JPH04307243A - 感熱製版装置 - Google Patents

感熱製版装置

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JPH04307243A
JPH04307243A JP7178791A JP7178791A JPH04307243A JP H04307243 A JPH04307243 A JP H04307243A JP 7178791 A JP7178791 A JP 7178791A JP 7178791 A JP7178791 A JP 7178791A JP H04307243 A JPH04307243 A JP H04307243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
electrodes
heating
thermal
electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP7178791A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Sato
光雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to US07/863,718 priority patent/US5315319A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱孔版原紙をライン
型サーマルヘッドで加熱走査して穿孔する感熱孔版装置
に関し、詳しくは、サーマルヘッドの発熱体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】感熱孔版装置には、加熱塑性樹脂フィル
ムと多孔性支持体とから構成される感熱孔版原紙の搬送
方向、即ち副走査方向に一対で形成された電極間に、発
熱体が形成されたサーマルヘッドが取り付けられている
。上記発熱体は該副走査方向と直交する方向、つまり主
走査方向に所定のピッチを置いて一列に形成されている
。そして、この発熱体を発熱させて上記加熱塑性樹脂フ
ィルム側に接触させ、感熱孔版原紙に穿孔している。 また、発熱体の大きさは感熱孔版原紙の搬送量等で制限
されており、例えば、発熱体の主走査方向の長さをaと
し、副走査方向の長さをbとすると、そのabの比率が
1:2の寸法となっているものや、発熱体の長さbが、
発熱体のピッチより大きくなっているものや、あるいは
等しいものなどがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように形成された
発熱体を有するサーマルヘッドにより、上記感熱孔版原
紙に穿孔が施されると、次のような問題点がおこる。す
なわち、発熱体は、加熱塑性樹脂フィルムとの接触面が
発熱して該加熱塑性樹脂フィルムを溶かして穿孔してい
るが、溶けだした上記加熱塑性樹脂フィルムが上記発熱
体の発熱終了後でも余熱等により溶けてしまい、穿孔さ
れた開孔が互いに連通してしまう。そのため、このよう
にして形成された感熱孔版原紙を用いて孔版印刷を行う
と、この開孔から多量のインキが流出して印刷用紙上に
転移することになる。このような多量のインキにより画
像が形成された印刷物は、排紙トレーに排出積層された
時、先に排出された印刷物の画像が後から排出される印
刷物の裏面に写る、いわゆる裏写りを発生させたり、先
の印刷物に形成された画像を擦って汚してしまう擦り汚
れなどを発生してしまう。
【0004】このような不具合の対策として、特開平2
−67133号公報には、発熱体の副走査方向の長さb
を発熱体のピッチより短くし、該加熱塑性樹脂フィルム
に接触する発熱体の面積を減少させ、開孔の連通を防止
する感熱製版装置が記載されている。
【0005】しかしながら、これらのように電極と電極
の間に発熱体が一つしか形成されているものでは、ある
範囲までは開孔を小径にすることで、インキ量を減少さ
せることができ、裏写りや擦れ汚れなどを防止すること
ができるが、あまり、開孔を小さくしすぎると、図8に
示すように開孔1同士の間隔Paが開孔1の割には大き
くなってしまい、印刷用紙2に画像を印刷するときに点
々画像になってしまい必要な画像濃度が得られないとい
うおそれがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、加
熱塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを貼りあわせてな
る感熱孔版原紙の、上記加熱塑性樹脂フィルム側に副走
査方向に一対で形成される電極と、該電極の間に配設さ
れた発熱体とからなるサーマルヘッドを直接接触させる
と共に、上記発熱体と直交する方向に上記感熱孔版原紙
を相対的に移動させ、上記発熱体の加熱により該加熱塑
性樹脂フィルムにドット状の穿孔を施す感熱製版装置に
おいて、上記電極間に複数の発熱体を形成した。
【0007】
【作用】一対の電極間に複数の発熱体を形成するので、
本発明の電極間と発熱体間の間隔(発熱体が形成される
主走査方向と副走査方向のピッチ)が従来のそれと同じ
であるとすると、感熱孔版原紙に穿孔される開孔は、従
来の1ドットに相当する範囲に複数個形成され、一つ当
たりの開孔の大きさは小さくなる。
【0008】
【実施例】図3において、符号10は感熱製版装置を示
していて、この感熱製版装置10は、ロール状に巻回さ
れて回転自在に支持されるシート状の感熱孔版原紙11
をプラテンローラー12とライン型のサーマルヘッド1
3との間を通し、サーマルヘッド13に形成される発熱
体14の発熱により感熱孔版原紙11に穿孔製版を行う
ものである。穿孔された感熱孔版原紙11は、ガイドロ
ーラー15,16間により所定の間隔で間欠搬送される
。ここで、サーマルヘッド13が16ドット/mmであ
るとすると、所定の間隔は62.5μmとなる。つまり
、感熱孔版原紙11は搬送方向(副走査方向)ピッチP
bが62.5μmで移動する。
【0009】サーマルヘッド13には図1に示すように
、電極17とU字状の中間電極18が主走査方向(紙面
左右方向)に平行に形成されており、両者の間には間隙
を持たせて発熱体14が配設される。
【0010】電極17は1ドットに2個形成されており
、次のドットまでの主走査方向ピッチPaが62.5μ
m毎に配設される。また、発熱体14は電極17に対応
して、一端が電極17に接し他端が中間電極18と接し
ている二つの発熱体から構成される。また、発熱体14
は発熱体中央部に発熱温度が高いピーク部をもち、端に
行くほど発熱温度が低くなる。
【0011】このような構成から片方の電極17に電気
が送られると、二つの発熱体14は略同時に発熱し、図
2に示すように、感熱孔版原紙11に開孔19を62.
5μmのピッチPaで形成する。一段目が形成されると
、感熱孔版原紙11は62.5μmのピッチPbで副走
査方向に移動し、図中2段目の開孔19が1段目同様形
成される。この時形成される開孔19は、発熱体主走査
方向において、従来の開孔1よりも小さくなる。そして
