JP3895946B2 - 表示装置及びその制御回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル映像データが入力されるデジタル入力表示装置に関し、特に、入力されるデジタルデータと異なる周期でサンプリングする表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラ(DSC)やデジタルビデオカメラ(DVC)のようなデジタル撮像装置の急速な普及に伴い、これらに用いるディスプレイとして、小型の液晶表示装置(LCD)が採用されている。これらのディスプレイは小型である一方で、非常に高精細な映像を表示することが求められている。
【0003】
図6は、従来のデジタル撮像装置の構成を示すブロック図であり、撮像部1、デジタル信号処理部(以下DSPと略記する)2、記憶媒体3、フレームメモリ4、エンコーダ101、デジタルアナログ(以下D/Aと略記する)変換器102、アナログ信号処理部(以下ASPと略記する)103、ディスプレイ9より構成されている。撮像部1は、内部に例えば電荷結合素子(以下CCDと略記する)等を有し、CCDに受光する景色に応じたデジタル映像データを出力する。DSP2は、デジタル信号にガンマ補正などの所定の処理を施し、処理済みのデジタル映像データを各部に出力する。また、記憶媒体3やフレームメモリ4が保存しているデジタル映像データを読み出し、エンコーダ101に出力する。記憶媒体3は、例えばフラッシュメモリを内蔵したカードや、磁気テープ等であり、撮影した映像データを保存する。フレームメモリ4は、DSP2で映像データを処理するために、一時的にデジタル映像データを保持する。エンコーダ101は、デジタル映像データをNTSCやPAL等の規格化された映像フォーマットに変換する。D/A変換器102は、デジタルデータをアナログデータに変換し、アナログ映像データを出力する。ASP103は、アナログ映像データをディスプレイ9に適するように、再度ガンマ補正をかけたり、ディスプレイ9がLCDである場合は、反転駆動のために信号を反転するなどして、映像データをディスプレイ9に最適な電圧信号に変換して出力する。ディスプレイ9は、LCDやEL表示装置などの表示装置であり、アクティブマトリクス型の場合、Hスキャナ9aとVスキャナ9bを内蔵し、DSP2が出力した撮像部1や記憶媒体3の映像データに応じて、表示部9cに映像を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年のDSCやDVCのCCDは、撮像可能画素が急速に増加しており、例えば数百万画素をマトリクス状に配置し、所定の規格に従った画像データを撮影する。しかし、デジタル撮像装置の小型化への対応のため、その撮影中の映像を表示するためのディスプレイ9の画素数は、通常10万画素程度である。また、撮影する画像データは一般的に図2(a)に示すようなRGBの各色同士が列方向でそろって配置されるストライプ配列であることが多いが、ディスプレイ9は少ない画素数でより高精細な映像を表示するために、図2(b)に示すようなRGBの各色をそれぞれ隣接する行同士で所定ピッチずらして配置するデルタ配列を採用することが多い。
【0005】
このような場合、入力される映像データをディスプレイの画素数に応じて間引いてサンプリングする処理が必要となる。従来の構成では、デジタル映像データを一旦アナログに変換し、ASP103が、アナログ映像データをディスプレイ9の画素数に応じた所定のタイミングでサンプリングして出力していた。
【0006】
しかし、アナログ信号を扱う回路は、一般的にバイポーラトランジスタを有し、MOSトランジスタから構成されるデジタル回路に比較して回路設計に長期間を要する。また、バイポーラトランジスタのアナログ回路はMOSトランジスタのデジタル回路に比較して消費電力が大きい。
【0007】
そこで、本発明は、ASPを用いないデジタル撮像装置を提供し、デジタル撮像装置の回路設計期間を短縮するとともに、低消費電力化することを目的とする。
【0008】
また、ストライプ配列のデータをデルタ配列のディスプレイに表示する場合、図2(a)(b)を比較すれば明らかなように、奇数行の表示はそのままでも良いが、偶数行の表示は、データの画素と表示画素の位置が異なり、正しい表示を行うことが出来なかった。そこで、本発明は、ストライプ配列のデータをデルタ配列のディスプレイに表示する場合に、画像データをより再現性高く表示するディスプレイを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、デジタル映像データを第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期で表示する表示装置であって、映像データの隣接する2つのデータに対し、第1及び第2の周期のタイミングずれに応じた重み付けを行って演算し、新たなデータを作成する画素数調整回路を有する表示装置である。
【0010】
さらに、表示装置は、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列で、画素数調整回路は、奇数行と偶数行で重みが異なる。
【0011】
