JPH042997B2 - - Google Patents
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- JPH042997B2 JPH042997B2 JP58053705A JP5370583A JPH042997B2 JP H042997 B2 JPH042997 B2 JP H042997B2 JP 58053705 A JP58053705 A JP 58053705A JP 5370583 A JP5370583 A JP 5370583A JP H042997 B2 JPH042997 B2 JP H042997B2
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- Alarm Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、原動機を用いた種々の機械、装置等
において、その定められた被監視個所の状態を監
視し、当該被監視個所に異常が発生したときこれ
を報知する異常監視装置に関する。
において、その定められた被監視個所の状態を監
視し、当該被監視個所に異常が発生したときこれ
を報知する異常監視装置に関する。
上記機械、装置等に所期の機能を発揮せしめる
ためにはその主要個所の状態を監視し、異常が発
生したとき、これを運転員や係員等に報らせてそ
の異常を取り除く必要がある。このような監視を
行なう異常監視装置にあつては、各被監視個所に
対応して表示ランプが設けられ、異常発生時に表
示ランプを点灯するとともに、特に重要な被監視
個所の異常発生に対しては同時に警報装置を作動
させて、異常の発生とその発生個所を報知するよ
うになつている。以下、現在検討中である作業機
械異常監視装置を例示して説明する。
ためにはその主要個所の状態を監視し、異常が発
生したとき、これを運転員や係員等に報らせてそ
の異常を取り除く必要がある。このような監視を
行なう異常監視装置にあつては、各被監視個所に
対応して表示ランプが設けられ、異常発生時に表
示ランプを点灯するとともに、特に重要な被監視
個所の異常発生に対しては同時に警報装置を作動
させて、異常の発生とその発生個所を報知するよ
うになつている。以下、現在検討中である作業機
械異常監視装置を例示して説明する。
第1図は作業機械に備えられた異常監視装置の
ブロツク図である。図で、Bは作業機械に塔載さ
れた電源、Sは電源Bの主スイツチ、1は作業機
械の各被監視個所に設置された検出器群を示す。
検出器群1は複数の検出器スイツチ(図では6個
の検出器スイツチが例示されている。)より成る。
11は作業機のエンジンのオイルパンに取付けら
れたエンジンオイルレベルスイツチであり、エン
ジンオイルが適正油量のときはOFF状態、規定
油量以下になるとON状態となる。12はエンジ
ンのラジエータ又はリザーブタンクに取付けられ
た冷却水レベルスイツチであり、冷却水が適正水
量のときはOFF状態、規定水量以下ではON状態
となる。13はエンジンのエアクリーナの出口側
(エンジン吸気管)に取付けられたエアクリーナ
エレメント目詰り検出スイツチ(真空スイツチ)
であり、エアクリーナエレメントが目詰り状態に
ないときはOFF状態、目詰りするとON状態とな
る。14はオイルフイルタに取付けられたオイル
フイルタエレメント目詰り検出スイツチ(差圧ス
イツチ)であり、オイルフイルタエレメントが目
詰り状態にないときはOFF状態、目詰りすると
ON状態となる。15はエンジンに取付けられた
エンジンオイル圧力スイツチであり、エンジンの
潤滑油の油圧が規定圧を超えているときはOFF
状態、規定圧以下になるとON状態となる。16
はエンジンの冷却水回路に取付けられた冷却水オ
ーバーヒートスイツチであり、冷却水温度が低温
であるときはOFF状態、冷却水温度が沸騰する
温度に近づくとON状態となる。
ブロツク図である。図で、Bは作業機械に塔載さ
れた電源、Sは電源Bの主スイツチ、1は作業機
械の各被監視個所に設置された検出器群を示す。
検出器群1は複数の検出器スイツチ(図では6個
の検出器スイツチが例示されている。)より成る。
11は作業機のエンジンのオイルパンに取付けら
れたエンジンオイルレベルスイツチであり、エン
ジンオイルが適正油量のときはOFF状態、規定
油量以下になるとON状態となる。12はエンジ
ンのラジエータ又はリザーブタンクに取付けられ
た冷却水レベルスイツチであり、冷却水が適正水
量のときはOFF状態、規定水量以下ではON状態
となる。13はエンジンのエアクリーナの出口側
(エンジン吸気管)に取付けられたエアクリーナ
エレメント目詰り検出スイツチ(真空スイツチ)
であり、エアクリーナエレメントが目詰り状態に
ないときはOFF状態、目詰りするとON状態とな
る。14はオイルフイルタに取付けられたオイル
フイルタエレメント目詰り検出スイツチ(差圧ス
イツチ)であり、オイルフイルタエレメントが目
詰り状態にないときはOFF状態、目詰りすると
ON状態となる。15はエンジンに取付けられた
エンジンオイル圧力スイツチであり、エンジンの
潤滑油の油圧が規定圧を超えているときはOFF
状態、規定圧以下になるとON状態となる。16
はエンジンの冷却水回路に取付けられた冷却水オ
ーバーヒートスイツチであり、冷却水温度が低温
であるときはOFF状態、冷却水温度が沸騰する
温度に近づくとON状態となる。
2は被監視個所の異常を報らせる表示器群であ
り、表示ランプ21〜26より成る。表示ランプ2
1〜26はそれぞれ検出スイツチ11〜16がON状
態のとき点灯する。3はブザー等の音を発する警
報器であり、後述する如く、エンジン作動中検出
スイツチ15,16がON状態となつたとき表示ラ
ンプ25,26と共に作動し、警報音を発する。4
は作業機械に塔載されたエンジンで駆動され、電
源Bの充電や電気的負荷の電源となる発電装置で
あり、主スイツチSに接続される端子4Bと出力
端子4Rを有する。発電装置4は発電機とレギユ
レータより成り、エンジンの回転に応じて出力端
子4Rから後述する電圧を出力するが、その構成
は周知であるので説明は省略する。
り、表示ランプ21〜26より成る。表示ランプ2
1〜26はそれぞれ検出スイツチ11〜16がON状
態のとき点灯する。3はブザー等の音を発する警
報器であり、後述する如く、エンジン作動中検出
スイツチ15,16がON状態となつたとき表示ラ
ンプ25,26と共に作動し、警報音を発する。4
は作業機械に塔載されたエンジンで駆動され、電
源Bの充電や電気的負荷の電源となる発電装置で
あり、主スイツチSに接続される端子4Bと出力
端子4Rを有する。発電装置4は発電機とレギユ
レータより成り、エンジンの回転に応じて出力端
子4Rから後述する電圧を出力するが、その構成
は周知であるので説明は省略する。
5は、端子51,52,5R,5C,5B,5Eを備
えた警報器制御ユニツトである。警報器制御ユニ
ツト5はトランジスタ500,501,502、
所定のツエナ電圧を有すツエナダイオード50
3、抵抗504,505を有し、端子5Rに加わ
る発電装置4の出力電圧がツエナダイオード50
3のツエナ電圧に達するとツエナダイオード50
3が導通し、これによりトランジスタ500,5
01,502が順次導通して端子5Cに電源電圧
が加えられる。
えた警報器制御ユニツトである。警報器制御ユニ
ツト5はトランジスタ500,501,502、
所定のツエナ電圧を有すツエナダイオード50
3、抵抗504,505を有し、端子5Rに加わ
る発電装置4の出力電圧がツエナダイオード50
