JP4784954B2 - データ転送機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データを転送するデータ転送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル・ビデオ・カメラなどで撮像した画像信号は、デジタル信号に変換された後、画素補間、色空間変換、輪郭強調およびフィルタリングなどの種々の画像処理を施されて液晶モニターなどの表示装置に表示される。表示装置にその画像を縮小表示または拡大表示する場合は、前記画像処理を施された画像データに対して、所定数の水平ラインまたは垂直ラインを間引いたり、または水平ライン間または垂直ライン間に線形補間法などで補間ラインを内挿したりする解像度変換が施される。
【0003】
このような解像度変換部を備えた画像処理回路はチップ化(集積回路化)されており、複数本の水平ラインもしくは垂直ラインの画素データを用いて補間ラインを創り出すために、最低でもライン2本分の画素データを格納できる2本のライン・メモリを搭載しているのが一般的である。図10は、このような画像処理回路100、主メモリ101およびDMAコントローラ102からなる従来のデータ転送機構の一例を示す概略ブロック図である。画像処理回路100は、解像度変換部105と、この解像度変換部105に出力する画素データを蓄積する2本のライン・メモリ(FIFOメモリ)104A,104Bとを備えている。また、セレクタ103A,103Bは、解像度変換部105から伝達されるライン信号SLNのレベルに応じて入力端子を、「0」側端子および「1」側端子の何れかに切り換える。また図示しないが、主メモリ101、DMAコントローラ102および画像処理回路100はデータ・バスを介して相互接続されている。
【0004】
解像度変換部105は、ライン・メモリ104Aから出力される第1入力ラインの画素データと、ライン・メモリ104Bから出力される第2入力ラインの画素データとを用いて補間画素データを算出し、これら補間画素データからなる補間ラインを出力する。例えば、画像データを垂直方向に4倍に拡大する場合、解像度変換部105は、2本の入力ラインの組から、各入力ライン間に2本の補間ラインを内挿する。また解像度変換部105は、同じ入力ラインの組を繰り返し利用する時は「H(High)」レベルのライン信号SLNを出力し、入力ラインの組を次に切り換える時は「L(Low)」レベルのライン信号SLNを出力する。
【0005】
前記ライン信号SLNのレベルが「L」の時、DMAコントローラ102は前記バッファ領域101aに格納された画素データを水平ライン毎に読み出してセレクタ103AにDMA転送するように制御される。セレクタ103Aは、DMAコントローラ102により転送された画素データを「0」側端子から取り込んでライン・メモリ104Aに出力し、ライン・メモリ104Aは、入力する画素データを一時記憶した後に第1入力ラインの画素データとして解像度変換部105に出力する。またライン・メモリ104Aから出力された画素データは分岐されてセレクタ103Bにも出力される。またセレクタ103Bは、ライン・メモリ104Aから入力する画素データを「0」側端子から取り込んでライン・メモリ104Bに出力し、ライン・メモリ104Bは、入力する画素データを一時記憶した後に第2入力ラインの画素データとして解像度変換部105に出力する。
【0006】
他方、ライン信号SLNのレベルが「H」の時、すなわち解像度変換部105への入力ラインの組を同じにする時は、ライン・メモリ104Aから出力された第1入力ラインの画素データは分岐されてセレクタ103Aの「1」側端子に入力し、セレクタ103Aはその画素データをライン・メモリ104Aに出力して帰還させる。また、ライン・メモリ104Bから出力された第2入力ラインの画素データも同様に分岐されてセレクタ103Bの「1」側端子に入力し、セレクタ103Bはその画素データをライン・メモリ104Bに出力して帰還させる。これにより、同一の入力ラインの組の画素データを繰り返し解像度変換部105に入力させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のデータ転送機構では、2本のライン・メモリ104A,104Bを使用するため、画像処理回路100の電力消費量が多大となるという問題があった。特に画像処理回路100をチップ化した場合、その画像処理回路100のチップ面積も大きくなり且つ製造コストも増大してしまう。
【0008】
