JP2003095116A - 作業機の操作部構造 - Google Patents
作業機の操作部構造Info
- Publication number
- JP2003095116A JP2003095116A JP2001284988A JP2001284988A JP2003095116A JP 2003095116 A JP2003095116 A JP 2003095116A JP 2001284988 A JP2001284988 A JP 2001284988A JP 2001284988 A JP2001284988 A JP 2001284988A JP 2003095116 A JP2003095116 A JP 2003095116A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- operated
- lever
- operating
- operation lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Steering Controls (AREA)
Abstract
も、操作レバー42を機体横方向に操作容易に揺動操作
できる操作部構造を提供する。 【解決手段】 操作レバー42を前下がり傾斜の軸芯ま
わりで機体横方向に揺動するように取付け、操作レバー
42が中立位置nから横側に揺動するほど、握り部42
aが手前側に移動するように構成してある。
Description
体横方向に揺動操作自在な操作レバーと、この操作レバ
ーの手前側に位置して操作レバーを操作する手に支持作
用する支持部材とを備えてある作業機の操作部構造に関
する。
ば、手首付近を支持部材で支持させながら操作レバーを
持つことができ、走行振動などの影響で操作レバーを操
作してしまうことの回避を図れるものである。支持部材
で手を支持させながら操作レバーを操作しようとすれ
ば、手を手首で動かして操作レバーを左右に動かすこと
になるのであるが、従来、操作レバーを操作したとき、
握り部が機体横方向に一直線状に動く構造になってお
り、次の如き不具合があった。
動かすと、操作レバーの握り部を持つ手先側は手首を中
心にして回動するが、操作レバーの握り部は一直線状に
動くものであることから、手を支持部材に載せたままで
は手が支持部材上を滑り動いてレバー操作が行ないにく
いとか、操作レバーを実際に操作するときには、手を支
持部材から離す必要があった。
たままでも操作レバーを容易に操作できる作業機の操作
部構造を提供することにある。
成、作用、効果はつぎのとおりである。
操作自在な操作レバーと、この操作レバーの手前側に位
置して操作レバーを操作する手に支持作用する支持部材
とを備えてある作業機の操作部構造において、前記操作
レバーを、操作レバーが中立位置から横側に移動するほ
ど操作レバーの握り部が手前側に移動する状態で揺動自
在に取付けてある。
移動するほど操作レバーの握り部が手前側に移動するも
のだから、このレバーを操作するのに、手を手首で動か
すだけでも行なえる。これにより、手を支持部材で支持
させたままにしても、かつ、手が支持部材上をあまり横
滑りしないようにしながら操作レバーを操作できる。
たままにしても、手首で動かすだけで容易に操作レバー
を操作でき、操作レバーを実際に操作するときでも支持
部材を使用し、振動に起因する操作レバーの動かし過ぎ
などを伴いにくいように精度よく操作できる。
つぎのとおりである。
て、前記操作レバーを前下がり傾斜の軸芯まわりで機体
横方向に揺動自在に取付けることにより、操作レバーが
中立位置から横側に揺動するほど操作レバーの握り部が
手前側に移動するように構成してある。
るガイド作用により、操作レバーの中立位置からの揺動
に伴って握り部が手前側に移動するものである。
レバーを容易に操作できるものを、操作レバーの揺動軸
芯をガイド手段に利用して構造簡単に得られる。
ローラ式の走行装置1L,1R、エンジン6の上方に位
置する運転座席2を有する搭乗型の運転部を備える走行
機体の前部に、植立穀稈に作用する引起装置3aやバリ
カン型の刈取装置3bを備える刈取部3をリフトシリダ
7によって昇降操作自在に連結するとともに、前記走行
機体に、刈取部3からの刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装
置4、この脱穀装置4からの穀粒を貯留する穀粒タンク