3のツエナ電圧に達するとツエナダイオード50
3が導通し、これによりトランジスタ500,5
01,502が順次導通して端子5Cに電源電圧
が加えられる。
第2図a,b,cはエンジン回転数に対する発
電装置4の出力電圧、ツエナダイオード503の
動作状態、およびエンジンオイル圧力スイツチ1
5の動作状態の特性図である。第2図aで、横軸
にエンジン回転数NEが、縦軸に発電装置4の出
力電圧Vおよびエンジンオイル圧力Pがとつてあ
る。N1はエンジンが停止状態から運転状態に、
又は、運転状態から停止状態に入る回転数を示
し、回転数N1を境にして出力電圧Vは電圧VLか
ら電圧VHへ(エンジン始動時)、又は電圧VHから
電圧VLへ(エンジン停止時)変化する。警報器
制御ユニツト5のツエナダイオード503のツエ
ナ電圧は、回転数N1のときの出力電圧VZに定め
られている。Piはエンジンオイル圧力スイツチ1
5の作動圧力、N2はそのときのエンジン回転数を
示す。即ち、エンジンオイル圧力はエンジン回転
の上昇とともに上昇し、回転数N2に至つてエン
ジンオイル圧力スイツチに設定された作動圧力に
達するのである。第2図bはツエナダイオード5
03の導通、不導通の状態を示し、エンジン回転
数N1未満では不導通(OFF)状態、エンジン回
転数N1以上の場合は導通(ON)状態となる。第
2図cはエンジンオイル圧力スイツチ15の開閉
状態を示し、エンジン回転数N1未満では閉成
(ON)状態、エンジン回転数N1以上の場合は開
放(OFF)状態となる。
電装置4の出力電圧、ツエナダイオード503の
動作状態、およびエンジンオイル圧力スイツチ1
5の動作状態の特性図である。第2図aで、横軸
にエンジン回転数NEが、縦軸に発電装置4の出
力電圧Vおよびエンジンオイル圧力Pがとつてあ
る。N1はエンジンが停止状態から運転状態に、
又は、運転状態から停止状態に入る回転数を示
し、回転数N1を境にして出力電圧Vは電圧VLか
ら電圧VHへ(エンジン始動時)、又は電圧VHから
電圧VLへ(エンジン停止時)変化する。警報器
制御ユニツト5のツエナダイオード503のツエ
ナ電圧は、回転数N1のときの出力電圧VZに定め
られている。Piはエンジンオイル圧力スイツチ1
5の作動圧力、N2はそのときのエンジン回転数を
示す。即ち、エンジンオイル圧力はエンジン回転
の上昇とともに上昇し、回転数N2に至つてエン
ジンオイル圧力スイツチに設定された作動圧力に
達するのである。第2図bはツエナダイオード5
03の導通、不導通の状態を示し、エンジン回転
数N1未満では不導通(OFF)状態、エンジン回
転数N1以上の場合は導通(ON)状態となる。第
2図cはエンジンオイル圧力スイツチ15の開閉
状態を示し、エンジン回転数N1未満では閉成
(ON)状態、エンジン回転数N1以上の場合は開
放(OFF)状態となる。
ここで、第1図に示す異常監視装置の動作を説
明する。今、例えばエンジンオイルのレベルが低
下して、適正油量以下になるとエンジンオイルレ
ベルスイツチ11がON状態となり、表示ランプ
21を点灯してエンジンオイルのレベル低下を表
示する。検出スイツチ12〜14についても同様で
ある。又、エンジン運転中、その冷却水が沸騰温
度近くに達し、冷却水オーバーヒートスイツチ1
6がON状態になると、表示ランプ26が点灯して
冷却水の温度上昇を表示するとともに警報器3を
吹鳴する。即ち、エンジンは運転状態にあるの
で、発電装置4は電圧VHを出力しており、一方、
検出スイツチ16はON状態にあるので、端子51
は接地電位にある。したがつて、ツエナダイオー
ド503は導通状態となり、トランジスタ50
0,501,502が順次導通して警報器3が作
動する。エンジンオイル圧力低下の場合も同様で
ある。このように、エンジン冷却水の過熱、エン
ジンオイル圧力低下等、放置すれば大きな事故に
つながる異常発生の際には、作業機械のオペレー
タに対して、視覚のみならず聴覚によつても異常
発生を報知し、オペレータに確実に所要の処置を
採らしめ、事故発生を防止している。
明する。今、例えばエンジンオイルのレベルが低
下して、適正油量以下になるとエンジンオイルレ
ベルスイツチ11がON状態となり、表示ランプ
21を点灯してエンジンオイルのレベル低下を表
示する。検出スイツチ12〜14についても同様で
ある。又、エンジン運転中、その冷却水が沸騰温
度近くに達し、冷却水オーバーヒートスイツチ1
6がON状態になると、表示ランプ26が点灯して
冷却水の温度上昇を表示するとともに警報器3を
吹鳴する。即ち、エンジンは運転状態にあるの
で、発電装置4は電圧VHを出力しており、一方、
検出スイツチ16はON状態にあるので、端子51
は接地電位にある。したがつて、ツエナダイオー
ド503は導通状態となり、トランジスタ50
0,501,502が順次導通して警報器3が作
動する。エンジンオイル圧力低下の場合も同様で
ある。このように、エンジン冷却水の過熱、エン
ジンオイル圧力低下等、放置すれば大きな事故に
つながる異常発生の際には、作業機械のオペレー
タに対して、視覚のみならず聴覚によつても異常
発生を報知し、オペレータに確実に所要の処置を
採らしめ、事故発生を防止している。
ところで、このような異常監視装置にあつて、
例えば上記のようにエンジン冷却水の過熱が生じ
た場合、オペレータは直ちにエンジンを無負荷運
転とする処理を行ない、エンジン冷却水の温度低
下を待たねばならない。しかしながら、第1図に
示す警報器制御ユニツト5の構成上、エンジン冷
却水の温度低下の間、警報器3がその作動を継続
しているので音響が発生し続け、オペレータおよ
びその近辺に居る者にとつては極めてうるさく、
不愉快な環境となる。このような状態を避けるた
め、警報器3と直列に開閉器を介入して警報器3
の作動を停止せしめる構成が考えられるが、この
ような構成では、開閉器を開放して警報器3を停
止させた後適当な時間を見計らつて開閉器を閉じ
ねばならず、もし、この開閉器の閉成を忘却すれ
ば、次に警報器3を作動させるべき異常が発生し
たとき、オペレータがその異常を見落してしまう
という重大な事態を生じることとなる。したがつ
て、このような開閉器の介入は採用することがで
きず、警報器3の作動を停止することはできな
い。
例えば上記のようにエンジン冷却水の過熱が生じ
た場合、オペレータは直ちにエンジンを無負荷運
転とする処理を行ない、エンジン冷却水の温度低
下を待たねばならない。しかしながら、第1図に
示す警報器制御ユニツト5の構成上、エンジン冷
却水の温度低下の間、警報器3がその作動を継続
しているので音響が発生し続け、オペレータおよ
びその近辺に居る者にとつては極めてうるさく、
不愉快な環境となる。このような状態を避けるた
め、警報器3と直列に開閉器を介入して警報器3
の作動を停止せしめる構成が考えられるが、この
ような構成では、開閉器を開放して警報器3を停
止させた後適当な時間を見計らつて開閉器を閉じ
ねばならず、もし、この開閉器の閉成を忘却すれ
ば、次に警報器3を作動させるべき異常が発生し
たとき、オペレータがその異常を見落してしまう
という重大な事態を生じることとなる。したがつ
て、このような開閉器の介入は採用することがで
きず、警報器3の作動を停止することはできな
い。
本発明の目的は、上記の問題を解決し、警報装
置が作動したときその作動を停止することができ
るとともに、単に警報装置停止の動作のみでその
後の異常発生に対して支障なく警報装置を作動さ
せることができ、しかも原動機が所定回転数以下
のときに警報装置の動作を停止する機能を保持し
た異常監視装置を提供するにある。
