JPH0430456Y2 - - Google Patents

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JPH0430456Y2
JPH0430456Y2 JP1985056473U JP5647385U JPH0430456Y2 JP H0430456 Y2 JPH0430456 Y2 JP H0430456Y2 JP 1985056473 U JP1985056473 U JP 1985056473U JP 5647385 U JP5647385 U JP 5647385U JP H0430456 Y2 JPH0430456 Y2 JP H0430456Y2
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JP
Japan
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pulley
tension
operating
belt
shifter
Prior art date
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JP1985056473U
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JPS61172245U (ja
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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、2本のベルトにより正逆転伝動がで
きるようにした農用管理機における正逆転ベルト
伝動装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の農用管理機では、後進変速はギヤ変速に
よつて行なう構成になつており、構造が複雑でコ
ストアツプになつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、そのようにギヤ変速によらず両ベル
トによる構造にしたもので、逆転時には操作レバ
ーの操作によつて簡単にかつスムーズに逆転伝動
させることができ、コストダウンができる簡単な
構造にして好適に実施できるよう提供するもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、エンジンの駆動側には
両駆動プーリーを軸架するとともに、ミツシヨン
ケース側の入力軸に架着した受動プーリーの側部
には平面の受動輪を一体に形成し、一方の前記駆
動プーリーと前記受動プーリーにはテンシヨンク
ラツチプーリーを介装して正転用ベルトを掛装
し、支点を中心にして一体に回動できる操作プー
リーをテンシヨンプーリーには操作プーリーの外
周側で前記受動輪に圧接できる逆転用ベルトを前
記駆動プーリーから掛装し、前記操作プーリーと
テンシヨンプーリーを操作レバーにより前記受動
輪に対し遠近方向に操作できるように装設して構
成するとともに、該操作レバー1の左右方向操作
により変速用のシフター29を作動させるよう装
設して、前記テンシヨン部材の支軸17と変速用
シフター29とを近接して配設したものである。
〔作用〕
したがつて、テンシヨンクラツチプーリーによ
り正転用ベルトを緊張させると、エンジン側より
ミツシヨンケース側に正転伝動が行われ、操作レ
バーの操作により操作プーリーを受動輪側に接近
させると、テンシヨンクラツチプーリーにより緊
張させるとともに逆転用ベルトを受動輪に圧接さ
せて、その摩擦接触によりミツシヨンケース側に
良好に逆転伝動できることになる。また、操作レ
バー11を左右に回動させると、変速用のシフタ
ー29が基部11aを中心にして左右方向に回動
できることになり、シフター軸15が押したり引
いたりされる状態で、ガイドピン30がガイド溝
32内で中立位置N、1速位置F1、2速位置F
2にそれぞれのぞんで変速ができることになり、
クラツチレバー19によりテンシヨンクラツチプ
ーリー9を操作してベルト7に圧接させると、第
1図および第3図に示すように、ベルト7により
入力軸4に正転伝動されることになり、前記のよ
うに変速して機体は前進することになる。
機体をバツクさせる場合には、クラツチレバー
19によりテンシヨンクラツチプーリー9をクラ
ツチオフに操作しておいて、操作レバー11によ
りシフター29を一たん回動させながらシフター
軸15を1速に作動させるとともにガイドピン3
0が1速位置F1に移動する状態にして、そのま
ま操作レバー11を矢印イで示すように押し上げ
るとガイドピン30がバツク位置Rに入るととも
に、第7図に示すように操作レバー11の基部1
1aは支軸27を中心にして回動することにな
り、そこで、U状リンク26は矢印ロ方向に引か
れるとともにベルクランク24の回動により連動
