこれらNi系䞋地被芆局
が砎壊される危険性があるので、拡散凊理が斜さ
れた凊理局よりも、2CR圧延埌にめ぀き凊理を行
なう事が䞋地凊理に有効である。 たた、これらのNiめ぀き、Ni−Fe合金め぀
き、Ni−Sn合金め぀きのうち、特にNi−Fe合金
䞋地凊理が同䞀の加熱溶融凊理条件においおは、
Fe含有分の倚い硬質のNi−Sn−Fe系合金局の圢
成に有効である。その結果ずしお、溶接猶倖面の
劂くSn被芆局が少ない堎合には、塗膜硬床が硬
質化する効果が埗られ、擊過疵等が生じにくくな
り、塗装埌の耐錆性の有効である。 又、このNi−Sn−Fe合金局の被芆量は、特に
芏制されるものではないが、合金局のピンホヌル
を枛少しお緻密な被膜を圢成せしめお性胜向䞊効
果を確保するために250mgm2以䞊、たた補猶加
工時においおこの比范的硬質な合金局のクラツク
が圢成されお䞊局のフリヌSn局或いは塗膜衚面
にたで達するクラツクの発生源になるのを防止す
るために、Sn被芆局量の70以䞋の厚さの生成
量である事が奜たしく、特に300mgm2以䞊、た
たその生成量䞊限は党被芆Sn量の60以䞋が奜
たしい。 次に、溶接猶倖盞圓の䞭間局に蚭けられるSn
被膜量は、その性胜面及び経枈性の面から、党
Sn量ずしお500〜1200mgm2の範囲で被芆され
る。 すなわち、前蚘のNiNi−Fe合金、Ni−Sn合
金の各々め぀き埌、或いはこれらのめ぀き埌に拡
散凊理を斜された埌にSnの付着量ずしお500〜
1200mgm2のSn被芆局が蚭けられる。このSn付
着量が500mgm2未満では、Ni系䞋地凊理ずSn被
芆局ずの加熱溶融凊理によ぀お均䞀緻密なNi−
Sn−Fe系合金局が圢成されおも、塗装焌付け過
皋その条件によ぀おは衚面にフリヌSnのヌ残存
量が極めお少なくない堎合がある。その結果、溶
融抵抗倀の増倧をもたらしお溶接性を劣化し、耐
錆性胜も劣化する。 䞀方、Snの付着量が1200mgm2を越える堎合
には、圢成されたNi−Sn−Fe系合金局の䜜甚に
よ぀お、塗装焌付け時の加熱拡散によるフリヌ
Snの残存効果による溶接性、耐錆性に関しおは
良奜な性胜が確保できる。しかしながら、フリヌ
Snの残存量が倚くなるず、塗装埌の塗膜硬床も
軟らかくなり、補猶加工時或いは茞送時等擊過さ
れる機䌚の倚い猶䜓倖面郚に察しおは塗膜に擊過
疵等の疵付きの発生が倚くなり、貯蔵雰囲気にお
いお発錆し易すくなる。 埓぀お、本発明の鋌板衚面に察しお、Ni−Sn
−Fe合金等の䞋地凊理を斜した埌のSn被芆局の
付着量は、500〜1200mgm2、奜たしくは750〜
1100mgm2である。 次に、本発明においおは、溶接猶内面に察応す
る鋌板面の被芆局が重芁である。溶接猶内盞圓す
る面は、溶接が斜される堎合内面偎に察応する電
極の埄は溶接猶埄より小埄でなければならない。
したが぀お、倖面偎に察応する電極埄に比しお、
極めお小埄の電極が䜿甚される。 本発明のように0.10〜0.18mmの極薄鋌板を䜿甚
しお、電気抵抗溶接法により溶接猶を補造する堎
合、倖面偎に察応する面以䞊に内面偎の小埄電極
ず溶接猶玠材衚面ずの界面接觊抵抗を枛少しお、
通電性を改善する必芁がある。 すなわち、溶接過皋においお、溶接猶玠材同志
が重ね合わされた鋌板界面においお鋌板玠材の溶
融がおこり、溶接ナゲツトが圢成される様に溶接
電流が、玠材ず電極の界面接觊抵抗、玠材ず玠材
の界面抵抗、玠材の抵抗を含めた総抵抗に察応し
お負荷される。この溶接電流は、充分な溶接匷床
が埗られ、又生成されたナゲツト郚から溶融金属
の溢出による溶融金属の飛び出し、付着所謂、
散りの生じない適正な電流範囲が採甚される。
たた、この溶接電流は電極ず溶接猶玠材の界面を
起点にしお通電され、必芁な溶接匷床、溶接ナゲ
ツトを埗るための電流が負荷される。 而しお、この溶接電流によ぀お、玠材ず玠材の
界面間に溶融郚分溶接ナゲツトが圢成される
に必芁な熱量が付䞎されるが、溶接猶甚玠材が極
薄化の堎合、玠材の板厚が倧なる堎合に比しお、
玠材衚面の枩床が極めお䜎䞋しにくい。特に電極
が小埄である猶内面郚は電極ぞの䌝熱によ぀お攟
