JP2003200747A - 変速操作装置 - Google Patents

変速操作装置

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JP2003200747A
JP2003200747A JP2002000405A JP2002000405A JP2003200747A JP 2003200747 A JP2003200747 A JP 2003200747A JP 2002000405 A JP2002000405 A JP 2002000405A JP 2002000405 A JP2002000405 A JP 2002000405A JP 2003200747 A JP2003200747 A JP 2003200747A
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JP
Japan
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movable member
braking
lever
shift lever
continuously variable
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Pending
Application number
JP2002000405A
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English (en)
Inventor
Minoru Hiraoka
実 平岡
Masaru Ando
勝 安藤
Yoshiro Takao
吉郎 高尾
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変速レバーを摩擦機構で保持して無段変速装
置を操作目標の速度状態に維持する変速操作装置を、増
速側に軽く変速操作できるようにする。 【解決手段】 変速レバー50が前進域や後進域に操作
されると、レバークラッチ機構100によって可動部材
71f,71rに連結する。変速レバー50が減速側に
移動操作される際、ラチェット爪93が可動部材71
f,71rのラチェット歯に係合し、摩擦機構80f,
80rが効いている制動用可動部材72f,72rが可
動部材71f,71rに連結される。変速レバー50が
増速側に操作される際、ラチェット爪93が可動部材7
1f,71rのラチェット歯から外れ、可動部材71
f,72rが制動用可動部材72f,72rに対して相
対回動する。変速レバー50が停止されると、ラチェッ
ト爪93が可動部材71f,71rのラチェット歯に係
合して、制動用摩擦機構80f,80rが変速レバー5
0に効く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静油圧式無段変速
装置など各種の無段変速装置を変速操作する変速操作装
置、詳しくは、無段変速装置の操作部に連動連結されて
いる変速レバーを備えている変速操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静油圧式無段変速装置などの無段変速装
置にあっては、その操作部が中立位置に自ずと復帰する
復元力を備えている。このため、従来、変速レバーに摩
擦抵抗を与える摩擦機構を備え、この摩擦機構によって
変速レバーを無段変速装置の中立復元力に抗して操作位
置に位置保持することにより、無段変速装置を変速操作
された所定の速度状態に保持するように構成されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記した変速操
作装置にあっては、殊に増速側に変速操作する際の操作
が重くなっていた。なぜならば、従来の変速操作装置に
あっては、増速側に変速操作する場合にも、変速レバー
に摩擦機構が効いたままになるものであったことと、無
段変速装置の操作部の中立復元力は、操作部が高速側に
移動するほど強くなることとにより、増速側に操作する
際に変速レバーに掛かる操作抵抗が、減速側に変速操作
する際のそれより大になっていたからである。
【0004】本発明の目的は、変速レバーを所定の操作
位置に摩擦保持できながら軽く増速操作できる変速操作
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0006】〔構成〕無段変速装置の操作部に連動連結
されている変速レバーを備えている変速操作装置におい
て、変速操作の際に変速レバーに連動連結されていて変
速レバーに付いて移動する可動部材と、この可動部材に
対して相対移動自在な制動用可動部材と、この制動用可
