JPH08106407A - 異常警報装置 - Google Patents

異常警報装置

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JPH08106407A
JPH08106407A JP6244338A JP24433894A JPH08106407A JP H08106407 A JPH08106407 A JP H08106407A JP 6244338 A JP6244338 A JP 6244338A JP 24433894 A JP24433894 A JP 24433894A JP H08106407 A JPH08106407 A JP H08106407A
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JP6244338A
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Mitsuya Maeda
光矢 前田
Atsushi Kamiya
厚志 神谷
Hitoshi Kawamura
仁志 川村
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Original Assignee
FDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンピュータや付属機器の異常や
オペレータ介入事象の警報を行う異常警報装置に関し、
状態検知部を設けてコンピュータシステムおよび各種機
器の異常状態やオペレータ介入事象を検知して警報通知
したり、優先度に従い通知先に通知方法、通知間隔、通
知回数をもとに確実に通知することを目的とする。 【構成】 コンピュータや付属機器の端子から出力され
た異常やオペレータ介入事象を検知する状態検知部41
と、この状態検知部41によって検知された状態信号を
もとに、予め指定された表示を行ってその旨を知らせる
検知信号表示部42と、状態検知部41によって検知さ
れた状態信号をもとに、予め指定された外部警報装置に
出力する通知出力部43とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータや付属機
器の異常やオペレータ介入事象の警報を行う異常警報装
置に関するものである。
【0002】コンピュータシステムを無人あるいは自動
で運転する場合、ソフト(アプリケーションプログラム
やシステムプログラム)が異常状態になったり、あるい
はオペレータにシステム応答や周辺機器の操作等のハン
ドリングを促す必要が生じた場合、その旨を速やかに知
らせる必要がある。
【0003】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムの本体ある
いは周辺機器の異常を検知および通知するシステムは、
コンピュータ本体に組み込んで複雑な構成となってお
り、しかも、コンピュータ室のエアコンなどの外部機器
とが別々に監視する構成となっていた。
【0004】また、コンピュータやその付属機器に異常
やオペレータ介入事象が発生した場合に、予め固定的に
指定された場所(例えば管理会社や守衛室など)に通知
するようにしていた。
【0005】また、コンピュータやその付属機器に異常
やオペレータ介入事象が発生した場合に、マニュアルの
切換スイッチによって指定された場所(例えばコンピュ
ータ室あるいは守衛室など)に通知するようにしてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにコンピ
ュータシステムの異常検知およびその付属機器の異常検
知は、別々に行っていたため、全体を一体に簡易な構成
で監視できないという問題があった。
【0007】また、上述したようにコンピュータシステ
ムやその付属機器に異常あるいはオペレータ介入事象が
発生したときに固定的に連絡先に通知していたため、そ
の通知先が留守などのときに連絡が取れなく、対処でき
ないという問題があった。
【0008】また、マニュアルの切換スイッチでコンピ
ュータ室や守衛室に、コンピュータやその付属機器の異
常やオペレータ介入事象を通知していたため、切替スイ
ッチの切り替えを忘れてしまった場合、所望の場所への
切り替えを自動的に行うことができないという問題があ
