JPS6238818Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6238818Y2 JPS6238818Y2 JP1722183U JP1722183U JPS6238818Y2 JP S6238818 Y2 JPS6238818 Y2 JP S6238818Y2 JP 1722183 U JP1722183 U JP 1722183U JP 1722183 U JP1722183 U JP 1722183U JP S6238818 Y2 JPS6238818 Y2 JP S6238818Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction wheel
- lever
- disc
- transmission
- contact
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 22
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- -1 snow Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Friction Gearing (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は小型の除雪機・芝刈機・農作業機等の
作業用軽車両における変速機の操作位置に関する
ものである。
作業用軽車両における変速機の操作位置に関する
ものである。
上記作業用軽車両の変速機は、車体に対する設
置位置及びその車両の使用環境等の関係で水・
雪・泥などの侵入を完全に防ぐことは困難である
ため、構造簡単で水・雪・泥等の侵入に耐え、且
つ故障の少ない摩擦円板による無段変速機を用い
たものが多い。この形式の変速機は軽量で且つ操
作が容易な点でも適している。
置位置及びその車両の使用環境等の関係で水・
雪・泥などの侵入を完全に防ぐことは困難である
ため、構造簡単で水・雪・泥等の侵入に耐え、且
つ故障の少ない摩擦円板による無段変速機を用い
たものが多い。この形式の変速機は軽量で且つ操
作が容易な点でも適している。
従来の車両における上記形式の無段変速機は、
円板と摩擦車を常時接触させているため、走行し
ながら、即ち走行クラツチを切らないまま変速操
作すると非常に重いし、又摩擦車の外周面の耐久
性に悪影響を及ぼす。
円板と摩擦車を常時接触させているため、走行し
ながら、即ち走行クラツチを切らないまま変速操
作すると非常に重いし、又摩擦車の外周面の耐久
性に悪影響を及ぼす。
上記の不具合を解消するため、円板を摩擦車に
対し接離可能に構成してその変速機を走行クラツ
チに兼用し、走行クラツチレバーを握ると円板が
摩擦車に接触して動力が伝わり、レバーから手を
離すとクラツチが切れるようにしたもの(例えば
米国特許第3580351号明細書)があるけれども、
変速操作するときも走行クラツチレバーから手を
離さなければならないため、操縦が煩雑であつ
た。
対し接離可能に構成してその変速機を走行クラツ
チに兼用し、走行クラツチレバーを握ると円板が
摩擦車に接触して動力が伝わり、レバーから手を
離すとクラツチが切れるようにしたもの(例えば
米国特許第3580351号明細書)があるけれども、
変速操作するときも走行クラツチレバーから手を
離さなければならないため、操縦が煩雑であつ
た。
本考案は上記摩擦円板による無段変速機の変速
操作時の操作を簡略にすることを目的とする。
操作時の操作を簡略にすることを目的とする。
即ち原動軸1上に固定された円板2と接触回転
する従動軸3上の摩擦車4を、その従動軸3に沿
つて移動させることにより、従動軸3の回転速度
を変化あるいは逆転させる無段変速機において、
円板2を摩擦車4に対し揺動又は進退動によつて
接離可能に構成し、直交する2軸5,6を各支点
にして2方向に揺動可能の変速機操作レバー7を
車体8に取付け、そのレバー7の一方の揺振運動
を円板2の接離機構9に伝える連動部材10と、
他方の揺振運動を摩擦車4のシフタ11に伝える
連動部材12とを具え、上記変速機操作レバー7
の操作方向を案内するシフトパターン13を、変
速位置の入替えに際してレバー7を、一度円板2
を摩擦車4から離す方向に振らせる形状に形成し
たことを要旨とする。
する従動軸3上の摩擦車4を、その従動軸3に沿
つて移動させることにより、従動軸3の回転速度
を変化あるいは逆転させる無段変速機において、
円板2を摩擦車4に対し揺動又は進退動によつて
接離可能に構成し、直交する2軸5,6を各支点
にして2方向に揺動可能の変速機操作レバー7を
車体8に取付け、そのレバー7の一方の揺振運動
を円板2の接離機構9に伝える連動部材10と、
他方の揺振運動を摩擦車4のシフタ11に伝える
連動部材12とを具え、上記変速機操作レバー7
の操作方向を案内するシフトパターン13を、変
速位置の入替えに際してレバー7を、一度円板2
を摩擦車4から離す方向に振らせる形状に形成し
たことを要旨とする。
実施例の円板接離機構9は揺動形式のものを示
している。該機構9は原動軸1と直交する横軸9
1で支持されたベルクランクから成り、そのベル
クランク9の一端に設けた軸受92で原動軸1を
支持している。ベルクランク9は、ばね93によ