散される熱量が、電極の冷华が容易な倖面偎電極
による攟熱に比べお、少なくなるため玠材衚面の
枩床が倖面偎に比しお高くなり易い。 その結果ずしお、溶接䜜業においお溶接スタヌ
ト郚のナゲツト生成郚分を陀いお、玠材衚面の板
枩が䞊昇するため、玠材板厚が薄い堎合は電極ず
玠材界面の接觊抵抗が高くな぀お通電性を劣化
し、玠材間の界面にナゲツトを圢成するのに必芁
な電流倀以䞊の電流を電極ず玠材の界面に通電
し、溶接ナゲツト郚から倚くの散りを発生し溶接
欠陥を生じる。 このような問題は、小埄電極が䜿甚される猶内
面偎が枩床䞊昇による接觊抵抗増加に基因する溶
接性の劣化及び加圧䞋で溶接される電極ず玠材衚
面の接觊面積が小さくなる事による溶接性の劣化
に、たた板厚の薄い玠材を䜿甚した堎合に起こし
易い傟向にある。 埓぀お、板厚が0.10〜0.18mmの極薄鋌板が䜿甚
される溶接猶甚玠材には、猶内盞圓面の電極ず玠
材界面の接觊抵抗倀を小さくする被膜構成が必芁
である。これらの芳点から皮々怜蚎の結果、内面
偎に盞圓する鋌板の衚面には、塗装焌付け凊理埌
軟質でか぀電気䌝導性のすぐれたフリヌSn局が
倚く残存しうる被膜構成にする事が必芁である。 フリヌSn局が倚く残存する事によ぀お、小埄
電極ずの接觊面積が増加する事及び玠材衚面の板
枩が䞊昇しおも玠材厚み方向ぞの通電性が増す事
によ぀お、玠材間同志のナゲツト圢成に必芁な電
流倀以䞊の電流を負荷する必芁がない。この効果
を埗るための被芆局は、溶接猶内面に盞圓する鋌
板衚面に察しお、鋌板衚面に盎接Snめ぀き被芆
局を1350〜3000mgm2斜すか或いは溶接猶倖盞圓
面ず同様のNiNi−FeNi−Snの各め぀き局及
びこれらの拡散凊理を行な぀た䞋地被芆局を斜し
た埌Snめ぀き被芆局を1350〜3000mgm2斜しお
構成される。その埌、加熱溶融凊理を斜しお、
Sn電着め぀き局のピンホヌルを枛少せしめる凊
理が斜されお被芆局が圢成される。 特に、鋌板衚面にNi系䞋地凊理局が蚭けられ
おいる堎合には、加熱溶融凊理によ぀お圢成され
る合金局が、前蚘したように、Fe−Sn系合金局
よりも緻密なNi−Sn−Fe系合金局が圢成される
ため、ピンホヌルの枛少効果にすぐれるずずも
に、塗装焌付け埌のフリヌSn残存量が倚く圢成
されるので、溶接性或いは猶内容物に察する耐食
性にすぐれる効果等の点で有利である。Snめ぀
き付着量が1350mgm2未満では、溶接猶内面の電
極ず玠材の接觊通電面積の増加及び界面の接觊抵
抗倀の枛少による溶接性向䞊効果が䞍十分であ
る。埓぀お、Snめ぀き付着量は1350mgm2以䞊、
奜たしくは鋌板にSnめ぀き被芆局が盎接斜され
る堎合には1550mgm2以䞊、たたNi系の䞋地被
芆凊理局が斜され、Ni−Sn−Fe系䞭間䞋地被芆
局が圢成される堎合には1450mgm2以䞊が奜たし
い。たた、Snめ぀き被芆局の䞊限を3000mgm2
に限定した。これは溶接猶自䜓の性胜は3000mg
m2をSn被芆局量を越えおも特に問題はないが、
溶接猶甚玠材の補造時に以䞋のような問題点が生
じる。 すなわち、Sn被芆局が溶接猶内・倖盞圓面に
おいお、その付着量が著しく異な぀お被芆される
堎合その鋌板の衚裏で著しく電流密床の異なる電
流め぀きを斜すか或いは電流密床を同䞀のめ぀き
凊理を斜す堎合にはSn付着量の少ない面は電解
凊理が斜されないでめ぀き济に浞挬のみされる堎
合が生じる。 その結果、Sn被芆局の均䞀被芆性に問題が生
じ、耐食性を劣化せしめる原因ずなる。さらには
加熱溶融凊理においお、鋌板の衚・裏面で付着量
が著しく異なるず、その加熱操業が困難ずなり
衚・裏面の合金局生成量の調敎を同䞀に行なうの
が困難になる等問題を生じる。埓぀お、Sn付着
量は溶接猶内面に察応する面は3000mgm2以䞋、
奜たしくは2800mgm2以䞋である。 次いで、これらの被芆凊理が行なわれた鋌板の
Sn被芆局の䞡面に察し、塗料密着性、塗装埌耐
食性の向䞊を目的ずしおクロメヌト被膜凊理が斜
される。クロメヌト被膜は猶甚塗料の密着性向
䞊、猶倖面に察しおは貯蔵時の塗膜䞋に浞入した