5を設けて、稲・麦などの穀粒を収穫するコンバインを
構成してある。
が静油圧式無段変速装置8を介して入力ギヤG1に伝達
され、この入力ギヤG1の回動力を複数個のシフトギヤ
S1,S2を備えている副変速部11によって高・中・
低の3段階に変速して左右の走行装置1L,1Rのクロ
ーラ駆動軸22L,22Rに伝達する走行用ミッション
に、左右の走行装置1L,1Rに各別に作用する一対の
第1操向クラッチ20L,20R及び第2操向クラッチ
30L,30R、両走行装置1L,1Rに作用する一つ
の操向用ブレーキB、両走行装置1L,1Rに作用する
一つの操向用減速機構13を備えてある。
ローラ駆動軸22L,22Rに一体回動自在に連結して
いるクローラ駆動ギヤ21L,21Rに外周面側で噛合
っているとともに支軸19によって摺動及び相対回転自
在に支持されている伝動筒軸23L,23Rと、前記副
変速部11の出力ギヤG9に噛合っているセンタギヤG
11の中心部に一体回動自在に備えさせてある内歯ギヤ
G10とで成る噛合い式に構成するとともに、伝動筒軸
23L,23Rが支軸19に沿わせて摺動操作されるこ
とにより、入り切り作動し、センタギヤG11の駆動力
を前記操向用減速機構13を介さないで伝達して走行装
置1L,1Rを駆動したり、走行装置1L,1Rを遊転
状態にするように構成してある。すなわち、伝動筒軸2
3L,23RがセンタギヤG11の方に摺動操作されて
伝動筒軸23L,23Rの一端部がセンタギヤG11の
内歯ギヤG10に係合すると、入り状態になり、センタ
ギヤG11の回動力を伝動筒軸23L,23Rを介して
クローラ駆動軸22L,22Rに伝達して走行装置1
L,1Rを駆動する。伝動筒軸23L,23Rがセンタ
ギヤG11から離れる方向に摺動操作されて伝動筒軸2
3L,23Rが内歯ギヤG10から外れると、切り状態
になり、センタギヤG11からクローラ駆動軸22L,
22Rへの伝動を絶って走行装置1L,1Rを遊転状態
にするように切りになる。
記伝動筒軸23L,23RのセンタギヤG11に係脱す
る側とは反対側と、前記支軸19によって相対回転自在
に支持されている伝動ギヤ25L,25Rとの間に設け
た多板式の摩擦クラッチで成り、前記伝動筒軸23L,
23Rが支軸19に沿わせて摺動操作されることによ
り、入り切り作動し、前記操向用減速機構13からの駆
動力によって走行装置1L,1Rを駆動したり、前記操
向用ブレーキBによって走行装置1L,1Rにブレーキ
を掛けることを可能にしたり、この駆動やブレーキを不
能にしたりする。すなわち、伝動筒軸23L,23Rが
センタギヤG11から離れる方向に摺動操作され、第1
操向クラッチ20L,20Rを切りにする操作位置にな
った伝動筒軸23L,23Rによってクラッチ板が押圧
操作されることにより、入り状態になり、この状態にお
いても伝動筒軸23L,23Rがクローラ駆動ギヤ21
L,21Rに噛合ったままにあることと、前記操向用減
速機構13及び前記操向用ブレーキBを付設してある回
転伝動軸26によって一体回動自在に支持されている伝
動ギヤ27L,27Rが第2操向クラッチ30L,30
Rの付いている前記伝動ギヤ25L,25Rに噛合って
いることとにより、クローラ駆動ギヤ21L,21Rを
前記回転伝動軸26に連結し、操向用減速機構13から
の駆動力を走行装置1L,1Rに伝達したり、操向用ブ
レーキBによる回転伝動軸26の制動作用が走行装置1
L,1Rに及ぶようにする。伝動筒軸23L,23Rが
センタギヤG11の方に摺動操作され、伝動筒軸23
L,23Rによるクラッチ板の押圧が解除されると、切
り状態になり、クローラ駆動ギヤ21L,21Rの回転
伝動軸26に対する連結を解除し、センタギヤG11に
よる走行装置1L,1Rの駆動を可能にする。
11が一体回動自在に備えている外歯ギヤG12に噛合
っているとともに前記回転伝動軸26によって相対回転
自在に支持されている減速ギヤG13と、この減速ギヤ
G13と前記回転伝動軸26の間に位置する減速クラッ
チCとで成り、この減速クラッチCが入りに操作される
と、減速ギヤCと回転伝動軸26とを一体回転自在に連
結し、センタギヤG11からの回動力を、前記伝動ギヤ
27L,27R、第2操向クラッチ30L,30Rなど
を介して走行装置1L,1Rのクローラ駆動ギヤ21
L,21Rに減速して伝達し、その走行装置1L,2R
を第1 操向クラッチ20L,20Rが入り操作されて駆