また、第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、デジタル映像データを第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期でサンプリングして表示する表示装置であって、予め設定された複数の係数から一つを選択し、入力される映像データを係数倍する第1の乗算と、入力される映像データの直前もしくは直後の映像データに(1−係数)倍する第2の乗算と、第1及び第2の乗算結果の加算とを行って新たな映像データを作成する画素数調整を行う表示装置である。
【0012】
さらに表示装置は、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列で、係数は、奇数行と偶数行で異なる値が設定されている。
【0013】
また、第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、デジタル映像データを第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期でサンプリングして表示する表示装置であって、予め設定された複数の係数から一つを選択する係数セレクタと、入力される映像データを係数倍する第1の乗算器と、入力される映像データの直前もしくは直後の映像データに(1−係数)倍する第2の乗算器と、第1及び第2の乗算結果を加算する加算器とを有する画素数調整回路を有する表示装置及びその制御回路である。
【0014】
さらに、表示装置は、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列で、係数セレクタは、奇数行用の第1の係数セレクタと、偶数行用の第2の係数セレクタと、第1及び第2の係数セレクタを切り換えるセレクタとを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係るデジタル撮像装置を示すブロック図であり、撮像部1、DSP2、記憶媒体3、フレームメモリ4、画素数調整回路5、メモリ6、DSP7、増幅器8、ディスプレイ9より構成される。
【0016】
撮像部1は、内部に例えばCCD等を有し、景色に応じたデジタル映像データを出力する。DSP2は、デジタル信号にガンマ補正などの所定の処理を施し、処理済みのデジタル映像データを各部に出力する。また、DSP2は記憶媒体3やフレームメモリ4が保存しているデジタル映像データを読み出し、画素数調整回路5に出力する。記憶媒体3は、例えばフラッシュメモリを内蔵したカードや、磁気テープ等であり、撮影した映像データを保存する。フレームメモリ4は、DSP2で映像データを処理するために、一時的にデジタル映像データを保持する。画素数調整回路5は、後述するように、所定のタイミングでデジタル映像データをサンプリングし、ディスプレイ9の画素数に応じたデジタル映像データを出力する。メモリ6はフリップフロップや、ラインメモリであり、8ビットデータを10ワード保持することが出来る。DSP7は、メモリ6から読み出したデータをディスプレイ9に適するように、再度ガンマ補正をかけたり、ディスプレイ9がLCDである場合は、反転駆動のために信号を反転するなどして、ディスプレイ9に最適な映像データに変換する。さらにデジタルのデータを例えば電位差1Vの電圧信号に変換して出力する。増幅器8は、1VのDSP7の出力を増幅し、例えば5Vなど、ディスプレイ9の画素電圧に適した電圧に増幅する。ディスプレイ9は、LCDやEL表示装置などの表示装置であり、アクティブマトリクス型の場合、Hスキャナ9aとVスキャナ9bを内蔵し、DSP2が出力した映像データに応じて、表示部9cに映像を表示する。
【0017】
撮像部1が出力し、DSP2が処理するデジタル映像データは、例えばQVGA規格であり、1行にRGBそれぞれ320画素のデータを有する。画素の配置は図2(a)に示すように、ストライプ配列である。記憶媒体3には、この規格のデータが保存される。これに対し、ディスプレイ9の画素数は、1行にRGB各色186画素、合計558画素であり、図2(b)に示すように隣接行で同色が互いに1.5画素ずれて配置されているデルタ配列である。このため、DSP2が出力するデジタル映像データをディスプレイ9に表示するためには、デジタル映像データの画素数を320画素から186画素へ約3/5に減らす必要がある。
【0018】
1水平周期60Hzの時、QVGAのデジタル映像データは、周波数6.25MHz、周期160n秒で送信される。これに対し、557画素のディスプレイは周波数11.04MHz、周期271n秒でサンプリングする。このように、信号送信周波数とサンプリング周波数が異なっている状態でそのままサンプリングすると、例えばサンプリングタイミングがデジタルデータの変化点に重なってしまったりすると、正常なデータをサンプリングすることが出来ず、ディスプレイ表示が正常に行われなくなる。そこで、本実施形態では、画素数調整回路5とメモリ6とをRGB各色毎に配置した。以下に、これらの動作について述べる。
【0019】
画素数調整回路5は、5画素分のデジタル映像データから3画素分のデジタル映像データを作成して出力する回路である。メモリ6には、3/5に画素数が削減された映像データを一時的に保持され、ディスプレイ9に最適な周波数、即ち11.04MHzでデータが読み出される。