そこで、本発明が解決しようとするところは、解像度変換部へのデータ転送に使用するライン・メモリの本数を1本のみにすることで、電力消費量や製造コストの低減を実現し得るデータ転送機構を提供する点にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、記憶部に格納された画像データをライン毎に読出して第1および第2の入力ラインの画素データとして、解像度変換を実行する解像度変換部に出力するデータ転送機構であって、第1端子から入力される画像データと第2端子から入力される画像データとの何れかを選択して出力する選択手段と、前記選択手段から入力された画像データを一時記憶した後に、当該画像データを前記選択手段の第1端子に帰還させるとともに、当該画像データを前記解像度変換部に出力するライン・メモリと、前記記憶部から前記解像度変換部に、画像データを前記第1の入力ラインの画素データとして転送するとともに、前記記憶部から前記選択手段の第2端子に、当該画像データを転送するデータ転送制御部とを備え、前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組が同一の期間、前記データ転送制御部は同一ラインの画素データを繰り返し転送し、且つ、前記選択手段は前記第1端子から入力される帰還した画像データを選択して出力し、前記ライン・メモリは、当該帰還した画像データを前記第2の入力ラインの画素データとして前記解像度変換部に出力し、前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組を切り換えるときは、前記選択手段は前記第2端子から入力される画像データを選択して出力することによって、前記記憶部から転送された前記同一ラインの画素データを前記ライン・メモリに記憶させ、前記ライン・メモリは、記憶した当該画素データを前記第2の入力ラインの画素データとして前記解像度変換部に出力し、且つ、前記データ転送制御部は、前記ライン・メモリが記憶したラインの次のラインの画素データを転送する、ことを特徴とするものである。
【0010】
また請求項2に係る発明は、請求項1記載のデータ転送機構であって、前記データ転送制御部としてDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントローラを用いてなるものである。
【0011】
そして請求項3に係る発明は、請求項2記載のデータ転送機構であって、前記DMAコントローラは、前記記憶部に格納された前記画像データのアドレスを指定するDMAチャンネルと、該DMAチャンネルで指定された前記アドレスに対応するデータをDMA転送させるメモリコントロール回路と、を備えており、前記DMAチャンネルは、前記記憶部に格納された前記画像データの所定の開始アドレスを起点とし、所定の終了アドレスに至るまで順次変化させたアドレスを出力するアドレスカウンタと、前記アドレスカウンタにおける前記アドレスの順次変化と同期して計数した計数値を出力し、且つ前記計数値が前記画像データの1ラインの画素数に対応するアドレス長を示すオフセット値に到達した時に当該計数値をリセットするローカルカウンタと、を備え、前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組が同一の期間、前記アドレスカウンタは、前記計数値が前記オフセット値に到達する度に当該アドレスから前記オフセット値を減算したアドレスを起点とし、前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組を切り換える時は、前記アドレスカウンタは、前記計数値が前記オフセット値に到達する度に当該アドレスに次のラインの先頭アドレスへ遷移するのに必要なアドレス長を加算したアドレスを起点とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るデータ転送機構について説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ転送機構を示す概略構成図である。このデータ転送機構は、プログレッシブ(順次走査)形式またはインターレース(飛越し走査)形式の画像データを一時記憶する主メモリ(記憶部)2と、この主メモリ2に記憶された画像データを水平ライン毎に画像処理回路1に向けてDMA転送するDMAコントローラ3と、このDMAコントローラ3により主メモリ2のバッファ領域2aから転送された水平ライン1本分の画素データを一時記憶した後に解像度変換部6に出力するライン・メモリ(FIFOメモリ)5と、セレクタ4とから構成されている。
【0014】
前記主メモリ2のバッファ領域2aには、ビデオ信号に対して画素補間処理や色空間変換処理、ガンマ補正処理などを施して得られる画像データが格納されている。
【0015】