動される場合の約1/2の駆動速度で駆動する。減速ク
ラッチCが切りに操作されると、減速ギヤG13と回転
伝動軸26とが相対回転するようにこれらの連結を絶
ち、走行装置1L,1Rへの伝動を絶つ。
キであり、入り状態に操作されると、前記回転伝動軸2
6に摩擦ブレーキを掛けることにより、前記伝動ギヤ2
7L,27R、第2操向クラッチ30L,30R、クロ
ーラ駆動ギヤ21L,21Rなどを介して走行装置1
L,1Rにブレーキを掛ける。
作用する第1、第2操向クラッチ20L,30Lも、右
側の走行装置1Rに作用する第1 、第2操向クラッチ2
0R,30Rも、伝動筒軸23L,23Rを油圧ピスト
ン23a,23bによって摺動操作することによって入
り切り操作するように油圧操作式に構成し、減速クラッ
チC及び操向ブレーキBも油圧ピストン32,34によ
って入り切り操作するように油圧操作式に構成し、運転
部の運転座席2の前方に位置する操縦塔41に設けた1
本の操作レバー42や固定ハンドル60を備える操向操
作装置によって前記各操向クラッチ20L,20R,3
0L,30R、減速クラッチC、操向用ブレーキBを操
作して走行機体の操向操作を行なうように構成してあ
り、その操向操作装置は、図3〜図6に示す如く構成し
てある。
用の第1、第2操向クラッチ20L,30Lの油圧ピス
トン23aと、右走行装置用の第1、第2操向クラッチ
20R,30Rの油圧ピストン23bとを一つの操向弁
V1によって操作するように構成してある。すなわち、
操向弁V1は、直進位置と左旋回位置と右旋回位置の3
位置に切り換え自在であり、直進位置に操作されると、
左走行装置側の油圧ピストン23aにも、右走行装置側
の油圧ピストン23bにも圧油供給をせず、左走行装置
用の第1操向クラッチ20Lも右走行装置用の第1操向
クラッチ20Rも入りに操作し、左走行装置用の第2操
向クラッチ30Lも右走行装置用の第2操向クラッチ3
0Rも切りに操作する。左旋回位置に切り換え操作され
ると、左走行装置側の油圧ピストン23aだけに圧油供
給し、左走行装置用の第1操向クラッチ20Lを切り
に、第2操向クラッチ30Lを入りそれぞれ操作し、右
走行装置用の第1操向クラッチ20Rを入りに、第2操
向クラッチ30Rを切りにそれぞれ操作する。右旋回位
置に操作されると、右走行装置側の油圧ピストン23b
だけに圧油供給し、右走行装置用の第1操向クラッチ2
0Rを切りに、第2操向用クラッチ30Rを入りにそれ
ぞれ操作し、左走行装置用の第1操向クラッチ20Lを
入りに、第2操向用クラッチ30Lを切りにそれぞれ操
作する。
向用ブレーキBの油圧ピストン34とに一つの旋回モー
ド切り換え弁V2を接続するとともに、この旋回モード
切り換え弁V2の入力ポートに接続している操作油路e
を、左走行装置側の前記油圧ピストン23aを備えてい
るピストン室、及び、右走行装置側の前記油圧ピストン
23bを備えているピストン室から圧油をタンク9に戻
す排油路dのシーケンス弁V3と可変リリーフ弁V4と
の間に接続してある。すなわち、可変リリーフ弁V4が
高圧側に操作されている場合、旋回モード切り換え弁V
2が減速位置に切り換え操作されると、左走行装置用の
第1、第2操向クラッチ20L,30Lのピストン室
や、右走行装置用の第1、第2操向クラッチ20R,3
0Rのピストン室から排出される圧油が減速クラッチC
の油圧ピストン32に供給されて、減速クラッチCが入
り状態になり、旋回モード切り換え弁V2がブレーキ位
置に切り換え操作されると、左走行装置用の第1、第2
操向クラッチ20L,30Lのピストン室や、右走行装
置用の第1、第2操向クラッチ20R,30Rのピスト
ン室から排出される圧油が操向用ブレーキBの油圧ピス
トン34に供給されて、操向用ブレーキBが入り状態に
なる。可変リリーフ弁V4が低圧側に操作されている
と、操作油路eに圧油供給されても、減速クラッチCや
操向用ブレーキBの油圧ピストン32,34に作用する
圧力が設定入り操作圧に達しなくて、減速クラッチCも
操向用ブレーキBも入りに切り換わらず、切り状態のま
まになる。
は、この操作レバー42の基端部を支軸46aによって
回動自在に支持している可動レバー支持体46の一端側
に固着されている取付け軸45を、操縦塔フレーム41
aに固着されているレバー支持枠44の支持筒部44a
に回動自在に連結することによって前記レバー支持枠4
4に取付けてあり、前記支軸46aの機体横向きの軸芯