【0020】
以下に、画素数調整回路5について詳述する。図3に映像データ及びサンプリングする画素を選択する考え方を説明するためのタイミング概念図を示す。映像データはデータクロックに同期して入力され、その周期は1t=160n秒である。1t毎にRGB各色に対応した8ビットのデータが画素数調整回路5a、b、cそれぞれに入力される。画素数調整回路5は、映像データが5画素分入力される間に3画素分の映像データを作成し、それぞれ出力する。サンプリングタイミングは奇数行(ODD)と偶数行(EVEN)でタイミングが異なっている。上段に奇数行のRGBそれぞれのタイミングを、下段に偶数行のRGBそれぞれのタイミングを示す。
【0021】
まず、画素数を減らしたデータの作成に関する第1の方法について述べる。第1の方法は、5画素分の映像データから最適なデータを選択してサンプリングし、3画素分のデータに間引く方法である。入力される映像データが奇数行のB色の場合、データサンプリングタイミングは、(1)のタイミングで映像データ1が入力されるとともに、1回目のサンプリングを行う。そして、5t/3の周期でサンプリングを行う。奇数行のR色サンプリングタイミングは、B色のサンプリングタイミングよりも1/3周期遅延してサンプリングする。即ち、5t/3×1/3=5t/9だけ遅延して1回目のサンプリングを行う。その後は同様に、5t/3周期でサンプリングする。奇数行のG色サンプリングタイミングは、B色のサンプリングタイミングよりも2/3周期遅延してサンプリングする。即ち、5t/3×2/3=10t/9だけ遅延して1回目のサンプリングを行う。その後は同様に、5t/3周期でサンプリングする。そして、本実施形態のディスプレイ9はデルタ配列であるので、偶数行の各色のサンプリングタイミングは、奇数行の各色サンプリングタイミングよりも1.5画素分即ち5t/6だけ遅延してサンプリングする。
【0022】
従って、奇数、偶数の行の各色のサンプリングされるべきデータは以下のようになる。
奇数行 B色 データ1,2,4
奇数行 R色 データ1,3,4
奇数行 G色 データ2,3,5
偶数行 B色 データ1,3,5
偶数行 R色 データ2,4,5
偶数行 G色 データ1,2,4
このようにサンプリングするデータを選択し、データクロックがハイからロウに切り替わるタイミングでサンプリングしてメモリ6に出力する。ディスプレイ9は、メモリ6に保存されているデータをディスプレイ9特有の周期でサンプリングして表示する。このように、メモリ6に一時保存することによって、データの変化点でディスプレイのサンプリングが行われ、表示の再現性が低くなることを防止できる。また、上述したように、ディスプレイ9のサンプリングタイミングに応じて選択するデータを最適にすることによって、画質の劣化を抑えてディスプレイ9に表示することが出来る。
【0023】
特に、ストライプ配列のデータをデルタ配列のディスプレイに表示するときは、ディスプレイ9はメモリ6から単純にサンプリングを継続すれば、デルタ配列に最適化されたデータを表示することが出来、例えば偶数行のみでサンプリングタイミングを1.5画素遅延させる等の特殊な動作を行わせる必要はなく、ディスプレイ9として、汎用的なディスプレイを用いることができる。
【0024】
ところで、上述したように、映像データを単純に間引くと、間引かれたデータは完全に失われてしまい、本来の映像が損なわれる場合がある。特に細い縦線を表示する場合、ある行では縦線の画像が残り、別の行ではその画像が間引かれると、縦線が途切れたり、輪郭の乱れ、いわゆるジャギーが生じてしまう場合がある。次に、データ作成に関する第2の方法について述べる。第2の方法は、2つの映像データを所定の比率で加算して新たな映像データを作成する方法である。
【0025】
まず奇数行B色のデータ作成について説明する。奇数行B色の1番目のデータは元データのデータ1と同じタイミングでサンプリングされるので、データ1をそのまま用いる。次に、5t/3後にサンプリングする2つ目のデータは、データ2が入力されるタイミング(2)から2t/3後であり、データ3が入力されるタイミング(3)のt/3前である。従って、2番目のデータは、このタイミングずれに応じた重み付けを行った係数をそれぞれのデータにかけ、これの和をとって作成する。係数は、よりタイミングが近い方にそれだけ重みをつければ良い。即ち、2番目のデータとしては、データ2を1/3倍、データ3を2/3倍したデータを加算したデータを作成する。同様に、3番目のデータは、タイミング(4)よりt/3後、タイミング(5)より2t/3前であるので、データ4の2/3倍と、データ5の1/3倍とを加算して作成する。以上をまとめると、奇数行のB色データは、データ1〜データ5の5つのデータを元にして、
データ1
1/3(データ2)+2/3(データ3)
2/3(データ4)+1/3(データ5)
の3つのデータを作成し、出力する。
【0026】
次に、奇数行R色1つ目のデータは、奇数行B色よりもそれぞれサンプリング周期の1/3、即ち5t/9遅延している。従って、1番目のデータはタイミング(1)から5t/9、2番目のデータはタイミング(2)から2t/9、3番目のデータはタイミング(4)から8t/9だけ、それぞれ遅延している。そこで、この遅延量に応じた重み付けを行って奇数行R色のデータを算出すると、
