JPH0430571Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430571Y2
JPH0430571Y2 JP11785586U JP11785586U JPH0430571Y2 JP H0430571 Y2 JPH0430571 Y2 JP H0430571Y2 JP 11785586 U JP11785586 U JP 11785586U JP 11785586 U JP11785586 U JP 11785586U JP H0430571 Y2 JPH0430571 Y2 JP H0430571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
holder
objective lens
objective
lens barrel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11785586U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6324518U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11785586U priority Critical patent/JPH0430571Y2/ja
Publication of JPS6324518U publication Critical patent/JPS6324518U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430571Y2 publication Critical patent/JPH0430571Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、1対のレンズ取付構造に関し、例え
ばイメージガイドスコープ、主として高熱炉内等
の高温箇所を検視するための耐熱用イメージガイ
ドスコープに用いられるレンズ取付構造に関す
る。
〔従来技術〕
従来の例えばイメージガイドスコープにおける
対物部のレンズ取付構造は円筒状の一体ものの鏡
筒の内部に1対の対物レンズを配置し、前記対物
レンズの外周端面を接着剤により鏡筒の内周面に
接着していた。
ところが、接着剤により接着していると、高熱
炉内等におけるヒートサイクルや振動により接着
剤が落ちこぼれ、イメージガイドの端面に付着
し、しばしば画像不良の原因となつていた。
上記問題を解決するため、本出願人は実願昭60
−183761号に示す提案をした。同号について第3
図を参照して説明する。
第3図は本出願人が以前に提案した例えばイメ
ージガイドの対物用レンズ取付構造の縦断面図で
ある。同案は、対物レンズホルダー8を、筒状の
ホルダー本体11と筒状のスペーサー12とリン
グ状のレンズ押え13に3分割し、ホルダー本体
11の一端部の内周面にレンズ係止用段部15を
形成し、ホルダー本体11の他端面にレンズ押え
嵌着用絞め部19を形成し、ホルダー本体11内
に上記段部15側から順に第1対物レンズ9、ス
ペーサー12、第2対物レンズ10及びレンズ押
え13を、隣り合う同志を互いに当接させて配置
し、第1対物レンズ9を段部15に係止させ、絞
め部19によりレンズ押え13を固定することに
より両対物レンズ9、10及びスペーサー12を
段部15とレンズ押え13の間で固定する構造を
とつていた。
上述の構造とすることにより、接着剤を使用せ
ずに両対物レンズ9、10を簡単かつ確実に対物
レンズホルダー8に固定することができる。した
がつて、イメージガイドスコープを高熱炉等の高
温装置に挿入しても、従来のようにヒートサイク
ル及び振動により、接着剤が溶け落ちてレンズお
よびイメージガイド端面を汚すこともなく、それ
により不良画像が生じるおそれもなかつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、同案の対物レンズ取付構造では
次のような問題点があつた。
ホルダー本体11に第1対物レンズを配置する
際には、両者が接触するA部分の寸法精度を、ま
た、第2対物レンズを配置し、レンズ押えを設け
る場合には両者が接触するB部分の寸法精度を正
確に設定しておかなければ、絞め部19を外部か
ら加圧して固定する際に、第1対物レンズのエツ
ジ部aと第2対物レンズのエツジ部bとが破損す
るおそれがあつた。さらにまた、寸法精度を正確
に設定してあるかどうかを確認することは、取り
付け作業前にあらかじめ寸法を測定するしか手段
がなかつたため、寸法確認を省略して、実際に絞
め部19を外部から加圧したときに破損してはじ
めて寸法精度の不良が判明する場合もあり、事前