動部材に摩擦抵抗を与える摩擦機構と、前記可動部材と
前記制動用可動部材とを連結させ合う制動用クラッチ機
構とを備えてあるとともに、前記制動用クラッチ機構
は、変速レバーが停止している際と、減速側に移動操作
されている際には、可動部材と制動用可動部材とが一体
移動する状態に両部材を連結させ合う入り状態になり、
変速レバーが増速側に移動操作されている際には、可動
部材が制動用可動部材に対して相対移動する状態に両部
材の連結を解除する切り状態になるように構成してあ
る。
【0007】〔作用〕変速レバーが減速側に操作される
と、制動用クラッチ機構が入り状態になっていて可動部
材と制動用可動部材とが連結しており、制動用可動部材
が変速レバーに付いて移動する。無段変速装置が操作目
標の速度状態になって変速レバーの操作が停止される
と、制動用クラッチ機構が入り状態になっていて変速レ
バーに可動部材を介して制動用可動部材が連結している
ことと、この制動用可動部材に摩擦機構が摩擦抵抗を付
与することとにより、変速レバーが操作後の操作位置に
摩擦機構による摩擦制動によって保持され、無段変速装
置がこれの中立復元力に抗して操作目標の速度状態に保
持される。変速レバーが増速側に操作されると、制動用
クラッチ機構が切り状態になっていて可動部材と制動用
可動部材の連結が解除しており、変速レバーに付いて移
動する可動部材が、制動用可動部材とは相対移動し、摩
擦機構が制動用可動部材に摩擦抵抗を付与していること
に起因する移動抵抗を受けないで移動する。無段変速装
置が操作目標の速度状態になって変速レバーの操作が停
止されると、制動用クラッチ機構が入り状態になって可
動部材と制動用可動部材とが連結状態になり、変速レバ
ーに可動部材を介して制動用可動部材が連結しているこ
とと、この制動用可動部材に摩擦機構が摩擦抵抗を付与
することとにより、変速レバーが操作後の操作位置に摩
擦機構による摩擦制動によって保持され、無段変速装置
がこれの中立復元力に抗して操作目標の速度状態に保持
される。
【0008】〔効果〕従って、変速レバーを所定の操作
位置に摩擦保持して無段変速装置をこれの中立復元力に
抗して操作目標の速度状態に保持できる。その割には、
増速側に変速操作する際、変速レバーと制動用可動部材
とを制動用クラッチ機構によって相対移動する状態に
し、変速レバーを摩擦機構が効かない状態で操作して軽
く変速操作できる。
【0009】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0010】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記無段変速装置が走行用の無段変速装置であり、
前記変速レバーが、無段変速装置の操作部を操作するた
めの変速用移動方向と、この変速用移動方向とは異なる
選択用移動方向との両方向に移動操作自在なレバーであ
り、前記可動部材、前記制動用可動部材及び制動用クラ
ッチ機構として、無段変速装置を前進側で変速操作する
際に作用する前進側用の可動部材、制動用可動部材、制
動用クラッチ機構及び摩擦機構と、無段変速装置を後進
側で変速操作する際に作用する後進側用の可動部材、制
動用可動部材、制動用クラッチ機構及び摩擦機構とを備
えてあるとともに、変速レバーが前記選択用移動方向に
移動操作されることにより、変速レバーと前進側用の可
動部材とを一体移動自在に連結させ合う前進側入り状態
と、変速レバーと後進側用の可動部材とを一体移動自在
に連結させ合う後進側入り状態とに切り換わるレバーク
ラッチ機構を備えてある。
【0011】〔作用〕無段変速装置を前進側で変速操作
する場合、変速レバーがレバークラッチ機構のために前
進側用の可動部材に対しては連結状態に、後進側用の可
動部材に対しては連結解除状態にそれぞれなり、後進側
の摩擦機構が変速レバーに制動作用するなどの悪影響が
出ないようにしながら、前進側の摩擦機構が変速レバー
に対して請求項1による作用で説明した如く適切に作用
する。無段変速装置を後進側で変速操作する場合、変速
レバーがレバークラッチ機構のために後進側用の可動部
材に対しては連結状態に、前進側用の可動部材に対して
は連結解除状態にそれぞれなり、前進側の摩擦機構が変
速レバーに制動作用するなどの悪影響が出ないようにし
ながら、後進側の摩擦機構が変速レバーに対して請求項
1による作用で説明した如く適切に作用するものであ
る。これにより、無段変速装置を前進側で増速操作する
場合と、後進側で増速操作する場合のいずれにおいて
も、変速レバーに摩擦機構の摩擦制動による操作抵抗が
掛からないようにしながら変速操作できる。
【0012】〔効果〕従って、前進側においても後進側