った。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
状態検知部を設けてコンピュータシステムおよび各種機
器の異常状態やオペレータ介入事象を検知して警報通知
したり、優先度に従い通知先に通知方法、通知間隔、通
知回数をもとに確実に通知することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1、図6および図9を
参照して課題を解決するための手段を説明する。図1、
図6および図9において、警報異常装置4は、コンピュ
ータシステム2や付属機器などからの異常信号やオペレ
ータ介入信号を検知し、信号表示したり、該当する外部
警報装置に通知したりなどするものであって、状態検知
部41、検知信号表示部42、通知出力部43、通知条
件設定部45などから構成されるものである。
【0011】状態検知部41は、コンピュータシステム
2や付属機器などの異常やオペレータ介入事象を検知す
るものである。検知信号表示部42は、状態検知部41
によって検知された異常やオペレータ介入事象に対応す
る信号表示を行うものである。
【0012】通知出力部43は、状態検知部41によっ
て検知された異常について、該当する外部警報装置に通
知などするものである。通知条件設定部45は、状態検
知信号の通知先、通知方法などを予め設定したものであ
る。
【0013】通知出力部43は、指定された通知先に通
知方法で、異常などを通知するものである。
【0014】
【作用】本発明は、図1に示すように、状態検知部41
がコンピュータや付属機器の端子から出力された異常や
オペレータ介入事象を検知し、検知信号表示部42が状
態検知部41によって検知された状態信号をもとに、予
め指定された表示を行ってその旨を知らせ、通知出力部
43が状態検知部41によって検知された状態信号をも
とに、予め指定された外部警報装置に異常やオペレータ
介入事象を通知するようにしている。
【0015】また、図6に示すように、状態検知部41
がコンピュータや付属機器の端子から出力された異常や
オペレータ介入事象を検知し、通知出力部43が通知条
件設定部45に設定された通知先に通知方法に従って異
常やオペレータ介入事象を通知するようにしている。
【0016】また、状態検知部41がコンピュータや付
属機器の端子から出力された異常やオペレータ介入事象
を検知し、通知出力部43が通知条件設定部45に設定
された優先度の高い通知先に通知方法に従って通知を行
って所定時間内に応答がないときに次の優先度のものに
ついて繰り返し、異常やオペレータ介入事象を通知する
ようにしている。
【0017】また、状態検知部41がコンピュータや付
属機器の端子から出力された異常やオペレータ介入事象
を検知し、通知出力部43が通知条件設定部45に設定
された優先度の高い通知先に通知方法に従って通知間隔
で通知回数だけ通知を行っても応答がないときに次の優
先度のものについて繰り返し、異常やオペレータ介入事
象を通知するようにしている。
【0018】また、図9に示すように、状態検知部41
がコンピュータや付属機器の端子から出力された異常や
オペレータ介入事象を検知し、検知信号表示部42が状
態検知部41によって検知された状態信号をもとに予め
指定された表示を行ってその旨を知らせ、通知出力部4
3が状態検知部41によって検知された状態信号をもと
に、遠隔監視がセットされていたときに遠隔監視先の外
部警報装置に出力し、遠隔監視がリセットされていたと
きには付属の外部警報装置に出力するように切り換え、
異常やオペレータ介入事象を通知するようにしている。
【0019】従って、状態検知部41を設けてコンピュ
ータシステムおよび各種機器の異常状態やオペレータ介
入事象を検知して警報通知したり、優先度に従い通知先
に通知方法、通知間隔、通知回数をもとに警報通知した
りすることが可能となった。
【0020】
【実施例】次に、図1から図10を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
図1の(a)は、構成図を示す。図1の(a)におい
て、コンピュータ室1は、コンピュータシステム2や各
種装置であるエアコン3、および異常警報装置4、付帯
警報装置5、プリンタなどを設置する室(部屋)であ
る。
