JPH04304664A - 半導体デバイス - Google Patents

半導体デバイス

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JPH04304664A
JPH04304664A JP6969091A JP6969091A JPH04304664A JP H04304664 A JPH04304664 A JP H04304664A JP 6969091 A JP6969091 A JP 6969091A JP 6969091 A JP6969091 A JP 6969091A JP H04304664 A JPH04304664 A JP H04304664A
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JP
Japan
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wiring
substrate
semiconductor
recess
main surface
Prior art date
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Application number
JP6969091A
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English (en)
Inventor
Yoshio Komiya
小宮 祥男
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体基板を複数個積
み重ね、所望の部分で接着した3次元デバイス用半導体
層を含む基板及びこれを用いた半導体デバイスに関する
【0002】
【従来の技術】従来、半導体基板の複数個を積み重ねて
接着した3次元デバイスとしては、例えば、アイ イー
 イー イー コンピュータ(IEEE Comput
er,1984.Jan.p69.Jan.Grinb
erg 他)に記載されているものがある。
【0003】上記の3次元デバイスにおいて半導体基板
を貫通するオーム性配線手段としては、Alドットによ
る熱移動拡散によるn型基板中のp型Alドーパント拡
散を用いて、n型基板中にp+部分を貫通させている。 また半導体の基板と基板との相互接続は、接触用金属か
らなるマイクロブリッヂを2個交差させて接触させてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の複数の半導
体基板からなる3次元構造においては、貫通部分(fe
edthough)がp+n接合のp+から成っており
、p+n接合の分離を用いているため、接合による分布
容量やp+部分の上下抵抗値の制御が困難であった。ま
たマイクロブリッヂ部分も相互に融着していないので、
2つの半導体基板を結合する機械的構造の安定性の点に
おいて十分要求を満たしていなかった。また他の部分と
の電気的アイソレーションも完全でない等種々の問題が
あった。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の問題を
解決するためになされたものであり、半導体装置におい
て、例えばトランジスタのような能動デバイスやICが
作り込まれる半導体基板の主表面側と裏面側とを、容易
かつ確実にオーム性結合し、電気的アイソレーションの
保持が可能な半導体デバイスを提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段は、本発明の特許請求の範囲に記載されている。すな
わち、本発明においては、半導体を含む基板における能
動デバイスを形成する主表面の反対側裏面の一部に少な
くとも1つの凹部が形成され、この凹部による基板の板
厚の薄くなっている部分は、少なくともある程度の面積
部分において半導体結晶領域でない領域(以下非半導体
結晶領域という)を含んでいる。この非半導体結晶領域
は、前記主表面から前記凹部の底面(裏面側から見た底
面、すなわち凹部のうち主表面側に最も近い部分)に達
する基板主表面と裏面をつなぐ通信手段として少なくと
も一つの低抵抗オーミック領域(例えばポリSi層)が
形成され、この低抵抗オーミック領域の周囲には分離層
(例えば絶縁膜)が形成される。低抵抗オーミック領域
の主表面側の末端すなわち主表面側接触部から、主表面
側の所望の個所まで、他の部分と絶縁された少なくとも
一層の配線用低抵抗部材(例えば金属膜配線)が形成さ
れ、かつ、前記低抵抗オーミック領域の前記凹部底面側
の末端、すなわち凹部底面側接触部を除いた前記凹部の
内面と、前記半導体を含む基板の裏面の所望の部分とは