4/9(データ1)+5/9(データ2)
7/9(データ3)+2/9(データ4)
1/9(データ4)+8/9(データ5)
となる。
【0027】
同様に奇数行G色1つ目のデータは、奇数行B色よりもそれぞれ10t/9遅延している。即ち、1番目のデータはタイミング(2)から1t/9、2番目のデータはタイミング(3)から7t/9、3番目のデータはタイミング(5)から4t/9だけ、それぞれ遅延しているので、奇数行G色のデータは、
8/9(データ2)+1/9(データ3)
2/9(データ3)+7/9(データ4)
5/9(データ5)+4/9(データ6)
の3つのデータを作成する。
【0028】
タイミング(6)以降は、同様の動作を繰り返す。
【0029】
ディスプレイ9がストライプ配列である場合は、上述した動作を各行に対して行うことで、映像データをディスプレイ9の画素数に最適化して表示することが出来る。
【0030】
ディスプレイ9がデルタ配列である場合、偶数行の各色のデータは、奇数行の各色のデータよりも1.5画素ずれている。従って、サンプリングタイミングは1.5画素分、5t/6だけ遅延している。偶数行のデータ作成も、奇数行と同様にして、元の映像データが入力されるタイミングとの差をとって重み付けした別の係数を設定し、算出する必要がある。詳細は省略するが、上記の考察と全く同様にして計数を算出することができる。
【0031】
偶数行B色のデータは
1/6(データ1)+5/6(データ2)
1/2(データ3)+1/2(データ4)
5/6(データ5)+1/6(データ6)
偶数行R色のデータは、
11/18(データ2)+7/18(データ3)
17/18(データ4)+1/18(データ5)
5/18(データ5)+13/18(データ6)
偶数行G色のデータは、
1/18(データ2)+17/18(データ3)
7/18(データ4)+11/18(データ5)
14/18(データ5)+4/18(データ6)
と作成する。
【0032】
タイミング(6)以降は、同様に作成することが出来る。
【0033】
以上のように5つの映像データから3つの映像データを作成すると、その画素の位置に最適なデータが作成されるので、画素数の少ないディスプレイ9に映像を表示したときに、画質の劣化を最小限に抑えることが出来る。
【0034】
ところで、上記の計数は、サンプリング周期に最適化された値であるが、8ビットのデータに対し、上記のような計数を乗じることは、回路規模の増大を招くことになる。次に、データ作成の第3の方法について述べる。第3の方法は、上記の計数を元に、8ビットデータに乗じるに必要充分な程度に計数を設定し直すものである。
【0035】
奇数行B色のデータは
1.00(データ1)+0.00(データ2)
0.25(データ3)+0.75(データ4)
0.75(データ5)+0.25(データ6)
奇数行R色のデータは、
0.50(データ2)+0.50(データ3)
0.75(データ4)+0.25(データ5)
0.25(データ5)+0.75(データ6)
奇数行G色のデータは、
0.75(データ2)+0.25(データ3)
0.25(データ4)+0.75(データ5)
0.50(データ5)+0.50(データ6)
偶数行B色のデータは
0.25(データ1)+0.75(データ2)
0.50(データ3)+0.50(データ4)
0.75(データ5)+0.25(データ6)
偶数行R色のデータは、
0.50(データ2)+0.50(データ3)
1.00(データ4)+0.00(データ5)
0.25(データ5)+0.75(データ6)
偶数行G色のデータは、
0.00(データ2)+1.00(データ3)
0.50(データ4)+0.50(データ5)
0.75(データ5)+0.25(データ6)
即ち、第2の方法で説明した各計数を、0,0.25,0.5,0.75,1の5つの値のいずれか近い値に設定する。上記4つの計数であれば、第2の方法と比較すれば画像の再現性は僅かに低下するものの、デジタルデータの計算が極めて容易となり、画素数調整回路5を極めて小規模にすることができる。
【0036】
次に、上述した動作を行う画素数調整回路5の具体例について説明する。図4は画素数調整回路5の一例を示すブロック図である。ラッチ回路51、乗算器52、53、加算器54、係数セレクタ55、56、セレクタ57、タイミングコントローラ58、係数計算器59より構成されている。
【0037】
ラッチ回路51は、元となるQVGAのデジタル映像データ及びデータクロックが入力され、データクロックがハイからロウに切り替わるときに、そのときの映像データ1画素分をラッチする。ラッチ回路51にラッチされた映像データは乗算器52に入力され、また、映像データは直接乗算器53に入力される。乗算器52、53はそれぞれのデータに所定の係数をかけて出力する。加算器54は、乗算器52、53の出力した2つのデータの和を算出し、メモリ6に出力する。係数セレクタ55、56は、奇数行、偶数行にそれぞれ対応した係数を格納したデータテーブルを有し、所定の係数を選択して出力する。セレクタ57は係数セレクタ55もしくは56いずれかの出力を選択して出力する。タイミングコントローラ58は、所定のタイミングの書き込み制御信号WEと、水平同期信号HS、垂直同期信号VSを出力する。書き込み制御信号WEは、メモリ6に入力され、メモリ6はこれに応じてデータの書き込み動作を行う。係数セレクタ55、56には書き込み制御信号WEが入力されており、書き込み制御信号がハイからロウに変化するとき、係数セレクタ55、56は出力する係数を次の値に切り換える。また、係数セレクタ55、56は、水平同期信号HSも入力され、これによって1番目の係数を出力するようにリセットされる。セレクタ57には水平同期信号HSが入力され、これに応じて係数セレクタ55もしくは56を切り換える。係数計算器59は、(1−セレクタが選択した係数)を乗算器53に出力する。