【0022】コンピュータシステム2は、プログラムに
従って各種処理を行うものであって、ここでは、ソフト
異常、ハード異常、オペレータ介入事象(各種操作要求
事象)などのときに警報を発する対象である。
【0023】エアコン3は、コンピュータ室1内の湿
度、温度を保持するものであって、コンピュータ室1内
に設置した各種装置の例であり、異常などのときに警報
を発する対象である。
【0024】異常警報装置4は、コンピュータ室1内の
コンピュータシステム2やエアコン3などの各種装置に
異常やオペレータ介入事象が発生したときに、警報を発
するものである。
【0025】付帯警報装置5は、コンピュータ室1内に
設けた警報装置である。事務室/守衛室11は、コンピ
ュータ室1内に設置したコンピュータシステム2やエア
コン3などの各種装置の監視を行う管理者が在席する事
務室や守衛室であって、外部の警報装置12を設置して
管理者に異常やオペレータ介入事象を通知する場所であ
る。
【0026】警報装置12は、パトライトのように光お
よび音によって異常やオペレータ介入事象の発生を管理
者に知らせるものである。図1の(b)は、要部構成図
を示す。ここで、コンピュータシステム2およびエアコ
ン3は、図1の(a)と同一であるので説明を省略す
る。
【0027】図1の(b)において、異常警報装置4
は、コンピュータシステム2やエアコン3などの各種装
置に異常やオペレータ介入事象の発生を検知し、警報を
発して管理者に知らせるものであって、ここでは、状態
検知部41、検知信号表示部42、通知出力部43、電
源部44などから構成されるものである。
【0028】状態検知部41は、コンピュータシステム
2やエアコン3などの各種装置からの異常信号やオペレ
ータ介入事象を検知するものである。異常信号には、例
えばコンピュータシステム2のハード異常(ハードウェ
アのエラー)、ソフト異常(ソフトウェアの走行中に発
生した何らかのエラー)、オペレータ介入事象(付帯装
置であるプリンタの用紙切れ、フローピィーディスクの
次のものに交換する要求など)がある。エアコン3の異
常は、温度、湿度、あるいは水冷の場合には水圧低下な
どの異常である。
【0029】検知信号表示部42は、状態検知部41に
よって検知した状態検知(コンピュータシステム2のソ
フト異常、ハード異常、オペレータ介入事象、エアコン
3の異常など)を管理者が視覚によって判断できるよう
に、信号表示(例えば該当するLEDを点灯表示)する
ものである。
【0030】通知出力部43は、状態検知部41によっ
て検知した状態検知に対応して、警報表示したり、外部
の警報装置に通知して警報を発したりするものである。
電源部44は、異常警報装置4に電源を供給するもので
あって、例えば無停電電源装置などである。
【0031】図1の(c)は、動作チャートを示す。こ
こで、入力は、図1の(b)の異常警報装置4の状態検
知部41に、コンピュータシステム2やエアコン3など
からの異常およびオペレータ介入事象の入力信号を表
す。警報出力は、図1の(b)の異常警報装置4の通知
出力部43からの警報出力を表し、警報表示したり、外
部の警報装置によって警報表示や警報音を発したりする
ための出力である。
【0032】図1の(c)において、ソフト異常やエア
コン異常がON(Hレベル)になると、警報出力がON
(Hレベル)となり、図1の(b)の信号表示が点灯す
ると共に、警報表示が点灯あるいは外部の警報装置が点
灯や警報音を発する。
【0033】次に、図2のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成の動作を詳細に説明する。図2におい
て、S1は、電源投入する。これは、図1の(a)、
(b)の全体の電源を投入する。
【0034】S2は、警報通知先をセットする。これ
は、管理者が警報通知先をセット、例えば警報通知先と
して事務室(コンピュータ室)あるいは守衛室となるよ
うにスイッチをセットし、異常警報装置4に通知する。
【0035】S3は、コンピュータシステムが警報先を
セットする。これは、コンピュータシステム2が予め設
定された警報通知先に自動的にセット、例えば警報通知
先として事務室(コンピュータ室)あるいは守衛室とな
るように特定信号線をONにセットし、異常警報装置4
に通知する。
【0036】S4は、運用を開始する。これは、図1の