絶縁膜で覆われ、この絶縁膜上に、前記凹部底面側接触
部から前記半導体基板の裏面の所定個所まで、前記半導
体基板とは絶縁された少なくとも一層の配線用低抵抗部
材(例えば金属膜配線)が形成されるように構成してい
る。
【0007】
【作用】上述のような板状構成物基板の一部にある半導
体層に少なくとも1つの能動デバイスがあり、前記能動
デバイスの端子の1つに接続された板厚の薄い部分にあ
る通信手段を介して、基板主表面から基板裏面の配線電
極に信号伝送させる3次元デバイスなどに利用される半
導体デバイスにおいて、本発明は前記低抵抗オーミック
領域を通信手段として、半導体基板の主表面側と裏面側
とが結合され、前記主表面側と裏面側とで信号の伝送を
行なうことが可能となリ、また前記の複数個の板厚が薄
くなっている部分の通信手段が、所望の設計による配線
ネットワークの少なくとも一つの接続点になっているこ
とによって、電源ライン、接地ライン、信号伝送の相互
結線ライン、ディジタル信号のバスラインなどとして活
用することができる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
。図3は、本発明のICが形成されている半導体デバイ
スの一実施例の全体配置を示す主表面の上面図、図1は
図3のAA′断面図であって、半導体層を含む板状構成
物基板の一断面を示している。
【0009】半導体基板1は、半導体圧力センサなどと
同様のエッチングなどで形成された凹部27をもってい
る。板状構成物の板厚の薄くなっている部分に非半導体
結晶領域4があり、これは絶縁物や充填物であるポリS
iでもよい。本半導体デバイスは例えば半導体基板1、
絶縁膜2、SOI用の半導体層3などからなるSOI基
板を基に製作されている実施例である。基板のICなど
のデバイスが作り込まれている主表面にフィールド酸化
膜5があり、図1の凹部の左側に、例えば、ソース7、
ドレイン8、ゲート9のMOSTrがあり、また右側に
は、例えば、ソース10、ドレイン11、ゲート12か
らなるMOSTrがある。
【0010】基板の薄い部分の非半導体結晶領域(例え
ば絶縁物)4の基板の主表面と裏面をつなぐ通信手段と
して高ドープSiまたは高融点金属などで形成されてい
る貫通配線13と15があり、それぞれ絶縁膜14、1
6によって非半導体結晶領域4と絶縁分離されている。 凹部の上方にある板厚の薄い部分を補強し、機械的スト
レス、熱膨張の差による歪を緩和するために、金属など
の可撓性のある材質からなるストレス耐性部材17、1
9が前記の板厚の薄い部分の周辺に配置している。スト
レス耐性部材17、19は一つの手段として高融点金属
Ta、Mo、Wなどの高温プロセスに耐える金属などの
素材を用いると、高温酸化、熱処理などの通常の半導体
プロセスと共存できるので、設計の自由度が増加するの
で好適である。場合によっては高融点金属でポリSiの
ストライプを包み込んだような複合構成も有用である。 また、Ti層+Pt層+Au層などからなるビームリー
ドのような配線組立実装材料を設置すれば、元来可撓性
があるので、ストレスや熱膨張の差に対する耐性が増加
する。
【0011】ストレス耐性部材17、19の上部は絶縁
膜5などで分離されていないと上部配線金属膜21、2
2と共存できないので、ストレス耐性部材17、19の
上には2層以上の絶縁膜を配置するなどの配慮が状況に
より必要である。ストレス耐性部材17、19も周囲の
非半導体結晶領域4と分離していた方がよい場合は絶縁
膜18、20を介して分離する。
【0012】ストレス耐性部材17、19の耐性を増加
させるためには、例えば、ジグザグ構造、スプリング構
造のような可動調整のための自由度を有する構造を左、
右、上、下に設けることも有効である。このような可動
調整構造は絶縁物中に形成したストレス耐性金属膜を、
以後の工程で絶縁物だけエッチングにより除去すること
により、金属膜のスプリング状構成物の一部にエアギャ
ップを形成することによって可能になる。
【0013】板状構成物基板の主表面と裏面との信号の
伝送を行なう通信手段は、板厚の薄い部分の貫通配線1
3、15によって行なう。図1の向かって左側では、主
表面が配線金属膜21、貫通配線13によってMOST
rのゲート9に接続している。基板の裏面では半導体基
板1とは絶縁膜26で分離された配線膜24Aは凹部の
斜面を経由して、元来の裏面の配線電極24Bにつなが
っている。図1の右側では、主表面は配線金属膜22、
貫通配線15によって右側のMOSTrのドレイン11
に接続されている。また基板裏面では配線膜25Aから
凹部の斜面を通って元来の裏面にある配線電極25Bへ
到達している。このような基板裏面の凹部27への配線