置が作動したときその作動を停止することができ
るとともに、単に警報装置停止の動作のみでその
後の異常発生に対して支障なく警報装置を作動さ
せることができ、しかも原動機が所定回転数以下
のときに警報装置の動作を停止する機能を保持し
た異常監視装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、原動機を
備えた機械、装置における複数の監視個所に対応
して設けられるとともにこれら監視個所の異常を
検出する検出手段と、これら検出手段の動作に応
じて作動する警報装置とを備えた異常監視装置に
おいて、前記警報装置と電源との間に接続され前
記検出手段の動作により開閉状態が非導通状態か
ら導通状態に反転する第1の開閉手段と、前記原
動機が所定回転数以下の状態にあるとき前記第1
の開閉手段の開閉状態を非導通状態としておく警
報装置作動阻止手段と、前記警報装置の作動状態
を停止させる自動復帰型のスイツチと、このスイ
ツチの作動により導通状態にある前記第1の開閉
手段の開閉状態を非導通状態に反転させる第2の
開閉手段と、この第2の開閉手段の動作を保持す
る保持手段と、前記複数の検出手段のいずれかの
動作に応じて前記保持手段の保持を解除する解除
手段とを設けたことを特徴とする。
備えた機械、装置における複数の監視個所に対応
して設けられるとともにこれら監視個所の異常を
検出する検出手段と、これら検出手段の動作に応
じて作動する警報装置とを備えた異常監視装置に
おいて、前記警報装置と電源との間に接続され前
記検出手段の動作により開閉状態が非導通状態か
ら導通状態に反転する第1の開閉手段と、前記原
動機が所定回転数以下の状態にあるとき前記第1
の開閉手段の開閉状態を非導通状態としておく警
報装置作動阻止手段と、前記警報装置の作動状態
を停止させる自動復帰型のスイツチと、このスイ
ツチの作動により導通状態にある前記第1の開閉
手段の開閉状態を非導通状態に反転させる第2の
開閉手段と、この第2の開閉手段の動作を保持す
る保持手段と、前記複数の検出手段のいずれかの
動作に応じて前記保持手段の保持を解除する解除
手段とを設けたことを特徴とする。
上記構成において、原動機が駆動されていると
き検出手段が作動すると、第1の開閉手段の開閉
状態が非導通状態から導通状態に反転して警報装
置が作動する。検出手段が復旧すると警報装置は
停止する。警報装置が作動している状態にあると
き、スイツチを短時間だけ閉成すると、第2の開
閉手段の開閉状態が導通状態となつて第1の開閉
手段の開閉状態を導通状態から非導通状態に反転
させて警報装置を停止させるとともに、第2の開
閉手段の導通状態は保持手段により保持される。
この状態で、いずれかの検出手段が作動すると、
保持手段の保持が解除手段により解除され、第2
の開閉手段の開閉状態が導通状態から非導通状態
に反転し、この第2の開閉手段の反転と検出手段
の作動により第1の開閉手段の開閉状態が非導通
状態から導通状態に反転して警報装置が作動す
る。又、原動機が所定回転数以下の状態にある場
合には、警報装置作動阻止手段が作動して、第1
の開閉手段の開閉状態を非導通状態とし、検出手
段の作動状態の如何にかかわらず警報装置の作動
を阻止する。
き検出手段が作動すると、第1の開閉手段の開閉
状態が非導通状態から導通状態に反転して警報装
置が作動する。検出手段が復旧すると警報装置は
停止する。警報装置が作動している状態にあると
き、スイツチを短時間だけ閉成すると、第2の開
閉手段の開閉状態が導通状態となつて第1の開閉
手段の開閉状態を導通状態から非導通状態に反転
させて警報装置を停止させるとともに、第2の開
閉手段の導通状態は保持手段により保持される。
この状態で、いずれかの検出手段が作動すると、
保持手段の保持が解除手段により解除され、第2
の開閉手段の開閉状態が導通状態から非導通状態
に反転し、この第2の開閉手段の反転と検出手段
の作動により第1の開閉手段の開閉状態が非導通
状態から導通状態に反転して警報装置が作動す
る。又、原動機が所定回転数以下の状態にある場
合には、警報装置作動阻止手段が作動して、第1
の開閉手段の開閉状態を非導通状態とし、検出手
段の作動状態の如何にかかわらず警報装置の作動
を阻止する。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第3図は本発明の実施例に係る作業機械の異常
監視装置のブロツク図である。図で、第1図と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。6
は端子6B,6C,6D,6Fを有する警報器制
御ユニツトであり、端子6Bには電源Bが、端子
6Cには発電装置4の端子4Rが、端子6Dには
警報器3の一方の端子3Bがそれぞれ接続されて
いる。端子6Fには後述する警報器キヤンセル装
置の出力が印加される。警報器制御ユニツト6は
端子6Cに入力される発電装置4の出力電圧(第
2図)と端子6Fに入力される電圧により警報器
3の動作を制御する。警報器制御ユニツト6の具
体的構成については後述する。7は端子7B,7
C,7Dを有する遅延装置であり、端子7Bには
電源Bが、端子7Cにはエンジンオイル圧力スイ
ツチ15が、端子7Dには警報器3の他方の端子
3Eと警報器キヤンセル装置8の端子8Hがそれ
ぞれ接続されている。遅延装置7は検出スイツチ
15が閉じても、エンジン停止時における警報器
3の作動を防止するため、警報器3の回路の導通
を遅延せしめる。遅延装置7の具体的構成につい
ては後述する。8は端子8B,8F,8H,8S
を有する警報器キヤンセル装置であり、端子8B
には電源が、端子8Fには警報器制御ユニツト6
の端子6Fが、端子8Hには検出スイツチ16お
よび遅延装置7を介して検出スイツチ15が、端
子8Sには警報器キヤンセルスイツチ9がそれぞ
れ接続されている。警報器キヤンセルスイツチ9
はいわゆるモーメンタリ式の常開接点スイツチで
あり、手動によりスイツチを操作して接点を閉じ
た後、手を離すと自動的に原位置に復帰して接点
を開く構成となつている。警報器キヤンセル装置
8は警報器3の作動時、スイツチ9を瞬間的に閉
じることにより警報器3を停止せしめ、しかも、
その後検出スイツチ15又は検出スイツチ16が閉
成したとき警報器3を作動せしめる機能を有す
る。警報器キヤンセル装置8の具体的構成につい
ては後述する。
監視装置のブロツク図である。図で、第1図と同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。6
は端子6B,6C,6D,6Fを有する警報器制
御ユニツトであり、端子6Bには電源Bが、端子
6Cには発電装置4の端子4Rが、端子6Dには
警報器3の一方の端子3Bがそれぞれ接続されて
いる。端子6Fには後述する警報器キヤンセル装
置の出力が印加される。警報器制御ユニツト6は
端子6Cに入力される発電装置4の出力電圧(第
2図)と端子6Fに入力される電圧により警報器
3の動作を制御する。警報器制御ユニツト6の具
体的構成については後述する。7は端子7B,7
C,7Dを有する遅延装置であり、端子7Bには
電源Bが、端子7Cにはエンジンオイル圧力スイ
ツチ15が、端子7Dには警報器3の他方の端子
3Eと警報器キヤンセル装置8の端子8Hがそれ
ぞれ接続されている。遅延装置7は検出スイツチ
15が閉じても、エンジン停止時における警報器
3の作動を防止するため、警報器3の回路の導通
を遅延せしめる。遅延装置7の具体的構成につい
ては後述する。8は端子8B,8F,8H,8S
を有する警報器キヤンセル装置であり、端子8B