(a)、(b)のコンピュータシステム2が運用を開始
する。S5は、コンピュータシステムがソフトあるいは
ハードに異常発生か判別する。これは、コンピュータシ
ステム2がソフト異常あるいはハード異常が発生したか
判別する。YESの場合には、S6でソフト異常/ハー
ド異常が発生したので、該当する信号線をONにし、図
1の(b)の異常警報装置4の状態検知部41に通知す
る。
【0037】S7は、エアコンが異常発生か判別する。
これは、エアコン3が異常発生したか判別する。YES
の場合には、S8で異常が発生したので、該当する信号
線をONにし、図1の(b)の異常警報装置4の状態検
知部41に通知する。
【0038】S9は、状態検知部がONを検知する。こ
れは、S6、S8によってONにされた信号線の状態を
異常警報装置4の状態検知部41が検知する。S10
は、異常発生元を判定する。これは、状態検知部41が
S9で検知した信号線のONをもとに、異常発生元(コ
ンピュータシステム2あるいはエアコン3など)かを判
定する。
【0039】S11は、異常発生元の表示を行う。これ
は、S10で判定された異常発生元に対応する信号表示
(LEDを点灯)する。S12は、セットされた警報先
に出力する。これは、S11の異常発生元の信号表示と
共に、S2あるいはS3でセットされた警報の通知先に
警報信号を出力、例えばコンピュータ室2、あるいは守
衛室に警報信号を出力する。
【0040】S13は、表示(コンピュータ室あるいは
守衛室)する。以上によって、コンピュータシステム2
などの電源投入時に、異常発生時の警報先をセットし、
コンピュータシステム2やエアコン3などの装置に異常
が発生したときに異常警報装置4の信号表示に異常発生
元を表示すると共に、セットされた警報先(例えばコン
ピュータ室あるいは守衛室)に自動的に警報信号を通知
し、その通知先で警報表示、例えばパトライトを点灯し
て管理者に異常を自動的かつ確実に知らせることが可能
となる。
【0041】次に、図3のフローチャートに示す順序に
従い、図1の構成のもとでオペレータ介入事象の発生時
の動作を詳細に説明する。図3において、S21は、電
源投入する。これは、図1の(a)、(b)の全体の電
源を投入する。
【0042】S22は、警報通知先をセットする。これ
は、管理者あるいはコンピュータシステム2が警報通知
先をセット、例えば警報通知先として事務室(コンピュ
ータ室)あるいは守衛室となるようにセットし、異常警
報装置4に通知する。
【0043】S23は、運用を開始する。これは、図1
の(a)、(b)のコンピュータシステム2が運用を開
始する。S24は、プリンタ用紙切れ発生か判別する。
これは、コンピュータシステム2の付帯装置である例え
ばプリンタの用紙切れが発生し、オペレータ介入事象
(用紙を挿入するというオペレータ介入事象)が発生か
判別する。YESの場合には、S25でオペレータ介入
信号をONにし、図1の(b)の異常警報装置4の状態
検知部41に通知する。
【0044】S26は、状態検知部がONを検知する。
これは、S25によってONにされた信号線の状態(オ
ペレータ介入事象が発生した状態)を異常警報装置4の
状態検知部41が検知する。
【0045】S27は、オペレータ介入依頼元を判定す
る。これは、状態検知部41がS26で検知した信号線
のONをもとに、オペレータ介入事象発生元(例えば用
紙切れの発生したプリンタ)を判定する。
【0046】S28は、パトライトを点灯する。これ
は、S27でオペレータ介入事象発生と判明したので、
異常警報装置4の該当するオペレータ介入依頼元の信号
表示すると共に、S22でセットされた警報先(例えば
コンピュータ室あるいは守衛室)のパトライトを点灯す
る。
【0047】S29は、オペレータがコンピュータ室に
行き、用紙切れを発見する。これは、S28のパトライ
トの点灯に対応して、コンピュータ室あるいは守衛室に
いた管理者がコンピュータ室内の異常警報装置4の信号
表示を見て用紙切れを発見、あるいはプリンタ自身の用
紙切れの表示を見て発見する。
【0048】S30は、処置(用紙挿入)する。S31
は、パトライトをリセットする。以上によって、コンピ
ュータシステム2などの電源投入時に、オペレータ介入
事象発生時の警報先をセットし、コンピュータシステム