においても、変速レバーを所定の操作位置に摩擦保持し
て無段変速装置を操作目標の速度状態に保持できる割に
は、増速側に変速操作する際、変速レバーを摩擦機構が
効かない状態で操作して軽く変速操作できる。
【0013】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0014】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記制動用クラッチ機構がラチェット機構で
成る。
【0015】〔作用〕変速レバーが減速側に操作される
とか停止された際、ラチェット爪がラチェット歯に自ず
と係合し、これによって可動部材と制動用可動部材とが
連結して摩擦機構による摩擦制動が変速レバーに掛か
り、変速レバーが増速側に操作されると、この操作に伴
う可動部材の移動に起因するラチェット爪とラチェット
歯の相対移動のために可動部材と制動用可動部材とが連
結解除状態になり、変速レバーに摩擦機構による摩擦制
動が効かなくなるものである。これにより、変速レバー
の移動や停止を検出し、この検出結果に基づいてクラッ
チ機構を入りや切り状態に切り換える特別な制御機構を
必要としないで、可動部材と制動用可動部材の連結状態
と連結解除状態との切換えを実行させられる。
【0016】〔効果〕可動部材と制動用可動部材との間
にラチェット機構を設けるだけの簡単な構造で可動部材
と制動用可動部材の連結と連結解除状態との切換えを実
行させられ、シンプルかつ安価に得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示すように、左右一対のク
ローラ式走行装置1によって自走する機体の機体フレー
ム2の前端側に、植立穀稈を引起装置3aによって引起
こし処理するとともにバリカン型の刈取装置3bによっ
て刈取り処理する刈取部3のフレーム3cの基端側を回
動自在に連結するとともに、このフレーム3cに屈伸式
リンク機構を介してシリンダロッドが連結しているリフ
トシリンダ4によってフレーム3cを上下に揺動操作し
て刈取部3を昇降操作するように構成し、刈取部3から
の刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置5、この脱穀装置5
からの脱穀粒を貯留する穀粒タンク6を前記自走機体に
設けて、稲、麦などを収穫するコンバインを構成してあ
る。
【0018】自走機体に設けたエンジン7の出力を刈取
部3及び走行装置1に伝達する伝動構造を、図2に示す
如く構成してある。すなわち、エンジン7の出力軸7a
を、ミッションケース8の入力軸に兼用してある無段変
速装置9の入力軸31のミッションケース8から外部に
突出している端部に伝動ベルト利用の伝動機構10によ
って連動させてある。前記入力軸31を、ミッションケ
ース内の上端側に位置する刈取り変速装置60の入力軸
61にギヤ機構11を介して連動させ、前記刈取り変速
装置60の出力軸62を、伝動ベルト利用の伝動機構1
2によって刈取部3の駆動軸3dに連動させてある。前
記無段変速装置9の出力軸41の回動力を、この出力軸
41が入力軸になっている走行用副変速装置20を介し
てセンタギヤ21に伝達し、このセンタギヤ21が一体
回転自在に連結している伝動軸22の回動力を、この伝
動軸22の一端側から、油圧ピストン17によって入り
切り操作自在な左側の操向クラッチブレーキ装置15を
介して左側のクローラ式走行装置1のクローラ駆動軸1
9に伝達し、前記伝動軸22の回動力を、この伝動軸2
2の他端側から、油圧ピストン17によって入り切り操
作自在な右側の操向クラッチブレーキ装置15を介して
右側のクローラ式走行装置1のクローラ駆動軸19に伝
達するようにしてある。
【0019】左側のクローラ式走行装置1のクローラ駆
動軸19と、右側のクローラ式走行装置1のクローラ駆
動軸19とにわたり、油圧ピストン24によって入り切
り操作自在なクラッチ機構25を設けてある。このクラ
ッチ機構25は、左右の操向クラッチブレーキ装置15
がクラッチ入りに操作されて直進走行される際、入り側
に操作されて左右のクローラ駆動軸19を一体回動する
ように連結し、左側の走行装置1と右側の走行装置1の
間に駆動負荷の差が生じても両走行装置1に速度差が生
じないようにする。また、左右の操向クラッチブレーキ
装置15の一方がクラッチ及びブレーキの切りに操作さ
れて旋回走行される際、半クラッチ状態に入り操作され
て駆動側のクローラ駆動軸19の回動力がクラッチ機構
25でスリップしながら伝動切り側のクローラ駆動軸1
9に伝達されるようにし、伝動停止側の走行装置1のク
ローラベルトが駆動側の走行装置1につれ回りして機体
が比較的大きな旋回半径で旋回する緩旋回を可能にす