には電源が、端子8Fには警報器制御ユニツト6
の端子6Fが、端子8Hには検出スイツチ16お
よび遅延装置7を介して検出スイツチ15が、端
子8Sには警報器キヤンセルスイツチ9がそれぞ
れ接続されている。警報器キヤンセルスイツチ9
はいわゆるモーメンタリ式の常開接点スイツチで
あり、手動によりスイツチを操作して接点を閉じ
た後、手を離すと自動的に原位置に復帰して接点
を開く構成となつている。警報器キヤンセル装置
8は警報器3の作動時、スイツチ9を瞬間的に閉
じることにより警報器3を停止せしめ、しかも、
その後検出スイツチ15又は検出スイツチ16が閉
成したとき警報器3を作動せしめる機能を有す
る。警報器キヤンセル装置8の具体的構成につい
ては後述する。
ここで、警報器制御ユニツト6、遅延装置7、
および警報器キヤンセル装置8の具体的構成とそ
の作用について順に説明する。
および警報器キヤンセル装置8の具体的構成とそ
の作用について順に説明する。
第4図は警報器制御ユニツト6の具体的を示す
回路図である。図で、TR61,TR62,TR6
3はそれぞれトランジスタ、C61はコンデン
サ、ZD61はツエナダイオードである。このツ
エナダイオードZD61のツエナ電圧は、第2図
aに示す電圧VZ、即ち、エンジン回転数N1時の
発電装置4からの出力電圧VZに設定されている。
前述のように、端子6Bは電源Bに、端子6Cは
発電装置4の出力端子4Rに、端子6Dは警報器
3に接続されている。エンジンが運転状態にある
とき、その回転数は回転数N1以上となつている
ので、発電装置4の出力電圧は電圧VHとなりツ
エナダイオードZD61は導通する。したがつて、
トランジスタTR61が導通し、これによりトラ
ンジスタTR62も導通する。このため、トラン
ジスタTR63が導通状態となり、検出スイツチ
15又は検出スイツチ16の閉成により警報器3が
作動することとなる。これとは逆にエンジンが停
止状態にあるとき、発電装置4の出力電圧は電圧
VLとなりツエナダイオードZD61は遮断状態と
なり、これにより、トランジスタTR61,TR
62,TR63も遮断され、端子6Dからの出力
はなく、警報器3はいかなる場合も作動しない。
回路図である。図で、TR61,TR62,TR6
3はそれぞれトランジスタ、C61はコンデン
サ、ZD61はツエナダイオードである。このツ
エナダイオードZD61のツエナ電圧は、第2図
aに示す電圧VZ、即ち、エンジン回転数N1時の
発電装置4からの出力電圧VZに設定されている。
前述のように、端子6Bは電源Bに、端子6Cは
発電装置4の出力端子4Rに、端子6Dは警報器
3に接続されている。エンジンが運転状態にある
とき、その回転数は回転数N1以上となつている
ので、発電装置4の出力電圧は電圧VHとなりツ
エナダイオードZD61は導通する。したがつて、
トランジスタTR61が導通し、これによりトラ
ンジスタTR62も導通する。このため、トラン
ジスタTR63が導通状態となり、検出スイツチ
15又は検出スイツチ16の閉成により警報器3が
作動することとなる。これとは逆にエンジンが停
止状態にあるとき、発電装置4の出力電圧は電圧
VLとなりツエナダイオードZD61は遮断状態と
なり、これにより、トランジスタTR61,TR
62,TR63も遮断され、端子6Dからの出力
はなく、警報器3はいかなる場合も作動しない。
一方、端子6Fには警報器キヤンセル装置8か
らの出力電圧が印加される。この出力電圧は、後
述するように、接地電圧又は電源Bの電圧であ
る。端子6Fに印加される電圧が接地電圧である
ときには、警報器制御ユニツト6の動作は上述の
とおりであるが、端子6Fに印加される電圧が電
源電圧であるときには、トランジスタTR63の
エミツタとベース間は同電位となるので、たとえ
エンジンが通常の運転状態にあり、かつ、検出ス
イツチ15,16が閉じていてもトランジスタTR
63は遮断状態とされ、警報器3は作動しない。
このように、警報器キヤンセル装置8からの出力
により警報器3のキヤンセル制御が行なわれるこ
とになる。
らの出力電圧が印加される。この出力電圧は、後
述するように、接地電圧又は電源Bの電圧であ
る。端子6Fに印加される電圧が接地電圧である
ときには、警報器制御ユニツト6の動作は上述の
とおりであるが、端子6Fに印加される電圧が電
源電圧であるときには、トランジスタTR63の
エミツタとベース間は同電位となるので、たとえ
エンジンが通常の運転状態にあり、かつ、検出ス
イツチ15,16が閉じていてもトランジスタTR
63は遮断状態とされ、警報器3は作動しない。
このように、警報器キヤンセル装置8からの出力
により警報器3のキヤンセル制御が行なわれるこ
とになる。
ここで、コンデンサC61の機能について説明
する。エンジンの回転数に対する発電装置4の出
力電圧Vとエンジンオイル圧力Pの関係が第2図
aに示す関係にあり、設計上の観点から、エンジ
ンオイル圧力スイツチ15の設定圧力Piが発生す
るエンジン回転数N2が、ツエナダイオードZD6
1のツエナ電圧VZを発生するエンジン回転数N1
より大きな値に設定されている場合、第2図b,
cに示すように、時間t1の間、ツエナダイオード
ZD61のON期間とエンジン圧力スイツチ15の
ON期間とが重なることになる。この期間の重な
りは第1図に示す異常監視装置において警報器3
が作動することを意味する。ところで、エンジン
の始動時と停止時には、この重なり期間が必ず発
生するので、その都度警報器3が作動して吹鳴音
を発することになる。
する。エンジンの回転数に対する発電装置4の出
力電圧Vとエンジンオイル圧力Pの関係が第2図
aに示す関係にあり、設計上の観点から、エンジ
ンオイル圧力スイツチ15の設定圧力Piが発生す
るエンジン回転数N2が、ツエナダイオードZD6
1のツエナ電圧VZを発生するエンジン回転数N1
より大きな値に設定されている場合、第2図b,
cに示すように、時間t1の間、ツエナダイオード
ZD61のON期間とエンジン圧力スイツチ15の
ON期間とが重なることになる。この期間の重な
りは第1図に示す異常監視装置において警報器3
が作動することを意味する。ところで、エンジン
の始動時と停止時には、この重なり期間が必ず発
生するので、その都度警報器3が作動して吹鳴音
を発することになる。
今、エンジン始動時、エンジンの回転が上昇し
て回転数N1に達すると、ツエナダイオードZD6
1が導通し、トランジスタTR61も導通する。
このとき、エンジンオイル圧力スイツチ15はま
だ閉じた状態にあるが、トランジスタTR61の
導通とともにコンデンサC61が充電されるの
で、その充電期間中トランジスタTR62は導通
せず、したがつて、トランジスタTR63は警報
器3の回路を遮断する。そこで、コンデンサC6
1の充電期間を前記の重なり期間t1と等しくなる
ように設定しておけば、エンジン始動時における
警報器3の吹鳴を防止することができる。なお、
エンジン停止時の警報器3の吹鳴防止は、後述す
る遅延装置7により行なわれる。
て回転数N1に達すると、ツエナダイオードZD6
1が導通し、トランジスタTR61も導通する。
このとき、エンジンオイル圧力スイツチ15はま
だ閉じた状態にあるが、トランジスタTR61の
導通とともにコンデンサC61が充電されるの
で、その充電期間中トランジスタTR62は導通
せず、したがつて、トランジスタTR63は警報
器3の回路を遮断する。そこで、コンデンサC6
1の充電期間を前記の重なり期間t1と等しくなる
ように設定しておけば、エンジン始動時における
警報器3の吹鳴を防止することができる。なお、