形成は原則として低温プロセスであることが必要である
。また斜面への電極配線のパターン形成も平行光束を用
いた特殊なフォト工程やレーザなどの直接光化学エッチ
ングなどの新規プロセスを用いる必要がある。
【0014】図2は図3実施例の半導体デバイスのBB
′断面を示す図であって、ストレス耐性部材17、19
、30などによって凹部27の周辺がどのように補強さ
れているかを示している。図1と同じ符号部分の構成は
説明を省略するが、凹部27の一方の周辺でストレス耐
性部材30が前述と同じようなプロセスの何れかを用い
て形成されている。このストレス耐性部材30は図の左
側でストレス耐性部材17と、図の右側でストレス耐性
部材19と連結している。
【0015】また、凹部27により板厚の薄い部分と板
厚の厚い部分を十分の素材強度をもって連結するために
、補強部材31、32が別々の配置で形成されている。 補強部材31、32もTa、Mo、Wのような高融点金
属かTi層+Pt層+Au層のようなビームリード配線
組立実装部材などを用いることができる。場合により前
述の金属膜のスプリング構成などの可動調整部分を一部
に設けてもよい。
【0016】図1に示すように非半導体結晶領域4が同
一の凹部27にあってもよいが、非半導体結晶領域4と
は別の構成としてもよく、図4は、図3のCC′断面図
を示し、別の構成が同一の凹部27にある場合を示す。 この場合は図3の上の半分の領域の板厚の薄くなってい
る領域は、例えば、SOI構成の薄い半導体結晶層3が
残っている構成となっている。図4の左側に、例えばソ
ース40、ドレイン41、ゲート42のMOSTrがあ
り、ゲート42に接触する配線電極48は板厚の薄い半
導体層3を貫通する貫通配線46を通信手段として裏面
の配線膜50Aと凹部の斜面を通る配線膜を経由して、
元来の裏面の配線電極50Bに到達している。
【0017】一方、凹部27上の板厚の薄い半導体層3
にソース43、貫通ドレイン44、ゲート45からMO
STrがある。この部分の基板の主表面から板厚の薄い
部分の裏面へ通ずる通信手段は、半導体層3を貫通する
ドレイン不純物分布をもつドレイン44の端子そのもの
である。このドレイン44は主表面で電極50(ソース
電極は49)をもつと同時に裏面で電極51Aによって
接触され、裏面凹部の斜面を経由して元来の裏面の配線
電極51Bへ到達する。
【0018】このようなMOSTrの如き能動デバイス
の一端子を用いれば、単なる低抵抗配線による信号の伝
送のみならず、能動デバイスによる信号の増幅やスイッ
チングなどを伝送中に行なうことができる。
【0019】板厚の薄い半導体層3に対して機械的スト
レスや熱膨張の差からくる歪を緩和するために、ストレ
ス耐性部材17、19を図1、図2に示したものと同様
の効果を期待して配置することができる。金属膜などか
らなるストレス耐性部材17、19は絶縁膜18、20
によって半導体層3から絶縁分離されている。
【0020】図3におけるB2B2′断面は、BB′断
面に準ずる構成となっており、ストレス耐性部材17、
19の配置は、場合によっては、工程が複雑化しても補
強によるメリットを追及することが必要とされるとき、
例えば、図5に示される図3のDD′断面図のように凹
部27の裏面側をストレス耐性補強部材57によって補
強することも可能である。さらに凹部27の裏面の構成
を強化するためにストレス耐性部材57を凹部27の斜
面や、元来の裏面にまで延長したストライプ状部材59
を設けてもよく、また基板主表面での板厚大の部分と板
厚小の部分を強固に結合するためには、図2の場合と同
様にストレス耐性補強部材55、56を配置することも
有効である。
【0021】図1、図2、図4、図5に示す基板表面の
板厚の薄い部分におけるストレスの発生防止は、ストレ
ス耐性部材17、19自体をジグザグ構造、エアギャッ
プのあるビームリード構造、またはスプリング構造を有
する可動調整部を設置することによって一層大きい効果
が得られる。ある種の条件では、図3に示した配線金属
膜21、22、34、48、49、50に対しても、凹
部27の板厚の薄い部分をストレスによる変位から保護
するために、エアギャップをもつビームリード構造やス
プリング構造のような可動調整部を設けることが信頼性
を確保するために必要になることもある。
【0022】3次元デバイスからなる3次元ICを構成
する場合を考えると、板状構成物基板を複数個積層する
必要が生じる場合がある。図6は本発明の構成をもつ板
状構成物基板63、64、65、66を積層構成した3
次元デバイスの一実施例を示す。各基板には板厚の薄い
ところに付随的に凹部61が設けられている。図6の基
板63に図3に示したような凹部27による通信手段が