【0038】
次に、画素数調整回路5の動作について説明する。図5はB色の画素数調整回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。上から入力データ、データクロック、奇数行の書き込み制御信号WE(ODD)、偶数行の書き込み制御信号WE(EVEN)を示している。図1に示したように画素数調整回路5は、RGB各色にそれぞれ配置されているが、今はB色に対応した画素数調整回路5aを代表して説明する。B色の場合、奇数行の係数セレクタ55には、(1,1/3,2/3)、偶数行の係数セレクタ56には(1/6,1/2,5/6)の、それぞれ3つのデータが保存されており、これらを書き込み制御信号WEに応じて順に切り換えて出力する。(もちろん、上述した第3のデータ作成方法であれば、係数は、上述した5つの値のいずれかになる。)
まず、奇数行の動作について説明する。初期状態として、係数セレクタ55、56は水平同期信号HSによってリセットされ、それぞれ1番目の計数を出力する。即ち、係数セレクタ55は係数「1」を選択し、偶数行係数セレクタ56は係数「1/6」を選択する。また、セレクタ57は垂直同期信号VSによってリセットされ、奇数行係数セレクタ55を選択する。まずタイミング(1)でクロックがロウからハイに切り替わるとともにデータ1が入力される。クロックがハイからロウに切り替わるタイミングでデータ1がラッチ回路51にラッチされる。ラッチされたデータ1は乗算器52に出力され、係数「1」倍されて出力される。次に、タイミング(2)でクロックがハイになるのと同期してデータ2が入力され、書き込み制御信号WEがハイになる。係数計算器59は、1−1=0を出力するため、乗算器53はデータ2の値に関わらず0データを出力する。乗算器52、53の出力は加算器54にて加算され1番目のデータ(=データ1)がメモリ6に書き込まれる。
【0039】
次にクロックがロウに切り替わると、データ2がラッチ回路51にラッチされる。また、クロックに同期して書き込み制御信号WEがロウに切り替わる。これによって、係数セレクタ55、56の係数が切り替わり、係数セレクタ55は係数「1/3」を出力する。従って、係数計算器59は「2/3」を出力する。タイミング(3)でデータ3が入力され、書き込み制御信号WEがハイに切り替わると、ラッチ回路51にラッチされたデータ2に、乗算器52で係数1/3が乗算され、またデータ3に、乗算器53で係数2/3が乗算され、加算器54で加算される。この値が2番目のデータとしてメモリ6に書き込まれる。書き込み制御信号WEがロウになると、係数セレクタ55、56が切り替わり、係数セレクタ55は係数「2/3」を出力する。
【0040】
そして、クロックがロウに切り替わると、データ3がラッチされる。タイミング(4)では乗算器、加算器は動作しているが、書き込み制御信号WEがロウのままであるので、メモリ6には何も書き込まれないまま、クロックが再びロウとなり、データ4がラッチ回路51にラッチされる。次にタイミング(5)でクロック、書き込み制御信号WEがハイになると、ラッチされているデータ4に係数2/3、入力されるデータ5に係数1/3が乗算され、それらを加算した値がメモリ6に書き込まれる。
【0041】
以上の動作を繰り返し、1行全てが終了すると、水平同期信号HSが入力され、次の行に移る。以下、偶数行の動作について説明する。水平同期信号HSにより、セレクタ57偶数行の係数セレクタ56を選択するように切り替わる。水平同期信号HSによって計数セレクタ55、56はリセットされ、係数セレクタ56は係数「1/6」を選択して出力する。
【0042】
タイミング(1)でデータ1が入力され、タイミング(1')でデータ1がラッチされる。タイミング(2)でデータ2が入力され、書き込み制御信号WEがハイになる。ラッチされたデータ1に係数「1/6」が乗算され、データ2に係数5/6が乗算されて、それらが加算されてメモリ6に書き込まれる。タイミング(2')でデータ2がラッチされ、係数セレクタ55、56が切り替わり、係数セレクタ56は係数1/2を出力する。タイミング(3)でデータ3が入力されるが、書き込み制御信号WEはロウのままであり、メモリ6には何も書き込まれない。タイミング(3')でデータ3がラッチされる。
【0043】