yまわりで機体前後方向に揺動操作でき、前記取付け軸
44aの機体前後向きの軸芯xまわりで機体横方向に揺
動操作できるようにしてある。
れているリターンばね55によって操作レバー42を前
記軸芯yまわりでの中立位置nに自己復帰するように揺
動付勢してある。
に連結していて、遊端側が開閉するように取付け軸45
によって揺動自在に支持されている一対のケーブル連結
リンク51,52に両端側が各別に係止し、前記支持筒
部44aによってコイル部が支持されているリターンば
ね53によって操作レバー42を前記軸芯xまわりでの
中立位置に自己復帰するように揺動付勢してある。すな
わち、前記リターンばね53は、一対のケーブル連結リ
ンク51,52の遊端側が前記レバー支持枠44に固着
してあるストッパー54に当る閉じ状態に両ケーブル連
結リンク51,52を揺動付勢している。前記取付け軸
45に基端側が一体回動自在に連結していて、前記軸芯
xまわりで操作レバー42と一体に揺動するバルブ操作
アーム48に備えてある操作ピン48aが、一対のケー
ブル連結リンク51,52どうしの間に入り込んでい
て、リターンばね53によるケーブル連結リンク51,
52の閉じ付勢のために両ケーブル連結リンク51,5
2によって挟まれている。これにより、リターンばね5
3は、ケーブル連結リンク51,52、バルブ操作アー
ム48を介して操作レバー42を軸芯xまわりでの中立
位置nに付勢する。
ているポテンショ操作アーム47と、このポテンショ操
作アーム47の移動範囲に操作部49aが位置し、メー
タ本体がレバー支持枠44の一部分44bに固定されて
いるレバー位置検出用のポテンショメータ49と、この
ポテンショメータ49の出力部に連係しているマイクロ
コンピュータ利用の操向制御手段43と、この操向制御
手段43に操作回路部が連係し、出力軸が前記操向弁V
1及び前記旋回モード切り換え弁V2の操作部に連動し
ている電動操向モータMとを備えるモータ式連係機構6
1により、操作レバー42を操向弁V1及び旋回モード
切換え弁V2に連係させてある。 すなわち、操作レバ
ー42が中立位置nにあると、ポテンショメータ49か
らの情報に基づく操向制御手段43による操作のため
に、操向モーMが操向弁V1を中立位置に、旋回モード
切換え弁V2を減速位置にそれぞれ操作する。操作レバ
ー42を中立位置nから軸芯xまわりで機体左側や機体
右側に揺動操作していくと、ポテンショ操作アーム47
が軸芯xまわりで操作レバー42と一体に揺動してポテ
ンショメータ49の揺動自在な操作部49aを操作して
いく。これに伴い、ポテンショメータ49からの情報
と、操向モータMの操作量を検出してフィードバックす
る操作量センサ57からの情報とに基づいて操向制御手
段43が操向モータMを駆動操作し、この操向モータM
が操向弁V1及び旋回モード切換え弁V2を次の如く切
り換え操作する。すなわち、操作レバー42を機体左側
に操作した場合、操向弁V1を左旋回位置に切り換え操
作し、操作レバー42を機体右側に操作した場合、操向
弁V1を右旋回位置に切り換え操作する。そして、操作
レバー42を機体左側の操作域LcやLsに操作した場
合、及び、機体右側の操作域RcやRsに操作した場合
には、旋回モード切換え弁V2を減速位置に操作し、操
作レバー42を機体左側の前記操作域Lsよりもさらに
左側に位置する操作域Lbや、機体右側の前記操作域R
sよりもさらに右側に位置する操作域Rbに操作した場
合には、旋回モード切換え弁V2をブレーキ位置に切り
換え操作する。
ケーブル連結リンク51,52と、一方のケーブル連結
リンク52にインナケーブル50bが、他方のケーブル
連結リンク51にアウタケーブル50aがそれぞれ連結
し、他端側が前記可変リリーフ弁V4の操作部に連結し
ている操作ケーブル50とを備える機械式連係機構62
により、操作レバー42を可変リリーフ弁V4に連係さ
せてある。すなわち、操作レバー42を機体左側の前記
操作域Lcや機体右側の前記操作域Rcに操作した場
合、バルブ操作アーム48が操作レバー42と共に揺動
していずれか一方のケーブル連結リンク51,52を軸
芯xまわりで揺動操作し、操作ケーブル50を介して可
変リリーフ弁V4を操作するが、操作レバー42の操作
ストロークが少なくて操作ケーブル50の操作ストロー
クも少ないことにより、可変リリーフ弁V4が減速クラ
ッチCや操向用ブレーキBの入り操作を不能にする低圧