2や付属装置であるプリンタなどの装置にオペレータ介
入事象(例えばプリンタの用紙切れなど)が発生したと
きに異常警報装置4の信号表示にオペレータ介入事象発
生元を表示すると共に、セットされた警報先(例えばコ
ンピュータ室あるいは守衛室)に自動的に警報信号を通
知し、その通知先で警報表示、例えばパトライトを点灯
して管理者にオペレータ介入事象を自動的かつ確実に知
らせることが可能となる。
【0049】図4は、本発明の警報表示例(その1)を
示す。ここで、コンピュータシステム2、異常警報装置
4、警報装置(守衛室)、警報装置(コンピュータ室)
は、図1のそれぞれに対応するのものである。
【0050】OP−1は、コンピュータシステム2に設
けたスイッチOP−1であって、管理者(オペレータ)
が有人(管理者がコンピュータ室に在席)あるいは無人
(管理者がコンピュータ室にいなく、例えば守衛室に在
席)し、有人の場合にはコンピュータ室に警報装置を作
動させ、無人の場合には例えば守衛室の警報装置を作動
させるように、セットするスイッチである。このスイッ
チは、管理者がセットするのではなくて、コンピュータ
システムが予め指示されたようにセットしてもよい。こ
のOP−1のON/OFFの信号(有人/無人)は、異
常警報装置4に通知され、警報発生時に該当する警報装
置(コンピュータ室)/警報装置(守衛室)のいずれか
を作動させて警報を管理者に知らせる。
【0051】OP−2は、ここでは、コンピュータシス
テム2からのソフト異常、ハード異常、あるいはオペレ
ータ介入事象の有無を表すON/OFFの信号を出力す
るためのものである。このOP−2のON/OFFの信
号の通知を受けた異常警報装置4は、OP−1で切り換
えれた警報装置(コンピュータ室)あるいは警報装置
(守衛室)を作動させ、異常を管理者に通知する。
【0052】以上によって、コンピュータシステム2に
設けたOP−1を管理者あるいはソフトウエアによって
運用開始前にセットし、コンピュータシステム2などの
異常あるいはオペレータ介入事象発生時に、セットされ
た警報先(例えばコンピュータ室あるいは守衛室)に異
常/オペレータ介入事象が自動的に通知されることとな
る。
【0053】図5は、本発明の警報表示例(その2)を
示す。ここで、コンピュータシステム2、異常警報装置
4、警報装置(守衛室)、警報装置(コンピュータ室)
は、図1のそれぞれに対応するのものである。
【0054】図5の(a)において、通知先は、異常/
オペレータ介入事象の発生時に警報を通知する通知先を
セットするものである(図5の(b)参照)。この通知
先を決める値A、Bの通知を受けた異常警報装置4は、
図5の(b)に示す通知先に警報を通知する。図中で
は、警報装置(コンピュータ室)および警報装置(守衛
室)のみを示し、この他に図示外の電話にて警備会社、
更に責任者自宅に警報を通知するのいずれかにセットす
る。
【0055】図5の(b)は、通知先を示す。これは、
通知先を決める値A、Bによって通知先を判定する表で
あって、図示の下記のように決める。 A B 通知先 0 0 コンピュータ室 0 1 守衛室 1 0 警備会社 1 1 責任者自宅 図6は、本発明の他の実施例構成図を示す。
【0056】図6の(a)は、構成図を示す。図6の
(a)において、センサ(1)、センサ(2)は、コン
ピュータシステム2やエアコン3などの各種装置の異常
あるいはオペレータ介入事象を検出する内蔵あるいは外
付けのセンサである。
【0057】異常警報装置4は、センサ(1)、(2)
からの信号によって異常を検知し、優先度、通知先、通
知方法に従って、警報を警報先の警報装置に通知するも
のであって、状態検知部41、通知出力部43、電源部
44、通知条件設定部45、リセット部46、応答受付
部47などから構成されるものである。
【0058】状態検知部41は、センサ(1)、(2)
からの状態を検知するものである。通知出力部43は、
通知条件設定部45から指示された通知先に異常やオペ
レータ介入事象を通知するものであって、自動切替部4
8などから構成されるものである。
【0059】自動切替部48は、異常やオペレータ介入
事象の通知先を切り替えるものである。電源部44は、
電源である。
【0060】通知条件設定部45は、優先度に対応づけ
て通知先、通知方法、通知間隔、通知回数などを設定し
