JPH0422122Y2 - - Google Patents

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JPH0422122Y2
JPH0422122Y2 JP2061486U JP2061486U JPH0422122Y2 JP H0422122 Y2 JPH0422122 Y2 JP H0422122Y2 JP 2061486 U JP2061486 U JP 2061486U JP 2061486 U JP2061486 U JP 2061486U JP H0422122 Y2 JPH0422122 Y2 JP H0422122Y2
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JP
Japan
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disk
transmission
spring
disc
continuously variable
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JP2061486U
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JPS62133049U (ja
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  • Friction Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば歩行型耕耘機等に装備されて使
用されるもので、詳しくは第1デイスクのデイス
ク面に対して直交する方向から第2デイスクの外
周面を摺接して動力伝達を行うように構成すると
ともに、何づれか一方のデイスクを他方のデイス
クに対して押圧摺接する伝動姿勢と他方のデイス
クから離間する非伝動姿勢とに、操作具の操作に
よつて切替可能に構成してあるデイスク式無段変
速装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のデイスク式無段変速装置において、従
来は、受動デイスクを横軸芯周りで揺動可能に枢
支して伝動姿勢と非伝動姿勢とに切換可能に構成
し、伝動姿勢において前記受動デイスクを付勢バ
ネで駆動デイスクに押し付けるように構成してい
た(例えば特願昭59−223154号)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、この場合にはバネの付勢力だけを頼り
に受動デイスクを駆動デイスクに押し付けるだけ
であるから、押し付け力が適正であるかどうかが
わからなかつた。従つて、押し付け力が大き過ぎ
ると両デイスクの摩耗が異常に早くなり、又、小
さ過ぎると伝動効率が悪くなるといつた問題があ
つた。
本考案の目的は簡単な機構の追加によつて、従
来の問題を解消できるものを提供する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による特徴構成は前記他方のデイスクの
押付け力を現出する付勢バネの一端を、前記他方
のデイスクに連係された押圧部材に支持させると
ともに、他端を切替操作具に連係されるバネ受け
部材に支持させ、かつ、両部材の相対変位を表示
する表示部を設けてある点にあり、その作用効果
は次の通りである。
〔作用〕
つまり、非伝動姿勢から伝動姿勢に切替る他方
のデイスクの作動によつて位置を変化させる押圧
部材とこの押圧部材を押圧部材を押し付け作用す
るバネを受け止めるバネ受け部材との相対的変位
が他方のデイスクを押圧するバネの付勢力に相当
する点に着目して、前記相対的変位を表示する表
示装置を設けることによつて、他方のデイスクを
押付け力を知ることができる。
〔考案の効果〕
その結果、他方のデイスクの押付け力を把握で
き、その押付け力が適正な範囲内から逸脱する場
合には調整機構を設けて適正な範囲内に維持する
といつた管理が可能である。しかも、前記表示装
置はバネを取付ける為に設けられている押圧部材
とバネ受け部材を利用した機械式のものであるか
ら、表示装置を設ける為に新たに追加する機構を
少なくでき、改造コストの高謄化を抑えることが
できる。
〔実施例〕
第4図及び第5図に示すように、下部に推進車
輪1を軸支したミツシヨンケース2から前方に向
けて機体フレーム3を延出するとともに、この機
体フレーム3にエンジン4を搭載し、このエンジ
ン4の後方にデイスク式の無段変速装置5を設
け、この無段変速装置5を第1ベルト6を介して
ミツシヨンケース2に伝動連結してある。一方、
エンジン4の出力軸35と第2ベルト7を介して
伝動されたPTO出力軸8は副チエーンケース9
を介して耕耘ロータリー10を軸支したロータリ
ーケース11に伝動連結されている。このような
機体構成のものに対して前後向き変更可能な操縦
ハンドル12を設けて歩行型耕耘機を構成してあ
る。
次に、デイスク式無段変速装置5の取付構造を
詳述する。第3図及び第4図に示すように、前記
機体フレーム3に背面視で略門型断面の支持フレ
ーム13を立設するとともに、この支持フレーム
13の後部上方に前記支持フレーム13の左右横
側板13A,13Aに亘る支軸14を架設し、こ
の支軸14に後記する第2デイスクとしての受動
デイスク19を取付けた揺動フレーム16を取付
けてある。つまり、前記揺動フレーム16は所定
間隔を保つた左右側板16A,16Aと、この側
板16A,16Aを連結する底板16Bとからな
り、前記両側板16A,16Aの上端ボス16a
を前記支軸14に外嵌して、この支軸14の軸心
X周りで揺動可能に枢支してある。前記両側板1
6A,16Aの上下方向略中間位置にはベアリン
グ17,17を夫々嵌着した中間ボス16bが設
けられ、この左右の中間ボス16b,16bに亘
つてベアリング17,17を介して回転軸18が
支承してある。この回転軸18には、この回転軸
18の軸心Y方向に揺動可能でかつ一体回転可能
にスプライン嵌着された受動デイスク19がスプ
ライン嵌着してある。前記回転軸18の一方の突
出端には出力プーリ20が固着され、前記第1ベ
ルト6を介してミツシヨンケース2側入力プーリ
21と伝動連結されている。前記受動デイスク1
9にはシフトフオーク22が係合され、このシフ