る。
【0020】前記無段変速装置9は、前記入力軸31が
入力軸となっているアキシャル形で可変容量形のプラン
ジャポンプ30と、前記出力軸41が出力軸となってい
るアキシャル形のプランジャモータ40とを備えて成る
静油圧式の無段変速装置に構成してあり、無段変速装置
9のケーシング外に揺動自在に付設してあるアーム形の
操作部9aによってポンプ30の斜板角を変更操作する
ことにより、入力軸31に伝達された駆動力を前進側と
後進側に切り換えるとともに前進側においても後進側に
おいても無段階に変速して出力軸41から出力したり、
この出力を停止したりする。
【0021】前記無段変速装置9は、1本の変速レバー
50と、この変速レバー50に作用する位置保持機構7
0と備えている変速操作装置によって変速操作するよう
に構成してあり、この変速操作装置は、詳しくは、次の
如く構成してある。
【0022】すなわち、図3に示すように、変速レバー
50は、自走機体の機体部分51に連結部材52を介し
て一端側が固定されている支軸53によってレバー支持
体54を介して支持されている。レバー支持体54は、
基端側の取付け筒部54aで支軸53に回動自在に連結
しているとともに先端側のレバー支持部で連結ピン55
を介して変速レバー50の基端部を回動自在に支持して
いる。レバー支持体54の前記取付け筒部54aに基端
側が固着されていてレバー支持体54と一体に支軸53
に対して揺動する揺動アーム56を、連動ロッドを利用
した機械式の連動機構57によって無段変速装置9の前
記操作部9aに連動連結してある。
【0023】つまり、変速レバー50は、支軸53の機
体横向きの軸芯53aまわりで自走機体の前後方向に、
連結ピン55の軸芯55aまわりで自走機体の横方向に
それぞれ揺動させて図6に示す如きレバーガイド58の
ガイド溝59に沿わせて移動操作するようになってお
り、そして、ガイド溝59の前端側部分で成る前進域
F、及び、ガイド溝59の後端側部分で成る後進域Rで
機体前後方向に移動操作することによって前記操作部9
aを揺動操作できるようにこの操作部9aに機械的に連
動連結している。
【0024】前記位置保持機構70は、図3に示す如く
構成してある。すなわち、前記レバー支持体54の一方
の横側で前記支軸53に取付け筒部71aによって相対
回動自在に付いている円板状の前進側可動部材71f
と、この可動部材71fに対して変速レバー50が位置
する側とは反対側で前記支軸53に被制動部72aによ
って相対回動自在に付いている前進側制動用可動部材7
2f、この制動用可動部材72fに作用する前進側用の
摩擦機構80fと、前記前進側用の可動部材71fと制
動用可動部材72fとの間に設けた前進側用の制動用ク
ラッチ機構90fと、前記レバー支持体54の他方の横
側で前記支軸53に取付け筒部71bによって相対回動
自在に付いている円板状の後進側可動部材71rと、こ
の可動部材71rに対して変速レバー50が位置する側
とは反対側で前記支軸53に被制動部72bによって相
対回動自在に付いている後進側制動用可動部材72r
と、この制動用可動部材72rに作用する後進側用の摩
擦機構80rと、前記後進側用の可動部材71rと制動
用可動部材72rとの間に設けた後進側用の制動用クラ
ッチ機構90rと、前記前進側用の可動部材71fと変
速レバー50と前記後進側用の可動部材71rとにわた
って設けたレバークラッチ機構100とを備えて構成し
てある。
【0025】前記前進側用の制動機構80fも、前記後
進側用の制動機構80rも、前記制動用可動部材72
f,72rに対して前記可動部材71f,71rが位置
する側とは反対側で前記支軸53に摺動自在に外嵌して
いる摩擦プレート81、この摩擦プレート81に対して
制動用可動部材72f,72rとは反対側で前記支軸5
3に取付け筒部82aによって摺動自在に付いていると
ともにキー83によって支軸53に対して回転しないよ
うに回り止めされている制動用固定部材82と、この制
動用固定部材82と支軸53の端部に固定されている前
記連結部材52又はばね受け体84との間に設けた制動
ばね85とを備え構成してある。すなわち、可動部材7
1f,71rと制動用可動部材72f,72rとの間で
支軸53に付設してあるストッパーピン86の方に制動
用固定部材82を制動ばね85によって押し操作して摩
擦プレート81を制動用可動部材72f,72rの被制
動部72a,72bに押し付けることにより、制動用可
動部材72f,72rに回動抵抗を与えるように摩擦制
動力を付与している。
【0026】図3、図6などに示すように、レバークラ
ッチ機構100は、前進側可動部材71fの変速レバー
50が位置する方の側面に基端側が固定され、先端側に