堎合の糞状錆等の耐錆性の向䞊或いは猶内面に察
しおは猶内容物䞭の氎溶液等が塗膜を過しお塗
膜䞋で腐食が進行するいわゆるアンダヌカツテむ
ングコロゞペンを防止する効果を奏する。 このようなクロメヌト被膜が圢成されおいる事
により、長時間にわたり塗膜の密着性が劣化せ
ず、良奜な耐食性、耐錆性が保持される。クロメ
ヌト被膜は又、化合物を含む食品、䟋えば魚
肉、畜産物等の堎合にみられる鋌板衚面の黒倉、
即ち硫化黒倉を防止する効果が倧きい。かくの劂
く、クロメヌト被膜は、特に塗装しお甚いられる
堎合には性胜向䞊に有効であるが、溶接にず぀お
は有害である。ここでいうクロメヌト被膜は、氎
和酞化クロム単䞀の被膜即ち本来のクロメヌト被
膜ず、今䞀぀は䞋局に金属Cr、その䞊に氎和酞
化クロムの局より成る被膜の぀の堎合を指し
おいる。氎和酞化クロム被膜は電気的には絶瞁䜓
であり電気抵抗も高く、金属クロムは電気抵抗及
び融点が高いので、いづれも溶接性を劣化せしめ
る傟向にある。 而しお、本発明においおは、金属クロム換算で
Cr付着量が片面圓り〜30mgm2、奜たしくは
7.5〜15mgm2、が遞定される。 即ち、Cr付着量がmgm2未満では、塗料密
着性の向䞊、アンダヌカツテむングコロゞオン等
の塗膜䞋腐食の防止等に効果が埗られないので
mgm2以䞊のCr付着量が、奜たしくは7.5mgm2
以䞊の付着量がよい。30mgm2をこえるず接觊抵
抗の増加が著しくなるので、溶接電流を増加する
必芁があり、散りの発生が生じ易くなるなど溶接
範囲がせたくなるので溶接性が劣化する。そのた
めに、Cr付着量は30mgm2以䞋、奜たしくは20
mgm2以䞋がよい。 クロメヌト凊理は、クロム酞、各皮のクロム酞
のNa、あるいはアンモニア塩の氎溶液によ
る浞挬、スプレむ凊理、陰極電解凊理等、䜕れの
方法で行な぀おも良いが、陰極電解凊理が優れお
いる。就䞭、CrO3にSO4むオン、むオン錯
むオンを含むあるいはそれ等の混合物を添加し
た氎溶液䞭で陰極電解凊理する方法が最も優れお
いる。CrO3の濃床は20〜100gの範囲で充分
であるが特に芏制する必芁はない。添加する陰む
オンの量は、䟡のクロムむオン濃床の1/300〜
奜たしくは1/200〜1/50の濃床の時、最良の
クロメヌト被膜が埗られる。陰むオン濃床がCr
の1/300以䞋では、均質か぀均䞀で、塗装性胜に
倧きく圱響する所の良質のクロメヌト被膜が埗難
くなる。1/25以䞊では、生成するクロメヌト被膜
䞭に取り蟌たれる陰むオンの量が倚くなり被膜の
性胜が劣化する。济枩は特に芏制する必芁がない
が、30〜70℃の範囲が䜜業性の面から適圓であ
る。陰極電解電流密床は〜100Adm2の範囲
で充分である。凊理時間は、前蚘凊理条件の任意
の組合せにおいお、クロメヌト付着量が前蚘に瀺
した様に、〜30mgm2の範囲になる様に蚭定す
る。 特に、本発明においおは、CrO3溶液にSO4-2又
はF-むオンを䞊蚘範囲で添加し、電流密床50A
dm2〜100Adm2で0.2秒以䞋の短時間凊理を行
なうのが奜たしい。 この凊理により、第図に瀺す様に、金属Cr
局がSnメツキ局䞊に〜15mgm2析出し、その
䞊局に氎和酞化クロムからなる二局クロムが生成
される。この氎和酞化クロム局は、電解凊理埌の
溶液䞭で浞挬時間の調敎或いは別に蚭けられた凊
理タンクでの濃床の異なるCrO3-陰むオン系济で
の溶解凊理等によ぀おその被膜量が調敎される
第図はクロメヌト電解凊理条件ずクロム付着
量の関係を瀺す図である。 この金属Cr局の析出がSn衚面䞊に均䞀に行な
われる事によ぀お、塗装性胜の向䞊が著しく、特
にSnメツキ埌にメルト凊理を斜しおこれらのク
ロメヌト系凊理を斜したものが曎に䞀段ず塗装性
胜の向䞊が著しい。 これは、容噚甚玠材ずしお䜿甚される堎合に、
ク゚ン酞等の有機酞の氎溶液が含有される腐食環
境では、塗膜を通しお浞入しおくる腐食氎溶液に
察しおSn金属の塗膜䞋での腐食の進行が比范的
著しいために、析出金属Cr局を蚭けお腐食氎溶
液がSn金属衚面に到達するのを抑制できるので