タイミング(4)でデータ4が入力され、書き込み制御信号WEがハイになる。ラッチされたデータ3に係数1/2、入力されたデータ4に係数1/2が乗算され、それらが加算されてメモリ6に書き込まれる。タイミング(4')でデータ4がラッチされ、係数セレクタ55、56が切り替わり、係数セレクタ56は係数5/6を出力する。タイミング(5)でデータ5が入力され、タイミング(5')でラッチされる。タイミング(6)でデータ6が入力され、書き込み制御信号WEがハイになる。ラッチされたデータ5に係数5/6が乗算され、入力されるデータ6に係数1/6が乗算され、それらが加算されてメモリ6に書き込まれる。
【0044】
以下同様を繰り返し、再び水平同期信号HSが入力されると、奇数行の動作となる。
【0045】
以上の説明は、画素数を3/5に削減することとして説明した。この削減数について述べる。映像信号の画素数320に対し、ディスプレイの画素数が186であるので、3/5という変換比は必ずしも正確な値ではない。もちろん186/320という正確な画素数変換を行う方がより再現性の高い表示を行うことは出来る。しかし、変換比の分母が大きければそれだけ画素数変換回路の回路規模が増大することは指摘するまでもない。本実施形態では、円を表す映像データを本実施形態の表示装置で表示し、その円が変換によってどの程度の楕円に変換されるか、いわゆる真円率を変換比決定の基準とした。本実施形態の変換比3/5であれば、真円率が約99%以上、即ち円のゆがみは、縦横比1%以下であった。他の変換比を用いる場合は、画素数の変換率は、真円率が97%以上、ゆがみが±3%以下となるように、かつ出来るだけ分母の小さい、単純な比率に設定すると良い。
【0046】
また、以上の説明は、映像データがQVGAで、ディスプレイ9のサンプリングクロックが11.04MHz、即ちNTSC規格であることを前提として説明したため、変換率を3/5に設定した。例えば、ディスプレイがPALである場合、サンプリングクロックは10.97MHzになる。この映像データを上述したディスプレイ9に表示する場合は、入力映像データの画素数を8/13に削減すれば、上記と基本的に同じ考え方で重み付けした計数を算出し、実施することが出来る。また、入力映像データが27MHzであるITUR601規格でディスプレイがNTSCであった場合は、画素数を6/11に削減すればよい。それらの場合の係数は上述した場合と全く同様に考察すれば容易に導き出すことが出来る。いずれの変換比も真円率を考慮して設定される。そして、画素数調整回路5は、ディスプレイをコントロールする半導体チップとして形成される場合が多く、また、想定されるディスプレイ及び入力映像データの規格は、予め想定することが出来る。そこで、画素数調整回路5の内部に、それら想定される規格に応じた全てのパターンの係数テーブルを複数配置しておき、半導体チップとして作り込んだ後、外部からの信号によって用いるテーブルを切り換えることが出来るように構成すれば、接続するディスプレイ9と入力データとに応じて様々な製品に同一の半導体チップを流用することが出来るようになるので、製品毎に画素数調整回路5を作り分けるのに比較して、コストの削減が出来る。
【0047】
もちろん、ディスプレイ9がデルタ配列である場合に限ったことではなく、ディスプレイがストライプ配列であった場合にも、表示する画像データの画素数とディスプレイの画素数が異なっている場合に本願は有用である。ストライプ配列の場合は、単に上述した奇数行の動作を全ての行において繰り返せば容易に実施することが出来る。また、表示する画像データの画素数とディスプレイの画素数が等しい場合でも、ストライプ配列の画像データをデルタ配列のディスプレイに表示する場合には、偶数行の表示データを奇数行と1.5画素分ずらして表示する際に本願は有効である。
【0048】
なお、乗算器52、53、加算器54の動作時間によって、その出力は一定量遅延する。この遅延によって書き込みデータが不安定となる場合は、書き込み制御信号WEの立ち上がりタイミングをこの遅延量だけ応じて遅延させるなどの対策を講じる必要がある。
【0049】
次に、メモリ6について詳述する。メモリ6は、1行分のデータを全て格納できる容量を有していてももちろんよいが、回路規模が極めて大きくなる。本実施形態のメモリ6は、8ビットの映像データを10画素分だけ保存出来る容量を有している。メモリ6は、ラインメモリでも、10段のフリップフロップでも良い。メモリ6は、画素数調整回路5が出力する画像データを順次保存する。そして、5画素分のデータが保存された段階でディスプレイ9へデータの出力を開始する。ディスプレイ9に出力し終わったメモリ6のアドレスは、それ以上データを保持しておく必要はないので、10画素まで保存した後は随時上書きしていく。QVGAの映像データの画素数を3/5に削減してメモリ6に書き込む場合、書き込み周期は平均約267n秒となる。これに対して、ディスプレイ9への読み出し周期は271n秒である。従って、1画素あたり4n秒ずつメモリ6への書き込みが早いことになる。ディスプレイの画素数が557画素、即ちRGB各色それぞれ186画素である場合、1行の表示を行う間に、4n秒×186画素=744n秒だけメモリ6への書き込みが先行する。この期間に書き込まれるメモリの画素数は約3画素分であるので、10画素のメモリ6の5画素目から読み出しを開始していれば、5画素分の余裕があり、1行の間にメモリ6への書き込みアドレスが、読み出しするアドレスに追いつき、読み出していないデータに次のデータを上書きしてしまうことは生じないことになる。
【0050】