切欠き101aを備えている前進側クラッチ体101
と、後進側可動部材71rの変速レバー50が位置する
方の側面に基端側が固定され、先端側に切欠き102a
を備えている後進側クラッチ体102とを備えて構成し
てあり、前進側可動部材71fと後進側可動部材71r
とを択一的に変速レバー50に対して軸芯53aまわり
で一体回動する状態に連結するようにしてある。すなわ
ち、変速レバー50を前記軸芯55aまわりで揺動させ
て前記ガイド溝59の中間部分で成る中立域Nで機体横
方向に移動操作し、この中立域Nの一端側に操作する
と、変速レバー50の稈身部分が前進側クラッチ体10
1の切欠き101aに入り込む。すると、変速レバー5
0と前進側クラッチ体101とが軸芯53aまわりで一
体回動するように係合し合い、レバークラッチ機構10
0は、前進側入り状態になって変速レバー50と前進側
可動部材71fとを軸芯53aまわりで一体移動するよ
うに連結させ合う。これに対し、変速レバー50を前記
中立域Nの他端側に操作すると、変速レバー50の稈身
部分が後進側クラッチ体102の切欠き102aに入り
込む。すると、変速レバー50と後進側クラッチ体10
2とが軸芯53aまわりで一体回動するように係合し合
い、レバークラッチ機構100は、後進側入り状態にな
って変速レバー50と後進側可動部材71rとを軸芯5
3aまわりで一体移動するように連結させ合う。変速レ
バー50の基端部に装着してある前進付勢ばね103
が、変速レバー50をガイド溝59の前進域Fの方に揺
動付勢しており、レバークラッチ機構100は前記前進
側入り状態の方に切り換え付勢されている。
【0027】図3〜図5に示すように、前記前進側用の
制動用クラッチ機構90fも、前記後進側用の制動用ク
ラッチ機構90rも、前記可動部材71f,71rの外
周部にその全周にわたって並べて設けた複数のラチェッ
ト歯91と、前記制動用可動部材72f、72rの一側
部に基端側が連結ピン92によって回動自在に連結して
いて制動用可動部材72f、72rに対して連結ピン9
2の軸芯まわりで揺動するラチェット爪93と、前記連
結ピン92にコイル部が装着されていてラチェット爪9
3の爪先がラチェット歯91に係合するようにラチェッ
ト爪93を揺動付勢しているラチェットばね94とを備
えているラチェット機構によって構成してある。前進側
用の制動用クラッチ機構90fにおけるラチェット爪9
3とラチェット歯91と相対移動自在に外れるための可
動部材71fの回動方向と、後進側用の制動用クラッチ
機構90rにおけるラチェット爪93とラチェット歯9
1とが相対移動自在に外れるための可動部材71rの回
動方向とは互いに逆方向に設定してある。
【0028】これにより、変速レバー50を中立域Nで
機体横方向に移動操作してその一端部と他端部とに切り
換えることにより、レバークラッチ機構100が前記前
進側入り状態と前記後進側入り状態とに切り換わる。レ
バークラッチ機構100が前進側入り状態に切換えられ
た場合、変速レバー50が減速側に移動操作されている
際と、変速レバー50が停止されている際には、前進側
の制動用クラッチ機構90fは、ラチェット爪93がラ
チェットばね94のためにラチェット歯91に係合する
ことによって自ずと入り状態に切り換わり、制動用可動
部材72fと可動部材71fとが軸芯53aまわりで一
体移動するとか、前進側用の摩擦機構80fによる制動
側可動部材72fに対する制動作用が前進側可動部材7
1fに及ぶように制動用可動部材72fと可動部材71
fとを連結させ合い、変速レバー50が増速側に移動操
作されている際には、前進側の制動用クラッチ機構90
fは、ラチェット爪93がラチェット歯91から自ずと
外れることによって自ずと切り状態に切り換わり、制動
用可動部材72fを前進側摩擦機構80fによる摩擦制
動によって停止した状態にしながら可動部材71fが制
動用可動部材72fに対して相対移動する状態にする。
そして、レバークラッチ機構100が後進側入り状態に
切換えられた場合、変速レバー50が減速側に移動操作
されている際と、変速レバー50が停止されている際に
は、後進側用の制動用クラッチ機構90rは、ラチェッ
ト爪93がラチェットばね94のためにラチェット歯9
1に係合することによって自ずと入り状態に切り換わ
り、制動側可動部材72rと可動部材71rとが軸芯5
3aまわりで一体移動するとか、後進側摩擦機構80r
による制動側可動部材72rに対する制動作用が後進側
可動部材71rに及ぶように制動用可動部材72rと可
動部材71rとを連結させ合い、変速レバー50が増速
側に移動操作されている際には、後進側用の制動機構8
0rは、ラチェット爪93がラチェット歯91から自ず