たものである。リセット部46は、警報の通知をリセッ
トするものである。
【0061】応答受付部47は、警報を通知先に通知し
たことに対応する、応答を受け付けるものである。受付
処理部5は、通知出力部4からの警報の通知を受け付け
て警報を発したり、警報を受け付けたときに応答を返し
たりなどするものであって、外部警報装置51、および
応答部52から構成されるものである。
【0062】外部警報装置51は、警報の通知に対応し
て、ライトを点灯したり、音声を発したりするものであ
って、例えばパトライトである。応答部52は、警報を
受け付けたときにその応答を異常警報装置4に返すもの
である。
【0063】図6の(b)は、要部構成図を示す。ここ
で、状態検知部41、通知条件設定部45、通知出力部
43は、図6の(a)の同一番号のものである。図6の
(b)において、状態検知部41は、図示のように、セ
ンサ(1)出力を入力とし、内部で異常状態か判別し、
YESのときにセンサ(1)異常信号を通知条件設定部
45に送出したりなどするものである。同様に、センサ
(2)について、センサ(2)異常信号を通知条件設定
部45に送出したりするものである。
【0064】通知条件設定部45は、図示のように、セ
ンサ(1)異常信号を入力とし、優先度の高い順に通知
先、通知方法に従って警報を通知するように、通知出力
部43に指示するものである。ここで、優先度の高い順
に、優先度1−1、1−2、1−3・・・という順番に
警報通知に対応して応答があるまで警報の通知を繰り返
す。
【0065】通知出力部43は、通知条件設定部45か
ら通知された通知先、通知方法などに従って、警報やオ
ペレータ介入事象を通知するものである。次に、図7の
フローチャートに示す順序に従い、図6の構成の動作を
詳細に説明する。
【0066】図7において、S41は、異常信号を受信
する。これは、図6の状態検知部41がセンサから異常
信号を受信する。S42は、第1優先度の通知先へ通知
方法で通知する。これは、図6の(b)の通知条件設定
部45に示すように、まず、第1優先度の“通知先”
(例えば通知先A)に“通知方法”(例えば通知方法
イ)で通知するように、通知出力部43に指示し、当該
通知出力部43が通知先に通知方法で異常あるいはオペ
レータ介入事象の通知を行う。
【0067】S43は、通知方法で表示する。これは、
例えば通知方法であるパトライトで異常あるいはオペレ
ータ介入事象が発生した旨を表示し、管理者に知らせ
る。S44は、管理者がS43に表示を見て応答する。
これは、図6の(a)の受付処理部5の応答部52が応
答を返す。
【0068】S45は、設定時間内に応答有りか判別す
る。これは、図6の(a)の応答受付部47が予め設定
された時間内に応答が有ったか判別する。YESの場合
には、管理者から異常あるいはオペレータ介入事象を見
た旨の応答があったと判明したので、異常あるいはオペ
レータ介入事象の発生をリセットする。一方、NOの場
合には、S46に進む。
【0069】S46は、次の優先度有りか判別する。こ
れは、S45のNOで管理者からの応答が設定時間内に
無いと判明したので、次の優先度が設定されているか判
別する。YESの場合には、S47で次の優先度の通知
先へ通知方法で通知し、S43以降を繰り返す。一方、
NOの場合には、S49で警報を継続する。
【0070】以上によって、コンピュータシステム2あ
るいは各種装置の内蔵あるいは外付けのセンサ(1)な
どから異常信号を状態検知部41が受信した場合、通知
条件設定部45に設定されている優先度の高い順に、通
知先に通知方法で異常あるいはオペレータ介入事象の発
生を警報装置に通知して表示などし、それに対して管理
者から応答が有ったときは異常あるいはオペレータ介入
事象の発生をリセットし、一方、応答が無かったときは
次の優先度の通知先に通知方法で異常あるいはオペレー
タ介入事象の発生を警報装置に通知して表示などするこ
とを繰り返す。これらにより、管理者が例えばコンピュ
ータ室2、守衛室などにいなくても順次設定されている
警備会社、更に管理者自宅にその警報やオペレータ介入
事象が通知されるので、自動的に確実に連絡することが
可能となった。
【0071】図8は、本発明の通知条件例を示す。これ
は、図6の(b)の通知条件設定部45に優先度に対応
づけて設定する通知条件の例である。ここでは、通知条
