JPH04307886A - アップレート変換装置 - Google Patents

アップレート変換装置

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JPH04307886A
JPH04307886A JP3071844A JP7184491A JPH04307886A JP H04307886 A JPH04307886 A JP H04307886A JP 3071844 A JP3071844 A JP 3071844A JP 7184491 A JP7184491 A JP 7184491A JP H04307886 A JPH04307886 A JP H04307886A
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JP
Japan
Prior art keywords
coefficient
filtering
rate conversion
image data
filter characteristics
Prior art date
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Pending
Application number
JP3071844A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Noda
納田 重利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばNTSC方式の
ビデオ信号をハイビジョン方式のビデオ信号に変換する
アップコンバータ等に適用して好適なアップレート変換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば1フレームが525ラインのNT
SC方式のビデオ信号を1フレームが1125ラインの
ハイビジョン方式のビデオ信号に変換するアップコンバ
ータにおいては、各出力画素毎に補間用のフィルタ係数
が切り替えられるFIR(finite impuls
e response )デジタルフィルタ回路が使用
される。その信号補間の状態を図3を参照して説明する
。この図3において、x1,x2,x3,‥‥は水平ラ
インの座標x上の一連の画素の入力画像データを示し、
y1,y2,y3,‥‥はその入力画像データを補間し
て得られる出力画像データを示す。
【0003】この場合、出力画像データのサンプリング
周波数foと入力画像データのサンプリング周波数fi
との比であるレート変換比(fo/fi)を例えば5/
4とすると、入力画像データxnと出力画像データym
との関係は次のように表すことができる。
【数1】   ym=Km1・xm´+Km2・xm+1´+Km
3・xm+2´      +Km4・xm+3´+K
m5・xm+4´,(m=1,2,3,4)
【0004
】この数1において、xm+c´は入力画像データxm
の中から選択された演算用画像データを示し、図3Aの
例(m=1)では、x1´=x3,‥‥,x5´=x7
である。また、図3Bの例(m=2)では、x2´=x
3,‥‥,x6´=x7であり、図3Cの例(m=3)
では、x3´=x2,‥‥,x7´=x6であり、図3
Dの例(m=4)では、x4´=x1,‥‥,x8´=
x5である。また、m番目の1組の係数列(Km1,K
m2,Km3,Km4,Km5)はmの値が異なればそ
れぞれ値が異なり、それに応じて各mの値毎のフィルタ
リング特性も異なる。レート変換比が5/4の場合には
、異なる特性は5種類であり、出力画像データが生成さ
れる同期クロックパルスの周期をTとすると、5T毎に
それら係数列が巡回的に切り替えられて使用される。
【0005】その数1の演算は5タップのFIRデジタ
ルフィルタ回路で実行できるが、従来の各組の係数列に
対応するフィルタの周波数特性の例を図4A及びBに示
し、この図4A及びBにおいて、横軸はナイキスト周波
数を1とした正規化周波数、縦軸は正規化ゲインである
。また、その内の図4Aの特性はカットオフ周波数を正
規化周波数の(以下、同じ)1に設定した場合の特性で
あり、曲線S1〜S4の特性がそれぞれ図3における出
力画像データy1〜y4を演算する場合の周波数特性に
対応する。また、図4Bの特性はカットオフ周波数を略
0.75程度に設定した場合の特性であり、曲線T1〜
T4の特性がそれぞれ図3における出力画像データy1
〜y4を演算する場合の周波数特性に対応する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
図4に示すように各組の係数列毎にフィルタ特性が大き
くばらついているため、特に高域成分の出力画像に明暗
のむらが生じる不都合があった。本発明は斯かる点に鑑
み、入力ビデオ信号のアップレート変換を行うアップレ
ート変換装置において、出力画像に明暗のむらが生じな
いようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるアップレー
ト変換装置は、例えば図1に示す如く、互いに異なるフ
ィルタ特性を有しアップレート変換比に応じて循環する
複数のフィルタリング係数列を発生する係数発生手段(
1)と、選択されたアップレート変換比に応じてナイキ
スト周波数でカットオフされる最適フィルタ特性に近い
特性を有し、且つ互いに類似したフィルタ特性を有する
フィルタリング係数をそれら複数のフィルタリング係数