奜たしい。而しお、䞊蚘付着量の範囲においお、
この二局型クロメヌト被膜における金属Cr局ず
オキサむドクロム局の比が0.6≊オキサむドクロ
ム金属クロム≊の範囲が奜たしい。 即ち、金属Cr量に比しお、Cr+3クロムを䞻成
分ずする氎和酞化クロムを䞻䜓ずするオキサむド
クロムの量が少ない堎合、オキサむドクロムの金
属クロムに察する均䞀被芆性が劣るため、塗料の
密着性が劣る傟向にある。たた金属Cr局に比し
おオキサむドクロム局の量が倚い堎合、オキサむ
ドクロム局䞭に含有される陰むオン、Cr+6むオン
が倚くなり、塗装埌高枩の腐食環境に曝された堎
合等にこれら陰むオンの析出により、塗膜䞋で埮
小フクレ所謂、ブリスタヌが発生し易くなる
ので奜たしくない。 埓぀お、オキサむドクロムず金属クロムの構成
比率を䞊蚘の劂く0.6〜倍、奜たしくは1.0〜2.5
倍の範囲に蚭定するのが奜たしい。 たた、メルト凊理を行な぀た堎合に、極埮量の
Ni金属がSnメツキ局衚面に拡散しお析出するた
め、䞊蚘被膜構成のクロメヌト系凊理においお塗
膜の密着性向䞊が著しく、塗膜䞋腐食の進行が抑
制されるので特に奜たしい、凊理济に添加される
陰むオンずしおは硫酞、硫酞クロム、北化アンモ
ン、北化゜ヌダヌの化合物などの圢態でクロム酞
济仲に添加される。 以䞋に本発明の実斜䟋に぀いお述べる。その結
果を第衚に瀺す。冷間圧延もしくは焌鈍埌の
回冷間圧延により、所定の板厚に調敎しため぀き
原板をNaOH䞭で電解脱脂し氎掗埌10H2
SO4䞭で電解酞掗し、衚面掻性化埌、䞋地凊理を
行な぀た。䞋地凊理は猶倖面甚に盞圓する面に斜
こし、猶内面偎に盞圓する面には必芁に応じお行
な぀た。䞋地凊理条件は−(ã‚€)(ロ)(ハ)に瀺
す条件で各々Niめ぀き、Ni−Fe合金め぀き、
Ni−Sn合金め぀きを行な぀た。尚、熱拡散凊
理は冷間圧延埌−(ã‚€)(ロ)(ハ)に瀺す条件で
各皮䞋地凊理を行な぀た埌−(ニ)に瀺す焌鈍
条件で熱拡散凊理を行な぀たものを䟛した。 各䞋地凊理埌、に瀺す条件でSnめ぀きを
斜した。匕き続きメルト凊理を行な぀たが同時に
比范䟋ずしおメルト凊理を行なわなか぀たものも
䜜補した。そしお−(A)〜(C)に瀺すクロメヌ
ト凊理济でクロメヌト被膜を生成させたものを䜜
補した。  䞋地凊理条件 (ã‚€) Niめ぀き䞋地凊理 め぀き济組成 NiSO4・6H2 250g NiC2・6H2 50g H3BO3 25g め぀き济枩 50℃ 電流密床 1Adm2〜20Adm2電解時間は
Niめ぀き量に応じお調敎 (ロ) Ni−Fe合金め぀き䞋地凊理 め぀き济組成 NiSO4・6H2 75g NiC2・6H2 140g FeSO4・7H2 70〜170g 合金組成に察応しお倉曎 H3BO3 40g め぀き济枩 50℃ 電流密床 〜30Adm2電解時間はNi−
Fe合金め぀き量に応じお調敎 (ハ) Ni−Sn合金め぀き䞋地凊理 め぀き济組成 SnC2 50g NiC2・6H2 300g NH4HFH2 55g め぀き济枩 50℃ 電流密床 〜30Adm2電解時間はNi−
Sn合金め぀き量に応じお調敎 (ニ) 熱拡散凊理条件 各皮䞋地凊理埌、次に瀺す条件で熱拡散凊理を
行な぀た。 焌鈍枩床 550℃〜700℃ 焌鈍枩床 20sec〜60sec ガス雰囲気
〜氎玠92〜98窒玠䞍可避的䞍玔物  Snめ぀き条件 め぀き济組成 硫酞錫 20〜30g め぀き济枩 50℃ 電流密床 15〜25Adm2  クロメヌト凊理济 (A) CrO3 100g SO42- 0.6g (B) NaCr2O7 24g pH 4.5 (C) CrO3 80g SO42- 0.05g Na2SiF6 2.5g NH4 0.5g 䞊蚘凊理材に぀いお以䞋に瀺す(A)〜の項
目に぀いお実斜しその性胜を評䟡した。 (A) 接觊抵抗倀の枬定 シヌム溶接性に倧きな圱響を䞎える接觊抵抗倀
をCF型電極のスポツト溶接機を甚いお枬定した。
枬定甚詊隓片は、塗装焌き付けを想定しお205℃
×10min×回のbakingを行ない、材料−材料界
面で猶内面偎ず倖面偎が接觊するように詊隓片を
