JP2004060626A - 複数段渦流形流体機械 - Google Patents

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    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D17/00Radial-flow pumps, e.g. centrifugal pumps; Helico-centrifugal pumps
    • F04D17/08Centrifugal pumps
    • F04D17/16Centrifugal pumps for displacing without appreciable compression
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04D23/008Regenerative pumps

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

【目的】渦流を発生させる羽根の構成を改善し、複数段にする構造を簡易化することによって、高圧縮比のブロワ、真空ポンプを部品点数を大幅に削減し乍ら、低コストの製品を提供する。
【解決手段】ロータ4,4Aの回転により吸気口14、より吸気した流体は、ロータ4の気体過流流路8に入り、ロータ4には外周部に中央隔壁4Dにより左,右に1,2段の過流流体を発生させる羽根5,5Aを放射状に空間を保って連続して設け、ロータ4の回転で羽根5に隣接する次の羽根へ運動エネルギーが過流となって与えられ、過流阻止壁17,17Aで分断され吸気口14、から1,2段連通路16へ連続して必要圧縮比まで圧縮する。この圧縮された流体は、1,2段連通路16よりロータ4の中央隔壁4D、右側の気体過流流路8Aに流入し、1段と同様に羽根5Aで、過流加圧され2段の必要圧縮比まで圧縮する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は気体加圧する放射状の羽根を高圧縮比、複数段のロータを保持した渦流形流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より存在する渦流形流体機械は、一回転、一段式として図6に示す構成がある。すなわちケーシング1とケーシングカバー2の空間に、放射状の羽根5を備えたロータ4を高速回転させ、ケーシング側面に吸気口14と吸入、吐出を区分する渦流阻止壁17、17Aを間に排気口15を設けて、前記空間の気体渦流流路8に渦流圧を発生させ、排気口15より加圧気体を取出すようにしている。次に図7に示す構成は、−側に吸気口Aを、又他側に排気口B、をもったケーシングC内には、軸方向、吸、排気口間の上部域は、渦流形と相違する複数のターボ形ポンプを固定する構成とし、この下部域には複数のポンプステータDを固定すると共に、環状の気体渦流流路Eを複数段設け、これらの気体渦流流路を連通路Rを介して互いに連通させ、更にこの中心方向には、複数の円板Fを構成させたポンプロータG、をケーシングC内のポンプステータDですきまをあけて、夾持した状態で、回転自在に支持し、円板Fの外周部に設けた羽根Hを前記、気体渦流流路E内で高速回転させて、吸気口Aから排気口Bへと気体を加圧、排気している。
【0003】
次に図8に示す構成は、基本的な構造は図7と同一で、ポンプステータDを複数段に積層し、その間にポンプロータG、に円板F、を設け、気体渦流流路Eを連結した円板Fの外周部に羽根Hを構成し、高速回転により吸気口Aから排気口Bへ気体を加圧、排気している。図9は羽根H部の拡大図である。図7と相違する構造は、図9にみる如く羽根Hが片側羽根にしている点である。従って小容量の真空ポンプ等に見参する構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術に示した構成において、図6,図7,図8,図9にあって解決しようとする課題を説明する。