件として、 ・優先度 ・通知先 ・通知方法 ・通知間隔 ・通知回数 ・その他 を予め図示のように設定する。
【0072】図9は、本発明の他の実施例構成図を示
す。図9の(a)は、構成図を示す。ここで、状態検知
部41、検知信号表示部42、電源部44、信号表示、
警報表示は、図1のものと同一であるので、説明を省略
する。
【0073】図9の(a)において、通知出力部43
は、状態検知部41から通知された異常あるいはオペレ
ータ介入事象の発生について、自動的に警報表示あるい
は外部の警報装置に自動的に切り替えて通知するもので
あって、自動切替部49から構成されるものである。
【0074】自動切替部49は、異常あるいはオペレー
タ介入事象の発生に対応して、自動的に通知先を警報表
示あるいは外部の警報装置に切り替えるものである(図
10を用いて後述する)。
【0075】図9の(b)は、図9の(a)の動作チャ
ートを示す。入力は、図9の(a)の状態検知部41に
入力する信号であって、ここでは、遠隔監視信号、ソフ
ト異常信号、ハード異常信号、エアコン異常信号、この
他にオペレータ介入事象信号などがある。
【0076】遠隔監視信号は、ONのときに遠隔監視を
行い、OFFのときに遠隔監視を行わないように切り替
える信号である。ソフト異常信号は、コンピュータシス
テム2のソフトウェア(プログラム)に異常が発生した
ときにONとなる信号である。
【0077】ハード異常信号は、コンピュータシステム
2のハードウェアに異常が発生したときのにONとなる
信号である。エアコン異常信号は、コンピュータ室を空
調するエアコンに異常が発生したときにONとなる信号
である。
【0078】警報出力(付帯)は、図9の(a)の異常
警報装置4に付帯した警報装置(警報表示)への警報出
力である。警報出力(外部)は、図9の(a)の外部警
報装置への警報出力である。
【0079】次に、動作を説明する。 (1) 遠隔監視信号がOFFの状態では、ソフト異常
信号、ハード異常信号、エアコン異常信号がONとなる
と、警報出力(付帯)をONにし、異常警報装置4に付
帯した警報装置(警報表示)を点灯し管理者に知らせ
る。
【0080】(1) 遠隔監視信号がONの状態では、
ソフト異常信号、ハード異常信号、エアコン異常信号が
ONとなると、警報出力(外部)をONにし、外部に配
置した警報装置(例えばパトライト)を点灯し管理者に
異常あるいはオペレータ介入事象の発生の旨を知らせ
る。
【0081】次に、図10のフローチャートに示す順序
に従い、図9の構成の動作を詳細に説明する。図10に
おいて、S51は、電源投入する。これは、図9の
(a)の異常警報装置4および監視対象のコンピュータ
システム2などの全体の電源を投入する。
【0082】S52は、守衛室側か判別する。これは、
異常やオペレータ介入事象の発生時の通知先が、守衛室
側に設定されているか判別する。YESの場合には、S
53でコンピュータの信号線をONにし、守衛室側にセ
ットする信号線をONにして異常警報装置4の状態検知
部41に出力し、S54で異常警報装置4の通知先を守
衛室側に切り替え、S57で運用を開始する。一方、S
52でNOの場合には、S55でコンピュータの信号線
をOFFにし、信号線をOFFにして異常警報装置4の
状態検知部41に出力し、S56で異常警報装置4の通
知先をコンンピュータ室側に切り替え、S57で運用を
開始する。
【0083】以上によって、守衛室側に予めセットされ
ていたときは、図9の(a)の異常警報装置4の自動切
替部49を外部の警報装置側に切り替え、一方、コンピ
ュータ室側に予めセットされていたときは、図9の
(a)の異常警報装置4の自動切替部49を付帯の警報
装置側(警報表示)に切り替えることが自動的に可能と
なる。そして、ソフト異常、ハード異常あるいはオペレ
ータ介入事象が発生したときに、自動的にその設定され
ていた守衛室あるいはコンピュータ室のいずれかに警報
あるいはオペレータ介入事象を通知し、管理者に知らせ
ることが可能となる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
状態検知部41を設けてコンピュータシステムおよび各
種機器の異常状態やオペレータ介入事象を検知して警報
通知したり、優先度に従い通知先に通知方法、通知間
隔、通知回数をもとに警報通知したりする構成を採用し