、穿孔が施された感熱孔版原紙11を孔版印刷装置の版
胴にクランプして印刷すると、図6(a)に示すように
、感熱孔版原紙11に穿孔された開孔19を版胴内部の
インキ20が通過して印刷用紙21の表面に転写され、
画像が形成される。
【0012】次に、本発明の第2の実施例を図4にもと
づいて説明する。第2の実施例は、上記第1の実施例に
おける1ドットに形成された電極17を一つにし、中間
電極18を電極17’に代え、図1における電極17と
中間電極17’の間に形成された発熱体14を更に小さ
くしたものである。
【0013】図4において、電極17と17’の間には
、主走査方向に向い中間電極22を配設して、電極17
,17’間を2分割し、更に、電極17と中間電極22
との間に間隙を持たせて発熱体14a,14bを一対で
形成し、電極17’と中間電極22との間に同じく発熱
体14c,14dを形成した。また、次のドットに形成
される発熱体14’a,14’cまでのピッチPaは6
2.5μmに定められる。
【0014】電極17に電流を通すと4個の発熱体14
a,14b,14c,14dが1ドット分の通電にて同
時に発熱し、感熱孔版原紙11には図5に示すように、
主走査方向に62.5μmのピッチPaでかつ、副走査
方向に62.5μmのピッチPbで開孔19’が感熱孔
版原紙11の移動に伴い形成される。また、本実施例の
開孔19’は1ドット当たり第1の実施例のより多く形
成されるので、上記第1の実施例の開孔19より更に小
径の開孔19’となる。
【0015】ここで図6(a),(b)乃至図7を用い
て印刷用紙21に移動するインク量とそのインキ20に
よる印刷物の画像濃度との関係形成を説明する。図6(
a),(b)は開孔の大きさの差によるインキ20の通
過状態を示したものである。図6(a)が第2の実施例
に開孔19’を通過したインキの状態、図6(b)が従
来の例の開孔1を通過したインキ20の状態を示してい
る。図6の比較から開孔19’の方がインキ通過量は少
ないのが明らかである。
【0016】また、図7においては横軸はインクの移動
量を示し、縦軸は画像濃度を示している。同図によると
、画像濃度は、インキの移動量がある一定以上になると
、それ以上は上がらないことがわかる。つまり、多量の
インクを移動させてもすべてが画像濃度に関係するので
はなく一定以上は余剰インキになってしまうということ
であり、径の大きい開孔1より径の小さい開孔19’の
方がインキを通過させる量が少ないので、インキ量をコ
ントロールしやすいと言える。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、サーマルヘッドの一対
の電極間に同時に発熱する複数の発熱体を配設したので
、従来開孔が一つ形成されていた感熱孔版原紙の範囲に
穿孔される開孔は、複数で小さくなり、孔版印刷時に印
刷用紙に移動するインキ量を少なくすることができ、裏
写りや擦れ汚れを防止することができる。また、従来の
一つの開孔でインキを通過させていたところを、複数の
小さな開孔でインキを通過させるので、開孔同士の間隔
は狭まり、ベタ画像印刷時でも点々画像にならず必要な
画像濃度が得られると共に、画像のシャープさが向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すサーマルヘッドの
平面図である。
【図2】第1の実施例を用いて穿孔した感熱孔版原紙の
穿孔状態を示す平面図である。
【図3】本発明が実施された感熱製版装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施例を示すサーマルヘッドの
平面図である。
【図5】第2の実施例を用いて穿孔した感熱孔版原紙の
穿孔状態を示す平面図である。
【図6】第2の実施例の開孔を通過したインキの状態を
示す側面図である。
【図7】開孔を通過するインキ移動量と画像濃度との関
係を示す表である。
【図8】従来の開孔を通過したインキの状態を示す側面
図である。
【符号の説明】
10                    感熱製
版装置11                    
感熱孔版原紙14,14a,b,c,d   発熱体1
3                    サーマル
ヘッド17,18,18’      電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱塑性樹脂フィルムと多孔性支持体とを
    貼りあわせてなる感熱孔版原紙の、上記加熱塑性樹脂フ
    ィルム側に副走査方向に一対で形成される電極と、該電
    極の間に配設された発熱体とからなるサーマルヘッドを
    直接接触させると共に、上記発熱体と直交する方向に上
    記感熱孔版原紙を相対的に移動させ、上記発熱体の加熱
    により該加熱塑性樹脂フィルムにドット状の穿孔を施す
    感熱製版装置において、上記電極間に複数の発熱体を形
    成したことを特徴とする感熱製版装置。
  2. 【請求項2】サーマルヘッドの各一対の電極間に形成さ
    れる発熱体が2個ないしは4個からなり、該発熱体は同
    時に発熱すると共に各発熱体がそれぞれ独立した熱ピー
    ク部分を有する請求項1記載の感熱製版装置。
JP7178791A 1991-04-04 1991-04-04 感熱製版装置 Pending JPH04307243A (ja)

Priority Applications (2)

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JP7178791A JPH04307243A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 感熱製版装置
US07/863,718 US5315319A (en) 1991-04-04 1992-04-03 Thermal plate-making apparatus and thermal head therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7178791A JPH04307243A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 感熱製版装置

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JPH04307243A true JPH04307243A (ja) 1992-10-29

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ID=13470638

Family Applications (1)

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JP7178791A Pending JPH04307243A (ja) 1991-04-04 1991-04-04 感熱製版装置

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