図6は羽根5の両側にある気体渦流流路8に渦流をダブルに起す一回転、排気の構成で、高速回転にて羽根5と、前記気体渦流流路8との間で渦流が生じ、渦流阻止壁17,17Aを介して吸気口14で吸気し、隣接する排気口15より加圧、排出されるが、吐出圧力が吸入圧力、大気圧として、吐出風量300l/m〜1.5m/mにおいて、300mmAq〜500mmAqの低圧縮比が最高で、2000〜3000mmAqの吐出圧力に利用ゾーンの多い市場要求は殆んど満たされていない。中、大圧縮比にするために、この構造をその儘、複数段にすれば軸方向に長いスペースが必要となり、前記した吐出圧力2000〜3000mmAqを確保するには4段にせねばならず、構造の複雑化と共に軸方向に極めて長いスペースが要求され、多部品による組立の複雑性、或は高精度化及び、コストの増大等で実用化に程遠いものとなっている。
【0005】
図7は排気速度、すなわち吐出風流の少ない真空ポンプに採用された羽根Hの両側で渦流を起す構成を3段にしたものであるが、軸Jとは別にポンプロータGを軸方向3つに分割し、且、該、ポンプロータGには円板Fを一体化し、更に羽根Hを外周部に構成して、これらを軸Jに位置を決めて固定すると共に、円板Fには回転に必要な軸方向すきまを確保し乍ら、積層するポンプステータDを設け、これらの複数のポンプステータD、をつなぐ連通路Rを各ポンプステータDに設けている。更に排気口B、を設けたエンドプレートLは、軸Jの固定、ポンプステータDの軸方向装着の安定等に注意を必要とする。すなわち、この構成は円板Fの回転精度を確保するためには、各構成部品は高精度を要求されるものであって、この主とするものは、ポンプステータDの厚み、外径の寸法精度、ケーシングCの内径寸法精度と中心との振れ精度、立形にはなっているが、軸Jの片持軸受支持なる故の回転振れ、更に全部品の各加工精度は微小の回転すきまを確保せねばならない高精度を保つべく、ポンプロータGの軸方向寸法精度と、ポンプステータDの個々の軸方向精度を、相対的に高精度に管理しつつ、ポンプステータDを複数段に積層するのに、エンドプレートLとの組立、固定に軸方向寸法精度は更に高精度公差が要求される等、すべての寸法管理に極めて神経をすり減らされる構成になっている。
【0006】
図8、図9は羽根Hを片側とした渦流をシングルにした構成で、排気速度の少ない真空ポンプを示しているが、ポンプステータDを複数段、積重ねる構成にて全体的な構造は図7と類似している。従って、各構成部品は軸方向、或は軸直角方法とも高い寸法精度を必要とするのは図7構成と同じである。
【0007】
これらの構成を通じて解決されるべき課題をまとめると、高精度寸法の部品を多く必要とすることから、装着、組立に手間が掛り、すきまを確認し乍ら、装着するのは困難である。故に接触等の事故が起りやすく、製品コストが極めて高騰する。更に軸方向に装着スペースが大きく必要になるので、製品自体が軸方向に長くなり、従って回転精度を保持するのに苦労する。
本発明の目的は、渦流を発生させる羽根の構成を改善し、複数段にする構造を簡易化することによって、高圧縮比のブロワ、真空ポンプを部品点数を大幅に削減し乍ら、低コストの製品を提供しようとしている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記、目的を達成するため、本発明では吸気口14、と排気口15とに連なるケーシング1、及びケーシングカバー2内に、外周部に多数の羽根5を備えたロータ4、及び4Aを回転自在に構成した渦流形流体機械において、ケーシング1には円形内周面1Aを形成すると共に、ロータ4、及び4Aには、前記、ケーシング1の円形内周面1Aに対向するロータ4,4Aの中央隔壁外周面1Aを形成する一方、二つのロータ4,4Aの中間には固定隔壁4B、をケーシング1に固定する。ロータ4、及び4Aは共に中央隔壁4D、によってその左、−側と右、他側とは1段、及び2段として圧縮する構成とし、1段、2段連通路16にて直列につないでいる。二つのロータ4,4Aは固定隔壁4Bにて2段側と3段側に分れ、摺動側面4Cにて回転封止している。かくして吸気口14より吸気した流体は、排気口15、に排気されるまで、中央隔壁4Dと固定隔壁4Bによって区画され、ロータ4,4Aの外周部の羽根5による渦流は4段の複数段で圧縮される。又、本ロータ構成はロータ、二つにて4段階を一構成としているが、更に軸方向にロータを増設し、4段以上の複数段として圧縮比を増大した、更に高い高圧縮比のブロワ、真空ポンプを構成できる。