2×凹部+2×凹部だけあるとする。これらの凹部によ
る通信手段グループをA、B、C、Dと名称をつける。 A凹部には横方向だけの配線を、とりあえずカウントす
ると2×4+2×4=16ビットの通信手段の拠点があ
る。B凹部にも16ビット、C凹部にも16ビット、D
凹部にも16ビットの基板主表面から裏面への通信手段
がある。
【0023】例えば、SOIで形成したCMOSの論理
回路で信号の流れが上から下へ行くものと下から上へ行
くことが並列信号処理で必要であるとすると、(A+B
)=32ビットで上向き信号の並列処理を行ない、(C
+D)=32ビットで下向き信号の並列処理を行なうこ
とができる。
【0024】同様のことは基板64、基板65、基板6
6にも、それぞれ上向き信号通信手段32ビット、下向
き信号通信手段32ビットを具備させることもできる。
【0025】図6に示すような積層3次元ICは、例え
ば、アイ イー イー イー インターナショナル エ
レクトロン デバイス・ミーティング テクニカル ダ
イジェスト(IEEE IEDM Technical
 Digest 1984,p816,M.Yasum
otoほか:「Promissingnew fabr
ica−tion process develope
d for stacked LSI’s」)に示され
る方法によって上部基板と下部基板とを所望の電極の配
置の部分で融着、結合させることができる。
【0026】このような3次元ICの積層構成によって
並列信号処理ができるが、更に効率的な信号処理を行な
うときは凹部の板厚の薄くなっている構成に配線ネット
ワークを形成するとよい。
【0027】図7、図8に配線ネットワークの例を示す
。図7はほぼ図1で述べたのと同様の構成であるが、配
線間のアイソレーションを確実にするために、非半導体
結晶領域70は絶縁物で形成されている。配線電極は上
層に71、72、73、74があり、配線電極75、7
6の所望の部分は局部的貫通配線によって、基板主表面
と裏面とをつなぐ通信手段として使用している。図8に
は基板主表面にある配線の配列を示している。
【0028】図中破線で示す配線75、76などには上
記の貫通配線を局部的に設置することができる。また、
板厚の薄くなっている部分に図7の下層配線77、78
に示すように2層配線を実施することができる。
【0029】並列信号処理の如き集積度の大きいIC構
成においては当然、電源ライン、接地ライン、比較的配
線長の短い局部的相互結線ライン、ディジタル信号のバ
スラインなど各種の配線領域が必要になる。
【0030】図7、図8に示すような配線ネットワーク
を本発明の基板の板厚の薄くなっているところに設置す
れば、同一基板内の平面方向の配線レイアウト及び第1
層基板、第2層基板、第3層基板、第4層基板を上下方
向で連絡、通信する配線群とを、より大きな設計自由度
をもつ構成として設定することができる。
【0031】また図4に示したようなSOIデバイスの
貫通ドレイン部などの能動デバイスの出力端子などに配
線位置を位置合わせさせることによっても配線ネットワ
ークの信号処理の機能が向上する。これらによって3次
元並列信号処理マイクロプロセッサ、インテリジェント
センサ、ニューロコンピュータなどの回路設計、システ
ム設計を従来技術より大幅に有利な条件で展開すること
ができ、3次元ICの多機能化と高性能化を可能にする
ことができる。
【0032】本発明の構成の主旨は概略形状が板状の構
成物であって、板厚の薄い部分と板厚が厚い元来の基板
部があり、板厚の薄いところに基板の主表面と裏面とを
信号伝送可能にする通信手段を有する構成であれば、基
板の形状や凹凸を特に指定するものではないので、実施
例のほか、L形、逆L形などの各種の変形形状の基板に
対しても当然適用が可能である。上記実施例における半
導体デバイスの非半導体結晶領域は絶縁物によって構成
され、例えば、導通を目的としない充填物としてのポリ
シリコンを使用することができる。
【0033】上記の実施例により下記のごとき効果が得
られる。
【0034】(1)基板裏面と基板主表面との信号の伝
送が容易に可能となり、この信号の伝送は基本的な低抵
抗オーミック領域を通信手段とする結合の他に、同様の
構成の凹部にある薄い半導体層におけるMOSTrのド
レインのような能動デバイスの能動端子による信号の伝
送、制御スイッチ機能と共存することができ、板厚の薄
くなっている通信手段のある部分に配線ネットワークを
構成し、必要に応じ電源ライン、接地ライン、ディジタ
ル信号のバスライン、局部的な素子間接続配線などを組
み込むことができ、同一チップ内の二つ以上の凹部の主
表面にトポロジカルに連絡した配線ネットワークを形成