エンジン停止時の警報器3の吹鳴防止は、後述す
る遅延装置7により行なわれる。
第5図は警報器制御ユニツトの他の具体例を示
す回路図である。この具体例において、端子6
B,6C,6D,6Fは第4図に示すものと同じ
である。ZD61は第2図aに示すツエナ電圧VZ
のツエナダイオード、TR64,TR65,TR6
6はトランジスタ、C62はコンデンサである。
エンジンが運転状態にあるとき、ツエナダイオー
ドZD62は導通し、トランジスタTR64も導通
する。したがつて、トランジスタTR65のベー
スはほぼ接地電位となりトランジスタTR65は
遮断され、このため、トランジスタTR66は導
通状態となり、検出スイツチ15又は検出スイツ
チ16の閉成により警報器3が作動する。これと
は逆に、エンジンが停止状態にあるとき、ツエナ
ダイオードZD61は遮断され、トランジスタTR
64はOFF、トランジスタTR65はON、トラ
ンジスタTR66はOFFとなり、警報器3はいか
なる場合も作動しない。又、端子6Fに前述のよ
うに電源電圧が印加されると、トランジスタTR
65はON、トランジスタTR66はOFFとなり、
警報器3の回路は遮断され、キヤンセル制御が行
なわれる。
す回路図である。この具体例において、端子6
B,6C,6D,6Fは第4図に示すものと同じ
である。ZD61は第2図aに示すツエナ電圧VZ
のツエナダイオード、TR64,TR65,TR6
6はトランジスタ、C62はコンデンサである。
エンジンが運転状態にあるとき、ツエナダイオー
ドZD62は導通し、トランジスタTR64も導通
する。したがつて、トランジスタTR65のベー
スはほぼ接地電位となりトランジスタTR65は
遮断され、このため、トランジスタTR66は導
通状態となり、検出スイツチ15又は検出スイツ
チ16の閉成により警報器3が作動する。これと
は逆に、エンジンが停止状態にあるとき、ツエナ
ダイオードZD61は遮断され、トランジスタTR
64はOFF、トランジスタTR65はON、トラ
ンジスタTR66はOFFとなり、警報器3はいか
なる場合も作動しない。又、端子6Fに前述のよ
うに電源電圧が印加されると、トランジスタTR
65はON、トランジスタTR66はOFFとなり、
警報器3の回路は遮断され、キヤンセル制御が行
なわれる。
第6図は遅延装置の具体例を示す回路図であ
る。図で、TR71,TR72はトランジスタ、
C71はコンデンサである。コンデンサC71は
トランジスタTR71のエミツタとベース間に接
続されている。又、前述のように、端子7Bは電
源Bに、端子7Cは検出スイツチ15に、端子7
Dは警報器3に接続されている。検出スイツチ1
5が閉じると端子7Cは接地電位となるが、この
ときコンデンサC71が充電されるまでトランジ
スタTR71は導通しない。コンデンサC71が
所定の時定数で充電された後、トランジスタTR
71は導通し、トランジスタTR72も導通状態
となり、警報器3を作動可能とする。即ち、コン
デンサC71の充電時間を前述の重なり時間t1以
上に設定しておけば、エンジンの停止時の警報器
3の吹鳴を防止し、エンジン停止の都度発生する
吹鳴のわずらわしさからオペレータを解放するこ
とができる。
る。図で、TR71,TR72はトランジスタ、
C71はコンデンサである。コンデンサC71は
トランジスタTR71のエミツタとベース間に接
続されている。又、前述のように、端子7Bは電
源Bに、端子7Cは検出スイツチ15に、端子7
Dは警報器3に接続されている。検出スイツチ1
5が閉じると端子7Cは接地電位となるが、この
ときコンデンサC71が充電されるまでトランジ
スタTR71は導通しない。コンデンサC71が
所定の時定数で充電された後、トランジスタTR
71は導通し、トランジスタTR72も導通状態
となり、警報器3を作動可能とする。即ち、コン
デンサC71の充電時間を前述の重なり時間t1以
上に設定しておけば、エンジンの停止時の警報器
3の吹鳴を防止し、エンジン停止の都度発生する
吹鳴のわずらわしさからオペレータを解放するこ
とができる。
第7図は遅延装置の他の具体例を示す回路図で
ある。図で、TR73,TR74はトランジスタ、
C72はコンデンサである。又、端子7B,7
C,7Dは第6図に示す端子と同じである。トラ
ンジスタTR73のベースには第3図に示すよう
にランプ25を介して電源電圧が印加されており、
トランジスタTR73は導通している。このた
め、トランジスタTR74のベースは接地電位と
なり、遮断されている。検出スイツチ15が閉じ
るとトランジスタTR73のベースは接地電位と
なり、トランジスタTR73は遮断される。この
ため、コンデンサC72は充電され、この充電期
間、トランジスタTR74は遮断されている。コ
ンデンサC72の充電後、トランジスタTR74
は導通状態となる。コンデンサC72の充電時間
を前記重なり期間t1以上に設定すれば、エンジン
停止時の警報器の吹鳴を防止することができる。
ある。図で、TR73,TR74はトランジスタ、
C72はコンデンサである。又、端子7B,7
C,7Dは第6図に示す端子と同じである。トラ
ンジスタTR73のベースには第3図に示すよう
にランプ25を介して電源電圧が印加されており、
トランジスタTR73は導通している。このた
め、トランジスタTR74のベースは接地電位と
なり、遮断されている。検出スイツチ15が閉じ
るとトランジスタTR73のベースは接地電位と
なり、トランジスタTR73は遮断される。この
ため、コンデンサC72は充電され、この充電期
間、トランジスタTR74は遮断されている。コ
ンデンサC72の充電後、トランジスタTR74
は導通状態となる。コンデンサC72の充電時間
を前記重なり期間t1以上に設定すれば、エンジン
停止時の警報器の吹鳴を防止することができる。
第8図は警報器キヤンセル装置の具体例を示す
回路図である。図で、TR81,TR82,TR8
3はトランジスタ、C81はコンデンサである。
又、前述のように、端子8Bは電源Bに、端子8
Fは警報器制御ユニツト6の端子6Fに、端子8
Hは検出スイツチ16および遅延装置7を介して
検出スイツチ15に、端子8Sは警報器キヤンセ
ルスイツチ9にそれぞれ接続されている。トラン
ジスタTR81のエミツタは端子8Bに、ベース
は端子8Sに、コレクタは端子8Fとトランジス
タTR83のベースに接続されている。又、トラ
ンジスタTR82のエミツタは端子8Bに、ベー
スはコンデンサC81を介して端子8Hに、コレ
クタはトランジスタTR81のベースおよびトラ
ンジスタTR83のコレクタに接続されている。
回路図である。図で、TR81,TR82,TR8
3はトランジスタ、C81はコンデンサである。
又、前述のように、端子8Bは電源Bに、端子8
Fは警報器制御ユニツト6の端子6Fに、端子8
Hは検出スイツチ16および遅延装置7を介して
検出スイツチ15に、端子8Sは警報器キヤンセ
ルスイツチ9にそれぞれ接続されている。トラン
ジスタTR81のエミツタは端子8Bに、ベース
は端子8Sに、コレクタは端子8Fとトランジス
タTR83のベースに接続されている。又、トラ
ンジスタTR82のエミツタは端子8Bに、ベー
スはコンデンサC81を介して端子8Hに、コレ
クタはトランジスタTR81のベースおよびトラ
ンジスタTR83のコレクタに接続されている。
検出スイツチ15および検出スイツチ16が開い
ている場合、各トランジスタTR81,TR82,
TR83は遮断状態にあり、端子8Fは接地電位
にある。この状態で検出スイツチ15又は検出ス
イツチ16が閉じると、これに応じて警報器3が
作動するが、警報器キヤンセル装置8において