【0009】
又、次なる解決手段は、図4に示す如くロータ4には多数の羽根5,5A,5B,5Cを備えた2層に構成した外周部をもち、中央隔壁4D,4Eと軸方隔壁4F,4Gにより区画された各段気体渦流流路8,8A,8B,8Cと内周面1A,1B,1C及び各段の連通路16,16A,16Bにより1つのロータにて、コの字形に4段の複数段で直列に圧縮し、吸気口14、より排気口15へ高圧縮比で排気する構成である。
又本ロータ構成は、図5に示す如く、更に軸方向にロータ4Aを増設し、図1,図3で示した前述の構成の流体機械でのロータ数の半数で4段以上の複数段として、圧縮比を増大し更に高い高圧縮比のブロワ、真空ポンプをも構成できる。
【0010】
【作用】
上記に示した二つの解決手段は、ロータ4、及び4Aの回転により、ケーシング1内の気体渦流流路内で羽根により発生する渦流は、中央隔壁4Dにて左,右,1,2段に圧縮を分断し、二つのロータ4,4Aにて4段、直列に構成する方法と、又、中央隔壁4D,4F、軸方隔壁4F,4Gにより、一つのロータでコの字形4段、直列に圧縮し、吸気口14、から排気口15に排気される構成になっている。又ロータを軸方向に、更に複数に増設した構成にすると、6段、8段……と複数段となり、ねじ形分子ポンプ、軸流ターボポンプの作用と同様に非常に高い圧縮比を保持しながら、連続して加圧、排気することができる。
【0011】
【実施例】
図1〜図5による実施例で構成と作動を説明する。図1及び図2は本発明構造の複数段渦流形流体機械とした構成で、ロータ4,4Aの回転により吸気口14、より吸気した流体は、ロータ4の気体過流流路8に入り、ロータ4には外周部に中央隔壁4Dにより左,右に1,2段の渦流流体を発生させる羽根5、5Aを放射状に空間を保って連続して設け、ロータ4の回転で羽根5に隣接する次の羽根へ運動エネルギーが過流となって与えられ、渦流阻止壁17、17Aで分断され吸気口14、から1,2段連通路16へ連続して必要圧縮比まで圧縮する。
この圧縮された流体は、1、2段連通路16よりロータ4の中央隔壁4D、右側の気体渦流流路8Aに流入し、1段と同様に羽根5Aで、渦流加圧され2段の必要圧縮比まで圧縮する。ケーシング1には固定隔壁4Bを設け、ロータ4と4Aとは該、固定隔壁4Bの摺動側面4Cにて回転封止されている。2段加圧された渦流流体は、固定隔壁4Bに設けられた渦流阻止壁17,17A,で吸気側と分断されて、2,3段連通路16Aよりロータ4Aの中央隔壁4Eの左側、気体渦流流路8Bに流入し、ロータ4Aの回転で羽根5Bの加圧により渦流を増大し、3段の必要圧縮比まで圧縮される。次に圧縮された渦流流体は3,4段連通路16Bより右側の気体渦流流路8Cに圧送され、羽根5Cで4段として渦流加圧し必要な最終圧力となって排気口15より排出される。
【0012】
図3は前述した加圧作動する構成のロータ4,4A,4C,4Dを回転軸11にキー12、及び締付ボルト9にて、固定隔壁4Bを介して両側軸受により強固に支持し、固定する。
該、ロータ4,4A,4C,4Dを回転すれば各ロータに構成した各羽根5により、吸気口14より流入した気体は、気体渦流流路8,8A,8B,8C,8D,8E,8F,8Gと直列に渦流、加圧し、排気口15からは、極めて高い圧縮比になった加圧渦流流体が排出される。
又、真空ポンプに応用すれば、排気口15は大気圧となる為、吸気口14は極めて真空度の高い、流体の空域を達成することができる。
【0013】