にみきわめておくことが望まれていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のレンズ取付構造は上述の問題点に鑑み
なされたもので、1対のレンズを保持するレンズ
ホルダーは筒状の鏡筒と、前記鏡筒内に収容され
る筒状のホルダー本体とリング状のレンズ押えに
3分割されてなり、前記鏡筒の一方端部の内周面
にはホルダー本体係止用段部が形成され、また他
方端部にはレンズ押え嵌着用絞め部が形成されて
おり、前記ホルダー本体内部にはあらかじめ前記
鏡筒の段部側に第1レンズが、また、絞め部側に
第2レンズが、それぞれ面一に挿入固定されてい
る状態で収容されており、さらにホルダー本体は
前記鏡筒内部に、前記段部に係止した状態で収容
され、絞め部によりレンズ押えの外周面を固定さ
れてなることを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案のレンズ取付構造は、接着剤を用いない
ので、高温雰囲気下においても接着剤が溶け落ち
てレンズおよびイメージガイドの端面等を汚すこ
とがないこととともに、取付作業の際、絞め部を
外部から加圧した時に一対のレンズのそれぞれの
エツジ部分には力がかからないので破損するおそ
れがない。
〔実施例〕
以下、本考案のレンズ取付構造の一実施例につ
いて図面を参照して説明する。
第2図は本考案を適用した耐熱用イメージガイ
ドスコープの対物部の先端部分を示す縦断面図
で、外側ガイドチユーブ2の先端部に筒状のヘツ
ドボデイ4が固着され、ヘツドボデイ4内に内側
チユーブ3が固着され、ヘツドボデイ4の先端部
にはヘツドキヤツプ6が螺着されている。ヘツド
キヤツプ6には耐熱性透明ガラス7が嵌着されて
いる。内側チユーブ3の先端部には対物レンズユ
ニツト20が嵌着され、対物レンズユニツト20
から間隔を隔てた後方(矢印E側)には光フアイ
バを複数本集束してなる画像伝送用イメージガイ
ド5が配置され、内側チユーブ3により保持され
ている。イメージガイド5の後端部(図示せず)
は画像観察装置に接続している。上記外側チユー
ブ2、ヘツドボデイ4及びヘツドキヤツプ6等
は、例えば耐熱性の高いステンレス製である。
第1図は対物レンズユニツト20の拡大図を示
す縦断面図である。対物レンズユニツト20は対
物レンズホルダー28と第1対物レンズ9と小径
の第2対物レンズ10とからなつている。対物レ
ンズホルダー28は筒状の鏡筒21、筒状のホル
ダー本体22及びリング状のレンズ押え23から
なつており、各部材21,22,23は耐熱性の
高いステンレス製である。
鏡筒21の内周面の一方端部(矢印E側)には
ホルダー本体22を係止するための段部25が形
成され、また他方端部(矢印F側)にはレンズ押
え23を嵌着するための最大内径を有する絞め部
19が形成されている。
ホルダー本体22の内周面には、前記鏡筒の段
部側(矢印E側)に第1対物レンズ用段部22a
が形成され、また、絞め部側(矢印F側)に第2
対物レンズ用段部22bが形成されている。この
ホルダー本体22の内部にはその両端部から第1
対物レンズ9、第2対物レンズ10がそれぞれ挿
入され、前記第1対物レンズ用段部22a、第2
対物レンズ用段部22bにそれぞれ当接して、か
つ、ホルダー本体22と各対物レンズ9,10と
の端面22c,22dがそれぞれ面一になるよう
に挿入固定されている。
このような状態で各対物レンズ9,10が収容
されたホルダー本体22は、鏡筒21内部に絞め
部側(矢印F側)から挿入されて、鏡筒の段部2
5に係止した状態で収容されている。
鏡筒21はホルダー本体22が収容された状態
で、鏡筒の最大内径を有する絞め部19にはレン
ズ押え23が挿入され、前記ホルダー本体の第2
対物レンズ側の端面22dと当接している。
このようにすべての部材が鏡筒21内に収容、
配置されたうえで、鏡筒の絞め部19を外部から
半径方向内方に加圧し、レンズ押え23の外周面
を内方かつ矢印E側に押え付けて固定してなる。
〔効果〕
以上詳述のとおり、本考案のレンズ取付構造
は、実用新案登録請求の範囲に記載した構成とし
たから、本出願人が先に提案した例のような、第
1対物レンズがホルダー本体と接触するエツジ
部、および第2対物レンズがレンズ押えと接触す
るエツジ部とが、絞め部を外部から加圧した際に
破損するおそれがない。
また、ホルダー本体、レンズ押えの寸法精度が
万一、所定値になつていない場合でも、第1対物
レンズ、第2対物レンズとはあらかじめホルダー
本体に収納してから鏡筒へ配置するので、上記ホ
ルダー本体への収納時に所定値になるように調整
することができる。
したがつて、先の提案のように、絞め部を外部
から加圧したときに破損してはじめて寸法精度の
不良が判明するということはなく、事前にみきわ
めておくことができ、不良の場合には組立作業中
に再調整することができるという効果を奏する。
尚、本考案のレンズ取付構造は、本実施例では
