JP2600084Y2 - パイプカメラの光回り込み防止構造 - Google Patents

パイプカメラの光回り込み防止構造

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JP2600084Y2
JP2600084Y2 JP1993047537U JP4753793U JP2600084Y2 JP 2600084 Y2 JP2600084 Y2 JP 2600084Y2 JP 1993047537 U JP1993047537 U JP 1993047537U JP 4753793 U JP4753793 U JP 4753793U JP 2600084 Y2 JP2600084 Y2 JP 2600084Y2
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JP
Japan
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glass plate
glass body
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inner glass
support
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和之 久保
一億 式田
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は下水管、ガス管、ケーブ
ル等を配線する配線用の管等の各種管路の内壁の状態、
例えば、錆、腐食、傷、凸凹等を観察するのに使用され
るパイプカメラの光回り込み防止構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】パイプカメラは従来より各種ある。その
ヘッド構造は一般に図3に示す様になっている。これは
円筒状の筐体1内にライトガイド10、カメラヘッド1
1等の観察用機器2が内蔵され、それら観察用機器2の
先方にリング状の外側ガラス板3が配置され、その外側
ガラス板3の内側に同心円上に内側ガラス体4が配置さ
れ、その外側ガラス板3と内側ガラス体4との間に外側
ガラス板3の内周縁5と内側ガラス体4の外周縁6を支
持する金属製のリング状の支持具7が配置されてなる。
【0003】前記の内側ガラス体4は図3に示す様に二
枚のガラス板21、22を間隔を設けて対向させて連結
具23により連結して内部を中空にし、その中空部24
に天地判別子25を中空部内を自由に移動できるように
入れてある。
【0004】従来のパイプカメラにおける支持具7への
外側ガラス板3と内側ガラス体4の取り付けは、防水性
を持たせるために図4(a)の様に接着剤13を用いて
固定していた。この場合、接着剤13には熱硬化性のも
のを使用し、それを高温で加熱して硬化させている。こ
の場合、加熱により接着剤13の粘度が低下して接着剤
13が図4(b)のように外側ガラス板3と内側ガラス
体4との間に溜り、外側ガラス板3と内側ガラス体4と
の間が接着剤13でつながってしまう。このため従来の
パイプカメラでは次の様な問題があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図3のパイプカメラの
ヘッドでは、ライトガイド10から出射される光は外側
ガラス板3を通って前方に出射し、一部の光は外側ガラ
ス板3中を反射する。この場合、外側ガラス板3が透光
性のある接着剤13を介して内側ガラス体4とつながっ
ているため、外側ガラス板3中を反射する光が接着剤1
3内を通って内側ガラス体4に入り、その内側ガラス体
4から出射される光がカメラヘッド11へ入る。このた
めカメラヘッド11で撮影する画像が劣化するという問
題があった。
【0006】本考案の目的は前記の画像劣化を防止でき
るパイプカメラの光回り込み防止構造を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のパイプカメラの
光回り込み防止構造は図1、2に示す様に、筐体1内に
観察用機器2が内蔵され、それら観察用機器2の先方に
リング状の外側ガラス板3が配置され、その外側ガラス
板3の内側に同心円状に内側ガラス体4が配置され、外
側ガラス板3と内側ガラス体4との間に外側ガラス板3
の内周縁5と内側ガラス体4の外周縁6を支持する支持
具7を配置してなるパイプカメラのヘッドにおいて、前
記外側ガラス板3の内周縁上面8と内側ガラス体4の外
周縁上面9の夫々を、前記支持具7側に向けて下り傾斜
のテーパ面に形成してなるものである。
【0008】
【作用】本考案のパイプカメラの光回り込み防止構造で
は、外側ガラス板3の内周縁上面8と内側ガラス体4の
外周縁上面9の夫々を支持具7側に向けて下り傾斜のテ
ーパ面に形成してなるので、外側ガラス板3と内側ガラ