と外れることによって自ずと切り状態に切り換わり、制
動用可動部材72rを後進側摩擦機構80rによる摩擦
制動によって停止した状態にしながら可動部材71rが
制動用可動部材72rに対して相対移動する状態にす
る。
【0029】要するに、前記変速操作装置にあっては、
変速レバー50を次の如く操作することによって無段変
速装置9を操作できる。すなわち、変速レバー50をガ
イド溝59の中立域Nに操作すると、操作部9aが中立
位置になって無段変速装置9が伝動停止状態になる。
【0030】変速レバー50を中立域Nで機体横方向に
移動操作し、前進域Fと後進域Rとから前進域Fを選択
してこの前進域Fに操作すると、操作部9aが中立位置
から前進側の操作位置に切り換わって無段変速装置9が
伝動停止状態から前進側の駆動状態に切り換わる。この
前進域Fで変速レバー50を機体前方側に移動操作して
いくと、操作部9aが増速方向に揺動していき、無段変
速装置9が前進高速側に変速していく。このとき、レバ
ークラッチ機構100が前進側の入り状態に切り換わっ
ていて前進側用の可動部材71fが変速レバー50と共
に図4に示す回動方向Uに回動していくが、前進側用の
制動用クラッチ機構90fが切り状態になって可動部材
71fが制動用可動部材72fに対して相対回動してい
き、前進側用の摩擦機構80fによって制動用可動部材
72fに付与される摩擦抵抗が操作抵抗にならないよう
にしながら変速操作していける。
【0031】この前進域Fで変速レバー50を機体後方
側に移動操作していくと、操作部9aが減速方向に揺動
していき、無段変速装置9が前進低速側に変速してい
く。このとき、レバークラッチ機構100が前進側の入
り状態に切り換わっていて前進側用の可動部材71fが
変速レバー50と共に図4に示す回動方向Dに回動し、
前進側用の制動用クラッチ機構90fが入り状態になっ
て前進側の制動用可動部材72fが変速レバー50と共
に回動していく。
【0032】変速レバー50を前進域Fで増速側と減速
側のいずれに操作した場合も、操作目標位置に停止させ
ると、レバークラッチ機構100が前進側の入り状態に
なっていて変速レバー50と前進側用の可動部材71f
とが前進側クラッチ体101を介して連結していること
と、前進側用の制動用クラッチ機構90fが入り状態に
なって制動用可動部材72fと可動部材71fとがラチ
ェット爪93を介して連結していることと、前進側用の
摩擦機構80fが制動用可動部材72fに効いているこ
ととにより、操作部9aが自ずと中立位置に復帰するよ
うに備えている復元力にして変速レバー50が操作目標
位置に前進側用の摩擦機構80fによる摩擦制動によっ
て保持され、無段変速装置9が変速目標の速度状態に維
持される。
【0033】変速レバー50を中立域Nで機体横方向に
移動操作し、前進域Fと後進域Rとから後進域Rを選択
してこの後進域Rに操作すると、操作部9aが中立位置
から後進側の操作位置に切り換わって無段変速装置9が
伝動停止状態から後進側の駆動状態に切り換わる。この
後進域Rで変速レバー50を機体後方側に移動操作して
いくと、操作部9aが増速方向に揺動していき、無段変
速装置9が後進高速側に変速していく。このとき、レバ
ークラッチ機構100が後進側の入り状態に切り換わっ
ていて後進側用の可動部材71rが変速レバー50と共
に図5に示す回動方向Uに回動していくが、後進側用の
制動用クラッチ機構90rが切り状態になって可動部材
71rが制動用可動部材72rに対して相対回動してい
き、後進側用の摩擦機構80rによって制動用可動部材
72rに付与される摩擦抵抗が操作抵抗にならないよう
にしながら変速操作していける。
【0034】この後進域Rで変速レバー50を機体前方
側に移動操作していくと、操作部9aが減速方向に揺動
していき、無段変速装置9が後進低速側に変速してい
く。このとき、レバークラッチ機構100が後進側の入
り状態に切り換わっていて後進側用の可動部材71rが
変速レバー50と共に図5に示す回動方向Dに回動し、
後進側用の制動用クラッチ機構90rが入り状態になっ
て後進側の制動用可動部材72rが変速レバー50と共
に回動していく。
【0035】変速レバー50を後進域Rで増速側と減速
側のいずれに操作した場合も、操作目標位置に停止させ
ると、レバークラッチ機構100が後進側の入り状態に
なっていて変速レバー50と後進側用の可動部材71r
とが後進側クラッチ体102を介して連結していること
と、後進側用の制動用クラッチ機構90rが入り状態に
なって制動用可動部材72rと可動部材71rとがラチ
ェット爪93を介して連結していることと、後進側用の
摩擦機構80rが制動用可動部材72rに効いているこ
ととにより、操作部9aが備えている復元力にして変速