つて円板2を常時摩擦車4に押付ける方向に付勢
されている。
している。該機構9は原動軸1と直交する横軸9
1で支持されたベルクランクから成り、そのベル
クランク9の一端に設けた軸受92で原動軸1を
支持している。ベルクランク9は、ばね93によ
つて円板2を常時摩擦車4に押付ける方向に付勢
されている。
ベルクランク9の一端に支持された原動軸1の
円板2と反対側の端にプーリ14が固定されてい
て、そのプーリ14と原動機側のプーリとにベル
ト15を巻掛け、そのベルトに、図に省略したテ
ンシヨナの緊弛によるいわゆるベルト滑らしクラ
ツチを設けて走行クラツチとしている。
円板2と反対側の端にプーリ14が固定されてい
て、そのプーリ14と原動機側のプーリとにベル
ト15を巻掛け、そのベルトに、図に省略したテ
ンシヨナの緊弛によるいわゆるベルト滑らしクラ
ツチを設けて走行クラツチとしている。
摩擦車4は従動軸3にスプライン嵌合によつて
支持されていて、摩擦車4のボス41の外周のピ
ン42に揺動シフタ11の股部111が係合して
いる。シフタ11は、その支点112を中心に常
時一方向(例えば第2図鎖線示のように高速側)
に振れるようにばね等で付勢されている。
支持されていて、摩擦車4のボス41の外周のピ
ン42に揺動シフタ11の股部111が係合して
いる。シフタ11は、その支点112を中心に常
時一方向(例えば第2図鎖線示のように高速側)
に振れるようにばね等で付勢されている。
操縦ハンドル8或は車体フレームの一部に形成
したブラケツト16に、前後方向軸6によつて左
右揺動部材17が取付けられており、その左右揺
動部材17の側面に変速機操作レバー7の下端部
が左右方向軸5によつて取付けられている。
したブラケツト16に、前後方向軸6によつて左
右揺動部材17が取付けられており、その左右揺
動部材17の側面に変速機操作レバー7の下端部
が左右方向軸5によつて取付けられている。
上記変速機操作レバー7とシフタ11の各偏心
位置71,113とをワイヤー12で連結してい
る。
位置71,113とをワイヤー12で連結してい
る。
上記レバー7のシフトパターン13を形成した
板131は操縦ハンドル8或は車体フレームの一
部に固定されている。そのシフトパターン板13
1の裏面に、その板131に対し直角の軸18で
ベルクランク19が取付けられていて、その一端
の長穴20に、前記左右揺動部材17から延びて
いるピン171の先端部が係合している。
板131は操縦ハンドル8或は車体フレームの一
部に固定されている。そのシフトパターン板13
1の裏面に、その板131に対し直角の軸18で
ベルクランク19が取付けられていて、その一端
の長穴20に、前記左右揺動部材17から延びて
いるピン171の先端部が係合している。
そして上記ベルクランク19の他端191と円
板接離機構を成すベルクランク9の一端94とを
ワイヤ10で連結している。
板接離機構を成すベルクランク9の一端94とを
ワイヤ10で連結している。
図は変速機操作レバー7を後進位置「R」(第
2図示)にセツトした状態を示していて、摩擦車
4は第3図実線示のように円板2の中心に対し前
進側(右側)と反対側において円板2と接触して
いる。この状態で走行クラツチ(図に省略)を入
れると、原動軸1・円板2の回転が摩擦車4を経
て従動軸3に伝わる。
2図示)にセツトした状態を示していて、摩擦車
4は第3図実線示のように円板2の中心に対し前
進側(右側)と反対側において円板2と接触して
いる。この状態で走行クラツチ(図に省略)を入
れると、原動軸1・円板2の回転が摩擦車4を経
て従動軸3に伝わる。
変速機を前進1速に入替えるには、先ず第5図
鎖線示のようにレバー7を軸6を中心に横に振
り、次いで第1図鎖線示のように、軸5を中心に
シフトパターン13の前後方向溝に沿つて前に1
速位置「1」まで振つてレバー7から手を離すも
のである。
鎖線示のようにレバー7を軸6を中心に横に振
り、次いで第1図鎖線示のように、軸5を中心に
シフトパターン13の前後方向溝に沿つて前に1
速位置「1」まで振つてレバー7から手を離すも
のである。
即ちレバー7を横に振ると、それと一体の揺動
部材17のピン171と係合しているベルクラン
ク19が第4図鎖線示のように軸18を中心に回
り、ワイヤ10を介してベルクランク9が第1図
鎖線示のようにばね93に抗して軸91を中心に
振れ、円板2が摩擦車4から離れる。
部材17のピン171と係合しているベルクラン
ク19が第4図鎖線示のように軸18を中心に回
り、ワイヤ10を介してベルクランク9が第1図
鎖線示のようにばね93に抗して軸91を中心に
振れ、円板2が摩擦車4から離れる。
レバー7がセツト状態にあるときのベルクラン
ク19の振れ位置において、ベルクランク19の
ワイヤ連結個所191と支点軸18を結ぶ線の延
長がハンドル8と交わる点81と上記ワイヤ連結
個所191との間に引つ張りコイルばね21を設
けると、レバー7を第5図鎖線示の位置に振ると
きの操作荷重に加勢して操作が軽くなる。
ク19の振れ位置において、ベルクランク19の
ワイヤ連結個所191と支点軸18を結ぶ線の延
長がハンドル8と交わる点81と上記ワイヤ連結
個所191との間に引つ張りコイルばね21を設
けると、レバー7を第5図鎖線示の位置に振ると
きの操作荷重に加勢して操作が軽くなる。