また、前記セレクタ4は、解像度変換部6から出力されるライン信号SLNのレベルが「H」、「L」の何れかに応じて、「1」側端子と「0」側端子との何れかを選択するように制御される。ライン信号SLNのレベルが「H」の時、セレクタ4は、ライン・メモリ5から出力され分岐した第2入力ラインの画素データを「1」側端子から取り込みライン・メモリ5に出力して帰還させる。またライン信号SLNのレベルが「L」の時には、セレクタ4は、DMAコントローラ3によりバッファ領域2aから転送された画像データを「0」側端子から取り込んでライン・メモリ5に出力し記憶させる。
【0016】
また画像処理回路1は、セレクタ4、ライン・メモリ5、および解像度変換部6を備えており、集積回路化(チップ化)されたものである。解像度変換部6は、図2に示すように、画像データの拡大率または縮小率に応じて第1入力ラインおよび第2入力ラインにそれぞれ重み付け(乗算)する補間係数α,βを生成出力する補間係数算出部6Aと、補間係数αを重み付けした第1入力ラインの画素データと補間係数βを重み付けした第2入力ラインの画素データとを平均化して得られる補間画素データからなる補間ラインを出力する画素補間部6Bとを有する。補間係数算出部6Aは、第1入力ラインと第2入力ラインとの組として同じラインの組を繰り返し画素補間部6Bに入力させる時は「H」レベルのライン信号SLNを、他方、第1入力ラインと第2入力ラインとの組を次に切り換える時には「L」レベルのライン信号SLNをDMAコントローラ3とセレクタ4とに出力する。尚、前記補間画素データは、画素補間部6Bに入力する画像データの各色成分について算出される。例えば、その画像データが、NTSC(National Television System Commitee)方式で採用されているYCbCr成分やYUV成分、YIQ成分などの色空間成分からなる場合は、画素補間部6Bは各色成分について補間画素データを算出する。
【0017】
このようなデータ転送機構の動作を以下に説明する。DMAコントローラ3は「H」レベルのライン信号SLNを受けている期間は、バッファ領域2aからセレクタ4に向けて同一ラインの画素データを繰り返し転送する。その画素データは第1入力ラインの画素データとして直接(ライン・メモリ5を介すること無く)、解像度変換部6に入力する。一方、ライン・メモリ5は、記憶している画素データを第2入力ラインの画素データとして解像度変換部6に出力する。ライン・メモリ5から出力された画素データは分岐されてセレクタ4の「1」側端子からライン・メモリ5に帰還するから、ライン・メモリ5は同一ラインの画素データを繰り返し解像度変換部6に出力できる。従って、同一ラインの組の画素データを解像度変換部6に繰り返し出力することが可能となる。この時の第1入力ラインをm+1番目ライン、第2入力ラインをm番目ラインと呼ぶものとする。
【0018】
次に、ライン信号SLNのレベルを「H」から「L」に変化させると、セレクタ4は「0」側端子を選択し、バッファ領域2aから転送されたm+1番目ラインの画素データをライン・メモリ5に出力する。ライン・メモリ5は、m番目ラインの画素データを解像度変換部6に出力しつつ、入力するm+1番目ラインの画素データを記憶する。他方、DMAコントローラ3は「L」レベルのライン信号SLNを受けて、次のm+2番目ラインの画素データの転送を開始する。前記ライン・メモリ5に1ライン分の画素データが記憶された後に、ライン信号SLNのレベルを「L」から「H」に変化させると、ライン・メモリ5はm+1番目ラインの画素データを繰り返し出力するようになり、DMAコントローラ3はm+2番目ラインの画素データをバッファ領域2aから読み出して繰り返し転送する。従って、解像度変換部6に入力させる水平ラインの組を次の組に切り換えることが可能となる。
【0019】
次に、上記解像度変換部6における解像度変換処理を以下に詳説する。図3〜図5は、画像データを垂直方向に2倍に拡大する場合に解像度変換部6で生成される補間ラインの例を示す説明図である。図3は、ライン番号NL=0,2,…,2k(k:0以上の整数)を付された偶数フィールドの入力ラインを解像度変換して得られる補間ラインを示す図、図4は、ライン番号NL=1,3,…,2k+1を付された奇数フィールドの入力ラインを解像度変換して得られる補間ラインを示す図である。また図5は、図3および図4に示す補間ラインを合成した合成フレームを示す図である。
【0020】