レバー50が操作目標位置に後進側用の摩擦機構80r
による摩擦制動によって保持され、無段変速装置9が変
速目標の速度状態に維持される。
【0036】〔別実施形態〕上記実施形態の如く、静油
圧式の無段変速装置9を採用しているものの他、テーパ
コーン利用の無段変速装置や、割プーリ利用の無段変速
装置を採用しているものの変速操作装置にも本発明は適
用できる。従って、これらの無段変速装置を単に無段変
速装置9と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】伝動構造の概略図
【図3】位置保持機構の縦断正面図
【図4】前進側用の可動部材及び制動用クラッチ機構の
側面図
【図5】後進側用の可動部材及び制動用クラッチ機構の
側面図
【図6】レバークラッチ機構の平面図
【符号の説明】
9 無段変速装置 9a 無段変速装置の操作部 50 変速レバー 71f,71r 可動部材 72f、72r 制動用可動部材 80f、80r 摩擦機構 90f、90r 制動用クラッチ機構 100 レバークラッチ機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高尾 吉郎 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 2B076 AA03 DA15 DB08 DB09 DC01 DD01 DD02 3D040 AA22 AB04 AC14 AC28 AC50 AE19 AF08 3J070 AA03 BA08 BA18 CD02 CD03 DA24 EA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無段変速装置の操作部に連動連結されて
    いる変速レバーを備えている変速操作装置であって、 変速操作の際に変速レバーに連動連結されていて変速レ
    バーに付いて移動する可動部材と、この可動部材に対し
    て相対移動自在な制動用可動部材と、この制動用可動部
    材に摩擦抵抗を与える摩擦機構と、前記可動部材と前記
    制動用可動部材とを連結させ合う制動用クラッチ機構と
    を備えてあるとともに、 前記制動用クラッチ機構は、変速レバーが停止している
    際と、減速側に移動操作されている際には、可動部材と
    制動用可動部材とが一体移動する状態に両部材を連結さ
    せ合う入り状態になり、変速レバーが増速側に移動操作
    されている際には、可動部材が制動用可動部材に対して
    相対移動する状態に両部材の連結を解除する切り状態に
    なるように構成してある変速操作装置。
  2. 【請求項2】 前記無段変速装置が走行用の無段変速装
    置であり、前記変速レバーが、無段変速装置の操作部を
    操作するための変速用移動方向と、この変速用移動方向
    とは異なる選択用移動方向との両方向に移動操作自在な
    レバーであり、 前記可動部材、前記制動用可動部材及び制動用クラッチ
    機構として、無段変速装置を前進側で変速操作する際に
    作用する前進側用の可動部材、制動用可動部材、制動用
    クラッチ機構及び摩擦機構と、無段変速装置を後進側で
    変速操作する際に作用する後進側用の可動部材、制動用
    可動部材、制動用クラッチ機構及び摩擦機構とを備えて
    あるとともに、変速レバーが前記選択用移動方向に移動
    操作されることにより、変速レバーと前進側用の可動部
    材とを一体移動自在に連結させ合う前進側入り状態と、
    変速レバーと後進側用の可動部材とを一体移動自在に連
    結させ合う後進側入り状態とに切り換わるレバークラッ
    チ機構を備えてある請求項1 記載の変速操作装置。
  3. 【請求項3】 前記制動用クラッチ機構がラチェット機
    構で成る請求項1又は2記載の変速操作装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102224782A (zh) * 2011-05-26 2011-10-26 浙江浦江齿轮有限公司 履带式收割机变速箱转向机构
CN106224529A (zh) * 2016-08-30 2016-12-14 兴化东华齿轮有限公司 一种改进的农用机械变速箱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102224782A (zh) * 2011-05-26 2011-10-26 浙江浦江齿轮有限公司 履带式收割机变速箱转向机构
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