は、端子8Hを通じて電流が流れ、かつ、コン
デンサC81の充電電流による充電時間だけト
ランジスタTR82が導通状態になるのみで、ト
ランジスタTR81,TR83は遮断状態にあり、
端子8Fは依然として接地電位にある。このよう
に警報器3が作動しているとき警報器キヤンセル
スイツチ9が閉じられると電流が流れ、トラン
ジスタTR81が導通して、そのコレクタに接続
された端子8Fを電流で示すように電源Bの電
圧と等しくする。このため、前述のように警報器
制御ユニツト6のトランジスタTR63のベース
は電源Bの電圧となり、トランジスタTR63は
遮断されて警報器3の作動は停止する。一方、ト
ランジスタTR81が導通した瞬間、電流がト
ランジスタTR83に流れてこのトランジスタ
TR83を導通する。したがつて、トランジスタ
TR83のコレクタには電流が流れ、このた
め、トランジスタTR81のエミツタとベース間
に電位差を生じ、トランジスタTR81は導通状
態を保持する。即ち、警報器キヤンセルスイツチ
9が閉じると、トランジスタTR81はトランジ
スタTR83の導通によつて、以後、警報器キヤ
ンセルスイツチ9の開閉の如何に拘わらず、その
導通状態を保持する。この間、端子8Fはひきつ
づき電源Bの電圧になつているので、警報器3は
遮断状態となりその作動は停止されたままであ
る。
ている場合、各トランジスタTR81,TR82,
TR83は遮断状態にあり、端子8Fは接地電位
にある。この状態で検出スイツチ15又は検出ス
イツチ16が閉じると、これに応じて警報器3が
作動するが、警報器キヤンセル装置8において
は、端子8Hを通じて電流が流れ、かつ、コン
デンサC81の充電電流による充電時間だけト
ランジスタTR82が導通状態になるのみで、ト
ランジスタTR81,TR83は遮断状態にあり、
端子8Fは依然として接地電位にある。このよう
に警報器3が作動しているとき警報器キヤンセル
スイツチ9が閉じられると電流が流れ、トラン
ジスタTR81が導通して、そのコレクタに接続
された端子8Fを電流で示すように電源Bの電
圧と等しくする。このため、前述のように警報器
制御ユニツト6のトランジスタTR63のベース
は電源Bの電圧となり、トランジスタTR63は
遮断されて警報器3の作動は停止する。一方、ト
ランジスタTR81が導通した瞬間、電流がト
ランジスタTR83に流れてこのトランジスタ
TR83を導通する。したがつて、トランジスタ
TR83のコレクタには電流が流れ、このた
め、トランジスタTR81のエミツタとベース間
に電位差を生じ、トランジスタTR81は導通状
態を保持する。即ち、警報器キヤンセルスイツチ
9が閉じると、トランジスタTR81はトランジ
スタTR83の導通によつて、以後、警報器キヤ
ンセルスイツチ9の開閉の如何に拘わらず、その
導通状態を保持する。この間、端子8Fはひきつ
づき電源Bの電圧になつているので、警報器3は
遮断状態となりその作動は停止されたままであ
る。
この状態から、検出スイツチ15又は検出スイ
ツチ16が閉じると、コンデンサC81には充電
電流が流れ、トランジスタTR82はその充電
時間だけ導通状態となる。この場合トランジスタ
TR83はすでに導通状態にあるので、トランジ
スタTR82のコレクタ電流がトランジスタ
TR83を経て流れる。このため、トランジスタ
TR81のエミツタとベースはほぼ同電位とな
り、トランジスタTR81は遮断される。トラン
ジスタTR81の遮断によりトランジスタTR8
3も遮断され、それまで保持されていた導通状態
は解除される。この結果、端子8Fの電位は接地
電位となり、警報器制御ユニツト6におけるトラ
ンジスタTR63は導通状態となり、警報器3が
作動して異常を警報する。
ツチ16が閉じると、コンデンサC81には充電
電流が流れ、トランジスタTR82はその充電
時間だけ導通状態となる。この場合トランジスタ
TR83はすでに導通状態にあるので、トランジ
スタTR82のコレクタ電流がトランジスタ
TR83を経て流れる。このため、トランジスタ
TR81のエミツタとベースはほぼ同電位とな
り、トランジスタTR81は遮断される。トラン
ジスタTR81の遮断によりトランジスタTR8
3も遮断され、それまで保持されていた導通状態
は解除される。この結果、端子8Fの電位は接地
電位となり、警報器制御ユニツト6におけるトラ
ンジスタTR63は導通状態となり、警報器3が
作動して異常を警報する。
第9図は警報器キヤンセル装置の他の具体例を
示す回路図である。図で、端子8B,8F,8
H,8Sは第8図に示す端子と同じである。TR
84,TR85,TR86,TR87はトランジス
タである。検出スイツチ15,16、警報器キヤン
セルスイツチ9がいずれも解放されている状態で
端子8Bに電源電圧を印加すると、この電圧はト
ランジスタTR84,TR85のベースに加わる。
この場合、トランジスタTR85の特性および回
路設計によりトランジスタTR85が導通するよ
うに設定しておけば、トランジスタTR84は遮
断状態となる。トランジスタTR85の導通によ
り、トランジスタTR86,TR87は遮断され、
端子8Fには電源電圧が出力されず、警報器制御
ユニツト6は通常の制御を行なう。今、警報器3
の作動を停止させるべく警報器キヤンセルスイツ
チ9を一時的に閉じると、トランジスタTR85
のベースが接地電位となり、トランジスタTR8
5が遮断され、トランジスタTR86,TR87
が導通する。このため、端子8Fには電源電圧が
発生し、前述のように警報器3の作動は停止され
る。一方、トランジスタTR85が遮断れるとト
ランジスタTR84は導通し、そのコレクタ電位
を接地電位とする。トランジスタTR85のベー
スはトランジスタTR84のコレクタに接続され
ているので、警報器キヤンセルスイツチ9が解放
されても、トランジスタTR85は遮断状態を継
続する。この状態で、検出スイツチ15又は検出
スイツチ16が閉じると、トランジスタTR84の
ベースは接地電位となり、トランジスタTR84
は遮断される。この結果、トランジスタTR85
が導通するので、トランジスタTR86,TR8
7が遮断され、端子8Fの電源電圧は除かれ、警
報器3のキヤンセル状態も解除され、警報器3が
作動して異常を警報する。
示す回路図である。図で、端子8B,8F,8
H,8Sは第8図に示す端子と同じである。TR
84,TR85,TR86,TR87はトランジス
タである。検出スイツチ15,16、警報器キヤン
セルスイツチ9がいずれも解放されている状態で
端子8Bに電源電圧を印加すると、この電圧はト
ランジスタTR84,TR85のベースに加わる。
この場合、トランジスタTR85の特性および回
路設計によりトランジスタTR85が導通するよ
うに設定しておけば、トランジスタTR84は遮
断状態となる。トランジスタTR85の導通によ
り、トランジスタTR86,TR87は遮断され、
端子8Fには電源電圧が出力されず、警報器制御
ユニツト6は通常の制御を行なう。今、警報器3
の作動を停止させるべく警報器キヤンセルスイツ
チ9を一時的に閉じると、トランジスタTR85
のベースが接地電位となり、トランジスタTR8
5が遮断され、トランジスタTR86,TR87
が導通する。このため、端子8Fには電源電圧が
発生し、前述のように警報器3の作動は停止され
る。一方、トランジスタTR85が遮断れるとト
ランジスタTR84は導通し、そのコレクタ電位
を接地電位とする。トランジスタTR85のベー
スはトランジスタTR84のコレクタに接続され
ているので、警報器キヤンセルスイツチ9が解放
