JPH04301197A - ターボ分子ポンプ - Google Patents

ターボ分子ポンプ

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JPH04301197A
JPH04301197A JP6683391A JP6683391A JPH04301197A JP H04301197 A JPH04301197 A JP H04301197A JP 6683391 A JP6683391 A JP 6683391A JP 6683391 A JP6683391 A JP 6683391A JP H04301197 A JPH04301197 A JP H04301197A
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JP
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turbo
rotors
molecular pump
pump
screw rotor
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JP6683391A
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Masahide Kubo
雅英 久保
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置等に適
用することによりプロセスガス等の排気を好適に行い得
るターボ分子ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置等の排気系を構成するた
めに、タービン機構にねじロータ機構を組み合わせた広
域型のターボ分子ポンプが使用されることが多い。図2
に例示する従来のターボ分子ポンプは、ベース101上
に軸受102、103を介して高速回転可能にシャフト
104を枢支し、このシャフト104に回転翼105を
有したロ−タ106を固設し、このロータ106に、固
定翼107、スペ−サ108並びに外筒109からなる
ステ−タ部材110を近接配置してタービン機構tを構
成している。また、ロータ106の外周下半部にねじ溝
111が刻設してあり、前記ステータ部材110を組付
けたときにこのねじ溝111とスペーサ108の間にね
じロータ機構sが構成されるようにしている。そして、
吸気口112から吸入したガス分子を先ずタービン機構
tで叩き飛ばし、次にねじロータ機構sで粘性により連
行して、排気口113まで圧縮排気し得るようにしてい
る。
【0003】このターボ分子ポンプが例えばアルミドラ
イエッチングの排気手段として使用される場合、吸気口
112に接続される図示されないチャンバ内の圧力を略
一定に保持してエッチングガスである塩素系プロセスガ
ス(CCl4、BCl3 、Cl2 など)をポンプ内
に導き、大気圧に近い状態にして外部に排気する役割を
果たす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、塩素系プロ
セスガスの中には、プロセスガスがAlと反応すること
による反応生成物(AlCl3 など)が混在してくる
。 このAlCl3 等は蒸気圧特性上、固相となる温度が
ターボ分子ポンプの使用温度以下にあることが多い。こ
のため、ガス状でターボ分子ポンプの吸気口112から
流入したAlCl3 が排気口113を出るまでの間に
徐々に圧縮されながら昇華温度以下に冷却されることに
より、最もガス密度の高くなる排気口113付近やねじ
ロータ機構sの出口付近に固相状態となって堆積する現
象を生じる。このため、放置すれば排気口113につな
がる流路が閉塞して排気作用が妨げられたり、堆積が進
んだときにねじロータ機構sの回転側と固定側が堆積物
を介して接触しロータ106が回転できなくなる等の事
態を生じる。
【0005】そこで、従来から定期的にターボ分子ポン
プの分解清掃を行い、ポンプ内に堆積したAlCl3 
を取り除く作業を行うようにしていた。しかし、従来の
ポンプ構造は図に明らかなようにタービン機構tとねじ
ロータ機構sを構成するステータ部材110が一体をな
しているため、当該外筒109、スペーサ108、固定
翼107などかなりの部分を分解しなければ堆積物を表
出させることができず、これを再組立する際にも固定翼
107と回転翼105の隙間が極めて小さいため誤って
組立てるとそれらの破損につながる可能性があり、ユー
ザー側で容易に作業を行うことができない等の不都合が
あった。
【0006】本発明は、このような課題に着目してなさ
れたものであって、ポンプの分解、組立作業を容易に行
うことができるようにしたターボ分子ポンプを提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような構成を採用したものである
【0008】すなわち、本発明のターボ分子ポンプは、
ベースを貫通して設けたシャフトの両端部に一対のロー
タを固設し、それらのロータにそれぞれ別体をなすステ
ータ部材を近接配置してタービン機構またはねじロータ
機構を構成したものであって、両機構により直列排気作
用を営むようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】このような構成のものであると、プロセスガス
を排気した場合のAlCl3 などは排気口付近やねじ
ロータ機構の出口付近に集中して堆積するため、ねじロ
ータ機構を構成するステータ部材を取り外すだけで堆積
物の除去ができ、タービン機構を構成するステータ部材
まで取り外す必要がなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。
【0011】このターボ分子ポンプは、ベース1を貫通
して設けたシャフト2を両側に配設した軸受室3、4で
支持しており、シャフト両軸端部に一対のロータ5、6
を固設している。ロータ5の外周には回転翼7が突設さ
れ、ロータ6の外周にはねじ溝8が刻設されている。そ
して、ロータ5に固定翼9、スペーサ10および外筒1
1からなるステータ部材12を近接配置してタービン機
構Tを構成し、ロータ6にスペーサ13および外筒14
からなるステータ部材15を近接配置してねじロータ機
構Sを構成している。そして、両機構T、Sの間をベー
ス1に穿設した中間連通路1aを介して接続し、吸気口
16から吸入したガスをタービン機構T、ねじロータ機
構Sの順に直列排気して、最終的に排気口17から圧縮
排気し得るようになっている。
【0012】このような構成のものであると、プロセス
ガスを排気した場合のAlCl3 などは最もガス密度
の高くなる排気口17付近やねじロータ機構Sの出口付
近に集中して堆積することになるが、この構造ではねじ
ロータ機構Sを構成するステータ部材15を取り外すだ
けで堆積物たるAlCl3 が付着した部位を表出させ
ることができ、タービン機構Tを構成するステータ部材
12には一切、手を触れる必要がなくなる。この結果、
このものは従来のポンプに比べて、AlCl3 等を取
り除く際の分解、組立作業を極めて簡単かつ短時間で済
ませることができ、タービン機構Tの翼7、9を傷つけ
るようなこともなく、ユーザー側でも手軽に行える優れ
たメリットを得ることができる。また、このような構造
は軸方向に若干長寸化する不都合はあるが、軸受室3、
4がシャフト2を両持ち的に支持でき、偏荷重を受けな
いので、回転の安定性が向上する点でも望ましいものと
なる。
【0013】なお、各部の具体的な構造などは図示例に
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成であるから
、ポンプ内に堆積したAlCl3 等の除去を行う際の
分解、組立作業を極めて容易に行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体縦断面図。
【図2】従来例を示す全体縦断面図。
【符号の説明】
T…タービン機構 S…ねじロータ機構 1…ベース 2…シャフト 5、6…ロータ 12、15…ステータ部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースを貫通して設けたシャフトの両端部
    に一対のロータを固設し、それらのロータにそれぞれ別
    体をなすステータ部材を近接配置してタービン機構また
    はねじロータ機構を構成したものであって、両機構によ
    り直列排気作用を営むようにしたことを特徴とするター
    ボ分子ポンプ。
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JPH04301197A true JPH04301197A (ja) 1992-10-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002115692A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Osaka Vacuum Ltd 複合真空ポンプ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002115692A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Osaka Vacuum Ltd 複合真空ポンプ

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JP2906714B2 (ja) 1999-06-21

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