側に維持される。操作レバー42を機体左側にさらに揺
動した前記操作域Ls,Lbや機体右側にさらに揺動し
た前記操作域Rs,Rbに操作した場合、バルブ操作ア
ーム48がいずれか一方のケーブル連結リンク51,5
2をさらに揺動操作し、操作ケーブル50を介して可変
リリーフ弁V4をさらに操作する。すると、操作レバー
42の操作ストロークが大きくて操作ケーブル50の操
作ストロークも大きくなることにより、可変リリーフ弁
V4が減速クラッチCや操向用ブレーキBの入り操作を
可能にする高圧状態に操作される。
ンドル60を、運転座席2の方から見て操作レバー42
の手前側に位置して操作レバー42を持つ手の手首付近
に下方から支持作用することが可能なように配置して操
縦塔41に固定してある。
るための前記軸芯xを、機体前方側ほど低レベルに位置
する前下がり状態の傾斜軸芯に設定し、操作レバー42
を前記軸芯xまわりで機体横方向に揺動操作するとき、
中立位置nから左横側に操作する場合も、中立位置nか
ら右横側に操作する場合も、操作レバー42が中立位置
nから横側に揺動するほど操作レバー42の握り部42
aが運転座席2の方から見て手前側に移動するように構
成してある。
操作すると、モータ式連係機構61のために操向弁V1
が直進位置に操作されて左走行装置用の第1操向クラッ
チ20Lも右走行装置用の第1操向クラッチ20Rも入
りに操作され、左側の走行装置1Lと右側の走行装置1
Rが共に前進側又は後進側に同一の駆動速度で駆動され
て走行機体が前向き又は後向きに直進走行する。
わりで機体左側に揺動操作して操作域Lcに操作する
と、モータ式連係機構61のために操向弁V1が左旋回
位置に操作されて左走行装置用の第1操向クラッチ20
Lが切りに、右走行装置用の第1操向クラッチ20Rが
入りにそれぞれ操作され、機械式連係機構62のために
可変リリーフ弁V4が低圧側に操作され減速クラッチC
が切りに操作され、左側の走行装置1Lが遊転状態にな
るとともに右側の走行装置1Rが前進側又は後進側に駆
動され、走行機体が左向きに向き変化する。
作して操作域Lsに操作すると、モータ式連係機構61
のために操向弁V1が左旋回位置に操作されて左走行装
置用の第2操向クラッチ30Lが入りに、右走行装置用
の第1操向クラッチ20Rが入りにそれぞれ操作され、
電気式連係機構61のために旋回モード切り換え弁V2
が減速位置に操作されるとともに、機械式連係機構62
のために可変リリーフ弁V4が高圧側に操作されて減速
クラッチCが入りに操作され、左側の走行装置1Lも右
側の走行装置1Rも前進側又は後進側に駆動されるとと
も、左側の走行装置1Lは操向用減速機構13による伝
動のために右側の走行装置1Rの駆動速度の約1/2の
駆動速度で駆動され、機体が左向きに緩やかに向き変化
する。
作して操作域Lbに操作すると、モータ式連係機構61
のために操向弁V1が左旋回位置に操作されて左走行装
置用の第2操向クラッチ30Lが入りに、右走行装置用
の第1操向クラッチ20Rが入りにそれぞれ操作され、
電気式連係機構61のために旋回モード切り換え弁V2
がブレーキ位置に操作されるとともに、機械式連係機構
62のために可変リリーフ弁V4が高圧側に操作されて
操向用ブレーキBが入りに操作され、左側の走行装置1
Lが制動状態になるとともに右側の走行装置1Rが前進
側又は後進側に駆動され、機体が左向きに小旋回半径で
旋回する。
わりで機体右側に揺動操作して操作域Rcに操作する
と、モータ式連係機構61のために操向弁V1が右旋回
位置に操作されて右走行装置用の第1操向クラッチ20
Rが切りに、左走行装置用の第1操向クラッチ20Lが
入りにそれぞれ操作され、機械式連係機構62のために
可変リリーフ弁V4が低圧側に操作され減速クラッチC
が切りに操作され、右側の走行装置1Rが遊転状態にな
るとともに左側の走行装置1Lが前進側又は後進側に駆
動され、走行機体が右向きに向き変化する。
作して操作域Rsに操作すると、モータ式連係機構61
のために操向弁V1が右旋回位置に操作されて右走行装
置用の第2操向クラッチ30Rが入りに、左走行装置用
の第1操向クラッチ20Lが入りにそれぞれ操作され、
電気式連係機構61のために旋回モード切り換え弁V2
が減速位置に操作されるとともに、機械式連係機構62
のために可変リリーフ弁V4が高圧側に操作されて減速
クラッチCが入りに操作され、右側の走行装置1Rも左
側の走行装置1Lも前進側又は後進側に駆動されるとと