図4は本発明による複数段渦流形流体機械のうち、ロータ4を1つにし、外周部に設ける羽根取付部は軸方隔壁4F,4Gで区画した2層と、中央隔壁4D,4Eとで羽根1段の5,2段の5A,3段5B,4段5Cの4ヶ所で放射状に構成し、ロータ4の回転により各段気体渦流流路、1段の8,2段の8A,3段8B,4段8Cに強力な渦流流体を発生させる。
図4に示すようにロータ4の回転でケーシング1、及びケーシングカバー2の内周面1A,1B,1Cで前記した各段気体渦流流路8,8A,8B,8Cは各段の渦流流体を発生させながら、各段の連通路16,16A,16Bにより1段渦流流路8から2段渦流流路8Aへ更に該、流路より3段渦流流路8Bへ、そして3段の該、流路より、4段渦流流路8Cへ、コの字形に4段圧縮することにより吸気口14、よりの吸気流体を排気口15に高圧縮比になって排出される。
図5にあって、ロータ4に、軸方向にロータ4Aの如く複数個ロータを連接し、ケーシングには固定隔壁4Bを設け、ロータ4と4Aとは該、固定隔壁4Bの摺動側面4Cに回転封止する構成にし、前述した図4のロータ4の作動をロータ4Aに接続して、渦流を直列に連通し、加圧する構成にすれば簡単な二つのロータで、8段圧縮とすることができる。又、ロータの更なる複数個の連接は、回転軸11との嵌着を考慮すれば増設することができる。
【0014】
【発明の効果】
図1〜図5にみるように、本発明による構成の一つはロータ4,4Aの羽根幅の中央部に中央隔壁4Dを設けてその左側に1段、右側に2段とを設けてロータ、二つで4段を構成し、次の一つは、羽根の幅部を十字に軸方隔壁、中央隔壁を設けてコの字形4段に圧縮する構成にしている。従って従来構造に比較すれば部品数は極端に少なくなっている。これによってコストが大幅に低下するのは勿論、組立が容易になることによって摺動すきまの管理が簡単で、多段に複数段化するのに部品の精度管理がやりやすい。
又図6にみる如く、従来はモータ直結の場合、低圧縮比しか製品化されてなく、市場要求を満たしていないが、本発明は図1及び図4に示すように4段圧縮をモータ直結で実施することができ、高圧縮比の製品を極めて簡単な構造で提供できる。
更に本発明によると、ロータを軸方向に並設する複数段の構成では軸方向長さは従来製品に比べて極端に短かく設定、構成できるので精度の保持が容易にできる特徴がある。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の (4段)複数段渦流形流体機械の縦断面図。
【図2】本発明の (4段)複数段渦流形流体機械の側面図。
【図3】本発明の (8段)複数段渦流形流体機械の縦断面図。
【図4】本発明の (4段)2層複数段渦流形流体機械の縦断面図。
【図5】本発明の (8段)2層複数段渦流形流体機械の縦断面図。
【図6】従来構造の渦流形流体機械の縦断面図。
【図7】従来構造のターボ渦流形流体機械の縦断面図。
【図8】従来構造のターボ片羽根式渦流形流体機械の縦断面図。
【図9】従来構造の図8、流体機械の羽根部拡大図。
【0016】
【符号の説明】
1………ケーシング        1A………円形内周面
1B,1C………側面内周面    2………ケーシングカバー
4,4A………ロータ       4B………固定隔壁
4C………摺動側面        4D,4E………中央隔壁
4F,4G………軸方隔壁     5………1段羽根
5A………2段羽根        5B………3段羽根
5C………4段羽根        8………1段気体渦流流路
8A………2段気体渦流流路    8B………3段気体渦流流路
8C………4段気体渦流流路
8D,8E,8F,8G………5段〜8段気体渦流流路
9………締付ボルト        11………回転軸
12………キー          16………1,2段連通路
16A………2,3段連通路    16B………3,4段連通路
17,17A………1段渦流阻止壁 17B,17C………2段渦流阻止壁
17D,17E………3段渦流阻止壁
17F,17G………4段渦流阻止壁 20………モータ