リンク25は矢印ハ方向に引かれることになり、
操作プーリー8およびテンシヨンプーリー9は支
点Oを中心にして一体となつて後方に回動し、第
7図および第8図に示すように、テンシヨンプー
リー9にによりベルト10が緊張されるとともに
操作プーリー8の外周ベルト10部分が受動輪6
に圧接して、受動輪6の回転により入力軸4が逆
転してミツシヨンケース3に伝動することにな
り、1速の速度ではバツクすることになる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図は農用管理機の側面図を示し、ミツシヨ
ンケース3の下部両側には車輪13あるいは車輪
ローターを軸架し、前部にはエンジンEを搭載
し、ミツシヨンケース3の上方からハンドル14
を延設し、ミツシヨンケース3の上部一側方に突
設した入力軸4から入力できるように装設すると
ともに、ミツシヨンケース3の上部一側より突出
するシフター軸15を押し引きすることにより前
進1速、2速および中立に操作できるように装設
して従来形構造同様に構成する。
前記エンジンEの軸16には大小径の両駆動プ
ーリー1,2を嵌着し、前記入力軸4には受動プ
ーリー5および平面の受動輪6を一体にして嵌着
し、前記駆動プーリー1と受動プーリー5には正
転用ベルト7を掛廻し、前記ミツシヨンケース3
の上部より側方に突設した支軸7を支点Oとして
回動できるテンシヨンアーム18の先端には前記
ベルト7に当接するテンシヨンクラツチプーリー
12を軸架し、前記ハンドル14の側に装備した
クラツチレバー19によりテンシヨンクラツチプ
ーリー12を操作できるように装設して構成す
る。
前記支軸17を支点Oとして回動できるアーム
20の正端には操作プーリー8を軸架するととも
に、前記駆動プーリー2と操作プーリー8の間に
位置するテンシヨンプーリー9の支持アーム21
を前記アーム20に固設し、前記駆動プーリー
2、操作プーリー8およびテンシヨンプーリー9
には逆転用ベルト10を掛装し、操作プーリー8
が前記受動輪6に接近すると操作プーリー8の外
周のベルト10外面が受動輪6に圧接できるよう
に装設し、両駆動プーリー1,2から受動プーリ
ー5および受動輪6にかけてカバー22を被着し
て構成する。
前記受動輪6の内側方にはミツシヨンケース3
より支軸23を突設し、該支軸23に中央部を回
動自由に枢支したベルクランク24の上端と、前
記支持アーム21には連動リンク25の両端を連
結し、ベルクランク24の下端にはU状リンク2
6の一端をピン27を介して回動自由に連結し、
後方に延出する操作レバー11の前部に屈折形成
した下方向の基部11aの下部を前記U状リンク
26に嵌挿して構成する。
前記シフター軸15と平行にしてミツシヨンケ
ース3の側部より突設した支軸27には支持体2
8を回動自由に嵌合し、該支持体28に嵌合する
側面コ状のシフター29の上部一端側を延出して
突出部29aを形成し、該突出部29aが係合す
るコ状の係合体15aをシフター軸15の先端に
固設し、前記操作レバー11の基部11aを前記
シフター29および支持体28に嵌挿するととも
に基部11aとシフター29とを溶接により固着
し、シフター29の後部より上方側とガイドピン
30を延設し、その上方のガイド板31にはガイ
ドピン30が嵌入するL形のガイド溝32を形成
して構成する。
したがつて、操作レバー11を左右に回動させ
ると、シフター29が基部11aを中心にして左
右方向に回動できることになり、シフター軸15
が押したり引いたりされる状態で、ガイドピン3
0がガイド溝32内で中立位置N、1速位置F
1、2速位置F2にそれぞれのぞんで変速ができ
ることになり、クラツチレバー19によりテンシ
ヨンクラツチプーリー9を操作してベルト7に圧
接させると、第1図および第3図に示すように、
ベルト7により入力軸4に正転伝動されることに
なり、前記のように変速して機体は前進すること
になる。
機体をバツクさせる場合には、クラツチレバー
19によりテンシヨンクラツチプーリー9をクラ
ツチオフに操作しておいて、操作レバー11によ
りシフター29を一たん回動させながらシフター
軸15を1速に作動させるとともにガイドピン3
0が1速位置F1に移動する状態にして、そのま
ま操作レバー11を矢印イで示すように押し下げ
ると、ガイドピン30がバツク位置Rに入るとと
もに、第7図に示すように操作レバー11の基部
11aは支軸27を中心にして回動することにな
り、そこで、U状リンク26は矢印ロ方向に引か
れるとともにベルクランク24の回動により連動
リンク25は矢印ハ方向に引かれることになり、
操作プーリー8およびテンシヨンプーリー9は支
点Oを中心にして一体となつて後方に回動し、第
7図および第8図に示すように、テンシヨンプー
リー9によりベルト10が緊張されるとともに操
作プーリー8の外周のベルト10部分が受動輪6
に圧接して、受動輪6の回転により入力軸4が逆