も、右側の走行装置1Rは操向用減速機構13による伝
動のために左側の走行装置1Lの駆動速度の約1/2の
駆動速度で駆動され、機体が右向きに緩やかに向き変化
する。
作して操作域Rbに操作すると、モータ式連係機構61
のために操向弁V1が右旋回位置に操作されて右走行装
置用の第2操向クラッチ30Rが入りに、左走行装置用
の第1操向クラッチ20Lが入りにそれぞれ操作され、
電気式連係機構61のために旋回モード切り換え弁V2
がブレーキ位置に操作されるとともに、機械式連係機構
62のために可変リリーフ弁V4が高圧側に操作されて
操向用ブレーキBが入りに操作され、右側の走行装置1
Rが制動状態になるとともに左側の走行装置1Lが前進
側又は後進側に駆動され、機体が右向きに小旋回半径で
旋回する。
横方向に揺動操作する際、操作レバー42が中立位置n
から横側に揺動するほど握り部42aが手前側に移動す
ることにより、図6に二点鎖線で示す如く手首付近を固
定ハンド60に載せて支持させたたままにしても、手を
手首で動かすだけで操作できる。
に回転操作部が連結し、メータ本体が前記可動レバー支
持体46に固定されているポテンショメータ70によっ
て、操作レバー42の前記軸芯yまわりでの操作位置を
検出するように構成してある。このポテンショメータ7
0からの情報に基づいてマイクロコンピュータ利用の昇
降制御手段が前記リフトシリダ7の制御弁を操作するよ
うに構成してある。すなわち、操作レバー42を軸芯y
まわりで機体前後方向に揺動操作することにより、リフ
トシリンダ7が昇降制御手段によって操作され、刈取部
3を昇降操作できる。
レバー42を揺動軸芯xを傾斜軸芯にすることにより、
操作レバー42の揺動に伴って握り部42aが手前側に
移動するように構成する他、操作レバー42を揺動自在
に支持する球面利用の支持部材と、操作レバー42に作
用するガイド部材とを採用することにより、操作レバー
42の揺動に伴ってその握り部42が手前側に移動する
ように構成して実施してもよい。
する手を支持させる部材として固定ハンドル60を採用
する他に、台座部材を採用して実施してもよいのであ
り、これら固定ハンドル60や台座部材を総称して支持
部材60と呼称する。
など各種の作物を収穫する収穫機とか、バックホウなど
の建設機械にも適用できる。また、操作レバーが操向装
置以外の各種の装置を操作対象とするものの場合にも適
用できる。従って、操作レバー42を作業機操作用の操
作レバー42と呼称する。
Claims (2)
- 【請求項1】 作業機操作用の機体横方向に揺動操作自
在な操作レバーと、この操作レバーの手前側に位置して
操作レバーを操作する手に支持作用する支持部材とを備
えてある作業機の操作部構造であって、 前記操作レバーを、操作レバーが中立位置から横側に移
動するほど操作レバーの握り部が手前側に移動する状態
で揺動自在に取付けてある作業機の操作部構造。 - 【請求項2】 前記操作レバーを前下がり傾斜の軸芯ま
わりで機体横方向に揺動自在に取付けることにより、操
作レバーが中立位置から横側に揺動するほど操作レバー
の握り部が手前側に移動するように構成してある請求項
1 記載の作業機の操作部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284988A JP2003095116A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 作業機の操作部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284988A JP2003095116A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 作業機の操作部構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003095116A true JP2003095116A (ja) | 2003-04-03 |
Family