Claims (2)

  1. 吸気口および排気口を有するケーシングと、そのケーシング内の外周部に多数の羽根を備えたロータを、回転軸中心で回転自在に支持し、回転によりロータ外周部に渦流を起さしめる構成の渦流形流体機械において、ケーシング1の外洞内面には円弧突起1Dを設け、該円弧突起1Dの先端に円形内周面1Aを形成し、ケーシングカバー2の外洞内面にも円弧突起1Eを設け、該、円弧突起1Eの先端に円形内周面1Bを設け、ロータ4とロータ4Aは並設すると共に、ロータ羽根幅の中央部に、前記ケーシング1及びケーシングカバー2の円形内周面1A,1Bに対向する中央隔壁4D,4Eを構成し、該、中央隔壁4D,4Eには微小のすきまを設けた外周面1A,1Bを回転自在に形成し、中央隔壁4Dの−側、羽根5で1段気体渦流流路8に1段渦流を発生させ、該、渦流はケーシング1に設けた1段渦流阻止壁17,17A,直前の1,2段連通路16より、中央隔壁4Dの他側、羽根5Aへ流入すると共に、2段気体渦流流路8Aで2段渦流を発生させ、ロータ4,4Aの中間には固定隔壁4Bをケーシング1に、ロータ4,4A摺動側面に微小すきま4Cを保持して固定し、2段気体渦流流路8Aに於ける2段渦流は、固定隔壁4Bに設けた2段渦流阻止壁17B、17C、直前の2、3段連通路16Aより、ロータ4Aの中央隔壁4Eの−側、羽根5Bに流入し、3段気体渦流流路8Bで3段渦流を発生させ、該、渦流はケーシングカバー2に設けた3段渦流阻止壁17D、17E直前の3,4段連通路16Bより中央隔壁4Eの他側、羽根5Cに流入し、4段気体渦流流路8Cで4段渦流を発生させ、該、渦流はケーシングカバー2に設けた4段渦流阻止壁17F、17G直前の排気口15より排気する構成とすることを特徴とすると共に、ロータを軸方向に並列で、更に複数連結し渦流を発生させ、該、渦流を直列に連通して加圧する構成としたことも特徴とした複数段渦流形流体機械。
  2. 吸気口および排気口を有するケーシングと、そのケーシング内の外周部に多数の羽根を備えたロータを、回転軸中心で回転自在に支持し、回転によりロータ外周部に渦流を起さしめる構成の渦流形流体機械において、ケーシング1の外洞内面には円弧突起1Dを設け、該、円弧突起1Dの先端に円形内周面1Aを形成し、ケーシング1の側板内面にも円弧突起1Fを設け、該、円弧突起1Fの先端には円形側周面1Bを設け、ケーシングカバー2の側板内面にも円弧突起1Gを設けて、該、円弧突起1Gの先端には円形側周面1Cを構成し、ロータ4は羽根幅の中央部にケーシング1の円形内周面1Aに対向する中央隔壁4E,4Dを構成し、該、中央隔壁4Eには微小のすきまを設けた外周面1Aとケーシング1及びケーシングカバー2の円形側周面1B、1Cに対向する微小のすきまを設けて2層に構成した軸方隔壁4F,4Gの側周面1B,1Cを回転自在に形成し、中央隔壁4Dと軸方隔壁4Fの下層−側、羽根5で、1段気体渦流流路8に1段渦流を発生させ、該渦流はケーシング1に設けた1段渦流阻止壁17,17A,直前の1,2段連通路16より、軸方隔壁4Fの上層他側、羽根5Aへ流入すると共に2段気体渦流流路8Aで、2段渦流を発生させ、該、2段渦流は円弧突起1Dに設けた2段渦流阻止壁17B,17C、直前の2,3段連通路16Aより、ロータ4の中央隔壁4E、と軸方隔壁4Gの上層−側、羽根5Bに流入し、3段気体渦流流路8Bで3段渦流を発生させ、該、渦流はケーシングカバー2に設けた3段渦流阻止壁17D,17E,直前の3,4段連通路16Bより軸方隔壁4Gの下層他側、羽根5Cに流入し、4段気体渦流流路8Cで4段渦流を発生させ、該、渦流はケーシングカバー2に設けた4段渦流阻止壁17F,17G,直前の排気口15より排気する構成とすることを特徴とすると共に、固定隔壁を介して、ロータを軸方向に並列、複数に連結し渦流を発生させ、該渦流を直列に連通して加圧する構成としたことも特徴とした複数段渦流形流体機械。
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