セツトした。 CF型電極を甚いた静抵抗枬定方法を以䞋に瀺
す。甚いた電極はクロム銅補で先端埄4.5mmφの
ものである。詊隓片枚を電極間に配眮し、゚ア
ヌシリンダヌにより、200Kgに加圧した状態で、
電極間に定電流発生より可倉抵抗を経お1A通電
しその時の、電極間、電極・鋌板間
、鋌板間の各々の電圧降䞋を
ナノボルトメヌタヌで枬定する事で、冷間での静
抵抗を求めた。 (B) シヌム溶接性 テストピヌスは塗装焌き付けを想定しお205℃
×10min×個のbakingを行ない次の溶接条件で
シヌム溶接性を評䟡した。 ラツプ代0.5mm、溶接圧力45ng溶接スピヌド
420猶minの条件で、溶接電流を倉化させお、
充分な溶接匷床が埗られる最小溶接電流ずスプラ
ツシナ等の溶接欠陥の発生が目立ち始める溶接電
流の範囲の広さ、及び溶接欠陥の発生状況を総合
的に刀断しお評䟡した。 (C) 塗膜硬床テスト 猶倖面偎の塗膜の傷付き皋床を評䟡するため、
猶倖面に盞圓する面にクリアヌラツカヌを40mg
m2塗垃し180℃×10min也燥硬化した。匕き続
き各皮硬床の鉛筆の芯の先端をフラツトに調敎し
た埌テストピヌスに察し45°の角床で抌し圓お、
50mm長さの傷付きテストを行な぀た。塗膜硬床は
鉛筆の芯の硬床で評䟡した。 (D) ゎバン目テスト テストピヌスの猶内面偎に盞圓する面に゚ポキ
シプノヌル系塗料を55mgm2塗垃し、205℃
×10min也燥硬化した。曎に猶倖面に盞圓する面
にクリアラツカヌを40mgm2塗垃し、180℃×
10min也燥硬化した。その埌、各々の面にmm間
隔でスクラツチを入れ蚈100個のゎバン目を䜜補
し、速やかにテヌプ剥離しその剥離状況を刀定し
た。 (E) U.C.C.アンダヌカツトフむルムコロヌゞペ
ン評䟡テスト 猶内面偎に盞圓する面の塗装埌耐食性を評䟡す
るため、猶内面偎に盞圓する面に補猶甚゚ポキシ
プノヌルプノヌルリツチ塗料を片面圓り
也燥重量ずしお50mgm2ずなるようサンプルの
詊隓面に塗垃し、205℃×10分焌付けを行い、曎
に180℃×20分の空焌を行぀た。そしお塗装面に
ナむフでスクラツチを入れ、腐食液1.5ク゚
ン酞−1.5食塩䞭に浞挬し、倧気開攟䞋で55
℃で日間保定した埌、スクラツチ郚及び平面郚
をテヌプ剥離しおスクラツチ郚の塗膜剥離状態、
スクラツチ郚穿孔腐食状態ピツテむング、及
び平面郚の塗膜剥離状態を刀定した。 (F) 耐硫化黒倉テスト 猶内面偎に盞圓する面に(E)ず同様な塗装を斜し
た詊片に1t曲げ加工を斜し垂販のサバ氎煮をミキ
サヌにお均䞀化したものの䞭に浞挬し、150℃×
90minのレトルト凊理を行な぀た。レトルト凊理
埌、曲げ加工郚及び平板郚の硫化黒倉性を評䟡し
た。 (G) フむリフオヌムコヌゞペンテスト 猶倖面偎に盞圓する面の糞状錆性を評䟡するた
め猶倖面偎に盞圓する面にクリアラツカヌを40
mgm2塗垃し、180℃×10min也燥硬化した。
匕き続きナむフでスクラツチを入れ、35℃で
NaCの塩氎噎霧を時間行ない速やかに氎掗、
也燥埌25℃で盞察枩床85で週間攟眮し、糞状
錆発生状況を評䟡した。 (H) 実猶テスト テストピヌスの猶内面偎に盞圓する面に゚ポキ
シプノヌル系塗料を55mgm2塗垃し、205℃
×10min也燥硬化した。曎に猶倖面に盞圓する面
にクリアヌラツカヌを40mgm2塗垃し、180℃
×10minで也燥硬化した。匕き続きシヌム溶接機
を甚いお、猶胎を䜜補した埌溶接郚は塩ビゟル系
塗料を400mgm2塗垃し補修を行ない、オレン
ゞゞナヌスずコヌラを充填埌、25ブリキ補の猶
蓋を巻き締め38℃で12ケ月保管した。その埌、内
容物を取り出し内容物䞭ぞのFe溶出量及び猶内
面偎平板郚ず溶接郚の腐食状況を芳察評䟡し
た。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 発明の効果 以䞊の劂く、板厚0.10〜0.18mmの鋌板玠材に察
しお、溶接猶の内面倖面に察し各々適正な被芆局
を斜した本発明は、溶接甚玠材ずしお極めおすぐ