メモリ6の容量は、8画素分の容量でも良い。上述の考察から、4画素目まで書き込んでから読み出しを開始すれば、動作を完了することができる。しかし、映像データの規格や、ディスプレイ9の規格は上述の通り、複数考えられる。10画素分のメモリを配置すれば、上述したデータ規格とディスプレイ規格の組み合わせパターン全てに対応することが出来る。上述したのは、メモリへの書き込みが、ディスプレイへの読み出しよりも早い場合であるが、本実施形態では、5画素だけ先行してメモリ6に書き込んでいるので、逆に、メモリへの書き込みが、ディスプレイへの読み出しよりも遅い場合であっても、回路構成を全く変更せずに対応することが出来る。
【0051】
もちろん、メモリ6の容量を大きくすれば、対応可能な規格の組み合わせパターンも多くすることが出来る。しかし、メモリ6の容量を大きくしてしまうと、それだけ回路規模が大きくなってしまうので、50画素分以下の容量とするのがよく、想定される規格の組み合わせに応じて、出来るだけ小さい容量とするのがよい。従って、上述した10画素分の容量であるのが、動作の確実性、回路規模の両面から最適であると言える。
【0052】
本実施形態のメモリ6は、映像データとディスプレイの画素数が異なる場合のみでなく、等しい場合に用いても有用である。入力される映像データとディスプレイの規格が同じ場合、一般的に、映像データとディスプレイ表示のクロックは等しいものを用いるが、これら2つのクロックは必ずしも同期していない。従って、例えば入力映像データの変化点がディスプレイのサンプリングタイミングと重なると、正しく表示されなくなる。これに対し、映像データをそのクロックでメモリ6に一時保存し、ディスプレイのサンプリングクロックで読み出して表示すれば、2つのクロックが同期していなくても表示が乱れる恐れはない。
【0053】
上記実施形態では、デジタル映像データを8ビットとして説明したが、もちろんこれに限定されるものではない。
【0054】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明は、デジタルの映像信号をディスプレイ9の直前までアナログに変換することなくデジタルデータのままで信号処理し、ディスプレイ9の直前で電圧信号に変換し、増幅器8で増幅する。従って、バイポーラトランジスタを有するASP103が不要であり、回路設計期間を短縮出来るとともに、MOSトランジスタで構成されるデジタル回路の構成比率を大きくして、消費電力を削減することが出来る。
【0055】
また、第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、デジタル映像データを第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期で表示する表示装置であって、映像データの隣接する2つのデータに対し、第1及び第2の周期のタイミングずれに応じた重み付けを行って演算し、新たなデータを作成する画素数調整回路を有するので、映像データの画質劣化を最小限に抑えて表示することが出来る。特に映像データを間引きして表示するのに比較して、表示品質を向上させることが出来る。
【0056】
さらに、奇数行と偶数行で重みが異なるので、表示装置がデルタ配列であっても、高い表示品質を実現することが出来る。
【0057】
また、予め設定された複数の係数から一つを選択し、入力される映像データを係数倍する第1の乗算と、入力される映像データの直前もしくは直後の映像データに(1−係数)倍する第2の乗算と、第1及び第2の乗算結果の加算とを行って新たな映像データを作成すれば、回路構成を容易に実現することが出来る。
【0058】
また、予め設定された複数の係数から一つを選択する係数セレクタと、入力される映像データを係数倍する第1の乗算器と、入力される映像データの直前もしくは直後の映像データに(1−係数)倍する第2の乗算器と、第1及び第2の乗算結果を加算する加算器とを有する画素数調整回路を有する表示装置の制御回路であれば、通常の表示装置を接続することで、本発明を容易に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデジタル撮像装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ストライプ配列とデルタ配列を示す図である。
【図3】映像データ及びサンプリングのタイミング概念図である。
【図4】本発明の実施形態に係る画素数調整回路を示すブロック図である
【図5】本発明の実施形態に係るB色の画素数調整回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】従来のデジタル撮像装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像部、 2 デジタル信号処理部、
3 記憶媒体、 4 フレームメモリ、
5 画素数調整回路、 6 メモリ、
7 デジタル信号処理部、8 増幅器、
9 ディスプレイ、 101 エンコーダ
102 D/A変換器 103 アナログ信号処理部

Claims (4)