トフオーク22は前記支軸14に遊嵌されるとと
もに同じくこの支軸14に外嵌されたスプリング
23によつて一方方向に付勢され、かつ、手元変
速レバーとワイヤ25連係され、このレバーの付
勢力に抗した操作によつて、付勢力と反対方向に
シフト移動される。上記受動デイスク19に対し
てエンジン4出力軸35に第1デイスクとしての
駆動デイスク26が固着され、受動デイスク19
と摩擦式の無段変速装置5を形成している。そし
て、前記変速レバーの操作によつて受動デイスク
19を駆動デイスク26の半径方向に移動させる
ことによつて両者19,26の接触点を移動させ
て、前後進無段変速を行うようになつている。前
記支持フレーム13に支承されたPTO出力軸8
にPTO系入力プーリ37を固着するとともに、
エンジン出力軸35に固着されたPTO系出力プ
ーリ31と第2ベルト7を介して伝動連結し、走
行変速係と独立した出力をPTO系へ伝達するよ
うにしてある。以下、図示しないが前記PTO伝
動軸8は中継軸を介して一旦ミツシヨンケース2
内を通過して前記副チエーンケース8に伝動連結
される。
前記支持フレーム13の天板13Bには略アン
グル状のフレーム24が設けられるとともに、こ
のフレーム24に前後軸心Z周りで上下揺動自在
に作動アーム28が支承され、この作動アーム2
8の一側端にテンシヨンプーリ29Aがベアリン
グ30支承されている。前記テンシヨンプーリ2
9Aは第2ベルト7に内面側から作用してテンシ
ヨン式のPTOクラツチ機構29を構成している。
次に、受動デイスク19に対する付勢機構を説
明する。第1図及び第2図に示すように、前記機
体フレーム3にバネホルダー32を立設し、この
バネホルダー32内にバネ33を内装してある。
前記バネホルダー32の両開口端には、受動デイ
スク19に連係された押圧部材34とバネ33を
受け止めるバネ受け部材36とが取付けられてい
る。前記押圧部材34はバネホルダー32内でバ
ネ33付勢力によつて摺動移動可能な基端部34
Aと受動デイスク19に接当するボルト部34B
とから構成され、ボルト部34Bは前記基端部3
4Aに対して相対移動可能に螺着されている。一
方、前記バネ受け部材36はバネホルダー32に
摺動可能に内装されるとともに、バネホルダー3
2からの抜出しを防止すべく止め輪38で受止め
られている。このバネホルダー32の近傍には横
支軸P周りで揺動可能な駆動部材39が配設さ
れ、この駆動部材39の先端がバネ受け部材36
を押込み摺動させて、バネ33を介して受動デイ
スク19を伝動姿勢に切替えるようにしてある。
前記バネ受け部材36にはバネホルダー32から
外方に突出して押圧部材34取付位置に到るもの
さし状の指示板40が固着されるとともに、指示
板40の目盛に対応した位置に指針としての突出
棒41が設けられるとともに、この突出棒41が
押圧部材34に固着され、かつ、前記指示板40
と突出棒41とが押圧部材34とバネ受け部材3
6との相対変位を表示する表示部42に構成され
ている。前記駆動部材39はPTOクラツチ機構
29を入力操作可能なワイヤ43に連係され、切
替操作具の操作によつて、受動デイスク19を取
付けた揺動フレーム16とテンシヨンプーリ29
Aを枢支のた作動アーム28とが同時に揺動操作
される。従つて、PTOクラツチ機構29と受動
デイスク19の伝動姿勢とを同時に入力操作でき
る。(切替操作具を引くことによつて入状態が得
られ、切替操作具への引操作を解除すると切状態
が得られる。) 〔別実施例〕 〓 前記指示板40と突出棒41とは取付対象を
入れ替えてもよい。
〓 第1デイスクを受動デイスクに第2デイスク
を駆動デイスクに構成してもよい。
〓 駆動デイスク26を受動デイスク19に対し
て姿勢切替可能に構成してもよい。
〓 上記デイスク式無段変速装置としては他の農
用車及び一般車に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るデイスク式無段変速装置の
実施例を示し、第1図はデイスク式無段変速装置
に対する付勢機構の縦断面図、第2図は第1図に
おける付勢力の表示部を示す平面図、第3図は全
体側面図、第4図は全体背面図、第5図は歩行型
耕耘機の側面図である。 19……第2デイスク、26……第1デイス
ク、33……付勢バネ、34……押圧部材、36
……バネ受け部材、42……表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1デイスク26のデイスク面に対して直交す
    る方向から第2デイスク19の外周面を摺接して
    動力伝達を行うように構成するとともに、何づれ
    か一方のデイスク26又19を他方のデイスク1
    9又26に対して押圧摺接する伝動姿勢と他方の
    デイスク19又26から離間する非伝動姿勢と
    に、操作具の操作によつて切替可能に構成してあ
    るデイスク式無段変速装置であつて、前記他方の
    デイスク19又26の押付け力を現出する付勢バ
    ネ33の一端を、前記他方のデイスク19又26
    に連係された押圧部材34に支持させるととも
    に、他端を切替操作具に連係されるバネ受け部材
    36に支持させ、かつ、両部材34,36の相対
    変位を表示する表示部42を設けてあるデイスク
    式無段変速装置。
JP2061486U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH0422122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2061486U JPH0422122Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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JP2061486U JPH0422122Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62133049U JPS62133049U (ja) 1987-08-21
JPH0422122Y2 true JPH0422122Y2 (ja) 1992-05-20

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