図3に示すように、第1入力ラインと第2入力ラインとの組をライン番号NLの組(X,Y)で表すとすれば、最初の組(2,0)を除いて、(4,2)、(6,4)、(8,6)…の各組からそれぞれ2本の補間ラインが形成される。これら補間ラインの位置は、第1入力ラインと第2入力ラインとの間における、補間係数βと補間係数αとの内分比で表す位置である。図3の場合、補間ラインは第1入力ラインと第2入力ライン間に1:1および0:1の内分比の位置に引かれる。例えば、2番目ライン(第1入力ライン)と0番目ライン(第2入力ライン)とにそれぞれ重み付ける補間係数α、βの比は1:1であるから、両ラインから生成される補間ラインE2aは、0番目ラインと1番目ライン間の中間位置に引かれている。また、4番目ライン(第1入力ライン)と2番目ライン(第2入力ライン)とにそれぞれ重み付ける補間係数α,βの比は0:1と1:1であるから、補間ラインE4aは2番目ラインと同じ水平位置に引かれ、補間ラインE4bは両ライン間の中間位置に引かれる。
【0021】
他方、図4に示す奇数フィールドの場合、最初の組(1,−1)を除いて、(3,1)、(5,3)、(7,5)…の各組からそれぞれ2本の補間ラインが形成される。尚、−1番目ライン(NL=−1)は、当該ライン上の全画素値が零値からなる便宜上設けた仮想ラインである。図4の場合、補間ラインは、第1入力ラインと第2入力ライン間に1:3および3:1の内分比の位置に引かれている。例えば、3番目ライン(第1入力ライン)と1番目ライン(第2入力ライン)とにそれぞれ重み付ける補間係数α,βの比は1:3と3:1であるから、これら比を内分比とした各位置に補間ラインO3a,O3bが引かれている。
【0022】
従って、図5に示すように、図3に示す偶数フィールドから形成される補間ラインと図4に示す奇数フィールドから形成される補間ラインとを合成すると、各補間ラインの間隔が等間隔となる補間フレームを形成できる。
【0023】
次に、上記DMAコントローラ3について詳説する。図6は、このDMAコントローラ3を示す概略ブロック図である。このDMAコントローラ3は、アービタ(調停回路)9、メモリ・コントロール回路MC1、そして2つのDMAチャンネルCH0,CH1を備えている。またアービタ9とメモリ・コントロール回路MC1は、CPU7,画像処理回路1および主メモリ2と共にメイン・バス8に接続されている。このようなDMAコントローラ3によるDMA転送処理は次の通りである。アービタ9は画像処理回路1からDMA転送要求を受けると、DMAチャンネルCHn(n:0または1)に対して「H」レベルの作動信号ACKを発し、画像処理回路1と主メモリ2上のバッファ領域2aとの間のデータ転送にDMAチャンネルCHnを割り当てる。ここで、アービタ9が複数のDMA転送要求を同時に受けたり、CPU7による主メモリ2へのアクセスが発生していた場合には、予め定めた規則に従って各DMA転送要求の優先順位を決定しこの優先順次に従った作動信号ACKを出力する。この作動信号ACKを受けたDMAチャンネルCHnは、当該バッファ領域2aに記憶した画像データのアドレスを順次生成しこれをアービタ9に出力する。
【0024】
アービタ9は、メモリ・コントローラ回路MC1に、前記DMAチャンネルCHnから出力されたアドレスとメイン・バス8の使用を許可する旨の制御信号とを出力する。メモリ・コントローラ回路MC1は、前記制御信号によりメイン・バス8を獲得すると共に、前記バッファ領域2a上の当該アドレスに記憶された画素データを読み出して画像処理回路1にDMA転送させる。
【0025】
図7は、上記DMAチャンネルCHnの概略構成を示す回路図である。DMAチャンネルCHnは、主メモリ2のバッファ領域2aにおける転送開始アドレスAsを格納するレジスタ30と、そのバッファ領域2aにおける転送終了アドレスAeを格納するレジスタ31とを備えており、これら転送開始アドレスAsと転送終了アドレスAeとはCPU7から転送されて記憶される。
【0026】
またDMAチャンネルCHnは、動作タイミングを規定する外部クロック信号CLKを受けて動作するアドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21とを備えている。アドレスカウンタ20は、後述するように、レジスタ30に格納された転送開始アドレスAsを起点とし、転送終了アドレスAeに到達するまで順次増分して当該バッファ領域2a上のアドレスを生成出力する。このアドレスカウンタ20から出力されたアドレスはアービタ9に出力され、アービタ9は当該アドレスに記憶されたデータに対して上述のDMA転送処理を実行する。尚、本発明において「増分」とは正または負の方向に当該量を変化(インクリメントまたはデクリメント)させることを意味する。
【0027】
上記DMAコントローラ3の動作期間にはCPU7から「H」レベルの制御信号EBLがセレクタ28に出力される。セレクタ28は、この制御信号EBLが入力する間は「1」側端子を選択して比較回路26から出力された値をアドレスカウンタ20に出力するが、この制御信号EBLが入力する前に「0」側端子を選択してレジスタ30に記憶された転送開始アドレスAsをアドレスカウンタ20に出力する。