転してミツシヨンケース3に伝動することにな
り、1速の速度で機体はバツクすることになる。
その場合、後進に際しては逆トルクによりハン
ドル14が持ち上がろうとするが、操作レバー1
1を押し下げておくので、機体のバランスをとる
ことができることになり、また、後進時にストツ
プさせたい場合には、押し下げている操作レバー
11から手を離すだけで伝動を停止させることが
できる。
〔考案の効果〕
このように本考案は、機体をバツクさせたい場
合には、操作レバー11により操作して操作プー
リー8とテンシヨンプーリー9を支点O中心に回
動させるとともにテンシヨンプーリー9によつて
ベルト10を緊張させながら操作プーリー8によ
つてベルト10を受動輪6圧接させるだけで、入
力軸4を逆転させて良好にバツクさせることがで
きることになり、操作レバー11による操作は簡
単にかつスムーズに行うことができることにな
り、2本のベルトにより、コストダウンができる
簡単な構造にして好適に実施できるものである。
また、操作レバー1の左右方向操作により変速
用のシフター29を作動させるよう装設して、前
記テンシヨン部材の支軸17と変速用シフター2
9とを近接して配設したものから、一つの操作レ
バーで、前進各段と後進を操作できて、作業性能
が大巾に上がるとともに、簡単な構造にして、ベ
ルト式前後後進変速と、ギア式前進各段の変速が
行え、コンパクトにして、確実な一レバー操作が
できるすぐれた特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の平面図、
第2図は農用管理機の側面図、第3図は第1図の
側面図、第4図は第3図の一部を示し、第5図は
第4図の一部の平面図、第6図はバツク状態にし
た第4図の一部の平面図、第7図は第4図の作動
説明図、第8図は第7図の一部の平面図を示す。 E……エンジン、1,2……駆動プーリー、3
……ミツシヨンケース、4……入力軸、5……受
動プーリー、6……受動輪、12……テンシヨン
クラツチプーリー、O……支点、7……正転用ベ
ルト、8……操作プーリー、9……テンシヨンプ
ーリー、10……逆転用ベルト、11……操作レ
バー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEの駆動側には両プーリー1,2を軸
    架するとともに、ミツシヨンケース3側の入力軸
    4に架着した受動プーリー5の側部には平面の受
    動輪6を一体に形成し、一方の前記駆動プーリー
    1と前記受動プーリー5にはテンシヨンクラツチ
    プーリー12を介装して正転用ベルト7を掛装
    し、支点Oを中心にして一体に回動できる操作プ
    ーリー8とテンシヨンプーリー9操作プーリー8
    の外周側で前記受動6に圧接できる逆転用ベルト
    10を前記駆動プーリー2から掛装し、前記操作
    プーリー8とテンシヨンプーリー9を操作レバー
    11により前記受動輪6に対し遠近方向に操作で
    きるように装設して構成するとともに、該操作レ
    バー11の左右方向操作により変速用のシフター
    29を作動さるよう装設して、前記テンシヨン部
    材の支軸17と変速用シフター29とを近接して
    配設したことを特徴とする農用管理機における正
    逆転ベルト伝動装置。
JP1985056473U 1985-04-15 1985-04-15 Expired JPH0430456Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985056473U JPH0430456Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JP1985056473U JPH0430456Y2 (ja) 1985-04-15 1985-04-15

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JPS61172245U JPS61172245U (ja) 1986-10-25
JPH0430456Y2 true JPH0430456Y2 (ja) 1992-07-22

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ID=30580098

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61153680U (ja) * 1985-03-16 1986-09-24

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JPS61172245U (ja) 1986-10-25

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