されても、トランジスタTR85は遮断状態を継
続する。この状態で、検出スイツチ15又は検出
スイツチ16が閉じると、トランジスタTR84の
ベースは接地電位となり、トランジスタTR84
は遮断される。この結果、トランジスタTR85
が導通するので、トランジスタTR86,TR8
7が遮断され、端子8Fの電源電圧は除かれ、警
報器3のキヤンセル状態も解除され、警報器3が
作動して異常を警報する。
以上、警報器制御ユニツト6、遅延装置7、警
報器キヤンセル装置8の具体例の構成およびその
作用について述べたが、これを基にして第3図に
示す本実施例の異常監視装置の動作を概括して述
べると次のようになる。検出スイツチ11〜14の
どれかが閉じると、エンジンの運転、停止の如何
に拘わらず、閉じた検出スイツチに対応したラン
プが点灯する。又、エンジンの始動が開始された
とき、その回転数N1〜N2間、警報器制御ユニツ
ト6により警報器3の作動が遅延されるので、警
報音は発生せず、オペレータはわずらわしさを免
れ得る。エンジンが通常運転されているとき、エ
ンジンの冷却水が過熱すると、冷却水オーバーヒ
ートスイツチ16が閉じ、警報器制御ユニツト6
において導通状態にあるトランジスタTR63を
介して警報器3が作動し、オペレータに対して緊
急に処置すべき異常が発生したことを報知し、同
時に表示ランプ26が点灯して冷却水の過熱を表
示する。このとき、オペレータはエンジンを無負
荷運転とする処置を行ない、冷却水の温度低下を
待つことになるが、この間、警報器3は吹鳴を継
続し、オペレータにとつては極めてわずらわしい
状態となる。このため、オペレータは警報器キヤ
ンセルスイツチ9を一度押して手を離す。警報器
キヤンセルスイツチ9はその接点を一旦閉じた後
すぐ元位置に復帰する。この一時的な閉成によ
り、警報器キヤンセル装置8の出力端子8Fには
電源電圧が現われ、前記トランジスタTR63は
遮断され、警報器3の作動は停止され、警報音は
発生せず、オペレータはわずらわしさから解放さ
れる。この状態は警報器キヤンセル装置8のトラ
ンジスタTR81,TR83の自巳保持機能によ
り保持される。そして、冷却水の温度が低下し、
冷却水オーバーヒートスイツチ16が開いてもこ
の状態はそのまま保持される。
報器キヤンセル装置8の具体例の構成およびその
作用について述べたが、これを基にして第3図に
示す本実施例の異常監視装置の動作を概括して述
べると次のようになる。検出スイツチ11〜14の
どれかが閉じると、エンジンの運転、停止の如何
に拘わらず、閉じた検出スイツチに対応したラン
プが点灯する。又、エンジンの始動が開始された
とき、その回転数N1〜N2間、警報器制御ユニツ
ト6により警報器3の作動が遅延されるので、警
報音は発生せず、オペレータはわずらわしさを免
れ得る。エンジンが通常運転されているとき、エ
ンジンの冷却水が過熱すると、冷却水オーバーヒ
ートスイツチ16が閉じ、警報器制御ユニツト6
において導通状態にあるトランジスタTR63を
介して警報器3が作動し、オペレータに対して緊
急に処置すべき異常が発生したことを報知し、同
時に表示ランプ26が点灯して冷却水の過熱を表
示する。このとき、オペレータはエンジンを無負
荷運転とする処置を行ない、冷却水の温度低下を
待つことになるが、この間、警報器3は吹鳴を継
続し、オペレータにとつては極めてわずらわしい
状態となる。このため、オペレータは警報器キヤ
ンセルスイツチ9を一度押して手を離す。警報器
キヤンセルスイツチ9はその接点を一旦閉じた後
すぐ元位置に復帰する。この一時的な閉成によ
り、警報器キヤンセル装置8の出力端子8Fには
電源電圧が現われ、前記トランジスタTR63は
遮断され、警報器3の作動は停止され、警報音は
発生せず、オペレータはわずらわしさから解放さ
れる。この状態は警報器キヤンセル装置8のトラ
ンジスタTR81,TR83の自巳保持機能によ
り保持される。そして、冷却水の温度が低下し、
冷却水オーバーヒートスイツチ16が開いてもこ
の状態はそのまま保持される。
冷却水の過熱が解消された後エンジンが運転さ
れているとき、エンジンオイルの圧力が低下し、
又は再度冷却水の過熱が生じ、検出スイツチ15
又は検出スイツチ16が閉じると、警報器キヤン
セル装置8のトランジスタTR82が瞬間的に導
通して前記トランジスタTR81,TR83によ
る自巳保持が解除され、端子8Fの電位は接地電
位となり、警報器制御ユニツト6のトランジスタ
TR63を導通状態とし、警報器3を作動せしめ
てオペレータの注意を喚起する。即ち、オペレー
タは警報器3の吹鳴を警報器キヤンセルスイツチ
9の一時的押圧のみで停止することができ、以
後、何等の措置を講じなくても、次の異常発生時
に警報器3を確実に作動せしめることができる。
最後にエンジンを停止する場合、遅延装置7によ
りエンジンの始動開始の場合と同様にして警報器
3の作動を止め、わずらわしさを防止する。
れているとき、エンジンオイルの圧力が低下し、
又は再度冷却水の過熱が生じ、検出スイツチ15
又は検出スイツチ16が閉じると、警報器キヤン
セル装置8のトランジスタTR82が瞬間的に導
通して前記トランジスタTR81,TR83によ
る自巳保持が解除され、端子8Fの電位は接地電
位となり、警報器制御ユニツト6のトランジスタ
TR63を導通状態とし、警報器3を作動せしめ
てオペレータの注意を喚起する。即ち、オペレー
タは警報器3の吹鳴を警報器キヤンセルスイツチ
9の一時的押圧のみで停止することができ、以
後、何等の措置を講じなくても、次の異常発生時
に警報器3を確実に作動せしめることができる。
最後にエンジンを停止する場合、遅延装置7によ
りエンジンの始動開始の場合と同様にして警報器
3の作動を止め、わずらわしさを防止する。
このように、本実施例では、エンジンの回転に
応じて電圧を発生する発電装置、警報器に接続さ
れるとともに発電装置の出力電圧に応じて制御さ
れる警報器制御ユニツト、エンジン停止時に警報
器の作動を遅延する遅延装置、警報器キヤンセル
スイツチを閉じたとき警報器制御ユニツトに出力
電圧を印加して警報器の作動を停止せしめるとと
もにひき続く異常発生により前記出力電圧の印加
を除却する警報器キヤンセル装置を設けたので、
単に警報器キヤンセルスイツチの一時的押圧のみ
で、ひき続く異常発生における警報器の作動に何
等の支障をも生じることなく、警報器の作動を停
止することができ、警報音によるオペレータのわ
ずらわしさを解消することができる。又、エンジ
ンの始動時および停止時にも警報音の発生を防止
できるので、オペレータはエンジンの始動および
停止の都度警報音にわずらわされることはない。
さらに、作業機械においては、エンジンを停止し
た状態で電源Bを投入し、種々の個所の点検を実
施することが多いが、本実施例では、エンジンが
所定回転数以下になつた場合には、トランジスタ
TR63(TR66)が非導通状態となり警報装
置の作動が確実に阻止されるので、上記点検中に
警報音が発生して点検員を煩わすことはなく、
又、当該点検以外にも、休車中に電源Bの主スイ
ツチSをONにしてラジオを聴く場合やルームラ
ンプを点灯する場合などにも警報音から解放され
る。
応じて電圧を発生する発電装置、警報器に接続さ
れるとともに発電装置の出力電圧に応じて制御さ
れる警報器制御ユニツト、エンジン停止時に警報
器の作動を遅延する遅延装置、警報器キヤンセル
スイツチを閉じたとき警報器制御ユニツトに出力
電圧を印加して警報器の作動を停止せしめるとと
もにひき続く異常発生により前記出力電圧の印加
を除却する警報器キヤンセル装置を設けたので、
単に警報器キヤンセルスイツチの一時的押圧のみ