続くレバー7の前方への回動によりワイヤ12
を介してシフタ11が第3図鎖線示のように振
れ、摩擦車4は円板2の中心に対し反対側に移動
する。
を介してシフタ11が第3図鎖線示のように振
れ、摩擦車4は円板2の中心に対し反対側に移動
する。
レバー7が1速位置「1」で解放されると、ば
ね93の復元力でベルクランク9が原位置に戻
り、円板2は摩擦車4に接触する。同時にワイヤ
10を経て他方のベルクランク19が実線示位置
に戻り、長穴20とピン171の係合を介してレ
バー7が起き、レバー7は1速位置「1」の溝に
はまり、前進1速の状態に維持される。
ね93の復元力でベルクランク9が原位置に戻
り、円板2は摩擦車4に接触する。同時にワイヤ
10を経て他方のベルクランク19が実線示位置
に戻り、長穴20とピン171の係合を介してレ
バー7が起き、レバー7は1速位置「1」の溝に
はまり、前進1速の状態に維持される。
2速位置「2」・3速位置「3」への入替えも
上記の要領で行われる。
上記の要領で行われる。
本考案は、摩擦円板による無段変速機の操作装
置を上記のように1本の操作レバー7により、先
ず円板2と摩擦車4の接触が断たれ、続いて円板
2に対する摩擦車4の接触位置の選択が行われる
構成にしたから、操作が軽く、摩擦車4の外周面
の摩損が無いのはもちろんのこと、変速操作に当
つて走行クラツチを操作する必要がない、即ち走
行クラツチの断接に関係なく変速機を操作できる
ので操縦が容易である。
置を上記のように1本の操作レバー7により、先
ず円板2と摩擦車4の接触が断たれ、続いて円板
2に対する摩擦車4の接触位置の選択が行われる
構成にしたから、操作が軽く、摩擦車4の外周面
の摩損が無いのはもちろんのこと、変速操作に当
つて走行クラツチを操作する必要がない、即ち走
行クラツチの断接に関係なく変速機を操作できる
ので操縦が容易である。
第1図は本考案変速機操作装置を具えた変速機
の側面図、第2図はシフトパターンの平面図、第
3図は変速機の平面図、第4図はレバー取付部の
平面図、第5図は第4図−線に沿う横断正面
図。 1は原動軸、2は円板、3は従動軸、4は摩擦
車、5,6は直交軸、7は変速機操作レバー、8
は車体、9は接離機構(ベルクランク)、10,
12は連動部材(ワイヤ)、11はシフタ、13
はシフトパターン、14は被動プーリ、15はベ
ルト。
の側面図、第2図はシフトパターンの平面図、第
3図は変速機の平面図、第4図はレバー取付部の
平面図、第5図は第4図−線に沿う横断正面
図。 1は原動軸、2は円板、3は従動軸、4は摩擦
車、5,6は直交軸、7は変速機操作レバー、8
は車体、9は接離機構(ベルクランク)、10,
12は連動部材(ワイヤ)、11はシフタ、13
はシフトパターン、14は被動プーリ、15はベ
ルト。
Claims (1)
- 原動軸上に固定された円板と接触回転する従動
軸上の摩擦車を、その従動軸に沿つて移動させる
ことにより、従動軸の回転速度を変化あるいは逆
転させる無段変速機において、円板を摩擦車に対
し接離可能に構成し、直交する2軸を各支点にし
て2方向に揺動可能の変速機操作レバーを車体に
取付け、そのレバーの一方の揺振運動を円板の接
離機構に伝える連動部材と、他方の揺動運動を摩
擦車のシフタに伝える連動部材とを具え、上記変
速機操作レバーの操作方向を案内するシフトパタ
ーンを、変速位置の入替に際してレバーを、一度
円板を摩擦車から離す方向に振らせる形状に形成
した車両における変速機操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1722183U JPS59128424U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 車両における変速機操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1722183U JPS59128424U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 車両における変速機操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59128424U JPS59128424U (ja) | 1984-08-29 |
JPS6238818Y2 true JPS6238818Y2 (ja) | 1987-10-03 |
Family
ID=30148451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1722183U Granted JPS59128424U (ja) | 1983-02-08 | 1983-02-08 | 車両における変速機操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59128424U (ja) |
-
1983
- 1983-02-08 JP JP1722183U patent/JPS59128424U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59128424U (ja) | 1984-08-29 |
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