ス体4とを支持具7に接着する接着剤13を加熱するこ
とにより接着剤13の粘度が低下しても、同接着剤13
は図2に示す様にテーパ面と支持具7の間の窪み14に
溜る。このため、接着剤13は図2の様にその窪み14
に溜り、外側ガラス板3と内側ガラス体4間が接着剤1
3でつながることがない。更には、外側ガラス板3中を
反射する光が接着剤13内を通って内側ガラス体4に入
ることもなく、その光がカメラヘッド3に入ることもな
い。
【0009】
【実施例】図1に本考案のパイプカメラのヘッドの光回
り込み防止構造の一実施例を示す。図1の1はパイプカ
メラの金属製の筐体、2は観察用機器である。この観察
用機器2は光伝送用のライトガイド10、撮影用のカメ
ラヘッド11から構成される。
【0010】図1の3は筐体1の内側に取付けられたリ
ング状の外側ガラス板、4は外側ガラス板3の内側に同
心円上に配置された内側ガラス体、7は外側ガラス板3
と内側ガラス体4とを支持するリング状の支持具であ
る。
【0011】図1の支持具7は金属製であり、リング状
に形成された縦リング15の下部に横向きの支持縁16
が断面T字形になるように連接されてなる。
【0012】図1の外側ガラス板3はその内周縁上面8
が支持具7側に向けて下り傾斜のテーパ面に形成されて
なる。この外側ガラス板3は図1に示す様にその外周面
17が円筒状の筐体1の内周面18に接着剤により接着
固定され、その内周縁5が支持具7の支持縁16に支持
されると共に図2の様に熱硬化性の接着剤13で支持具
7に接着固定されている。
【0013】図1の内側ガラス体4は図2に示す様に二
枚のガラス板21、22を間隔を設けて対向させて連結
具23により連結して内部を中空にし、その中空部24
に天地判別子25を自由に移動できるように入れてあ
る。また、この内側ガラス体4はその内周縁上面9が支
持具7側に向けて下り傾斜のテーパ面に形成されてな
る。そして、この内側ガラス体4は外周縁6が図2に示
す様に支持具7の支持縁16に支持されると共に熱硬化
性の接着剤13により支持具7に接着固定されている。
【0014】
【考案の効果】本考案は外側ガラス板3、内側ガラス体
4を支持具7に取付ける接着剤13を高温で加熱しても
外側ガラス板3と内側ガラス体4との間が接着剤13で
つながることがないので、外側ガラス板3中を反射する
光が接着剤13内を通って内側ガラス体4に入ることが
なく、また、カメラヘッド3に入ることもないので画像
の品質劣化の生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパイプカメラのヘッドの一実施例を示
す概略図。
【図2】本考案のパイプカメラのヘッドにおける接着剤
の説明図。
【図3】従来のパイプカメラのヘッドの断面図。
【図4】(a)は従来のパイプカメラのヘッドにおける
接着剤を加熱する前の縦断面図、(b)は同接着剤を加
熱した後の縦断面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 観察用機器 3 外側ガラス板 4 内側ガラス体 5 外側ガラス板の内周縁 6 内側ガラス体の外周縁 7 支持具 8 外側ガラス板の内周縁上面 9 内側ガラス体の外周縁上面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/88 G02B 23/24 G03B 15/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(1)内に観察用機器(2)が内蔵
    され、それら観察用機器(2)の先方にリング状の外側
    ガラス板(3)が配置され、その外側ガラス板(3)の
    内側に同心円状に内側ガラス体(4)が配置され、外側
    ガラス板(3)と内側ガラス体(4)との間に外側ガラ
    ス板(3)の内周縁(5)と内側ガラス体(4)の外周
    縁(6)を支持するリング状の支持具(7)を配置して
    なるパイプカメラのヘッドにおいて、前記外側ガラス板
    (3)の内周縁上面(8)と内側ガラス体(4)の外周
    縁上面(9)の夫々を、前記支持具(7)側に向けて下
    り傾斜のテーパ面に形成したことを特徴とするパイプカ
    メラの光回り込み防止構造。
JP1993047537U 1993-08-09 1993-08-09 パイプカメラの光回り込み防止構造 Expired - Fee Related JP2600084Y2 (ja)

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JPS50126783U (ja) * 1974-04-04 1975-10-17

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