で、ひき続く異常発生における警報器の作動に何
等の支障をも生じることなく、警報器の作動を停
止することができ、警報音によるオペレータのわ
ずらわしさを解消することができる。又、エンジ
ンの始動時および停止時にも警報音の発生を防止
できるので、オペレータはエンジンの始動および
停止の都度警報音にわずらわされることはない。
さらに、作業機械においては、エンジンを停止し
た状態で電源Bを投入し、種々の個所の点検を実
施することが多いが、本実施例では、エンジンが
所定回転数以下になつた場合には、トランジスタ
TR63(TR66)が非導通状態となり警報装
置の作動が確実に阻止されるので、上記点検中に
警報音が発生して点検員を煩わすことはなく、
又、当該点検以外にも、休車中に電源Bの主スイ
ツチSをONにしてラジオを聴く場合やルームラ
ンプを点灯する場合などにも警報音から解放され
る。
なお、上記実施例では作業機械の監視装置につ
いて述べたが、これに限ることなく、原動機を用
いた機械、装置において、警報装置と検出手段を
備えた監視装置であればすべて適用可能である。
いて述べたが、これに限ることなく、原動機を用
いた機械、装置において、警報装置と検出手段を
備えた監視装置であればすべて適用可能である。
以上述べたように、本発明は、警報装置が作動
されたとき、警報装置と電源の間を遮断して以後
この遮断状態を保持し、次の異常発生によりこの
遮断状態の保持を解除するようにしたので、警報
装置が作動したときその作動を停止することがで
きるとともに、単に警報装置停止の動作のみで、
その後の異常発生に対して支障なく警報装置を作
動させることができる。又、原動機が所定回転数
以下になつた場合、第1の開閉手段の開閉状態が
非導通状態となり警報装置の作動が確実に阻止さ
れるので、原動機を停止して機械、装置の各個所
の点検を行う場合、その点検中に警報音が発生し
て点検員を煩わすことはなく、さらにラジオの聴
取やルームランプの点灯の場合にも、警報音から
開放される。
されたとき、警報装置と電源の間を遮断して以後
この遮断状態を保持し、次の異常発生によりこの
遮断状態の保持を解除するようにしたので、警報
装置が作動したときその作動を停止することがで
きるとともに、単に警報装置停止の動作のみで、
その後の異常発生に対して支障なく警報装置を作
動させることができる。又、原動機が所定回転数
以下になつた場合、第1の開閉手段の開閉状態が
非導通状態となり警報装置の作動が確実に阻止さ
れるので、原動機を停止して機械、装置の各個所
の点検を行う場合、その点検中に警報音が発生し
て点検員を煩わすことはなく、さらにラジオの聴
取やルームランプの点灯の場合にも、警報音から
開放される。
第1図は作業機械の異常監視装置のブロツク
図、第2図a,b,cはエンジン回転数に対する
発電装置の出力電圧、ツエナダイオードおよびエ
ンジンオイル圧力スイツチの動作状態の特性図、
第3図は本発明の実施例に係る作業機械の異常監
視装置のブロツク図、第4図および第5図は第3
図に示す警報器制御ユニツトの具体例の回路図、
第6図および第7図は第3図に示す遅延装置の具
体例の回路図、第8図および第9図は第3図に示
す警報器キヤンセル装置の具体例の回路図であ
る。 1……検出器群、15……エンジンオイル圧力
スイツチ、16……冷却水オーバーヒートスイツ
チ、3……警報器、4……発電装置、6……警報
器制御ユニツト、8……警報器キヤンセル装置、
9……警報器キヤンセルスイツチ。
図、第2図a,b,cはエンジン回転数に対する
発電装置の出力電圧、ツエナダイオードおよびエ
ンジンオイル圧力スイツチの動作状態の特性図、
第3図は本発明の実施例に係る作業機械の異常監
視装置のブロツク図、第4図および第5図は第3
図に示す警報器制御ユニツトの具体例の回路図、
第6図および第7図は第3図に示す遅延装置の具
体例の回路図、第8図および第9図は第3図に示
す警報器キヤンセル装置の具体例の回路図であ
る。 1……検出器群、15……エンジンオイル圧力
スイツチ、16……冷却水オーバーヒートスイツ
チ、3……警報器、4……発電装置、6……警報
器制御ユニツト、8……警報器キヤンセル装置、
9……警報器キヤンセルスイツチ。
Claims (1)
- 1 原動機を備えた機械、装置における複数の監
視個所に対応して設けられるとともにこれら監視
個所の異常を検出する検出手段と、これら検出手
段の動作に応じて作動する警報装置とを備えた異
常監視装置において、前記警報装置と電源との間
に接続され前記検出手段の動作により開閉状態が
非導通状態から導通状態に反転する第1の開閉手
段と、前記原動機が所定回転数以下の状態にある
とき前記第1の開閉手段の開閉状態を非導通状態
としておく警報装置作動阻止手段と、前記警報装
置の作動状態を停止させる自動復帰型のスイツチ
と、このスイツチの作動により導通状態にある前
記第1の開閉手段の開閉状態を非導通状態に反転
させる第2の開閉手段と、この第2の開閉手段の
動作を保持する保持手段と、前記複数の検出手段
のいずれかの動作に応じて前記保持手段の保持を
解除する解除手段とを設けたことを特徴とする異
常監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5370583A JPS59180695A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 異常監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5370583A JPS59180695A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 異常監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59180695A JPS59180695A (ja) | 1984-10-13 |
JPH042997B2 true JPH042997B2 (ja) | 1992-01-21 |
Family
ID=12950241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5370583A Granted JPS59180695A (ja) | 1983-03-31 | 1983-03-31 | 異常監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59180695A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140896A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-20 | 日本電気株式会社 | 監視警報回路 |
-
1983
- 1983-03-31 JP JP5370583A patent/JPS59180695A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58140896A (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-20 | 日本電気株式会社 | 監視警報回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59180695A (ja) | 1984-10-13 |
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