れた特性を瀺す。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  鋌板厚0.10〜0.18mmのめ぀き原板溶接猶倖盞
    圓面にはNi付着量が〜100mgm2のNi−Sn−
    Fe合金䞋地局、Snの付着量が500〜1200mgm2の
    Sn被芆䞭間局、その䞊に換算付着量で〜30
    mgm2のクロメヌト被膜を斜し、溶接猶内盞圓面
    には付着量1350〜3000mgm2のSn被芆䞋地局或
    いはNiの付着量が〜100mgm2のNi−Sn−Fe
    合金䞋地局ず、Snの付着量が1350〜3000mgm2
    のSn被芆䞭間局、その䞊にCr換算付着量〜30
    mgm2のクロメヌト被膜局を斜した事を特城ずす
    る電気抵抗シヌム溶接性、耐食性及び塗装性胜に
    すぐれた溶接猶甚極薄玠材。
JP22047687A 1987-09-04 1987-09-04 Very thin material for welded can having superior seam weldability, corrosion resistance and coatability Granted JPS6465296A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22047687A JPS6465296A (en) 1987-09-04 1987-09-04 Very thin material for welded can having superior seam weldability, corrosion resistance and coatability

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22047687A JPS6465296A (en) 1987-09-04 1987-09-04 Very thin material for welded can having superior seam weldability, corrosion resistance and coatability

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6465296A JPS6465296A (en) 1989-03-10
JPH0431039B2 true JPH0431039B2 (ja) 1992-05-25

Family

ID=16751695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22047687A Granted JPS6465296A (en) 1987-09-04 1987-09-04 Very thin material for welded can having superior seam weldability, corrosion resistance and coatability

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6465296A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2506969B2 (ja) * 1988-08-03 1996-06-12 束䞋電噚産業株匏䌚瀟 リモコン操䜜型送信機胜付電子機噚
JP2737813B2 (ja) * 1991-11-26 1998-04-08 川厎補鉄株匏䌚瀟 塗料密着性ずシヌム溶接性に優れた錫めっき鋌板
US5606443A (en) * 1993-07-28 1997-02-25 Sony Corporation Control circuit for entertainment system demonstration
JP4874132B2 (ja) * 2006-02-09 2012-02-15 新日本補鐵株匏䌚瀟 耐食性に優れる無塗装の猶甚錫めっき鋌板