【0028】
上記アドレスカウンタ20から出力されたアドレスは比較回路32にも伝達される。比較回路32は、レジスタ31に記憶した転送終了アドレスAeとアドレスカウンタ20から伝達したアドレスとを比較し、双方が一致した時、すなわち当該アドレスが転送終了アドレスAeに到達した時に「H」レベルの比較信号をインバータ33に出力する。インバータ33は、前記比較信号を反転させた「L」レベルの反転信号をAND素子34に出力する。よって、この時、AND素子34からは「L」レベル信号がアドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21とのイネーブル端子に入力するため、アドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21は共に動作を停止する。
【0029】
またレジスタ22には、上記画像データの水平ラインの最終アドレスから次の水平ラインの先頭アドレスへ遷移するのに必要なアドレス長を示すオフセット値がCPU7から伝達され格納されている。またレジスタ23には、上記画像データの水平画素数(水平ラインの画素数)に対応するアドレス長を示す有効アドレス長がCPU7から伝達され格納されている。
【0030】
またセレクタ24は、解像度変換部6に入力させる水平ラインの組を次の組に切り換えるためライン信号SLNが「L」レベルにされた時、「0」側端子を選択し、前記レジスタ22から伝達されたオフセット値を加算回路25に出力する。他方、入力するライン信号SLNが「H」レベルの時、すなわち解像度変換部6に同一の水平ラインの組を入力させる時、セレクタ24は、「1」側端子を選択し、乗算回路27から出力される乗算値を加算回路25に出力する。尚、乗算回路27は、レジスタ23から入力する有効アドレス長の符号をマイナス符号に変換してセレクタ24に出力するものである。
【0031】
また、上記ローカルアドレスカウンタ21は、アドレスカウンタ20におけるアドレスの増分動作と同期して計数して得られる計数値を比較回路26に出力する。比較回路26は、前記計数値と、レジスタ23から読み込んだ有効アドレス長とを比較し、双方が一致した時、すなわちその計数値が有効アドレス長に到達した時に「H」レベルの比較信号RSTをアドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21とに出力する。アドレスカウンタ20に入力する比較信号RSTはセレクタ28から伝達された値を読み込ませる制御信号であり、またローカルアドレスカウンタ21のリセット端子に入力する比較信号RSTは前記計数値を零値にリセットさせる制御信号である。
【0032】
このようなDMAチャンネルCHnを有するDMAコントローラ3の動作を、図8のタイミングチャートと図9の画像データ40とを参照しつつ以下に詳説する。図8は、図9に示す画像データ40を垂直方向に2倍に拡大する場合のタイミングチャートであり、図8中、アドレスカウンタ20から出力されるアドレス(QAD)とローカルアドレスカウンタ21から出力される計数値(QLC)とは、便宜上、"000","001","002",…のように十進数で表現される。
【0033】
また、図9に示すように、上記バッファ領域2aに格納され転送される画像データ40は水平画素数×垂直画素数=4×5のサイズをもち、ライン番号NLは十進数で表現されるものとする。例えば、ライン番号NLが"000"の水平ラインの画素データは"000","001","002","003"のアドレスをもつ4画素からなり、ライン番号NLが"001"の水平ラインの画素データは"006","007","008","009"のアドレスをもつ4画素からなる。尚、各水平ラインの最終アドレスから次の水平ラインの先頭アドレスに遷移するのに必要なアドレス長(オフセット値)を"003"に設定した。
【0034】
先ず、レジスタ30,31にそれぞれ、画像データ40の転送開始アドレスAs("000")および転送終了アドレスAe("027")が転送されて記憶される。またレジスタ22にオフセット値("003")が転送され、レジスタ23には有効アドレス長("003")が転送されて記憶される。次にセレクタ28は、前記レジスタ30から伝達された転送開始アドレスAsを「0」側端子から読み込むとこれをアドレスカウンタ20に出力する。その後、DMAコントローラ3の動作期間中、セレクタ28には制御信号EBLが供給されて「1」側端子を選択せしめる。またアドレスカウンタ20はその転送開始アドレスAsを起点として順次増分したアドレスを生成し、これをアービタ9および比較回路32に出力する。
【0035】