イメージガイドスコープの対物部についての一例
を示したが、接眼部に適用することもできること
はもちろん、イメージガイドスコープ以外の光学
機器においても用途に応じて適宜選定しうるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るレンズ取付構造の一実施
例を示す縦断面図、第2図は本考案を適用した耐
熱用イメージガイドスコープの対物部の先端部分
を示す縦断面図、第3図は本出願人が以前に提案
したレンズ取付構造の縦断面図である。 5はイメージガイド、9は第1対物レンズ、1
0は第2対物レンズ、19は絞め部、21は鏡
筒、22はホルダー本体、23はレンズ押え、2
5は段部、28は対物レンズホルダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対のレンズを保持するレンズホルダーは筒状
    の鏡筒と、前記鏡筒内に収容される筒状のホルダ
    ー本体とリング状のレンズ押えに3分割されてな
    り、前記鏡筒の一方端部の内周面にはホルダー本
    体係止用段部が形成され、また他方端部にはレン
    ズ押え嵌着用絞め部が形成されており、前記ホル
    ダー本体内部にはあらかじめ前記鏡筒の段部側に
    第1レンズが、また、絞め部側に第2レンズが、
    それぞれ面一に押入固定されている状態で収容さ
    れており、さらにホルダー本体は前記鏡筒内部
    に、前記段部に係止した状態で収容され、絞め部
    によりレンズ押えの外周面を固定されてなること
    を特徴とするレンズ取付構造。
JP11785586U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0430571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11785586U JPH0430571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11785586U JPH0430571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324518U JPS6324518U (ja) 1988-02-18
JPH0430571Y2 true JPH0430571Y2 (ja) 1992-07-23

Family

ID=31003761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11785586U Expired JPH0430571Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430571Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324518U (ja) 1988-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4436257B2 (ja) 座標測定機械用プローブヘッド
JPS63141011A (ja) レンズの保持装置
JP6393046B2 (ja) 広角レンズユニット
JPH0430571Y2 (ja)
JP2016075509A (ja) 筒状穴内検査用器具、及びこれを用いた筒状穴内検査装置
TWI400501B (zh) 光學模組之組裝方法
JPH08160275A (ja) ロッド状光学部品
WO2024119633A1 (zh) 一种光纤传输结构
JPS63172106A (ja) 光コネクタ
JPS5921369Y2 (ja) レンズ式光フアイバコネクタ
JPH0522903Y2 (ja)
JPS61138217A (ja) 半導体レ−ザモジユ−ル
JPS63118120A (ja) 撮像装置
JPH0651163A (ja) 光ファイバコネクタ用案内スリーブ
JPS60186404U (ja) 内視鏡用ライトガイド
JPH05333244A (ja) 光電変換接続装置およびその製造方法
JP2010134376A (ja) レンズユニット
JP3526713B2 (ja) 光半導体素子モジュールおよびその製造方法
JP2600084Y2 (ja) パイプカメラの光回り込み防止構造
JPH06317734A (ja) レンズ支持枠
JPS62215907A (ja) レンズ結合型光学部品におけるレンズ固定構造
JPS5810368Y2 (ja) 光結合器
JPH11132717A (ja) 光ファイバフェルールの芯ずれ方向測定装置とこれを用いた光ファイバフェルールの芯ずれ方向測定方法
JP2847707B2 (ja) 投写型テレビジョン受像機
JPS58190914A (ja) 内視鏡