  1. 第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、前記デジタル映像データを前記第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期で表示するとともに、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列の表示装置であって、
    映像データ1画素分をラッチするラッチ回路と、前記ラッチ回路の出力に所定の係数をかけて出力する第1の乗算器と、前記映像データが直接入力されて所定の係数をかけて出力する第2の乗算器と、前記第1及び第2の乗算器からの出力を加算する加算器と、奇数行に対応した係数を格納したデータテーブルを有する第1の係数セレクタと、偶数行に対応した係数を格納したデータテーブルを有する第2の係数セレクタと、水平同期信号に応じて前記第1及び第2の係数セレクタを切り替えるセレクタとを備え、前記映像データの隣接する2つのデータに対し、前記第1及び第2の周期のタイミングずれに応じた重み付けを行って演算し、新たなデータを作成する画素数調整回路と、
    前記画素数調整回路が出力するデータを順次保存し、所定画素分のデータが保存された段階で出力を開始し、随時上書きされるメモリと、
    を有し、
    前記メモリは50画素分以下の容量を有することを特徴とする表示装置。
  2. 第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、前記デジタル映像データを前記第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期でサンプリングして表示するとともに、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列の表示装置であって、
    予め設定された複数の係数から一つを選択する係数セレクタと、入力される映像データを前記係数倍する第1の乗算器と、入力される映像データの直前もしくは直後の映像データに(1−前記係数)倍する第2の乗算器と、前記第1及び第2の乗算結果の加算を行う加算器とを有し、新たな映像データを作成する画素数調整回路と、
    前記画素数調整回路が出力するデータを順次保存し、所定画素分のデータが保存された段階で出力を開始し、随時上書きされるメモリと、
    を有し、
    前記係数は、奇数行に対応した係数を格納したデータテーブルを有する第1の係数セレクタと、偶数行に対応した係数を格納したデータテーブルを有する第2の係数セレクタと、水平同期信号に応じて前記第1及び第2の係数セレクタを切り替えるセレクタによって出力され、前記メモリは50画素分以下の容量を有することを特徴とする表示装置。
  3. 第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、前記デジタル映像データを前記第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期でサンプリングして表示するとともに、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列の表示装置であって、
    映像データ1画素分をラッチするラッチ回路と、予め設定された複数の係数から一つを選択する係数セレクタと、入力される映像データ又は前記ラッチ回路にラッチされた映像データの一方を前記係数倍する第1の乗算器と、入力される映像データ又は前記ラッチ回路にラッチされた映像データの他方に(1−前記係数)倍する第2の乗算器と、前記第1及び第2の乗算結果を加算する加算器とを有する画素数調整回路と、
    書き込み制御信号を出力するタイミングコントローラと、
    前記書き込み制御信号に応じて前記画素数調整回路の出力が書き込まれるメモリと、を有し、
    前記係数セレクタは、奇数行用の第1の係数セレクタと、偶数行用の第2の係数セレクタと、前記第1及び第2の係数セレクタを切り換えるセレクタとを有することを特徴とする表示装置。
  4. 第1の画素数を有するデジタル映像データが第1の周期で入力され、前記デジタル映像データを前記第1の画素数とは異なる第2の画素数に変換し、第2の周期で出力するとともに、同色画素が行毎にずれて配置されているデルタ配列の表示装置の制御回路であって、
    映像データ1画素分をラッチするラッチ回路と、
    予め設定された複数の係数から一つを選択する係数セレクタと、
    入力される映像データ又は前記ラッチ回路にラッチされた映像データの一方を前記係数倍する第1の乗算器と、
    入力される映像データ又は前記ラッチ回路にラッチされた映像データの他方を(1−前記係数)倍する第2の乗算器と、
    前記第1及び第2の乗算結果を加算する加算器と、
    前記加算器が出力するデータを順次保存し、所定画素分のデータが保存された段階で出力を開始し、随時上書きされる50画素分以下の容量を有するメモリと、を有し、
    前記係数セレクタは、奇数行用の第1の係数セレクタと、偶数行用の第2の係数セレクタと、前記第1及び第2の係数セレクタを切り換えるセレクタとを有することを特徴とする表示装置の制御回路。
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