列のそれぞれから選択し、新たなフィルタリング係数列
を発生する係数選択手段(9A〜9E)とを有し、その
新たなフィルタリング係数列に基づいて入力ビデオ信号
のアップレート変換を行うようにしたものである。
【0008】
【作用】斯かる本発明によれば、互いに類似したフィル
タ特性を有するフィルタリング係数に基づいて入力ビデ
オ信号のアップレート変換が実行される。従って、出力
画像に明暗のむらが生じることがない。
【0009】
【実施例】以下、本発明によるアップレート変換装置の
一実施例につき図1及び図2を参照して説明しよう。本
例は、出力画像データのサンプリング周波数foと入力
画像データのサンプリング周波数fiとの比であるレー
ト変換比(fo/fi)が例えば5/4であるような場
合に本発明を適用したものである。
【0010】図1は本例のシステム構成を示し、この図
1において、1は全体として制御回路、2は全体として
係数切換えFIRフィルタ回路を示す。その制御回路1
において、3はマイクロプロセッサ(以下、「MPU」
という。)、4はそのMPU3のシステムバスを示し、
このシステムバス4に種々の特性の複数組の係数列が格
納されたROM5、作業用のRAM6、入出力インター
フェース回路7及び種々のクロックパルスCPを発生す
るためのCP発生器8を接続する。
【0011】次に、係数切換えFIRフィルタ回路2に
おいて、9A〜9Eはそれぞれ係数メモリ、10は計数
値の上限が4のカウンタを示し、制御回路1中のMPU
3は入出力インターフェース回路7を介してROM5か
ら読み出した係数列をそれら係数メモリ9A〜9Eに書
き込む。また、その制御回路1中のCP発生器8より発
生された出力画像データのサンプリング周波数foと周
波数が等しいクロックパルスCPを、そのカウンタ10
のクロック端子に供給し、このカウンタ10はそのクロ
ックパルスCPを計数して得た0〜4の計数値をそれら
係数メモリ9A〜9Eのアドレス部に供給する。それら
係数メモリ9A〜9Eはその0〜4のアドレスに応じて
それぞれ異なる係数を乗算器11A〜11Eの一方の入
力部に供給する。
【0012】12はその係数切換えFIRフィルタ回路
2に付加された先入れ先だしメモリ(FIFOメモリ)
を示し、一連の入力画像データxn(n=1,2,3,
‥‥)をそのFIFOメモリ12を介して一連の演算用
画像データxm´に変換し、これら演算用画像データx
m´を乗算器11A〜11Eの他方の入力部に供給する
。これら乗算器11A〜11Eはそれぞれ係数メモリ9
A〜9Eより読み出した係数と演算用画像データxm´
との積を求める。13A〜13Dはそれぞれ出力画像デ
ータ用のサンプリング用クロックパルスの1パルス分の
遅延時間を有するレジスタを示し、乗算器11Aで得ら
れた積をレジスタ13Aを介して加算器14Aの一方の
入力部に供給し、乗算器11Bで得られた積をその加算
器14Aの他方の入力部に供給する。
【0013】そして、その加算器14Aの加算結果をレ
ジスタ13Bを介して加算器14Bの一方の入力部に供
給し、乗算器11Cで得られた積をその加算器14Bの
他方の入力部に供給し、その加算器14Bの加算結果を
レジスタ13Cを介して加算器14Cの一方の入力部に
供給し、乗算器11Dで得られた積をその加算器14C
の他方の入力部に供給し、その加算器14Cの加算結果
をレジスタ13Dを介して加算器14Dの一方の入力部
に供給し、乗算器11Eで得られた積をその加算器14
Dの他方の入力部に供給する。この加算器14Dの加算
結果がレート変換比が高められた出力画像データymで
ある。
【0014】本例の動作を説明するに、本例の出力画像
データym(m=1,2)も次のように演算用画像デー
タxm´と係数Kmjとの積和演算で表すことができる
【数2】 y1=K11・x1´+K12・x2´+K13・x3
´+K14・x4´+K15・x5´, y2=K21・x2´+K22・x3´+K23・x4
´+K24・x5´+K25・x6´
【0015】同様に出力画像データy3は1組の係数K
3j(j=1,‥‥,5)と演算用画像データx2+j
´ との積和演算で表すことができ、出力画像データy
4は1組の係数K4jと演算用画像データx3+j´ 
との積和演算で表すことができる。図1の回路では遅延
用のレジスタ13A〜13Dが使用されているので、例
えば図3の例では出力画像データを基準として第1サイ
クル〜第5サイクルにそれぞれ乗算器11A〜11Eに
おいてK15・x5´〜K11・x1´の演算が実行さ
れ、第2サイクル〜第6サイクルにそれぞれ乗算器11
A〜11EにおいてK25・x6´〜K21・x2´の
演算が実行され、第3サイクル〜第7サイクルにそれぞ
れ乗算器11A〜11EにおいてK35・x7´〜K3
1・x3´の演算が実行される。そして、第5サイクル
〜第7サイクルにそれぞれ加算器14Dより出力画像デ
ータy1〜y3が出力される。
【0016】図3の従来例で説明したように、出力画像
データymを計算するための1組の係数列Kmj(j=
1,‥‥,5)は出力画像データの各サンプル毎に値が
変化するが、本例のレート変換比を5/4とすると、そ
れら1組の係数列Kmjは5サンプル毎に特性が同じも
のになる。従って、それら1組の係数Kmjの内で異な
るものは4種類であり、図1の係数切換えFIRフィル
タ回路2の周波数特性も4種類存在する。
【0017】本例ではそれら4種類の周波数特性が図2
に示すようになるようにする。即ち、この横軸がナイキ