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735693A (en) * 1980-08-08 1982-02-26 Nippon Steel Corp Plated steel plate of superior weldability
JPS60110881A (ja) * 1983-11-18 1985-06-17 Kawasaki Steel Corp 溶接猶甚倚局めっき鋌板の補造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735693A (en) * 1980-08-08 1982-02-26 Nippon Steel Corp Plated steel plate of superior weldability
JPS60110881A (ja) * 1983-11-18 1985-06-17 Kawasaki Steel Corp 溶接猶甚倚局めっき鋌板の補造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6465296A (en) 1989-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5930798B2 (ja) 溶接猶容噚甚鋌板ずその補造法
JPH0154437B2 (ja)
JPS6046199B2 (ja) 耐錆性の高い溶接猶甚衚面凊理鋌板の補造方法
JPH0246679B2 (ja)
JPS6250554B2 (ja)
JPH0431039B2 (ja)
JPH0689472B2 (ja) 補猶甚薄メツキ鋌板及びその補造方法
JP2583297B2 (ja) シヌム溶接性、塗料密着性および塗装埌耐食性に優れた極薄溶接猶甚材料
JPH0826477B2 (ja) 塗料密着性に優れた系倚局めっき鋌板の補造法
JP3224457B2 (ja) 高速シヌム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接猶甚玠材
JPH06293996A (ja) 高速シヌム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接猶甚玠材
JP4452198B2 (ja) シヌム溶接性に優れた衚面凊理鋌板
JPS6123786A (ja) 耐食性に優れた容噚甚鋌板の補造法
JPH0665789A (ja) 高速シヌム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接猶甚材料
JPS6353288A (ja) 溶接性に優れた䜎コスト衚面凊理鋌板
JPH05106091A (ja) シヌム溶接性ず塗料密着性に優れた溶接猶甚材料
JP2726008B2 (ja) 耐食性、溶接性ず塗装密着性にすぐれた高性胜系倚局メッキ鋌板
JPS5989784A (ja) 塗装埌の耐食性にすぐれた溶接猶甚鋌板の補造方法
JPS6396294A (ja) 溶接性、耐食性に優れた猶甚鋌板の補造方法
JPH0726207B2 (ja) 耐食性、溶接性ず塗装密着性にすぐれた高性胜系倚局メツキ鋌板
JPH06116790A (ja) 高速シヌム溶接性、耐孔食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接猶甚玠材
JPS63105991A (ja) 耐食性、溶接性及び塗装性胜に優れた高性胜容噚甚衚面凊理鋌板の補造法
JP2933815B2 (ja) 塗装倖芳に優れた溶接猶甚鋌板の補造方法
JPS63199896A (ja) 溶接性、塗料密着性及び塗装埌耐食性に優れた溶接猶甚衚面凊理鋌板の補造法
JPH06173086A (ja) 高速シヌム溶接性、耐食性、耐熱性および塗料密着性に優れた溶接猶甚玠材

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525

Year of fee payment: 16