一方、ローカルアドレスカウンタ21は、アドレスカウンタ20の増分動作と同期して計数値QLCを出力して比較回路26に出力するから、比較回路26は、計数値QLCがレジスタ23から伝達された有効アドレス長と一致した時点で、図8に示すような「H」レベルの比較信号RSTを出力する。ローカルアドレスカウンタ21は、その比較信号RSTがリセット端子に入力すると、計数値QLCを"000"にリセットして計数動作を続行する。
【0036】
よって、図8に示すように比較信号RSTが出力される迄、アドレスカウンタ20はライン番号NLが"000"の水平ラインの"000"〜"003"のアドレスQADを出力する。DMAコントローラ3は、バッファ領域2a上のこれらアドレスに対応する画素データを第1入力ラインの画素データとして画像処理回路1に向けて転送する。
【0037】
尚、図8に示すアドレスPADは、解像度変換部6に入力する第1入力ラインの画素データのアドレスを示している。ライン信号SLNの発生タイミングは、アドレスQADの発生タイミングと比べてFIFOメモリ5の処理に起因する時間Δだけ遅延するように制御される。アドレスPADのタイミングはライン信号SLNの発生タイミングと同期する。
【0038】
また図8に示すように、前記比較信号RSTの発生時、上記解像度変換部6から出力されるライン信号SLNのレベルは「H」であるから、この時、セレクタ24は「1」側端子を選択し、乗算回路27から出力された"−003"の値を加算回路25に出力する。加算回路25は、"−003"の値とアドレスQAD("003")とを加算した加算値("000")をアドレスカウンタ20に出力する。そしてアドレスカウンタ20は、比較信号RSTを受けて前記加算値を読み込み、この加算値を起点として順次増分したアドレス"000"〜"003"を出力する。
【0039】
次に、図8に示すように比較回路26から「H」レベルの比較信号RSTが出力された時、解像度変換部6から出力されるライン信号SLNのレベルは「L」であるから、セレクタ24は「0」側端子を選択し、レジスタ22に格納されたオフセット値("003")を読み込み、これを加算回路25に出力する。加算回路25はアドレスQADとオフセット値との加算値("006")をアドレスカウンタ20に出力する。この加算値は、ライン番号NLが"001"の次の水平ラインの先頭アドレスを示す値である。そしてアドレスカウンタ20は、その先頭アドレスを起点として"006"〜"009"のアドレスQADを順次生成して出力する。従って、DMAコントローラ3により転送されたこれらアドレスに対応する画素データは、第1入力ラインの画素データとして画像処理回路1にDMA転送される。この後にライン信号SLNのレベルは「L」から「H」に変化する。
【0040】
以上のような動作を続行すると、アドレスカウンタ20は"012"〜"027"のアドレスQADを出力し、その後、比較回路32はレジスタ31に記憶された転送終了アドレスAeとアドレスQADとを比較し「H」レベルの比較信号をインバータ33に出力し、インバータ33は「L」レベル信号をAND素子34に出力する。そしてAND素子34は「L」レベル信号をアドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21とのイネーブル端子に出力するから、アドレスカウンタ20とローカルアドレスカウンタ21とはそれぞれ増分動作および計数動作を終了する。
【0041】
このように本実施の形態に係るデータ転送機構によれば、1本のライン・メモリ5とDMAコントローラ3とを用いるだけで、解像度変換部6に2本の入力ラインの画素データを入力させることができ、2本のライン・メモリを用いていた従来技術と比べると、電力消費量を大幅に低減することが可能となる。また、従来技術と比べると、画像処理回路1のチップ面積を小さくでき且つ画像処理回路1の製造コストを低減することが可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1に係るデータ転送機構によれば、1本のライン・メモリと上記データ転送制御部とを用いることで2本の入力ラインの画素データを解像度変換部に出力できるため、2本のライン・メモリを用いていた従来技術と比べると、電力消費量を大幅に低減することが可能となる。また、ライン・メモリが1本減るため製造コストを低減することが可能とある。
【0043】
また請求項2によれば、上記記憶部から高速で且つ効率良くデータをDMA転送することが可能となる。
【0044】
そして請求項3によれば、上記アドレスカウンタと上記ローカルカウンタを使用することで、上記解像度変換部で使用する2本の入力ラインの組が同一の期間は、同一ラインの画素データのアドレスを自動的に繰り返し指定でき、また上記解像度変換部で使用する2本の入力ラインの組を次に切り換える時には、次のラインの画素データのアドレスを容易に指定することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ転送機構を示す概略構成図である。