ID=19108216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001284988A Pending JP2003095116A (ja) | 2001-09-19 | 2001-09-19 | 作業機の操作部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003095116A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017073616A1 (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | 株式会社小松製作所 | 作業車両および作業車両の制御方法 |
KR20170053650A (ko) | 2014-09-02 | 2017-05-16 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 수확기 |
EP3506045A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Handlebar and working machine |
-
2001
- 2001-09-19 JP JP2001284988A patent/JP2003095116A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170053650A (ko) | 2014-09-02 | 2017-05-16 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 수확기 |
WO2017073616A1 (ja) * | 2015-10-30 | 2017-05-04 | 株式会社小松製作所 | 作業車両および作業車両の制御方法 |
US10384713B2 (en) | 2015-10-30 | 2019-08-20 | Komatsu Ltd. | Work vehicle and method for controlling work vehicle |
EP3506045A1 (en) * | 2017-12-28 | 2019-07-03 | Honda Motor Co., Ltd. | Handlebar and working machine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003095116A (ja) | 作業機の操作部構造 | |
JPH11123950A (ja) | 作業車の変速操作部構造 | |
JP3174952B2 (ja) | 移動農機 | |
JP3847176B2 (ja) | 作業車の走行用伝動装置 | |
JP2002192972A (ja) | 作業機の走行用伝動装置 | |
JP3687704B2 (ja) | Hst式ミッション装置の操作機構 | |
JP4474793B2 (ja) | 走行装置 | |
JPS6216341Y2 (ja) | ||
JP3084219B2 (ja) | 作業車の操向操作装置 | |
JP3963834B2 (ja) | 刈取収穫機の走行伝動構造 | |
JPH1128944A (ja) | 刈取収穫機の変速操作装置 | |
JP2000110933A (ja) | 移動農機 | |
JP3976820B2 (ja) | Hst式ミッション装置の操作機構 | |
JP3238372B2 (ja) | コンバイン | |
JP3329735B2 (ja) | 作業車 | |
JP3590313B2 (ja) | 農作業機の操向装置 | |
JP2000052966A (ja) | クローラ式の走行装置 | |
JPH1096470A (ja) | Hst式ミッション装置の操作機構 | |
JP3190987B2 (ja) | 移動農機 | |
JP3730378B2 (ja) | 移動農機 | |
JP4691832B2 (ja) | コンバイン | |
JP2000335458A (ja) | 走行装置 | |
JP4508337B2 (ja) | 走行装置 | |
JP3190986B2 (ja) | 移動農機 | |
JPH1054462A (ja) | Hst式ミッション装置の中立保持機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051020 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060713 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060824 |