スト周波数を1として正規化された周波数、縦軸が正規
化ゲインである図2において、曲線U1〜U4はそれぞ
れ1組の係数列K1j〜K4jに対応するローパスフィ
ルタ型の周波数特性を示す。そして、本例ではそれら4
種類の周波数特性が略等しくなるように次の2つの条件
を課して4組の係数列K1j〜K4j(j=1,‥‥,
5)の値を定める。
【0018】(イ)4種類の曲線U1〜U4のゲインが
小さくなり始めるスロープ開始点の周波数が全て、従来
例である図4Aの曲線S3のスロープ開始点の周波数μ
0に合致する。 (ロ)4種類の曲線U1〜U4のナイキスト周波数(=
1)におけるゲインが全て、従来例である図4Aの曲線
S3のナイキスト周波数におけるゲインにできるだけ近
づくようにする。
【0019】上述の2つの条件を充足するようにそれら
4組の係数列K1j〜K4jの値を定めることにより、
周波数特性の各出力画像データ毎のばらつきを小さくす
ることができ、出力画像の特に高域部における周期的な
明暗のむらを軽減させることができる。これにより出力
画像が元の画像に近いより自然な画像になる。
【0020】なお、図1の制御回路1におけるROM5
には種々のアップレート比に対応するフィルタリング用
の係数列が記憶されているため、アップレート比が変更
された場合にはそれに適合する係数列を選択して係数メ
モリ9A〜9Eに書き込むと共に、カウンタ(10)の
上限値を適宜変更することにより、常に周波数特性のば
らつきの小さい係数切換えFIRフィルタ回路2を構成
することができる。なお、本発明は上述実施例に限定さ
れず本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り
得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、互いに類似したフィル
タ特性を有するフィルタリング係数列が使用されるので
、出力画像に明暗のむらが生じない利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるアップレート変換装置の一実施例
のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】その一実施例の周波数特性を示す線図である。
【図3】従来のレート変換動作の説明に供する線図であ
る。
【図4】従来の周波数特性の例を示す線図である。
【符号の説明】
1  制御回路 2  係数切換えFIRフィルタ回路 3  マイクロプロセッサ(MPU) 5  ROM 9A〜9E  係数メモリ 11A〜11E  乗算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  互いに異なるフィルタ特性を有しアッ
    プレート変換比に応じて循環する複数のフィルタリング
    係数列を発生する係数発生手段と、選択されたアップレ
    ート変換比に応じてナイキスト周波数でカットオフされ
    る最適フィルタ特性に近い特性を有し、且つ互いに類似
    したフィルタ特性を有するフィルタリング係数を上記複
    数のフィルタリング係数列のそれぞれから選択し、新た
    なフィルタリング係数列を発生する係数選択手段とを有
    し、上記新たなフィルタリング係数列に基づいて入力ビ
    デオ信号のアップレート変換を行うようにしたことを特
    徴とするアップレート変換装置。
JP3071844A 1991-04-04 1991-04-04 アップレート変換装置 Pending JPH04307886A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3071844A JPH04307886A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 アップレート変換装置

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JP3071844A JPH04307886A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 アップレート変換装置

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JP3071844A Pending JPH04307886A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 アップレート変換装置

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JP (1) JPH04307886A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007538436A (ja) * 2004-05-19 2007-12-27 オーセ ドキュメント テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 画像を補間および補正する方法および装置
JP2011080423A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toyota Motor Corp 内燃機関の制御システム

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