【図2】解像度変換部の概略構成を示す機能ブロック図である。
【図3】偶数フィールドの解像度変換を説明するための図である。
【図4】奇数フィールドの解像度変換を説明するための図である。
【図5】解像度変換後の偶数フィールドおよび奇数フィールドを合成した補間フレームを示す説明図である。
【図6】本実施の形態に係るデータ転送機構で用いるDMAコントローラを示す機能ブロック図である。
【図7】本実施の形態に係るデータ転送機構で用いるDMAチャンネルを示す回路図である。
【図8】DMAチャンネルの動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】DMA転送される画像データの例を示す図である。
【図10】従来のデータ転送機構を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 画像処理回路
2 主メモリ
3 DMAコントローラ
5 ライン・メモリ
6 解像度変換部
9 アービタ
Claims (3)
- 記憶部に格納された画像データをライン毎に読出して第1および第2の入力ラインの画素データとして、解像度変換を実行する解像度変換部に出力するデータ転送機構であって、
第1端子から入力される画像データと第2端子から入力される画像データとの何れかを選択して出力する選択手段と、
前記選択手段から入力された画像データを一時記憶した後に、当該画像データを前記選択手段の第1端子に帰還させるとともに、当該画像データを前記解像度変換部に出力するライン・メモリと、
前記記憶部から前記解像度変換部に、画像データを前記第1の入力ラインの画素データとして転送するとともに、前記記憶部から前記選択手段の第2端子に、当該画像データを転送するデータ転送制御部と、
を備え、
前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組が同一の期間、前記データ転送制御部は同一ラインの画素データを繰り返し転送し、且つ、前記選択手段は前記第1端子から入力される帰還した画像データを選択して出力し、前記ライン・メモリは、当該帰還した画像データを前記第2の入力ラインの画素データとして前記解像度変換部に出力し、
前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組を切り換えるときは、前記選択手段は前記第2端子から入力される画像データを選択して出力することによって、前記記憶部から転送された前記同一ラインの画素データを前記ライン・メモリに記憶させ、前記ライン・メモリは、記憶した当該画素データを前記第2の入力ラインの画素データとして前記解像度変換部に出力し、且つ、前記データ転送制御部は、前記ライン・メモリが記憶したラインの次のラインの画素データを転送する、ことを特徴とするデータ転送機構。 - 請求項1記載のデータ転送機構であって、前記データ転送制御部としてDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)コントローラを用いてなるデータ転送機構。
- 請求項2記載のデータ転送機構であって、
前記DMAコントローラは、前記記憶部に格納された前記画像データのアドレスを指定するDMAチャンネルと、該DMAチャンネルで指定された前記アドレスに対応するデータをDMA転送させるメモリコントロール回路と、を備えており、
前記DMAチャンネルは、
前記記憶部に格納された前記画像データの所定の開始アドレスを起点とし、所定の終了アドレスに至るまで順次変化させたアドレスを出力するアドレスカウンタと、
前記アドレスカウンタにおける前記アドレスの順次変化と同期して計数した計数値を出力し、且つ前記計数値が前記画像データの1ラインの画素数に対応するアドレス長を示すオフセット値に到達した時に当該計数値をリセットするローカルカウンタと、を備え、
前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組が同一の期間、前記アドレスカウンタは、前記計数値が前記オフセット値に到達する度に当該アドレスから前記オフセット値を減算したアドレスを起点とし、
前記解像度変換部で使用する2本の前記入力ラインの組を切り換える時は、前記アドレスカウンタは、前記計数値が前記オフセット値に到達する度に当該アドレスに次のラインの先頭アドレスへ遷移するのに必要なアドレス長を加算したアドレスを起点とする、データ転送機構。
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