ているため、コンピュータシステムやその付属装置、更
にエアコンなどの各種装置の異常やオペレータ介入事象
を管理者のいるコンピュータ室、守衛室、更に警備会
社、管理者自宅などの指定された場所、更に優先順に順
次異常やオペレータ介入事象を確実に通知することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャートである。
【図3】本発明の他の動作説明フローチャートである。
【図4】本発明の警報表示例(その1)である。
【図5】本発明の警報表示例(その2)である。
【図6】本発明の他の実施例構成図である。
【図7】本発明の通知方法フローチャートである。
【図8】本発明の通知条件例である。
【図9】本発明の他の実施例構成図である。
【図10】本発明の通知先セットフローチャートであ
る。
【符号の説明】 1:コンピュータ室 2:コンピュータシステム 3:エアコン 4:異常警報装置 41:状態検知部 42:検知信号表示部 43:通知出力部 44:電源部 45:通知条件設定部 46:リセット部 47:応答受付部 48、49:自動切替部 51:外部警報装置 52:応答部 11:事務室/守衛室 12:警報装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータや付属機器の端子から出力さ
    れた異常あるいは/およびオペレータ介入事象を検知す
    る状態検知部(41)と、 この状態検知部(41)によって検知された状態信号を
    もとに、予め指定された表示を行ってその旨を知らせる
    検知信号表示部(42)と、 上記状態検知部(41)によって検知された状態信号を
    もとに、予め指定された外部警報装置に出力する通知出
    力部(43)とを備えたことを特徴とする異常警報装
    置。
  2. 【請求項2】コンピュータや付属機器の端子から出力さ
    れた異常あるいは/およびオペレータ介入事象を検知す
    る状態検知部(41)と、 状態検知信号の通知先および通知方法を予め設定した通
    知条件設定部(45)と、 この通知条件設定部(45)に設定された通知先に通知
    方法に従って通知する通知出力部(43)とを備えたこ
    とを特徴とする異常警報装置。
  3. 【請求項3】コンピュータや付属機器の端子から出力さ
    れた異常あるいは/およびオペレータ介入事象を検知す
    る状態検知部(1)と、 状態検知信号の通知先および通知方法を優先度に対応づ
    けて予め設定した通知条件設定部(45)と、 この通知条件設定部(45)に設定された優先度の高い
    通知先に通知方法に従って通知を行って所定時間内に応
    答がないときに次の優先度のものについて繰り返す通知
    出力部(43)とを備えたことを特徴とする異常警報装
    置。
  4. 【請求項4】コンピュータや付属機器の端子から出力さ
    れた異常あるいは/およびオペレータ介入事象を検知す
    る状態検知部(41)と、 状態検知信号の通知先、通知方法、通知間隔、および通
    知回数を優先度に対応づけて予め設定した通知条件設定
    部(45)と、 この通知条件設定部(45)に設定された優先度の高い
    通知先に通知方法に従って通知間隔で通知回数だけ通知
    を行っても応答がないときに次の優先度のものについて
    繰り返す通知出力部(43)とを備えたことを特徴とす
    る異常警報装置。
  5. 【請求項5】コンピュータや付属機器の端子から出力さ
    れた異常あるいは/およびオペレータ介入事象を検知す
    る状態検知部(41)と、 この状態検知部(41)によって検知された状態信号を
    もとに、予め指定された表示を行ってその旨を知らせる
    検知信号表示部(42)と、 上記状態検知部(41)によって検知された状態信号を
    もとに、遠隔監視がセットされていたときに遠隔監視先
    の外部警報装置に出力し、遠隔監視がリセットされてい
    たときには付属の警報装置に出力するように切り換える
    通知出力部(43)とを備えたことを特徴とする異常警
    報装置。
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