することができる。
【0035】(2)本発明のデバイス基板を積層配置し
た三次元ICにおいては、従来の高集積化平面型ICの
問題点、すなわち、■チップサイズが大きくチップ内の
配線が長くなり信号の遅延が起こること■セル配置や配
線のレイアウトの制約が多いこと■歩留まりが低いなど
ことなどが改善される。
【0036】(3)第1の基板をセンサIC(A1、A
2、A3)、第2の基板を記憶IC(B1、B2、B3
)、第3の基板を演算IC(C1、C2、C3)、第4
の基板を比較IC(D1、D2、D3)などと別々に設
計して組み合わせることにより、異なる性能、機能をも
った三次元デバイスを構成することができ、設計上の自
由度を増すことができる。さらに三次元ICデバイスの
特徴である基板の垂直の方向の信号の伝送、制御を並列
処理によって同時に情報処理できるので、高機能、高集
積三次元ICの設計、製造に大きな利点をもたらすこと
ができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の実施により、能動デバイスやI
Cが作り込まれる半導体基板の主表面側と裏面側とを、
容易かつ確実にオーム性結合がなされ、しかも電気的ア
イソレーションを保持することが可能な半導体デバイス
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体デバイスの一実施例図であって
、基板の薄い非半導体結晶領域部分にある2つの低抵抗
オーミック接続による通信手段を示しており、図3にお
けるAA′断面図に相当する。
【図2】図1と同一の凹部をもつ半導体デバイスの他の
実施例図であって、凹部の板厚の薄い部分に設けたスト
レス耐性部材の配置を示しており、図3におけるBB′
断面図に相当する。
【図3】本発明の三次元デバイス用基板の主表面の配線
の配置とストレス耐性部材機構の配置を示す上面図であ
る。
【図4】本発明の半導体デバイスの他の実施例図であっ
て、図3におけるCC′断面図に相当する。
【図5】本発明の半導体デバイスの他の実施例図であっ
て、板厚の薄い部分の裏面側にも本発明のストレス耐性
部材または補強部材機構の配置した状態を示し、図3に
おけるDD′断面図に相当する。
【図6】本発明の板状構成物基板4層の積層構造からな
る3次元デバイスの一実施例を示す概念図である。
【図7】本発明の通信手段を備えた板厚の薄い部分の絶
縁物で形成した非半導体結晶領域に設けた配線ネットワ
ークを示す実施例の断面図である。
【図8】図7に示す断面近傍における基板主表面の配線
ネットワークのレイアウトを示す上面図である。
【符号の説明】
1    半導体部 2、14、16、18、20、26    絶縁膜3 
   半導体層 4、70    非半導体結晶領域 5    フィールド酸化膜 7、10、40、43    ソース 8、11、41、44    ドレイン9、12、42
、45    ゲート 13、15    貫通配線 17、19、30    ストレス耐性部材21、22
    上部配線金属膜 24、25    配線膜 27    凹部 31、32    補強部材 34、50、51    配線金属膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体層を含む板状構成物の基板に板厚の
    薄い部分と厚い部分があり、かつ主表面と裏面を有し、
    前記半導体層に少なくとも1つの能動デバイスを有し、
    前記能動デバイスの1端子に接続された前記板厚の薄い
    部分にある通信手段を介して前記主表面から裏面の配線
    電極に信号伝送させる半導体デバイスにおいて、前記通
    信手段は、少なくともその一部に非半導体結晶領域を含
    み、所定の配線ネットワークをもつ少なくとも1層の配
    線部材をもって結線されていることを特徴とする半導体
    デバイス。
JP6969091A 1991-04-02 1991-04-02 半導体デバイス Pending JPH04304664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504637A (ja) * 2006-09-22 2010-02-12 エヌエックスピー ビー ヴィ 電子デバイス及びその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504637A (ja) * 2006-09-22 2010-02-12 エヌエックスピー ビー ヴィ 電子デバイス及びその製造方法

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